SSブログ

PL19:ARSENAL vs West Ham United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−2 West Ham United
2023年12月28日(木)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (13)Souček
 (55)Mavropanos


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard   19Trossard

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(63)11Martinelli>>>24Nelson
(63)35Zinchenko>>>14Nketiah
(78)19Trossard>>>10Smith Rowe


Substitutes
 1Ramsdale
 15Kiwior
 17Cedric
 20Jorginho
 25Elneny
 63Nwaneri


Arsenal 1.jpgシーズンの前半の最後の試合は
エミレーツにウエスト・ハムを迎えた
ロンドンダービーになりましたが
圧倒的にボールを支配しながらも
ゴールを奪う事が出来ずに
0−2で敗れてしまいました。

先発は累積警告で
出場停止の29ハヴァーツに代わって
19トロサールが左インサイドハーフに
入った以外は
前節と同じメンバーが組まれました。

試合は圧倒的にボールを支配したアーセナルが
ウエスト・ハムゴールに迫っていきました。

3分過ぎ、4ホワイトからのパスを受けた8ウーデゴールが
巧みなヒールパスで
7サカが抜け出した所から左脚を振り抜きました。
そのシュートはアレオラの正面で
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
ハードヒットする様なシュートでも
コースを狙うコントロールショットでもない
中途半端なシュートだったのは残念でした。

10分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた
7サカが送った裏へのパスで抜け出した
11マルティネッリがクロスを送りましたが
ファーサイドでフリーだった9ジェズスには
僅かに合わず。

10分過ぎ、左サイドで8ウーデゴールが送ったスルーパスを
ペナルティ内で受けた11マルティネッリが戻したボールを
走り込んできた19トロサールが
ダイレクトで右脚を振り抜きましたが
パスが僅かにズレた為に
枠を大きく外してしまったのは残念でした。

良い形で試合に入れましたので
この時間帯でゴールを奪えていたら
全く違う展開になっていたかもしれませんが
ゴール前での精度に欠いてしまった為に
ゴールを奪えないまま
ウエスト・ハムに先にゴールを奪われてしまいました。

13分、右サイドから送られた
パルミエリが送った
ゴール前を横切る様なクロスに対して
6ガブリエウがそのまま逆サイドに向けて
クリアーしようとしたボールが
そのすぐ背後にいた35ジンチェンコに当たってしまい
そこでこぼれたボールがゴールラインを割る寸前に
ボーウェンが折り返したボールを
ソウチェクに押し込まれてしまい失点。

6ガブリエウがクリアーしようとしてい所に
自らがクリアーしようと35ジンチェンコが
近寄りすぎてしまった為に
6ガブリエウがクリアーしたボールが
当たってしまうと言う
一見コミュニケーションミスの様な場面でしたが
35ジンチェンコはリバプール戦でも
8ウーデゴールに近寄りすぎてしまうと言う
失態を犯してしまった事からも
周りが見えなくなってしまうと言う問題がある様に感じます。

同時にボーウェンが折り返した時に
ゴールラインを割ったかどうかを
VARでチェックしましたが
ボーウェンの脚と被って観えなかった為に
判定出来ずに
そのままゴールが認められました。

しかし以前にも書きましたが
肯定も否定も出来ずに
分からないと言う判定をせざる得ない現行のVARは
全く機能していないと言わざる得ず
言うなれば不確かなシステムに
重要な判定を委ねている状況は
非常に問題だと思います。

ピッチの中に死角が存在している事を認識していながら
なぜそれを放置し続けているのか?
本当にどうにかして欲しいと思います。

この場面でも前回のニューカッスル戦でも
ラインの上空に固定カメラを設置していれば
ボールがラインを割ったのか?割っていないのか?
一目瞭然だっと思います。

極簡単な解決策があるのにも関わらず
それを行おうとしないPLの運営は
怠慢だと言わざる得ないと思います。

因みに個人的にはボールはラインを割っていたと思います。
その理由はVARでのコマ送りの画像を見ますと
まずボーウェンの脚の陰からボールが出てくるカットでは
ラインの端と重なっていたボーウェンの脚は
そのラインの端から外側方向にズレて重なりがなくなり
同時にボールの端がライン上にかかっている事が確認出来ます。

一方でその1コマ前のカットでは
ボーウェンの脚とラインの端が同じライン上で重なっており
同時にボールもその陰に完全に被っている為に
ラインを割っているのかどうかは確認出来ませんでした。

この2コマだけならばラインを割っていないと決断しても
文句の言いようがありませんが
しかしそこから2コマ手前のカットでは
完全に脚の陰に隠れていたボールが
ボーウェンの内股側に確認出来ており
同時にボールを折り返した左足はその2コマの間に
ゴールネットの網目の約1/2個程の距離を
動いている事が確認できます。

この事からボールの位置も
当然ゴールネットの網目の約1/2個程、
ラインから出ていた事になると思いますので
この場面ではボールはラインを割っていたはずです。

勿論、目視出来なければ判定を下せないと言うのは
グレーはクロではないと言う
推定無罪の原則がありますので仕方がありませんが
その推定無罪をなくす努力をしていない状況は
本当に腹立たしい限りです。

その後も圧倒的にボールを支配して
ウエスト・ハムゴールを目指していきましたが
なかなかゴールに迫る事が出来ず
次に本当の意味でゴールに迫ったのは
この場面だったと思います。

29分過ぎ、右サイドからペナルティの中に入っていった
9ジェズスからのショートレンジのクロスを
ゴール前に走り込んでいった7サカが
ヘッドで合わせましたが
アレオラのファインセーブで阻まれゴールを奪う事が出来ず。

34分過ぎ、右サイドのショートコーナーからの流れから
35ジンチェンコが送ったクロスを
4ホワイトがヘッドで合わしましたが
当たりが薄くゴールを奪う事は出来ず。

35分過ぎ、19トロサール〜9ジェズス〜
8ウーデゴール〜7サカへと
左サイドから右サイドに展開していき
その7サカからの折り返しを
9ジェズスがスルーしたボールに対して
11マルティネッリが右脚を振り抜きましたが
枠を捉えられず。

この場面では7サカのクロスをスルーした9ジェズスが
ソウチェクのスライディングタックルで倒されましたが
判定はノーファールでした。
確かにこの場面のソウチェクのスライディングタックルは
タイミング的にはイーブンのタイミングでしたので
ファールを取るのは難しかったのかもしれませんが
そのソウチェクのスライディングタックルは
9ジェズスの背後からのタックルであり
しかもボールに触る事なく
9ジェズスに接触していましたので
ファールを取ってもおかしくない場面だったと思います。

38分過ぎ、4ホワイトからのパスを受けた29トロサールが
35ジンチェンコに向けて縦パスを差し込みましたが
トラップが跳ねた所をオグボンナにカットされてしまい
シュートは撃てず。

しかしこの場面の19トロサールのダイレクトパスの様な
相手の動きの先を行く様なパスを
もっと入れる事が出来ていたら
ゴール前のスペースを消されていた
この試合の様な状況でも
もっと効果的に崩せていたかもしれませんでした。

41分過ぎ、8ウーデゴールからのスルーパスで
裏に抜け出した7サカが
角度のない所から右脚を振り抜きましたが
ポストを叩きゴールを奪う事が出来ず。
そしてそのリバウンドも19トロサールが押し込めず。

前半アディショナルタイム、
8ウーデゴールからの巧みなヒールパスを受けた
9ジェズスからのリターンパスを受けた
8ウーデゴールがスペースのない所を切り込んでいきましたが
途中で潰されてしまいシュートを撃つ事は出来ず。

後半も同様にアーセナルペースで進みましたが
なかなか決定機を作る事が出来ませんでした。

8ウーデゴールの巧みなヒールパスで
裏に抜け出した4ホワイトがクロスを送った50分過ぎの場面、
そのクロスに対してゴール前には誰も飛び込めず。
その流れから送った11マルティネッリのクロスも
誰も飛び込んで来ず。

右サイドからドリブルを仕掛けた1マルティネッリが
19トロサールに一度ボールを預けた後に
ペナルティ内でリターンパスを受けた51分過ぎの場面、
そのトラップが収まらずにシュートを撃つ事が出来ず。

19トロサールのパスを受けた41ライスが
ペナルティの外側から右脚を振り抜いた52分過ぎの場面、
そのシュートも僅かに枠を捉えられず。

良い仕掛けは出来ていたと思いますが
最後の所での精度が足りない為に
ゴールを奪えないまま
セットプレーからゴールを奪われてしまいました。

55分、ウォード・プラウズの右サイドのCKを
マブロパノスにヘッドで決められてしまい失点。

その後もウエスト・ハムゴールを目指しました。

35ジンチェンコからのパスを
左サイドで受けた9ジェズスが
カットインした所から右脚を振り抜いた57分過ぎの場面、
そのシュートは枠を捉えられず。

右サイドで7サカが送ったクロスを
9ジェズスがヘッドで合わせた64分過ぎ、
そのヘッドもアレオラの正面でゴールを奪う事が出来ず。

8ウーデゴールの裏へのパスで抜け出した
4ホワイトのクロスを
ファーサイドで9ジェズスがヘッドで合わした
65分過ぎの場面、
そのヘッドも枠を捉えられず。

とは言え、9ジェズスの前でコーファルが飛んでいたとは言え、
フリーの状況であり
ゴール方向には遮るものは何もない状況でしたので
絶対に決めなければならない場面だっっと思います。

