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2023/24 CL準々決勝の組み合わせ決定!! [Arsenal F.C.]

2023/24 CL準々決勝の組み合わせ決定しました。

CL.jpg


準々決勝

1、 アーセナル(イングランド) vs バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

2、 アトレティコ・マドリード(スペイン) vs ドルトムント(ドイツ)

3、 レアル・マドリード(スペイン) vs マンチェスター・シティ(イングランド)

4、 パリ・サンジェルマン(フランス) vs バルセロナ(スペイン)


準決勝

  2の勝者 vs 4の勝者

  1の勝者 vs 3の勝者


2023/24 CL準々決勝の対戦相手は
バイエルン・ミュンヘンに決まりました。

過去6シーズンCLに出場出来なかったアーセナルにとっては
他リーグのエリートクラブと対戦する機会自体が少なかったので
どのクラブと対戦する事になっても
非常に楽しみな試合になるのは間違いありませんでしたので
その様な観点から見ますと
日常的に対戦を観る事が出来る
シティとの対戦が回避出来た事だけは
正直良かったと思います。

その中で決まったのがバイエルン。

グアルディオラ監督時代のバイエルンと対戦した
16/17シーズンCLラウンド16では
2試合連続1−5と言う大差で敗れ、
その苦い記憶を残し、
アーセナルはCLの舞台から遠ざかっていました。

その借りを返す時が遂に来たと思います。

あの時のアーセナルに在籍していたのは
もう25エルネニーしか残っていませんが
新たな監督の下、PLを席巻している今のアーセナルならば
あの時の借りを絶対返してくれると思います。

そしてバイエルンを破ると準決勝は
レアルとシティの勝者と対戦します。

言うなればUEFAクラブランキングのトップ3のクラブと
同じ山に入ってしまいましたので
厳しい試合になると思いますが
反対に言えばこの山を勝ち抜いたクラブが
CL制覇に最も近いクラブになると思いますので
非常に楽しみな組み合わせになったと思います。


準々決勝
1stレグ(H)  4/9(火)
2ndレグ(A) 4/17(水)


準決勝
1stレグ(H)  4/30(火) or 5/1(水)
2ndレグ(A) 5/7(火) or 8(水)

決勝 ウェンブリー・スタジアム
6/1(土)


C'mon Arsenal !!


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冬の移籍期間に向けて2023/24、まとめ [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、まとめ

Arsenal 1.jpg

この冬の移籍期間で
補強が必要になると思われるポジションは

1、フィジカル能力に長けたストライカー
2、5トーマスの去就によってDMF
3、1ラムズデールの去就によって第2GK
4、DFラインの拡充
5、左利きの右サイドアタッカー

の5つだと個人的に考えていますが
20シーズンぶりのPL制覇と
CLの上位進出を達成する為に
どのポジションを優先して補強するかは
それぞれのポジションで一長一短があると思います。

同時に現在のチームを更に強化する為には
当然ですが一流どころの選手の補強が必要だと思いますが
そのレベルの選手を獲得する為に必要な補強費を
この冬に準備出来るのかどうかと言う
問題もあると思います。

現実的にこの夏の移籍期間では
FFPの基準を順守する為に
22ラヤを完全移籍で獲得する為に必要だった
£3000万を捻出する事が出来ずに
買取オプション付きのローンで
獲得しなければならない状況だった事を考えますと
この冬に投資可能な補強費は
それほど多くないはずです。

そう言う意味ではこの冬の移籍期間で
新たな選手を獲得する為には
既存の選手の放出を行う必要性があるのは
言うまでもないかもしれません。

その放出候補としては
既に構想外になっている
17セドリックと25エルネニーが
まず挙げられると思います。

17セドリックに関しては
ビジャレアルが興味を示していると言う噂がありますので
この冬に退団する可能性があると思いますが
現在の17セドリックを放出したとしても
£100万程度の移籍金が得られれば
御の字かもしれませんので
補強資金的にはそれ程効果は得られないと思われます。

