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PL14:ARSENAL vs Wolves [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Wolves
2023年12月2日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (7)7Saka(←18Tomiyasu)
 (13)8Ødegaard(←35Zinchenko)
 (87)Cunha


22Raya

18Tomiyasu 2Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

41Rice

8Ødegaard    19Trossard

 7Saka              11Martinelli

9Jesus



(68)9Jesus>>>14Nketiah
(79)11Martinelli>>>29Havertz
(80)18Tomiyasu>>>4White
(90+4)8Ødegaard>>>20Jorginho
(90+4)7Saka>>>15Kiwior


Substitutes
 1Ramsdale
 17Cedric
 25Elneny
 24Nelson


Arsenal 1.jpg最後はミスから失点してしまい
バタバタしてしまいましたが
早々に2つのゴールを奪い
しっかりと勝点3を奪いました。

先発は前試合のRCランス戦から
29ハヴァーツから19トロサールへ
左インサイドハーフを代えてきた以外は
同じメンバーが組まれました。

試合は5+3のブロックを築いて
ゴール前のスペースを消す
守備的な戦術のウルヴスに対して
最初は中に入るのに苦労していましたが
絶妙なコンビネーションから
早々に切り崩す事に成功しました。

7分、8ウーデゴールからのパスを受けた7サカを
ベルガルドとブエノの2人が抑えにきた所で
この2人の間から9ジェズスへのパスを通し、
そのパスを受けた9ジェズスは
ゴメスを背負いながら18冨安に繋ぎ、
そして最後はその18冨安からのダイレクトパスを受けた
7サカがドーソンをかわして右脚を振り抜きゴール!!

全くスペースのない所から細かいパスを繋いで
完璧に切り崩したゴールでした。

これで18冨安は2試合連続アシストを挙げましたが
RCランス戦のアシストとは異なり
細かなパスを繋いだコンビネーションに
しっかりと加わる事が出来ていた所に
大きな成長を感じる場面だったと思います。

そして再び素晴らしいコンビネーションで
追加点を奪いました。

13分、7サカが送ったクロスが左サイドに流れたボールを
35ジンチェンコがダイレクトで9ジェズスに繋ぎ
その9ジェズスからのダイレクトのリターンパスで
裏に抜け出した35ジンチェンコが
ダイレクトで折り返したボールを
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜きゴール!!

3本のダイレクトパスを繋いで切り崩し
そして最後の8ウーデゴールも
ダイレクトシュートを綺麗に決めた
完璧なコンビネーションだったと思います。

その後も絶妙なコンビネーションで
ウルヴスを圧倒する場面が続きました。

19分過ぎ、9ジェズスを狙ったと思われる
8ウーデゴールのクロスを
後ろから走り込んできた19トロサールがカットして
そのまま押し込もうとしましたが
前に飛び出してきたホセ・サにブロックされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

24分過ぎ、8ウーデゴールからの
楔のパスを受けた9ジェズスが送ったスルーパスで
左サイドを抜け出した11マルティネッリが
カットインしてきた所から右脚を振り抜きましたが
そのシュートはキルマンにブロックされてしまい、
そのこぼれ球を今度は19トロサールが右脚を振り抜きましたが
そのシュートもゴメスにブロックされてしまい
惜しくもゴールは奪えず。

26分過ぎ、8ウーデゴールのFKが
クリアーされたボールを
41ライスがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
このシュートもクーニャにブロックされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

36分過ぎ、右サイドの7サカからの
サイドチェンジのパスを受けた11マルティネッリが
そのまま持ち込み右脚のコントロールショットを放ちましたが
そのシュートもファーサイドのポストを叩き
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

37分過ぎ、右サイドからの7サカのクロスに対して
ファーサイドに9ジェズスが飛び込みましたが
その前でヘッドで合わそうとした
6ガブリエウに当たった為?
9ジェズスは合わせる事が出来ず。

45+2分過ぎ、相手のパスミスを収めた
8ウーデゴールからのスルーパスを受けた
9ジェズスがそのまま持ち込み右脚を振り抜きましたが
このシュートもベントリーにセーブされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

一方で前半終了間際に危険な場面がありました。

45+6分過ぎ、ベントリーが蹴ったゴールキックを
トラオレがヘッドで流したボールに対して
2サリバと35ジンチェンコが重なってしまった為に
22ラヤへのバックパスが短くなってしまい
抜け出してきたファン・ヒチャンに
奪われそうになってしまいました。
幸い前に出た22ラヤがしっかりと蓋をして
シュートを撃たせませんでしたが
重なってしまったとは言え
35ジンチェンコのバックパスは
非常に中途半端な危険なパスだったと思います。

後半もアーセナルのペースで始まりました。

47分過ぎ、7サカからのバックパスを受けた
41ライスからの楔のパスを受けた18冨安から
右脚でクロスが送られましたが
ゴール前に飛び込んだ9ジェズスには
僅かに合わず。