7サカからのパスを受けた24ネルソンが
14エンケティアに向かってラストパスが送られた
73分過ぎの場面、
14エンケティアが前を向いた直後に
背後からコーファルにカットされてしまい
シュートを撃つ事が出来ず。

その流れから今度は右サイドから
8ウーデゴールが折り返したボールを
19トロサールが巧みなトラップで反転して
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもアレオラのファンセーブに防がれ
ゴールを奪う事が出来ず。

2サリバからの縦パスを
ペナルティ内で7サカが受けた77分過ぎの場面、
そこからの左脚を振り抜きましたが
そのシュートもアレオラの正面で
ゴールを奪う事は出来ず。

ファーサイドに向かって走り込んできた
10スミス・ロウに向かって
8ウーデゴールからクロスが送られた79分過ぎの場面、
残念ながら10スミス・ロウのヘッドは
僅かに届きませんでしたが
ゴール前を固められている状況を打開するには
このようなフリーランニングに対して
ピンポイントで合わせる仕掛けは有効だと思います。

7サカが蹴った右CKのこぼれ球に対して
14エンケティアがオーバーヘッドを放った
88分過ぎの場面、
そのシュートもアレオラにセーブされゴールを奪う事は出来ず。

7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ペナルティの外側から
左脚を振り抜いた89分過ぎの場面、
そのシュートもアレオラのファインセーブに防がれ
ゴールを奪う事が出来ず。

結局最後までゴールを奪えない中で
後半アディショナルタイムにPKを奪われてしまいました。

94分過ぎ、ウォード・プラウズから
ボーウェンへ出されたパスを
41ライスがカットしましたが
その時に足を滑らせてしまい
そのボールを奪いにきたパルミエリに対して
不用意に出してしまった41ライスの足で
そのパルミエリを倒してしまいPK献上。
しかしベンラーマが蹴ったそのPKは
22ラヤがセーブしてゴールを死守。

試合はその直後に終わり
0−2で敗戦。

ポゼッション率、74.1%対25.9%
総シュート数、30本対6本
そしてウエスト・ハムのボックス内で
77回タッチしたにも関わらず
ゴールを奪う事ができなかったと言う
不名誉な記録まで作ってしまいました。

このスタッツが示す様に
シュートを撃つ為のチャンスメイクは出来ていても
肝心のゴールを奪う事が出来なかったと言う状況であり
特に相手のアタッキングエリアに入ってからの
フィニッシュの精度や決定力、
ラストパスのパス精度やコンビネーションのズレ、
そしてフリーランニングやポジショニングの確度などに
問題があったと言うのは
誰の目から見ても明らかだったと思います。

個々の選手に関しても
決定機で決められなかった9ジェズスの決定力の問題、
7サカや11マルティネッリの
パフォーマンスレベルの低下などがあり、
これらの選手は昨シーズンのレベルに達していない印象で、
現状としては8ウーデゴールが一人で気を吐いている
状態と言えると思います。

確かにどこからでもゴールを奪えると言う
現在のアーセナルのスタイルは否定しませんが
その一方でアンリやロビンがいた頃の様な
彼らにボールを届ければ
何とかしてでもゴールを奪ってくれると言う
確固たる形がない所が
ある意味弱点にもなっていると思います。

そう言う意味では
仮に決定力の高いストライカーがいたら
多くのチャンスは作れていたここ数試合の状況は
違う結果になっていた可能性もあると思います。

この様な現状を改善する為にも
この冬の移籍期間では
決定力のあるストライカーを獲得する事を
強く望みたいと思います。


C'mon Arsenal !!


追伸、今年も一年間お付き合いしていただいて
ありがとうございました。

今シーズンこそは20シーズンぶりのPL制覇を達成する姿を
グナの皆様と一緒に観れる事を期待して
最後まで全力でアーセナルを応援していきましょう!!

では、良いお年を!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
6ガブリエウ     PL:1G0A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G3A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:3G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G1A CL:1G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:4G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、まとめ [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、まとめ

Arsenal 1.jpg

この冬の移籍期間で
補強が必要になると思われるポジションは

1、フィジカル能力に長けたストライカー
2、5トーマスの去就によってDMF
3、1ラムズデールの去就によって第2GK
4、DFラインの拡充
5、左利きの右サイドアタッカー

の5つだと個人的に考えていますが
20シーズンぶりのPL制覇と
CLの上位進出を達成する為に
どのポジションを優先して補強するかは
それぞれのポジションで一長一短があると思います。

同時に現在のチームを更に強化する為には
当然ですが一流どころの選手の補強が必要だと思いますが
そのレベルの選手を獲得する為に必要な補強費を
この冬に準備出来るのかどうかと言う
問題もあると思います。

現実的にこの夏の移籍期間では
FFPの基準を順守する為に
22ラヤを完全移籍で獲得する為に必要だった
£3000万を捻出する事が出来ずに
買取オプション付きのローンで
獲得しなければならない状況だった事を考えますと
この冬に投資可能な補強費は
それほど多くないはずです。

そう言う意味ではこの冬の移籍期間で
新たな選手を獲得する為には
既存の選手の放出を行う必要性があるのは
言うまでもないかもしれません。

その放出候補としては
既に構想外になっている
17セドリックと25エルネニーが
まず挙げられると思います。

17セドリックに関しては
ビジャレアルが興味を示していると言う噂がありますので
この冬に退団する可能性があると思いますが
現在の17セドリックを放出したとしても
£100万程度の移籍金が得られれば
御の字かもしれませんので
補強資金的にはそれ程効果は得られないと思われます。

一方で25エルネニーに関しては
以前はトルコ方面から獲得の噂がありましたが
自身はアーセナルでキャリアを終わらせたい
と言う希望を公言しており
同時に自らがオーナーを務めるサッカークラブを
ロンドンに作ったばかりですので
仮に退団するにしてもロンドンを離れる可能性は
少ない様に感じます。

それ以外ではユベントスやサウジアラビアのクラブが
興味を示している5トーマスと
同じくセリエAのクラブに人気がある
15キヴィオルも補強資金を得る為に
移籍する可能性があるかもしれません。

しかし序列を下げているとは言え
5トーマスは中心選手の一人であり、
同時にただでさえ頭数が足りていないDFラインから
15キヴィオルの移籍を許すとは思えません。
そして仮に放出した場合には
放出した選手以上の選手を獲得しなければ
戦力低下を起こす可能性もある事からも
補強資金を得る為とは言え
この2人を放出する可能性は少ない様に感じます。

そして出場機会を求めて1ラムズデールが
移籍を志願する可能性が根強く語られています。

勿論、チームとしては1ラムズデールの移籍を許可する可能性は
非常に少ないと思いますが
その一方でこの現役イングランド代表のGKを放出した場合には
獲得した時に投資した£3000万を上回る
£4000万〜5000万クラスの移籍金が予想されますので
冬の移籍期間での補強予算を増やす為に
1ラムズデールを放出する可能性は残っている様に感じています。

仮にこれらの5選手を放出したとしたら

17セドリック  £100万
25エルネニー  £100万
5トーマス   £3000万
15キヴィオル  £2000万
1ラムズデール £5000万

最大£1億程度の補強資金を得ることが出来るかもしれません。

これだけの補強資金があれば

トニー       £8000万
イナシオ      £5210万
ドウグラス・ルイス £8000万

のいずれかの選手を獲得する事が
出来るかもしれません。

あとはメインターゲットを
どのポジションに定めるかだと思います。

よりチーム力を強化する事を優先するのならば
ストライカーの補強を優先するのが良いと思います。

一方でチームの失速を防ぐ為ならば
頭数が足りていないDFラインの補強を
優先するのが良いと思います。

そして噂通り中盤の補強が
優先される可能性もあると思われます。

よって
放出
 5トーマス   £3000万
 1ラムズデール £5000万
獲得
 トニー     £8000万

放出
 5トーマス   £3000万
 15キヴィオル  £2000万
獲得
 イナシオ    £5210万

放出
 5トーマス   £3000万
 1ラムズデール £5000万
獲得
 ドウグラス・ルイス £8000万

この様なパターンならば
移籍金が高額な選手の獲得も
実現する事が可能かもしれません。

勿論、1ラムズデールを放出した場合には
第2GKの獲得が必要になると思われますし、
反対にトニーを獲得した時には
14エンケティアがチームを離れる可能性も
出てくるかもしれません。

そして5トーマスが移籍した場合には
シーズン終わりまで41ライス&20ジョルジーニョ体制で
乗り切る事が出来るかどうか
熟考しなければならないと思いますので
単純にメインターゲットの補強だけでは済む事はありませんが
それでも現在のチームをプッシュする様な
実力者の補強は期待したいと思います。


20シーズンぶりのPL制覇と
CLの上位進出を達成する為に
この冬の移籍期間で我々を驚かす様な補強を
行ってくるかどうか
楽しみに待ちたいと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−3

Arsenal 1.jpg

次は、
『1ラムズデールの去就によって第2GK』
『DFラインの拡充』
『左利きの右サイドアタッカー』
に付いて考えてみたいと思いますが
『1ラムズデールの去就によって第2GK』に関しては
有事に備えて水面下では動いていると思いますが
表面上は全く名前が挙がってきていませんので
全く分かりませんので
それ以外の2つに関して考えてみたいと思います。


〜〜〜CB〜〜〜

ゴンサロ・イナシオ(22歳):CB
Gonçalo Inácio
スポルテッィングCP
2001年8月25日生
185cm 
ポルトガル代表
移籍金 £5210万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

