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マルキーニョス、ノリッジ・シティへシーズンローン [移籍情報]

27マルキーニョス(19歳)のノリッジ・シティへの
シーズンローンが発表されました。

Arsenal 1.jpg昨夏にサンパウロから獲得した
27マルキーニョスは出場機会を求めて
ノリッジ・シティへ
シーズンローンに出る事が決まりました。


アーセナル通算

PL 1試合途中出場
EL 2試合先発+1試合途中出場
  :1ゴール1アシスト
FA杯 1試合途中出場
リーグ杯 1試合先発

公式戦通算 3試合先発+3試合途中出場:1ゴール1アシスト


昨夏サンパウロから移籍してきた27マルキーニョスは
プレシーズンキャンプで結果を出して
シーズン前半はファーストチームの
スカッド入りを果たしました。

そしてファーストチームのデビュー戦となった
EL第1節チューリッヒ戦では
1ゴール1アシストを挙げて
勝利に貢献しましたが
その後はPLとアーセナルのスタイルへの適応に苦しみ
出場機会を失っていました。

その一方でリザーブチームと共に出場した
5試合のPL2の試合では
4ゴール2アシスト挙げた様に
今の27マルキーニョスに必要なのは
ファーストチームでの定期的な出場機会と言うのは
言うまでもありません。

しかし19トロサールを獲得し、
10スミス・ロウが怪我から復帰したアーセナルに残っても
それほど多くの出場機会は得られないと思われますので
ノリッジ・シティへローン移籍して
出場機会を得る決断は正解だと思います。

PLへの昇格争い中のノリッジ・シティでは
結果も求められると思いますが
そのノリッジ・シティの昇格を手助けする様な活躍をして
来夏成長した姿で戻ってきて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)

スペツィアから完全移籍
 CB ヤクブ・キヴィオル(22歳)ポーランド代表 £1750万+350万(推定)


OUT


コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表

コルチェスター・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(21歳)イングランド 手数料非公表

ノリッジ・シティへシーズンローン
 右WG マルキーニョス(19歳)ブラジル 手数料非公表
 

(年齢は2023年2月1日現在)


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FA 4th:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 1−0 ARSENAL
2023年1月27日(金)The FA Cup, Etihad Stadium

Goal

 (64)Ake


30Turner

18Tomiyasu 16Holding 6Gabriel 3Tierney

5T. Partey

21Vieira    34Xhaka

 7Saka             19Trossard

14Nketiah


(46)16Holding>>>12Saliba
(46)5T. Partey>>>23Lokonga
(66)3Tierney>>>35Zinchenko
(66)19Trossard>>>11Martinelli
(74)7Saka>>>8Ødegaard


Substitutes
 1Ramsdale
 4White
 15Kiwior
 27Marquinhos


Arsenal 1.jpgFA杯4回戦はシティとの対戦になりましたが
この今シーズン最初のシティ戦は
0−1で敗れてしまいました。

先発はGKには30ターナーが務め
DFラインは右SBに18冨安、
左SBに3ティアニーが入り
CBは16ホールディングと
6ガブリエウが組みました。
中盤はアンカーに5トーマス、
インサイドハーフに21ヴィエイラと
34ジャカが入り
前線は右に7サカ、左に19トロサール、
1トップを14エンケティアが務める
4−3−3が組まれました。

この試合にどの様なメンバーを組んでくるかによって
FA杯に対する重要度がはっきりすると
前回書きましたが
ほぼフルメンバーを組んできたシティに対して
アーセナルは前試合のユナイテッド戦から
6人先発を入れ替えてきた事からも
アーセナルはシティ程、
FA杯を重要視していなかったのかもしれません。

しかし最初に決定機を作ったのは
アーセナルの方でした。

4分過ぎ、6ガブリエウからのパスを受けた19トロサールが
左サイドをドリブルで駆け上がった所からの折り返しを
走り込んできたた18冨安が
ダイレクトで右脚を振り抜きました。

その強烈なシュートはオルテガのファインセーブで
防がれてしまいましたが
もう少しコースが良かったら
決まっていたかもしれない程の
良いシュートだったと思います。

20分過ぎ、7サカ〜21ヴィエイラ〜19トロサールへと
右サイドから左サイドへ展開した所から
19トロサールが左脚を振り抜きました。

その強烈なシュートも
オルテガのファインセーブで防がれてしまいましたが
しっかりと枠を捉えた良いシュートだったと思います。

32分過ぎ、ルーズボールを収めた19トロサールが
左サイドをドリブルで侵入した所から入れた鋭いクロスを
ニアに走り込んできた14エンケティアが
ダイレクトで合わせました。

そのシュートは枠を捉える事が出来ませんでしたが
19トロサールのクロスは
完璧なタイミングとコースだったと思います。

そして何よりもボールを持った時には
瞬時にゴールまでの道筋を描いたかの様に
すぐにドリブルで左サイドを突き進んだ事で
リコ・ルイスに寄せられる前に
クロスを入れる事が出来ていました。

仮にこのスピード感で仕掛けられていなければ
リコ・ルイスに追いつかれていたかもしれませんし
ニアに走り込んできた14エンケティアにも
合わなかったかもしれません。

この様な相手DFの先手を打つ様な仕掛けが出来る所が
19トロサールの強みなのかもしれません。

同時に元々ゴール前で点で合わせるのが上手い
14エンケティアにとっても
ゴール前を固められる前にクロスを入れてくれる
19トロサールとの相性は良いのかもしれません。

一方でシティの攻撃に対しては
よく対応していた方だと思います。

勿論、ハーランドに入った縦パスをカットしようとした
16ホールディングがハーランドの巧みなボディーコンタクトで
バランスを崩して後ろに後逸してしまい
ハーランドに飛び出されてしまった8分過ぎの場面や
ペナルティの外側からデ・ブライネに左脚を振り抜かれてしまった
24分過ぎの場面の様に危ない場面はありました。

特に前者はGKと1対1になる可能性があった
非常に危険な場面でしたが
間髪入れずにペナルティの外に飛び出した
30ターナーがスライディングタックルでカットし、
そしてそのこぼれ球に対して
距離のある所からハーランドがオーバーヘッドで
ゴールを狙ったシュートも
空いたゴールマウスをしっかりとカバーした
18冨安が防ぎゴールは守られました。

この日の30ターナーは
序盤にミスパスを送る場面はありましたが
総じて良かったと思います。
特にこの場面だけではなくCKやクロスに対しても
前に出る判断が的確で
同時に前に出る動きも非常に速く鋭かったと思います。

一方でハーランドとマッチアップしていた16ホールディングは
やはり厳しそうに観えました。
特に単純なスピード勝負を仕掛けられると非常に分が悪く、
ファールにならない程度のボディーコンタクトで
バランスを崩してしまう場面が何度かあった様に
老獪なハーランドの駆け引きに対しても
対応しきれていなかったと思います。

結局、前半の間でイエローカードを受けてしまった様に
ギリギリの対応を迫られていた事もあり
後半頭から12サリバと交代させられてしまったのは
仕方がなかったかもしれません。

とは言え、その12サリバはハーランドに対して
しっかりと対応出来ていたと思います。

今のシティはチーム総得点の約半分を
ハーランドが挙げている様に
絶対的な個の力でゴールを量産しているハーランドを
抑える事が出来るかどうかが
非常に大きなポイントだと思いますが
PLでの直接対決の前に
12サリバ&6ガブリエウのコンビが
ハーランドに通用するかどうか試す事が出来たのは
その直接対決に向けて非常に意義があったと思います。

結局、後半途中からアルバレスを投入して
2トップの様な形に変えてきた事からも
ハーランド一人の個の力だけでは
12サリバ&6ガブリエウのコンビは崩せない事は
実証されたと思います。

一方で16ホールディングと同様に
前半で退いた5トーマスの状態は
非常に気掛かりです。

どうやら肋骨を痛めた為の交代で
癖になっている筋肉形の怪我でなかっただけでも
良かったと思いますが
代わってアンカーを務めた23ロコンガが
中盤の底に大きな穴を作ってしまっていた様に
現在のアーセナルの好調さは
5トーマスの存在の上に成り立っている事が
再び証明されてしまいました。

勿論、23ロコンガにアンカーとしての資質がない事は
既に何度となく証明されていますので
このポジションで23ロコンガを起用する事自体が誤りであり
このポジションでプレーさせられている
23ロコンガには罪がないのかもしれませんが
それを差し引いても醜い出来だったと思います。

以前に比べてプレッシャーに曝される場面でも
積極的にボールを引き出し、
そこからボールを捌く事が出来る様になった所は
進歩したと思いますが、
一方で相手ボールになった時には
常にポジショニングが曖昧なのは勿論の事
マークに付いたままサイドに釣り出された場面では
釣り出されたと言う認識がないのか?
釣り出されたまま戻ってこない場面が何度となくありました。
それにより中盤底には大きな穴が空いてしまいますが
それに対する危機感を感じていない様に観える所が
23ロコンガの一番の問題なのかもしれません。

その様な23ロコンガがアンカーの位置に入ると
今シーズンの連動的なプレスが全く機能しなくなってしまうのは
言うまでもないと思います。

前線の3人とインサイドハーフの2人が
連動的にプレスを仕掛ける事でパスのコースを限定し
その状態から出されたパスを
5トーマスや2人のCBが回収する事で
常にアーセナルがペースを握ってきました。

しかし色々なメディアで8ウーデゴールが激怒していた場面が
取り上げられていた様に
本来いるべき所に23ロコンガがいない為に
ボールの回収が出来ないのは勿論ですが
23ロコンガがいるべき位置にパスが通ってしまうと言う事は
2ラインの間に侵入を許すと言う事を意味していますので
ボールを支配し続ける事が出来なくなるだけではなく
相手に決定的なチャンスを与えてしまう事もあると思います。

結局、失点の場面も
この様な23ロコンガの曖昧なポジショニングと対応が
引き金になったと言えると思います。

64分、アカンジからの縦パスを受けたアルバレスに
ペナルティの外側から強烈なミドルシュートを
撃たれてしまいました。
そのシュートはポストを叩き救われましたが
その跳ね返ったボールを
ペナルティの中で収めたグリーリッシュからの
ラストパスを受けたアケが放った
グラウンダーのコントロールショットが
ゴール左隅に吸い込まれてしまい失点。

まず縦パスを入れたアカンジがボールを持った時、
21ヴィエイラがロドリに付き
34ジャカがデ・ブライネに付き
19トロサールがウォーカーへのパスコースを切り
14エンケティアがラポルテやアケへの
パスコースを切る位置に立ちました。
これによりアカンジが出せるパスコースは
前方の限られたコースか背後に戻すしかありませんでしたので
その前方に残っていたパスコースを
23ロコンガが埋めれば
アカンジは何も出来なくなっていた筈でした。

