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2022/23 ELラウンンド16組み合わせ決定!! [Arsenal F.C.]

2022/23 ELラウンンド16の組み合わせが決定しました。

og-default.jpg



ウニオン・ベルリン(ドイツ)vs ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)

セビージャ(スペイン)vs フェネルバフチェ(トルコ)

ユベントス(イタリア)vs フライブルク(ドイツ)

レバークーゼン(ドイツ)vs フェレンツバロシュ(ハンガリー)

スポルティングCP(ポルトガル)vs アーセナル(イングランド)

マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)vs レアル・べティス(スペイン)

ASローマ(イタリア)vs レアル・ソシエダ(スペイン)

シャフタール(ウクライナ)vs フェイエノールト(オランダ)


2022/23 ELラウンド16の対戦相手は
ポルトガルのスポルティングCPに決まりました。

3/9(木)A
3/16(木)H


今シーズンのスポルティングCPは
ポルトガルリーグでは4位と
波に乗れていない印象を受けますが
CLグループステージでは3位でしたが
同組だったスパーズとは1勝1分けと勝ち越していましたので
侮れない相手だと思われます

本当ならばPLの試合を優先する為に
ELの試合ではある程度ターンオーバーする事が出来れば
より良かったと思いますが
対戦相手がスポルティングCPに決まりましたので
ベストメンバーを組むのか
ターンオーバーするのかが注目されます。

ELでも確実に上を目指すのならば
ベストメンバーを組むべきだと思いますが
個人的には今シーズンは
PL制覇を優先して欲しいと思っていますので
ELはターンオーバーして挑んで欲しいと思っています。


C'mon Arsenal !!


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PL24:Aston Villa vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Aston Villa 2−4 ARSENAL
2023年2月18日(土)Premier League, Villa Park

Goal

 (5)Watkins
 (16)7Saka
 (32)Coutinho
 (61)35Zinchenko(←8Ødegaard)
 (90+3)Martinez(og)
 (90+8)11Martinelli(←21Vieira)


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

20Jorginho

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             19Trossard

14Nketiah


(68)19Trossard>>>11Martinelli
(79)34Xhaka>>>21Vieira
(79)4White>>>18Tomiyasu
(90+5)35Zinchenko>>>3Tierney
(90+5)8Ødegaard>>>16Holding


Substitutes
 30Turner
 15Kiwior
 10Smith Rowe
 24Nelson


Arsenal 1.jpg本当に劇的な試合でした。

先発は前試合のシティ戦から
右SBを18冨安から4ホワイトに戻し
左サイドアタッカーを
11マルティネッリから19トロサールに
遂に変更した布陣になりました。

ここ3試合で1分2敗と足踏み状態のアーセナルは
このままズルズルと後退しない為にも
絶対に勝利が必要な試合でしたが
開始早々に再びミスから失点してしまいました。

5分過ぎ、左サイドの高い位置で
19トロサールからのパスを受けた35ジンチェンコが
対面したキャッシュにボールを奪われてしまい
そこからカウンターを受けてしまいました。
そのキャッシュから送られた
右サイドへのパスを受けたワトキンスに
左脚を振り抜かれてしまい失点。

周りを複数の選手に囲まれていた訳でもなく
何て事のない1対1の状態での
35ジンチェンコのボールロストは
お粗末だったと言わざる得ない
大きなミスだったと思います。

完全に出鼻を挫かれる形で
試合が始まってしまいましたが
ここ数試合と同様に
この試合も全体的に動きが緩慢で中々テンポが上がらず
どこかチグハグな印象で試合は進んで行きました。

その様な中で20ジョルジーニョを起点として
何度かチャンスを作る事が出来ました。

20ジョルジーニョの裏への浮き球のパスで抜け出した
4ホワイトの折り返しに対して
14エンケティアがダイビングヘッドで飛び込んだ
11分過ぎの場面、
残念ながら14エンケティアの手前で
ミングスにクリアーされゴールを奪えず
4ホワイトの位置もオフサイドでした。

20ジョルジーニョのスルーパスで
裏に抜け出した19トロサールが
中に折り返した13分過ぎの場面、
そのクロスはコンサにカットされてしまい、
そのこぼれ球を14エンケティアが収めましたが
シュートを撃つ事は出来ず。

どちらもヴィラのDFラインの裏のスペースを意識した
20ジョルジーニョを起点とした良い仕掛けでしたが
その20ジョルジーニョからの裏へのパスを起点とした仕掛けで
遂にゴールが生まれました。

16分、8ウーデゴールから7サカヘ送られたパスが
カットされたこぼれ球を収めた20ジョルジーニョが
巧みな反転で相手をかわした所から送った
裏へのスルーパスで4ホワイトが抜け出しました。
その4ホワイトからのクロスは
ミングスのヘッドでクリアーされてしまいましたが
そのクリアボールに対して
7サカがダイレクトボレーで左脚を振り抜きゴール!!

早い時間帯に同点に追いつきましたので
ここからエンジンが掛かるかと思われましたが
一向にエンジンが掛からないまま
再び失点してしまいました。

32分、マルティネス〜ミングス〜カマラと繋いで
ボールを持ち上がってきた所から
一度コウチーニョに預けたボールのリターンを受けた
カマラが送ったスルーパスを
右サイドの裏に向かって走り込んできたモレノが
ダイレクトで中に折り返してきました。
その折り返しをブエンディアが跨いでスルーしたボールを
ゴール中央の位置に走り込んできた
コウチーニョに決められてしまい失点。

結果的には綺麗に崩されてしまいましたが
アーセナルのCKの直後のプレーだったとしても
完全に気を抜いた様な対応だったのは残念でした。

前線はまだジョギング状態で
全くプレスをかける素振りがなく、
前線がジョギング状態の為に
中盤には広大なスペースが空いてしまい
全くプレッシャーを掛けられないままボールを運ばれてしまい、
そしてカマラからモレノにスルーパスを出された時に
ピンチに陥っている事に気が付いたのか
やっと動き出しましたが、時すでに遅し、、、。
奪われるべきして奪われてしまった様な
今シーズンの中で最も酷い失点の一つだったと思います。

その後も一向にエンジンが掛からないまま
前半は終了。

アルテタ監督はハーフタイムに
もっとハードワークする様に指示した様ですが
『All or Nothing』を思い出しますと
かなり激しい口調で
選手達に語る姿が目に浮かびます。

その甲斐があってか
後半は大分マシになったと思いますが
それでも全体的にパスコースがズレたり
パススピードが緩かったとりと
全体的なプレー精度が欠けた状態は続いていました。

47分過ぎ、ルーズボール収めた34ジャカからの
パスを受けた8ウーデゴールが前を向いた時点で
3対3の状況になりましたが
パスコースを見出す事が出来ずに
8ウーデゴールが最終的に出したのは
前に向かって走っていた7サカが
急停止して少し戻らなければ受けられない様なパスでした。
結局そのパスを受けた7サカも
ペナルティの外側から左脚を振り抜く事しか出来ず
3対3のチャンスを活かす事が出来ませんでした。

8ウーデゴールがパスを受けた時点で
選択肢は2つだったと思います。
まず最初にパスを出すチャンスがあったのは
左サイド側でタイミングを伺っていた
14エンケティアに向けて
スルーパスを送って勝負させるかでしたが
コンサの下がる動きを観てパスを出すのを辞めたのは
納得できる判断だったと思います。

その次に訪れたパスを出すチャンスは
背後から上がってきた34ジャカへのパスでしたが
多分8ウーデゴールはこの動きには気が付いていなかったと思います。
もし仮にこの動きに気が付いて34ジャカにパスを出せていたら
一番外側にいたモレノは
34ジャカに向かわざる得なくなりますので
その結果、7サカがフリーの状態になっていたと思います。
そしてその34ジャカから7サカにパスを出す事が出来れば
マルティネスと1対1の状況を作る事が
出来ていたかもしれませんでしたので
34ジャカのランニングに気が付いて
パスを出して欲しかったと思います。

51分過ぎ、34ジャカ〜8ウーデゴール〜7サカへと
右サイドへ展開した所から
7サカがクロスを入れました。
そのクロスはコンサにカットされてしまいましたが
そのこぼれ球をペナルティ内で
8ウーデゴールが収めましたが
シュートを撃つ事が出来ずに
後ろに戻したボールを
34ジャカが右脚を振り抜きましたが
そのシュートもブロックされてしまいゴールを奪う事は出来ず。

こぼれ球を収めた8ウーデゴールがトラップした
僅かな時間の間にコンサとカマラの2人に
完全に壁を作られてしまいましたので
トラップせずにダイレクトで
シュートを撃って欲しかった場面でした。

52分過ぎ、左サイドのショートコーナーから
35ジンチェンコがペナルティの外側から
左脚を振り抜きましたが
そのシュートはブロックされてしまい、
そのこぼれ球に対して7サカが右脚を振り抜きましたが
そのシュートも枠を捉えられず。

55分過ぎ、20ジョルジーニョのスルーパスで
裏に飛び出した4ホワイトからのクロスを
14エンケティアがヘッドで合わしました。
コンサの上を行く高度の高いヘッドでしたが
残念ながらバーの上を叩きゴールを奪う事は出来ず。

60分過ぎ、20ジョルジーニョからの
裏のスペースへの浮き球のパスで
7サカが抜け出しましたが
カマラにプレッシャーを掛けられてしまい
シュートには繋げられず。

しかしここで得たCKから同点ゴールが生まれました。

61分、右サイドからのショートコーナーから、
8ウーデゴールが出したパスを受けた35ジンチェンコが
豪快に左脚を振り抜きゴール!!