DFラインの拡充に関しては
ジェノアのCBのドラグシンや
ガラタサライの右SBのサシャ・ブイ等
何人かの選手が噂に挙がっていましたが
今は沈静化している印象で
代わりにスポルテッィングのイナシオが
噂に挙がってきています。

イナシオは185cmと上背的には
昨今のCBの中では小さな方であり
体格的にも平均的な体格をしていますが
当たり負けしない強度があり
同時に的確にボールを奪うディフェンススキルと
奪いに行く絶妙なタイミング感覚を武器にした
対人守備は非常に高い評価を受けている様です。

そしてスピードと俊敏性も優れており
セットプレーのターゲットになっている様に
空中戦でも強さを発揮するなど
フィジカル能力は総じて高い印象を受けます。

そして何よりも高く評価されているのが
足元の技術レベルだと思います。
スペースのない所でもしっかりとキープする事が出来る
ボールコントロールは柔軟で安定しており
左脚から繰り出される精度の高いフィードは
その1本で状況を変える事が出来る
大きな武器になっています。

シティのルベン・ディアスと比較される様な
逸材であるイナシオは
アルテタ監督好みのCBと言うのは言うまでもないと思いますが
アーセナル以外でも多くのビッグクラブが
獲得に動いていると言われていますので
獲得を考えているのならば
この冬か、遅くても来夏が勝負時だと思います。

とは言え、現在のアーセナルのCBには
6ガブリエウと15キヴィオルの
2人の左利きのCBを擁していますので
更に左利きのイナシオをスカッドに加えるとは
あまり考えられません。

勿論、イナシオはスポルティングでは
左CBだけではなく右CBでもプレーしている様ですので
左CBだけではなく右CBとしても
起用する事を考えているのかもしれませんが
普通に考えますとイタリア方面から
獲得の噂がある15キヴィオルを放出して
代わりにイナシオの獲得する事を考えているのではないかと
勘繰ってしまいます。

どちらにせよ、仮にイナシオを獲得した場合には
早かれ遅かれ15キヴィオルが放出される可能性は
高くなると思われますが
未だに2サリバ&6ガブリエウと
ローテーションを組むレベルまで達していない
状況を考えますと
15キヴィオルをイナシオに入れ替えるのは
個人的には賛成です。


〜〜〜右サイドアタッカー〜〜〜

ペドロ・ネト(23歳):右サイドアタッカー
Pedro Neto
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
2000年3月9日生
177cm 62kg
ポルトガル代表
移籍金 £6000万


ヨハン・バカヨコ(20歳):右サイドアタッカー
Johan Bakayoko
PSVアイントホーフェン
2003年4月20日生
179cm 70kg
ベルギー代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

左利きの右サイドアタッカーは
以前からウルヴスのネトが
メインターゲットの一人と言うのは
今も変わってないと思います。

2019年夏にラツィオからウルブスに加入したネトは
2020/21シーズンからポジションを掴み
仕掛けの局面でのエースとして
ウルヴスの中心選手になっており
実際今シーズンもPL10節までに
1ゴール8アシストと驚異的な数字を残しています。

柔軟なボールタッチと抜群のボディーバランスで
スペースのない所でも果敢に切り込んで行けるドリブル、
精度の高いクロスとパンチ力のある左脚のシュート、
そして周囲の動きに合わせて送られるラストパスのセンスと
総じて高いレベルのサイドアタッカーだと思います。

そして右サイドだけではなく左サイドでも
同じレベルでプレー出来る所もポイントで
7サカと11マルティネッリの両者と
ローテーションを組む事の出来る選手としても
非常に有用だと思います。

そのネトを獲得する為には
£6000万クラスの移籍金が必要だと言われていますが
唯一の懸念材料は怪我が多い所だと思います。

今シーズンもハムストリングの怪我で
第11節から離脱している様に
ここ3シーズン連続で長期離脱を繰り返しており
シーズン通して稼働する事の出来ていないネトに
£6000万の移籍金は
個人的にはやや高すぎる様に感じます。

一方で全く獲得の噂には挙がっていませんが
先日のCLのPSV戦でそのポテンシャルの高さを観せつけた
バカヨコも補強方針に合致するタレントだと思います。

右サイドを主戦場としている左利きのサイドアタッカーで
ドリブルを仕掛ける事も
カットインした所から左脚でゴールを狙う事も出来ますので
7サカのバックアッパーとしては
十分のポテンシャルを持っていると思いますので
補強候補に入れて欲しいタレントだと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

PL18:Liverpool vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Liverpool 1−1 ARSENAL
2023年12月23日(土)Premier League, Anfield

Goal
 (4)6Gabriel(←8Ødegaard)
 (29)Salah


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard   29Havertz

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(67)11Martinelli>>>19Trossard
(77)9Jesus>>>14Nketiah


Substitutes
 1Ramsdale
 15Kiwior
 17Cedric
 20Jorginho
 25Elneny
 10Smith Rowe
 24Nelson


Arsenal 1.jpg首位攻防戦としてアンフィールドに乗り込んだ
リバプール戦は
非常にエキサイティングな展開の試合になりました。

先発は前節のブライトン戦と
同じメンバーが組まれました。

試合は開始からアグレッシブに仕掛けた
アーセナルがまずペースを握りました。

試合開始直後、2サリバが前方に蹴り出した
ルーズボールを収めた8ウーデゴールからの
パスを受けた7サカが
右サイドからゴール前を横切る様な
鋭いクロスが送られました。
このクロスは前に出たアリソンにカットされてしまい、
そのこぼれ球を9ジェズスが
ダイレクトで右脚を振り抜きましたが
このシュートもブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

1分過ぎ、7サカが蹴った右CKを
ニアで9ジェズスがヘッドで合わせましたが
そのシュートもアリソンの正面で
ゴールを奪う事は出来ず。

良い感じで試合に入れたアーセナルが
セットプレーから先制ゴールを奪う事に成功しました。

4分、29ハヴァーツがコナテに倒されて得た左サイドからのFKを
8ウーデゴールが蹴り
そのFKを6ガブリエウが合わせて先制ゴール!!

まずオフサイドラインのゴール側に立ち
FKを蹴るタイミングに合わせて
オフサイドラインにまで戻ってきてから飛び出すと言う
最近使っている形が綺麗に決まった
セットプレーだったと思います。

リプレーを観てみてもわかります様に
この形は予め相手選手にマークに付かれない所が
肝の様に観えます。

言うなれ守備側の選手が本来持っている
誰にマークに付くかと言う選択肢を奪い、
守備側のどの選手と対峙するかを
攻撃側の選手が選択する事が出来る所が
最大のポイントだと思います。

もっと言えば対峙する選手の
前側に入るか、後ろ側に入るかによって
場合によっては相手選手の間に2人の選手が入り込んで
マークのギャップを作る事も出来、
更に下がってきた6ガブリエウの動きに
コナテが付いて行けなかったこの場面の様に
守備側の選手がどの選手に対応するべきか
少なからず混乱を生み出す事で
フリーになるチャンスを
増やす事が出来る仕掛けだと思います。

ここからは一進一退のスリリングな展開が続きました。

12分過ぎ、ルーズボールを収めた
8ウーデゴールから7サカ〜11マルティネッリへと繋ぎ
その11マルティネッリが一気に加速して
ドリブルで突き進んだ所から送ったラストパスを
9ジェズスがダイレクトで右脚を振り抜きましたが
枠を捉える事が出来ず。

13分過ぎ、遠藤から送られた右サイドからのクロスを
ガクポがヘッドで後方に逸らしたボールを
ファーサイドでサラーに
ダイレクトボレーを撃たれてしまいましたが
幸いポストの外側で救われました。

この後に賛否が分かれる判定がありました。

18分過ぎ、リバプールのセットプレーからの流れで
パスを受けたサラーがタッチしたボールが
ペナルティ内で8ウーデゴールの左手に当たりましたが
判定はノーファール。
仮にここでハンドを取られていたら
再び大問題になっていたかもしれません。

この場面では確かに8ウーデゴールの左手に
ボールが当たっていますが
その直前に8ウーデゴールが右脚を滑らして
倒れそうになった体勢を立て直そうとする
一連の動きの中でボールが当たった状況でしたので
これだけでもハンドを取るのは難しいと思いますが
そもそもルールブック上は
『近くにいた別の競技者の頭または体(足を含む)から
直接手や腕にボールが触れた時』は
守備者側はハンドを取られないと保証されていますので
当然この場面はハンドには当たらない筈です。

勿論、アーセナルに対しては
一般的な判定基準とは異なる判定基準で
試合が行われている様ですので(苦笑)
この様なルールを無視する様な判定が下されても
おかしくなかったと思います。
そう言う意味ではこの場面でハンドを取らなかったのは
かなり思い切ったジャッジだったとは思いますね、、、(苦笑)

その後も一進一退の状況が続きました。

19分過ぎ、4ホワイトからのパスを受けた7サカが
カットインした所から送った裏へのパスで
4ホワイトが抜け出し
そこからのマイナス方向への折り返しを受けた8ウーデゴールが
右脚を振り抜きました。
そのシュートはジャストミートせずに
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
右サイドを綺麗に崩した場面でした。

しかしミスから失点してしまいました。

29分、最後尾から左サイドのスペースに送った
アレクサンダーアーノルドのロングパスを受けた
サラーが35ジンチェンコをかわした所から
左脚を振り抜かれてしまい失点。

