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冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1

Arsenal 1.jpg

次は色々なメディアで
補強候補に名前が挙がっている選手等に付いて
考えてみたいと思います。

では、まずは
『フィジカル能力に長けたストライカー』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜ストライカー〜〜〜

イヴァン・トニー(27歳):ストライカー
Ivan Toney
ブレントフォード
1996年3月16日生
185cm 76kg
イングランド代表
移籍金 £6000〜8000万


ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(24歳):CF
Dusan Vlahovic
ユベントス
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £


ベンヤミン・シェシュコ(20歳)
Benjamin Šeško
RBライプツィヒ
2003年5月31日生
194cm 85kg
スロベニア代表
移籍金 £3500万


マルコス・レオナルド(20歳):CF
Marcos Leonardo
サントス
2003年5月2日生
178cm 71kg
ブラジルU-23代表
移籍金 £


ビクター・オシムヘン(25歳):CF
Victor Osimhen
ナポリ
1998年12月29日生
186cm 78kg
ナイジェリア代表
移籍金 £1億3000万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)

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以前から最も名前が挙がっているのが
ブレントフォードのトニーです。

2021/22シーズンは
PL12ゴール5アシストに止まりましたが
昨シーズンはPL20ゴール4アシストを挙げて
得点王争い3位に入り
点取り屋として一気に開花したトニーは本当ならば
この夏にPLのビッグクラブに引き抜かれてもおかしくない
注目のタレントでした。

しかし賭博規則違反を犯した為に
2023年5月〜2024年1月17日までの
8ヶ月間出場停止処分を受けた為に
この夏の移籍は頓挫してしまいましたが
それでも依然として注目度の高いストライカーには変わりはなく
この冬の移籍期間でも多くのPLのビッグクラブが
獲得に動くと言われています。

トニーはスピードと跳躍力に優れると共に
当たり負けしないフィジカル的な強度も有している
フィジカル能力が高いストライカーで
FKのキッカーも務めている様に
右脚から放たれるショットも強く正確だと思います。

同時にゴール前でのポジショニングセンスや
走り込むタイミングセンスも優れていますので
地上戦でも空中戦でもクロスに合わせるのが上手く
ゴールパターンは多岐に渡ると共に
ゴール前でも常に冷静ですので
フィニッシャーとして優秀だと思います。

この様にゴール前での強さが魅力である一方で
フィニッシャーに特化したタイプの
ストライカーと言う訳ではなく
足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチも柔軟ですので
スペースのない所やDFのプレッシャーに曝された状態でも
ボールを持つ事が出来、
周囲の選手を使うポストプレーも
安定していると思います。

特に1タッチパスで決定機を創造する
コンビネーションプレーも得意としている印象で
トニーに入ったパスをダイレクトで裏に送り
サイドからゴールに向かって走り込んできた
7サカや11マルティネッリが抜け出して
ゴールを陥れる姿は容易に想像出来ますので
現在のアーセナルのスタイルにも
すぐにハマりそうです。

勿論、8ヶ月の間実戦から離れている為に
昨シーズンの様なパフォーマンスが
すぐに出来るかどうかと言う問題と
夏の移籍期間でFFPを順守する為に
22ラヤを獲得する為の£3000万を出せなかった
アーセナルの財務状況で
トニーを獲得する為に
£6000万〜8000万と言う移籍金を
捻出する事が出来るかどうかと言う問題がありますので
獲得のハードルは非常に高い様に感じますが
すでにPLでの実績を積んでいるトニーは
即戦力として魅了的だと思います。

2021/22シーズンの冬の移籍期間でも獲得に動いた
ユヴェントスのヴラホヴィッチも
主要ターゲットの一人かもしれません。

体格に恵まれているヴラホヴィッチは
フィジカル的な強度に優れ
強烈で正確な左脚を持っている
9番タイプのストライカーで
現在のアーセナルのスカッドに欠けているタイプの
ストライカーだと思います。