しかしこの場面での23ロコンガは
その前方のパスコースを埋める事もなければ
ギュンドアンにもアルバレスに付く訳でもなく
中央やや右側の浮いた位置にとどまっていました。
最初はその位置にいても
アカンジの前方のパスコースに入って行った
アルバレスに付いて行ったのならば
まだ良かったと思いますが
23ロコンガはアルバレスに付いて行く事はせず
そのまま何も起こる事のない中央やや右側の位置で
ものの経緯を静観していました、、、。

そしてその後のグリーリッシュに対して
18冨安と7サカのダブルチームで対応している場面でも
23ロコンガは何も起こる事がない
ペナルティ内の中央やや右側に
とどまり続けていたのも疑問でした。

ダブルチームで追い詰めている時に
守備側が注意しなければならないのは
その2人の背後に必ず出来てしまうスペースというのは
言うまでもないと思います。

グリーリッシュが2人の間を割って行って突破される可能性や
その背後のスペースに飛び込んできた選手に
パスが送られる可能性が想定出来ますので
本来ならば23ロコンガはもっと寄せて行き
その背後に出来るスペースを
埋めておかなければならなかったと思いますが
残念ながら23ロコンガは動きませんでした。

最初の場面で23ロコンガが
ポジショニングを間違えなければ、、、
グリーリッシュがボールをキープしている間に
あと2m寄せていたら、、、
失点する事はなかったと思います。

後半も惜しい場面はありました。

12サリバが送ったリスタートのボールを
ラポルテと競った14エンケティアが
ヘッドで落としたボールに対して
21ヴィエイラがダイレクトボレーで左脚を振り抜いた
58分過ぎの場面、
そのシュートは枠を捉える事が出来ませんでしたが
21ヴィエイラは完全にフリーの状況で
トラップするだけの時間的空間的な余裕はありましたので
トラップしてから左脚を振り抜いた方が
良かった様に感じます。

35ジンチェンコからのパスを受けた34ジャカが
アーリークロスを入れた66分過ぎの場面、
そのクロスに対して脚を伸ばして飛び込んだ
ラポルテに触られてしまった為に
14エンケティアには通りませんでしたが
ラポルテが触っていなければ
14エンケティアは触るだけでゴールが奪えた可能性があった
際どい場面でした。

35ジンチェンコからのパスを受けた11マルティネッリが
ウォーカーをかわして
ポケットの位置にまで侵入した87分過ぎの場面、
そこからの折り返しも
アカンジの足に当たり通りませんでしたが
この場面も非常に迫力のある仕掛けだったと思います。

試合は最後までゴールを奪う事が出来ず
1−0で敗戦。

残念ながら今シーズンFA杯は
4回戦で敗退してしまいましたが
全てが悪い敗戦ではなかったと思います。

前回も書きましたがFA杯は勝ち進んで行きますと
PLのスケジュールと重なる様に試合が組まれている為に
延期されたPLの試合が
シーズン終盤のスケジュールを圧迫し始めます。

元々スカッドの層に問題があるアーセナルにとっては
シーズン終盤に向けてのコンディション管理が
非常に重要になってくると思いますが
FA杯を敗退した事で
シーズン終盤の大事な局面での
タイトなスケジュールから解放されるのであれば
決して悪い事だけではないと思います。

そしてPLでのシティとの直接対決を前にして
色々とテストが出来た所も良かったと思います。

そのシティに勝利する為には
ハーランドを絶対に抑える必要がありますが
そのハーランドを抑えるに当たり
16ホールディングでは難しくても
12サリバ&6ガブリエウならば
十分に抑える事が可能だと言う事が分かった点は
非常に大きな収穫だと思います。

そしてこれまでのシティとの対戦では
圧倒的にボールを支配され
自陣に押し込まれ続ける試合が多かったと思いますが
この試合ではほぼフルメンバーだったシティに対して
約半分がサブ組の布陣だったにも関わらず
しっかりとパスを繋いでシティのプレスを回避して
ボールを前に進める事が出来た点も
大きな収穫だと思います。

新加入の19トロサールも
シティ相手に独力でチャンスを
創造出来る事が確認出来た点も収穫だったと思います。
そしてその19トロサールの仕掛けは
11マルティネッリとは異なるリズムの仕掛けと言う所も
大きなポイントであり
11マルティネッリの負担を減らすと共に
11マルティネッリから19トロサール、
19トロサールから11マルティネッリへと交代する事で
これまで出来なかった
試合のリズムを変える選手交代が
やっと出来る様になると思われます。

一方で肋骨を痛めて前半で退いた
5トーマスの状況は心配です。

スキャンの結果大きな問題がなかったと言う
情報も流れてきていますが
先程も書きましたが今シーズンの好調なアーセナルは
5トーマスの存在の上に成り立っている事が
この試合で証明されてしまいましたので
5トーマスが早期に復帰出来るかどうか?
シーズン終了まで稼働し続ける事が出来るかどうか?
そして仮に5トーマスが離脱した時に
どの様な形で対処するのか?
悲願のPL制覇に向けて
非常に大きな問題だと思います。

勿論、この試合も25エルネニーがいれば
状況は変わっていたかもしれませんが
5トーマスをバックアップするべき
その25エルネニーも膝の怪我の為に
現在離脱中で復帰時期も未定の状況です。

その様な状況を踏まえてこの試合の後すぐに
ブライトンのカイセドに獲得のオファーを送ったのは
当然の流れであり
同時にこの試合のパフォーマンスを観たアルテタ監督は
遂に23ロコンガを見限った可能性もあると思います。

勿論、23ロコンガをアンカーで起用する事自体が
アルテタ監督の采配ミスだと個人的には思っていますが
ここ数日のクラブの動きを見る限り
少なくとも23ロコンガをアンカーとして起用する事は
2度とない様に感じます。

仮に5トーマスが軽傷だったとしても
25エルネニーが怪我による離脱が長引く様ならば
この冬の移籍期間中に
新たなアンカーを獲得する事が出来るかどうかは
今シーズンPL制覇が出来るかどうかに直結する
問題だと思います。

このポジションは来夏にライスの獲得に動くと
言われていましたので
本当ならばポジションが被るカイセドの獲得は
この冬のプランになかったのかもしれませんが
そのプランを一度棚上げし、
しかもクラブ史上最高額の移籍金で
カイセドを獲得しようとしている動きは
これまでのアーセナルにはない動きであり
それだけ本気で今シーズンのPLの制覇を
狙っているという表れだと思います。

しかし既に19トロサールを
引き抜かれているブライトンとっては
更にカイセドも引き抜こうとしているアーセナルの動きは
許しがたい行為と言うのも理解出来ます。
しかも今シーズンのブライトンは
来シーズンのEL等の出場権を獲得するチャンスがありますので
これ以上選手の流出を避ける為に
徹底抗戦する構えと言うのは当然の流れだと思います。

その様なブライトンを
冬の移籍期間が閉まる前に納得させて
カイセドを獲得する事が出来るかどうかは
現実的にかなり難しいミッションであり
それだけにカイセドの市場価値を大きく上回る
移籍金を提示して獲得に動いていますが
それでもかなり難しいミッションだと思います。

どちらにせよこの冬の移籍期間の間に
5トーマスをバックアップするアンカーを獲得出来なければ
5トーマスが怪我で離脱した時点で
PL制覇の夢は砕ける可能性がありますので
是が非でも獲得しなければならないと思いますし、
その中でもカイセドを獲得する事が出来れば
悲願のPL制覇にまた一歩近づく事になると思いますので
冬の移籍期間最終日、全力で獲得に動いて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:7G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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PL21:ARSENAL vs Manchester United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Manchester United
2023年1月22日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal

 (17)Rashford
 (24)14Nketiah(←34Xhaka)
 (53)7Saka(←18Tomiyasu)
 (59)Martinez
 (90)14Nketiah


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(46)4White>>>18Tomiyasu
(82)11Martinelli>>>19Trossard
(90+2)8Ødegaard>>>16Holding


Substitutes
 30Turner
 3Tierney
 72M. Smith
 23Lokonga
 21Vieira
 10Smith Rowe
 27Marquinhos


Arsenal 1.jpg今シーズンPLで唯一負けていたユナイテッドを
見事返り討ちにしました。

先発は4節連続同じ布陣が組まれ、
新加入の19トロサールも
ベンチに入りました。

試合はここ最近の試合と同様に
出だしからフルスロットルで襲いかかった
アーセナルのペースで始まり
早々にチャンスを迎えました。

1分過ぎ、5トーマス〜7サカ〜5トーマス〜
8ウーデゴール〜35ジンチェンコ〜11マルティネッリへと
右サイドから左サイドへ展開して行き
その11マルティネッリからのマイナス方向の折り返しを
8ウーデゴールがダイレクトで合わせました。

残念ながら8ウーデゴールのシュートはヒットせず
ブロックされてしまいましたが
開始早々にユナイテッドのプレスを上回る
展開力を観せてくれました。

1分過ぎ、左サイドからのショートコーナーからの流れで
35ジンチェンコからのパスを受けて
裏に抜け出した34ジャカからの折り返しを
ニアに入ってきて5トーマスがダイレクトで合わせましたが
そのシュートも僅かに枠を捉えられず。

ウーデゴールからボールを引き取った
35ジンチェンコがマークに来たエリクセンが
寄せきれていない隙をついて
左脚のアウトサイドで出した
34ジャカへのパスは見事だったと思います。

出だしは良かったと思いますが
この試合のアーセナルは
必要以上にナーバスになっていたのか?
通常の試合に比べてパスが微妙にズレる場面や
タイミングが合わない場面が多く
その様な状況の中でミスパスから失点してしまいました。

17分、7サカからのパスを受けた5トーマスが
ライン側を駆け上がる4ホワイトに向けて
ダイレクトで出したパスが
ラッシュフォードにカットされてしまい
そこからブルーノ・フェルナンデスからのパスを受けた
ラッシュフォードに5トーマスを抜き去った所から
右脚を振り抜かれて失点。

少しアウトサイドにかかったそのシュートは
ポストの外側から回り込んでくる様に
ゴール右隅を捉えられてしまいましたので
残念ながら1ラムズデールは
ノーチャンスだったと思います。

一方でボールを引き取った5トーマスが
ダイレクトでスペースにパスを送ると言う形は
アーセナルの定番の仕掛けですが
そのパスを真正面にいたラッシュフォードに
当ててしまったと言うのは
周囲の状況を全く把握出来ていないと言うミスであり
そのミスパスを挽回しようとしてしまったのか
ドリブルで切り込んできたラッシュフォードに対して
アタッキングエリアへの侵入を防ぐだけで良い場面で
ボールを取りに勝負してしまった為に
あっさりと抜き去られてしまった対応も
大きな判断ミスだったと思います。

しかし失点した後もボールを支配していたのはアーセナルでした。

20分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを
右サイドに向かって流れてきた34ジャカを経由して
7サカに展開され
その7サカがペナルティ内に入った所から
ラストパスが送られました。
そのパスを後ろ向きで受けた34ジャカは
14エンケティアに繋ぎ、
その14エンケティアはダイレクトで右脚を振り抜きましたが
残念ながらヴァランにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでした。

21分過ぎ、そこで得た右CKでは
グラウンダーのパスを下がった位置の11マルティネッリへ送る
サインプレーを行いましたが
その11マルティネッリのダイレクトシュートも
残念ながら枠を捉える事は出来ず。

確実にユナイテッドゴールに迫る中で
遂に同点ゴールが生まれました。

24分、左サイドのショートコーナーの流れから
35ジンチェンコの縦パスを受けた8ウーデゴールが
左サイドに開いていた34ジャカに展開し
その34ジャカからのクロスを
ファーサイドから走り込んできた14エンケティアが
ヘッドで合わせてゴール!!