一寸の狂いもない正確なロングパスを送った
アレクサンダーアーノルドのパスも
ニアの上を撃ち抜いたサラーのシュートも
素晴らしかったのは言うまでもありませんが
そのサラーに対応した35ジンチェンコが
再び失点位繋がる大きなミスを犯してしまったのは
残念でした。

この場面でサラーと対峙した35ジンチェンコは
サラーの動きに対して不用意に足を出してしまった為に
あっさりとかわされて
ペナルティの中への侵入を許してしまいました。

きっとこの試合を観ていた多くのグナは
「足を出すなよ、足を出すなよ」と
35ジンチェンコに向かって念じていたと思いますが
案の定不用意に足を出してしまうと言う
悪い癖が出てしまったのは
非常に残念でした。

もっと言えば、ボールを少し動かして
35ジンチェンコの足を誘い出し、
次のタッチであっさりとかわたサラーは
35ジンチェンコが不用意に足を出す癖がある事を
知っていたと思われます。

よってこの様な場面では不用意に足を出さずに
そのままサラーの動きに付いて行き
シュートコースを消し続けるか
最悪シュートコースを限定する様な対応をするべきであり
100%の確率でボールに触る事が
出来る様な状況でない限りは
不用意に足を出す事は絶対に行ってはいけないと思いますので
この場面での35ジンチェンコの対応は
最悪の対応だったと言わざる得ないと思います。

とは言え、35ジンチェンコが
サラーを抑える事が出来ないと言う事は
了承の上で起用している筈ですので
この様な事が起こっても
35ジンチェンコには罪がないのかもしれませんが、、、
それでも18冨安がいてくれれば、、、と
思わざる得ない場面だったと思います。

その後は前半終了間際に
決定機が訪れました。

40分過ぎ、9ジェズスから送られがスルーパスで
抜け出した7サカが
ゴメスのプレッシャーを受けながら
ペナルティ内に侵入した所で
前に出てきたアリソンに
行く手を阻まれてしまい
シュートを撃つ事は出来ませんでしたが
そこで入れ替わる様に11マルティネッリが
ボールを引き取りましたが
そこで足を滑らしてしまった事で
そのままシュートを撃つ事が出来ずに
体勢を整えてから放ったシュートも
枠を捉える事が出来ませんでした。

やはり7サカと入れ替わる様に
11マルティネッリがボールを引き取った時に
そのままシュートを撃てていたら、
もしくはその勢いのまま前に出ていたアリソンをかわしていたら
どちらのパターンでもゴールを奪う大きなチャンスだったと思いますので
11マルティネッリが足を滑らせてしまったのは
非常に残念でした。

とは言え、この日のアンフィールドのピッチは
非常にスリッピーだったと思います。
それはアーセナルの選手だけではなく
リバプールの選手も足を滑らせる選手がいましたので
直前にピッチが一度凍結してしまったのか?
ピッチに問題があった様に観えました。

それを差し引いてもこの日の11マルティネッリは
コンディションが非常に悪そうに観えました。
この後も何度からしくないプレーがあった様に
時間が進むにつれてキレを失い
そしていつもの様なアグレッシブな姿勢が失われていきましたので
コンディションの面にも問題があったのかもしれません。

後半もアグレッシブな展開で始まりましたが
徐々にリバプールの圧力に押し込まれる場面が
増えてきてしまいました。

49分過ぎ、4ホワイトからのパスを受けた
8ウーデゴールが
遠藤の激しいチャージにボールをロストしてしまい
そのこぼれ球を収めたジョーンズからのパスを受けた
サラーに左脚を振り抜かれてしまいました。
6ガブリエウがブロックしたそのシュートは
22ラヤがしっかりとセーブして
ゴールを奪われませんでしたが
前半よりも球際に激しい対応を
仕掛ける様になってきたリバプールに
後手を踏む場面が増えてきたと思います。

50分過ぎ、自陣ペナルティの中で
ボールを奪い返した35ジンチェンコからのパスを受けた
7サカから左サイドを駆け上がってきた
11マルティネッリへ繋げられ
一度は対峙したコナテを振り切りそうになりましたが
そのコナテからの背後からのプッシュに
11マルティネッリはバランスを崩してしまい
シュートを撃つ事が出来ず。

この場面でもコナテのプッシュは
それほど激しいプッシュではありませんでしたが
それでも11マルティネッリは簡単にバランスを崩してしまったのは
らしくないプレーだったと思います。

52分過ぎ、縦パスを受けたソボスライに対して
素早い寄せで奪い返した6ガブリエウからのパスを受けた
35ジンチェンコが不用意に切り返した所で
サラーにボールを奪われてしまい
ショートカウンターを受けてしまいました。

幸いそのサラーからガクポに送られたラストパスを
全速力で戻ってきた41ライスがカットして
事なきに済みましたが
一瞬の隙も許されない展開になればなるほど
ピンチを招く35ジンチェンコの不用意なプレーが
際立ってしまう所は困ったものです。

53分過ぎ、ルイス・ディアスからのパスを受けた
右サイドに駆け上がってきたゴメスが
ペナルティの中に侵入した所から
右脚を振り抜かれてしまいました。

幸いポストの外側で救われましたが
DFとは思えないコンパクトで鋭い脚の振りの
良いシュートだったと思います。

その後は鋭いクロスから何度かチャンスがありました。

57分過ぎ、リバプールのペナルティの中に跳ね上がった
ルーズボールを収めた9ジェズスから
間髪入れずにゴール前を横切る様な
クロスが送られましたが
ファーサイドに残っていた11マルティネッリが
感じる事が出来ずに
走り込んでいなかった為に合わせられず。

この辺りの時間帯になりますと
11マルティネッリは動けない状況になりつつありましたので
代え時だったのかもしれません。

59分過ぎ、35ジンチェンコのサイドチェンジのパスを受けた
7サカがゴメスをかわして
ゴール前を横切る様なクロスが送られましたが
ゴール前に11マルティネッリが飛び込んできましたが
間に合わず。

最近はゴール前を横切る様な
鋭いクロスを入れてくるパターンが
増えている印象ですが
それに対してゴール前に飛び込んで合わせられない、
もっと言えば的確なタイミングで飛び込んでくる選手がいない、
という問題があります。

勿論、これまでも幾つもあった
新しい事をする時の産みの苦しみで
もう少ししたらこのパターンから
ゴールを量産する日が来るのかもしれませんが
本当はこの様な仕掛けを確実にゴールに繋げる
決定力のある生粋のフィニッシャーが
スカッドには必要なのかもしれません。

その後はリバプールの攻勢を凌ぐ時間帯が続きました。

22ラヤが29ハヴァーツに向けて送ったパスを
アレクサンダーアーノルドがヘッドで跳ね返したボールを収めた
エリオットにミドルシュートを撃たれた70分過ぎの場面、
6ガブリエウに当たったこのシュートは
ポストの外側を叩き救われました。

71分過ぎ、7サカが蹴った右CKを
ゴメスがクリアーしたボールに対して
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜こうとした時に
その8ウーデゴールの存在に気が付かずに近寄ってきてしまった
35ジンチェンコが8ウーデゴールを邪魔してしまい
そこからカウンターを受けてしまいました。

最後尾に残っていた41ライスに対して
リバプールはボールを持ち上がってきたサラーを筆頭に
ヌニェス、エリオット、グラフェンベルフ、
アレクサンダーアーノルドの5人が駆け上がってきており
一緒に全速力で戻ってきた2サリバを含めても
2対5と言う絶体絶命の状況に陥ってしまいました。

その様な状況の中で
サラーがペナルティに入る手前から送ったラストパスを
アレクサンダーアーノルドに
ダイレクトで右脚を振り抜かれてしまいましたが
そのシュートはバーを叩き奇跡的に救われました。

この場面に対してアルテタ監督は
コミュニケーションミスと表現していた様ですが
元々の立ち位置から少しステップバックして
落下地点に入っていた8ウーデゴールに対して
全く気が付かずにぶつかる寸前まで
不用意に近寄っていったのは
冷静さを欠いていた35ジンチェンコ一人の問題と言わざるを得ず、
仮にこの場面で失点していたら
PL制覇の行方を左右する
大きなミスになっていたかもしれませんでした。

グラフェンベルフのパスを受けた
エリオットが送ったラストパスを
再びゴメスに左脚を振り抜かれてしまった73分過ぎの場面、
そのシュートは22ラヤのファインセーブで防ぎましたが
この場面でもサイドアタッカーの様なプレーを
ゴメスはしていたと思います。

その後も一進一退の展開のまま
最後までアグレッシブな姿勢を貫き通した
両チームは共にゴールを許す事なく
試合はこのままドロー。

試合開始から試合終了まで
全く止まる事なく
攻守の切り替えを繰り返し続けた
稀に観るアグレッシブな試合だったと思います。

その中でも試合後の会見でも話題になっていた
2サリバ&6ガブリエウ&41ライスの
中央を守るユニットは非常に強固であると共に
ゴールを守る為にはなんでもする様な
責任感と強い意志を感じさせてくれました。

願わくばこの試合に18冨安がいてくれたら
失点の場面は防げていたかもしれませんでしたので
非常に残念でしたが
それでも鬼門のアンフィールドで持ち帰った勝点1は
非常に大きな勝点1になると思われます。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
6ガブリエウ     PL:1G0A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G3A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:3G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G1A CL:1G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:4G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2

Arsenal 1.jpg

次は
『5トーマスの去就によってDMF』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜DMF・CMF〜〜〜

