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冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−3

Arsenal 1.jpg次はMFです。


〜〜MF〜〜

現在のアーセナルの中盤は
アンカー1人+インサイドハーフ2人の
システムを使用していますが
アンカーはこの夏に獲得した41ライスを軸に
現在怪我で離脱中の5トーマスと
20ジョルジーニョの2人が
バックアップする布陣になっています。

41ライスと5トーマスは
広範囲をカバーする機動力と
球際に強い守備的な強度と
中盤の底から前線にボールを配給する
ゲームメイク力の両面を高いレベルで兼ね備えている
理想的なアンカータイプの選手だと思います。

一方で20ジョルジーニョはゲームメイク力と
1本のパスで決定機を演出する事が出来る
チャンスメイク力を兼ね備えている一方で
機動力や球際の強さなどの守備力に関しては不足感がある
司令塔に特化したタイプのアンカーだと思います。

アンカーに関しては頭数的にもキャラクター的にも
短期的には不足感はありませんが
現在も怪我で離脱している5トーマスは
怪我に対する耐性が低い為に
シーズン通してフル稼働する事が難しいと言う問題があり、
20ジョルジーニョに関しては
来夏で契約が切れると言う問題がありますので
潜在的には問題を抱えていると思います。

インサイドハーフに関しては
右インサイドハーフは今シーズンも
PLで4ゴール奪っている様に
点が取れる攻撃的MFとして開花した8ウーデゴールが
不動の地位を築いています。
その一方で左インサイドハーフに関しては
シーズン序盤から起用され続けていた
29ハヴァーツが中々結果を出せていない状況でしたが
最近になりゴールと言う形で結果を出す様になり
アルテタ監督の期待にやっと応え始めましたので
今後も29ハヴァーツが軸になると思われます。

この2人のバックアッパーも
21ヴィエイラや10スミス・ロウと言う
才能豊かな選手が控えていますので
早急に補強が必要なポジションではなく
同時にこの2人が同時に欠場している最近では
19トロサールもこのポジションで起用され
印象的なプレーを観せていますので
バックアッパーに関しても
大きな問題はないと思います。

それと共に今シーズンのインサイドハーフは
基本的には攻撃的MFを並べる形を
アルテタ監督は好んでいる様ですが
一方で対戦相手によっては
バランサーとして41ライスを
このポジションで起用する事で
中盤の強度を上げる事も出来ていますので
キャラクター的にも不足感もないと思います。

強いて言うならば、8ウーデゴールにせよ
29ハヴァーツにせよ
攻撃的MFとしてはアシスト数が物足りない位だと思いますので
アシスト数が今後増えてきたら
更に完璧なユニットになってくると思います。


21ヴィエイラと10スミス・ロウが
同時に怪我で離脱していたとは言え
インサイドハーフに関しては
この冬の補強の必要性はないと思われますが
アンカーに関しては前記の様に
潜在的に補強の必要性がありますので
来夏には必ず補強に動くと思われます。

しかし現在怪我で離脱中の5トーマスには
他のクラブが獲得に動く可能性が噂されていますので
その状況によっては来夏を待たずして
この冬に補強に動く可能性は残されていると思われます。


C'mon Arsenal !!


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CL6:PSV Eindhoven vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

PSV Eindhoven 1−1 ARSENAL
2023年12月12日(火)UEFA Champions League, Philips Stadion

Goal
 (42)14Nketiah(←24Nelson)
 (50)Vertessen


1Ramsdale

17Cedric  2Saliba  6Gabriel  15Kiwior

20Jorginho

25Elneny    29Havertz

24Nelson              19Trossard

14Nketiah



(61)17Cedric>>>4White
(61)2Saliba>>>41Rice
(61)25Elneny>>>8Ødegaard
(88)24Nelson>>>9Jesus
(88)29Havertz>>>10Smith Rowe


Substitutes
 22Raya
 31Hein
 35Zinchenko
 76Walters
 63Nwaneri
 7Saka


Arsenal 1.jpg前節でCLグループステージの
首位通過が決まった事もあり
サブ組中心で挑んだPSV戦は
1−1のドローで終わりました。

先発はGKは1ラムズデールが務め
DFラインはCBは
2サリバと6ガブリエウが組み
右SBには17セドリック、
左SBには15キヴィオルが入りました。
中盤はアンカーは20ジョルジーニョが務め
インサイドハーフには25エルネニーと
29ハヴァーツが入り
前線は右に24ネルソン、左に19トロサール
1トップに14エンケティアが入る4−3ーが組まれ
前試合のヴィラ戦から8人を入れ替えてきました。

試合は縦に早い攻撃のPSVに
早い段階からゴールに迫られてしまいました。

5分過ぎ、ティルマンからのスルーパスで
左サイドを抜け出してきたバカヨコの
ダイレクトで送った折り返しに対して
走り込んできたファン・アーンホルトが
シュートを撃とうとしましたが
寸前の所で2サリバのスライディングタックルでブロックし、
そのこぼれ球に対して今度はペピが
右脚を振り抜きましたが
そのシュートも6ガブリエウがブロックして
なんとかゴールを死守。

17分過ぎ、自陣から送ったバカヨコの
スペースへのパス対して
6ガブリエウが飛び込んでカットを試みましたが
足が届かなかった為に
ペピに抜け出されてしまいました。
幸いそこから送られたフェルテッセンへの折り返しは
戻ってきた17セドリックがクリアーしましたが
そのクリアーボールを収めたバカヨコからのパスを受けた
テゼのクロスをフェルテッセンに
ヘッドで合わされてしまいましたが
このシュートもポストを叩き救われました。

21分過ぎ、左サイドでパスを受けたバカヨコが
19トロサールをかわして
ドリブルでポケットの位置に侵入してきた流れから
最後はそのバカヨコにペナルティの外側から
強烈な左脚のミドルシュートを撃たれてしまいましたが
このシュートも僅かに枠の外で救われました。

5分過ぎの場面の様に
完全に崩されてしまった場面もありましたが
17分過ぎの場面は、パスをカットしに行った
6ガブリエウのチャレンジは判断ミスだったと思いますし
クロスに対してもゴール前のマークに
ズレが生じていましたので
よろしくない守備だったと思います。
この試合は右SBに17セドリックを起用した事で
通常の6ガブリエウが左に開いて
2サリバが中央にスライドする形とは逆に
2サリバが右に開いて
6ガブリエウが中央にスライドする形になった事で
役割が逆になっていましたので
少なからず影響していたのかもしれませんが
全体的に緩さを感じる序盤だったと思います。

一方でアーセナルがPSVゴールに迫ったのは
この場面が最初だったと思います。

28分過ぎ、20ジョルジーニョからのパスを受けた
25エルネニーがそのままドリブルで持ち上がり
ロングシュートを放ちましたが
そのシュートはポストも外側を叩き
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

その後もPSVの縦に早い攻撃から
危ない場面がありました。

32分過ぎ、15キヴィオルから19トロサールへの
ラストパスがカットされた所から
カウンターを受けてしまいました。
ティルマン〜バカヨコ〜ラマーリョ〜ティルマンと
細かく繋がれた所でプレスを回避されてしまい
そのティルマンからのパスを受けたぺピに
2サリバとの1対1の状況を作られた所から
走り込んできたサイバリにパスが送られ
そのサイバリからのリターンパスを受けたペピに
右脚を振り抜かれてしまいました。

幸いそのサイバリからのリターンのパスが少しそれた為に
ペピがシュートを撃つまでに少し時間が出来た事で
そのシュートを12サリバはブロックする事が出来ましたが
非常に危うい場面だったと思います。

特に最初のプレスの場面で前に出た6ガブリエウが
ラマーリョを捕まえる事が出来なかったのは
非常に中途半端な対応であり
この中途半端な対応が
最終的に2サリバ一人で守らざる得なくなった原因を
作ってしまったと思います。

前半はPSVの方が効果的な攻撃を繰り出していましたが
先制点を奪ったのはアーセナルの方でした。

42分、17セドリックからのパスを受けた24ネルソンが
ハーフスペースのレーンを切り込んだ所からの折り返しを受けた
14エンケティアが左脚を振り抜きゴール!!