35ジンチェンコはこれまでにも
ミドルシュートを狙う場面は何度かありましたが
力んでしまう事が多いのか
ここ最近は枠を大きく外してしまう場面が多かったと思います。
しかしこの場面では良い意味で力が抜けた様な
抑えの効いたグラウンダーのシュートで
ゴール右下に突き刺しました。

そしてこのゴールに喜ぶ事なく
1秒でも早く試合を再開させる為に
そのまま自陣に走って戻る姿は
格好良かったですね。

このゴールで勢いを増したアーセナルは
さらにゴールに迫りました。

62分過ぎ、8ウーデゴールのスルーパスを受けた
14エンケティアがコンサのプレッシャーを受けながらも抜け出し
前に出てきたマルティネスの頭を越す
ループシュートを狙いましたが
惜しくもバーを超えてしまいゴールを奪う事は出来ず。

69分過ぎ、アストン・ヴィラの
左サイドからのCKをクリアーしたルーズボールを収めた
35ジンチェンコからカウンターが始まりました。
その35ジンチェンコからのパスを受けた11マルティネッリが
ドリブルで持ち上がりましたが
左サイドを遅れて上がってきた14エンケティアへ送った
ラストパスは息が合わずに通りませんでした。

76分過ぎ、キャッシュからのバックパスを受けたコンサに対して
プレスを仕掛けた14エンケティアがボールを奪い返し
そこから送られたラストパスを
走り込んできた8ウーデゴールが
ダイレクトで左脚を振り抜きましたが
枠を捉えられず、、、。

ゴール正面の位置の完全にフリーの状態で
しかも14エンケティアからのラストパスは
シュート練習でもしている様な
グラウンダーの丁寧なパスでしたので
決めなければならない場面でしたが、
前にも書きましたが左サイドからのラストパスに対して
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振る時は
枠を捉える事が出来ないのはいつもの事ですので
ある意味想定内、、、。
本当に、脚を振らずにに当てに行くだけで良いのに、、、、
と思ってしまいます、、、。

このビッグチャンスを逃してしまったアーセナルに対して
後半途中から入ったスピードのあるベイリーに
何度かゴールに迫られてしまいました。

マックギンからのラストパスを受けた
ベイリーと6ガブリエウがペナルティ内で
1対1の状況になってしまった79分過ぎの場面、
鋭い切り返しでかわされそうになりましたが
残していた左脚で突破を阻止した
6ガブリエウの対応は見応えがありました。

カマラからのサイドチェンジのパスを受けたベイリーに
そのままペナルティ内にまで
ドリブルで持ち込まれてしまった81分過ぎの場面、
右脚から放たれた強烈なシュートは
1ラムズデールのファインセーブでゴールを死守しましたが
1ラムズデールが触っていなかったら
バーの上を叩かずにバーの下を叩いて
ゴールに入っていたかもしれない
非常に危険な場面でした。

とは言え、そもそもサイドチェンジのパスを受けたベイリーに対して
35ジンチェンコが真剣に追わなかった事が
ペナルティの中にまで簡単に侵入を許してしまった
一番の原因でしたので
集中力が切れていたのかもしれません。

35ジンチェンコはユナイテッド戦の様に
常に高い集中力を観せてくれる事もありますが
この試合の先制点を奪われた場面の様に
集中力を切らしてしまう場面もあり
この場面もそうですが集中力に波がある所は
35ジンチェンコを起用する上で
注意しなければならない所なのかもしれません。

その後もアーセナルが攻勢を強めて行きました。

86分過ぎ、20ジョルジーニョからの縦パスを受けた7サカが
そのまま前を向き右脚を振り抜きましたが
残念ながらそのシュートはマルティネスの正面で
ゴールを奪う事は出来ず。

そして後半ロスタイム劇的な逆転ゴールが生まれました。

93分、左サイドの開いた位置で
35ジンチェンコからのパスを受けた
11マルティネッリからの折り返しを
20ジョルジーニョがダイレクトで右脚を振り抜きました。
ペナルティの外側から放たれたそのミドルシュートは
バーを叩いてしまいましたが
その跳ね返ったボールがマルティネスの頭に当たり
そのままゴールに吸い込まれて逆転ゴール!!

この試合のPL公式のMoMは
8ウーデゴールだった様ですが
個人的には絶対に20ジョルジーニョだったと思います。

この試合の20ジョルジーニョは
裏へのスルーパス、DFラインの頭を越す浮き球のパス、
そしてスペースのない所でも通せる鋭い縦パスを送って
何度となくチャンスを創造していました。
それもただスペースにタイミング良く送るだけではなく
スルーパスや浮き球のパスならば
走り込んできたパスの受け手の足下に
寸分の狂いもなくピンポイントで届ける精度は素晴らしく、
縦パスならば相手のマーカーの足が届かない所に送るだけではなく
パスの受け手がパスを受けた後に
どの様に動くべきかの方向付けされた様な
メッセージがこもったパスを送っていたと思います。

そして特に注目されるのが
パスの受け手の動きを見逃さずに
20ジョルジーニョが的確なパスを出す場面だけではなく
20ジョルジーニョのパスを出す動きが先で
その動きを見たパスの受け手の選手が
後から動き出す場面も何度かあった点だと思います。

それでもしっかりとパスが通ってしまうのは
この状況の時にはこのポイントに走り込んで来いと言う
強烈なメッセージがそのパスに込められているからかも知れませんね。

ここ最近停滞している攻撃の対策として
チームとしてもDFラインの裏のスペースや
逆サイドのスペースを有効に使う形のトレーニングを
積んできたと思いますが
それを具現化させる為に重要な役割を担っていたのは
間違いなく20ジョルジーニョだったと言えると思います。

2試合連続素晴らしいパフォーマンスを観せた事で
5トーマスとのポジション争いは
全くわからなくなってきた様に感じます。

5トーマスはパスも捌け、前への推進力もあり、
何よりも中盤の底を広範囲カバー出来る
フィジカル的な強さと機動力があります。
一方の20ジョルジーニョはフィジカル的な不足分を
鋭い読みと状況判断能力でカバーし
中盤の底からゲームを組み立てると共に
もう一列前のチャンスメイクの起点としても
機能する所を観せています。

この様な特徴からも
ある程度相手に攻め込まれる事が想定される相手には
5トーマスを起用し、
完全にアーセナルがボールを支配し
攻め続ける様な状況が想定される相手には
20ジョルジーニョを起用する等、
対戦相手によって使い分ける事を
考えても良いかも知れません。

そして最後は試合を終わらせるゴールが
11マルティネッリから生まれました。

98分、アストン・ヴィラの右サイドからのCKを
12サリバがヘッドでクリアーしたボールを収めた
21ヴィエイラがドリブルで素早く持ち上がり
その21ヴィエイラからのスルーパスを受けた
11マルティネッリがそのまま抜け出し
マルティネスが上がっていた為に無人だったゴールに流し込み
試合を終わらせました。

試合は2−4で逆転勝利!!

本当に崖っぷちに立たされた所から
生還した様な試合でした。

仮にこの試合に負けていたら
そのままズルズルと後退していき
シティに置いていかれる可能性もあったと思います。

その様な絶体絶命の状況から
自らの力で立ち上がり
その状況を打ち破ったこの勝利は
勝ち点3以上の大きな意味があり
この勝利で失いかけていた自信を取り戻して
再びPL制覇に向けて力強く前進し始めてくれると思います。

幸い今節のシティは
ノッティンガム・フォレストとのアウェイの試合で
終了間際に同点に追いつかれて勝ち点を落としていますので
アーセナルは再び首位に返り咲きました。

CL、FA杯の試合が残っているシティに比べて
スケジュール的にはアーセナルは有利な状況だと思いますが
まだ試合は15試合も残っていますので
取りこぼしをしない様に1戦1戦集中して挑み
次のアウェイでのレスター戦でも
しっかりと勝利を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:9G8A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G6A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:8G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
19トロサール     PL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:1G1A


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モハメド・エルネニー、契約延長!! [移籍情報]

25モハメド・エルネニー(30歳)の契約延長が発表されました。

elneny-contract.png
この夏までだった25エルネニーの契約が
1年間延長されました。

契約期間:2024年夏まで(推定)
週給:


アーセナル通算

PL 59試合先発+29試合途中出場:1ゴール5アシスト
CL 1試合先発+5試合途中出場:1ゴール1アシスト
EL 20試合先発+12試合途中出場:3ゴール3アシスト
FA杯 10試合先発+1試合途中出場:1ゴール
リーグ杯 14試合先発+2試合途中出場:1アシスト
コミュニティー・シールド 2試合先発


公式戦通算 109試合先発+49試合途中出場:6ゴール10アシスト


2016年冬にバーゼルから加入した25エルネニーは
現在のスカッドの中で最古参の選手で
加入したそのシーズンこそは
レギュラーとして起用されていましたが
その後は貴重なバックアッパーとして
チームを支える重要な存在になっています。

その25エルネニーはエメリ監督時代の
2019/20シーズンでは
半ば戦力外通告を受けた様に
ベシクタシュにローン移籍に出された事もありましたが
ピッチの中だけではなくドレッシングルームの中も含めて
チームにとってどれだけ重要な存在かを理解している
アルテタ監督が就任してからは
そのアルテタ監督の大きな信頼を得て
現在のチームの輪を保つ重要なピースとして
欠かせない存在になっています。

その25エルネニーは現在は膝の怪我の為に長期離脱中で
今シーズン中の復帰も危ぶまれている状況であり、
同時にこの冬に獲得した20ジョルジーニョが
5トーマスの穴を埋める存在感を示している状況を考えれば
純粋な戦力としての序列は下がってしまったと思います。

その様な状況でしかもこの夏で31歳になる25エルネニーを
普通のクラブならば来シーズンの戦力として
カウントしなくてもおかしくなく
契約が切れるこの夏に
そのまま退団させるケースも多いと思いますが
それでも契約延長に踏み切ったアーセナルと言うクラブは
アルテタ監督が常々言っている様に『ファミリー』であり
個々の選手を守る事を大事にするクラブだと言う事が
まざまざと分かります。

勿論、来シーズンも更に補強に動くと思われるチームの中で
25エルネニーにどれだけ出場機会が巡ってくるかは分かりませんが
まずは1人の選手として
怪我を治し完璧な状態でピッチに戻ってくる事が
アルテタ監督をはじめクラブが望んでいる事であり、
16ホールディングもそうですが
バックアッパーを務めている古参の選手達が
チームの裏の部分を率先して支えている事で
現在のチームがどの様な状況に陥っても揺らぐ事がなく
常に一体感を保つ事が出来ている事からも
現時点で25エルネニーを失うと言う選択肢は
アルテタ監督にとってなかったのかも知れません。

その様にチームを保つ為に欠かす事が出来ない
25エルネニーが1日でも早く
ピッチに戻ってくる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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PL12:ARSENAL vs Manchester City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−3 Manchester City
2023年2月15日(水)Premier League, Emirates Stadium

Goal

 (24)De Bruyne
 (42)7Saka(pk)
 (72)Grealish
 (82)Haaland


1Ramsdale

18Tomiyasu 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

20Jorginho

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(75)11Martinelli>>>19Trossard
(83)34Xhaka>>>21Vieira
(83)18Tomiyasu>>>4White


Substitutes
 30Turner
 3Tierney
 16Holding
 15Kiwior
 24Nelson
 85Cozier-Duberry


Arsenal 1.jpg優勝の行方を占うシティとの
直接対決第1戦でしたが
残念ながら痛い星を落としてしまい
暫定ですが首位の座を明け渡してしまいました。

先発はここ最近調子を落としていた
4ホワイトに代わって
18冨安が右SBで先発し
筋肉系のトラブルが発生した
5トーマスに代わって
20ジョルジーニョがアンカーで
移籍後初先発しました。

一方で同じく調子を落としている
11マルティネッリは
そのまま先発に名を連ね
19トロサールはベンチスタートになりました。

対するシティは最近始めた
シウバを偽左SBで起用すると言う
新たなシステムで挑んできました。

試合は予想した物とは
大きく異なる展開になりました

これまでのシティとの対戦は
シティが圧倒的にボールを保持し
それをアーセナルが下がった位置でブロックを築いて
シティの攻撃を凌ぐと言う展開が多く
実際アルテタ監督が就任してからの
PL及びFA杯で対戦した8戦でのポゼッション率は
圧倒的にシティの方が高かったです。
それは唯一勝利した2019/20シーズンのFA杯準決勝でさえ
ポゼッション率は29.2%対70.8%と
シティに圧倒されていました。

