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キーラン・ティアニー、契約延長!! [移籍情報]

3キーラン・ティアニー(24歳)の契約延長が発表されました。

Arsenal 1.jpg不動の左SBとして日に日に存在感を強めていった
3ティアニーの契約が
早くも延長されました。


契約期間:2026年夏まで(推定)
週給:£10万(推定)


アーセナル通算

PL 38試合先発+4試合途中出場
  :2ゴール4アシスト
EL 8試合先発+5試合途中出場:1ゴール2アシスト
FA杯 4試合先発:2アシスト
リーグ杯 1試合先発+1試合途中出場
コミュニティー・シールド 1試合先発

公式戦通算 52試合先発+10試合途中出場:3ゴール8アシスト


セルティックから加入した昨シーズンは
怪我に泣かされて
十分な出場機会を得る事が出来ませんでしたが
今シーズンはついに本領を発揮したと思います。

正確なクロス、ストップ・アンド・ゴーを活かして
相手SBを置き去りにする突破力、
そして何よりも如何なる時も全力で戦い続ける強い闘志、
3ティアニーの加入でアーセナルの左サイドは
非常に活性化したと思います。

その勝利を求め続ける激しい闘志と
チームに対する責任感は
将来のキャプテン候補としては十分な資質であり
今後若返りを図っていくチームを引っ張っていく
リーダとしての役割も期待されると思います。


C'mon Arsenal !!


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コンスタンティノス・マヴロパノス、シュツットガルトへ再ローン移籍。 [移籍情報]

27コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)の
シュツットガルトへの再ローン移籍が発表されました。

Arsenal 1.jpg昨シーズンもシュツットガルトへ
シーズンローンで出ていた
27マヴロパノスは
今シーズンも再びシュツットガルトへ
ローン移籍する事になりました。

買取オプション付きローン移籍
ローン手数料:£50万
買取時移籍金:最大£500万


アーセナル通算

PL 6試合先発+1試合途中出場
EL 1試合先発

公式戦通算 7試合先発+1試合途中出場


若い選手を観る目がピカイチだった
敏腕スカウトのミスリンタートが連れてきた事もあり
非常に期待された選手であり
昨シーズンローン移籍していたシュツットガルトでも
レギュラーとしてシーズン通して結果を出していましたが
フィジカル的には強い一方で
腰高で俊敏性に難がある27マヴロパノスは
展開の速いPL向きではないのかもしれません。

どちらにせよアルテタ監督が求めるスタイルの
CBではないと言う事だけは確かであり
反対に自らをアーセナルに引き抜いてくれた
ミスリンタートがSDを務める
シュツットガルトの方が
色々な意味でプレーしやすいはずですので
27マヴロパノスにとっては良い移籍だと思います。

その一方で完全に構想外になっている27マヴロパノスを
完全移籍で放出出来なかったのは
交渉面では失敗の様に感じます。

勿論、新型コロナウイルス感染症により
各クラブ財政的に苦しい状況だと思いますので
シュツットガルトもこの夏に獲得に動くだけの余裕が
なかったのかもしれません。

しかし、この27マヴロパノスに限らず今後も
11トレイラや29グエンドゥージ等の
構想外の選手を売却しなければならない案件が
まだまだ残っていますので
今回の様にローン移籍で
お茶を濁される様な状況が続く様ならば
フロント陣の交渉能力に疑問を抱かざる得ないと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
IN




OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 完全移籍

KVオーステンデ(ベルギー)へ
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 完全移籍

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 完全移籍

シュツットガルトへ
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 買取オプション付きローン


(年齢は9/1時点)


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2020/21シーズン〜〜SB・WB総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンを振り返って〜〜SB・WB〜〜

Arsenal 1.jpg


今回はSB・WBについて2020/21シーズンを振り返ってみたいと思います。

今シーズン前半は昨シーズン後半から採用していた
可変式3バックシステムを使っていた関係で
本来左SBのレギュラーである3ティアニーを
守備時には3バックの一角である左CBとして振る舞い
攻撃時には高い位置まで攻め上がる
左SBの様に振る舞う
特殊な役割のポジションで起用していました。

一方で右WBには2ベジェリンが、
左WBには7サカが主に起用されていましたが
左WBの7サカはより高い位置で
ウイング的な振る舞いをする事が多く
3ティアニーと共に高い位置を取る事が多かった為に
右WBの2ベジェリンはバランスを取る様な役割を
担う場面が多かった様に感じます。