ドウグラス・ルイス(25歳):DMF、CMF
Douglas Luiz
アストン・ヴィラ
1998年5月9日生
178cm 66kg
ブラジル代表
移籍金 £8000万


ルベン・ネヴェス(26歳):CMF・DMF
Rúben Neves
アル・ヒラル
1997年3月13日生
180cm 80kg
ポルトガル代表
移籍金 £


マルティン・スビメンディ(24歳)
Martín Zubimendi
レアル・ソシエダ
1999年2月2日生
180cm 74kg
スペイン代表
移籍金 £5200万(バイアウト条項)


ジョアン・パリーニャ(28歳):DMF
João Palhinha
フラム
1995年7月9日生
190cm 82kg
ポルトガル代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この冬に補強が必要かどうかは
潜在的に移籍の可能性がある
5トーマスの去就に左右されると思いますが
現在41ライスをバックアップしている
20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる事から
どちらにせよ来夏には補強が必要なポジションであり
その来夏の補強を繰り上げて
この冬の移籍期間で補強に動く可能性は否定出来ません。

その中で最も多く名前が挙がっているのが
アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスだと思います。

昨シーズンも獲得に動いていたと言われるドウグラス・ルイスは
6番でも8番でもプレー出来る所が
魅力の一つだと思います。

ドウグラス・ルイスは体格的に恵まれている訳ではありませんので
純粋にフィジカル的な強度をもたらす存在ではありませんが
一方で中盤の底の広い範囲をカバー出来る機動力と
危険を察知する嗅覚に優れており
相手の隙をつく様にボールをカットして奪い去る
ディフェンススキルも非常に高いと思います。

また、ブラジル人らしく
細かくボールをコントロールする
足元の技術レベルも高く
スペースのない所やプレッシャーに曝された状況でも
しっかりとキープして的確に次に繋げられる所も
特徴の一つだと思います。

そして右脚から放たれるロングレンジのパスの精度も高く
それはサイドチェンジのパスだけではなく
ミドルシュートやセットプレーにおいても
大きな脅威を与える強力な武器になっていると思います。

この様な6番として必要なスキルを
持ち合わせていますので
基本的には6番のポジションが主戦場になると思いますが
一方でその豊富な運動量と共に
ボールを前に押し進める推進力、
そして足元の技術レベルも安定していますので
Box to Boxタイプとしても機能する事が出来、
41ライスがインサイドハーフの位置で起用された時の役割に
フィットすると思います。

よって41ライスが欠場時には
高いレベルでその穴を埋める事が出来るだけではなく
ポジションを争う良きライバルにもなり、
同時にアンカーとインサイドハーフでの
同時起用も可能だと思いますので
中盤の選手層は劇的に挙がるタレントだと思います。

しかし現在絶好調のアストン・ヴィラの
中心選手であるドウグラス・ルイスを
この冬に放出するとは考え難く、
£6000万〜8000万と言われている移籍金も
アストン・ヴィラは£1億クラスの移籍金を
要求していると言われていますので
仮に獲得に動けたとしても
この冬と言うよりも来夏の様に感じます。

この夏にサウジアラビアに渡った
ルベン・ネヴェスが
そのサウジアラビアの環境に満足していない為に
ヨーロッパに戻ってくる事を希望していると言う
噂が挙がった事でネヴェスも獲得候補に挙がっていましたが
その後本人がその噂を正式に否定した事で
今は沈静化しています。

とは言え、この夏に獲得したトナリが
賭博に関する規則違反で10ヶ月の出場停止処分を受けた事で
アル・ヒラルとオーナーが同じニューカッスルが
その穴埋めとしてネヴェスを連れてくる可能性は
完全に消えた訳ではありませんので
ネヴェスがイングランドに戻ってくる可能性はありますが
現時点では獲得出来る可能性はあまりなくなったと思います。

昨冬も獲得に動いたと言われる
レアル・ソシエダのスビメンディも
獲得候補だと思います。

スビメンディは長短の正確なパスを操って
中盤の底からゲームを作る司令塔タイプの選手で
隙があれば自ら持ち上がる推進力もあると思います。
同時に的確な読みと鋭い出足で相手の先手を突き
そして確実にボールにアタックして奪い返す
ディフェンス技術も安定していると思いますので
フィジカル的な強度はそれほど強くなさそうですが
それを感じさせていないと思います。

しかしレアル・ソシエダの生え抜きであり
近年の躍進を支える中心選手になっているスビメンディは
人一倍レアル・ソシエダ愛が強いと言われており
昨冬もアーセナルは獲得に動いた様ですが
CLの出場権を獲得するチャンスがあったレアル・ソシエダから
シーズン途中に移籍する事を拒み
その移籍は実現しませんでした。
よって今シーズンもCLでグループステージ首位で突破した
レアル・ソシエダから
シーズン途中で移籍する可能性は
限りなく低いと思われますので
冬の移籍期間で獲得するのは
非常にハードルが高いミッションだと思います。

フラムのジョアン・パリーニャも
最近噂に挙がっている選手の一人です。

パリーニャは展開を動かす
ロングレンジのパスの精度も印象的ですが
最も印象的なのは守備の面だと思います。
当たり負けしないフィジカル的な強度と
的確にボールを奪い返す深いタックルを武器に
まさに攻撃の芽を刈り取る様な守備を観せており
今回名前が挙がった選手の中では
最もその体格的な優位性を活かしたタイプだと思います。

以前からバイエルンが獲得を狙っていると言われていますが
今回の選手の中では冬の移籍期間で
最も獲得するチャンスがある選手だと思います。


移籍する可能性を否定したネヴェスは
既に除外されているかもしれませんので
それ以外の選手を考えますと
アルテタ監督がどの様なタイプを求めているかによって
獲得の優先度が変わってくると思います。

来夏に契約が切れる20ジョルジーニョに代わる
司令塔タイプを求めているのならば
スビメンディが最も適していると思いますし
フィジカル的な強度と高さを求めているのならば
パリーニャが最も適していると思います。
一方で現在のアルテタ監督が
複数のポジションをこなせる選手を
好んでいる事を考えますと
6番でも8番でも機能しそうな
ドウグラス・ルイスが最も適していると思いますので
噂に挙がる機会が一番多いドウグラス・ルイスが
メインターゲットだと思われますが
前記の様にこの冬で獲得するには
高額な移籍金が必要だと思われますので
非常難しいミッションだと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1

Arsenal 1.jpg

次は色々なメディアで
補強候補に名前が挙がっている選手等に付いて
考えてみたいと思います。

では、まずは
『フィジカル能力に長けたストライカー』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜ストライカー〜〜〜

イヴァン・トニー(27歳):ストライカー
Ivan Toney
ブレントフォード
1996年3月16日生
185cm 76kg
イングランド代表
移籍金 £6000〜8000万


ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(24歳):CF
Dusan Vlahovic
ユベントス
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £


ベンヤミン・シェシュコ(20歳)
Benjamin Šeško
RBライプツィヒ
2003年5月31日生
194cm 85kg
スロベニア代表
移籍金 £3500万


マルコス・レオナルド(20歳):CF
Marcos Leonardo
サントス
2003年5月2日生
178cm 71kg
ブラジルU-23代表
移籍金 £


ビクター・オシムヘン(25歳):CF
Victor Osimhen
ナポリ
1998年12月29日生
186cm 78kg
ナイジェリア代表
移籍金 £1億3000万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前から最も名前が挙がっているのが
ブレントフォードのトニーです。

2021/22シーズンは
PL12ゴール5アシストに止まりましたが
昨シーズンはPL20ゴール4アシストを挙げて
得点王争い3位に入り
点取り屋として一気に開花したトニーは本当ならば
この夏にPLのビッグクラブに引き抜かれてもおかしくない
注目のタレントでした。

しかし賭博規則違反を犯した為に
2023年5月〜2024年1月17日までの
8ヶ月間出場停止処分を受けた為に
この夏の移籍は頓挫してしまいましたが
それでも依然として注目度の高いストライカーには変わりはなく
この冬の移籍期間でも多くのPLのビッグクラブが
獲得に動くと言われています。

トニーはスピードと跳躍力に優れると共に
当たり負けしないフィジカル的な強度も有している
フィジカル能力が高いストライカーで
FKのキッカーも務めている様に
右脚から放たれるショットも強く正確だと思います。

同時にゴール前でのポジショニングセンスや
走り込むタイミングセンスも優れていますので
地上戦でも空中戦でもクロスに合わせるのが上手く
ゴールパターンは多岐に渡ると共に
ゴール前でも常に冷静ですので
フィニッシャーとして優秀だと思います。

この様にゴール前での強さが魅力である一方で
フィニッシャーに特化したタイプの
ストライカーと言う訳ではなく
足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチも柔軟ですので
スペースのない所やDFのプレッシャーに曝された状態でも
ボールを持つ事が出来、
周囲の選手を使うポストプレーも
安定していると思います。

特に1タッチパスで決定機を創造する
コンビネーションプレーも得意としている印象で
トニーに入ったパスをダイレクトで裏に送り
サイドからゴールに向かって走り込んできた
7サカや11マルティネッリが抜け出して
ゴールを陥れる姿は容易に想像出来ますので
現在のアーセナルのスタイルにも
すぐにハマりそうです。