34ジャカの正確なクロスは勿論でしたがが
ショートコーナーからの流れだった事もありますが
ユナイテッドの守備陣のマークのズレを生じさせた
34ジャカ、11マルティネッリ、8ウーデゴールの3人の
連動的にポジションを移す動きと
35ジンチェンコからの鋭い楔のパスのやり取りも
素晴らしかったと思います。

そしてファーサイドをカバーしていた
ワン・ビッサカの背後の死角から
完璧なタイミングで前に出て
ヘッドを叩き込んだ14エンケティアの動きも
完璧だったと思います。

これで振り出しに戻したアーセナルの勢いは
止まりませんでしたが
ユナイテッドにゴールに迫られる場面もありました。

27分過ぎ、8ウーデゴールが
マルティネスに潰された所から送られた
ベフホルストへの縦パスをアントニーに展開され
そのアントニーか切り込んできた所から送られたラストパスを
マクトミネイに右脚を振る抜かれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
防ぐ事が出来ましたが
オールド・トラッフォードでの試合の時と同様に
一つのプレーからゴールに繋げられそうになった
危ない場面でした。

その後もアーセナルの攻勢は続き
ユナイテッドゴールに迫る場面を作る事は出来ていましたが
決定機には至らず
前半はこのまま1−1で終了しました。

後半頭からは非常に悪かった4ホワイトに代えて
アルテタ監督は18冨安を投入してきました。

先程も書きましたが
前半のアーセナルはイージーなパスミスや連携ミスが多く
必要以上にナーバスになっていた様に感じる場面があり
特に顕著だったのが失点の切っ掛けを作ってしまった
5トーマスであり、
前半で退いた4ホワイトでした。

特に4ホワイトは集中出来ていないのか?
反対に気負い過ぎて空回りをしているのか?
それともコンディションが良くないのか?
ここ最近の試合では最も良くなかった印象で
記事にも取り上げられていましたが
この場面の対応がその象徴だったと思います。

38分過ぎ、右サイドをボールを持ち上がってきた4ホワイトは
中に走り出した7サカの動きに合わせてパスを送りましたが
そのパスはその間にいたエリクセンにカットされてしまいました。

厳密に言えばエリクセンにパスを出したかの様なミスパスであり
エリクセンの事が見えていなかった様に感じる程でした。

そしてそのエリクセンからのパスを受けたアントニーに対して
不用意に近づき過ぎた為に
あっさりとかわされてしまい、
そのアントニーからルーク・ショー〜
ブルーノ・フェルナンデス〜アントニーと繋げられ
そのアントニーからのリターンを受けて
ライン側の突破を図ってきた
ブルーノ・フェルナンデスに対しても何も出来ずに
簡単にかわされて突破を許してしまいました。

幸い失点には繋がりませんでしたが
オールド・トラッフォードでは
ショートカウンターからの失点で敗れていただけに
どの様な理由にせよこの様なイージーなミスや対応は
看過出来なかったのだと思います。

後半に入るとその様なナーバスな雰囲気は消え
前半良くなかった5トーマスも
この場面の様に持ち直したと思います。

47分過ぎ、11マルティネッリのバックパスを
ベフホルストにカットされ
そこからのパスを受けたアントニーに
左サイドを突破されてしまいましたが
全速力でプレスバックしてきた5トーマスが
アントニーを追い付いてボールを奪い返して見せました。

まさに『颯』の様にと表現するのに相応しい
とてつもないスピードでのプレスバックでしたが
このようなプレーが出来ると言う事は
通常の高い集中力に戻ったと言えると思います。

まぁ、普段の100%から
更にギアを上げた様なスプリントでしたので
『ハムストリングは保つのか?」
と心配してしまいました、、、。

51分過ぎ、14エンケティアに楔のパスを入れ
そのリターンを受けながら
右から左に侵入してきた8ウーデゴールから
34ジャカにスルーパスが送られました。
そのパスはマルティネスの
スラディングタックルでカットされてしまい
34ジャカはシュートを撃つ事は出来ませんでしたが
左足のインサイド側でボールを持っていた状態から
柔らかい足首を活かしてアウトサイドで出した
8ウーデゴールのスルーパスは
非常に美しいパスだったと思います。

この後7サカのスーパーゴールで逆転に成功しました。

53分、18冨安からのパスを受けた7サカが
カットインした所から豪快に左脚を振り抜きました。
ペナルティの外側から対角線に向けて放たれた
そのシュートはゴール左下に突き刺さりゴール!!!!

前半のラッシュフォードのシュートと同様に
GKにとってはノーチャンスの
完璧なシュートだったと思います。

逆転された事で今度はユナイテッドが
攻勢を強めてきました。

54分過ぎ、ルーク・ショーからのパスを受けた
ラッシュフォードの仕掛けに対して
応対した18冨安はバランスを崩して膝をついてしまい
すぐに戻ってもう一度押さえに行きましたが
そこでもかわされてペナルティ内から
シュートを撃たれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
ゴールは死守されましたが
この場面でも分かります様に
昨シーズンの良い時期に比べて
怪我から復帰後の18冨安は
まだベストな状態には戻っていない印象です。

怪我後の影響なのか?
それとも怪我を繰り返している為に
意識的無意識的にブレーキがかかってしまうのか?
際どい局面に於いて120%の力で相手を制圧してきた様な
瞬間的な鋭い動きが未だに鈍いままの様に観えます。

そして再びミスから失点してしまいました。

59分、エリクセンが蹴った右サイドからのCKを
前に出た1ラムズデールがキャッチしようとしましたが
18冨安と交錯してハンブルしてしまい
そのこぼれ球をマルティネスにヘッドで押し込まれてしまい失点。
18冨安と1ラムズデールとの
コミュニケーションミスなのかもしれませんが
一方でユナイテッドの選手が周りにいなかったので
1ラムズデールがキャッチしたくなった気持ちは分かりますが
ここはセーフティーにパンチングして欲しかったと思います。

同点に追いたユナイテッドが少しの間勢いづき、
反対にアーセナルは少し浮き足立ちましたが
今シーズンのアーセナルはそれ位の状況に動じる事はなく
徐々に落ち着きを取り戻したアーセナルは
再びユナイテッドゴールに迫って行きました。

7サカからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた35ジンチェンコから
11マルティネッリに繋げた62分過ぎの場面、
その11マルティネッリから折り返しに対して
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
その動きにいち早く気が付いていた
エリクセンにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

右サイドからペナルティ内に
ボールを持ち込んできた7サカから
ニアに入ってきた14エンケティアの動きに合わせて
ラストパスが送られた63分過ぎの場面、
そのパスを14エンケティアがダイレクトで合わせましたが
ヴァランにブロックされてしまい
ここでもゴールを奪う事は出来ず。

6ガブリエウの縦パスを受けた35ジンチェンンコが
ダイレクトで前にボールを流し
そのボールを受けた34ジャカから
鋭い折り返しが送られた65分過ぎの場面、
その折り返しは14エンケティアには合いませんでしたが
そのこぼれ球を受けた8ウーデゴールが
左脚を振り抜きましたが
このシュートもエリクセンにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

34ジャカからのパスを受けた7サカが
カットインした所から左脚を振り抜いた
69分過ぎの場面、
ポストを叩いたそのシュートは
エリクセンが僅かに触っていなければ
ゴールネットを揺らしていたと思われる
非常に際どいシュートだったと思います。

7サカからのクロスを
ファーサイドで受けた11マルティネッリが
カットインした所から右脚を振り抜いた
77分過ぎの場面、
このシュートはマルティネスの頭で
クリアーされてしまいましたが
クリアーされていなければ
かなり際どいシュートだったと思います。

右サイドでボールを持っていた7サカから
大外から追い抜いてきた8ウーデゴールに繋げられ
深い位置にまで侵入した80分過ぎの場面、
そかから送られたラストパスが
ファーサイドの34ジャカに通る前に
ブルーノ・フェルナンデスにクリアーされてしまい
シュートは撃てませんでしたが
7サカからのパスで8ウーデゴールが
深い位置にまで侵入した連携は
迫力がありました。

ユナイテッドゴールに確実に迫っていましたが
どうしてもゴールをこじ開ける事が出来ない状況に対して
アルテタ監督は11マルティネッリに代えて
新加入の19トロサールを投入してきました。

そも後もユナイテッドゴールに迫る続けました。

8ウーデゴールが入れた
右サイドからのFKのこぼれ球に対して
14エンケティアが左脚を振り抜いた83分過ぎの場面、
この至近距離からのシュートも
デ・ヘアのファインセーブで防がれゴールを奪う事が出来ず。

そして試合終了間際についに勝ち越しゴールが生まれました。

90分、5トーマスからのパスをハーフスペースで受けた
19トロサールがドリブルを仕掛けて
ヴァラン、ワン・ビッサカ、マクトミネイを引き付けた所から
ワイドな位置に上がってきていた
35ジンチェンコに繋ぎ
その35ジンチェンコからの折り返しを受けた
8ウーデゴールが流したボールを
14エンケティアが押し込みゴール!!

無理な体勢でしたがしっかりと押し込んだこのゴールは
チーム全体のみならずエミレーツ全体の
気持ちがこもった様なゴールだったと思います。

試合はこのまま3−2で勝利!!