その様な中で今シーズン初めて対戦した
先日のFA杯4回戦でのシティ戦では
46.4%対53.6%と
これまでで最も拮抗した
ポゼッション率の試合になりましたので
この試合は圧倒的にシティがボールを保持する様な
これまでの展開から
ハイプレスとそのプレスを掻い潜る
攻防戦の様な展開の試合になると思われましたが
その予測とは全く異なる展開になりました。

後半に入るとシティも
徐々に前からプレッシャーを掛け始めましたが
特に前半はアーセナルが圧倒的にボールを保持して
シティが下がって守ると言う
これまでにはない展開になったのは
正直予測していませんでした。

実際、ベストメンバーではなかった
先日のFA杯でも示す事が出来た様に
今シーズンのアーセナルは
シティが圧倒的にボールを保持して
そのまま押し切れる様なチームではなくなってきており
仮にベストメンバーを組んできたアーセナルと
これまでと同様の戦い方をした時に
アーセナルを圧倒する事が出来ずに
反対に押し返されてしまった時の敗れるリスクを
考慮したのかもしれません。

シティにとってはこの「6ポイントゲーム」に敗れると
PL優勝争いから大きく後退する可能性がありましたので
絶対に負けない事を最優先に考えたのは
当然の流れなのかもしれません。

一方で下がって築いた強固なブロックに対して
現在のアーセナルがゴールを奪うのが難しいと言う事は
ここ2試合で証明してしまいましたので
それを観たグアルディオラ監督が負けない為に
下がって強固なブロックを築く決断をしても
決しておかしくないと思います。

実際、この試合ではハーランドの所にロングキックを蹴って
12サリバと競り合わす様な
これまでのシティでは余り観ない様な仕掛けも
多く観られましたので
アーセナルが弱点を露呈してしまったここ2試合を
グアルディオラ監督は参考にしていたのは間違いないと思います。

その結果、36.5%と
これまでグアルディオラ監督が率いたチームの試合の中で
最も低いポゼッション率の様な
勝利の為になりふり構わない戦い方を
シティはしてきたと思います。

しかしそこで疑問になるのが
なぜシウバを偽左SBで起用したのか?です。
普通に考えればMFのシウバを偽左SBに使うのは
中盤を支配してボールの保持率を上げる為と
考えるのが普通だと思いますが
実際、特に前半は前記の様に
シティの支配率は上がらず、
反対に後半途中にマフレズに代えてアカンジを投入して
シウバを左SBから右サイドアタッカーの位置に移してからの方が
前線からのプレスが鋭くなり
支配率は上がった様に観えました。

もしかしたらこの様な深読みは絵空事で
単純にアーセナルに比べて
試合のインターバルが1日短い事を考慮して
前半はスローペースで入り
終盤にラッシュするプランだけだったのかも知れませんね。

どちらにせよアーセナルが
完全にボールを支配していた時間が長かっただけに
ミスだけは避けなければならなかったと思いますが
そのミスから失点してしまったのは
残念でした。

24分、エデルソンが蹴ったロングフィードを
12サリバに競り勝ったハーランドが
前方に流したボールに対して
グリーリッシュと競り合いながら戻ってきた18冨安が
1ラムズデールに向けてバックパスを送りましたが
そのバックパスを狙っていたデ・ブライネに奪われてしまい
前に出てきた1ラムズデールを頭を越す浮き球のシュートを
ダイレクトで決められてしまい失点。

デ・ブライネがあの位置にまで走り込んで来ていたとは
18冨安は予測出来ていなかったのかも知れませんが
それでも犯してはならないミスを犯してしまったと思います。

その一方で下がりながら収めたボールを
一度1ラムズデールに戻すと言うのは
アーセナルの決まり事の一つでもありますので
デ・ブライネの動き方を観ると
最初から狙っていたのは間違いないと思います。

それだけにあの位置に向かって走り込んで行った
デ・ブライネの姿は
6ガブリエウは観えていたはずですので
いち早くケア出来なかったのか?
もしくはバックパスではなく外に出す様に
的確なコーチングが出来なかったのか?
その辺りも含めてミスが重なった失点だったと思います。

そして後半が進むにつれて
高い位置からプレッシャーをかけ始めた
シティのプレスに引っ掛かってしまい
そこからのショートカウンターを受けて失点してしまいました。

72分、デ・ブライネへ送ったシウバの股抜きのパスを
35ジンチェンコがカットしましたが
そのこぼれ球を収めた6ガブリエウが送った
34ジャカへのパスがシウバにカットされてしまい
そのシウバからハーランド〜ギュンドアン〜
グリーリッシュと繋げられたボールを
グリーリッシュに決められてしまい失点。

6ガブリエウのパスは完全に不用意だったと思います。
スペースのない所を通すパスとしては
明らかに緩すぎたと思いますし
そのパスはシウバに完全に読まれていました。
そして仮にそのパスが34ジャカに通ったとしても
そのパスに反応したロドリが34ジャカの背後に迫っていましたので
どちらにせよ潰されていたと思います。
その事からもパスを通そうとした6ガブリエウの判断は誤っており
前方に大きく蹴り出すか、
バックパスを選択するべきだったと思います。

そして3失点目は完全に崩されてしまいました。

82分、ギュンドアンからのスルーパスで
ハーフスペースを抜け出したデ・ブライネ からの折り返しを
ハーランドに決められてしまい失点。

2ラインの間でギュンドアンにフリーで前を向かれてしまった時点で
勝負があったのかも知れません。
本来ならば20ジョルジーニョがカバーするエリアだと思いますが
6ガブリエウが左サイドに開いていた関係で
中央にいたハーランドをマークしなければならなかった
20ジョルジーニョはDFラインに吸収されていた為に
DFラインの前のエリアに
大きなスペースが生まれてしまいました。
仮に12サリバが左寄りに立ち位置を移し
ハーランドをマークしていたら
20ジョルジーニョはDFラインの前のエリアに
留まり続ける事が出来たかも知れませんが
そのスペースを見逃さなかったギュンドアンに
うまく使われてしまった時点で
その後に起こる仕掛けを防ぐ事を
難しくしてしまったと思います。

一方でアーセナルにも
チャンスがなかった訳ではありませんでした。

35ジンチェンコが送ったクロスを
14エンケティアがヘッドで合わせた21分過ぎの場面、
そのヘッドはジャストミートせずに
枠を捉える事が出来ませんでしたが
シウバのマークをかわして
アケの背後でフリーの状態を上手く作りましたので
決めなければならなかったと思います。

35マルティネッリからのパスを受けた20ジョルジーニョから
ダイレクトパスで34ジャカ〜8ウーデゴールへと繋ぎ
その8ウーデゴールからのラストパスを7サカが受けた
28分過ぎの場面、
そのパスを受けた7サカはシュートを選択せずに
中に折り返そうとしましたが
その折り返しはブロックされてしまい
シュートに繋げる事は出来ませんでした。

シティのブロックを完璧に切り崩した場面でしたので
アケのスライディングが目に入ったのかも知れませんが
シュートを狙うべきシチュエーションだったと思います。

34ジャカが前方に蹴り出したボールを
14エンケティアが粘って繋ぎ
そのボールを11マルティネッリ〜7サカ〜8ウーデゴールへと
右サイドに向かって展開していきました。
そしてその8ウーデゴールからのスルーパスで裏に抜け出した
18冨安からゴール前を横切る様な鋭いクロスが送られた
65分過ぎの場面、
触れば1点と言う場面でしたが
ゴール前に飛び込んできた14エンケティアは
後一歩届かず。

右サイドから7サカが送ったクロスに対して
14エンケティアがヘッドで合わした88分過ぎの場面、
このヘッドも残念ながら枠を捉える事は出来ず。
アカンジとウォーカーの間で
14エンケティアのマークの受け渡しミスが生じた為に
完全にフリーになっていましたので
この場面も決めなければならなかったと思います。

この様に何度か決定機を作る事は出来ていましたが
最終的に決めきれなかったの残念でした。

結局、奪ったゴールは7サカのPKだけでした。

38分過ぎ、裏に向かって走り出した
14エンケティに合わせる様に
34ジャカからDFラインの頭を越す
浮き球のラストパスが送られました。
そのラストパスを受けた14エンケティアが
ダイレクトでゴールを狙いましたが
そのシュートはアケにクリアーされてしまいゴールはならず。
しかしシュートを放った後の14エンケティアに
エデルソンが交錯した所がファールとなりPK獲得!!

42分、そのPKを7サカが冷静に決めゴール!!

まぁ、この場面でPKを与えたのならば
この場面もPKだった様に感じます。

78分過ぎ、34ジャカからの縦パスを受けた35ジンチェンコが
ダイレクトで叩いたボールを19トロサールが受け
ペナルティ内に切り込んで行った所で
ウォーカーと交錯しました。

19トロサールはウォーカーをかわそうと
左足のアウトサイドでボールを前に持ち出そうとした所で
それをカットしようと右脚を伸ばして迫ってきたウォーカーが
ボールを触る事なく19トロサールと接触しました。

確かに19トロサールは貰いに行った様な動きはありましたが
あのスピードで前に抜けようとしている19トロサールが
ウォーカーと接触せずにかわして前に抜け出すのは
普通に考えればほぼ不可能であり
イーブンな状態での交錯ではなく
完全に19トロサールが
ボールをコントロールしている状況での交錯ですので
ボールを触る事が出来ていなかったウォーカーのチャージは
19トロサールのプレーを妨げていたと言え、
明らかにファールだったと思いますが
まぁ、アーセナルの対しては
通常とは異なる判断基準でジャッジされている様ですので
14エンケティアとエデルソンの場面で
PKを獲得出来ただけでも
ラッキーだったのかも知れませんね、、、。

試合は最後まで追加点を奪う事が出来ずに
1−3で敗戦。

消化試合数に差がありますが
遂に勝ち点で並ばれてしまい
得失点差で暫定ですが首位の座を明け渡してしまいました。

結局、簡単にPL優勝する事は難しいと言う事を
痛感させられた試合だったと思います。

戦略を練りすぎて裏目に出る事もありますが
この試合でのグアルディオラ監督が選んだ戦術は
やはり一枚上手だったと言わざる得ないかも知れません。

通常とは異なるボールを明け渡すスタイルで試合を始め
後半からは徐々に前からプレッシャーを掛け始める。
ボールを持ってゲームをコントロールしていたはずなのに
結果からすればシティのプラン通りに
試合は展開しただけだったのかも知れません。

そして決めるべき時に決める個の力。
特に全力でスプリントした状態で
前に出てきた1ラムズデールの頭を
フワリと越す浮き球のシュートを決めた
デ・ブライネの先制点は
決して簡単なシュートではないと思いますが
いとも簡単に決められてしまいました。

一方のアーセナルは決めるべき決定機を決め切る
個の力を発揮出来ませんでした。

3つの決定機のうち、14エンケティアが一つでも決めていたら
違う展開になっていたかも知れません。

普段は攻撃をリードする8ウーデゴールも
試合開始直後の2つの突拍子もないパスが表していた様に
この様なビッグゲームの時には気負いすぎてしまうのか
力み過ぎてしまい
普段の力を発揮出来ない所は問題だと思います。

