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冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その1−3

Arsenal 1.jpg次は、この夏の目玉補強の41ライスです。


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41デクラン・ライス(24歳)

昨シーズンの途中から
この夏に獲得に動く噂が挙がっていた41ライスを
クラブレコードでありイングランド選手最高額となる
£1億500万(推定)の移籍金で獲得しましたが
その移籍金に見合うだけの活躍を
早くも観せていると思います。

ここまでの41ライスはアンカーのポジションと共に
左インサイドハーフのポジションで起用されていますが
どちらも期待通りの活躍を観せていると思います。

アンカーのポジションに入れば
中盤の底からしっかりとパスを捌いて
攻撃陣にリズムを与えると共に
効果的なサイドチェンジのパスも
良いアクセントになっていると思います。
同時に、非常に広範囲をカバーする機動力と
球際の強さを発揮する高いディフェンス力で
中盤の底の強度も安定させていると思います。

一方でインサイドハーフで起用された時には
より攻撃的な振る舞いが増え
特に自陣の深い位置から自らドリブルで持ち上がる推進力と
鋭く正確なミドルシュートと言う
41ライスのもう一つの側面である
高い攻撃力をより発揮していると思います。

本人としてはアンカーのポジションが
最もプレーしやすいとコメントしていますが
アンカーのポジションに入ると
積極的に前に出る様な爆発的な推進力を
発揮する機会が減る印象があります。
反対にインサイドハーフに入ると
攻撃力を発揮出来る一方で
元々アンカーのポジションでのプレーを好む為なのか
アンカーに並ぶレベルにまで下がってきてしまう傾向がある為に
本来の役割である前線との繋ぎ役の部分が疎かになる場面があり
左サイドからスムーズにボールが展開されなくなる問題や
左サイドの選手を孤立させてしまう問題があると思います。

個人的には以前から書いています様に
41ライスを左インサイドハーフで起用すれば
昨シーズンジャカが担っていた役割を
完璧にカバーすると共に
攻撃面に関しては
更にグレードアップさせる存在になれると思っていますので
アンカーよりも左インサイドハーフでの起用を希望していますが
それには41ライス本人のポジショニングや
ピッチの上での振る舞い方の修正、
そして周囲の選手との位置関係や連動性の修正が
もう少し必要かもしれません。

そしてウエスト・ハムでキャプテンを務めていた様に
リーダーとしての存在感を早くも発揮している印象で
その中でもピッチの上での強い闘争心は
近年のアーセナルに欠けている部分だと思いますので
メンタル面においても大きな補強になっていると思います。

どちらにせよ41ライスが加入した事で
中盤の安定感が格段に上がったのは間違いなく
向こう10年近く
アーセナルの中心選手としての活躍が期待出来る
非常に大きな補強になったと思います。


C'mon Arsenal !!


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チェルシーから完全移籍
 攻撃的MF カイ・ハヴァーツ(24歳)ドイツ代表 総額£6500万(推定)

アヤックスから完全移籍
 CB ユリエン・ティンバー(22歳)オランダ代表 総額£3800万(推定)

ウエスト・ハムから完全移籍
 DMF デクラン・ライス(24歳)イングランド代表 総額£1億500万(推定)

ブレントフォードから買い取りオプション付きシーズンローン
 GK ダヴィド・ラヤ(27歳)スペイン代表 手数料£300万(推定)


(年齢は獲得時の年齢)


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