一方で25エルネニーに関しては
以前はトルコ方面から獲得の噂がありましたが
自身はアーセナルでキャリアを終わらせたい
と言う希望を公言しており
同時に自らがオーナーを務めるサッカークラブを
ロンドンに作ったばかりですので
仮に退団するにしてもロンドンを離れる可能性は
少ない様に感じます。

それ以外ではユベントスやサウジアラビアのクラブが
興味を示している5トーマスと
同じくセリエAのクラブに人気がある
15キヴィオルも補強資金を得る為に
移籍する可能性があるかもしれません。

しかし序列を下げているとは言え
5トーマスは中心選手の一人であり、
同時にただでさえ頭数が足りていないDFラインから
15キヴィオルの移籍を許すとは思えません。
そして仮に放出した場合には
放出した選手以上の選手を獲得しなければ
戦力低下を起こす可能性もある事からも
補強資金を得る為とは言え
この2人を放出する可能性は少ない様に感じます。

そして出場機会を求めて1ラムズデールが
移籍を志願する可能性が根強く語られています。

勿論、チームとしては1ラムズデールの移籍を許可する可能性は
非常に少ないと思いますが
その一方でこの現役イングランド代表のGKを放出した場合には
獲得した時に投資した£3000万を上回る
£4000万〜5000万クラスの移籍金が予想されますので
冬の移籍期間での補強予算を増やす為に
1ラムズデールを放出する可能性は残っている様に感じています。

仮にこれらの5選手を放出したとしたら

17セドリック  £100万
25エルネニー  £100万
5トーマス   £3000万
15キヴィオル  £2000万
1ラムズデール £5000万

最大£1億程度の補強資金を得ることが出来るかもしれません。

これだけの補強資金があれば

トニー       £8000万
イナシオ      £5210万
ドウグラス・ルイス £8000万

のいずれかの選手を獲得する事が
出来るかもしれません。

あとはメインターゲットを
どのポジションに定めるかだと思います。

よりチーム力を強化する事を優先するのならば
ストライカーの補強を優先するのが良いと思います。

一方でチームの失速を防ぐ為ならば
頭数が足りていないDFラインの補強を
優先するのが良いと思います。

そして噂通り中盤の補強が
優先される可能性もあると思われます。

よって
放出
 5トーマス   £3000万
 1ラムズデール £5000万
獲得
 トニー     £8000万

放出
 5トーマス   £3000万
 15キヴィオル  £2000万
獲得
 イナシオ    £5210万

放出
 5トーマス   £3000万
 1ラムズデール £5000万
獲得
 ドウグラス・ルイス £8000万

この様なパターンならば
移籍金が高額な選手の獲得も
実現する事が可能かもしれません。

勿論、1ラムズデールを放出した場合には
第2GKの獲得が必要になると思われますし、
反対にトニーを獲得した時には
14エンケティアがチームを離れる可能性も
出てくるかもしれません。

そして5トーマスが移籍した場合には
シーズン終わりまで41ライス&20ジョルジーニョ体制で
乗り切る事が出来るかどうか
熟考しなければならないと思いますので
単純にメインターゲットの補強だけでは済む事はありませんが
それでも現在のチームをプッシュする様な
実力者の補強は期待したいと思います。


20シーズンぶりのPL制覇と
CLの上位進出を達成する為に
この冬の移籍期間で我々を驚かす様な補強を
行ってくるかどうか
楽しみに待ちたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−3

Arsenal 1.jpg

次は、
『1ラムズデールの去就によって第2GK』
『DFラインの拡充』
『左利きの右サイドアタッカー』
に付いて考えてみたいと思いますが
『1ラムズデールの去就によって第2GK』に関しては
有事に備えて水面下では動いていると思いますが
表面上は全く名前が挙がってきていませんので
全く分かりませんので
それ以外の2つに関して考えてみたいと思います。


