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冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2

Arsenal 1.jpg

次は
『5トーマスの去就によってDMF』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜DMF・CMF〜〜〜

ドウグラス・ルイス(25歳):DMF、CMF
Douglas Luiz
アストン・ヴィラ
1998年5月9日生
178cm 66kg
ブラジル代表
移籍金 £8000万


ルベン・ネヴェス(26歳):CMF・DMF
Rúben Neves
アル・ヒラル
1997年3月13日生
180cm 80kg
ポルトガル代表
移籍金 £


マルティン・スビメンディ(24歳)
Martín Zubimendi
レアル・ソシエダ
1999年2月2日生
180cm 74kg
スペイン代表
移籍金 £5200万(バイアウト条項)


ジョアン・パリーニャ(28歳):DMF
João Palhinha
フラム
1995年7月9日生
190cm 82kg
ポルトガル代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

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この冬に補強が必要かどうかは
潜在的に移籍の可能性がある
5トーマスの去就に左右されると思いますが
現在41ライスをバックアップしている
20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる事から
どちらにせよ来夏には補強が必要なポジションであり
その来夏の補強を繰り上げて
この冬の移籍期間で補強に動く可能性は否定出来ません。

その中で最も多く名前が挙がっているのが
アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスだと思います。

昨シーズンも獲得に動いていたと言われるドウグラス・ルイスは
6番でも8番でもプレー出来る所が
魅力の一つだと思います。

ドウグラス・ルイスは体格的に恵まれている訳ではありませんので
純粋にフィジカル的な強度をもたらす存在ではありませんが
一方で中盤の底の広い範囲をカバー出来る機動力と
危険を察知する嗅覚に優れており
相手の隙をつく様にボールをカットして奪い去る
ディフェンススキルも非常に高いと思います。

また、ブラジル人らしく
細かくボールをコントロールする
足元の技術レベルも高く
スペースのない所やプレッシャーに曝された状況でも
しっかりとキープして的確に次に繋げられる所も
特徴の一つだと思います。

そして右脚から放たれるロングレンジのパスの精度も高く
それはサイドチェンジのパスだけではなく
ミドルシュートやセットプレーにおいても
大きな脅威を与える強力な武器になっていると思います。

この様な6番として必要なスキルを
持ち合わせていますので
基本的には6番のポジションが主戦場になると思いますが
一方でその豊富な運動量と共に
ボールを前に押し進める推進力、
そして足元の技術レベルも安定していますので
Box to Boxタイプとしても機能する事が出来、
41ライスがインサイドハーフの位置で起用された時の役割に
フィットすると思います。

よって41ライスが欠場時には
高いレベルでその穴を埋める事が出来るだけではなく
ポジションを争う良きライバルにもなり、
同時にアンカーとインサイドハーフでの
同時起用も可能だと思いますので
中盤の選手層は劇的に挙がるタレントだと思います。

しかし現在絶好調のアストン・ヴィラの
中心選手であるドウグラス・ルイスを
この冬に放出するとは考え難く、
£6000万〜8000万と言われている移籍金も
アストン・ヴィラは£1億クラスの移籍金を
要求していると言われていますので
仮に獲得に動けたとしても
この冬と言うよりも来夏の様に感じます。

この夏にサウジアラビアに渡った
ルベン・ネヴェスが
そのサウジアラビアの環境に満足していない為に
ヨーロッパに戻ってくる事を希望していると言う
噂が挙がった事でネヴェスも獲得候補に挙がっていましたが
その後本人がその噂を正式に否定した事で
今は沈静化しています。

とは言え、この夏に獲得したトナリが
賭博に関する規則違反で10ヶ月の出場停止処分を受けた事で
アル・ヒラルとオーナーが同じニューカッスルが
その穴埋めとしてネヴェスを連れてくる可能性は
完全に消えた訳ではありませんので
ネヴェスがイングランドに戻ってくる可能性はありますが
現時点では獲得出来る可能性はあまりなくなったと思います。

昨冬も獲得に動いたと言われる
レアル・ソシエダのスビメンディも
獲得候補だと思います。

スビメンディは長短の正確なパスを操って
中盤の底からゲームを作る司令塔タイプの選手で
隙があれば自ら持ち上がる推進力もあると思います。
同時に的確な読みと鋭い出足で相手の先手を突き
そして確実にボールにアタックして奪い返す
ディフェンス技術も安定していると思いますので
フィジカル的な強度はそれほど強くなさそうですが
それを感じさせていないと思います。

しかしレアル・ソシエダの生え抜きであり
近年の躍進を支える中心選手になっているスビメンディは
人一倍レアル・ソシエダ愛が強いと言われており
昨冬もアーセナルは獲得に動いた様ですが
CLの出場権を獲得するチャンスがあったレアル・ソシエダから
シーズン途中に移籍する事を拒み
その移籍は実現しませんでした。
よって今シーズンもCLでグループステージ首位で突破した
レアル・ソシエダから
シーズン途中で移籍する可能性は
限りなく低いと思われますので
冬の移籍期間で獲得するのは
非常にハードルが高いミッションだと思います。

フラムのジョアン・パリーニャも
最近噂に挙がっている選手の一人です。

パリーニャは展開を動かす
ロングレンジのパスの精度も印象的ですが
最も印象的なのは守備の面だと思います。
当たり負けしないフィジカル的な強度と
的確にボールを奪い返す深いタックルを武器に
まさに攻撃の芽を刈り取る様な守備を観せており
今回名前が挙がった選手の中では
最もその体格的な優位性を活かしたタイプだと思います。

以前からバイエルンが獲得を狙っていると言われていますが
今回の選手の中では冬の移籍期間で
最も獲得するチャンスがある選手だと思います。


移籍する可能性を否定したネヴェスは
既に除外されているかもしれませんので
それ以外の選手を考えますと
アルテタ監督がどの様なタイプを求めているかによって
獲得の優先度が変わってくると思います。

来夏に契約が切れる20ジョルジーニョに代わる
司令塔タイプを求めているのならば
スビメンディが最も適していると思いますし
フィジカル的な強度と高さを求めているのならば
パリーニャが最も適していると思います。
一方で現在のアルテタ監督が
複数のポジションをこなせる選手を
好んでいる事を考えますと
6番でも8番でも機能しそうな
ドウグラス・ルイスが最も適していると思いますので
噂に挙がる機会が一番多いドウグラス・ルイスが
メインターゲットだと思われますが
前記の様にこの冬で獲得するには
高額な移籍金が必要だと思われますので
非常難しいミッションだと思います。


C'mon Arsenal !!


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