勿論、8ヶ月の間実戦から離れている為に
昨シーズンの様なパフォーマンスが
すぐに出来るかどうかと言う問題と
夏の移籍期間でFFPを順守する為に
22ラヤを獲得する為の£3000万を出せなかった
アーセナルの財務状況で
トニーを獲得する為に
£6000万〜8000万と言う移籍金を
捻出する事が出来るかどうかと言う問題がありますので
獲得のハードルは非常に高い様に感じますが
すでにPLでの実績を積んでいるトニーは
即戦力として魅了的だと思います。

2021/22シーズンの冬の移籍期間でも獲得に動いた
ユヴェントスのヴラホヴィッチも
主要ターゲットの一人かもしれません。

体格に恵まれているヴラホヴィッチは
フィジカル的な強度に優れ
強烈で正確な左脚を持っている
9番タイプのストライカーで
現在のアーセナルのスカッドに欠けているタイプの
ストライカーだと思います。

フィオレンティーナでの活躍が評価され
2021/22シーズンの冬の移籍期間で
ユベントスに移籍しましたが
そのユベントスに移籍してからのヴラホヴィッチは
フィオレンティーナで観せていた様な
爆発的な活躍を未だに観せておらず
同時にヴラホヴィッチの高額年俸が
財務状況が良くないユべントスを
圧迫していると言われていますので
適切なオファーがあれば
ユベントスは放出する可能性があると
言われています。

とは言え、フィオレンティーナから獲得した時に
約£7000万と言われる移籍金を投資した事を考えますと
ユベントスはそれを回収する為に
それに近い金額の移籍金を要求してくると思われますので
やはり獲得のハードルは低くないと思われます。

そう言う意味ではRBライプツィヒのシェシュコは
現実的な補強候補なのかもしれません。

上背があり足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチは柔らかく繊細で、
細かなボールタッチでボールを動かせ
ボディーバランスも良さそうなので
スペースのない所でも苦にしない印象を受けます。

そしてストライドが大きく
スピードに乗ったドリブルを観せる一方で
瞬発的な速さは若干物足りず
同時に大柄ですがフィジカルコンタクトや
球際の強さもやや物足りない印象を受けます。

現時点では持っているフィジカル的な利点を
活かせていない印象を受けますので
今後この辺りを改善し伸ばす事が出来れば
大化けする可能性があるストライカーだと思いますので
今のうちに獲得して育てて行くのもありだと思います。

サントスのマルコス・レオナルドも
獲得の噂に挙がるストライカーですが
マルコス・レオナルドは
どちらかと言うと
セカンドトップタイプのストライカーで
現在のスカッドに欠けている
フィジカル能力に長けたストライカーではありません。

しかしマルコス・レオナルドは
以前からこの冬にステップアップを希望しており
同時にサントスが2部に降格してしまった事で
この冬にサントスを離れる可能性が加速したと言えます。

よって即戦力としての補強ではありませんが
マルコス・レオナルドの獲得を目指すのならば
この冬がベストなタイミングなのは
言うまでもないと思いますので
将来的に9ジェズスや14エンケティアに代わる
ストライカーの育成の為の
先行投資として獲得するのならば
十分にありだと思います。

一方で本当ならばオシムヘンの様な
シーズン20ゴールを保証してくれる様な
ワールドクラスのストライカーが
アーセナルには必要なのかもしれません。

しかしナポリがCL決勝トーナメントに進出している関係で
この冬にエースストライカーを手放すとは考えられませんので
本当に獲得に動くとしても来夏だと思います。

とは言え、そのオシムヘンを獲得する為には
バイアウト条項に設定されている
£1億3000万と言う金額を満額支払う必要がありますが
現在のアーセナルに2シーズン連続
£1億以上の投資が出来る財務力があるかどうかは
少なからず疑問を感じます。


今シーズン、20シーズンぶりのPL制覇と
CL上位進出を目指すと言う意味では
8ヶ月間実戦から離れているとは言え
PLでの実績があるトニーを獲得するのが
一番現実的で効果的な補強の様に感じます。

実際、得点力があるだけではなく
周囲を活かすプレーも出来るトニーは
現在のアーセナルのスタイルに合っていると思いますので
個人的にはトニーの獲得を希望します。

一方で現在のスカッドに欠けている
前線の高さと強さをもたらしてくれる
ヴラホヴィッチも選択肢に入ると思います。

しかしユベントスに移籍してから
未だに完全に適応出来ていない事を考えますと
適応に難しいと言われるPLへ移籍しても
以前の様な爆発力を
すぐに観せてくれるかどうかが不透明な分、
適応の心配が少ないトニーよりは
優先順位は劣る様に感じます。

先行投資としてシェシュコとマルコス・レオナルドを
獲得するのもアリだと思いますが
それはあくまでも即戦力のストライカーの補強とは
別の枠と考えるのが適切であり
仮にこの冬に即戦力のストライカーを獲得出来なかった場合には
中途半端な補強を行わずに
この冬の予算を来夏に繰り越して
来夏にオシムヘンの獲得に集中投資するのも
ありだと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−5 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−5

Arsenal 1.jpg
〜〜まとめ〜〜

今回は20シーズンぶりのPL制覇、
そしてCL上位進出をを目指す上で
現在のチームをブーストする為に
どこのポジションを補強する必要性があるのかを
考えてみたいと思います。

そこで私見的にこの冬の移籍期間で
補強が必要になると思われるポジションは

1、フィジカル能力に長けたストライカー
2、5トーマスの去就によってDMF
3、1ラムズデールの去就によって第2GK
4、DFラインの拡充
5、左利きの右サイドアタッカー

の5つだと考えます。


1、フィジカル能力に長けたストライカー

現在のアーセナルのシステム上
必ずしもストライカーが
ゴールを奪わなければならないシステムではありませんが
それを差し引いても
9ジェズスにせよ14エンケティアにせよ
ゴール数が物足りないと言うのは否めません。

同時に現在のアーセナルの前線には
高さと強さが欠けており
それと共にバックアッパーの14エンケティアが
流れを変えたり短い時間で結果を出す様な
ゲームチェンジャーとしても機能していない事を考えますと
得点力と勝負強さがあり
高さと強さをもたらしてくれる
フィジカル能力が高いストライカーが
必要だと考えます。


2、5トーマスの去就によってDMF

賭博事件の関係で中盤が手薄になっている
ユベントスの補強者リストの中に
5トーマスが入っていると言う噂があり
同時にサウジアラビアのクラブも
大金をチラつかせて引き抜きを
画策していると言う噂が絶えませんので
5トーマスが引き抜かれてしまった場合には
補強に動く必要性が出てくるかもしれません。

とは言え、この夏に加入した41ライスが
速やかに適応してポジションを掴み
そのバックアッパーとしてジョルジーニョもいますので
仮にこの冬に5トーマスが引き抜かれても
早急に補強が必要なポジションではありませんが
その20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる関係で
遅くても来夏には補強が必要なポジションになりますので
それを前倒ししてこの冬に補強に動く可能性は
否定出来ないと思います。


3、1ラムズデールの去就によって第2GK

22ラヤの加入により第2GKに降格した1ラムズデールは
来夏に開催されるユーロ2024に参戦する
イングランド代表に入る為に
出場機会を求めて移籍を志願する可能性があります。

同時にポープが肩を脱臼してしまった為に
長期離脱中のニューカッスルや
ロベルト・サンチェスが膝を怪我した為に
長期離脱する可能性があるチェルシーが
この冬の移籍期間でGKの補強に動く可能性がありますので
正GKクラスの補強が必要なこれらのクラブと
出場機会を求めている1ラムズデールの思惑が一致する
この取引が成立する可能性は
否定出来ないと思います。

しかしPL制覇とCL上位進出を求めているアーセナルとしては
今シーズン中は1ラムズデールを
キープしたいと考えているはずですので
退団を許す可能性は低いと思いますが
それでも1ラムズデールがチームを離れる様な事が起こった場合には
新たな第2GKの獲得に動く必要性があると思います。


4、DFラインの拡充

元々頭数的に十分ではない所に
この夏に獲得した12ティンバーが
開幕戦で右膝関節前十字靭帯損傷の怪我を負って
離脱してしまった為に
シーズン前半はギリギリの人員で稼働していましたが
現在は更に18冨安まで離脱してしまった為に
全く余裕がない状況に陥っています。

元々18冨安がこの冬に開催される
アジアカップに参戦する事は
想定されていたと思いますので
その期間の対処方法は予め考えられていたと思われますが
どちらにせよ今回の怪我の回復具合に関わらず
日本代表が決勝にまで進出した場合には
2月10日まで拘束されてしまいますので
18冨安が戻ってくる2月中旬までの間
このままの人員で乗り切るのは
少なからずリスクを伴うと思います。

その様な状況を考えこの冬の移籍期間の間に
補強を動く可能性があると思いますが
12ティンバーにせよ18冨安にせよ
いずれ帰ってきますので
来シーズン以降人員過多に陥らない様に
この冬はローン移籍での補強が出来れば
理想的かもしれません。


5、左利きの右サイドアタッカー

右サイドアタッカーには左利きの選手を配置すると言うのが
アルテタ監督の基本的な構想ですが
現在のスカッドで右サイドの7サカをバックアップしているのは
右利きの24ネルソンになっていますので
潜在的に左利きのサイドアタッカーは
補強候補に入ると思います。

しかしこの冬の移籍期間の予算を考えれば
そこまで手が回る可能性は少なく
実際補強に動くのは来夏になると思われますが
それでも他のポジションの補強が全て不調で
この冬に獲得可能な選手が現れた時には
補強に動く可能性は否定出来ません。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