しかし可変式3バックシステムは長くは続かず
戦績の悪化からシーズン途中で4バックシステムに戻した事で
従来通り2ベジェリンと3ティアニーを
右左のSBの軸として起用する形に収まりました。

その様な中で今シーズンのこのポジションの一番の問題点は
3ティアニーのバックアッパー問題です。
アルテタ監督の構想から外れていたとは言え
冬の移籍期間で31コラシナツを
シャルケにローン移籍で出したのは
少なからず問題をもたらしてしまったと思います。

この移籍で3ティアニーをバックアップする選手が
スカッドからいなくなり
その結果3ティアニーが負傷して欠場した期間は
本職ではない17ソアレスや34ジャカが
左SBをカバーすると言う緊急処置を取らざる得なくなったのは
今シーズンの大きな問題だったと思います。

一方の右SBはそれまで不動の右SBだった2ベジェリンが
2月終わりから急に出場機会を失い
遂にシーズン終盤には21チェンバースが
ファーストチョイスになった状況も
少なからず異常な状況だった様に感じます。

今シーズンは3ティアニーのバックアッパーが不在だった問題と
本当の意味での右SBのレギュラーが
定まらなかったのは問題であり
来シーズンに向けて改善しなければならない
大きなポイントだと思います。


〜〜2エクトル・ベジェリン(26歳)〜〜


PL 24試合先発+1試合途中出場:1ゴール2アシスト
EL 6試合先発+1試合途中出場:1アシスト
FA杯 1試合先発
カラバオ杯 1試合途中出場
コミュニティー・シールド 1試合先発


2019年1月に負った左膝関節前十字靭帯断裂の怪我から
復帰した昨シーズンは
まだパフォーマンスレベルが挙がりませんでしたが
復帰から2シーズン目に入り
シーズン前半は大分コンディシュンが
挙がってきている様に観えましたが
2月の終わりに急に出場機会を失ってしまったのは
少なからず不可思議な状況でした。

勿論、17ソアレスや21チェンバースのパフォーマンスが挙がり
実力でポジションを奪ったのならば分かりますが
どちらかと言うと何らかの理由で
2ベジェリンが序列を落とした様な交代劇だった様に観えました。

噂によれば昨夏の段階で退団を希望していた所を
アルテタ監督の強い慰留により
チームに残留する事になった事が
少なからず影響していたのかもしれません。

丁度シーズンが終わる3ヶ月前という事を考えますと
もしかしたらこの夏に退団する事がこの時期に決まった事で
積極的な起用を控える様になったのかもしれません。

どちらにせよ一度退団に向かった心を
再びチームに向ける事が出来なかったのは
非常に残念でした。


〜〜17セドリック・ソアレス(29歳)〜〜


PL 8試合先発+2試合途中出場:1アシスト
EL 7試合先発+2試合途中出場:1アシスト
FA杯 2試合先発
カラバオ杯 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合途中出場


ローンで加入していた昨シーズン後半は
怪我の影響で数試合しか
プレーする事が出来なかったにも関わらず
昨夏に獲得が決まったのは
昨夏に2ベジェリンが退団する可能性が
あったからかもしれませんが
結果的に残留した2ベジェリンから
ポジションを奪う事が出来なかったのは
当初の期待に応えられなかったと言えると思います。

実際、定期的な出場機会を得たのは
3ティアニーが怪我で離脱した時期に
左SBとして起用されていた期間のみで
2ベジェリンが序列を落としたシーズン終盤も
そのポジションを掴んだのは21チェンバースであり
短期的に3ティアニーが怪我で離脱した
シーズン終盤に左SBで起用されたのも
34ジャカだった事を考えますと
17ソアレスはアルテタ監督の構想から
外れようとしている様に観えます。

現状として仮に2ベジェリンがこの夏に退団したとしても
出場機会を掴む可能性は少なく
新たな右SBが加入する様な事があれば
来シーズンはかなり厳しいシーズンになると思われますので
更なる奮起を期待したいと思います。