同時に11マルティネッリが調子を落としているのも
非常に心配です。
コンディション的に落ちているのかも知れませんが
9ジェズスの離脱の影響をモロに受けているのかもしれません。

右サイドの7サカにとっての8ウーデゴールの様な存在は
11マルティネッリにとっては34ジャカではなく
9ジェズスだったと思います。
9ジェズスが頻回に左サイドに開いてくる事で孤立する事なく
反対に2人のコンビネーションをチラつかせる事で
11マルティネッリの個の突破がより活きていた様に感じます。
しかし現在の11マルティネッリの近くには
サポートする選手が少ない様に観えますので
もしかしたらそれが
11マルティネッリが勢いを失っている一因かもしれません。

そう言う意味ではここ最近の11マルティネッリよりも
19トロサールの方が可能性を感じるのは
19トロサールの方が一人でも切り込んで行けるだけの
押しの強さがあるからの様に感じます。

とは言え、右の7サカ、左の11マルティネッリと
両翼が揃ってこそだと思いますので
そう言う意味でも9ジェズスの復帰が待たれます。

一方で筋肉系のトラブルで欠場した5トーマスの代わって
先発した20ジョルジーニョは非常に良かったと思います。
確かに5トーマスに比べて
中盤の底にもたらすフィジカル的な強度は
明らかに足りないと思いますが
それを補うだけの人とボールの動きを読む洞察力、
的確にスペースを埋めるバランス感覚、
プレッシャーを受けてもパスを引き出せるキープ力と
そこから的確に展開する展開力、
そして攻撃にスイッチを入れる鋭い縦パスと
チャンスに直結するダイレクトパス等
全て期待した以上のプレーを観せ
5トーマスの穴を全く感じる事はなかったと思います。

フィジカル的な強度とプレースピード不足に
不安を感じる意見もありましたが
テンポ良くパスを繋いで展開するアーセナルのスタイルは
チェルシー時代のスタイルよりも
20ジョルジーニョには合っている様にも観えましたので
これからも期待して良いと思います。

これで長い間チームの懸念材料だった
5トーマスのバックアップ問題は
完全になくなったと言えるだけではなく
そのままポジション争いに発展する可能性もありますので
20ジョルジーニョの獲得は正解だったと思います。

この敗戦でPL優勝争いは
振り出しに戻ってしまっただけではなく
追い上げたきたシティには勢いがあり
反対に足踏みしているアーセナルは
勢いを失いつつあると思います。

何はともあれ失った勢いを取り戻す為には
試合に勝つしかありません。
今のアーセナルにはシティの様な柔軟な戦い方も
選手を入れ替える余裕もないかもしれません。

その様な状況だとしても
自分達を信じ
自分達の闘い方を貫いて
今の逆境を正面から突破して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:8G8A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
19トロサール     PL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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PL23:ARSENAL vs Brentford FC [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−1 Brentford FC
2023年2月11日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal

 (66)19Trossard(←7Saka)
 (74)Toney


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(61)11Martinelli>>>19Trossard
(80)34Xhaka>>>21Vieira


Substitutes
 30Turner
 18Tomiyasu
 3Tierney
 16Holding
 15Kiwior
 20Jorginho
 85Cozier-Duberry


Arsenal 1.jpgスキャンダラスなドローでした。

先発はこの試合も
同じメンバーが組まれました。

試合は圧倒的にボールを保持しながらも
5−3−2の形で自陣深くに築いた
ブレントフォードのブロックを
切り崩すのに非常に苦労してしまい
決定機と呼べる様な場面を作る事は
中々出来ませんでした。

一方でアーセナル陣内に攻め込む回数は
それほど多くはなかったのですが
その様な中で何度か決定機を
ブレントフォードに作られてしまいました。

4分過ぎ、ヤネルトのスルーパスで
左サイドを抜け出してきたトニーから送られたクロスを
ヘンリーにダイレクトで合わされてしまいました。
幸いヘンリーのシュートは
枠を外れてくれましたが
DFラインと1ラムズデールの間に送られたクロスに対して
12サリバも4ホワイトも後手を負わされてしまったのは
問題だったと思います。

10分過ぎ、ラヤからのパントキックを
トニーがヘッドで繋いだボールに対して
6ガブリエウがエンベウモに振り切られてしまい
1ラムズデールと1対1になってしまいました。
幸いにも6ガブリエウとエンベウモが交錯した所で
ファールを取ってくれましたが
この判定も非常に微妙だったと思います。

確かにエンベウモが6ガブリエウのシャツを引っ張り、
肩も掴んでいたのは事実です。
そしてその動作が丁度6ガブリエウが右足を滑らせて
体勢を崩した動きとリンクした為に
エンベウモが倒した様に観えたのかも知れません。
しかし6ガブリエウが転倒した本当の原因は
右足を滑らせたからだった様に観えましたので
この場面では審判のミスジャッジに救われました。

この様にこの試合を通して
トニーとエンベウモの2トップに対して
6ガブリエウと12サリバは
上手く対応出来ていなかったと思います。
特に12サリバはこの試合で11回あった空中戦の内、
1回しか勝てていなかった様に
思わぬ所で弱点を露呈してしまいました。

この試合でのブレントフォードは
12サリバの所にボールを送って
トニーやエンベウモに空中戦で競り合わせる事を
攻撃の起点にしていましたので
12サリバは空中戦に難があると言う確固たるデーターが
ブレントフォードにはあったのだと思います。

しかし、個人的な印象ではここまでのシーズンで
12サリバが空中戦に弱いと言う印象は
余りありませんでしたので
単純にトニーとエンベウモのストロングポイントが
この試合にフィットしただけの可能性もあります。

一方で忘れてならないのが12サリバは
実質PL一年目の選手という事であり
これまでの多くPL一年目の選手たちが陥ってきた様に
シーズンを折り返したこの位の時期から
疲弊し始めてコンディションが急激に落ちてしまうと言う現象が
12サリバにも襲いかかってきた可能性も
十分にあると思います。

どちらにせよ高い位置でのプレスに拘らずに
引いた位置に強固なブロックを築き
自陣のアタッキングエリアへの侵入を
防ぐ事に重きを置いた守備戦術で
アーセナルの攻撃を無力化したエヴァートンの戦術を
ブレントフォードも取り入れた様に
12サリバに対して空中戦を仕掛けてくるチームが
これから増えてくるかも知れません。

この様にここまで快進撃を続けてきた
アルテタ監督の戦術に対して
大分研究が進んできているのかも知れません。
その結果、ここ2試合の様に
現在のアーセナルのストロングポイントが消され
少しずつ弱点が浮き彫りになり始めている印象を受けますので
それに対してアルテタ監督が
速やかに対策を講じる事が出来るかどうか
もしかしたら正念場に立っているのかも知れません。

24分過ぎ、トニーのスルーパスで抜け出した
エンベウモが右サイドから送った
マイナス方向の折り返しを
トニーに合わされてしまいました。

このシュートは枠の角を叩いて救われましたが
この場面でもエンベウモからの折り返しに対して
12サリバの対応が一瞬遅れていたのは
問題だったと思います。

裏に抜け出したエンベウモに対して
6ガブリエウがカバーに向かった関係で
その6ガブリエウと入れ替わる様に
ゴール前には12サリバが入ってきましたが
背後からゴール前に入ってきたトニーの位置関係を
完全に失認していたかの様に
エンベウモが折り返してくるコースを
予測出来ていなかったのは勿論ですが
その折り返しが送られる事に対する準備自体も
全然出来ていなかった様に観えました。

元々はローン移籍中のリーグ1時代での失点シーンでは
集中しきれていない様に
クロスやラストパスに対する反応が
1テンポ遅れる場面が12サリバには時々あり
その様な所が当時の課題だったと思います。

しかしその様な集中力を欠いたプレーは
アーセナルに戻ってきてからは
かなり減っていたと思いますが
元々持っていたその様な問題が
再び顔を出し始めてきた事を考えても
12サリバのコンディションの低下は
始まっている様に感じます。

開始から約25分間の間に
ブレントフォードに3つの決定機を作られてしまいましたが
一方のアーセナルもボールを保持しながら
何度かブレントフォードゴールに迫る場面はありました。

4ホワイトのロングスルーパスで
右サイドに流れて来た14エンケティアから
7サカへと繋ぎ
その7サカからゴールに向かって走り込んできた
8ウーデゴールへラストパスが送られた2分過ぎの場面、
その8ウーデゴールのシュートは
DFにブロックされてしまいましたが
14エンケティアが積極的に流れてボールに絡み
しっかりと崩す事が出来た所は
エヴァートン戦から改善してきた所かも知れません。

右サイドに開いた位置にいた8ウーデゴールから
右のポケットの位置に向かって
後方から走り込んできた11マルティネッリに向けて
スルーパスが送られた7分過ぎの場面、
そのパスを受けた11マルティネッリは
1タッチした所から折り返そうとしましたが
前に出てきたラヤにブロックされてしまい
シュートには繋がらず。
この場面では中には誰も入って来ていませんでしたので
1タッチせずにそのまま強引にシュートを放った方が
チャンスがあったかも知れませんでした。

11マルティネッリ〜35ジンチェンコ〜11マルティネッリと繋いで
左サイドから中に切り込んできた11マルティネッリが
右脚を振り抜いた10分過ぎの場面、
このシュートもヤネルトに引っ掛かってしまいましたが
ヤネルトとアイエルの間にはシュートコースが空いていただけに
もう少し丁寧に狙って欲しかった場面でした。

右サイドでボールを持った7サカが
8ウーデゴールとのワンツーで裏に抜け出した
14分過ぎの場面、
ヘンリーとノルガールドに挟まれながらも
7サカは強引にシュートを放ちましたが
ラヤの正面でゴールを奪う事は出来ず。

崩しの形は観えていましたが
本当の意味でラヤを脅かす様な場面を作る事が出来ないまま
徐々にブレントフォードのブロックを攻め倦む様になり
次のチャンスは前半終了間際のこの場面だったと思います。

42分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた
4ホワイトが送ったクロスを
ファーサイドで34ジャカがヘッドで折り返し
そのボールを受けた11マルティネッリが
左脚でダイレクトボレーを放ちましたが
残念ながら枠を捉える事が出来ずに
ゴールを奪う事は出来ませんでした。

いい意味で力が抜けた
良いボレーシュートだったと思いますが
ゴール正面の位置でほぼフリーだっただけに
決めなければならなかったと思います。

圧倒的にボールを支配しながらも
決定機と言う意味では
ブレントフォードの方が多かった前半でしたが
後半に入るとアーセナルは攻勢を強めていきました。

47分過ぎ、35ジンチェンコからのパスを受けた
34ジャカが出したスルーパスで
ゴール左に抜け出てきた7サカが左脚を振り抜きました。
そのシュートはラヤのファインセーブで防がれてしまいましたが
7サカのフリーな動きから生み出された
良い仕掛けだったと思います。

50分過ぎ、34ジャカのスルーパスで
左サイドの深い位置にまで侵入した14エンケティアが送ったクロスを
ファーサイドで収めて8ウーデゴールが
右脚を振り抜きました。
そのシュートもラヤの正面でゴールを奪う事は出来ませんでしたが
この辺りから守備のブロックが完全に整う前に
徐々にブレントフォードゴールに迫り始めて来たと思います。

そして11マルティネッリに代わって投入された
19トロサールが移籍後初ゴールを決めました。

66分、4ホワイトからのパスを左サイドで受けた7サカが
一度8ウーデゴールにボールを預けた後に
その8ウーデゴールからのスルーパスで裏に抜け出し
そこからの鋭いクロスに対して
ファーサイドに飛び込んできた19トロサールが
ダイレクトで合わせて先制ゴール!!