PL17:ARSENAL vs Brighton [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Brighton
2023年12月17日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (52)9Jesus
 (87)29Havertz(←14Nketiah)


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard   29Havertz

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(80)9Jesus>>>14Nketiah
(81)11Martinelli>>>19Trossard
(88)7Saka>>>24Nelson
(88)29Havertz>>>10Smith Rowe
(90+2)35Zinchenko>>>15Kiwior


Substitutes
 1Ramsdale
 17Cedric
 76Walters
 59M. Lewis-Skelly


Arsenal 1.jpg直近のホームでのブライトン戦は
3連敗中と言う状況もあり
この試合も難しい試合になる事が
予想されましたが
その予想を覆して
完璧な試合運びで完勝しました。

先発は前節のアストン・ヴィラ戦と
同じメンバーが組まれました。

試合は試合開始の笛がなるや否や
全力で仕掛けたプレスで
ブライトンを相手陣内に押し込み続けて
一気に流れを掴みました。

41ライスからサイドチェンジのパスを受けた
7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが送った
浮き球のパスでその7サカガ裏に抜け出した
50秒過ぎの場面、
そこからの折り返しはゴール前に入ってきた
29ハヴァーツは合わせられませんでしたが
この攻撃の始まりも前線からのプレスに曝された
ダンクのパスを29ハヴァーツがカットした所から始まった
攻撃でした。

8ウーデゴールからのパスを受けた7サカが
対峙したミルナーをかわして
ポケットの位置にまで侵入した所から
鋭いグラウンダーの折り返しを送った5分過ぎの場面、
残念ながら中に入ってきた9ジェズスは
合わせられませんでしたが
触っていたら決まっていたかもしれない
惜しい場面だったと思います。

8ウーデゴールからのスルーパスで抜け出した7サカが
カットインした所から左脚を振り抜いた11分過ぎの場面、
残念ながらそのシュートはジャストミートしませんでしたが
この後もこの場面の様に8ウーデゴールの左脚から
何度となくビッグチャンスが作られました。

4ホワイトからの縦パスを受けた7サカが
ダイレクトで41ライスに繋ぎ、
その41ライスがペナルティに向かって
ドリブルで切り込んだ所から送った
ラストパスを受けた7サカが左脚を振り抜いた
13分過ぎの場面、
7サカはトラップした後に
もう1タッチしてボールを置き直してから
左脚を振り抜いた分
そのシュートはブロックされてしまいましたが
7サカがトラップした時にもう少し前にボールを置けていたら
相手がブロックしにくる前に
間髪入れずに左脚を振り抜けていたと思いますので
惜しい場面でした。

7サカからのパスを受けた41ライスが
裏に出てきた4ホワイトに縦パスを通し
その4ホワイトからのパスを受けた8ウーデゴールが
カットインした所から
豪快に左脚を振り抜いた13分過ぎの場面、
そのシュートはファーサイドのポストの僅かに外で
ゴールを奪う事は出来ず。

41ライスのサイドチェンジのパスを受けた11マルティネッリが
フェルトマンをかわした所から繋いだ9ジェズスが
持ち込んだ所から右脚を振り抜いた19分過ぎの場面
このシュートは相手DFの足に当たりコーズがそれて
ゴールを奪う事が出来ず。

11マルティネッリのクロスを
CKの流れで前線に残っていた6ガブリエウが
ヘッドで合わした22分過ぎの場面、
そのヘッドもフェルブルッヘンの正面で
ゴールを奪う事は出来ず。

8ウーデゴールのスルーパスを受けて
裏に抜け出した7サカが送った折り返しを
ゴール前に入ってきた11マルティネッリが合わした
31分過ぎの場面、
背後からファンヘッケのプレッシャーを受けていた事もあり
11マルティネッリのシュートは枠を捉えられませんでしたが
それにしても8ウーデゴールが左脚のアウトサイドで送った
スライスボールのスルーパスは
非常に美しい軌道の完璧なスルーパスでした。

8ウーデゴールからの斜めのパスを
駆け上がってきた35ジンチェンコが受け
その35ジンチェンコから送られた
スルーパスを受けた11マルティネッリが
そのままドリブルで切り込んで行った所から
左脚を振り抜いた38分過ぎの場面、
そのシュートはフェルブルッヘンにブロックされてしまい
そのこぼれ球に対して29ハヴァーツが
左脚を振り抜きましたが
そのシュートもファンヘッケにブロックされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ませんでしたが
8ウーデゴール〜35ジンチェンコ〜11マルティネッリと言う
一瞬の澱みもなく繋いで行った展開も
非常に美しかったと思います。

7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ペナルティの外側から左脚を振り抜いた
45分過ぎの場面、
この強烈なシュートも
ダンクの頭でのブロックに阻まれ
ゴールを奪う事が出来ず。

完全に試合を支配し
何度となくブライトンゴールに迫って行きましたが
フィニッシュの局面だけ決まらずに
前半はノーゴールで終わりました。

そして後半も勢いを緩める事なく
ブライトンゴールに襲いかかりました。

46分過ぎ、ブライトンの
ゴールキックからのリスタートの場面で
ボールをバックラインで回している時に
前線から激しく仕掛けたプレスで
ミルナーからのパスを7サカが引っ掛け
そのボールを前方に蹴り出そうとしたグロスが
蹴り損ねてしまい
そのこぼれ球を収めた11マルティネッリが
すぐさま8ウーデゴールに繋ぎました。
しかしその8ウーデゴールからのラストパスに対して
7サカは反応出来ずに
シュートを撃つ事は出来ませんでしたが
この様な前線から激しいプレスで
再びペースを握って行きました。

51分過ぎ、ブライトンがバックラインでボールを回している時に
前線からのプレスに曝された事で
苦し紛れに送ったフェルブルッヘンのパスを
41ライスがカットしたボールを
ペナルティ内で7サカが収め
その7サカから8ウーデゴールへ
ラストパスが送られましたが
8ウーデゴールがシュートを撃つ寸前に
ファンヘッケにカットされてしまい
シュートを撃つ事が出来ず。
仮に8ウーデゴールがダイレクトで合わす事が出来れば
ゴールを奪うチャンスがありましたが
1トラップした事で
ファンヘッケにカットする隙を与えてしまったのは
残念でした。

しかしここで得たCKから先制点を奪う事に成功しました。

52分、7サカが蹴った右CKを
ファンヘッケがバックヘッドでクリアーしたボールを
ファーサイドで待ち構えていた9ジェズスが
ヘッドで押し込みゴール!!

この後もブライトンゴールに迫りました。

54分過ぎ、 29ハヴァーツのパスを受けた11マルティネッリが
ドリブルで持ち込んだ所から
左脚でゴールの前を横切る様なクロスが送られました。
残念ながら誰もゴール前に詰める事が出来ていなかった為に
合いませんでしたが
誰かが触っていたらゴールを奪うチャンスがあった
良いクロスだったと思います。

一方でブライトンの最初のシュートはこの場面でした。

63分過ぎ、三苫から裏に出された
パスを受けたグロスの折り返しを
ゴール前に入ってきていたヒンシュルウッドに
ヘッドで合わされてしまいましたが
そのヘッドは22ラヤの正面でゴールを死守。

この場面の直後のカウンターで
ブライトンゴールに迫りました。

63分過ぎ、22ラヤからの
スローイングのパスを受けた11マルティネッリが送った
サイドチェンジのパスを受けた7サカが
タメを作っている所から送ったスルーパスで
8ウーデゴールがポケットの位置に入り込みました。
残念ながらファンヘッケにブロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を7サカがダイレクトで右脚を振り抜きましたが
そのシュートは僅かにポストの外側で
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

66分過ぎ、6ガブリエウの裏へのパスで抜け出した
35ジンチェンコがクロスを送りましたが
身を呈して飛び込んできたダンクにブロックされてしまい、
そしてそのこぼれ球を収めた8ウーデゴールのシュートも
再び身を呈して飛び込んできたダンクにブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

67分過ぎ、11マルティネッリが蹴った左CKを
ニアで4ホワイトがバックヘッドで合わせましたが
ゴールラインを越す前にダンクにクリアーされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

71分過ぎ、自陣深い位置で
8ウーデゴールからのパスを受けた7サカが
ドリブルで持ち上がった所から9ジェズスに繋ぎ、
そのままゴールに向かって駆け上がってきた7サカに
9ジェズスがリターンパスが送られましたが
シュートを撃つ前にダンクに潰されゴールを奪う事は出来ず。

長い距離走ってきたからと言う事もあると思いますが
ダンクのチャージに簡単に潰されてしまった様に
この辺りの時間帯から7サカは
スタミナ切れを起こしている様に観えましたので
後半終了間際まで引っ張らずに
もう少し早い段階で交代しても良かったと思います。

73分過ぎ、ファンヘッケからブオナノッテへのパスを
鋭い出足でカットした41ライスから
すぐさま11マルティネッリへ繋げられ、
その11マルティネッリはダンクの股を抜いてかわした所で
戻ってきたヒンシュルウッドにカットされてしまいましたが
そのこぼれ球を
ファンヘッケが弾いたボールを収めた8ウーデゴールが
持ち込んだ所から左脚を振り抜きましたが
このシュートはフェルブルッヘンの
ファインセーブで阻まれゴールを奪う事が出来ず。

74分過ぎ、CKの流れから送った
11マルティネッリのクロスを
マークに付いていたヒンシュルウッドに競り勝った
29ハヴァーツがヘッドで合わせましたが
惜しくも枠を捉える事が出来ず。