〜〜21カラム・チェンバース(26歳)〜〜


PL 8試合先発+2試合途中出場:2アシスト
EL 3試合先発+3試合途中出場:1アシスト


2019年12月に負った
左膝関節前十字靭帯断裂の怪我から
復帰シーズンでしたが
復帰直後はなかなかパフォーマンスレベルを
挙げる事が出来ずに苦しみましたが
シーズン終盤に右SBで起用される様になってからは
定期的な出場機会を掴み
2ベジェリンからポジションを奪う事に成功しました。

元々特別スピードがある方でもなく
鋭いドリブルでサイドを突破するだけの
スキルがある訳でもありませんので
SBとしてはやや物足りなさは否めませんが、
サイドに出来たスペースにタイミング良く飛び出すセンスと
周囲とのコンビネーションを活かして
深い位置まで侵入するのは意外と上手く
早いタイミングから送られる鋭い球筋のクロスと言う武器もあり
少ない稼働期間ながらPLで2アシストを挙げたのは
評価出来ると思います。

一方でこれまで右SB、CB、DMFと
複数のポジションでプレーしてきた経験から
以前に比べて非常に気が効く様になった印象で
試合の流れで必要ならば
2人のCBと共に3バックの様な形を形成して
ゴール前をしっかりとプロテクトする事が出来る所も
右SBに21チェンバースを起用した時の利点だと思います。

これまで不動の右SBだった2ベジェリンが
この夏に退団する可能性が高く
それに代わって新たな右SBの獲得も噂されていますので
来シーズンは21チェンバースにとって
勝負のシーズンになると思います。

超攻撃的なSBの様なプレーを
21チェンバースに求める事は出来ませんが
自身の特徴を十分に発揮する事が出来れば
今シーズンの終盤の様に定期的な出場機会を掴む事も
十分に可能だと思います。


〜〜3キーラン・ティアニー(24歳)〜〜


PL 26試合先発+1試合途中出場:1ゴール3アシスト
EL 4試合先発+5試合途中出場:1ゴール
FA杯 1試合先発:1アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発


昨シーズンは怪我の影響で
多くの期間欠場してしまいましたが
今シーズンは遂にその真価を発揮したと言えます。

シーズン前半は守備時には左CBとして、
攻撃時には左SBとして振る舞う
可変式3バックシステムの要となり、
4バックに戻ってからは左SBのレギュラーとして
大きな存在感を発揮しました。

特に今シーズンは攻撃面での存在感は大きく
左サイドから正確でバリエーションの豊富なクロスは勿論の事、
ストップ・アンド・ゴーで相手のSBを一気に振り切って
深い位置にまで侵入する突破力は
存分に脅威を与えていたと思います。

そしてチャンスがあれば中に切り込んで行く積極性も観せ、
今シーズン挙げた2つのゴールは
どちらも印象に残るゴールになりました。

そしてピッチの中では
いかなる時でも常に戦い続ける強い気持ちと闘志は
誰にも負ける事は無く
将来のキャプテン候補と言われています。

その一方でいかなる時でも全力で戦い続ける為に
どうしても怪我のリスクが高く
今シーズンも2度怪我で離脱してしまいました。

来シーズンも3ティアニーは
左サイドからの攻撃の重要な役割を担うのは間違いなく
それだけに怪我なくシーズン通して
稼働し続ける事が求められると思います。


〜〜15エインズリー・メイトランド=ナイルズ(23歳)〜〜


PL 5試合先発+6試合途中出場
EL 5試合先発:1アシスト
FA杯 1試合途中出場
カラバオ杯 2試合先発+1試合途中出場
コミュニティー・シールド 1試合先発


昨シーズン終盤は可変式3バックシステムに於いて
左WBとして予想以上の適応と活躍を観せましたが
その勢いを今シーズンは持続する事は出来ませんでした。

元々15メイトランド=ナイルズは
自身をCMFと考えている所が影響しているのか
WBとしてもSBとしても
どこか中途半端な感じは否めず
実際CMFでの出場機会を求める形で
冬の移籍期間でWBAヘローン移籍に出た経緯もありますので
今後アーセナルではこのポジションでプレーする事は
ないと思われます。

同時にアーセナルにおけるCMFとしての評価を考えますと
戻ってきてもCMFでプレーできる可能性が低い事から
この夏の移籍期間で移籍する可能性も
十分に考えられます。


C'mon Arsenal !!



