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PL25:Burnley vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Burnley 0−5 ARSENAL
2024年2月17日(土)Premier League, Turf Moor

Goal
 (4)8Ødegaard
 (41)7Saka(pk)
 (47)7Saka(←8Ødegaard)
 (66)19Trossard
 (78)29Havertz(←15Kiwior)


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  15Kiwior

41Rice

8Ødegaard   29Havertz

 7Saka            11Martinelli

19Trossard



(69)4White>>>17Cedric
(69)7Saka>>>24Nelson
(69)19Trossard>>>14Nketiah
(79)41Rice>>>20Jorginho
(84)29Havertz>>>10Smith Rowe


Substitutes
 1Ramsdale
 73Sweet
 25Elneny
 40Bandeira
 

Arsenal 1.jpg5発大勝!!

前節のウエスト・ハム戦に続き
再び攻撃陣が大爆発しました。

先発はそのウエスト・ハム戦と
同じメンバーが組まれました。

試合は、開始早々にゴールが生まれました。

4分、41ライスからのパスを受けた
11マルティネッリが
左サイドを持ち込んだ所から
右足のアウトサイドで送った折り返しを
8ウーデゴールが1トラップしてから
ゴール右下に突き刺しゴール!!

11マルティネッリのクロスが
アシニョンに僅かに当たった為に?
アシストは付きませんでしたが
シンプルな仕掛けから早速ゴールを奪う事に
成功しました。

その後も決定機が続きました。

11分過ぎ、右サイドのライン側の7サカが送った
DFラインの裏へのパスで
19トロサールが抜け出しましたが
前に出てきたトラフォードをかわそうとした時に
カットされてしまい
シュートを撃つ事が出来ず。

19トロサールは完全に抜け出して
トラフォードと1対1になっていましたので
自ら仕掛けたのは間違いではなかったと思いますが
11マルティネッリにクロスを送っても
面白かったかもしれません。

16分過ぎ、右サイドの7サカが
3人に囲まれながら送ったクロスを
ゴール前に走り込んできていた
29ハヴァーツが受けましたが
巧みなトラップから反転して
ボールを左脚に持ち替えようとしましたが
残念ながらボールが流れてしまい
シュートを撃つ事は出来ず。

一方でバーンリーにゴールに迫られる場面もありました。

24分過ぎ、7サカがかわされて
右サイドの深い位置にまで
ドリブルで侵入してきたオドベールに
角度のない至近距離から所からシュート?
クロス?が送られましたが
素早く反応した22ラヤが
しっかりとセーブしてゴールを死守。

その後も何度かバーンリーゴールに迫る場面がありました。

27分過ぎ、エステベからのパスを
41ライスがカットしたボールを
7サカが素早く19トロサールへ繋ぎ
その19トロサールがペナルティの中まで侵入しました。
残念ながら戻ってきた
エステべとベルゲに塞がれてしまい
シュートを撃つ事が出来ませんでしたが
逆サイドには11マルティネッリがフリーでいましたので
11マルティネッリへパスを出しても
良かった様に感じます。

31分過ぎ、右サイドで得たFKを
8ウーデゴールが素早くリスタートし
そこから送られたスルーパスで
右サイドの裏に飛び出した7サカから
ゴール前に走り込んできていた
29ハヴァーツへ折り返しが送られました。
残念ながら戻ってきたベルゲに
カットされてしまいましたが
もしも通っていたら確実にゴールを奪う事が出来ていたと思います。

33分過ぎ、8ウーデゴールが送った
DFラインの裏への柔らかいタッチのパスを
走り込んでいた29ハヴァーツが落とし
その落としを受けた7サカから
ゴール前に入ってきた19トロサールへ
折り返しが送られました。
残念なが19トロサールが空振りしてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
プレービジョンを共有して
完璧に崩した仕掛けだっただけに
19トロサールは
決めなければならなかったと思います。

そして追加点に繋がるPKを獲得しました。

38分過ぎ、中央の位置に入ってきた29ハヴァーツに向けて
8ウーデゴールから鋭い楔のパスが入り
そのパスを受けた29ハヴァーツが落としたボールを受けた
19トロサールが縦に抜けようとした所で
アシニョンのタックルで倒されてPK獲得。

41分、そのPKを7サカが右下に決めてゴール!!