これで19試合消化した時点で
勝ち点を50点にまで伸ばしました。

無敗優勝した2003/04シーズンのチームでも
19試合消化した時点での勝ち点は45だった様に
19試合消化して勝ち点50を挙げた事は
快挙と言えると思います。

しかしこの様な記録的な事だけに留まらず
この試合の勝利は非常に重要だったと思います。

この試合が始まる前に2位のシティがウルヴスに勝利した事で
消化試合が1試合多いとは言え
アーセナルとの勝ち点差は2にまで迫っていました。

勝ち点差が2となれば暫定と言え
一つの勝敗で順位が入れ替わる勝ち点差ですので
その様な状況になれば
今まで以上のプレッシャーに曝される事になり、
暫定とは言え一度シティに首位に立たれてしまったら
その後は勢い付いて
そのまま突っ走られる可能性もあったと思いますので
この試合での勝利は必須でした。

同時に先日のマンチェスターダービーでは
シティはユナイテッドに敗れていましたので
そのシティに勝利したユナイテッドに勝利する事が出来れば
メンタル的にシティよりも優位に立つ事が出来ますので
そういう意味でも勝利が必須の試合だったと思います。

そして最近絶好調だったユナイテッドに対しても
アーセナルがこの試合で敗れてしまったら
消化試合が1試合多いとは言え勝ち点差が5に縮まり
今後上位争いに加わる可能性が
出てきていたかもしれませんでしたが
その可能性を挫く意味でも
この試合での勝利は大きな意味があったと思います。

その様に重要な試合だっただけに
今まで以上にナーバスになっていたのも
仕方がなかったかもしれませんが
その様な状況を物ともせずに反対に集中力を高め、
いつも以上の存在感を示したのが
34ジャカであり35ジンチェンコだったと思います。

34ジャカは中盤の底から最前線にまで
何度となくアップダウンを繰り返していたのは勿論ですが
全力でスプリントする場面も何度もあり
そして左サイドに限らず
流れの中で右サイドにまで顔を出すなど
非常に広い範囲で攻守において
存在感を示していたと思います。

そして更に広い範囲に顔を出していたのが
35ジンチェンコだったと思います。

偽左SBの35ジンチェンコは
左SBでありながら時にはアンカーになり
時には左インサイドハーフにもなりますが
この試合では流れの中で5トーマスの右側の位置で
バックラインからボールを引き出し、
そこからボールを捌く場面もあれば
そのまま前に上がって行き
8ウーデゴールがプレーするエリアで
ボールを絡み出す場面もありました。
そうかと思えば次の場面では
いつの間にかに左サイドのワイドな高い位置で
サイドチェンジのパスを受けている事もあり
この2人のポジションに囚われないプレーは
ユナイテッドを混乱に陥れていたと思います。

そしてこの重要な試合を勝利に導く2つのゴールを挙げた
14エンケティアも非常に大きな自信に繋がったと思います。

今シーズンのアーセナルの攻撃陣を
1ランク上のユニットに変え
ここまで攻撃陣を引っ張っていた9ジェズスが
W杯中の怪我で離脱した事で
ニューカッスル、スパーズ、ユナイテッドと続いた
上位対決のこの3連戦は正念場と観られていました。

その3連戦を2勝1分けで乗り切る事が出来たのは
勿論、チームとしての成長もありますが
その絶対的なエースである9ジェズスの穴を感じさせずに
しっかりと穴を埋めていた
14エンケティアの成長があったからであり、
しかも多くの否定的な意見に対して
チームを勝利に導くゴールという形で応えた事で
14エンケティアを疑う意見を完全に黙らした事も
シーズン後半に向けて大きな意味があると思います。

そして新加入の19トロサールも少ない時間ながら
存在感を示したと思います。

合流してまだ間もないにも関わらず
他の選手としかりと息を合わせ、
同時に相手DFが嫌がる様なプレーは何なのか?
しっかりと意識したプレーが随所にあったと思います。

小柄でフィジカル的なハンデがあるにも関わらず
遠回りをしながらもここまでのし上がってこれたのは
技術的な部分だけではなく
この様なクレバーな所が
大きな理由なのかもしれません。

ファーストインプレッションとしては
テンポが速く連動的で流動的な動きをする
アーセナルのスタイルに
19トロサールは十分に対応可能な様に感じます。

これで11マルティネッリや7サカへの負担が減ると共に
行き詰まった状況の時には
この試合の様にゲームチェンジャーとしても
十分期待出来そうです。

次はFA杯シティ戦です。

従来ならばレギュラー組を休ませる為に
サブ組中心の布陣で挑む事もありますが
今回はどの様な布陣で挑むのか注目されます。

実際、W杯後6ガブリエウ、7サカ、
11マルティネッリ、14エンケティアの4人は
休みなく先発から起用され続けていますので
どこかのタイミングで休みが与えられると思いますが、
その一方で連戦が続いているとは言え、
ほぼ週に1試合のペースで進んでいますので
そこまでコンディション管理する必要がないとも言えますので
フルメンバーに近い布陣で挑む可能性も残されていると思います。

最終的にはアルテタ監督がFA杯のタイトルを
どこまで重要視しているかで決まるのかもしれません。
最優先されるのは勿論PLのタイトルだと思いますが
FA杯も同じ意気込みで取りに行こうと考えているのならば
フルメンバーに近い布陣で挑むと思われますし、
FA杯を勝ち進むにつれて
シーズン終盤のスケジュールは確実に厳しくなりますので
今シーズンはPLのタイトルを優先する為に
無理しないと判断したのならば
サブ組のメンバーを多く使うと思います。

よってレギュラー組と大きな差がない
30ターナー、18冨安、3ティアニー等は
起用される可能性が高いと思いますが
16ホールディングや21ヴィエイラ等も起用されるのならば
アルテタ監督はPLのタイトルに重きを置いていると
判断出来るかもしれません。

とは言え、流石に15キヴィオルは無理かもしれませんが
ユナイテッド戦を見る限り
新加入の19トロサールは先発から起用されても
おかしくない状況だと思いますので
ここまで負担が多かった
前線の3人の内の誰かを休ませる事は
十分にあると思います。

他の見方をするならば
今シーズンは試合延期の関係で
まだシティとは対戦していませんので
このFA杯シティ戦は
現在の両チームの優劣を計る
重要な試合になるかもしれません。

よってこの試合に勝利すればシーズン後半に向けて
更なる自信に繋がるかもしれませんが
その一方でこれから行われるPLでの対戦に於いて
余計な優劣のイメージを植え付けない為にも
敢えてサブ組中心で挑むのも
一つの戦術だと思います。

最終的にアルテタ監督がどの様な判断を下すのか
非常に注目される試合だと思いますが
個人的にはフルメンバーで
真っ向勝負する試合を観たいと思っています。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:7G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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ヤクブ・キヴィオルをスペツィアから獲得!! [移籍情報]

ヤクブ・キヴィオル(22歳)をスペツィアから獲得!!

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セリエAで評価を高め
今回のW杯でもポーランド代表として
ラウンド16への進出に貢献した
キヴィオルをスペツィアから獲得しました。


Jakub Kiwior
2000年2月15日生
187cm 80kg
ポーランド代表

移籍金:£1750万+出来高350万(推定)
契約期間:2028年夏まで(推定)
週給:
背番号:15

スペツィア通算

セリエA 38試合先発+1試合途中出場
コッパ・イタリア 4試合先発

公式戦通算 42試合先発+1試合途中出場


16歳でアンデルレヒトに移籍したキヴィオルは
スロバキアリーグのジェレジアルネ・ポドブレゾヴァー、
ジリアへと渡り歩き
2021年夏にセリエAのスペツィアへ移籍しました。

そのスペツィアではシーズン序盤こそは控えでしたが
12月頃からはDMFのポジションを掴み
その後は主力選手としてセリエA残留に貢献しました。
そして今シーズンは本来のCBにポジションを移し更に評価を高め
2022年6月にポーランド代表に初選出されてからは
瞬く間にポジションを掴んだキヴィオルは
カタールW杯でも全4試合で先発出場していました。

そのキヴィオルは希少価値がある
左利きのCBでフィジカル的に強く
同時に水準以上のスピードも兼ね備えている所は
PL向きのCBの様に感じます。

そして球際に強いだけではなく
相手がパスを受けた瞬間や
ドリブルを仕掛けている瞬間の見極めが鋭く
わずかに出来た隙を突いて
ボールをカットするディフェンス技術も
しっかりと習得していると思われ、
それ以外でもリスクを恐れず仕掛ける深いタックルや
身を呈してゴールを守る様な泥臭さも
キヴィオルの魅力かもしれません。

それと共に左脚から放たれるフィードの精度は高く、
DMFでもプレー出来ていた様に
相手からのプレッシャーに曝されても
簡単にボールをロストしない足元の技術レベルも
安定していると思われます。

とは言え、スペツィアでのプレーに比べて
現在のアーセナルのプレースピードは
数段速いと言うのは言うまでもなく
その速いテンポで流れていく展開に
すぐに適応出来るかどうかは
しばらく様子を見る必要があると思います。

しかし年齢的にまだ22歳であり
スロバキアのクラブでプレーしていたキヴィオルが
わずか1年半後にはポーランド代表として
W杯のピッチでプレーしていた事を考えれば
凄まじいスピードで成長しており
PLやアーセナルのプレースピードにも
すぐに適応してくれる事が期待されます。

キヴィオルの加入で
左利きの6ガブリエウをバックアップする
左利きのCBの問題は解決するのは勿論の事、
緊急時には5トーマスに代わって
DMFとして起用する事も可能かもしれませんので
選手層の底上げに有効な補強になる様に感じます。


C'mon Arsenal !!


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IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)

スペツィアから完全移籍
 CB ヤクブ・キヴィオル(22歳)ポーランド代表 £1750万+350万(推定)


OUT


コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表


(年齢は2023年2月1日現在)


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レアンドロ・トロサールをブライトンから獲得!! [移籍情報]

レアンドロ・トロサール(28歳)をブライトンから獲得!!