8ウーデゴールのスルーパスから一気にテンポアップし
GKとDFラインを射抜くように送られた
7サカのクロスで勝負があったと思います。

結局の所、守備のブロックを固められても
人が築いている物なので
その人の反応を上回る様に
一気にテンポアップをする事が出来れば
崩せる事を証明した様なゴールでした。

相手の裏を突く様にパスを繋いで崩す事も
有用な策だと思いますが
同時にこの場面の様にテンポを変える様に
仕掛ける事も重要であり
緩から急へ、急から緩へと言う
テンポコントロールを
上手く操る事が出来るかどうかが
現在のアーセナルの攻撃陣の課題なのかも知れません。

しかしこのリードは長くは続かず
スキャンダラスな同点ゴールを生まれました。

74分、イエンセンが蹴った右サイドからのFKを
ファーサイドでトニーが折り返しましたが
その折り返しは12サリバがヘッドでクリアーして
右サイドに流れました。
しかしそのルーズボールを最終的にノアゴールが
ヘッドで再び中に折り返したボールを
ピノックがヘッドで前方に落とし、
そのボールに対して裏に飛び出したノアゴールが
折り返したボールを
トニーにヘッドで押し込まれて失点。

この一連の場面の中に
疑惑のジャッジが3つありました。

まず最初はFKを与える事になった
トニーと12サリバが競り合った場面です。

この場面ではラヤからパントキックが送られた時に
トニーに対して12サリバが背後から動きを妨げた為の
ホールディングを取られたのだと思いますが
どちらかと言うと「ホールド」したのは
12サリバの方ではなくトニーの方でした。

トニーは背後から圧を掛けていた12サリバに対して
両腕を12サリバの背中側で回して手を組んでいましたので
明らかなホールディングです。
単純に腕を回して12サリバの動きを抑えていただけならば
ホールディングを取らない事もあるかも知れませんが
トニーが手を組んだ時点で12サリバの動きを
トニーが腕を使って完全に妨げた事になりますので
この場面ではオフェンス側のファールであり
そもそもFKを与える場面ではなかったと思います。

2つ目がイエンセンがFKを蹴った時の
6ガブリエウとピノックの場面です。

ファーサイドに送られたこのFKに対して
ピノックが6ガブリエウの動きを妨げたかどうかの
オブストラクションの問題もありますが
そもそもピノックの立ち位置が
オフサイドポジションでした。

VARではピノックの動きが
オブストラクションに値するかをチェックしていたと
VARを担当していたリー・メイスンは
試合後コメントしていましたが
と言う事は、オブストラクションに
値するかしないかは別として
ピノックの行為が6ガブリエウの動きに関与していたと言う事が
このコメントからはっきりと分かります。

この様にピノックが直接ボールに関与していなくても
ボールに向かおうとしている6ガブリエウは
ボールに関与してしている立場ですので
そのボールに関与している6ガブリエウの動きを
少なからず妨げたピノックは
間接的にボールに関与した事となると思います。

もしもこの見解が成立しないと言うならば
極論を言ってしまえば
この場面の様に攻撃側の選手が
守備側の選手が下がらない様に
オフサイドポジションから
ファールに取られない程度に押し返して
DFラインとGKの間にスペースを作り、
そこに出来たスペースに味方を飛び込ませてしまえば
簡単にフリーな状態が作れてしまうと思います。

そしてこの様な状況が許されるのならば
アルテタ監督が試合後コメントしていた様に
FKに対してラインを設定する守り方から
CKの時の様にゴール前のスペースを満遍なく埋める守り方に
変えなければなりませんので
アルテタ監督の怒りも当然だと思います。

よってオフサイドポジションにいたピノックに対して
なぜオフサイドを取らなかったのかも
大いに疑問が残ります。

とは言え、この場面よりもさらに大きな問題なのが
ピノックがヘッドで前方に落としたボールを
トニーに折り返したノアゴールのオフサイドの問題です。

トニーの12サリバへのホールディングを取るかどうかや
ピノックがボールに関与しているかどうかによって
オフサイドを取るかどうかの判断は
審判としての取らないと判断した場合には
受け入れなければならないかも知れませんが
このノアゴールの場面は
「オフサイドラインを引いてチェックするのを忘れた」と
リー・メイソンが試合後告白している様に
チェックすらしていません。

因みにこのゴールの後にスクリーンに表示された
VARでチェックしていた項目は
「POSSIBLE OFFSIDE」です。

ピノックが6ガブリエウに対して
オブストラクションのファールを犯したかどうかをチェックする
「POSSIBLE FOUL」ではなく
オフサイドの有無をチェックする
「POSSIBLE OFFSIDE」でした。

にも関わらずオフサイドをチェックし忘れたと言うのは
どう理解すれば良いのでしょうか?

今節のクリスタル・パレス対ブライトン戦での
守備側の対象者を間違えた為に
オフサイドラインを引き間違えた様な
チェックはしたけれども技術的にミスを犯してしまった為に
判定を間違えてしまったと言うのは
最終的に人間が行なっている関係上
能力が著しく低い審判がその様な技術的なエラーを犯す事は
避ける事は出来ないかも知れませんが
チェックしなかったと言うのは
能力が低い云々の前のレベルの問題であり
職務を全うしていないと言わざる得ません。

仮に審判の一人が職務を全うしていない状況で
この試合が行われたと言うのならば
果たしてこの試合は成立したと言えるのでしょうか?

ブレントフォードには何も罪はありませんので
このゴールを取り消して勝ち点1を没収するのは
間違いだと思いますが
反対にこのゴールがなければ
1−0で勝っていたかも知れないアーセナルに対しては
勝ち点3を与えても良い程の
前代未聞のスキャンダラスな出来事と言えると思います。

完全なるミスと認めた審判団を統括するPGMOLが
PLと協議してどの様な答えを出すのか注目です。

その後も何度か
ブレントフォードゴールに迫る場面はありました。

79分過ぎ、5トーマスからのパスを受けた
35ジンチェンコがペナルティの外側から左脚を振り抜きましたが
枠を捉える事が出来ず。

この試合での35ジンチェンコは
攻め焦っている様に強引にシュートを撃つ場面や
不用意なミスパスが多く
気持ちがプレーに直結するタイプだけに
どこか空回りしている様に感じる場面が多かったです。

87分過ぎ、19トロサールから送られたパスを
7サカがダイレクトで叩いたボールを受けた14エンケティアが
スペースのない所で鋭い反転を観せて前を向きましたが
ピノックが投げ出した足にボールをカットされてしまい
残念ながらシュートを撃つ事は出来ませんでした。

とは言え、ピノックとアイエルの間の僅かにあった隙間を
切り込んでいった14エンケティアの鋭い反転は
素晴らしかったと思いますし、
この様な形で切り込んでいけるのならば
もっと積極的に14エンケティに
ボールを当てても良いのかも知れません。

試合はこのまま1−1でドロー。

勝ち点2を失ってしまいました。

とは言え、この様なスキャンダラスな問題が
全く影響を及ぼさない様な
試合展開を行う事が出来なかったのも事実です。

ボールを圧倒的に保持しながらも
決定機を作る回数が少なかったのは
改善しなければならない課題だと思います。

確かに細かな連携で切り崩す場面は
エヴァートン戦よりは増えましたが
得点シーンの様なもっと鋭く研ぎ澄まされた
テンポに緩急を付けた仕掛けを
極める必要があると思います。

一方で空中戦に負け続けた
12サリバの状態は心配です。
PL一年目の選手が陥るコンディションの低下が
12サリバにも出始めているか可能性は否定出来ませんので
今後対処が必要になるかも知れません。

次は延期になっていたシティとの直接対決です。

ここで勝ち点3を失えば
暫定ですが順位が入れ替わってしまう
非常に大事な試合になりますが
反対に勝利する事が出来れば
優勝争いを考え上でまた一歩前に出る事が出来ます。

昨シーズン重要な時期に連敗して
CLの出場権を失った嫌な経験を
再び味わう事だけは避けなければなりません。

今シーズンの優勝の占う
この大事な「6ポイントゲーム」では
エミレーツが揺れる様なプレーを
観せてくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:7G8A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
19トロサール     PL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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PL22:Everton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Everton 1−0 ARSENAL
2023年2月4日(土)Premier League, Goodison Park

Goal

 (60)Tarkowski


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(59)5T. Partey>>>20Jorginho
(59)11Martinelli>>>19Trossard
(77)8Ødegaard>>>21Vieira
(85)4White>>>18Tomiyasu


Substitutes
 30Turner
 3Tierney
 16Holding
 15Kiwior
  85Cozier-Duberry



Arsenal 1.jpgある意味完敗でした。

ランパード監督が解任され
ダイチ監督体制での初戦となったこの試合は
物凄い雰囲気に包まれた
グディソン・パークで行われましたが
そのあと押しを受けたエヴァートンの勢いを
最後まで押し返す事が出来ませんでした。

先発は前節のユナイテッド戦と同じメンバーが組まれ
新加入の3人はベンチスタートになりました。

試合はフラットに並べた
4−5−1のエヴァートンのブロックを
切り崩すのに苦労してしまいました。

現在のアーセナルのストロングポイントである
7サカ&11マルティネッリの両翼に対して
エヴァートンは両サイドアタッカーが
深い位置にまで戻ってきて
SBと共に常にダブルチームで対応してきた為に
その2人を起点とした仕掛けを
中々作る事が出来ず、
同時にエヴァートンの中盤に入った
フィジカル的に強く速い
オナナ、ゲイエ、ドゥクレの3人に
中央のスペースを完全に消されてしまった為に
効果的な縦パスを入れて
攻撃にスイッチを入れる場面も殆ど作れていませんでした。

同時に「解任ブースト」と言われる様に
エヴァートンの選手は非常にアグレッシブで
インテンシティが高く
デュエルの局面で優位に立たれてしまったのは勿論ですが
アーセナルがテンポを上げようとしても
アーセナルが攻め上がるスピードよりも
エヴァートンが帰陣するスピードの方が速く鋭い為に
勢いに乗る事が出来ず
結局、前に出る事が出来ずに
後ろでボールを持っている時間が
非常に長かったと思います。