前半の間に2点差に出来た事で
その後はかなり楽に試合を進める事が出来、
後半開始早々に3点目も生まれました。

47分、2サリバが送ったサイドチェンジのパスの
こぼれ球を収めた15キヴィオルから
29ハヴァーツ〜8ウーデゴールへと間髪入れずに繋げられ
そのパスを受けた8ウーデゴールから
左SBのデルクロワの背後を通す形で送られたスルーパスで
7サカが抜け出しボールを少し動かして
タイミングをずらした所から
右脚でゴール右上を打ち抜きゴール!!

タイミングを見計らった8ウーデゴールのスルーパスも
7サカの右脚のパワーショットも完璧でしたが
11マルティネッリがルーズボールに競り合ってから
15キヴィオル〜29ハヴァーツ〜8ウーデゴールへと繋いだ
一連の流れも素晴らしかったと思います。

その後も手を緩めずに
バーンリーゴールに迫り続けました。

63分過ぎ、トラフォードからのパスを受けた
ブラウンヒルがベルゲへ送ったパスを
猛ダッシュしてきた11マルティネッリがカットしましたが
ペナルティに入った所で
ブラウンヒルのチャージを受けて
潰されてしまいました。
しかし11マルティネッリは倒れた状態のまま泥臭く
19トロサールに向けてラストパスを送りましたが
そのパスを受けた19トロサールのシュートは
枠を捉えられず。

64分過ぎ、デルクロワからのフィードを
前に出てきた4ホワイトがカットしたボールを
11マルティネッリが収め
その11マルティネッリからのラストパスを
19トロサールがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
このシュートも枠を捉えられず。

ここまで何度も訪れたビッグチャンスを
決めきれなかった19トロサールは
遂にゴールネットを揺らしました。

66分、8ウーデゴールが出した
左サイドのスペースへのパスを
長い距離駆け上がってきた15キヴィオルが収め
そこから送られたクロスを
29ハヴァーツが収めきれずにこぼれたボールに対して
19トロサールが左脚を振り抜きゴール!!

ここまで決定機を決めきれなかった
19トロサールでしたが
やっとゴールを奪いました。

そして最後は29ハヴァーツが決めました。

78分、15キヴィオルから
左サイドのスペースに向けて送られたスローインで
抜け出した29ハヴァーツが
デルクロワの股を抜いてゴール前に侵入した所から
右脚を振り抜きゴール!!

この試合の29ハヴァーツは
非常に良かったと思いますが
特にフリーランニングの質が向上しており
それがこの試合の攻撃のポイントになっていたと思います。

この得点の場面でも
隙を付いてDFラインの裏で
15キヴィオルのスローインを受けた事が
起点になっていましたが
この場面以外でも
アシニョンとオシェイの間や
オシェイとエステベの間等の
DFラインの間に出来ていたスペースに入り込み
そこから最適なタイミングで裏に向かって走り込む事で
8ウーデゴール等から縦パスやスルーパスを
引き出していたと思います。

勿論、前線を動き回る19トロサールや
前線の選手間で流れる様に行われるポジションチェンジにより
バーンリーのDFラインにギャップを生じさせている所も
ポイントの一つだと思いますが
そのギャップを上手く突いていたのが
29ハヴァーツのフリーランニングだったと思います。

強いて言えばこの様な場面で受けた
パスの収まりが悪かったのは残念でした。

急所を突く様なパスが送られてきますので
それなりに強いパスが送られてきているとは言え
トラップでボールが足元に収まらずに
弾いてしまう場面が多かったのは残念でした。

しっかりと足元に収まっていたら
更に多くの決定機をゴールに結びつける事が出来た
可能性がある場面が何度かありましたので
そこは今後の課題だと思います。

とは言え、流動的で連動的なアーセナルのスタイルへの
適応に苦しんでいた29ハヴァーツが
ここに来て完全に適応した事が
最近の大量得点の後押しになっているのは間違いなく
ここからのシーズン終盤に向けて
大きな力になってくれるのは間違いないと思います。

試合はこのまま0−5で勝利!!