ラマーリョの股を抜いた
14エンケティアのシュートも見事でしたが
PSVの守備陣の目線の全てを引き付けた
24ネルソンのハーフスペースのレーンへ
切り込んで行ったプレーと
ラストパスを出したタイミングも
俊逸だったと思います。

その後もバカヨコからの仕掛けで
ゴールに迫られる場面が何度かありました。

43分過ぎ、左サイドのライン側でパスを受けたバカヨコに
対峙した15キヴィオルがあっさりとかわされて
ポケットの位置にまで侵入を許してしまい
そこから送られたクロスを
ペピにヘッドで合わされてしまいました。

そのヘッドは枠を捉えずに救われましたが
21分過ぎの場面と同様に
バカヨコの突破力は素晴らしかったと思いますが
今回対峙したのは15キヴィオルでしたので
あっさり突破されてしまったのは
軽い対応と言われても仕方がないと思います。

前半アディショナルタイム、ティルマンからのパスを受けた
バカヨコにカットインしてきた所から
豪快に左脚を振り抜かれてしまいましたが
1ラムズデールのファインセーブでゴールを死守。

後半もPSVペースで始まり
早々に同点ゴールを奪われてしまいました。

50分、ベニテスからのパスを
下がってきて受けたティルマンが
回り込んだ所から送ったスルーパスをペピが受け
そのペピからのパスを受けたフェルテッセンが放った
コントロールショットが
ファーサイドのポストの内側を叩いてしまい失点。

この失点の場面も守備のまずさが出てしまったと思います。

まずベニテスカラのパスを受けたティルマンに対して
20ジョルジーニョが付いていましたが
左サイドから右サイドに向けて
弧を描く様に移動していったティルマンに対して
20ジョルジーニョは走り負けて置いて行かれてしまい、
尚且つ他の選手もそのティルマンに対して
チェックに行かなかった為に
完全にフリーの状態からスルーパスを出させてしまったのは
失敗だったと思います。
更にそのパスに対して2サリバが飛び込んで
カットしようとしましたがカットする事が出来ずに
ぺピに抜け出されてしまい
6ガブリエウと1対1という状況を作られてしまったのも
問題だったと思います。

そこで面白かったのが抜け出したペピが
味方の上がりを待つ為にスピードを緩めた時に
ぺピと対峙していた6ガブリエウが
ぺピから離れてサイバリの方に移動した振る舞いでした。

普通に考えれば1対1の状況で
その相手から離れるという事は
そのままゴールに向かわれてしまうリスクがありますので
無謀に思えますが
敢えてフリーにすれば一度スピードを緩めたペピが
再びゴールに向かって動き出し
自らシュートを撃とうとするかもしれませんし
そこで油断が生じたら
全速力で戻ってきている2サリバが
シュートを撃つ前に止めてくれるチャンスが生じますので
その可能性に賭けたのかもしれません。

しかしそのままぺピがシュートを撃つという思惑は
外れてしまいましたが
この一瞬の間にその様な駆け引きがあったのならば
それはそれですごい事だと思います。

その後は一進一退の流れでした。

64分過ぎ、リスタートのボールを
右のライン側で受けた24ネルソンが
マウロ・ジュニオールをかわして
ペナルティの中に入って行き
対峙したオビスポをかわした所から
左脚を振り抜きましたが
僅かにポストの外側で
ゴールを奪う事が出来ず。

65分過ぎ、ティルマンからのスルーパスを受けた
サイバリに持ち込まれた所から
左脚を振り抜かれてしまいましたが
対峙した41ライスが足でブロックしたシュートは
ポストを叩きゴールを死守。

80分過ぎ、8ウーデゴールが蹴った
左サイドからのFKを15キヴィオルがヘッドで決めましたが
その15キヴィオルはオフサイドではなかったのですが
その背後で同じくボールに向かって飛び込んできていた
6ガブリエウの位置がオフサイドだった為に
残念ながらそのゴールは認められず。

89分過ぎ、ベニテスが蹴ったロングフィードに対して
それを収めにいった6ガブリエウが収められずに
後ろに後逸してしまい
そのボールを収めたティルに
ペナルティに入った所から右脚を振り抜かれてしまいました。
幸い戻ってきた41ライスが
しっかりとシュートコースを限定した事もあり
そのシュートは枠を捉えず救われましたが
この日の6ガブリエウは集中力を欠いた様なプレーが何度かあり
良くなかったと思います。

後半アディショナルタイム、4ホワイトが入れたスローインを
9ジェズスがヘッドで逸らしたボールを
ペナルティの中で19トロサールが収めて
左脚を振り抜きましたがベニテスのファインセーブに阻まれ
そのこぼれ球に対して15キヴィオルが
ダイレクトで左脚で合わせましたが
そのシュートも枠を捉えられず。

試合はこのまま1−1でドロー。

この試合は普段あまり起用されていない選手が
起用されましたので
非常に興味深い試合だったと思います。

その中でも普段は7サカの陰に隠れて
中々チャンスが巡ってきていない24ネルソンは
総じて非常に良かったと思います。

右サイドから積極的にドリブルで仕掛けると共に
右SBに17セドリックが起用された事もあり
ライン側ではなく
14エンケティアのゴールをアシストした様に
もう一つ内側のハーフスペースのレーンから仕掛けるなど
PSVの守備陣の嫌な所を上手く突いていたと思います。

同時に以前の様に右サイドに張り付いてばかりではなく
この試合では中盤の底辺りまで下がってきて
ボールに絡む場面や
2ラインの間を動き回るなど
非常に積極的に動く事で
アーセナルの攻撃陣のアクセントになっていたと思います。
勿論、仕掛けたドリブルを止められる場面もありましたが
リスクを犯して何かを生み出そうとする積極性の現れと
評価して良いと思います。

残念ながら67分過ぎの1ラムズデールのロングフィードを
左サイドでトラップした時に左脚?を痛めたてしまったのか
終盤は運動量が激減してしまいましたが
それまでは非常に効いていたと思いますので
24ネルソンにはもっとチャンスを与えて欲しいと思います。

そして後半途中から41ライスをCBで起用するテストが出来た所も
非常に良かったと思います。

41ライスは元々ウエスト・ハムのユース時代は
CBとして育成されており
ファーストシームに昇格した後も
1シーズン目辺りまではCBで起用されていた様ですので
CBでもプレーする事は可能なのは分かっていましたが
実際プレーする姿を観ても
そこまで違和感を感じませんでしたので
緊急時には十分に起用可能だと思います。

とは言え、DFラインに入ると
もう一つの強みである攻撃力は
宝の持ち腐れになってしまいますので
41ライスのCBでの起用は
怪我人が続出した場合に限られると思います。

同時にこの試合の41ライスをCBで起用するテストは
この冬にCBの補強を行うかどうかを決める
もう一つのテストと言う意味合いもあったと思いますので
この結果を観てこの冬のCBの補強は見送られる様に感じます。

冬の補強と言えば、7サカをバックアップする
左利きのサイドアタッカーは
現在のアーセナルの補強ポイントの一つだと思いますが
PSVのバカヨコは理想的な選手の様に感じました。

右サイドには左利きのサイドアタッカーの起用を好む
アルテタ監督の方針を考えますと
右利きの24ネルソンは理想的な選手とは言えず、
またローンに出ている27マルキーニョスも
伸び悩んでいる事からも
潜在的に左利きのサイドアタッカーの補強は
必要な状況だと思います。

その中でこの試合のバカヨコは
サイドからドリブルで侵入する突破力があり、
同時にカットインした所から
左脚でゴールを狙う事も出来ていましたので
アルテタ監督が求める右サイドのプレーに
そのまま適応出来る様に感じます。
年齢的にも20歳と更なる成長が期待できる年齢と共に
バックアッパーから始める事への抵抗も
それ程大きくないと思いますので
獲得に動いても良い様に感じます。

とは言え、PSVもCLグループステージ突破を決めましたので
この冬のタイミングで主力選手の放出はあり得ませんが
24ネルソンの状況によっては
来夏に獲得に動いても良い様に感じます。

7シーズンぶりに出場したCLは
無事グループステージを突破しました。

この突破はスポーツ的な観点と共に
収入面でもクラブに大きな収入をもたらしてくれますので
この夏に高額投資したクラブの収支バランス的にも
非常に意味がある突破だったと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G2A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:2G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G0A CL:1G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:3G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−2

Arsenal 1.jpg次はDFです。


〜〜DF〜〜

今シーズンのDFラインは
選手層の問題を抱えているのは
明らかだと思います。

この夏にチームを離れた
ホールディングとティアニーに代わって
新たに12ティンバーを獲得しましたが
その12ティンバーが開幕戦で
右膝関節前十字靭帯損傷を負い
長期離脱を強いられてしまった為に
実質的に昨シーズンから
2名減と言う状況になっています。

勿論、SBを担っている4ホワイトと18冨安は
本職はCBですので
有事の際にはCBで起用する事ができ、
反対に本職がCBの15キヴィオルは
左SBでもプレーする事が可能ですので
頭数が足りなくても
ユーティリティー性が高い選手がいる事で
何とか乗り切る事が出来ると
アルテタ監督は考えているのかも知れませんが
普通に考えれば4つのポジションを
6人でカバーしている状況は
明らかに頭数が足りておらず
実際、両SBをハイレベルでカバーする事が出来る18冨安を
怪我で数週間欠く事になった現状は
大きな問題になりつつあると思います。