一方でウルヴスにもゴールに迫られてしまいました。

52分過ぎ、右サイドから
ドリブルで切り込んできたクーニャに
角度のない所から左脚を振り抜かれてしまいました。
至近距離からのそのシュートは
22ラヤが的確にセーブしましたが
余りにも簡単に侵入を許してしまった
危うい場面だったと思います。

その後は再びアーセナルペースに戻りました。

63分過ぎ、41ライスからのサイドチェンジのパスを受けた
11マルティネッリが対峙したトラオレとセメドの間から
35ジンチェンコにパスを送り
その35ジンチェンコからのパスを受けた
8ウーデゴールからのラストパスを
ペナルティの外側から41ライスが右脚を振り抜きましたが
このシュートも枠を捉えられず。

74分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた7サカが
ペナルティの外側から左脚を振り抜きましたが
惜しくも枠を捉える事は出来ず。

81分過ぎ、ドーソンからクーニャへの縦パスを読んだ
29ハヴァーツがカットしたボールを
8ウーデゴールに繋ぎ
そこからのパスを受けた19トロサールが抜け出しましたが
ゴメスのプレッシャーを受けた事もあり
そこからのシュートは
前に出てきたベントリーにブロックされてしまい、
そのこぼれ球を収めた7サカのシュートも
ベントリーにセーブされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

ゴールを奪う事が出来ないまま迎えた
後半終了間際に
ミスから失点してしまいました。

87分、左サイドから切り込んできたサラビアのドリブルは
41ライスがカットしましたが
そこからのボールを35ジンチェンコが収めた所で
セメドにカットされてしまい
そのボールをクーニャに左脚を振り抜かれてしまい失点。

簡単にボールをロストしてしまった35ジンチェンコの応対は
やはり不用意だったと言わざる得ないと思います。

41ライスがカットしたボールを収めた35ジンチェンコは
持ち出そうとしてしまった為に
背後から迫ってきていたセメドに
カットされてしまいましたので
ここはシンプルにクリアーするべきだったと思います。

この場面以外でも35ジンチェンコは
不用意にボールをロストしてしまい
ピンチを招く場面がありました。

35分過ぎ、ドイルが送った左サイドへのパスを
一度は35ジンチェンコが収めましたが
その後に寄せてきたセメドに
あっさりとボールを奪われてしまいました。
幸い全速力で戻ってきた11マルティネッリが
セメドに追いつき完璧にカバーしましたが
この場面も失点の場面も
余りにもあっさりとボールを奪われ過ぎだと思います。

後半終了間際にもビッグチャンスを作る事に成功しました

86分過ぎ、2サリバからの縦パスを
センターサークルの中で受けた8ウーデゴールが
そこからドリブルで持ち上がって行った所から送った
スルーパスで抜け出した14エンケティアが
右脚を振り抜きましたが
このシュートもポストを叩き
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

最後は15キヴィオルと20ジョルジーニョを投入して
3バック&2ボランチに変更して逃げ切り
2−1で勝利しました。

CLRCランス戦と同様に
攻撃陣は昨シーズンの様な
流動的で連動的な仕掛けが際立っていたと思います。

実際、ポストを叩いた11マルティネッリや
14エンケティアのシュートや
ゴール前に抜け出した19トロサールの場面など
本当ならばもっとゴールを奪えていても
おかしくない展開でしたので
2ゴールしか奪えなかった所には
不満がない訳ではありませんが
それでも9ジェズスが復帰した事で
やっと攻撃陣の歯車が噛み合い出したと
強く印象付けるここ2試合だったと思います。

一方で35ジンチェンコはまたやらかしてしまいました。

勿論、8ウーデゴールのゴールをアシストしたプレーのみならず
35ジンチェンコは攻撃面の活性化に
大きく貢献していますので
守備面での危うさに関しては
チームとして許容している問題なのかも知れませんが
とにかく35ジンチェンコが1対1で対応している状況は
落ち着いて観ていられる状況には感じられません。

そして公式戦5試合連続先発した18冨安は
この試合でもスペースの限られた状況の中で
見事なコンビネーションからアシストを挙げた様に
アタッキングエリアに入った後も
冷静にプレーできる様になっている所は
非常に大きな成長だと思います。

同時に周囲の選手から何の躊躇なく
ボールが回ってくる様になっている所は
非常に大きな変化であり
本当の意味でやっと周囲の選手達に
認められたと言えるのかも知れません。

とは言え、左のふくらはぎに異常が発生し
終盤に退いたのは非常に心配ではあります。
ピッチを去る時には脚を引きずる様子はなく
アルテタ監督も大事をとっただけとコメントしていましたので
少なくとも重症ではない様ですが
4ホワイトに奪われていたポジションを
遂に奪い返す時が来ているにも関わらず
また怪我でポジションを失うのだけは
避けて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2サリバ       PL:1G1A
4ホワイト      PL:1G0A
7サカ        PL:5G5A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:4G1A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:1G0A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:1G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G0A CC:0G1A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:3G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G0A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G1A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:2G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G1A
41ライス       PL:2G2A CL:0G1A


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