とは言え、チャンスがなかった訳ではありませんでした。

キャルバート・ルーウィンのシュートを
1ラムズデールがブロックした所から
カウンターが始まった8分過ぎの場面、
35ジンチェンコ〜34ジャカ〜8ウーデゴールと繋ぎ
そのままドリブルで持ち込んだ所から送った
8ウーデゴールのラストパスを受けた7サカが
カットインした所から左脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいゴールを奪う事は出来ず。

結果的には7サカの前は空いていましたので
ミコレンコとタコウスキの2人が待ち構えていた
中にカットインせずに
ミコレンコと1対1を勝負を仕掛けて
そのままゴールに向かって突き進んだ方が
相手は怖かったかも知れません。

カットインしてきた7サカが
14エンケティアにスルーパスを送った10分過ぎの場面、
そのスルーパスはタコウスキにカットされてしまいましたが
そのこぼれ球を収めた7サカからのパスを受けた
5トーマスがロングシュートを放ちましたが
これもピックフォードの正面でゴールを奪う事は出来ず。

4ホワイトからのパスを収めた7サカが
14エンケティアにラストパスを送った29分過ぎの場面、
14エンケティアはボールをうまく持ち出して
寄せてきたタコウスキをかわした所から
右脚を振り抜きました。
そのシュートは力んでしまったのか
枠を捉える事が出来ませんでしたが
シュートコースは完全に開いていましたので
決めなければならなかった場面でした。

左サイドから送った35ジンチェンコからのクロスを
ファーサイドで7サカが
ダイレクトボレーで合わせた38分過ぎの場面、
そのシュートはゴール左下を捉えましたが
ゴールに向かって戻ってきたコーディにクリアーされてしまい
これもゴールを奪う事は出来ず。

自陣深い位置から6ガブリエウ〜35ジンチェンコ〜
34ジャカ〜1ラムズデール〜4ホワイト〜
7サカ〜34ジャカ〜8ウーデゴール〜
11マルティネッリ〜34ジャカと繋いで
エヴァートンのペナルティ内にまで繋いでいった
50分過ぎの場面、
その34ジャカのシュートは
ブロックされてしまいましたが
アーセナルらしいテンポの良い連動的なパス回しで
エヴァートンのブロックを切り崩した場面でした。

ショートコーナーからの仕掛けで
7サカが左脚を振り抜いた53分過ぎの場面、
そのシュートはブロックされてしまい
そのこぼれ球に対して
14エンケティアも右脚を振り抜きましたが
そのシュートもブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

ドリブルで持ち上がってきた
11マルティネッリからのパスを受けた
14エンケティアが左サイドの深い位置まで
ドリブルで突破した所から
マイナス方向に折り返した57分過ぎの場面、
その折り返しに対して8ウーデゴールが
ダイレクトで左脚を振り抜きましたが
そのシュートは大きく浮かしてしまい枠を捉えられず。

左サイドから送られてくるグラウンダーのクロスを
ダイレクトで左脚で合わせるのが
8ウーデゴールが下手なのはなぜなのか?

イウォビがゲイエに出したパスを
8ウーデゴールが鋭い出足でカットした66分過ぎの場面、
そのままドリブルで切り込んで行きましたが
ペナルティの中に入った所で
コーディに止められてしまい
ラストパスを出す事もシュートを撃つ事も出来ず。

確かに前にはラストパスの出し所がありませんんでしたので
そのまま切り込んでいくしかなかったのかもしれませんが
8ウーデゴールの背後から19トロサールが迫っていましたので
コーディが8ウーデゴールを止める為に
8ウーデゴールの進行方向に動いた瞬間に
残す様にボールを置いてきたら
背後から走り込んできていた19トロサールが
コーディとコールマンの間に出来たスペースを
割って入れたかもしれませんでしたので
19トロサールの存在に気が付いて欲しかった場面でした。

7サカのサイドチェンジのパスを受けた19トロサールが
カットインした所から右脚を振り抜いた77分過ぎの場面、
そのシュートはピックフォードの正面で
ゴールを奪う事が出来ず。

ライン側でボールを奪い返した7サカから
34ジャカ〜19トロサールへと繋いだ81分過ぎの場面、
左斜め45度から放たれた19トロサールのシュートは
枠を捉えられず。

7サカから下がった位置にいた35ジンチェンコに
サインプレーの右CKが送られた91分過ぎの場面、
そこからのシュートも枠を捉えられず。

この様に何度かチャンスはあったと思いますが
本当の意味でゴールに迫ったのは
35ジンチェンコからのクロスを
7サカがダイレクトボレーで合わせた38分過ぎの場面位で
後は巡ってきた決定機を
シュートの精度不足で活かせない場面や
最後の仕上げの閃きがない為に
フィニッシュに繋げられない場面や
強引にシュートを撃たざる得なくなる場面が多く
総じてチャンスを活かす事が出来ていなかったと思います。

一方のエヴァートンは
そのフィジカル的な強さと高さを活かした
ダイレクトな仕掛けで
アーセナルゴールは脅かされる場面が
何度もありました。

8分過ぎ、ルーズボールを収めたマクニールに
そのままドリブルで侵入した所から
ミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは12サリバがブロックしましたが
そのこぼれ球に対して突っ込んできた
キャルバート・ルーウィンに対して
前に出た1ラムズデールが指を踏まれながらも
身を挺してブロックしてシュートを撃たせず。

32分過ぎ、4ホワイトと8ウーデゴールの連携ミスで
ボールを奪ったオナナに
そのまま右サイドの深い位置まで侵入した所から
ゴール前を横切る様な鋭いクロスを入れられてしまいました。
幸いゴール前に飛び込んできた
キャルバート・ルーウィンには合いませんでしたが
触られていたらゴールを奪われていた際どい場面でした。

33分過ぎ、タコウスキからのサイドチェンジのパスを
キャルバート・ルーウィンがヘッドで落とし
そのボールを収めたマクニールからのクロスを
ドゥクレにヘッドで合わされてしまいました。
そのヘッドは幸い枠を捉えずに救われましたが
ドゥクレに付いていた6ガブリエウが
完全に読み間違えてしまい
ドゥクレに前に入られてしまうと言う
決定的なミスを犯してしまっただけに
ここでゴールを奪われていてもおかしくなかったと思います。

前半ロスタイム、イウォビのパスを受けて
左サイドを抜け出してきたコールマンからのクロスを
キャルバート・ルーウィンにヘッドで合わされてしまいました。
このキャルバート・ルーウィンのヘッドも
幸い枠を捉えずに救われましたが
この場面でもニアに入ってきた
キャルバート・ルーウィンに誰も付く事が出来ずに
フリーでヘッドで合わされてしまったのは
非常に良くなかったと思います。

46分過ぎ、イウォビのクロスのこぼれ球を
キャルバート・ルーウィンが戻したボールに対して
ゲイエにミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは5トーマスに当たりコースが変わりましたが
1ラムズデールのファインセーブでゴールを死守。
そしてそもそもキャルバート・ルーウィンの位置が
オフサイドでした。

そしてセットプレーからゴールを奪われてしまいました。

60分、マクニールが蹴った左サイドからのCKを
ファーサイドに飛び込んできたタコウスキに
ヘッドで合わされてしまい失点。

タコウスキと8ウーデゴールとの
ミスマッチを突かれてしまいましたが
CK自体は滞空時間が長いボールでしたので
1ラムズデールが前に出るべきだった様にも感じます。
しかし1ラムズデールの動きを観ますと
前に出る動きは早い段階でやめていましたので
1ラムズデールの守備範囲を超えていたのかも知れませんが
その一方でユナイテッド戦で前に出た時に
ハンブルしてゴールを奪われてしまった事で
前に出る事を躊躇してしまっていたのならば
それは問題だと思います。

結局この1点が決勝点となり
1−0で敗戦。

シンプルですがフィジカル的な強みを
最大限に活かす戦い方を観せた
新生ダイチエヴァートンの戦術に
まんまと嵌ってしまった様な敗戦だったと思います。

同時にグディソン・パークの大きな歓声が
エヴァートンの選手達の戦う気持ちを呼び覚ましたのも
間違いなかったと思います。

今後もこの様な戦い方をされた時に
どの様にして戦うべきなのか
課題が浮き彫りになったと思います。

勿論、この試合はエヴァートンの選手に比べて
アーセナルの選手のコンディションが
悪そうに観えた所も敗因の一つだと思います。

これまでの試合に比べて動きが鈍く
それにより些細なミスも多かったと思います。
特にここ最近の4ホワイトは明らかに動きが重そうに観え
FA杯シティ戦では休息が与えられていましたが
残念ながら改善していませんでした。

そしてここまで離脱中の9ジェズスの穴を
14エンケティアはよく埋めていますが
この様に手詰まりになった時には
やはり9ジェズスの存在が懐かしく思い出されます。

仮に9ジェズスがいたら
トップで張らずにもっと積極的に下がってきて
5トーマスや35ジンチェンコからのパスを
積極的に引き出していた様に感じます。

仮に下がってきた9ジェズスに対して
密着マークが付いてきたとしても
9ジェズスはボールを奪われる事なく
前を向く事が出来ますので
シンプルに9ジェズスに楔のパスを入れるだけで
前に進む推進力が生まれていたかも知れません。

そして9ジェズスに付いているCBが
そのまま9ジェズスを追っていけば
バックラインに穴が空いきますので
そこに向かって11マルティネッリや7サカは勿論、
34ジャカや8ウーデゴールが入って行く事で
一気に数的有利の状況が生まれるかもしれませんし、
一方で3センターの一角がマークに動けば
中盤にスペースが生まれますので
更に前に出て行く事が出来る様になったかもしれません。

どちらにせよ、ペナルティ内でのポジション取りや
動き出しの鋭さ等の
14エンケティア本来の持ち味とは
異なる部分でのアプローチが
もう少し必要だった様に感じます。

FA杯シティ戦に続き公式戦2連敗を喫しましたが
幸い今節はシティもスパーズに敗れた事で
消化試合1試合少ない状態で
勝ち点差5のまま変わっていません。

しかしいよいよシーズン後半に入り
ここまでほぼ肯定したメンバーで戦ってきたツケが
徐々に出始めている様に感じますので
今が踏ん張りどころかもしれません。

そう言う意味ではブレントフォード戦
シティ戦と続くここからのホームでの2連戦は
非常に重要な試合になると思われます。

昨シーズンもここからと言うの所で連敗してしまった事で
上位へ進出する勢いが削がれ
CLの出場権の獲得を逃していますので
ブレントフォード戦ではしっかりと勝利を収めて
嫌な流れから脱する必要があると思います。

そしてシティとの6ポイントゲームに勝利出来れば
一気に独創体勢に入れるかもしれませんので
そのシティ戦に向けても
勢いを取り戻して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:7G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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ガブリエウ・マルティネッリ、契約延長!! [移籍情報]

11ガブリエウ・マルティネッリ(21歳)の契約延長が発表されました。

67283727-0-image-a-16_1675416249155.jpg
アーセナルのエースの一人に成長した
11マルティネッリとの契約延長が発表されました。