(年齢は2021年6/30時点)


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2020/21シーズン〜〜CB総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンを振り返って〜〜CB〜〜

Arsenal 1.jpg


今回はCBについて2020/21シーズンを振り返ってみたいと思います。

今シーズン前半は昨シーズン後半から結果を出していた
中央と右CBに本職のCBを起用し
左CBには3ティアニーを起用する
可変型3バックシステムを採用していましたが
攻撃力の低下による戦績の悪化の為に
シーズン後半は4バックに戻りました。

その4バックでは基本的に
右CBには右利きのCBを起用し
左CBには左利きのCBを起用する形が取られ、
下記の4人が状況によって
色々な組み合わせで起用されました。

どの組み合わせも大きな穴を観せなかった一方で
飛び抜けて強固な組み合わせもなく
1ランク上の強度のDFラインを持っているチームに比べますと
どうしても物足りなさを感じずにはいられません。


〜〜23ダヴィド・ルイス(34歳)〜〜


PL 17試合先発+3試合途中出場:1ゴール
EL 7試合先発:1ゴール
FA杯 1試合先発
カラバオ杯 1試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発


今シーズンの23D.ルイスは
年齢的な問題の為なのか怪我が多くなり
昨シーズンに比べて出場試合数は大きく減少しました。
それでもDFリーダーとして、チーム最高齢として
DF陣やチームを牽引する役目を担っていたと思います。

そしてCB陣の中では随一のフィード能力を誇り
バックラインから丁寧に繋ぐアルテタ監督のスタイルの
重要な役割を担っていたと思います。

とは言え、失点に繋がるミスや
PKを献上する様な不用意なファールが
増えていたのも事実だと思いますので
契約満了となるこの夏に退団が決まったのも
仕方がなかったと思います。

これまで23D.ルイスがもたらしてきた
バックラインからの正確なフィードと
チームを鼓舞するリーダーシップの穴を
来シーズンは誰が埋めるのかが注目されます。


〜〜16ロブ・ホールディング(25歳)〜〜


PL 28試合先発+2試合途中出場:1アシスト
EL 4試合先発+1試合途中出場:1ゴール
FA杯 1試合先発
カラバオ杯 2試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発


2018年11月に負った左膝前十字靭帯断裂の怪我から
本当の意味で復活したシーズンであり
キャリアの中でシーズン通して主力としてプレーした
初めてのシーズンになったと思います。

その怪我を負った2018/19シーズンも
ブレイクする兆しがありましたが
その矢先に怪我を負ってしまい、
怪我から復帰した昨シーズンは
やはり怪我を負う前の状態とは程遠い状態でしたので
中々出場機会を得る事が出来ませんでした。

しかし新型コロナウイルス感染症の影響で
シーズンが中断した事が結果的には良かったのか
シーズン再開後はパフォーマンスレベルが上がっており
その勢いのまま今シーズンは開幕から
定期的な出場機会を掴む事に成功しました。

今シーズンの16ホールディングの良くなっている所は
冷静に相手の動きを見て
自分の間合いに入ってきた所で対応に動く
判断やタイミングが良くなった所であり
元々フィジカル的な優位性がありますので
自分の間合いに入ってきたら
かなりの確率で抑える事が出来ていたと思います。
そして絶体絶命の場面でも最後まで諦めずに
身を挺して飛び込んで行く責任感も強くなっており
ゴール前での存在感は増していたと思います。

一方で相手の間合いに不用意に入ってしまった時の対応には
まだ問題があるのも事実であり
特に問題なのがサイドに釣り出されてしまった時の
対応だと思います。

元々俊敏性はそれほど高い方ではないと思いますので
サイドに釣り出されて
スピードがあるアタッカーに対峙した時に
不用意に相手の間合いに入ってしまうと
簡単に振り切られてしまうと言う所が
以前からある問題でしたが
今シーズンの16ホールディングは
無理をせずにディレイで良ければ
ディレイさせる対応をしっかりと実行する等、
色々な状況で対応の間違いが減った所が
大きく成長した所だと思います。

今シーズンは23D.ルイスと
右CBのポジションを分け合いましたが
その23D.ルイスが退団した事で
来シーズンはDFリーダーとしての役割が
求められると思います。
同時に現在のアルテタ監督のスタイルの上では
フィードの精度はまだ十分とは言えず
来シーズンに向けてそのフィードの精度の向上が
求められると思います。