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ムドリクの獲得に失敗したアーセナルが
前線の補強として獲得したのは
ブライトンのトロサールでした。


Leandro Trossard
1994年12月4日生
172cm 65kg
ベルギー代表

移籍金:£2100万+出来高600万(推定)
契約期間:2026年夏まで(推定)
週給:
背番号:19

ブライトン通算

PL 100試合先発+16試合途中出場:25ゴール13アシスト
FA杯 3試合途中出場
リーグ杯 2試合途中出場

公式戦通算 100試合先発+21試合途中出場:25ゴール13アシスト


2019年夏、25歳の時に
KRCヘンクからブライトンに加入したトロサールは
左サイドアタッカーとしてすぐにポジションを掴み
2020/21シーズンからは
ブライトンの攻撃陣のエース格として
評価を高めていました。

そのトロサールは
ライン側をスピードに乗ったドリブルで持ち上がる
推進力が高く、
細かく正確なボールコントロールや
相手のタイミングを外すタイミング感覚、
そして小柄ですがボディーバランスも優れているので
スペースのない所でも苦にしない印象を受けます。
そして右利きですが
左脚も遜色なく使う事が出来、
左脚からも正確なシュートを撃てるのは勿論の事
正確なクロスも送れる所は
プレーエリアの幅を広げており
クロスだけではなくラストパスのセンスも高く
総じて高いチャンスメイク能力の持ち主だと思います。

同時に得点力も高く
ペナルティ内に留まらず
ペナルティの外側からも狙える得点力は
年々上がっている印象で
ここまでの今シーズンではすでに7ゴール挙げている様に
チャンスメイクだけではなく得点力も求められる
アーセナルのサイドアタッカーの要件にも
合致する選手だと思います。

一方で若干球離れが悪い印象や
トリッキーなプレーに傾倒する場面が散見される所は
連動的な動きが際立っている
今シーズンのアーセナルの中では
マイナスになるかもしれませんが
基本的にはアーセナルのスタイルとの親和性は高い様に感じます。

そのトロサールは基本的には左サイドが主戦場ですので
左サイドで起用される事が考えられますが
ブライトンでは2トップの一角や
1トップの後ろの2シャドーやトップ下でも起用されており
3バックの布陣の時には左WBでもプレーしています。
そしてブライトンでは余り多くありませんので
それほど適正がないのかもしれませんが、
両脚使える事を考えますと
右サイドでも十分にプレーが可能な様に感じますので
11マルティネッリや7サカの負担を軽減し
9ジェズスが帰ってくるまでは
CFでも起用される可能性があると思います。

ブライトンとは最後の最後でデ・ゼルビ監督と衝突した様に
若干我が強い所は
チームとして一体感がある今シーズンのアーセナルの輪を
乱さないか心配がない訳ではありませんが
アーセナルには11マルティネッリと7サカと言う
2枚看板のエースがいる事を承知の上で
アーセナルへの移籍を決断していますので
最初はバックアッパーと言う立場から始めなければならない事も
十分に受け入れていると思われます。

ブライトンとの契約が残り半年(1年延長オプションあり)だった
トロサールに対して£2100万+600万と言う移籍金が
高いのかどうかと言う問題と、
ここ最近の補強方針から外れる
28歳の選手を獲得した事に対して
賛否があると思いますが
9ジェズスや35ジンチェンコを獲得した時と同様に
PLへの適応問題がないトロサールは
即戦力として期待出来る所は大きな利点であり
現在の懸案事項だった
11マルティネッリと7サカへの負担を軽減させると共に
現在のスカッドに不在だった
ゲームチェンジャーとして
大いに期待出来ると思われますので
今シーズンのPL制覇を目指す上では
良い補強だと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
IN

ブライトンから完全移籍
 左サイドアタッカー レアンドロ・トロサール(28歳)ベルギー代表 £2100万+600万(推定)


OUT


コヴェントリー・シティへシーズンローン
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(19歳)イングランドU-19 手数料非公表

ウィガンへシーズンローン
 DMF ミゲル・アゼース(19歳)イングランドU-20 手数料非公表

SKシュトゥルム・グラーツへシーズンローン
 GK アーサー・オコンクウォ(21歳)イングランド 手数料非公表

SJKセイナヨキ(フィンランドリーグ1部)へシーズンローン
 GK オヴィ・エヘァリ(19歳) イングランド 手数料非公表

イプスウィッチ・タウンへ完全移籍
 CB ハリー・クラーク(21歳)イングランド 移籍金非公表


(年齢は2023年2月1日現在)


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PL20:Tottenham Hotspur vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Tottenham Hotspur 0−2 ARSENAL
2023年1月15日(日)Premier League, Tottenham Hotspur Stadium

Goal

 (14)Lloris(og)
 (36)8Ødegaard(←7Saka)


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(79)11Martinelli>>>3Tierney
(85)35Zinchenko>>>18Tomiyasu
(90+2)8Ødegaard>>>21Vieira
(90+2)14Nketiah>>>10Smith Rowe


Substitutes
 30Turner
 16Holding
 72M. Smith
 23Lokonga
 27Marquinhos


Arsenal 1.jpg シーズンダブル!!

アウェイでのノースロンドン・ダービーも
力の差を見せつけて0−2で勝利しました!!

先発は前節のニューカッスル戦と同じ
現時点でのベストメンバーが組まれました。

試合は序盤こそは落ち着かない展開でしたが
徐々にボールを支配し始めてからの前半は
完全にアーセナルのペースで進みました。

アーセナルのテンポの良いパス回しは
スパーズのプレスを完全に無力化し、
アーセナルの素早いハイプレスは
スパーズを敵陣深くに押し込め、
バックラインから苦し紛れにパスを出しても
その回収率は圧倒的にアーセナルが高かった為に
多くの時間はスパーズ陣内でのプレーだったと思います。

最初の決定機もアーセナルの鋭いハイプレスからでした。

6分過ぎ、ロメロからロリスへパスが送られた時に
そのパスを追う様に仕掛けた11マルティネッリのプレスに
慌てたロリスがラングレの方へボールを蹴って逃れ、
そのラングレが前方へ蹴り出して逃げようとしたボールを
素早く寄せてきた8ウーデゴールがブロックして
ペナルティ内にルーズボールが跳ね上がりました。
そしてその跳ね上がったボールを収めた11マルティネッリから
自分の背後に送られた浮き球のパスを
14エンケティアがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
前に出てきたロリスにブロックされてしまい
残念ながらゴールを奪う事は出来ず。

11マルティネッリのプレスが
ゼロの状態から決定機を作り出した場面でした。

その後もアーセナルのスピードに
スパーズが付いて行けないまま
先制点が生まれました。

14分、5トーマスが送った
右サイドの裏のスペースへのパスを収めて
深い位置にまで侵入した7サカが
セセニョンをかわした所から
右脚を振り抜く様に中に折り返しました。
その7サカが送った鋭い折り返しのボールが
セセニョンに当たって軌道が変わた事で
ロリスは弾き出す事が出来ずに
そのままゴールに吸い込まれて先制ゴール!

7サカに突破される事を恐れて
寄せきれなかったセセニョンが示す様に
スパーズを飲み込んでしまった様な
先制ゴールだったと思います。

その後も右サイドから崩す場面がありました。

19分過ぎ、ロリスがセセニョンに送ったフィードのこぼれ球を
4ホワイトがヘッドで前方に跳ね返したボールに対して
ラングレと何度も競り合った7サカと14エンケティアが
ボールを奪い返し、
そこから深い位置にまで侵入した7サカからの
マイナス方向の折り返しを受けた
14エンケティアが1タッチ目で更に深い位置にまで侵入し
そこからゴール前を射抜く様に
鋭いクロスが送られました。

そのクロスはクリアーされてしまい
シュートには繋がりませんでしたが
この場面でも泥臭くても
執拗にボールを奪い返そうとする姿勢が
チャンスを生み出しました。

21分過ぎ、自陣深い位置から35ジンチェンコ〜
11マルティネッリ〜14エンケティア〜35ジンチェンコ〜
14エンケティアと左サイドを展開し
その14エンケティアから右サイドの4ホワイトへ
サイドチェンジのパスが送られました。
そしてその4ホワイトから7サカ〜8ウーデゴールと繋ぎ
その8ウーデゴールがペナルティの外側から
豪快に左脚を振り抜きました。

残念ながらそのシュートは
ロリスのファインセーブに阻まれてしまいましたが
スパーズのプレスをあっさりとかわして
左サイドを展開した一連の流れは
非常に美しかったと思います。

23分過ぎ、7サカが送ったクロスを
ファーサイドで11マルティネッリが
ダイレクトで合わそうとしましたがヒットせずに
丁度ゴール前へ折り返した様になったボールに対して
14エンケティアが飛び込みましたが
そのヘッドはゴールを捉えられず。
そしてそのこぼれ球をセセニョンがヘッドでクリアーしたボールに対して
5トーマスがペナルティの外側から
豪快なダイレクトボレーを放ちましたが
そのシュートもポストを叩きゴールを奪う事は出来ず。

もしも5トーマスのダイレクトボレーが決まっていたら
年間最優秀ゴールにノミネートされていたと思われる位
素晴らしいシュートだっただけに
決まって欲しかったです。

そして待望の追加点が生まれました。

36分、7サカがドリブルで持ち上がった所からの
パスを受けた8ウーデゴールが
豪快に左脚を振り抜きました。
ゴールから約22mの位置から放たれた
そのロングシュートは
ゴール右下を捉えてゴール!!

21分過ぎのミドルシュートが
良い予行練習になったかの様な
完璧なロングシュートだったと思います。

試合を完全に支配し
良い時間帯に2つのゴールを奪った
完璧な前半だったと思います。

一方でその前半の間でゴールに迫られたのは
この2つの場面くらいだったと思います。

ダイアーから送られたロングフィードを
右サイドからゴールに向かって走り込んで来た
セセニョンが収めた17分過ぎの場面、
そのセセニョンから送られたスルーパスで
裏に抜け出したソンに
至近距離からシュートを撃たれてしまいましたが
前に出た1ラムズデールがしっかりとブロックして
ゴールを死守。

前に出ようと踏み込んでから
1歩2歩と前に出て行き
3歩目のブロック体勢に入るまでの
1ラムズデールのスピードは
圧倒的に速く、そして鋭かったと思います。

35ジンチェンコからボールを奪い返したホイビュルクに
左サイドからクロスが入れられた前半ロスタイムの場面、
そのクロスに対してニアに走り込んできたケインに
ヘッドで合わされてしまいましたが
このシュートも1ラムズデールがしっかりとセーブして
ゴールを死守。

前半は完全にアーセナルペースの試合でしたが
後半に入ると圧力を強めてきたスパーズの
反撃が始まりました。

ケインからのパスを受けたクルセフスキーが
左サイドからカットインしてきた所から
左脚を振り抜かれてしまった48分過ぎの場面、
そのシュートは枠を捉えませんでしたが
前半にはなかったパスをしっかりと繋いで
シュートチャンスを作られてしまった場面でした。

上手く反転して34ジャカをかわした
クルセフスキーからのパスを受けたケインに
右脚を振り抜かれてしまった49分過ぎの場面、
そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
ゴールを死守。

12サリバのパスをカットした
セセニョンからのパスを受けた
ケインからのリターンパスで
一気に抜け出してきたセセニョンに
至近距離からシュートを撃たれてしまった
51分過ぎの場面、
このシュートも1ラムズデールのファインセーブで
ゴールを死守。

その後もボールを支配したスパーズに
流れを掴まれ続けましたが
アーセナルは集中力を切らさずに
しっかりと対応したと思います。

その様な流れの中でも
何度かスパーズゴールに迫る場面はありました。

57分過ぎ、11マルティネッリのクロスを受けた14エンケティアが
巧みなトラップでマークに付いていたサールをかわして
右脚を振り抜きましたがロリスにセーブされゴールを奪う事は出来ず。