契約期間:2027年夏まで+1年延長オプション(推定)
週給:£20万(推定)


アーセナル通算

PL 53試合先発+23試合途中出場:18ゴール9アシスト
EL 8試合先発+10試合途中出場:3ゴール3アシスト
FA杯 5試合先発+2試合途中出場:2アシスト
リーグ杯 6試合先発+4試合途中出場:4ゴール1アシスト


公式戦通算 72試合先発+39試合途中出場:25ゴール15アシスト


2019年夏にイトゥアーノFCから加入した11マルティネッリは
最初のシーズンで公式戦合計10ゴールを奪う等
その才能の片鱗を観せていましたが
このシーズン終盤に負った
左膝の軟骨損傷の怪我に対して手術を行った影響で
2020/21シーズンの終盤まで
満足なプレーを観せる事は出来ませんでした。
2021/22シーズンも
10スミス・ロウの台頭もあり
シーズン前半の出場機会は限られたものでしたが
11月にチャンスが巡ってきた時にしっかりと結果を出して
左サイドのポジションを掴みました。

そして今シーズンに入ると
新加入の9ジェズスが最高の触媒になったかの様に
11マルティネッリは更に成長し
シーズン前半のPLでは7ゴール2アシスト挙げ
キャリアハイのペースで結果を出しています。

その11マルティネッリに対して
多くのビッグクラブがが興味を示していると言う噂もありましたが
当時全く無名だった11マルティネッリを
ロンドンに連れてきてすぐにチャンスを与え
そして今ではPLでも屈指のアタッカーに成長し
今回のW杯のブラジル代表メンバーに選ばれる所にまで
育ててくれたアーセナルに対する愛と感謝と忠誠心を
常々語っていた様に
その様な他のクラブからの誘惑に心が揺れる事なく
予定通り契約更新が結ばれました。

週給も9ジェズスと同等の£20万(推定)辺りにまで上昇した様に
今後は期待の若手という立場から
名実ともにアーセナルのエースとして
自らの力で勝利を掴み取らなければならない立場になります。

右の7サカと共にこれからのアーセナルを引っ張り、
PL制覇は勿論、その先のCL制覇を目指して
これからも魅力的なプレーを観せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2022/23冬の移籍期間が閉幕して [移籍情報]

2022/23冬の移籍期間が閉幕して


Arsenal 1.jpg


IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)

スペツィアから完全移籍
 CB ヤクブ・キヴィオル(22歳)ポーランド代表 £1750万+350万(推定)

チェルシーから完全移籍
 DMF ジョルジーニョ(31歳)イタリア代表 £1000万+200万(推定)


OUT

コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表

コルチェスター・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(21歳)イングランド 手数料非公表

ノリッジ・シティへシーズンローン
 右WG マルキーニョス(19歳)ブラジル 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 CB オマル・レキク(21歳)チュニジア代表 手数料非公表

アクリントン・スタンリーへシーズンローン
 CF ネイサン・バトラー=オイェジェジ(20歳)イングランド 手数料非公表

ハートリプール・ユナイテッドへシーズンローン
 CB テイラー・フォラン(19歳)イングランド 手数料非公表

クリスタル・パレスへシーズンローン
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(23歳)ベルギー代表 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 左WG キド・テイラー=ハート(20歳)イングランド 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 CF ビリー・ヴィガー(19歳)イングランド 手数料非公表

フラムへシーズンローン
 右SB セドリック・ソアレス(31歳)元ポルトガル代表 手数料非公表


(年齢は2023年2月1日現在)


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この冬の移籍期間で
補強が必要になると思われていたポジションは
5トーマスや34ジャカと同じレベルでバックアップ出来る
「DMF・CMF」と
7サカと11マルティネッリをバックアップする
「サイドアタッカー」、
そしてW杯中に負傷した9ジェズスの穴を埋める
「ストライカー」の3つのポジションを挙げましたが
「ストライカー」に関しては
この冬での補強は行いませんでした。

それはひとえに離脱した9ジェズスの穴を
14エンケティアが期待以上に埋めている事が
一番の要因だと考えられます。

実際この1月にはPL再開後の最初の山場である
ニューカッスル、スパーズ、ユナイテッドの3連戦がありましたが
その3連戦を2勝1分で乗り切れた事からも
14エンケティアを信頼した判断は
間違っていなかったと言えると思います。

しかし11マルティネッリや新加入の19トロサールが
1トップでプレーする事が可能だとしても
本職のCFが14エンケティア一人という事は
仮に14エンケティアが怪我で離脱した場合には
大きなリスクを伴う事になりますが、
ELのノックアウトラウンドが始まる3月までは
延期分のシティ戦が2月15日に組み込まれた以外は
週に1試合と言う比較的楽なスケジュールであり
ELのノックアウトラウンドが始まる頃には
9ジェズスが復帰してくる予定ですので
9ジェズスが復帰してくるまでの間も
このままで乗り切れると判断したと思われます。

同時に今シーズンが終われば
現在スタッド・ランスでゴールを量産している
26バロガンも戻ってきますので
来シーズンのスカッドの編成を考えますと
9ジェズス、14エンケティア、26バロガンの3人編成で
十分だと思います。

よってこの冬に新たなストライカーを獲得しても
最終的に余剰人員を増やすだけになる可能性もありましたので
無理に補強せずに
ストライカーに費やす補強資金を
他のポジションに回す事が出来たのは
結果的には良い判断だったと言えると思います。

実際、この冬の移籍期間では
「DMF・CMF」に20ジョルジーニョ、
「サイドアタッカー」には19トロサールを獲得し、
そしてサプライズ的に
「左利きのCB」15キヴィオルの獲得にも成功しました。

しかし当初アーセナルがこの冬の移籍期間で
獲得を目指していたのは
「サイドアタッカー」のポジションはムドリクであり
「DMF・CMF」のポジションはカイセドでした。

そのムドリクに対しては出来高合わせて
£5500万、£6200万、£7000万の
3度オファーを送ったと言われていますが
合意を得る事が出来ず
最終的にシャフタール・ドネツクの希望額の
£8850万を提示したチェルシーに
ムドリクは移籍する事になりました。

一方のカイセドに対しては
出来高合わせて£6000万、£7000万の
2度オファーを送ったと言われていますが
当初から非売品のスタンスを崩していなかった
ブライトンに却下されてしまい
獲得には至りませんでした。

ご存知の様に現在のアーセナルの補強方針は
才能豊かな20代前半の選手を
メインターゲットとし
今だけではなく向こう5シーズンと言う
長いスパンを考慮して補強に動いていますので
22歳のムドリクと21歳のカイセドは
理想的なターゲットだったと思います。

一方でクラブとして考えている
適正価格を大きく上回る様な取引を
決して行わないと言う方針を貫いているのも事実であり
結果から見ますとこの冬の移籍期間で
一人の選手に投資出来る限界値は
もしかしたら£7000万辺りだったのかもしれません。

残念ながら投資出来る限界値を超えてしまった
ムドリクとカイセドの獲得には至りませんでしたが
その後のアーセナルの動きは
例年のそれとは明らかに違っていたと思います。

例年の冬の移籍期間ならば
ムドリクやカイセドの様な補強方針に合致する
メインターゲットの獲得に失敗した時には
誰も獲得せずに
夏の移籍期間に改めて補強に動くと言う
パターンが多かったと思いますが
この冬はムドリクをチェルシーに奪われるや否や
ブライトンとの間で19トロサールの獲得を
一気にまとめ上げ
カイセドの獲得が叶わないとみるや否や
チェルシーとの間で20ジョルジーニョの獲得を
一気にまとめ上げました。

勿論、19トロサールは28歳、20ジョルジーニョは31歳と
昨今のアーセナルの補強方針からは
年齢的に逸脱しています。

前記の様に5シーズン先を見越した補強を
理想としているのは言うまでもありませんが
その方針を覆してでもPLで実績がある実力者を
スカッドに加えたと言う事は
たとえ短期的な問題を解決するだけの補強になったとしても
今シーズンのPL制覇に全てを賭けると言う覚悟を
表した様に感じます。

まぁ、反対に言えばこれまでは
そこまでの覚悟がなかったとも言えるかもしれません。
今シーズンがダメならば
仕切り直して来シーズンまた頑張れば良いと言う
どこか緩みがあったのかも知れません。
その緩みが最後の最後でCLの出場権を取り損ねた
昨シーズンの様な状況を引き起こしていたのかも知れませんので
補強云々だけではなく
その様な覚悟をフロントが示しただけでも
この冬の補強は良い補強だったと言えるかも知れません。

何はともあれ仮にプランBだったとしても
19トロサールも20ジョルジーニョも
良い補強だと思います。

19トロサールは左サイドを主戦場としていますが
2トップの一角やトップ下でもプレー可能ですし
多分右サイドでもプレー出来ると思われますので
負担が多かった11マルティネッリや7サカの負担を
軽減すると共に
11マルティネッリとは異なるリズムの持ち主ですので
これまでのスカッドに欠けていた
試合の流れを変えるゲームチェンジャーとしても
期待出来ると思います。

一方の20ジョルジーニョは
長い間チェルシーでアンカーを務め、
今シーズンもレギュラーとしてプレーしていましたので
仮に5トーマスが離脱したとしても
その穴は最小限に止まると共に
これまでの経験値の高さは
これからシーズン終盤の佳境を迎える時期に
必ずチームを支えてくれると思います。

この冬の補強の成果を考えますと
今となってはムドリクの獲得に失敗して
良かったのかも知れません。

ムドリクの獲得に成功した場合には
この冬の移籍期間で投資出来る予算の殆どを費やして
獲得する事になっていたと思いますので
その後のカイセドを獲得する動きは
なかったと思われますし
その先にある20ジョルジーニョの獲得も
どうなっていたか分からなかったと思います。
同時に潜在的に欠いていた左利きのCBの補強も
この冬に行う事はなかったかも知れません。

結果的にムドリクの獲得に失敗した事で残った予算で
より安価な投資で獲得可能な19トロサールを代役として獲得し
同時に15キヴィオルを獲得する事に成功しました。
そして25エルネニーが長期離脱する事が決まるや否や
カイセドの獲得に動く事も出来ました。
結果的にカイセドの獲得に失敗し
20ジョルジーニョを獲得する事になりましたが
ムドリクの獲得に失敗した事で
「サイドアタッカー」と「DMF・CMF」の補強と共に
6ガブリエウをバックアップする「左利きのCB」も
スカッドに加える事が出来ましたので
結果として良かったのかも知れません。

一方でこの冬の移籍期間で
27マルキーニョスをノリッジ・シティへ
23ロコンガをクリスタル・パレスへ
そして17セドリックをフラムへローン移籍に出しました。

イングランドでの経験値を上げる為に
ノリッジ・シティへローン移籍に出た27マルキーニョスと
現実的に構想外になっていた17セドリックは
予定通りのローン移籍と言えると思いますが
23ロコンガのローン移籍は
少し異様なローン移籍だと思います。