〜〜〜CB〜〜〜

ゴンサロ・イナシオ(22歳):CB
Gonçalo Inácio
スポルテッィングCP
2001年8月25日生
185cm 
ポルトガル代表
移籍金 £5210万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

DFラインの拡充に関しては
ジェノアのCBのドラグシンや
ガラタサライの右SBのサシャ・ブイ等
何人かの選手が噂に挙がっていましたが
今は沈静化している印象で
代わりにスポルテッィングのイナシオが
噂に挙がってきています。

イナシオは185cmと上背的には
昨今のCBの中では小さな方であり
体格的にも平均的な体格をしていますが
当たり負けしない強度があり
同時に的確にボールを奪うディフェンススキルと
奪いに行く絶妙なタイミング感覚を武器にした
対人守備は非常に高い評価を受けている様です。

そしてスピードと俊敏性も優れており
セットプレーのターゲットになっている様に
空中戦でも強さを発揮するなど
フィジカル能力は総じて高い印象を受けます。

そして何よりも高く評価されているのが
足元の技術レベルだと思います。
スペースのない所でもしっかりとキープする事が出来る
ボールコントロールは柔軟で安定しており
左脚から繰り出される精度の高いフィードは
その1本で状況を変える事が出来る
大きな武器になっています。

シティのルベン・ディアスと比較される様な
逸材であるイナシオは
アルテタ監督好みのCBと言うのは言うまでもないと思いますが
アーセナル以外でも多くのビッグクラブが
獲得に動いていると言われていますので
獲得を考えているのならば
この冬か、遅くても来夏が勝負時だと思います。

とは言え、現在のアーセナルのCBには
6ガブリエウと15キヴィオルの
2人の左利きのCBを擁していますので
更に左利きのイナシオをスカッドに加えるとは
あまり考えられません。

勿論、イナシオはスポルティングでは
左CBだけではなく右CBでもプレーしている様ですので
左CBだけではなく右CBとしても
起用する事を考えているのかもしれませんが
普通に考えますとイタリア方面から
獲得の噂がある15キヴィオルを放出して
代わりにイナシオの獲得する事を考えているのではないかと
勘繰ってしまいます。

どちらにせよ、仮にイナシオを獲得した場合には
早かれ遅かれ15キヴィオルが放出される可能性は
高くなると思われますが
未だに2サリバ&6ガブリエウと
ローテーションを組むレベルまで達していない
状況を考えますと
15キヴィオルをイナシオに入れ替えるのは
個人的には賛成です。


〜〜〜右サイドアタッカー〜〜〜

ペドロ・ネト(23歳):右サイドアタッカー
Pedro Neto
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ
2000年3月9日生
177cm 62kg
ポルトガル代表
移籍金 £6000万


ヨハン・バカヨコ(20歳):右サイドアタッカー
Johan Bakayoko
PSVアイントホーフェン
2003年4月20日生
179cm 70kg
ベルギー代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

左利きの右サイドアタッカーは
以前からウルヴスのネトが
メインターゲットの一人と言うのは
今も変わってないと思います。

2019年夏にラツィオからウルブスに加入したネトは
2020/21シーズンからポジションを掴み
仕掛けの局面でのエースとして
ウルヴスの中心選手になっており
実際今シーズンもPL10節までに
1ゴール8アシストと驚異的な数字を残しています。

柔軟なボールタッチと抜群のボディーバランスで
スペースのない所でも果敢に切り込んで行けるドリブル、
精度の高いクロスとパンチ力のある左脚のシュート、
そして周囲の動きに合わせて送られるラストパスのセンスと
総じて高いレベルのサイドアタッカーだと思います。

そして右サイドだけではなく左サイドでも
同じレベルでプレー出来る所もポイントで
7サカと11マルティネッリの両者と
ローテーションを組む事の出来る選手としても
非常に有用だと思います。