一方でポジション別に考えますと
CBの主軸の2サリバと6ガブリエウは
今ではPLで1、2を争うCBコンビに成長しましたので
この2人がシーズン最後までフル稼働する事が出来れば
全く問題がないだけではなく
現在のチームのストロングポイントになっていると思いますので
レギュラークラスのCBは必要ないと思いますが
一方でこの2人をバックアップする15キヴィオルは
徐々にPLのスタイルに適応してきているとは言え
現状としては試合終盤の守備固めや
左SBでの起用が多い事からも
2サリバや6ガブリエウと
ローテーションで起用される程の信頼を
掴み取れている訳ではないと思いますので
この冬に補強が必要かどうかは別として
ローテーションが組めるレベルの
CBの補強は潜在的に必要だと思います。

一方のSBは右SBの4ホワイト、
左SBの35ジンチェンコを軸に
18冨安が両SBをバックアップする陣容でしたが
4ホワイトが怪我で離脱している隙に
18冨安が評価を上げて
再びポジションを掴もうとしていました。

本職がCBの4ホワイトと18冨安を
右SBに配置している様に
アルテタ監督は守備面を重視した選手を
右SBには起用していますが
7サカや8ウーデゴールとの連携面で
一日の長がある4ホワイトの方が
これまでは攻撃面でも
より大きな存在感を発揮していたと思います。

一方で4ホワイトに比べフィジカル能力に長け
無理が効くディフェンスが出来る18冨安は、
「エースキラー」として
より守備面で大きな存在感を発揮していましたが
ここにきて8ウーデゴールや7サカとの
連携面が向上してきている様に
攻撃面でも存在感を発揮し始めており
4ホワイトが持っていた攻撃面での優位性が
薄らいできた印象を受けます。

左SBに関しては
基本的に偽SBとしてプレーする事が求められており
本職がCMFの35ジンチェンコは
ゲームメイクを担うだけではなく
攻撃陣に厚みをもたらす役割も担っており
攻撃面に関しては絶大な存在感を示していると思います。
その一方で守備に関しては非常に緩く
同時に決定的なミスを犯す場面も多い為に
これまでにも何度も大きな問題を起こしていますので
残念ながら盤石と呼べる様な状況ではないと思います。

反対に18冨安を左SBで起用した時には
守備面での安定感は非常に高くなり
4ホワイト&2サリバ&6ガブリエウ&18冨安が並ぶ
DFラインはまさに鉄壁の強さを観せていると思います。

その一方で18冨安は偽SBとして
中に絞った位置でプレーする事も出来ますが
左サイドのバランサーとして
気の利いたプレーを観せてくれますが
中盤の底でボールを捌く事は出来ても
35ジンチェンコの様なゲームメイクする様なレベルでは
残念ながらまだありませんので
35ジンチェンコに比べて
攻撃面に関しては不足感は否めません。

同時に15キヴィオルを左SBで起用した時も
基本的に守備重視の起用法であり
偽SBとしてゲームメイクに参加する程の
レベルではありません。


CBの2サリバと6ガブリエウは
まさに鉄壁であり
両SBにしても一長一短あるとは言え
現在怪我で離脱中の12ティンバーが
怪我から復帰して完全復活すれば
守備面の強度的にも
中盤の底でのゲームメイク的にも
最もバランスよく対応してくれると思いますので
少なくとも現時点ではレギュラークラスの補強を
考える必要はないと思います。

その一方で選手層に関しては
明らかに不足しており
仮に同時に離脱者が出てしまった時には
大きな問題が発生すると思います。

実際、怪我で離脱した18冨安に続き
最近まで怪我で欠場していた
4ホワイトの怪我が再発して起用できなくなった場合には
既に構想外になっている17セドリックを
起用せざる得なくなります。

レギュラー組が健在ならば
強固なDFラインを築けたとしても
誰かが欠けた時に大きく強度を損なうのは
昨シーズン終盤に2サリバを失った時に
一度経験していますので
同じ過ちを犯さない為にも
最低でももう一人バックアッパーが必要だと考えます。

そして4ホワイトや18冨安が
CBで起用可能な事を考えますと
CBのバックアッパーではなく
SBのバックアッパーを獲得した方が良い様に感じますが
前記の様に12ティンバーが復帰した後は
再び状況が変わると思いますので
獲得するにしても完全移籍ではなく
シーズンローンで補強出来れば理想的だと思います。


C'mon Arsenal !!


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PL16:Aston Villa vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Aston Villa 1−0 ARSENAL
2023年12月9日(土)Premier League, Villa Park

Goal
 (6)McGinn


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard   29Havertz

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(69)11Martinelli>>>19Trossard
(81)9Jesus>>>14Nketiah
(81)35Zinchenko>>>24Nelson


Substitutes
 1Ramsdale
 15Kiwior
 17Cedric
 76Walters
 20Jorginho
 25Elneny


Arsenal 1.jpg勝てる試合でしたが
勝利を手繰り寄せる事が出来ずに
ホームで連勝中のヴィラの屈してしまいました。

先発は前節のルートン戦から
左SBを15キヴィオルから35ジンチェンコへ
変更した以外は
同じメンバーが組まれました。

試合は開始からビッグチャンスを
生み出す事が出来ていましたが
それをゴールに繋げる事が出来ませんでした。

5分過ぎ、7サカからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた11マルティネッリから
クロスが送られましたが
ゴールに向かって走り込んできた7サカは
残念ながら合わせる事が出来ず。

風が強かった為なのか?
微妙なバウンドだった為なのか?
確かに合わせにくそうな状況だったかもしれませんが
合す事が出来ればゴールが奪える可能性は高い場面でしたので
飛び込んででも合わせて欲しい場面でした。

反対に完全に崩されて失点してしまいました。

6分、コンサからのパスを左サイドのライン側で受けた
ベイリーからカマラ〜ティーレマンスと繋げられ
そのティーレマンスからのスルーパスで
左サイドの裏に抜け出されたベイリーが
ペナルティの中に侵入した所から送った
折り返しを受けたマッギンに
振り向きざまに決められてしまい失点。

綺麗に崩されてしまいました。

ポイントはコンサからのパスを受けたベイリーに対して
35ジンチェンコ&11マルティネッリ&29ハヴァーツが
取り囲みながらボールを奪う事が出来なかった為に
その後のカマラとティーレマンスを
フリーにしてしまった所と
途中までベイリーを追走していた
35ジンチェンコがそのままベイリーに付いて行かずに
ティーレマンスに向かってしまった所だと思います。

更に言えば35ジンチェンコが
ベイリーに付いて行かなかった為に
フリーで侵入してきたベイリーに対応した
6ガブリエウをフォローする為に
本来ならば左に開いた6ガブリエウが空けた
ゴール前のスペースを埋める役割の41ライスも
左サイドにスライドせざる得なくなった為に
ゴール前にスペースが出来てしまったのも
問題だったと思います。

最初の段階で捕まえる事が出来ていたら
何も問題は起こらなかったと思いますが
その後の行き当たりばったりの様な対応による
掛け違えてしまったボタンを
最後までリカバリー出来ないまま
一気にゴールを奪われてしまった様な
失点だったと思います。

この場面が象徴していた様に
この日の選手達はとにかくおかしく
簡単なパスもズレてしまい繋がらない、
コンビネーションのタイミングが合わないなど
なかなか噛み合わない為に
ヴィラゴールに迫っても
ゴールが奪えない時間が続いてしまいました。

41ホワイトからのパスを2ラインの間で受けた
9ジェズスからのスルーパスで
7サカが裏に抜け出した23分過ぎの場面、
そこからの折り返しは
ディエゴ・カルロスににクリアーされてしまい
シュートに繋げられず。

ワトキンスのパスが逸れたボールを収めた
8ウーデゴールからのパスを受けた
7サカがトーレスをかわして左脚を振り抜いた
31分過ぎの場面、
このシュートはマルティネスにセーブされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ペナルティの外側から左脚を振り抜いた
32分過ぎの場面、
ニアの下を狙ったそのコントロールショットは
僅かにポストの外側でゴールを奪う事が出来ず。

サリバが送った左サイドへのロングパスで
抜け出した11マルティネッリが
前に出てきたマルティネスを
浮き球でかわした35分過ぎの場面、
この場面もゴールに申し込む前に
戻ってきたディエゴ・カルロスにクリアーされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