〜〜6ガブリエウ(23歳)〜〜


PL 22試合先発+1試合途中出場:2ゴール
EL 6試合先発:1ゴール1アシスト
FA杯 1試合先発
カラバオ杯 2試合先発


今シーズン、リールから加入した6ガブリエウは
開幕戦から起用された様に
想像以上の適応の早さを観せたと思います。

フィジカル強度が高くその上スピードがある所が
PLのスタイルにあっていたのだと思いますが
同じポジションにPLでの経験が豊富な
23D.ルイスがいた事も大きかったのかもしれません。

しかし6ガブリエウもPL初参戦の選手達と同様に
年末年始辺りからパフォーマンスレベルを
落としてしまいました。
勿論、同時期に新型コロナウイルスが陽性になり
離脱していたのも影響したと思いますが
結局シーズン後半はシーズン前半で観せていた様な
ハイレベルなパフォーマンスを
最後まで観せる事が出来なかったのは残念でした。

フィジカル的な疲弊もあったと思いますが
個人的には集中力に問題があった様に感じます。
シーズン後半のガブリエウは
相手アタッカーに対する対応が荒くなる場面や、
簡単なパスやフィードをミスしてしまう場面など、
色々と「雑」になってしまう場面が度々あり
側から観ていると集中力が切れている様に見えました。

勿論、フィードの精度が凄く高い訳ではありませんので
これらのミスパスの中には
単純なキックミスも何度かあったと思いますが
どちらにせよアルテタ監督のスタイルに完全に適応する為には
もっとフィード能力を上げる必要もあると思います。

パワーと高さとスピードを兼ね備えている
フィジカル能力の高さは
現在のアーセナルのCB陣の中では
一番だと思いますので
メンタル的に充実させる事が出来れば
今後もCBを主軸を担って行くと思います。


〜〜22パブロ・マリ(27歳)〜〜


PL 10試合先発
EL 5試合先発:1ゴール
FA杯 1試合先発


今シーズンの前半は昨シーズンの怪我等の影響の為に
出場機会が限られていましたが
シーズン後半は大きな離脱もなく
6ガブリエウと共に左CBのポジションを
分け合う形で出場機会を得ていました。

その22マリはフィジカル的な強度があり、
俊敏性にはやや難がありますが
トップスピードは十分に備わっており、
左脚のフィードの精度も悪くはないと思いますが
その一方で何か飛び抜けた長所がある訳でもないと思います。

しかし常に冷静な対応が出来、
ファールにならない老獪な対応で
相手を抑える術を持っている所が
22マリの強みであり
そこに何かもう一つ大きな強みがあれば
もっと出場機会を増やす事が出来る様に感じます。

来シーズンも6ガブリエウと共に
左CBを担う事になると思いますが
現状としてはその6ガブリエウの
バックアッパーと言う立ち位置になると思います。
しかしその6ガブリエウとはそれ程大きな差はなく
いつでもピッチに送り出す事が出来る
信頼のおけるCBだと思います。


C'mon Arsenal !!


(年齢は2021年6/30時点)

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2021/22プレミアリーグの日程が発表!! [Arsenal F.C.]

2021/22プレミアリーグの日程が発表されました。

Premier-League16-17-2.jpg


AUGUST
14  Sat  A Brentford FC
21  Sat  H Chelsea
28  Sat  A Manchester City

SEPTEMBER
11  Sat  H Norwich City
18  Sat  A Burnley
25  Sat  H Tottenham Hotspur

OCTOBER
2  Sat  A Brighton and Hove Albion
16  Sat  H Crystal Palace
23  Sat  H Aston Villa
30  Sat  A Leicester City

NOVEMBER
6  Sat  H Watford
20  Sat  A Liverpool
27  Sat  H Newcastle United
30  Tue A Manchester United

DECEMBER
4  Sat  A Everton
11  Sat  H Southampton
14  Tue  H West Ham United
18  Sat  A Leeds United
26  Sun A Norwich City
28  Tue H Wolverhampto Wanderers

JANUARY
1  Sat  H Manchester City
15  Sat  A Tottenham Hotspur
22  Sat  H Burnley

FEBRUARY
8  Tue  A Wolverhampto Wanderers
12  Sat  A Chelsea
19  Sat  H Brentford FC
26  Sat  H Liverpool