そのネトを獲得する為には
£6000万クラスの移籍金が必要だと言われていますが
唯一の懸念材料は怪我が多い所だと思います。

今シーズンもハムストリングの怪我で
第11節から離脱している様に
ここ3シーズン連続で長期離脱を繰り返しており
シーズン通して稼働する事の出来ていないネトに
£6000万の移籍金は
個人的にはやや高すぎる様に感じます。

一方で全く獲得の噂には挙がっていませんが
先日のCLのPSV戦でそのポテンシャルの高さを観せつけた
バカヨコも補強方針に合致するタレントだと思います。

右サイドを主戦場としている左利きのサイドアタッカーで
ドリブルを仕掛ける事も
カットインした所から左脚でゴールを狙う事も出来ますので
7サカのバックアッパーとしては
十分のポテンシャルを持っていると思いますので
補強候補に入れて欲しいタレントだと思います。


C'mon Arsenal !!


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2

Arsenal 1.jpg

次は
『5トーマスの去就によってDMF』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜DMF・CMF〜〜〜

ドウグラス・ルイス(25歳):DMF、CMF
Douglas Luiz
アストン・ヴィラ
1998年5月9日生
178cm 66kg
ブラジル代表
移籍金 £8000万


ルベン・ネヴェス(26歳):CMF・DMF
Rúben Neves
アル・ヒラル
1997年3月13日生
180cm 80kg
ポルトガル代表
移籍金 £


マルティン・スビメンディ(24歳)
Martín Zubimendi
レアル・ソシエダ
1999年2月2日生
180cm 74kg
スペイン代表
移籍金 £5200万(バイアウト条項)


ジョアン・パリーニャ(28歳):DMF
João Palhinha
フラム
1995年7月9日生
190cm 82kg
ポルトガル代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

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この冬に補強が必要かどうかは
潜在的に移籍の可能性がある
5トーマスの去就に左右されると思いますが
現在41ライスをバックアップしている
20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる事から
どちらにせよ来夏には補強が必要なポジションであり
その来夏の補強を繰り上げて
この冬の移籍期間で補強に動く可能性は否定出来ません。

その中で最も多く名前が挙がっているのが
アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスだと思います。

昨シーズンも獲得に動いていたと言われるドウグラス・ルイスは
6番でも8番でもプレー出来る所が
魅力の一つだと思います。

ドウグラス・ルイスは体格的に恵まれている訳ではありませんので
純粋にフィジカル的な強度をもたらす存在ではありませんが
一方で中盤の底の広い範囲をカバー出来る機動力と
危険を察知する嗅覚に優れており
相手の隙をつく様にボールをカットして奪い去る
ディフェンススキルも非常に高いと思います。

また、ブラジル人らしく
細かくボールをコントロールする
足元の技術レベルも高く
スペースのない所やプレッシャーに曝された状況でも
しっかりとキープして的確に次に繋げられる所も
特徴の一つだと思います。

そして右脚から放たれるロングレンジのパスの精度も高く
それはサイドチェンジのパスだけではなく
ミドルシュートやセットプレーにおいても
大きな脅威を与える強力な武器になっていると思います。

この様な6番として必要なスキルを
持ち合わせていますので
基本的には6番のポジションが主戦場になると思いますが
一方でその豊富な運動量と共に
ボールを前に押し進める推進力、
そして足元の技術レベルも安定していますので
Box to Boxタイプとしても機能する事が出来、
41ライスがインサイドハーフの位置で起用された時の役割に
フィットすると思います。

よって41ライスが欠場時には
高いレベルでその穴を埋める事が出来るだけではなく
ポジションを争う良きライバルにもなり、
同時にアンカーとインサイドハーフでの
同時起用も可能だと思いますので
中盤の選手層は劇的に挙がるタレントだと思います。

