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CB〜20シュコドラン・ムスタフィ&16ロブ・ホールディング&27コンスタンティノス・マヴロパノス [Arsenal F.C.]

20シュコドラン・ムスタフィ(27歳)

PL 31試合先発:2ゴール
EL 5試合先発+1試合途中出場:1ゴール
FA杯 1試合途中出場
カラバオ杯 2試合先発


Arsenal 1.jpgCBの中で最も期待を裏切ったのは
20ムスタフィだったと思います。

昨シーズンそうでしたが
失点に直結する様なミスを犯したのは
今シーズンも1度や2度ではなく
失点に繋がらなくても
明らかなミスと分かるプレーも多かったと思います。

その一方で時折獅子奮迅の活躍を観せる試合や
一本のフィードで決定機を作る場面もあり
全てが全て悪かったと言う訳ではありませんが
良い時と悪い時との差が非常に大きく
その事からも技術的な面よりも
集中力等のメンタル的な部分に
問題があるのかもしれません。

そして更に問題なのが
プロのレベルでは考えられない様な
イージー過ぎるミスを犯す場面がある20ムスタフィが
アーセナルのCB陣の中で
最も多くのPLの試合に出場したCBだったと言う所だと思います。

本当ならばもっと安定感のあるCBを軸に
DFラインを構築する必要があると思いますが
結果的にミスの多い20ムスタフィが軸になって
CBを回していた事実が
DFラインの安定性に影響した可能性もあり
来シーズンに向けてその辺りも改善が必要だと思います。

現状としては今シーズンも不安定なパフォーマンスが多かった
20ムスタフィの去就は不透明です。
特にこの夏の補強資金に乏しいアーセナルにとっては
その補強資金を増やす為の換金対象になっていると言われており
この夏にアーセナルを離れる可能性も取り沙汰されています。

特にメンタイル的な要因が
最近のプレーに影響しているのならば
確かに環境を変えると言う選択は
お互いの為に良いのかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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16ロブ・ホールディング(23歳)

PL 9試合先発+1試合途中出場
EL 5試合先発
カラバオ杯 1試合先発


Arsenal 1.jpg今シーズンのサプライズの一人が
16ホールディングだったと思います。

昨シーズンは期待に応える様なプレーが
全く出来ませんでしたが
今シーズンは見違える様な安定感を
観せてくれたと思います。

昨シーズンまでの16ホールディングの
一番の問題点は状況判断の悪さだったと思います。
どの様なポジションで、どの様な問題に対してケアし
そしてどのタイミングでどの様に動いて対応するべきか
と言う部分が非常に曖昧だったと思います。

その代表的な例が
パスを受けたアタッカーに対して
前に出て抑えに行きながら
そのタイミングが悪い為に
ボールを奪う事が出来ないだけではなく
相手の動きを抑える事も出来ずに
反対にあっさりとかわされて突破を許してしまうと言う
よろしくない対応で
この様な場面が何度となく繰り返されていました。
言うなれば相手の間合いの中に
不用意に飛び込んでしまっている事が
本人として理解出来ていない様に見えました。

厳密には今シーズンも
その様な対応のミスを犯す場面は
何度かあったと思いますが
その数は明らかに減ったと思います。

反対に今シーズンの16ホールディングは
アタッカーに仕掛けられても
不用意に脚を出す様に相手の間合いには飛び込まず
しっかりとその動きを見極められる様になったと思います。
そして自分の間合いに入ってくるのを待って
最適なタイミングで相手に対して仕掛けられる様になったと思います。

元々フィジカル的なパワーと共に
スピードや俊敏性も悪くはありませんので
相手のアタッカーを自分の間合いに入れる事が出来れば
その恵まれた体格を活かして
相手を抑え込むのはそれ程難しいものではないのかもしれません。
実際、しっかりと対応した時の16ホールディングのプレーは
非常にあっさりとしたプレーでボールを奪い返していますので
特別なプレーが出来る様になった訳ではなく
元々持っている能力を最大限に使える方法を
身に付けたと言うべきだと思います。

その様に劇的な成長を観せた16ホールディングは
シーズン序盤のDFラインを支えていたと言っても
過言ではないと思います。
実際、16ホールディングが出場した試合は
1試合も敗れる事がなかった様に
DFラインを安定させ、
それによりチームの安定にも一役買っていたと言えます。

しかしPL15節のユナイテッド戦で
左膝前十字靭帯損傷の怪我を負い
残りのシーズンを棒に振ってしまったのは残念でした。

この怪我による離脱が
今後にどれだけ影響してしまうのかは
実際復帰して見なければ分からないかもしれません。

今の所、順調にリハビリも進んでいる様で
開幕を迎える頃には
フルトレーニングに復帰している事だと思います。
しかしあまり焦って復帰して中途半端な状態でプレーするよりも
しっかりと段階を踏みながら復帰する事を望みます。
何故ならば今シーズン観せた成長が幻ではなければ
近い将来DFラインの主軸を担う事が
約束されているのは間違いなく
その為にはまずはベストな状態を取り戻す事が
最も重要だと考えているからです。


C'mon Arsenal !!


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27コンスタンティノス・マヴロパノス(21歳)

PL 3試合先発+1試合途中出場


Arsenal 1.jpg今シーズンの27マヴロパノスは
残念なシーズンだったと思います。

開幕から股関節の怪我で長期離脱し
怪我から復帰しても
ファーストチームで起用される事が殆どなく
シーズン終盤になってやっと数試合で
起用されるだけでした。

しかもその数試合でのパフォーマンスも悪く
ここまで起用されなかった意味が
誰もが理解する様な出来だったのは残念でした。

現状としては自身のパフォーマンスレベル的にも
エメリ監督の信頼の面に関しても
非常に苦しい立場にいるのは間違いなく
来シーズンもこのままチームに残ったとしても
それ程多くの出場機会が得られる様には観えません。

完全移籍で放出される事はまだないと思いますが
PLでの経験値を上げる目的と共に
実際PLでプレー出来るだけのレベルなのかどうかを計る上でも
来シーズンはPLのクラブへのローン移籍の道を
探るべきだと考えます。


C'mon Arsenal !!


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