MARCH
5  Sat  A Watford
12  Sat  H Leicester City
19  Sat  A Aston Villa

APRIL
2  Sat  A Crystal Palace
9  Sat  H Brighton and Hove Albion
16  Sat  A Southampton
23  Sat  H Manchester United
30  Sat  A West Ham United

MAY
7  Sat  H Leeds United
15  Sun A Newcastle United
22  Sun H Everton

(土曜日開催の試合はFA杯のスケジュールや
TV放映時間の都合により金〜月の間で調整される可能性あり)


昨シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響で
開幕が9/12にズレ込み
夏に開催されたユーロ2020に間に合わせる為に
5/23に閉幕させると言う
非常にタイトなスケジュールが組まれましたが
2021/22シーズンは
8月中旬に開幕して5月下旬に終わる
通常通りのスケジュールが組まれました。

開幕戦こそは昇格組のブレントフォードとの対戦が組まれましたが
問題はこの後に早速
昨シーズンのCLファイナリストの
チェルシーとシティとの連戦が組まれている所で
この2戦をどの様に乗り切って
スタートダッシュする事が出来るかどうかが
今シーズンのポイントになると思われます。

この2戦は出来る事ならば
勝ち越して欲しいと思いますが
最低でも五分で乗り切れば
スタートダッシュに成功するかもしれませんが
連敗する様な事になれば
シーズン通して上位陣を追いかけ続ける様な状況になり
そのプレッシャーに負けずに
追い上げるだけのチーム力があるのかどうか、
そしてコツコツと勝ち点を積み重ねて行くだけの
メンタル的な強さがあるのかどうかが試される事になります。

そしてスケジュール的に厳しい時期に当たる
12月にはエヴァートン、サウサンプトン、
ウエスト・ハム、リーズに
ノリッジを挟んでウルヴスと
年々力を付けている中堅クラブとの対戦が続きます。

この時期の連戦で取りこぼす様な事を起こしてしまえば
来シーズンも上位への進出は難しくなってしまうかもしれませんので
スケジュール的に厳しいこの期間の試合は
非常に重要になると思われます。

来シーズンはウィークデイにヨーロッパの大会の試合がありませんので
コンディション的には上位チームに比べて有利であり
シーズン中もみっちりと戦術トレーニングを積む事が出来れば
シーズンが進むにつれて違いを発揮してくれる事が期待されます。

何はともあれ、来シーズンの目標は
まずはトップ4への返り咲きであり
財政的な観点からも
CLへの出場権は今のアーセナルにとっては
非常に重要になると思いますので
絶対にトップ4でフィニッシュしなければならないと思います。


C'mon Arsenal !!


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2020/21シーズン〜〜GK総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンを振り返って〜〜GK〜〜

Arsenal 1.jpg


今回はGKについて2020/21シーズンを振り返ってみたいと思います。

昨シーズン後半素晴らしい活躍を観せ
怪我で離脱した1レノの穴を埋めた
マルティネスと1レノの
どちらを正GKとして起用するのかが
今シーズン開幕前には注目されましたが
最終的にアルテタ監督は引き続き1レノを正GKに任命した事で
マルティネスはアストン・ヴィラへ出場機会を求めて移籍しました。
そのマルティネスの穴を埋めるべく獲得した
13ルナルソンは実力不足を露呈してしまい
冬の移籍期間で33ライアンを獲得するまで
第2GKに問題を抱えていましたが
33ライアンが加入した事で
シーズン後半は盤石な布陣を組む事が出来たと思います。


〜〜1ベルント・レノ(29歳)〜〜


PL 35試合先発:37失点11クリーンシート
EL 10試合先発:10失点2クリーンシート
FA杯 2試合先発:1失点1クリーンシート
カラバオ杯 2試合先発:2クリーンシート


今シーズンも1レノは頼れる守護神だったと思います。
お世辞にもトップクラスのタレントを擁しているとは言えない
DFラインの守備陣の中で
総失点数が39点で抑える事が出来たのは
やはり1レノの存在が大きかったと思います。

昨シーズンの膝の怪我の影響も心配されましたが
その影響を全く感じさせず
ハイボールの処理や相手選手との接触プレーに対する
メンタル面の問題も感じられませんでした。