11マルティネッリのパスを受けて
左サイドを抜け出してきた
29ハヴァーツからの折り返しを
9ジェズスがダイレクトで落とし、
そのボール受けた8ウーデゴールが
左脚を振り抜いた38分過ぎの場面、
冷静にボールを動かしてから
狙いすましたそのシュートは
マルティネスにセーブされ
これもゴールを奪う事が出来ず。

ゴール正面の良い位置から
シュートを撃つ事が出来た決定機でしたが
ゴールの左側に撃つ事をマルティネスに
完全に読まれていた様に
もしかしたら左側に撃つ様に
マルティネスの誘いに
乗せられていたのかもしれません。

35ジンチェンコが蹴った自陣からのリスタートのボールで
左サイドの裏に抜け出した9ジェズスが
巧みにボールを動かして対峙したディエゴ・カルロスをかわして
右脚を振り抜いた41分過ぎの場面、
角度のないところから放ったそのシュートも
マルティネスのファインセーブに阻まれ
ゴールを奪う事が出来ず。

非常にミスが多い中で
何度か訪れた決定機も決めきれなかった前半でしたが
後半は風上に立ったアーセナルが
非常に高いラインを敷くヴィラのDFラインの裏を
積極的に突く戦術に変更してきた事で
より良い形でヴィラゴールに迫り始めました。

35ジンチェンコが送った左サイドの裏へのパスで
抜け出した11マルティネッリが
深い位置にまで侵入した所から折り返した
45分過ぎの場面、
戻ってきたドゥグラス・ルイスにクリアーされてしまい
走り込んできた8ウーデゴールには通りませんでしたが
通っていたら決定機だったと思います。

この後、疑惑の判定がまたありました。

46分過ぎ、35ジンチェンコからのパスを受けた
9ジェズスがペナルティの中に切り込んだ所で
ドゥグラス・ルイスの足に当たり
跳ね上がったボールを収めた
9ジェズスの右脚を下ろした時に
ドゥグラス・ルイスが振り上げた右脚が
9ジェズスのその右脚を蹴る格好になり
倒されましたが判定はノーファール。

100歩譲ってドゥグラス・ルイスの右脚が
どこかのタイミングで
ボールに触っていたらノーファールかもしれませんが
ドゥグラス・ルイスの右脚は先にも後にも
ボールには触っていませんので
ファールなのは明確かつ明白だったと思います。

まぁ、アイーセナルの選手に対しては
ペナルティ内で蹴り倒す事も
上から覆いかぶさって倒す事も
相手の選手には許されていますので
その判定基準に照らし合わせれば
たかが蹴り倒したくらいでは
当然ファールではないんでしょうね、、。

その後もアーセナルの攻撃が続きました。

57分過ぎ、35ジンチェンコの裏に出したパスで
左サイドの裏に飛び出した29ハヴァーツからの折り返しを
8ウーデゴールがダイレクトで合わせましたが
そのシュートも枠を取られれず。

前にいたトーレスが気になったのかもしれませんが
ゴール正面の良い位置でしたので
8ウーデゴールは
決めなければならなかった場面だったと思います。

60分過ぎ、41ライスが送った裏へのパスで
抜け出した7サカが
前に飛び出してきたマルティネスをかわして
ゴールに流し込みましたが
41ライスからのパスが一瞬遅れた事で
オフサイドを取られてゴールは認められず。

68分過ぎ、ゴール正面の位置に入っていた
9ジェズスに向けて
右サイドの7サカからクロスが送られましたが
9ジェズスは収められず。

ゴール前に入ってきていた11マルティネッリに
ディエゴ・カルロスが引っ張られていた事で
ゴール前には大きなスペースが出来ておりが
そのスペースで9ジェズスは
7サカのクロスを受けていただけに
しっかり収めていたら決定機になっていた場面でしたので
収められなかったのは非常に大きなミスだったと思います。

79分過ぎ、19トロサールからのパスを受けた
8ウーデゴールが送ったスルーパスで
9ジェズスが抜け出そうとしましたが
そのままゴールに向かって抜け出そうとせずに
切り返して7サカにパスを出そうとした所で
戻ってきたモレノに引っ掛かり
このチャンスも活かせず。

戻ってきたヴィラのDF陣の足を一度止めた所で
7サカを飛び出させようとしたと思われますが
良いタイミングで裏に抜け出そうとしていましたので
9ジェズスは自らゴールに向かって
走り込んでも良かった様に感じます。

そして再び疑惑の判定がありました。

86分過ぎ、ゴール方向に走り出していた14エンケティアが
ディエゴ・カルロスに肘鉄を食らいましたが
提示されたのはイエローのみでした。

ここでも100歩譲ってボールがある所で
肘鉄を食らわしたのならば
競り合いの中でのトラブルの可能性もありますが
この場面では全くボールと関係ない所であり
エンケティアが脇を抜けようとした時に
ディエゴ・カルロスは肘を突き出していましたので
偶然の産物ではなく
明らかに狙った暴力行使だったと思います。

まぁ、ニューカッスル戦で20ジョルジーニョが
肘鉄を食らっても
レッドカードが出なかった前例に照らし合わせれば
この場面でレッドカードが出ないのも
当然なのかもしれませんね。

そして後半終了間際にゴールネットを揺らしました。

89分過ぎ、8ウーデゴールが送ったクロスを
ファーサイドに飛び込んで行った
29ハヴァーツがキャッシュと絡みながら
押し込みましたが
そのキャッシュと絡んでいる時に
ボールが29ハヴァーツの右腕に当たっていた為に
29ハヴァーツのゴールは認められず。

「たまたま手や腕にボールが当たったとしても
その手や腕にボールが当たった選手が
その直後に相手ゴールを奪た場合には
ハンドが取られてゴールは認められない」
というルールですので
この場面でゴールが認められないのは
仕方がありませんが
ルールブックの原文を読んだ訳ではありませんが
全て状況で上記の基準が適応されると言うのは
やはり違和感を感じます。

例えば「手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした」場合や
「競技者の手や腕が肩の位置以上の高さにある」場合には
ハンドボールの反則に該当しますが
「競技者自身の頭または体(足を含む)から
直接手や腕にボールが触れる」場合や
「近くにいた別の競技者の頭または体(足を含む)から
直接手や腕にボールが触れる」場合には
ハンドボールの反則に該当しない。
しかし「ボールが手や腕に触れた後に
ボールを保持またはコントロールして
相手ゴールに得点する又は得点の機会を作り出す」場合や
「偶発的であっても、手や腕に当たって
相手チームのゴールに直接得点する」場合には
ハンドボールの反則が適応される、
と言う様に最後に付属的に出てくる条文なら分かりますが
どの様な状況でも全てに適応される様な
最初に出てくる条文だとするならば
やはり違和感を感じます。

このままゴールを奪えないまま
試合は終わり
1−0では敗戦。

この試合でも謎の判定はありましたが
それよりもなによりも
いつもの試合に比べて
明らかにプレーの質が低かった事で
本来ならばゴールを奪う事が出来るチャンスを
自ら逸してしまった事で
勝利を手放した様な試合だったと思います。

勿論、ヴィラもミスパスが多かった様に
この日は非常に風が強かった為に
両チームの選手達は非常に苦労していたと思いますが
その様な状況をすぐに修正する事が出来なかったのは
やはりピッチサイドに
アルテタ監督がいなかった影響が
大きかったかもしれません。

前節のルートン戦での決勝ゴールの時に
喜び過ぎたアルテタ監督は
今シーズン3枚目のイエローカードを提示されてしまい
累積警告でこの試合はベンチに入れませんでしたが
仮にアルテタ監督がピッチサイドで
いつもの様に声を張り上げていたら
最初の失点した場面の様な
崩され方はしなかったかもしれませんし、
風が強い状況にもっと早い段階で
対策がなされていたかもしれません。

実際、失点以降にも何度か
アーセナルゴールに迫られる場面はありましたが
それらの危険な場面に対しては
しっかりと防いでその後は0点に抑えていましたので
何度かあった決定機を決める事が出来ていたら
十分に勝つ事が出来た試合内容だったと思います。

8ウーデゴールが2度の決定機をしっかりと決めていたら、、、
裏に抜けた11マルティネッリが
マルティネスをかわした時に
もっとしっかりとボールコントロール出来ていたら、、、
7サカのクロスを9ジェズスがしっかりと収めていたら、、、
そして7サカにもっとキレがあったら、、、

今シーズン度々顔を出す
相手のアタッキングエリアに入ってからの精度や
フィニッシュの局面での決定力の低さの問題が
この試合で出てしまったのは悔やまれます。

この敗戦で今シーズンの首位争いは
更に混沌としてしまったと思います。
この混戦からうまく抜け出す為にも
次のブライトン戦、そして次のリバプールとの首位決戦では
違う姿を観せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G2A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:2G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G1A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:3G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−1