しかし現在絶好調のアストン・ヴィラの
中心選手であるドウグラス・ルイスを
この冬に放出するとは考え難く、
£6000万〜8000万と言われている移籍金も
アストン・ヴィラは£1億クラスの移籍金を
要求していると言われていますので
仮に獲得に動けたとしても
この冬と言うよりも来夏の様に感じます。

この夏にサウジアラビアに渡った
ルベン・ネヴェスが
そのサウジアラビアの環境に満足していない為に
ヨーロッパに戻ってくる事を希望していると言う
噂が挙がった事でネヴェスも獲得候補に挙がっていましたが
その後本人がその噂を正式に否定した事で
今は沈静化しています。

とは言え、この夏に獲得したトナリが
賭博に関する規則違反で10ヶ月の出場停止処分を受けた事で
アル・ヒラルとオーナーが同じニューカッスルが
その穴埋めとしてネヴェスを連れてくる可能性は
完全に消えた訳ではありませんので
ネヴェスがイングランドに戻ってくる可能性はありますが
現時点では獲得出来る可能性はあまりなくなったと思います。

昨冬も獲得に動いたと言われる
レアル・ソシエダのスビメンディも
獲得候補だと思います。

スビメンディは長短の正確なパスを操って
中盤の底からゲームを作る司令塔タイプの選手で
隙があれば自ら持ち上がる推進力もあると思います。
同時に的確な読みと鋭い出足で相手の先手を突き
そして確実にボールにアタックして奪い返す
ディフェンス技術も安定していると思いますので
フィジカル的な強度はそれほど強くなさそうですが
それを感じさせていないと思います。

しかしレアル・ソシエダの生え抜きであり
近年の躍進を支える中心選手になっているスビメンディは
人一倍レアル・ソシエダ愛が強いと言われており
昨冬もアーセナルは獲得に動いた様ですが
CLの出場権を獲得するチャンスがあったレアル・ソシエダから
シーズン途中に移籍する事を拒み
その移籍は実現しませんでした。
よって今シーズンもCLでグループステージ首位で突破した
レアル・ソシエダから
シーズン途中で移籍する可能性は
限りなく低いと思われますので
冬の移籍期間で獲得するのは
非常にハードルが高いミッションだと思います。

フラムのジョアン・パリーニャも
最近噂に挙がっている選手の一人です。

パリーニャは展開を動かす
ロングレンジのパスの精度も印象的ですが
最も印象的なのは守備の面だと思います。
当たり負けしないフィジカル的な強度と
的確にボールを奪い返す深いタックルを武器に
まさに攻撃の芽を刈り取る様な守備を観せており
今回名前が挙がった選手の中では
最もその体格的な優位性を活かしたタイプだと思います。

以前からバイエルンが獲得を狙っていると言われていますが
今回の選手の中では冬の移籍期間で
最も獲得するチャンスがある選手だと思います。


移籍する可能性を否定したネヴェスは
既に除外されているかもしれませんので
それ以外の選手を考えますと
アルテタ監督がどの様なタイプを求めているかによって
獲得の優先度が変わってくると思います。

来夏に契約が切れる20ジョルジーニョに代わる
司令塔タイプを求めているのならば
スビメンディが最も適していると思いますし
フィジカル的な強度と高さを求めているのならば
パリーニャが最も適していると思います。
一方で現在のアルテタ監督が
複数のポジションをこなせる選手を
好んでいる事を考えますと
6番でも8番でも機能しそうな
ドウグラス・ルイスが最も適していると思いますので
噂に挙がる機会が一番多いドウグラス・ルイスが
メインターゲットだと思われますが
前記の様にこの冬で獲得するには
高額な移籍金が必要だと思われますので
非常難しいミッションだと思います。


C'mon Arsenal !!