68分過ぎ、6ガブリエウからのパスを受けた34ジャカが
ドリブルで持ち上がった所から
ファーサイドに逃げる様に駆け上がって行った
14エンケティアにクロス気味のラストパスが送られ、
そのパスを受けた14エンケティアは右脚を振り抜きましたが
そのシュートは前に出てきたロリスにブロックされてしまい
残念ながらゴールを奪う事は出来ず。

34ジャカからのパスを受けた
14エンケティアのトラップが少し流れてしまい
シュートを撃つまでに1バウンド分
余計に時間を要してしまった為に
ロリスに前に出る時間を与えてしまったのは残念でしたが
一方でこの速攻の起点となった6ガブリエウのパスは
俊逸だったと思います。

ペナルティの手前でルーズボールを奪い返した6ガブリエウは
そのまま間髪入れずにダイレクトで
34ジャカにパスを出しました。
それまでの間、スパーズの攻勢を受け続けていましたので
試合を落ち着かせる為に
バックラインでボールをキープしても良い場面でしたが
前がかかりになっていたスパーズの陣形を見逃さずに
間髪入れずに34ジャカへパスを出す判断を下したのは
非常に良い判断だったと思います。

終盤もアーセナルゴールに迫られる場面はありました。

81分過ぎ、左サイドからのソンのFKに対して
前に飛び出した1ラムズデールがパンチングで弾き返し、
そこからソンのクロス、リシャルリソンのクロス、
クルセフスキーのクロス、ソンのシュート、
リシャルリソンのクロス、ソンのシュートと
波状攻撃が続きましたが全て弾き返し、
最後はリシャルリソンにシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートも1ラムズデールが
しっかりとセーブしてゴールを死守。

82分過ぎ、ロリスのフィードを
上手く6ガブリエウと入れ替わったケインが収め、
そのまま左サイドを侵入した所から送られた折り返しを
ソンにシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートは戻ってきた5トーマスがブロックして
枠を捉えさせず。

83分過ぎ、左サイドからのCKの流れから
深くまで侵入してきたクルセフスキーに
鋭いクロスが入れられてしまいましたが
そのクロスはニアに入ってきていた
ダイアーは合わせる事が出来ず
1ラムズデールが足でクリアーし
難を逃れました。

試合はこのまま逃げ切り
0−2で勝利!!

シーズンダブルを達成しました!!

そしてこの勝利は
スパーズとの力の差を見せ付けた勝利だけではなく
シティがユナイテッドとの
マンチェスターダービーで敗れた事を受けて
再び勝ち点差を8に広げる
非常に大きな勝利になったと思います。

そして次節はそのシティを敗ったユナイテッドとの対戦です。

今シーズンのPLで唯一の敗戦が
アウェイでのユナイテッド戦でしたので
その借りを返す試合になると共に
勝ち点差9の4位にまで順位を上げてきた
ユナイテッドの勢いを止める試合でもあり、
そして勝ち点差8に広がったシティとの差を
盤石にする為にも絶対に勝利が必要だと思います。

残念ながらムドリクの獲得が失敗に終わってしまった様に
未だにレギュラー組への負担は非常に大きいままですが
次のユナイテッド戦で勝ち点3を奪う事が出来れば
PL制覇に向けて一歩リードする事になると思いますので
しっかりとコンディションを整えて
ユナイテッド戦に挑んで欲しいと思います。


NORTH LONDON IS RED!!!!!!!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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FA3rd:Oxford United vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Oxford United 0−3 ARSENAL
2023年1月9日(月)The FA Cup, The Kassam Stadium

Goal

 (62)25Elneny(←21Vieira)
 (70)14Nketiah(←21Vieira)
 (76)14Nketiah(←11Martinelli)


30Turner

18Tomiyasu 16Holding 6Gabriel 3Tierney

25Elneny

21Vieira    23Lokonga

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(62)3Tierney>>>35Zinchenko
(62)23Lokonga>>>34Xhaka
(74)7Saka>>>10Smith Rowe
(81)18Tomiyasu>>>4White
(81)21Vieira>>>27Marquinhos


Substitutes
 31Hein
 5T. Partey
 8Ødegaard
 43Butler-Oyedeji


Arsenal 1.jpg今シーズンのFA杯初戦は
3部に当たるリーグ1の
オックスフォードとの対戦になりましたが
最終的には0−3で勝利しましたが
昨シーズンのノッティンガム・フォレスト戦と同様に
内容的には非常に悪い試合だったと思います。

先発はGKは30ターナーが務め、
DFラインは右SBに18冨安、
左SBに3ティアニーが入り
CBは16ホールディングと6ガブリエウが組みました。
中盤はアンカーには25エルネニー、
インサイドハーフには21ヴィエイラと
23ロコンガが入りましたが
前線はレギュラー組の7サカ、14エンケティア
11マルティネッリが並ぶ
サブ組とレギュラー組の
混成チームが組まれました。

試合の方は昨シーズンと同様に
この試合も「No More Red」キャンペーンの一環として
純白のシャツを着用して挑みましたが
シャツの赤い部分を無くしただけではなく
真っ赤に燃える様な闘志も
どこかに置いてきてしまったかの様な
非常に「しょっぱい」試合内容で、
結局、試合が動き出したのは
後半途中に34ジャカと35ジンチェンコが
投入されてからでした。

62分、11マルティネッリが倒されて
左サイドでFKを得ました。
そして21ヴィエイラが蹴ったそのFKを
25エルネニーがヘッドで叩き込み
先制ゴール!!

70分、マックグエインからベイトに出されたパスを
34ジャカがカットしたボールを
25エルネニーが21ヴィエイラに繋ぎ
その21ヴィエイラから出されたスルーパスで抜け出した
14エンケティアが前に出てきたマクギンティをかわして
ゴールに流し込みゴール!!

21ヴィエイラの正確なFKと
完璧なスルーパスから生まれた2つのゴールでしたが
そもそもこの2つのゴールの切っ掛けは
34ジャカでした。
34ジャカのパスカットが
2点目の起点になったのは言うまでもありませんが
先制点もボールを持ったベイトに対して
34ジャカが左コーナーフラッグ付近にまで
執拗にチェイスしてボールを奪い返した所から
最終的に11マルティネッリが倒されてFKを得る事になった様に
後半途中に投入された34ジャカがいなければ
もしかしたらゴールを奪う事は
最後まで出来なかったかもしれませんでした。

そして試合を決めた3点目はカウンターから生まれました。

76分、6ガブリエウがクリアーしたボールを
11マルティネッリがヘッドで14エンケティアに繋ぎ
その14エンケティアからのリターンパスを受けた
11マルティネッリがドリブルで持ち上がった所からの
スルーパスで抜け出した14エンケティアが
前に出てきたマクギンティを
チップキックでかわす様に決めてゴール!!

34ジャカと35ジンチェンコが投入されてからの
30分弱の間で何とか勝利を掴みましたが
それまでの約60分間は
非常に良くなかったと思います。

前線にレギュラー組の3人を並べたのにも関わらず
チーム全体としてプレースピードが非常に緩慢で
中々テンポを上げる事が出来なかった為に
組織的にオックスフォードのブロックを崩す事が出来ず、
同時にパスミス等も多く
単純にプレーレベルも非常に低かったと思います。

その主な原因は中盤にあった様に感じます。

25エルネニーは5トーマスの様な
チームに推進力を与える様なプレーが乏しく
全体的に無難なプレーに終始していた印象で
結果としてチームに良いリズムを与え、
必要な時にテンポを上げる事が出来ていなかったと思います。

そしてその25エルネニーよりも更に問題だったのが
インサイドハーフに入った
21ヴィエイラと23ロコンガの所だったと思います。

本当ならば2点目の場面の様に
2ラインの間に上手く侵入してパスを受け、
そこから決定的なラストパスを供給役割が
21ヴィエイラには求められていたと思いますが
オックスフォードの激しいチャージに
圧倒される場面が多く
2ラインの間やアタッキングサードで
良い形でボールを持つ事が出来ていませんでした。

最近はウイングの位置でもプレーしていますが
基本的に21ヴィエイラはラストパッサーですので
良い位置でボールを持つ事が出来なければ
持ち味を発揮する事が出来ません。
しかしこの試合を観る限りでは
未だに単純なフィジカル的な圧力に
対応が出来ていない為に
プレッシャーが高まる
2ラインの間やアタッキングサードで
良い形でボールを持つ事が出来ていないのは
問題だったと思います。

そして最も機能していなかったのが
23ロコンガだったと思います。

この試合の23ロコンガはどの様なプレーをしていたか
全く印象に残らない程
殆どの時間帯で消えていたと思います。
W杯中断中のドバイでの試合では
これまでと異なる素晴らしいパフォーマンスを観せていましたが
この試合の23ロコンガは
何をするべきか全く理解出来ていない
以前の23ロコンガに戻ってしまった印象でした。

確かにポジショニングが悪くて
全くボールに触れなかった頃に比べれば
ボールに触る機会は多くなっていましたが
ドバイでの試合の様に
相手のブロックの間にスムーズに入ってパスを引き出し
そこからテンポ良くパスを捌く事で
チームにリズムを与える様な動きや
スペースに走り込むフリーランニングで
相手の守備陣に混乱を招く様な動きが少なく
そして34ジャカが先制点を演出した様な
前線からの執拗なプレスを仕掛ける様な場面も
少なかったと思います。

本気で34ジャカからポジションを奪う意思があるのならば
少なくてもその34ジャカを上回るプレーを観せなければ
ポジションを奪う事が出来ない事を
23ロコンガは理解しているのか疑問を感じます。

勿論、プレーのレベルに関しては
超えられない部分があるのかもしれませんが
少なくとも積極的に動く、走るという部分は
プレーのレベルとは関係なく
誰もが平等に与えられている部分ですので
この部分でも34ジャカに大きく遅れをとっている現状を考えますと
今後もアルテタ監督は34ジャカに代えて23ロコンガを
自信を持ってピッチに送り出す事は出来ない様に感じます。

一方で怪我から復帰した10スミス・ロウが
早速ゴールに迫る場面がありました。

80分過ぎ、右サイドを21ヴィエイラ
〜11マルティネッリ〜21ヴィエイラと繋ぎ
その21ヴィエイラからのスルーパスで
右サイドを抜け出した
11マルティネッリからの折り返しを受けた
10スミス・ロウが左脚を振り抜きました。

11マルティネッリからの折り返しを的確に収めていたら
ゴールを奪えたかもしれない
絶好の場面でしたが
トラップが跳ねてしまった為に
アンダーソンに寄せるだけの時間を与えてしまい
結果としてそのシュートはブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来まなかったのは残念でした。

とは言え、シュートチャンスに絡んだ事よりも
11マルティネッリが抜け出した時に
間髪入れずに並走する様に
フルスプリント出来ていた所が
ある意味ハイライトだったと思います。
手術したソケイ部を庇う様な素振りもなく
脚の動きもスムーズでしたので
フィジカル的な不安がなさそうに観えたのは
何よりも良かったと思います。

トラップが跳ねてしまった様に
プレーに付いてのちょっとした微調整や
試合感を取り戻す必要性があると思いますが
レギュラー組に匹敵するレベルの
10スミス・ロウの復帰は
シーズン後半に向けて大きな力になると思われます。


とは言え、W杯の中断中に対戦した
リヨン、ACミラン、ユベントスの試合では
サブ組中心のメンバーでも
チームはしっかりと機能していただけに
3部のオックスフォードに対して
この様な「しょっぱい」試合しか出来なかったのは
非常に残念でした。

ドバイでの試合でサブ組に光明が差した様に感じたのは
幻だったのか?