Arsenal 1.jpg次はこの冬に補強が必要かどうかを評価する為に
それぞれのポジションの状況について
考えてみたいと思います。

まずはGKです。

〜〜GK〜〜

今シーズンの開幕時は
1ラムズデールが正GKを務めていましたが
9月の代表期間明けの第5節エヴァートン戦からは
開幕直前にブレントフォードから獲得した22ラヤが
ゴールマウスを守る様になり
そのまま正GKの座に就きました。

この正GKの交代劇は
これまでの1ラムズデールの活躍を考えれば
余りにも早い段階で行われましたので
少なからず驚きがありました。

今更言うまでもありませんが
1ラムズデールは昨シーズンも神がかったセーブで
何度となくピンチを救って来た中心選手であり
昨シーズンのチームの躍進にも
大きく貢献していたと思います。

更に言えばこの夏に契約延長を締結した事からも
ある時点までは今後もチームの中心選手として期待されていると
本人は勿論ですがチームも考えていたはずです。

その様な状況にも関わらず
状況が大きく動いたのは
移籍したターナーに代わるGKとして
22ラヤを獲得する事が出来たからと言うのは
言うまでもないと思います。

これまでもGKの補強候補の中に
22ラヤの名前は何度も挙がっていた様に
アルテタ監督が高く評価しているGKの
一人だったのは間違いないと思いますので
チャンスがあれば獲得に動くのは
不思議ではないと思います。

その一方でそもそもアルテタ監督は
1ラムズデールに対して満足していない部分があり
そこを常々改善したいと考えていた事が
今回の正GKの交代劇から分かります。

その満足していない部分、
改善したいと考えていたと思われる部分と言うのは
足元でボールを扱う技術レベルの部分であり
特にペナルティの外側にまで積極的に出て行き
11人目のフィールドプレーヤーとして振る舞えるかどうか
と言う部分だったと言うのは
容易に推測出来ると思います。

その22ラヤがGKを務める事により
バックラインからのビルドアップは安定し
アルテタ監督が目指すスタイルに
また一歩近づいた印象を受けますが
その22ラヤも問題がない訳ではないと思います。

それは上背がない22ラヤの背後には
ハイボールを処理しきれないエリアが存在しているのは
既に明らかになっており、
同時に足元の技術レベルが安定しているとは言え
ミスパスを犯す場面もあり
このスタイルを行う上で十分なレベルなのか
と言う問題もあると思います。

とは言え、既に買取オプションを行使して
来夏に正式に獲得する方針が決まったと言われている事からも
今後も正GKとして起用していく方針だと思われますので
アルテタ監督の評価では
これらの問題はそれほど大きな問題でないと
考えていると思われます。

一方でで問題なのは
第2GKに降格した1ラムズデールの今後だと思います。

先日のPLブライトン戦で
久しぶりに起用された1ラムズデールは
ミスを連発してしまい
バックラインから丁寧にビルドアップする
アルテタ監督の目指すスタイルに
適応出来ていない所を露呈してしまいましたので
更に信用を失った可能性があります。

それと共に起用されたカラバオ杯のブレントフォード戦では
バックラインから繋ごうとせずに
ロングボールを蹴り続け、
次のウエスト・ハム戦でも
ロングボールを蹴ろうとした1ラムズデールに対して
アルテタ監督が叱責した様に
アルテタ監督の指示に背く様な場面が見受けられますので
この両者の関係性は崩れ始めている様にも観えます。

その様な状況でも第3GKの31ハインは
プレシーズンで大きく評価を落としてしまった様に
第2GKを任せられる様な状況ではないかもしれませんので
シーズン終了までは1ラムズデールを保持したいと
アルテタ監督は考えていると思います。

その一方で来夏に開催されるユーロ2024に
イングランド代表として出場を目指している
1ラムズデールにとっては
現在の状況は非常に危うい状況であり、
このままではピックフォードから
正GKの座を奪い取るのは勿論ですが
代表選考からも漏れる可能性も出て来ますので
定期的にプレー出来る環境へ移籍を志願しても
決して不思議ではないと思います。


22ラヤと1ラムズデールが万全の状況ならば
補強が必要になるポジションではありませんが
1ラムズデールがこのままフォームを崩し続けた場合や、
アルテタ監督との関係性も更に悪化した場合、
そしてユーロ2024への出場を目指して
定期的にプレー出来る環境への移籍を
1ラムズデールが強く希望する様ならば
補強に動かなければならなくなると思います。


C'mon Arsenal !!


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−4 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−4

Arsenal 1.jpg次は、ブレントフォードから
買取オプション付きのローン移籍で獲得した
22ラヤです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
22ダヴィド・ラヤ(27歳)

この夏はターナーを放出した事もあり
第2GKの補強は必須でしたが
そこで獲得したのが
22ラヤだったのは正直意外だったと思います。

その22ラヤは至近距離からのシュートに対しても
抜群の反応を観せる
レベルの高いシュートストッパーであり、
同時に上背はがないマイナス面を
正確なポジショニングと読みの鋭さで補う事で
ゴール前のハイボールの処理に対しても
概ね安定していると思います。

とは言え、GKとしては明らかに身長が低い為に
本当の意味で高さ勝負を仕掛けられた時には
明らかに分が悪く、
同時に自分の背後に上げられたクロスに対して
ボールに触る事が出来ないエリアも確実に存在している為に
そこを狙われたクロスが
失点に直結してしまった場面が何度かありましたので
唯一であり同時に最大のこの弱点に対して
どの様に対処するかが今後の課題だと思います。

その一方で足元の技術レベルは高く
それがアルテタ監督が22ラヤを獲得し
同時に正GKとして起用する事を決断した
1番の理由だと言われています。

22ラヤは足元でボールを扱う事に慣れており
ペナルティの外側にまで積極的に出てきて
バックラインでのボール回しにも
積極的に参加する事が出来る所が
大きな特徴だと思います。

実際、ペナルティの外側にあまり出てこない
1ラムズデールに対して
場合によっては6ガブリエウが左に開いた事によって出来る
2サリバと6ガブリエウの間のスペースにまで出てきて
左CBの様な位置でバックラインのボール回しに
参加する事もありますので
11人目のフィールドプレーヤーを
アルテタ監督は求めていたのは間違いないと思います。

とは言え、ノイヤーやエデルソンの様に
フィールドプレーヤーと同じレベルで
ボールを扱う事が出来ているかと言われれば
決してそうではなく
これまでにも要所要所で決定的なミスパスを犯す場面があり
本当にアルテタ監督が求めているレベルの
ボールの扱いが出来ているかどうかに関しては
少なからず疑問も残っていると思います。

この夏はFFPを厳守する為に
総支出額を制限する必要があったので
買取オプション付きのローン移籍という形で
22ラヤを獲得しましたが
本来ならば完全移籍での獲得を希望していたと言われており
ここまでのシーズン前半の活躍を受けて
£2700万と言われる買取オプションを行使して
来夏に完全移籍で獲得する事が
ほぼ決まったと言われています。

11人目のフィールドプレーヤーとして
今まで以上に適応していくのか?
それともハイボールの処理に対する弱点が
足を引っ張る事になるのか?
もうしばらく観ていく必要性があると思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

チェルシーから完全移籍
 攻撃的MF カイ・ハヴァーツ(24歳)ドイツ代表 総額£6500万(推定)

アヤックスから完全移籍
 CB ユリエン・ティンバー(22歳)オランダ代表 総額£3800万(推定)

ウエスト・ハムから完全移籍
 DMF デクラン・ライス(24歳)イングランド代表 総額£1億500万(推定)

ブレントフォードから買い取りオプション付きシーズンローン
 GK ダヴィド・ラヤ(27歳)スペイン代表 手数料£300万(推定)


(年齢は獲得時の年齢)


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PL15:Luton Town vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Luton Town 3−4 ARSENAL
2023年12月5日(火)Premier League, Kenilworth Road

Goal
 (19)11Martinelli(←7Saka)
 (24)G. Osho
 (44)9Jesus(←4White)
 (49)Adebayo
 (57)Barkley
 (59)29Havertz(←9Jesus)
 (90+6)41Rice(←8Ødegaard)


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  15Kiwior

41Rice

8Ødegaard   29Havertz

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(63)9Jesus>>>35Zinchenko
(63)11Martinelli>>>19Trossard


Substitutes
 1Ramsdale
 17Cedric
 76Walters
 20Jorginho
 25Elneny
 24Nelson
 14Nketiah


Arsenal 1.jpg劇的な、本当に劇的な勝利でした。

先発は前節で左のふくらはぎを負傷した
18冨安に代わって4ホワイトが右SBに入り
左SBも35ジンチェンコに代わって
15キヴィオルが起用されました。
そして左インサイドハーフを
19トロサールから29ハヴァーツに代えた以外は
前節と同じメンバーが組まれました。

試合は5+4のブロックを築きながらも
決して下がってゴール前を固めるような事はせずに
前線から非常に激しく素早いプレスを仕掛けてくる
ルートンに対して中々流れが掴めませんでしたが
相手のミスからの一瞬の隙を突いて
先制点を奪う事に成功しました。

19分、ベルからのバックパスがそれた為に
GKのカミンスキが外に蹴り出した事で得たスローインを
9ジェズスが素早くリスタートし
そのスローインを受けた7サカが
ペナルティの中に切り込んだ所から送ったラストパスを
11マルティネッリが右脚を振り抜き先制ゴール!!