チーム力に差があったとは言え
アウェイで2試合連続大量得点を奪った攻撃陣は
非常に大きなインパクトを与えたと思います。

こうなりますと現在怪我で離脱している
9ジェズスや35ジンチェンコが戻ってきた時に
アルテタ監督はどの様な布陣を組むのか?
注目されます。

元々アルテタ監督は調子が良い時は
その布陣を弄らない傾向が強い監督だと思いますので
19トロサールの0トップシステムを
使い続ける可能性は十分にあると思います。
一方でアルテタ監督は
9ジェズスに対する信頼も非常に高い所がありますので
今シーズンの基本布陣である
1トップに9ジェズスを配置するシステムに戻すかもしれません。

実際問題として19トロサールを0トップで起用すると
トップの位置に19トロサールが留まらない事で
29ハヴァーツを始め11マルティネッリや7サカも
積極的にトップの位置に入ってくる場面が多くなりますので
流動的で連動的なアーセナルの攻撃スタイルが
より活性化した様に感じます。

勿論、9ジェズスもトップの位置に
留まるタイプの選手ではありませんので
19トロサールの時と同様に
流動的で連動的なスタイルを実践出来ると思いますが
ここ2試合の素晴らしい関係性と
同等以上のものを9ジェズスが提供出来るかどうか、
と言う部分に関しては
絶対に大丈夫だと断言は出来ない状況だと思います。

左SBに関しても順当に行けば
35ジンチェンコが戻ってきたら
35ジンチェンコを起用する事になるのかもしれませんが
先日のリバプール戦でも書いた様に
アーセナルのスタイルへの適応を済ませた
15キヴィオルはこの試合で観てもわかります様に
プレーへの迷いが完全に消え
自信を持ってプレーしており
これまでとは別人の様なプレーを観せていると思います。

15キヴィオルが左SBで起用する時は
4ホワイトが偽SBとしての役割を担う事になりますので
左CB的な守備的な役割が多くなりますが
それでも攻撃時には前に上がって行ってしっかりとボールに絡み
流れに乗ったプレーが出来ていますので
起用する事に躊躇する理由はなくなったと思います。

そう言う意味では35ジンチェンコと言うよりも
18冨安がポジション争いのライバルになるのかもしれません。
勿論、18冨安の方が高い対人守備力があり
偽SBとしても無難にこなす事が出来ますので
一歩リードしていると思いますが
アジアカップで約1ヶ月半離脱している間に
15キヴィオルは確実に力を付けており
その差は18冨安の背中に手が届くところまで
来ているかもしれません。

どちらにせよ15キヴィオルの成長は
アーセナルのDF陣にとって
大きなプラスアルファをもたらす事は間違いないと思います。

今週からCLの試合が再開され
週に2試合のスケジュールが入ってきます。

昨シーズンまではレギュラー組が欠場すると
一気に戦闘力を落としていましたが
今シーズンはサブ組の底上げがしっかりと進んでおり
現在みたいにレギュラー組を欠いている時期でも
レギュラー組に劣らない試合内容で
しっかりと結果を出す事が出来る様になっていますので
厳しいスケジュールでもしっかりと乗り越え
同時に結果も残してくれると思います。

とは言え、現在絶好調のチームの中で
不安がない訳ではありません。
それはチームとしてのピークを迎えたのが
些か早すぎる点です。

仮にチームとしてのピークを
現在迎えているのならば
2月のこの時期からシーズン終わるまでの約3ヶ月の間
そのピークを維持するのは現実的に難しく
昨シーズンと同様にシーズン終盤に失速してしまわないか
非常に心配です。

昨シーズンのシティは3月、4月、5月と調子を上げて行き
三冠を達成した様に
チームとしてのピークは
もう少し後の時期が理想だと思いますので
今の絶好調の状態をいつまで維持する事が出来るか?
調子が落ちてきた時に
何か起爆剤を用意する事が出来るか?
注目されます。

そう言う意味では現在のピークが
完全にレギュラー組が揃った状態ではない状態で
迎えている所が救いかもしれません。

現在の状況は本当のピークを迎える為の助走段階で
本当のピークは現在離脱している
9ジェズス、18冨安、35ジンチェンコが復帰し
そして最後に5トーマスが復帰した時に迎えるかもしれません。

仮にそうなれば最高のタイミングでピークを迎える事になると思います。

そして今シーズンこそは最高の状態で
リバプールとシティとの首位争いを
最後まで繰り広げる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:2G1A
4ホワイト      PL:1G2A
6ガブリエウ     PL:4G0A
7サカ        PL:12G7A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:5G6A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:4G3A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:5G2A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G2A CL:1G0A CC:0G1A
15キヴィオル     PL:0G2A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:7G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G1A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:5G1A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G2A
41ライス       PL:4G5A CL:0G1A


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