一向に改善出来ていない
レギュラー組とサブ組の間にある少なくない差は
シーズン後半に向けてやはり不安を感じてしまいます。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G6A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:7G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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PL19:ARSENAL vs Newcastle United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−0 Newcastle United
2023年1月3日(火)Premier League, Emirates Stadium

Goal


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(75)4White>>>18Tomiyasu


Substitutes
 30Turner
 16Holding
 17Cedric
 3Tierney
 25Elneny
 23Lokonga
 21Vieira
 27Marquinhos 


Arsenal 1.jpg現在PL最少失点数の
ニューカッスルの強固な守りを
最後まで切り崩す事が出来ず、
この上位対決はスコアレスドローで終わりました。

先発は前節のブライトン戦と
同じメンバーが組まれました。

この試合も開始から
フルスロットルのアーセナルが
ニューカッスルゴールに迫りました。

5トーマスからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた11マルティネッリが折り返した
2分過ぎの場面、
その折り返しはゴール前に入ってきた14エンケティアには合わず
そのこぼれ球に対してペナルティ内に走り込んできた4ホワイトが
シュートを撃とうと試みましたがこれもヒットしませんでした。
そしてそこで跳ね上がったルーズボールに対して
最終的にシェアがクリアーしようとしたボールが
11マルティネッリに当たり戻ってきたボールを
8ウーデゴールがダイレクトボレーを放ちましたが
そのシュートも枠を捉えられず。

簡単なシュートではありませんでしたが
それでもゴール正面でフリーの状態でしたので
8ウーデゴールは枠を捉えなければならなかったと思います。

8ウーデゴールのパスを受けた7サカが
ドリブルでバーンをかわしてポケットの位置にまで侵入した
4分過ぎの場面、
角度のない所から左脚でシュートを放ちましたが
ポープにセーブされてしまいゴールを奪う事は出来ず。

35ジンチェンコからの縦パスを受けた34ジャカから
8ウーデゴール〜34ジャカ〜11マルティネッリ〜34ジャカへと
スペースのない所を繋いだ4分過ぎの場面、
その34ジャカが右脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいゴールを奪う事が出来ず。

ラストパスを受けた34ジャカのトラップが
流れていなければもっと良い状態で
シュートを撃つ事が出来ていたかもしれませんでした。

ドリブルで持ち上がってきた7サカからのパスを
左サイドで受けた11マルティネッリから
その11マルティネッリを追い越してきた
34ジャカにパスが送られた6分過ぎの場面、
11マルティネッリから送られた
パスのスピードが34ジャカとは合わず
34ジャカはなんとかスライディングしながら
シュートを撃ちましたが
枠を捉える事は出来ず。

左サイドからのクロスを
5トーマスがヘッドでクリアーし
そのボールを8ウーデゴールがヘッドで前方に送った
13分過ぎの場面、
そのボールに対して
14エンケティアがシェアと上手く入れ替わって前を向き、
そのままドリブルで深い位置にまで持ち上がった所から
鋭い切り返しでボットマンをかわして
34ジャカにラストパスが送られましたが
34ジャカのシュートはヒットせず。

7サカのパスで裏に抜け出した8ウーデゴールが
ポケットの所にまで入り込んだ所から
中に折り返しましたがボットマンにブロックされてしまい
繋げる事は出来ず。

序盤から良い形でニューカッスルゴールに迫りましたが
シュート精度やパス精度に欠いて
その良い仕掛けをゴールに結び付ける事が出来ないまま
徐々に攻め倦み始めてしまい、
次にニューカッスルゴールに迫ったのは
この場面だったと思います。

34分過ぎ、8ウーデゴールが蹴った
右サイドからのFKを
6ガブリエウがヘッドで合わせましたが
わずかに枠を捉える事が出来ず。

後半も良い形でニューカッスルゴールに迫りました。

35ジンチェンコからの縦パスを受けた
14エンケティアから8ウーデゴールへ
折り返しが送られた45分過ぎの場面、
この折り返しはウィロックにカットされてしまい
シュートを撃つ事が出来ませんでしたが
35ジンチェンコの針の穴を通す様な
鋭い縦パスは見事でした。

34ジャカ〜8ウーデゴール〜7サカへと
左サイドから右サイドへ展開した46分過ぎの場面、
その7サカが深い位置まで侵入した所から
折り返しましたが
その折り返しもカットされてしまい
ニアに入ってきた14エンケティアには通らず。

35ジンチェンコから鋭い楔のパスが
34ジャカに送られた55分過ぎの場面、
そのパスを受けた34ジャカからのパスを受けた
8ウーデゴールがゴール正面から左脚を振り抜きましたが
枠を大きく外してしまいゴールを奪う事は出来ず。

その後もボールを圧倒的に支配しながらも
最後の局面を切り崩す事が出来ないまま
次にニューカッスルゴールに迫る場面は
終盤まで待たなければならなかったと思います。

78分過ぎ、7サカが蹴った右CKを
ニアで11マルティネッリがヘッドで
流す様に合わせましたが
僅かに枠を捉える事が出来ず。

枠を捉える事は出来ませんでしたが
誰かファーサイドに詰めていたら
押し込めた場面だったと思います。
しかしこれまでセットプレーの局面で
主にファーサイドに詰めていたのは
他でもない9ジェズスでしたので
9ジェズスがいたら
また違う結果になっていたかもしれませんでしたが
この場面でファーサイドに誰も詰めていなかったのは残念でした。

83分過ぎ、自陣深い位置でボール奪い返した
7サカから8ウーデゴール〜34ジャカへと繋ぎ
その34ジャカから送られた
左サイドへのスペースへのパスで抜け出した
11マルティネッリが戻したボールを
8ウーデゴールがダイレクトで中に折り返しましたが
そのパスに34ジャカには合わず。

86分過ぎ、6ガブリエウが送った縦パスを
34ジャカが背後に流したボールで抜け出した
14エンケティアが左脚を振り抜きましたが
ポープのファインセーブに阻まれ
ゴールを奪う事が出来ず。

そしてゴールが奪えないまま
後半ロスタイムに入り
賛否が分かれる場面が訪れました。

94分過ぎ、11マルティネッリのヒールパスを受けた34ジャカが
左サイドからポケットの位置に入り込んだ所から送ったクロスが
カバーにきたマーフィーの腕に当たりましたが
判定はノーファールでした。

確かに至近距離から蹴られたボールでしたので
不可抗力で当たったと言う解釈は出来るかもしれませんが
後ろにいたシェアは
両腕を体にしっかりと付けた格好で対応していたのに対して
マーフィーの腕は肩のライン近くまで挙がっていましたので
全てが不可抗力とは言えない状況だったと思います。

しかもこの場面はゴールラインのすぐ横での出来事で
マーフィーの体のライン側でボールが当たったのに対して
この試合を裁いていたマドレイ主審は
ペナルティの外側から
尚且つ間には2〜3人の選手がいる状態で見る格好でしたので
本当にこの場面を目視出来ていたかどうか些か疑問を感じます。

この様な状況でマドレイ主審は
本当に100%の自信を持って判定出来ていたのか?
本当に少しも疑念がなかったのか?
この試合の勝敗を分ける
非常に重要な場面でしたので
120%の確信を得る為に
自分には見えない方向からの状況を見る事が出来る
VARと言うツールを積極的に利用するべきだった様に
個人的には感じます。

とは言え、個人的にはこのハンドの場面よりも
58分過ぎの場面での判定の方が疑問を感じます。

右サイドから7サカが蹴ったFKに対して
ゴール前に入ってきた6ガブリエウを
バーンが背後からシャツを引っ張って倒していましたが
判定はノーファールでした。

ゴール前での多少の押す、掴む、引っ張ると言う行為は
PLではある程度許容されていますが
今回の場合はシャツが捲れ上がる程引っ張っており、
仮に引っ張られていなければ
ゴール前で競る事が出来る位置での出来事でしたので
明らかなプレーを妨害する行為だったと思います。

もっと言えば39分過ぎの場面では
ギマランイスにかわされた8ウーデゴールが
シャツを引っ張った場面では
8ウーデゴールにイエローカードが提示されました。
確かにシャツが伸びる程引っ張っていましたので
ファールの判定は妥当だと思います。
しかしギマランイスのドリブルが止まる事も
ギマランイスが倒される事もなく
ゴールに直結する様な局面ではなく
センターサークルの手前での出来事だったにも関わらず
マドレイ主審はファールを取るだけではなく
イエローカードまで提示していましたので
この判定基準を考えれば
この場面での6ガブリエウに対するバーンの行為は
ファールをとって然るべき状況だったと思います。

その事からも試合後アルテタ監督が苦言を述べていた事に対して
強く同意するものであり
同時に後日検討されるであろう
VARの介入に対する検討会で
再び問題になると思います。

結局、現在PL最少失点数の
ニューカッスルの強固な守りを
最後まで崩す事が出来ずに
スコアレスドローで終わりました。

2つの疑惑の判定があったとは言え
最後までゴールを奪う事が出来なかった要因は
試合後アルテタ監督もコメントしていた様に
アタッキングサードでのプレーの精度だったと思います。

ラストパスが微妙にズレる場面や
フィニッシュの精度、
この問題がなければ十分にゴールを奪うチャンスはあったと思います。

同時に以前から書いています様に
試合の流れを変えるゲームチェンジャーが不在と言う問題も
大きかったと思います。

これは今始まった事ではなく
昨シーズンからずっと続いている問題ですが
先発メンバーと同等以上の力を発揮出来る選手が
今のアーセナルのベンチにはいません。

先発メンバーが試合を支配して
攻め続けている状況が続いていたので
メンバーを代える必要はなかったと
試合後アルテタ監督はコメントしていましたが
確かに試合を支配して攻め続けていましたが
肝心のアタッキングサードに入ってから
ニューカッスルのディフェンスを崩す事が出来なければ
意味がありません。