ルートンの守備のブロックが整う前に
リスタートした9ジェズスの判断は
流石でした。

しかしすぐにセットプレーから
同点ゴールを奪われてしまいました。

24分、ドーティーが蹴った右サイドからのCKを
オショにヘッドを合わされてしまい失点。

フィジカル的に強いアデバヨの後ろに出来てしまったスペースに
上手く入ってきてしまったオショを
マルティネッリが抑え込めずに
フリーにしてしまった対応は
よろしくなかったと思います。

すぐに同点に追いつかれてしまいましたが
アーセナルはギアを一段上げて
ルートンゴールに迫り始めました。

26分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを
ペナルティの中で受けた9ジェズスが
角度のない所から右脚を振り抜きましたが
カミンスキにセーブされてしまいゴールを奪う事は出来ず。

30分過ぎ、タウンゼンドからのバックパスをカットした
9ジェズスがそのまま左サイドに向かって
ドリブルで持ち上がり
その9ジェズスと入れ替わる様に
ゴールに向かって走り込んできた11マルティネッリに向けて
ラストパスが送られました。
ペナルティの中のでそのパスを受けた
11マルティネッリは
スペースのない所で素早く左脚を振り抜きましたが
このシュートもカミンスキのファインセーブに阻まれ
ゴールを奪う事が出来ず。

38分過ぎ、41ライスからの
右サイドのスペースへのパスを受けた7サカが
カットインしてきた所から豪快に左脚を振り抜きましたが
このシュートもカミンスキのファインセーブに防がれてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

そして前半終了間際に追加点を奪う事に成功しました。

44分、7サカから送られたうスルーパスで
ポケットの位置に飛び出した4ホワイトからのクロスを
ファーサイドに向かって走り込んできた9ジェズスが
ヘッドで合わせてゴール!!

ニアに向かって走り込んできた29ハヴァーツが
オショとメンジを引き付けた事で
その裏に出来たスペースにタイミング良く
走り込んできた9ジェズスと
その9ジェズスを見逃さずに送った
4ホワイトの正確なクロスが
見事に噛み合ったゴールだったと思います。

良い時間帯にリードを奪うゴールを奪いましたので
後半はこのままアーセナルが流れに乗るかと思われましたが
後半開始早々に再びセットプレーから
同点ゴールを奪われてしまいました。

49分、ドーティーが入れた左サイドからのCKを
アデバヨにヘッドに合わされてしまい失点。

確かにフィジカル能力に長けた
アデバヨの非常に高いヘッドでしたが
それを差し引いても前に出た22ラヤが
ボールに触る事が出来なかったのは
大きなミスと言われても仕方がないと思います。

そして更に逆転ゴールも奪われてしまいました。

57分、タウンゼンドからのパスを
右サイドで受けたバークリーに
そのまま持ち込んだ所から左脚を振り抜かれてしまい
失点。

確かにペナルティの中に侵入してきた
バークリーに対して
寄せ切る事が出来なかった4ホワイトも
問題だったと思いますが
同時に脇の下を抜かれてしまった22ラヤも
セーブ出来なかったのは
ミスと言われても仕方がないかもしれません。

ハイボールの処理に対しては
上背がない22ラヤに関しては
まだ許容しなければならない所かもしれませんが
これまでシュートストップ能力を
高く評価されてきた22ラヤが
何もプレッシャーを受けていない状態からの
シュートだったとは言え
簡単に脇の下を抜かれてしまったのは
これまでの評価が揺らぐ可能性もある
失態だったと思います。

しかしアーセナルもすぐに
同点に追いつきました。

59分、7サカが前方にルーズに蹴り出したボールを収めた
9ジェズスがダイレクトで丁寧に送ったラストパスを
ゴール前に走り込んできた29ハヴァーツが
右脚で押し込みゴール!!

マークに付いていたメンジに
まず体をぶつける事で
密着マークを上手く外した
9ジェズスのボールの収め方は
俊逸だったと思います。

この後も勝利を目指してアーセナルは
攻勢を強めていきました。

74分過ぎ、8ウーデゴールが
ドリブルで持ち上がりペナルティの外側から
左脚を振り抜きましたがカミンスキにセーブされ
ゴールを奪う事が出来ず。

76分過ぎ、モリスからのボールを奪った7サカが
そのまま持ち込み
対峙したモリスとベルの間を切り込んで
ペナルティの中に入った所からのラストパスを
19トロサールがダイレクトで右脚を振り抜きましたが
オショにブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

77分過ぎ、7サカが蹴った右CKの場面で
ヘッドで合わせようと飛び込んだ
6ガブリエウの左腕をオショが引っ張って引き倒しましたが
判定はノーファール、、、。

普通に考えればボールに対して競っていなかったオショが
ボールに競りに行っていた6ガブリエウの腕を
引っ張って倒していたらファールだと思いますが
アーセナルの選手に対して相手の選手が
この程度の行為を行う事は
PGMOLの中では公式に許されているようですので
当然ファールを取られる事はありませんでした。

77分過ぎ、ドリブルで持ち上がってきた
8ウーデゴールが送ったスルーパスを
ゴールに向かって走り込んできた7サカが
ダイレクトで19トロサールに繋ぎましたが
19トロサールがメンジをかわした所で
カボレにカットされてしまいシュートを撃つ事が出来ず。

79分過ぎ、4ホワイトが送ったクロスを
29ハヴァーツがヘッドで背後に流したボールに対して
19トロサールが飛び込みましたが
惜しくも間に合わず。

85分過ぎ、上がってきた6ガブリエウから
35ジンチェンコ〜19トロサール〜6ガブリエウ
〜35ジンチェンコと細かく繋いで
左サイドの裏に抜け出した35ジンチェンコからの
柔らかいタッチのクロスを
29ハヴァーツがヘッドで合わせましたが
このシュートもカミンスキにセーブされてしまい
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

86分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた
19トロサールがペナルティの外側から
ミドルシュートを撃ちましたが
コースを狙ったこのシュートも
惜しくも枠を捉える事が出来ず。

最後の所の壁を打ち破る事が出来ないまま
6分の後半アディショナルタイムの
6分が過ぎた所での
まさにラストプレーで
劇的な決勝ゴールを奪いました。

96分、8ウーデゴールが送ったクロスを
41ライスがヘッドで合わせてゴーーーール!!

マンチェスター・ユナイテッド戦の
アディショナルタイムでのゴールもそうでしたが
最後の最後まで勝負を諦めない強い意志と
それを実現させる勝負強さを41ライスは再び発揮した
劇的なゴールだったと思います。

この劇的な決勝ゴールで3−4で勝利!!