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冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1

Arsenal 1.jpg

次は色々なメディアで
補強候補に名前が挙がっている選手等に付いて
考えてみたいと思います。

では、まずは
『フィジカル能力に長けたストライカー』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜ストライカー〜〜〜

イヴァン・トニー(27歳):ストライカー
Ivan Toney
ブレントフォード
1996年3月16日生
185cm 76kg
イングランド代表
移籍金 £6000〜8000万


ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(24歳):CF
Dusan Vlahovic
ユベントス
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £


ベンヤミン・シェシュコ(20歳)
Benjamin Šeško
RBライプツィヒ
2003年5月31日生
194cm 85kg
スロベニア代表
移籍金 £3500万


マルコス・レオナルド(20歳):CF
Marcos Leonardo
サントス
2003年5月2日生
178cm 71kg
ブラジルU-23代表
移籍金 £


ビクター・オシムヘン(25歳):CF
Victor Osimhen
ナポリ
1998年12月29日生
186cm 78kg
ナイジェリア代表
移籍金 £1億3000万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)

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以前から最も名前が挙がっているのが
ブレントフォードのトニーです。

2021/22シーズンは
PL12ゴール5アシストに止まりましたが
昨シーズンはPL20ゴール4アシストを挙げて
得点王争い3位に入り
点取り屋として一気に開花したトニーは本当ならば
この夏にPLのビッグクラブに引き抜かれてもおかしくない
注目のタレントでした。

しかし賭博規則違反を犯した為に
2023年5月〜2024年1月17日までの
8ヶ月間出場停止処分を受けた為に
この夏の移籍は頓挫してしまいましたが
それでも依然として注目度の高いストライカーには変わりはなく
この冬の移籍期間でも多くのPLのビッグクラブが
獲得に動くと言われています。

トニーはスピードと跳躍力に優れると共に
当たり負けしないフィジカル的な強度も有している
フィジカル能力が高いストライカーで
FKのキッカーも務めている様に
右脚から放たれるショットも強く正確だと思います。

同時にゴール前でのポジショニングセンスや
走り込むタイミングセンスも優れていますので
地上戦でも空中戦でもクロスに合わせるのが上手く
ゴールパターンは多岐に渡ると共に
ゴール前でも常に冷静ですので
フィニッシャーとして優秀だと思います。

この様にゴール前での強さが魅力である一方で
フィニッシャーに特化したタイプの
ストライカーと言う訳ではなく
足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチも柔軟ですので
スペースのない所やDFのプレッシャーに曝された状態でも
ボールを持つ事が出来、
周囲の選手を使うポストプレーも
安定していると思います。

特に1タッチパスで決定機を創造する
コンビネーションプレーも得意としている印象で
トニーに入ったパスをダイレクトで裏に送り
サイドからゴールに向かって走り込んできた
7サカや11マルティネッリが抜け出して
ゴールを陥れる姿は容易に想像出来ますので
現在のアーセナルのスタイルにも
すぐにハマりそうです。

勿論、8ヶ月の間実戦から離れている為に
昨シーズンの様なパフォーマンスが
すぐに出来るかどうかと言う問題と
夏の移籍期間でFFPを順守する為に
22ラヤを獲得する為の£3000万を出せなかった
アーセナルの財務状況で
トニーを獲得する為に
£6000万〜8000万と言う移籍金を
捻出する事が出来るかどうかと言う問題がありますので
獲得のハードルは非常に高い様に感じますが
すでにPLでの実績を積んでいるトニーは
即戦力として魅了的だと思います。

2021/22シーズンの冬の移籍期間でも獲得に動いた
ユヴェントスのヴラホヴィッチも
主要ターゲットの一人かもしれません。

体格に恵まれているヴラホヴィッチは
フィジカル的な強度に優れ
強烈で正確な左脚を持っている
9番タイプのストライカーで
現在のアーセナルのスカッドに欠けているタイプの
ストライカーだと思います。

フィオレンティーナでの活躍が評価され
2021/22シーズンの冬の移籍期間で
ユベントスに移籍しましたが
そのユベントスに移籍してからのヴラホヴィッチは
フィオレンティーナで観せていた様な
爆発的な活躍を未だに観せておらず
同時にヴラホヴィッチの高額年俸が
財務状況が良くないユべントスを
圧迫していると言われていますので
適切なオファーがあれば
ユベントスは放出する可能性があると
言われています。