フィオレンティーナでの活躍が評価され
2021/22シーズンの冬の移籍期間で
ユベントスに移籍しましたが
そのユベントスに移籍してからのヴラホヴィッチは
フィオレンティーナで観せていた様な
爆発的な活躍を未だに観せておらず
同時にヴラホヴィッチの高額年俸が
財務状況が良くないユべントスを
圧迫していると言われていますので
適切なオファーがあれば
ユベントスは放出する可能性があると
言われています。

とは言え、フィオレンティーナから獲得した時に
約£7000万と言われる移籍金を投資した事を考えますと
ユベントスはそれを回収する為に
それに近い金額の移籍金を要求してくると思われますので
やはり獲得のハードルは低くないと思われます。

そう言う意味ではRBライプツィヒのシェシュコは
現実的な補強候補なのかもしれません。

上背があり足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチは柔らかく繊細で、
細かなボールタッチでボールを動かせ
ボディーバランスも良さそうなので
スペースのない所でも苦にしない印象を受けます。

そしてストライドが大きく
スピードに乗ったドリブルを観せる一方で
瞬発的な速さは若干物足りず
同時に大柄ですがフィジカルコンタクトや
球際の強さもやや物足りない印象を受けます。

現時点では持っているフィジカル的な利点を
活かせていない印象を受けますので
今後この辺りを改善し伸ばす事が出来れば
大化けする可能性があるストライカーだと思いますので
今のうちに獲得して育てて行くのもありだと思います。

サントスのマルコス・レオナルドも
獲得の噂に挙がるストライカーですが
マルコス・レオナルドは
どちらかと言うと
セカンドトップタイプのストライカーで
現在のスカッドに欠けている
フィジカル能力に長けたストライカーではありません。

しかしマルコス・レオナルドは
以前からこの冬にステップアップを希望しており
同時にサントスが2部に降格してしまった事で
この冬にサントスを離れる可能性が加速したと言えます。

よって即戦力としての補強ではありませんが
マルコス・レオナルドの獲得を目指すのならば
この冬がベストなタイミングなのは
言うまでもないと思いますので
将来的に9ジェズスや14エンケティアに代わる
ストライカーの育成の為の
先行投資として獲得するのならば
十分にありだと思います。

一方で本当ならばオシムヘンの様な
シーズン20ゴールを保証してくれる様な
ワールドクラスのストライカーが
アーセナルには必要なのかもしれません。

しかしナポリがCL決勝トーナメントに進出している関係で
この冬にエースストライカーを手放すとは考えられませんので
本当に獲得に動くとしても来夏だと思います。

とは言え、そのオシムヘンを獲得する為には
バイアウト条項に設定されている
£1億3000万と言う金額を満額支払う必要がありますが
現在のアーセナルに2シーズン連続
£1億以上の投資が出来る財務力があるかどうかは
少なからず疑問を感じます。


今シーズン、20シーズンぶりのPL制覇と
CL上位進出を目指すと言う意味では
8ヶ月間実戦から離れているとは言え
PLでの実績があるトニーを獲得するのが
一番現実的で効果的な補強の様に感じます。

実際、得点力があるだけではなく
周囲を活かすプレーも出来るトニーは
現在のアーセナルのスタイルに合っていると思いますので
個人的にはトニーの獲得を希望します。

一方で現在のスカッドに欠けている
前線の高さと強さをもたらしてくれる
ヴラホヴィッチも選択肢に入ると思います。

しかしユベントスに移籍してから
未だに完全に適応出来ていない事を考えますと
適応に難しいと言われるPLへ移籍しても
以前の様な爆発力を
すぐに観せてくれるかどうかが不透明な分、
適応の心配が少ないトニーよりは
優先順位は劣る様に感じます。

先行投資としてシェシュコとマルコス・レオナルドを
獲得するのもアリだと思いますが
それはあくまでも即戦力のストライカーの補強とは
別の枠と考えるのが適切であり
仮にこの冬に即戦力のストライカーを獲得出来なかった場合には
中途半端な補強を行わずに
この冬の予算を来夏に繰り越して
来夏にオシムヘンの獲得に集中投資するのも
ありだと思います。


C'mon Arsenal !!


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