そしてこの試合のブライトンの唯一の決定機は
三苫が演出しました。

81分過ぎ、ジョアン・ペドロの裏へのパスで
4ホワイトを置き去りにした三苫が裏に抜け出し
そこから間髪入れずに右脚のアウトサイドで
折り返したボールを
グロスに合わされてしまいましたが
幸い枠を捉えず救われました。

裏に抜け出すタイミングも俊逸でしたが
そこからの右脚のアウトサイドの折り返しも
素晴らしかったと思います。
やはりこのクラスのスピードと鋭さを持ったアタッカーに対峙するには
4ホワイトではやや厳しいのかもしれません。

その後も何度か決定機を作る事に成功しました。

83分過ぎ、自陣深い位置でボールを持った41ライスが
一度35ジンチェンコにボールを預けた後に
そのリターンパスを受けた所から
そのままドリブルで持ち上がり
ペナルティの中にまで持ち上がった所から
そのまま左脚を振り抜きましたが
このシュートもフェルブルッヘンのファインセーブで防がれ
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

それにしても推進力のある41ライスのドリブルは
不思議な魅力があります。
特別スピードがある訳でもありませんが
止まらないスピード感があり、
対峙した相手DFが安易に飛び込めない
独特のな間とリズムがある為に
相手DFはズルズルと下がるしかない
不思議なドリブルだと思います。

そして試合を決める2点目が生まれました。

87分、下がってきた19トロサールからのパスを受けて
前を向いた8ウーデゴールから
14エンケティアに繋げられ
その14エンケティアからのラストパスを受けた29ハヴァーツが
左脚を振り抜きゴール!!

19トロサールが下がってきた事で
ブライトンのブロックにギャップが作られ
そこから連なる様に出来ていったギャップを
見事に突いて崩したゴールだったと思います。

そして後半アディショナルタイムにも
決定機がありました。

92分過ぎ、ダンクからのパスを受けた
ジョアン・ペドロに対して素早く寄せて
ボールを奪い返した41ライスからのクロスを
19トロサールがヘッドで折り返し
そのボールを10スミス・ロウが
ダイレクトボレーで右脚を振り抜きました。

そのシュートはフェルブルッヘンのファインセーブで阻まれ
惜しくもゴールは奪えませんでしたが
ゴール前に出来ていたスペースに
ベストなタイミングで入ってくる事が出来る
10スミス・ロウの特徴が観れたのは良かったと思います。

試合はこのまま2−0で勝利!!

難敵のブライトンに対して
後半途中までシュートを撃たせない
完璧な試合だったと思います。

特に前線からの激しいプレッシングと共に
そこから出てくるボールを
鋭い読みと鋭い出足でボールを回収する
41ライスは別格の凄みがあったと思います。

その一方で前節のアストン・ヴィラ戦と同様に
何度となくシュートチャンスを作る事が出来ていましたが
それを活かしきれない、決めきれないと言う問題が
この試合でも続いていたのは少なからず問題であり
この様な決定力や勝負強さがもっと上がってきたら
もっと楽な試合展開になっていたと思います。

次はリバプールとのアウェイでの首位決戦です。

現在の調子ならば何度かチャンスを作る事は可能だと思いますが
それを確実に決める事が出来るかどうか
そこが大きなポイントになるかもしれません。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G2A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:3G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G1A CL:1G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:4G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−4 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−4

Arsenal 1.jpg次はFWです。


〜〜FW〜〜

今シーズンもサイドアタッカーは
右の7サカと左の11マルティンネッリが
ファーストチョイスで
この2人は現在のチームの
ストロングポイントになっていると思います。

その左サイドを担っているマルティネッリは
独力でサイドから切り込んで行く特大の推進力と
タイミング良くフィニッシュの局面にも顔を出す
ウイングストライカー的な色合いも持ち合わせていますが
この11マルティネッリをバックアップする
19トロサールは
サイドからコンビネーションで仕掛けて
ゴールをアシストしているかと思えば
スルスルとゴール前に顔を出して
ゴールも奪う事も出来る
神出鬼没のアタッカーという印象であり
キャラクターが異なるハイレベルの2人を擁する左サイドは
盤石だと思います。

一方で右の7サカをバックアップしている24ネルソンは
スペースのない所でも切り込んでいける
鋭いドリブルを武器に
最近では苦手だった左脚の精度とパワーも向上しており
左サイドで起用された時には
縦に仕掛けて左脚でクロスを入れられる様になり
右サイドで起用された時には
カットインした所から左脚でゴールを狙える様になっている様に
日に日に成長してきている印象を受けます。

それでも基本的にアルテタ監督は
常にピッチの上でエースとしての重責を担う事を
7サカに求めている関係で
トラブルがない限り7サカを途中で下げる場面が
極端に少ない為に
24ネルソンが起用される場面は
非常に限定的になっています。

しかし現在の24ネルソンならば
中堅クラブならば十分にレギュラーとして
常時先発で起用できるレベルだと思いますので
もう少しチャンスを与えたり
7サカを休ませる事を考えても良い様に感じますが
現時点では7サカに肉薄するレベルではないと
アルテタ監督は評価している様に思われます。

よって頭数的には揃っていますが
本当の意味で7サカとポジション争いが出来、
ローテーション出来る様なレベルのバックアッパーは
潜在的に必要だと思われます。


ストライカーに関しては昨シーズンと同様に
エースの9ジェズスを
14エンケティアがバックアップする布陣で、
0トップとして起用可能な19トロサールと
高さが必要な時には29ハヴァーツも起用可能ですので
昨シーズンよりは頭数は揃っていると思います。

しかしエースの9ジェズスは
昨シーズンの怪我の影響からなのか
調子が上がってくると
怪我で離脱する事を繰り返している為に
その活躍は限定的です。
とは言えピッチに立てば
攻撃陣を活性化させる潤滑油として
7サカや8ウーデゴールや11マルティネッリ等の
周囲の選手を輝かせる事が出来る存在であり
全体的にアーセナルの攻撃力も
1ランク上げる事が出来る存在だと思いますので
エースとして欠かす事の出来ない選手だと思います。

その様な9ジェズスに唯一足りないのが
ゴール数だと思いますが
CLグループステージでは4ゴール挙げている様に
このまま怪我なく調子を上げていけば
PLでもゴール数は伸びてくると思われますので
ゴール数に関してはもう少し様子を見て良い様に感じます。

一方の14エンケティアは
9ジェズスが怪我で欠場する試合が多かった事もあり
シーズン前半は出場機会に恵まれており
その期待に応える様にここまででのPLでは
自身のキャリアハイに並ぶ5ゴールを既に奪っています。

しかしそのゴールの内訳は
第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦の
ハットトリックが含まれていますので
実際ゴールを奪ったのは3試合に限られており
そして昨シーズンでも指摘した様に
15分〜20分程度の
後半途中から投入される様な起用のされ方だと
先日のブライトン戦でアシストを挙げるまでは
ゴールもアシストも挙げる事が出来ていませんでしたので
ゲームチェンジャーとしての役割は
未だに担えていないと言えます。


9ジェズスが健康体であれば
エースとして攻撃陣を活性化させ
今後ゴール数も伸びてくると思われますが
その9ジェズスをバックアップする14エンケティアは
先発から起用される様な
長い時間プレーすればそれなりに結果を出す一方で
ゲームチェンジャーとしては
期待出来ないと言う問題を抱えていますので
本当の意味でスカッドの厚み、強みになっているとは
言い切れない状況です。

同時に両者共にシーズン通して20ゴール奪う様な
ゴールゲッターとしても不足感があるのは否めず
シーズン通して20ゴール期待できる様なストライカー、
特に現在のアーセナルのスカッドには
前線に高さと強さが不足していますので
フィジカル能力に長けたストライカーは
潜在的に必要だと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

2023/24 CLラウンド16組み合わせ決定!! [Arsenal F.C.]

2023/24 CLラウンド16の組み合わせが決定しました。

CL.jpg


 アーセナル(イングランド) vs ポルト(ポルトガル)

 バルセロナ(スペイン) vs ナポリ(イタリア)

 レアル・ソシエダ(スペイン) vs パリ・サンジェルマン(フランス)

 アトレティコ・マドリー(スペイン) vs インテル(イタリア)

 ドルトムント(ドイツ) vs PSV(オランダ)

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) vs ラツィオ(イタリア)

 マンチェスター・シティ(イングランド) vs コペンハーゲン(デンマーク)

 レアル・マドリー(スペイン) vs RBライプツィヒ(ドイツ) 


2023/24 CLラウンド16の対戦相手は
ポルトに決まりました。

グループステージ2位で通過したチームの中には
現在セリエAで首位のインテル、
同じく現在リーグ1で首位のパリSGの様な
ビッグクラブと対戦する可能性があった事を考えれば
ポルトとの対戦は
それほど悪い対戦相手ではなかったと思います。

とは言え、過去にCLで対戦した時は
アーセナルホームでは戦績が良かったのですが
ポルトホームではポルトの方が戦績が良かった事を考えれば
1stレグのポルトホームでの試合が
大きなポイントになるかもしれません。

ある意味鬼門となる1stレグのポルトホームでの試合で
しっかりと勝利する事が出来れば
CLベスト8へ大きく前進すると思いますので
アーセナルの強さを証明する様な試合で
勝利する事を期待としたいと思います。


1stレグ(A)  2/21(水)
2ndレグ(H) 3/12(火)


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0)