非常に大きな勝ち点3になったと思います。

その一方で前節のウルヴス戦で
左ふくらはぎに問題が発生し
試合終了を待たずしてピッチを後にした18冨安が
精査の結果ふくらはぎに損傷がみつかり
数週間以上の離脱が発表されました。

日に日に調子を上げて絶好調だった18冨安が
ショックを受けているのは言うまでもないと思いますが
ただでさえ頭数が足りていないDF陣の中で
さらに18冨安まで欠く事は
チームにとっては非常に痛手であり
これから年末年始の厳しいスケジュールを考えますと
非常に不安です。

とは言え、これからの
アストン・ヴィラ、ブライトン、
リバプールの3連戦は
シーズン前半の大きな山場になる試合であり
この3連戦を乗り切る事が出来るかどうかで
シーズン前半を首位で折り返す事が出来るかどうかの
大きなポイントになると思います。

特に次のアストン・ヴィラは
ホームでのPLの試合では全て勝利している様に
ホームでは無敵であり
今節のアストン・ヴィラホームでのシティ戦でも
ロドリを欠いていたとは言え
王者シティを圧倒する様な試合で撃破していますので
タイプ的にシティと似ているチームカラーの
アーセナルも厳しい試合になる事が予想されます。

3失点したこの試合では
守備面の問題を露呈してしまいましたが
一方で攻撃陣は絶好調の状態のままだと思いますので
新たな怪我人が出ない限り
今のアーセナルの勢いを止められる事はないと思います。

同時に勢いに乗るアストン・ヴィラを
ヴィラのホームで下す事で
首位争いをするにはまだ時期尚早だと言う事を
アストン・ヴィラに分からせると共に
シーズン後半に向けてどのチームがPLをリードしていくのかを
他の19チームに分からせる勝利をあげて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G1A
7サカ        PL:5G6A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G2A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:2G1A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:2G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G1A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:3G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:3G2A CL:0G1A


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−3

Arsenal 1.jpg次は、この夏の目玉補強の41ライスです。


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41デクラン・ライス(24歳)

昨シーズンの途中から
この夏に獲得に動く噂が挙がっていた41ライスを
クラブレコードでありイングランド選手最高額となる
£1億500万(推定)の移籍金で獲得しましたが
その移籍金に見合うだけの活躍を
早くも観せていると思います。

ここまでの41ライスはアンカーのポジションと共に
左インサイドハーフのポジションで起用されていますが
どちらも期待通りの活躍を観せていると思います。

アンカーのポジションに入れば
中盤の底からしっかりとパスを捌いて
攻撃陣にリズムを与えると共に
効果的なサイドチェンジのパスも
良いアクセントになっていると思います。
同時に、非常に広範囲をカバーする機動力と
球際の強さを発揮する高いディフェンス力で
中盤の底の強度も安定させていると思います。

一方でインサイドハーフで起用された時には
より攻撃的な振る舞いが増え
特に自陣の深い位置から自らドリブルで持ち上がる推進力と
鋭く正確なミドルシュートと言う
41ライスのもう一つの側面である
高い攻撃力をより発揮していると思います。

本人としてはアンカーのポジションが
最もプレーしやすいとコメントしていますが
アンカーのポジションに入ると
積極的に前に出る様な爆発的な推進力を
発揮する機会が減る印象があります。
反対にインサイドハーフに入ると
攻撃力を発揮出来る一方で
元々アンカーのポジションでのプレーを好む為なのか
アンカーに並ぶレベルにまで下がってきてしまう傾向がある為に
本来の役割である前線との繋ぎ役の部分が疎かになる場面があり
左サイドからスムーズにボールが展開されなくなる問題や
左サイドの選手を孤立させてしまう問題があると思います。

個人的には以前から書いています様に
41ライスを左インサイドハーフで起用すれば
昨シーズンジャカが担っていた役割を
完璧にカバーすると共に
攻撃面に関しては
更にグレードアップさせる存在になれると思っていますので
アンカーよりも左インサイドハーフでの起用を希望していますが
それには41ライス本人のポジショニングや
ピッチの上での振る舞い方の修正、
そして周囲の選手との位置関係や連動性の修正が
もう少し必要かもしれません。

そしてウエスト・ハムでキャプテンを務めていた様に
リーダーとしての存在感を早くも発揮している印象で
その中でもピッチの上での強い闘争心は
近年のアーセナルに欠けている部分だと思いますので
メンタル面においても大きな補強になっていると思います。

どちらにせよ41ライスが加入した事で
中盤の安定感が格段に上がったのは間違いなく
向こう10年近く
アーセナルの中心選手としての活躍が期待出来る
非常に大きな補強になったと思います。


C'mon Arsenal !!


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チェルシーから完全移籍
 攻撃的MF カイ・ハヴァーツ(24歳)ドイツ代表 総額£6500万(推定)

アヤックスから完全移籍
 CB ユリエン・ティンバー(22歳)オランダ代表 総額£3800万(推定)

ウエスト・ハムから完全移籍
 DMF デクラン・ライス(24歳)イングランド代表 総額£1億500万(推定)

ブレントフォードから買い取りオプション付きシーズンローン
 GK ダヴィド・ラヤ(27歳)スペイン代表 手数料£300万(推定)


(年齢は獲得時の年齢)


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PL14:ARSENAL vs Wolves [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Wolves
2023年12月2日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (7)7Saka(←18Tomiyasu)
 (13)8Ødegaard(←35Zinchenko)
 (87)Cunha


22Raya

18Tomiyasu 2Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard    19Trossard

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(68)9Jesus>>>14Nketiah
(79)11Martinelli>>>29Havertz
(80)18Tomiyasu>>>4White
(90+4)8Ødegaard>>>20Jorginho
(90+4)7Saka>>>15Kiwior


Substitutes
 1Ramsdale
 17Cedric
 25Elneny
 24Nelson


Arsenal 1.jpg最後はミスから失点してしまい
バタバタしてしまいましたが
早々に2つのゴールを奪い
しっかりと勝点3を奪いました。

先発は前試合のRCランス戦から
29ハヴァーツから19トロサールへ
左インサイドハーフを代えてきた以外は
同じメンバーが組まれました。

試合は5+3のブロックを築いて
ゴール前のスペースを消す
守備的な戦術のウルヴスに対して
最初は中に入るのに苦労していましたが
絶妙なコンビネーションから
早々に切り崩す事に成功しました。

7分、8ウーデゴールからのパスを受けた7サカを
ベルガルドとブエノの2人が抑えにきた所で
この2人の間から9ジェズスへのパスを通し、
そのパスを受けた9ジェズスは
ゴメスを背負いながら18冨安に繋ぎ、
そして最後はその18冨安からのダイレクトパスを受けた
7サカがドーソンをかわして右脚を振り抜きゴール!!

全くスペースのない所から細かいパスを繋いで
完璧に切り崩したゴールでした。

これで18冨安は2試合連続アシストを挙げましたが
RCランス戦のアシストとは異なり
細かなパスを繋いだコンビネーションに
しっかりと加わる事が出来ていた所に
大きな成長を感じる場面だったと思います。

そして再び素晴らしいコンビネーションで
追加点を奪いました。

13分、7サカが送ったクロスが左サイドに流れたボールを
35ジンチェンコがダイレクトで9ジェズスに繋ぎ
その9ジェズスからのダイレクトのリターンパスで
裏に抜け出した35ジンチェンコが
ダイレクトで折り返したボールを
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜きゴール!!

3本のダイレクトパスを繋いで切り崩し
そして最後の8ウーデゴールも
ダイレクトシュートを綺麗に決めた
完璧なコンビネーションだったと思います。

その後も絶妙なコンビネーションで
ウルヴスを圧倒する場面が続きました。

19分過ぎ、9ジェズスを狙ったと思われる
8ウーデゴールのクロスを
後ろから走り込んできた19トロサールがカットして
そのまま押し込もうとしましたが
前に飛び出してきたホセ・サにブロックされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

24分過ぎ、8ウーデゴールからの
楔のパスを受けた9ジェズスが送ったスルーパスで
左サイドを抜け出した11マルティネッリが
カットインしてきた所から右脚を振り抜きましたが
そのシュートはキルマンにブロックされてしまい、
そのこぼれ球を今度は19トロサールが右脚を振り抜きましたが
そのシュートもゴメスにブロックされてしまい
惜しくもゴールは奪えず。

26分過ぎ、8ウーデゴールのFKが
クリアーされたボールを
41ライスがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
このシュートもクーニャにブロックされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

36分過ぎ、右サイドの7サカからの
サイドチェンジのパスを受けた11マルティネッリが
そのまま持ち込み右脚のコントロールショットを放ちましたが
そのシュートもファーサイドのポストを叩き
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

37分過ぎ、右サイドからの7サカのクロスに対して
ファーサイドに9ジェズスが飛び込みましたが
その前でヘッドで合わそうとした
6ガブリエウに当たった為?
9ジェズスは合わせる事が出来ず。

45+2分過ぎ、相手のパスミスを収めた
8ウーデゴールからのスルーパスを受けた
9ジェズスがそのまま持ち込み右脚を振り抜きましたが
このシュートもベントリーにセーブされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

一方で前半終了間際に危険な場面がありました。

45+6分過ぎ、ベントリーが蹴ったゴールキックを
トラオレがヘッドで流したボールに対して
2サリバと35ジンチェンコが重なってしまった為に
22ラヤへのバックパスが短くなってしまい
抜け出してきたファン・ヒチャンに
奪われそうになってしまいました。
幸い前に出た22ラヤがしっかりと蓋をして
シュートを撃たせませんでしたが
重なってしまったとは言え
35ジンチェンコのバックパスは
非常に中途半端な危険なパスだったと思います。

後半もアーセナルのペースで始まりました。

47分過ぎ、7サカからのバックパスを受けた
41ライスからの楔のパスを受けた18冨安から
右脚でクロスが送られましたが
ゴール前に飛び込んだ9ジェズスには
僅かに合わず。

