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2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜CMF・DMF〜〜 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜CMF・DMF〜〜

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〜〜〜CMF・DMF〜〜〜

イヴ・ビスマ(25歳):CMF・DMF
Yves Bissouma
ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
1996年8月30日生
181cm 80kg
マリ代表
移籍金 £4000万


サンダー・ベルゲ(23歳):CMF、DMF
Sander Berge
シェフィールド・ユナイテッド
1998年2月14日生
195cm 96kg
ノルウェー代表
移籍金 £2500万〜3500万


ギド・ロドリゲス(27歳):DMF
Guido Rodríguez
レアル・ベティス
1994年4月12日
185cm 78kg
アルゼンチン代表
移籍金 £4340万


デニス・ザカリア(24歳):DMF
Denis Zakaria
ボルシアMG
1996年11月20日生
191cm 81kg
スイス代表
移籍金 £


エドゥアルド・カマヴィンガ(18歳):CMF
Eduardo Camavinga
レンヌ
2002年11月10日生
182cm 68kg 
フランス代表
移籍金 £4300万〜1億


アーロン・ラムジー(30歳):CMF
Aaron Ramsey
ユベントス
1990年12月26日生
178cm 76cm
ウェールズ代表
移籍金 £1700万


(年齢は2021年9月1日現在)

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2シーズン連続ローンで加入していた
8セバージョスがレアルに帰還し
34ジャカにも退団の噂がある
CMF・DMFにも多くの名前が挙がっています。

まず最も名前が挙がっているのが
ブライトンのビスマと
シェフィールド・ユナイテッドのベルゲです。

2018年夏にリールから加入したブライトンのビスマは
年々評価を高めており
この夏にPLのビッグクラブへのステップアップが噂されています。

アフリカ系の選手らしく
どんなに無理な体勢からでも瞬時に次の動きに移る事が出来る
抜群のバネを活かしたプレーが特徴で
相手の動きに先立ってボールをハントする確度が高く鋭い守備と
広範囲をカバーする機動力で
中盤の底をプロテクトするDMFであると共に
一度ボールを持つと一気にボールを持ち上がる
抜群の推進力も兼ね備えている
特異なキャラクターを持ったタレントだと思います。

一方のシェフィールドのベルゲは195cmと言う
規格外の上背の選手で
単純にそのフィジカル的な有意差でプレーするだけではなく
そのフィジカル的な利点の活かし方が非常に上手い印象です。

特にその脚のリーチの長さは非常に特異な性質を作っており
相手が思っている間合いよりも
明らかに広い間合いでボールを奪えに行ける守備範囲の広さ、
反対にボールを持っている時は普通の選手よりも
明らかに広いボールコントロールエリアを有している為に
ベルゲの足下から離れたボールを相手選手が奪いに行ったとしても
普通にボールをコントロールしてその相手をかわす事も出来ます。
上背のある選手に対して「懐が深い」と表現する事がありますが
ベルゲはその懐の深さと共に
自身の周囲に非常に広いボールコントロールエリアを持っている所が
特徴だと思います。

そして大柄な為にスローに観える場面もありますが
リーチが長い為に絶対的なスピードは速く、
若干鈍い俊敏性は前記の広いボールコントロールエリアが補っており
弱点にはなっていないと思います。
唯一気になる所はそのボールタッチの殆どを
右脚1本だけでプレーする所で、
今後プレーの幅を広げる必要性が出て来た時に
苦労する様に感じます。

それ以外ではベティスのロドリゲスや
ボルシアMGのザガリア等の名前も出ていますが
その中で一番驚いているのが
レンヌのカマヴィンガの名前です。

既にフランス代表にも選ばれているカマヴィンガは
レンヌとの契約が残り1年になる為に
この夏にレンヌを離れると言われています。
しかしレアル・マドリーやパリSGを筆頭に
多くのビッグクラブが獲得に動いている逸材中の逸材の為に
とてもアーセナルが手を出せる様なタレントではないと思います。

それでも仮にアーセナルに獲得のチャンスがあるのならば
新型コロナウイルスの影響で
財政状況が悪化した多くのビッグクラブが
若いカマヴィンガの獲得まで手が回らなくなった場合だけであり
その隙に強奪する事が出来るかどうかが
唯一のチャンスだと思われますが
それでも高額な移籍金が必要になるのは変わりはありませんので
カマヴィンガの獲得はかなり難しいと思います。

ラムジーの復帰の噂もありますが
基本的にフリーで移籍した選手を
移籍金を払って再獲得するのは
個人的にはどうかと思います。
特に若い選手ならばまだしも30歳を超えた選手ならば尚更で
個人的にはラムジーの再獲得は噂だけの様に感じます。

この夏のこのポジションの補強は
34ジャカの去就に大きく影響されると思いますが
34ジャカの去就に限らず
最低でも1人の補強が必要である事には変わりはなく
既にPLでの実績のある
ビスマとベルゲがメインターゲットになると思います。

仮にこの2人の内でどちらかを獲得するのならば
個人的にはビスマの方を推します。
しかしリバプールを筆頭に
他のクラブも獲得に動いていると言われている為に
£4000万レベルの移籍金が必要と言われており
財政的に苦しいこの夏のアーセナルが
それだけの資金を投資出来るかどうかはわかりません。
同時に来シーズンはヨーロッパの大会に出る事が出来ませんので
移籍先としてアーセナルは魅力が薄くなっている事を考えますと
かなり苦戦すると思われます。

そう言う意味ではシェフィールドが降格する為に
本来よりも安価な移籍金で獲得が可能になったベルゲの方が
現実的なターゲットなのかもしれません。
そしてノルウェー代表の中でも仲が良いと言われている
11ウーデゴールのアーセナルへの勧誘にも影響するかもしれませんので
ベルゲをアーセナルに連れてくる意義は大きいかもしれません。


・・・つづく。


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