とは言え、フィオレンティーナから獲得した時に
約£7000万と言われる移籍金を投資した事を考えますと
ユベントスはそれを回収する為に
それに近い金額の移籍金を要求してくると思われますので
やはり獲得のハードルは低くないと思われます。

そう言う意味ではRBライプツィヒのシェシュコは
現実的な補強候補なのかもしれません。

上背があり足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチは柔らかく繊細で、
細かなボールタッチでボールを動かせ
ボディーバランスも良さそうなので
スペースのない所でも苦にしない印象を受けます。

そしてストライドが大きく
スピードに乗ったドリブルを観せる一方で
瞬発的な速さは若干物足りず
同時に大柄ですがフィジカルコンタクトや
球際の強さもやや物足りない印象を受けます。

現時点では持っているフィジカル的な利点を
活かせていない印象を受けますので
今後この辺りを改善し伸ばす事が出来れば
大化けする可能性があるストライカーだと思いますので
今のうちに獲得して育てて行くのもありだと思います。

サントスのマルコス・レオナルドも
獲得の噂に挙がるストライカーですが
マルコス・レオナルドは
どちらかと言うと
セカンドトップタイプのストライカーで
現在のスカッドに欠けている
フィジカル能力に長けたストライカーではありません。

しかしマルコス・レオナルドは
以前からこの冬にステップアップを希望しており
同時にサントスが2部に降格してしまった事で
この冬にサントスを離れる可能性が加速したと言えます。

よって即戦力としての補強ではありませんが
マルコス・レオナルドの獲得を目指すのならば
この冬がベストなタイミングなのは
言うまでもないと思いますので
将来的に9ジェズスや14エンケティアに代わる
ストライカーの育成の為の
先行投資として獲得するのならば
十分にありだと思います。

一方で本当ならばオシムヘンの様な
シーズン20ゴールを保証してくれる様な
ワールドクラスのストライカーが
アーセナルには必要なのかもしれません。

しかしナポリがCL決勝トーナメントに進出している関係で
この冬にエースストライカーを手放すとは考えられませんので
本当に獲得に動くとしても来夏だと思います。

とは言え、そのオシムヘンを獲得する為には
バイアウト条項に設定されている
£1億3000万と言う金額を満額支払う必要がありますが
現在のアーセナルに2シーズン連続
£1億以上の投資が出来る財務力があるかどうかは
少なからず疑問を感じます。


今シーズン、20シーズンぶりのPL制覇と
CL上位進出を目指すと言う意味では
8ヶ月間実戦から離れているとは言え
PLでの実績があるトニーを獲得するのが
一番現実的で効果的な補強の様に感じます。

実際、得点力があるだけではなく
周囲を活かすプレーも出来るトニーは
現在のアーセナルのスタイルに合っていると思いますので
個人的にはトニーの獲得を希望します。

一方で現在のスカッドに欠けている
前線の高さと強さをもたらしてくれる
ヴラホヴィッチも選択肢に入ると思います。

しかしユベントスに移籍してから
未だに完全に適応出来ていない事を考えますと
適応に難しいと言われるPLへ移籍しても
以前の様な爆発力を
すぐに観せてくれるかどうかが不透明な分、
適応の心配が少ないトニーよりは
優先順位は劣る様に感じます。

先行投資としてシェシュコとマルコス・レオナルドを
獲得するのもアリだと思いますが
それはあくまでも即戦力のストライカーの補強とは
別の枠と考えるのが適切であり
仮にこの冬に即戦力のストライカーを獲得出来なかった場合には
中途半端な補強を行わずに
この冬の予算を来夏に繰り越して
来夏にオシムヘンの獲得に集中投資するのも
ありだと思います。


C'mon Arsenal !!


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