例えば高さのあるCFを投入するなり
独力で突破する事が出来るドリブラーを投入するなり
戦術的な変更や
個の打開力で無理やりゴールをこじ開ける様な
変化を付ける事が出来る選手がベンチに控えていない所は
現在のアーセナルの最大の弱点であり
以前から何度も書いていますが
先発組みが揃えば簡単に負ける事はありませんが
その先発組みが抑えられた時に
勝ち点を奪う事が難しい所が
後々大きな足枷になってしまうと思います。

この様な問題を解決する為にも
この冬の移籍期間で
その問題を解決する選手の補強を
絶対に行わなければならないと思いますし
その様な補強に失敗してしまった場合には
悲願のPL制覇は確実に遠のいてしまう様に感じます。

次はFA杯オックスフォード・ユナイテッド戦です。

薄いスカッドの中で
アルテタ監督は4試合以上連続で先発しない様に
選手をやりくりしている様ですが
CBとCFは明らかに頭数が足りていませんので
4試合以上連続で先発させないと言う原則を破って
6ガブリエウまたは12サリバを起用するのか?
14エンケティアを起用するのか?
注目されます。

まぁ、このニューカッスル戦は火曜日開催で
オックスフォード・ユナイテッド戦は
月曜日開催ですので約1週間空いており
次のスパーズ戦も日曜日開催ですので
試合間隔的には十分なインターバルが
取れていると判断するのならば
その辺りの原則は気にせずに起用してくるかもしれません。

一方でオックスフォード・ユナイテッドは
今シーズンは3部相当のリーグ・ワンの中位に沈んでいますので
CBやCFにリザーブの選手を起用する可能性も十分にあるかもしれません。

どちらにせよ最も重要なのは
そのオックスフォード・ユナイテッド戦の後に控えている
アウェイのスパーズ戦とホームのユナイテッド戦だと思います。
この2試合に照準を合わせて
ベストな状態で挑める様に
上手く管理して欲しいと思います。

そしてそろそろ10スミス・ロウが
戻ってきてくれる事を期待します。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G6A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:7G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A 
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A 
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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PL18:Brighton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Brighton 2−4 ARSENAL
2022年12月31日(土)Premier League, Amex Stadium

Goal

 (1)7Saka
 (38)8Ødegaard
 (47)14Nketiah
 (65)Mitoma
 (71)11Martinelli(←8Ødegaard)
 (77)Ferguson


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(58)4White>>>18Tomiyasu
(58)35Zinchenko>>>3Tierney
(74)5T. Partey>>>25Elneny
(86)8Ødegaard>>>16Holding


Substitutes
 30Turner
 17Cedric
 23Lokonga
 21Vieira
 27Marquinhos 


Arsenal 1.jpg前線の4人がゴールを奪って
2022年最終戦も勝利を挙げました。

先発は左SBを3ティアニーから
怪我から復帰した35ジンチェンコに変更した以外は
前節のウエストハム戦と
同じメンバーが組まれました。

試合は開始早々にゴールが生まれました。

1分、右サイドからゴールに向かって
ドリブルで切り込んできた8ウーデゴールから出された
34ジャカへのパスをカットした
ランプティがドリブルで持ち上がってきた所を
5トーマスがカットしたボールを
35ジンチェンコがダイレクトで11マルティネッリに繋ぎ
その11マルティネッリが放ったシュートが
ダンクにブロックされて逸れたボールを
7サカが冷静に決めてゴール!!

5トーマスがボールを奪還した所からの
見事なショートカウンターだったと思いますが
8ウーデゴールがドリブルで切り込んで行った時点で
既にブライトン守備陣は混乱に陥っていたと思います。

その後もブライトンゴールに迫りました。

3分過ぎ、右サイドに開いていた
14エンケティアからパスを受けた
11マルティネッリが送ったパスを
ダンクとマーチの間で受けた35ジンチェンコが
鋭く反転してで抜け出し至近距離から
左脚でシュートを放ちました。

そのシュートはサンチェスにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
左SBである35ジンチェンコが
左サイドに開いていた14エンケティアに変わって
ゴール前のCFの位置に侵入している所が
35ジンチェンコが起用された時に
チームにもたらす意外性と
プラスアルファだと思います。

6分過ぎ、11マルティネッリからの折り返しを
34ジャカが落としたボールを受けた14エンケティアが
反転して右脚を振り抜きましたが枠を捉えられず。

19分過ぎ、11マルティネッリのパスを
ペナルティ内で受けた8ウーデゴールが
前を塞いでいたランプティとダンクを
トリッキーなパスで股を抜いて
11マルティネッリに繋ぎました。
そのパスを受けて裏に抜け出た11マルティネッリは
前に出てきたサンチェスをかわす様に
ゴール前に入ってきた14エンケティアに折り返しましたが
残念ながらコルウィルにクリアーされてしまい
シュートを撃つ事は出来ず。

一方でブライトンに
ゴールを迫られてしまう場面もありました。

15分過ぎ、ランプティからの折り返しを
ララーナが落としたボールをトロサールに
左脚を振り抜かれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールがセーブして
ゴールは死守しましたが
35ジンチェンコの裏を突破され
DFラインの前のエリアに
大きなスペースを与えてしまった
非常に危うい場面だったと思います。

24分過ぎ、12サリバのクリアーボールを収めた
グロスからのパスを受けたトロサールに
右脚を振り抜かれてしまいました。
そのシュートも1ラムズデールがしっかりとセーブして
ゴールは死守しましたが
この場面もDFラインの前のエリアに
緩いスペースが出来てしまっていたと思います。

しかし次にゴールを奪ったのはアーセナルでした。

38分、7サカが蹴った左CKのクリアーボールを
8ウーデゴールが左脚でダイレクトで叩き込みゴール!!

徐々にブライトンペースになっていただけに
非常に大きなゴールだったと思います。

そして後半に入ってすぐに
更に追加点を奪いました。

47分、5トーマスからのパスを受けた11マルティネッリが
そのままペナルティ内に切り込んだ所から
左脚を振り抜きました。
そのシュートに対して
サンチェスがセーブしたこぼれ球を
ゴール前に詰めていた14エンケティアが
押し込みゴール!!

ウエストハム戦の美しいゴールとは異なり
泥臭いゴールでしたが
9ジェズスの穴を埋める働きとしては十分な
2試合連続のゴールでした。

その後もチャンスがありました。

56分過ぎ、8ウーデゴールが蹴った左サイドのFKを
6ガブリウがダイレクトボレーで合わせましたが
そのシュートはサンチェスのファインセーブで防がれ
そのこぼれ球を12サリバが豪快に右脚を振り抜きましたが
残念ながらそのシュートも枠を捉える事が出来ず。

一方で攻勢を強めてきたブライトンに
ゴールに迫られる場面も増えていきました。

51分過ぎ、ララーナのスルーパスで
DFラインの裏に飛び出したグロッソに
至近距離からシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは前に出た1ラムズデールが
しっかりとブロックし、
そもそもグロッソの位置もオフサイドでしたが
完全に崩されてしまった場面でした。

そしてブライトンが三苫にボールを集め
三苫の個人技を使って仕掛けてくる様になってからは
更に押し込まれる様になってしまい
遂にゴールを奪われてしまいました。

65分、ギルモアからのパスを受けた
グロスがタメを作った所から出されたパスを
三苫に右脚で流し込む様に決められてしまい失点。

ギルモアからグロスにパスが入った時に
元々三苫に付いていた18冨安は
グロスがフリーでパスを受けていた為に
三苫から離れてグロスに向かわざる得なくなった時点で
このゴールは決まっていたかもしれません。

51分過ぎの場面でもそうでしたが
ブライトンの選手の動きにより
ギャップを上手く作られてしまい
そのギャップを上手く突かれて崩される場面が
この後も何度もあったと思います。

67分過ぎの場面、ダンクから送られた
DFライン裏へのパスに対して
グロスが飛び出しました。
幸い僅かに届かずに救われましたが
この場面でもファーガソンが下がる動きに合わせて
一瞬前に動こうとした12サリバの裏に入られてしまいました。

勢いは完全にブライトンに移っていただけに
次の11マルティネッリのゴールは
非常に大きなゴールになりました。

71分、34ジャカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ダイレクトで左サイドのスペースに出したロングパスで
抜け出した11マルティネッリが
そのままドリブルで持ち込み
サンチェスの股を抜いてゴール!!

8ウーデゴールがダイレクトで送った
ロングパスは11マルティネッリのスピードと
追走していたランプティとの位置関係が
完璧に計算されていた
極上のパスだったと思います。

しかし終盤もブライトンの勢いは緩まず
ミスから失点してしまいました。

77分、ダンクからのロングフィードに対して
12サリバがもたついている間に
ファーガソンに奪われてしまい
そのまま押し込まれて失点。

ボールをコントロールしようとせずに
シンプルにクリアーしようとしていれば
この失点は防げていたかもしれない場面だったので
12サリバの対応ミスと言わざる得ないと思います。

終盤もブライトンの勢いを抑えられなかった為に
8ウーデゴールを下げて16ホールディングを投入し
3バックに変更して逃げ切りを計ろうとしましたが
再び三苫にゴールネットを揺らされてしまいました。

88分過ぎ、スローインを受けた
ファーガソンがトラップしたボールが
三苫へのパスと言う形となり
そのボールを受けた三苫がペナルティ内に切り込んだ所から
右脚を振り抜かれてしまい
ゴール左隅に決められてしまいましたが
ファーガソンがトラップした時の
三苫の位置がオフサイドポジションだった為に
VARの結果、戻りオフサイドの判定で
ゴールを取り消され救われました。

この後も最後までブライトンペースが続きましたが
そのまま逃げ切り2−4で勝利!!

上位陣が軒並み勝ち点を落としている中での
勝ち点3は後々大きな意味をもたらすと思われます。

攻撃陣は好調を維持しており
当初の心配は少し薄らいだと思いますが
一方でW杯の中断期間の試合でもそうでしたが
時々DFラインから中盤の底のエリアに
スペースが出来てしまう場面が散見され
このブライトン戦でも
相手の動きにギャップを作られてしまい
そこを上手く突かれてしまいましたので
この辺りは修正しなければならないと思います。

次は3位のニューカッスル戦です。

ここまで絶好調のチームですので
危険な試合になると思いますが
このまま首位を固める為には
ホームでの取りこぼしは許されませんので
一戦必勝の気持ちで
しっかりと勝利を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


追伸、新年明けましておめでとうございます。

悲願のPL制覇を目指して
今年もアーセナルを応援していきたいと思いますので
お付き合いしていただければ幸いです。


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G6A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:7G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A 
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A 
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A

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