一方でウルヴスにもゴールに迫られてしまいました。

52分過ぎ、右サイドから
ドリブルで切り込んできたクーニャに
角度のない所から左脚を振り抜かれてしまいました。
至近距離からのそのシュートは
22ラヤが的確にセーブしましたが
余りにも簡単に侵入を許してしまった
危うい場面だったと思います。

その後は再びアーセナルペースに戻りました。

63分過ぎ、41ライスからのサイドチェンジのパスを受けた
11マルティネッリが対峙したトラオレとセメドの間から
35ジンチェンコにパスを送り
その35ジンチェンコからのパスを受けた
8ウーデゴールからのラストパスを
ペナルティの外側から41ライスが右脚を振り抜きましたが
このシュートも枠を捉えられず。

74分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた7サカが
ペナルティの外側から左脚を振り抜きましたが
惜しくも枠を捉える事は出来ず。

81分過ぎ、ドーソンからクーニャへの縦パスを読んだ
29ハヴァーツがカットしたボールを
8ウーデゴールに繋ぎ
そこからのパスを受けた19トロサールが抜け出しましたが
ゴメスのプレッシャーを受けた事もあり
そこからのシュートは
前に出てきたベントリーにブロックされてしまい、
そのこぼれ球を収めた7サカのシュートも
ベントリーにセーブされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

ゴールを奪う事が出来ないまま迎えた
後半終了間際に
ミスから失点してしまいました。

87分、左サイドから切り込んできたサラビアのドリブルは
41ライスがカットしましたが
そこからのボールを35ジンチェンコが収めた所で
セメドにカットされてしまい
そのボールをクーニャに左脚を振り抜かれてしまい失点。

簡単にボールをロストしてしまった35ジンチェンコの応対は
やはり不用意だったと言わざる得ないと思います。

41ライスがカットしたボールを収めた35ジンチェンコは
持ち出そうとしてしまった為に
背後から迫ってきていたセメドに
カットされてしまいましたので
ここはシンプルにクリアーするべきだったと思います。

この場面以外でも35ジンチェンコは
不用意にボールをロストしてしまい
ピンチを招く場面がありました。

35分過ぎ、ドイルが送った左サイドへのパスを
一度は35ジンチェンコが収めましたが
その後に寄せてきたセメドに
あっさりとボールを奪われてしまいました。
幸い全速力で戻ってきた11マルティネッリが
セメドに追いつき完璧にカバーしましたが
この場面も失点の場面も
余りにもあっさりとボールを奪われ過ぎだと思います。

後半終了間際にもビッグチャンスを作る事に成功しました

86分過ぎ、2サリバからの縦パスを
センターサークルの中で受けた8ウーデゴールが
そこからドリブルで持ち上がって行った所から送った
スルーパスで抜け出した14エンケティアが
右脚を振り抜きましたが
このシュートもポストを叩き
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

最後は15キヴィオルと20ジョルジーニョを投入して
3バック&2ボランチに変更して逃げ切り
2−1で勝利しました。

CLRCランス戦と同様に
攻撃陣は昨シーズンの様な
流動的で連動的な仕掛けが際立っていたと思います。

実際、ポストを叩いた11マルティネッリや
14エンケティアのシュートや
ゴール前に抜け出した19トロサールの場面など
本当ならばもっとゴールを奪えていても
おかしくない展開でしたので
2ゴールしか奪えなかった所には
不満がない訳ではありませんが
それでも9ジェズスが復帰した事で
やっと攻撃陣の歯車が噛み合い出したと
強く印象付けるここ2試合だったと思います。

一方で35ジンチェンコはまたやらかしてしまいました。

勿論、8ウーデゴールのゴールをアシストしたプレーのみならず
35ジンチェンコは攻撃面の活性化に
大きく貢献していますので
守備面での危うさに関しては
チームとして許容している問題なのかも知れませんが
とにかく35ジンチェンコが1対1で対応している状況は
落ち着いて観ていられる状況には感じられません。

そして公式戦5試合連続先発した18冨安は
この試合でもスペースの限られた状況の中で
見事なコンビネーションからアシストを挙げた様に
アタッキングエリアに入った後も
冷静にプレーできる様になっている所は
非常に大きな成長だと思います。

同時に周囲の選手から何の躊躇なく
ボールが回ってくる様になっている所は
非常に大きな変化であり
本当の意味でやっと周囲の選手達に
認められたと言えるのかも知れません。

とは言え、左のふくらはぎに異常が発生し
終盤に退いたのは非常に心配ではあります。
ピッチを去る時には脚を引きずる様子はなく
アルテタ監督も大事をとっただけとコメントしていましたので
少なくとも重症ではない様ですが
4ホワイトに奪われていたポジションを
遂に奪い返す時が来ているにも関わらず
また怪我でポジションを失うのだけは
避けて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G0A
7サカ        PL:5G5A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G1A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:1G0A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:1G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G1A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:2G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:2G2A CL:0G1A


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−2

Arsenal 1.jpg次は、アヤックスから獲得した12ティンバーです


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12ユリエン・ティンバー(22歳)

DFラインのスカッドの拡充も
この夏のテーマの一つでしたが
その問題に対して
CBを補強するのかSBを補強するのかに関しては
不透明な部分もありましたが
結果的にはその両方に適応可能な
12ティンンバーをアヤックスから獲得しまた。

その12ティンバーはアヤックス時代は
時々右SBで起用される試合もありましたが
基本的にはCBを主戦場とするDFでしたが
アルテタ監督はプレシーズンではSBで起用していました。

しかも右SBだけではなく左SBでの起用に対しても
速やかに対応しただけではなく
アヤックス時代には経験した事がないと思われる
偽SBとして中盤の底に絞った位置でのプレーも
速やかに適応した所には少なからず驚かされました。

12ティンバーは上背はありませんが
これまでCBでプレーしていた様に
球際に強く的確にボールをハントする
ディフェンス技術がある
強度の高いディフェンス力に加え
スピードとクイックネスも兼ね備えていますので
SBとして起用する事で
サイドの守備的な強度は確実に上げていたと思います。

同時に元々足元の技術レベルも安定しており
ボールを持っている時の振る舞い方は
DFの選手のそれよりも遥かにMF的な振る舞い方をしていましたので
アルテタ監督は偽SBとしてプレーさせる事を前提として
12ティンバーを獲得した事が推測されます。

実際、プレシーズンでの試合では
偽SBとして中盤の底からテンポ良くボールを捌き
隙があれば積極的に縦パスも
供給出来ていたと思います。
そしてチャンスがあれば相手のアタッキングエリアにまで侵入して
攻撃陣に厚みをもたらす場面もありましたので
これまで偽SBとしてプレーした経験がない様には思えない
適応の早さを観せていたと思います。

その様な12ティンバーが開幕戦で
右膝関節前十字靭帯損傷の怪我を負い
長期離脱する事になってしまったのは
チームにとっては非常に大きな痛手であり
今シーズンに向けて考えられていたプランを
大きく変更する事になってしまったかもしれません。

12ティンバーを右SBで起用する事が出来ていたら
4ホワイトを本職のCBに戻す事が出来たかもしれませんし、
左SBの位置で偽SBとして起用する事が出来ていたら
35ジンチェンコを偽SBとして左SBした時に生じる
守備面での穴の問題も解消され
攻守のバランスは整えられていたかもしれません。

勿論、12ティンバーが長期離脱していなかったら
役割が被る18冨安の序列は更に下がり
現在の様な完全復活した姿は観れなかったかもしれませんが
それでも4ホワイト&2サリバ&6ガブリエウ&35ジンチェンコの
レギュラー陣を15キヴィオルと18冨安の2人で
バックアップしていると言う
現状のスカッドの選手層の問題は
改善されていたと思います。

順調に行けばシーズン終盤には
起用可能な状態にまで回復するかもしれませんが
最も重要なのは本来のパフォーマンスレベルに
戻す事だと思いますのであまり焦らずに
来シーズンの頭からの完全復活を目指位のつもりで
じっくりと仕上げてから復帰して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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チェルシーから完全移籍
 攻撃的MF カイ・ハヴァーツ(24歳)ドイツ代表 総額£6500万(推定)

アヤックスから完全移籍
 CB ユリエン・ティンバー(22歳)オランダ代表 総額£3800万(推定)

ウエスト・ハムから完全移籍
 DMF デクラン・ライス(24歳)イングランド代表 総額£1億500万(推定)

ブレントフォードから買い取りオプション付きシーズンローン
 GK ダヴィド・ラヤ(27歳)スペイン代表 手数料£300万(推定)


(年齢は獲得時の年齢)


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