SSブログ

2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜CB〜〜 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜CB〜〜

Arsenal 1.jpg


〜〜〜CB〜〜〜

ジュール・クンデ(22歳):CB
Jules Koundé
セビージャ
1998年11月12日生
178cm 70kg
フランスU-21
移籍金 £7700万〜5100万


イスマル・ドゥクレ(18歳):CB
Ismaël Doukouré
ヴァランシエンヌ(リーグ2)
2003年7月24日生
182cm
フランス/コートジボワール
移籍金


ヨアヒム・アンデルセン(25歳):CB
Joachim Andersen
リヨン
1996年5月31日生
192cm 90kg
デンマーク代表
移籍金 £2500万


エドモン・タプソバ(22歳):CB
Edmond Tapsoba
バイエル・レバークーゼン
1999年2月2日生
192cm 80kg
ブルキナファソ代表
移籍金 £5200万


(年齢は2021年9月1日現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この夏で契約が切れる23D.ルイスの退団が決まった
CBに対して補強に動くかどうか注目されます。

基本的に右CBには右利きのCBを2人
左CBには左利きのCBを2人の
4人編成がアルテタ監督の基本編成ですので
仮にこの夏に補強に動くとしたら
ターゲットは右利きのCBと言う事になります。

その中で以前から名前が挙がっているのが
セビージャのクンデやヴァランシエンヌのドゥクレで
最近はリヨンからフラムへローン移籍していたアンデルセンや
リヴァークーゼンのタプソバの名前も挙がっています。

セビージャのクンデはスピードと俊敏性に優れており
スピード自慢のアタッカーに走り負ける事はなく
ポジショニングやDF技術も安定していますので
地上戦では強固な守備を観せてくれます。
そして上背はありませんが
ジャンプ力にも優れているので
空中戦でもそれ程不足感はなく
アフロの髪型のせいかもしれませんが
実際ピッチでプレーしている姿を観ると
それ程小柄には観えません。
同時に足下の技術レベルが高く
バックラインの司令塔として振る舞える
フィード能力も高い所から
現代的なCBの代表的なスタイルと言われており
多くのビッグクラブが獲得に動いています。

ヴァランシエンヌのドゥクレは
今シーズンデビューしたばかりの選手ですが
すぐにポジションを掴み
NEXTウパメカノと評されている新鋭です。
コートジボワールにルーツがある様ですが
フランス生まれであり
近年優秀なCBを輩出している
フランスで育成された通りに
ドゥクレは優れたフィジカル能力と
足下の技術レベルが両立している次世代のCBです。

昨シーズンサンプドリアからリヨンへ移籍したアンデルセンは
そのリヨンではポジションを掴みきれずに
今シーズンはフラムへローン移籍していましたが
そのフラムでの活躍を受けて
PLのビッグクラブが獲得に動くと言われており
その中にアーセナルが含まれていると言われています。

元々サンプドリア時代から高く評価されている
対人プレーの強さとフィード能力の高さは
フラムでも如何なく発揮されており
特に適応が難しいと言われている
速く激しいPL特有のスタイルに対しても
速やかに適応出来ている所は
非常に大きなポイントだと思います。

ここにきてレヴァークーゼンのタプソバの名前も
挙がり始めています。

タプソバは恵まれた肉体を誇る
フィジカル系のCBに観えますが
それだけではない所が
面白いキャラクターだと思います。
勿論、そのフィジカル的な優位性を活かして
デュエルの局面では圧倒的な強さを発揮し、
長い脚のリーチを活かしてボールをハントするのも得意としています。
一方で大柄な選手が抱える俊敏性の問題や
腰高で動きが鈍重になりがちな問題も
タプソバにも観られますが
それらの問題に対して的確なポジショニングと
相手の動きを読む鋭い洞察力で補っている所が
他の大柄な選手とは異なる所かもしれません。

同時に足下の技術も安定しており
フィードの精度も高いと思いますので
フィジカル的な強度を活かす古典的なCBに観えがちですが
実はモダンなCBとしての部分も併せ持つCBだと思います。

その様に特異な能力の持ち主だけに
多くのビッグクラブの獲得候補に入っており
同時に£5200万程度の移籍金が必要と言われていますので
現在のアーセナルには非常にハードルは高いと思います。

この様に将来性のあるCBの補強候補が挙がってはいますが
元々、23D.ルイスの退団が決まっているとは言え
この冬からローンででていた4サリバが復帰してくる予定ですので
その4サリバの起用に目処がたてば
早急な新たなCBの補強は必要なくなります。
同時にこの夏に絶対的に補強が必要なポジションが
他にもありますので
限られた補強資金を投資してCBの補強に動く可能性は
それ程ない様に感じます。


・・・つづく。


nice!(0)  コメント(0)