元々アンカー&左インサイドハーフのレギュラーである
5トーマスと34ジャカを
25エルネニーと23ロコンガがバックアップすると言う布陣は
質的にも量的にも問題があったと思います。
そのポジションにこの冬の移籍期間で
20ジョルジーニョを加えたとは言え
25エルネニーが右膝の怪我で長期離脱する事になりましたので
質的な問題は少し改善されたとは言え
量的な問題は改善されていませんでした。

表向きは23ロコンガに出場機会が必要な為の
ローン移籍と言う事になっていますが
量的な問題が改善されていないにも関わらず
このポジションの布陣から更に一人削ってしまう
23ロコンガのローン移籍は異様としか思えません。

よって23ロコンガのローン移籍は
スカッド的には理にかなっていない移籍であり
これは23ロコンガがこのままスカッドに残っても
出場機会が得られないと言う
通告を受けたのも同然だと思います。

そう言う意味では19トロサールに「19」
15キヴィオルに「15」
20ジョルジーニョに「20」のシャツが与えられた様に
元々そのシャツを着ていて現在ローン移籍中の
ペペ、メイトランド=ナイルズ、タヴァレスに対して
ローン移籍から戻ってきたくても
戻る所はもうないと言う通告を受けたのと同様に
23ロコンガも来シーズンのアーセナルの席が
残っている保証は全くない様に感じます。


今回の冬の移籍期間では
例年になく積極的に補強に動いた事で
スカッドの拡充に成功したと思います。

GK:1ラムズデール&30ターナー
右CB:12サリバ&16ホールディング
左CB:6ガブリエウ&15キヴィオル
右SB:4ホワイト&18冨安
左SB:35ジンチェンコ&3ティアニー
アンカー:5トーマス&20ジョルジーニョ&25エルネニー
右インサイドハーフ:8ウーデゴール&21ヴィエイラ
左インサイドハーフ:34ジャカ&10スミス・ロウ?
右サイドアタッカー:7サカ&24ネルソン?
左サイドアタッカー11マルティネッリ&19トロサール
CF:9ジェズス&14エンケティア

一応各ポジションを2人以上でカバー出来る布陣が
完成したと思います。

とは言え、10スミス・ロウが
左インサイドハーフで機能するのか?
24ネルソンが7サカをバックアップ出来るのか?等
少なからず改善の余地が残っていますので
この辺りの補強は来夏のテーマになると思われます。


ムドリクやカイセドの様な
今後ワールドクラスに成長する可能性がある
特大のタレントの獲得には失敗しましたが
それを逆手に取って
19トロサールと20ジョルジーニョと言う
即戦力をスカッドに加える事が出来た事で
PL制覇に向けての戦闘準備は整ったと思います。

そして来夏の補強課題だった左利きのCBの補強も
同時に行えた事を考えますと
この冬の移籍期間の評価は


『95点』と考えます。


因みに『ー5点』は
ムドリクやカイセドがアーセナルでプレーする姿も
観てみたかったと言う意味で
5点マイナスにしました。


C'mon Arsenal !!


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1 アーロン・ラムズデール(24)(HG)
2 
3 キーラン・ティアニー(25)
4 ベン・ホワイト(25)(HG)
5 トーマス・パーティ(29)
6 ガブリエウ(25)
7 ブカヨ・サカ(21)(U-21)(HG)
8 マルティン・ウーデゴール(24)
9 ガブリエル・ジェズス(25)
10 エミール・スミス・ロウ(22)(HG)
11 ガブリエウ・マルティネッリ(21)(U-21)
12 ウィリアム・サリバ(21)(U-21)
13 
14 エディー・エンケティア(23)(HG)
15 ヤクブ・キヴィオル(22)
16 ロブ・ホールディング(27)(HG)
17 
18 冨安健洋(24)
19 レアンドロ・トロサール(28)
20 ジョルジーニョ(31)
21 ファビオ・ヴィエイラ(22)
22 
23 
24 リース・ネルソン(23)(HG)
25 モハメド・エルネニー(30)
26 
27 
28 
29 
30 マット・ターナー(28)
31 カール・ハイン(20)(U-21)(HG)
32 
33 
34 グラニト・ジャカ(30)
35 オレクサンドル・ジンチェンコ(26)


シーズンローン
 13 ルナル・アレックス・ルナルソン(27)
 17 セドリック・スアレス(31)
 23 アルベール・サンビ・ロコンガ(23)
 22 パブロ・マリ(29)
 33 アーサー・オコンクウォ(21)(U-21)(HG)
 26 フォラリン・バロガン(21)(U-21)(HG)
 27 マルキーニョス(19)(U-21)
   エインズリー・メイトランド=ナイルズ(25)(HG)
   ニコラ・ぺぺ(27)
   ヌーノ・タヴァレス(23)


ホームグロウン 6名
非ホームグロウン 14名
U-21 4名
ローン 10名


(年齢は2023年2月1日現在)


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セドリック・ソアレス、フラムへシーズンローン [移籍情報]

セドリック・ソアレス(31歳)の
フラムへのシーズンローンが発表されました。


Arsenal 1.jpg今シーズンは更に序列を下げていた
17セドリックのフラムへの
シーズンローンが発表されました。


買取オプション付帯なしのシーズンローン
ローン期間の給与はフラムが全額負担


アーセナル通算

PL 27試合先発+11試合途中出場
  :2ゴール2アシスト
EL 7試合先発+3試合途中出場:1アシスト
FA杯 3試合先発
リーグ杯 7試合先発:2アシスト
コミュニティーシールド 1試合途中出場

公式戦通算 44試合先発+15試合途中出場:2ゴール5アシスト


昨シーズンはシーズン途中に
怪我で離脱した18冨安に代わって
シーズン後半は出場機会がありましたが
今シーズンは4ホワイトが
右SBにコンバートされた為に
序列的には4ホワイト、18冨安に次ぐ
3番手に降格してしまい
殆ど出場機会が得られていませんでした。

同時に35ジンチェンコが加入した事で
左SBは偽SB的な役割は与えられたのに対して
右SBは時にはバックラインに残り
2人のCBと共に3バックの形を作り、
時には5トーマスの横にまで絞っていって
中盤の底をプロテクトすると言う
戦術的な変更が明確になった事で
古典的なSBタイプの17セドリックは
現在のアーセナルの戦術に
フィットしなくなっていました。

結局の所、4ホワイトや18冨安を右SBで起用している様に
アルテタ監督は右SBの選手には
CB的なディフェンス力を求めていると思われますが
17セドリックにはその様なディフェンス力はなく、
偽SBを戦術に組み込ませた35ジンチェンコの様に
戦術を変える程の圧倒的な力もない為に
難しい立場に置かれていたと思います。

とは言え、現在のアーセナルの様な戦術を
導入しているチームの方が稀であり
古典的なSBを求めているチームの方が
圧倒的に多いのも事実ですので
自らのスタイルを活かして
フラムで活躍することを期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)

スペツィアから完全移籍
 CB ヤクブ・キヴィオル(22歳)ポーランド代表 £1750万+350万(推定)

チェルシーから完全移籍
 DMF ジョルジーニョ(31歳)イタリア代表 £1000万+200万(推定)


OUT

コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表

コルチェスター・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(21歳)イングランド 手数料非公表

ノリッジ・シティへシーズンローン
 右WG マルキーニョス(19歳)ブラジル 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 CB オマル・レキク(21歳)チュニジア代表 手数料非公表

アクリントン・スタンリーへシーズンローン
 CF ネイサン・バトラー=オイェジェジ(20歳)イングランド 手数料非公表

ハートリプール・ユナイテッドへシーズンローン
 CB テイラー・フォラン(19歳)イングランド 手数料非公表

クリスタル・パレスへシーズンローン
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(23歳)ベルギー代表 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 左WG キド・テイラー=ハート(20歳)イングランド 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 CF ビリー・ヴィガー(19歳)イングランド 手数料非公表

フラムへシーズンローン
 右SB セドリック・ソアレス(31歳)元ポルトガル代表 手数料非公表


(年齢は2023年2月1日現在)


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アルベール・サンビ・ロコンガ、クリスタル・パレスへシーズンローン [移籍情報]

23アルベール・サンビ・ロコンガ(23歳)の
クリスタル・パレスへのシーズンローンが発表されました。

Arsenal 1.jpg今シーズンも結果を残す事が出来ていな状況から
シーズン後半はクリスタル・パレスへ
シーズンローンに出される事になりました。


アーセナル通算

PL 14試合先発+11試合途中出場
EL 6試合先発
FA杯 2試合先発+1試合途中出場
リーグ杯 4試合先発+1試合途中出場

公式戦通算 26試合先発+13試合途中出場


2021年夏にアンデルレヒトから加入した23ロコンガは
多くのチャンスを与えられてきたと思いますが
残念ながらそのチャンスを活かせていません。

勿論、適性ではないアンカーで起用される試合が多い為に
持ち味を発揮出来ていないと言う
問題もあると思いますが
それを差し引いても
周囲を納得させるだけのパフォーマンスは
残念ながら観せる事が出来ていません。

その様な状況の中で迎えた
先日のFA杯シティ戦。
その時も書きましたが
これまで多くのチャンスを与えてきたアルテタ監督も
この試合でのパフォーマンス観て
遂に見限った可能性があり、
実際、20ジョルジーニョを獲得したとは言え
右膝の怪我に対して手術に踏み切った
25エルネニーが長期離脱する事になった為に
相変わらず中盤の選手層に問題を抱えている状況にも関わらず
あっさりとローン移籍に出してしまいましたので
これはこのままチームに残っていても
シーズン後半はプレーする機会がないと
通告されたのも同然だと思います。

もしかしたらこのローン移籍が
23ロコンガのキャリアの分岐点になるかもしれません。

半ば戦力外通告の様なこのローン移籍に落ち込むのか?
それとも今まで行ってきた事の全てを変える位の
反骨精神を示すのか?

どちらにせよ今後のキャリアを変える事が出来るのは
自分自身しかいない事を自覚して
精進して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)

スペツィアから完全移籍
 CB ヤクブ・キヴィオル(22歳)ポーランド代表 £1750万+350万(推定)

チェルシーから完全移籍
 DMF ジョルジーニョ(31歳)イタリア代表 £1000万+200万(推定)


OUT

コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表

コルチェスター・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(21歳)イングランド 手数料非公表

ノリッジ・シティへシーズンローン
 右WG マルキーニョス(19歳)ブラジル 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 CB オマル・レキク(21歳)チュニジア代表 手数料非公表

アクリントン・スタンリーへシーズンローン
 CF ネイサン・バトラー=オイェジェジ(20歳)イングランド 手数料非公表

ハートリプール・ユナイテッドへシーズンローン
 CB テイラー・フォラン(19歳)イングランド 手数料非公表

クリスタル・パレスへシーズンローン
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(23歳)ベルギー代表 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 左WG キド・テイラー=ハート(20歳)イングランド 手数料非公表

ダービー・カウンティへシーズンローン
 CF ビリー・ヴィガー(19歳)イングランド 手数料非公表

(年齢は2023年2月1日現在)



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