確かに22節ウルヴス戦での
軽率なハンドによる1発レッドや
33節エヴァートン戦でのキャッチミスによる失点など
決定的なミスを犯した場面もありましたが
それを差し引いても最小限の失点数で乗り切れたのは
1レノの存在が大きかったと思います。


〜〜13ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)〜〜


PL 1試合途中出場
EL 4試合先発:3失点2クリーンシート
カラバオ杯 1試合先発:4失点


移籍したマルティネスに代わり
ディジョンから加入した13ルナルソンは
残念ながら実力不足を露呈してしまいました。

勿論、至近距離から放たれるシュートの対する反応等の
ディジョン時代から評価されていた
シュートストップ能力は
良い物を持っていると思いますが
ポジショニングの問題、
前に出るべきかどうかの判断の問題
ハイボールに対する判断と実際の処理技術の問題等
GKとして基本的な部分に問題がありました。

実際その問題が大々的に出てしまったのが
カラバオ杯のシティ戦で
この試合の切っ掛けに
アルテタ監督の信頼を失ったと思われ
冬の移籍期間で新たに33ライアンを獲得する事になりました。

勿論、シーズン後半は
1レノが退場処分を受けたウルヴス戦の途中交代以外は
実際のプレーを目にする事が出来ていませんので
この半年の間に成長している可能性はありますが
シーズン前半の状況だけを判断するのならば
残念ながらPLでプレー出来るレベルではなかった様に感じます。


〜〜33マット・ライアン(29歳)〜〜


PL 3試合先発:2失点1クリーンシート


マルティネスに代わる第2GKとして獲得した
13ルナルソンが実力不足を露呈してしまった為に
急遽冬の移籍期間で獲得した33ライアンは
安定したプレーを観せたと思います。

以前はブライトンで正GKを務めていた事もあり
セービングやポジショニングは勿論の事、
ハイボールに対する飛び出すタイミングや
PL特有のゴール前の
激しいボディーコンタクトに対する対応も慣れたもので
全体的に安定していたと思います。

唯一足でボールを扱う場面だけはぎこちなさはあり、
その点に関してはバックラインからしっかりとボールを繋ぐ
アルテタ監督のスタイルに合致していないと思いますが
有事の際でも信頼を持ってピッチに送り出す事が出来る
GKだったと思います。

夏までのローン移籍でしたので
一度ブライトンに戻る事になりますが
第2GKとしての立場を受け入れてくれるのならば
この夏の移籍期間で獲得して欲しいと
個人的には思います。


C'mon Arsenal !!


(年齢は2021年6/30時点)
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2020/21シーズン〜〜総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズン〜〜総括〜〜

Arsenal 1.jpg


今回は2020/21シーズンを私見的に振り返ってみたいと思います。

昨シーズン途中から監督に就任し
最終的にFA杯優勝で締めくくった
アルテタ体制2シーズン目の今シーズンは
大きく期待されたシーズンでしたが
残念ながら思う様な結果を挙げられなかったと思います。

確かに昨シーズンに比べて
PLでは勝ち点を56から61に増やし
ELでは準決勝まで進出しましたが
我々が求めていたのは
まずはCL出場権の獲得だったと思いますので
そう言う意味では今シーズンは
失敗のシーズンだったと言われても仕方がないと思います。

それでは今シーズンを振り返ってみたいと思います。

まず、今シーズン通してみてみますと
ホームの方がアウェイよりも戦績が悪かったと言うのが
今シーズンの特徴かもしれません。

この様な状況はアーセナルだけに限らず
上位8チームのクラブの中では
ウエスト・ハムとスパーズ以外は
どのクラブもホームの方がアウェイよりも戦績が悪い事からも
シーズン通して無観客で行ってきた
今シーズン特有の現象だと思います。

この事からもホームの観客の歓声が
どれだけホームチームの力になっていたかを立証したとも言え
ホームアドバンテージと言う物は
地に理の事を指しているのでなく
スタジアムを埋めるファンの力がもたらす物だと言う事が
あらためて確認出来たと思います。


〜シーズン総計〜
シティ    27勝 5分け 6敗 勝ち点86 得点 83 失点32 +51 1位
ユナイテッド 21勝11分け 6敗 勝ち点74 得点 73 失点44 +29 2位
リバプール  20勝 9分け 9敗 勝ち点69 得点 68 失点42 +26 3位
チェルシー  19勝10分け 9敗 勝ち点67 得点 58 失点36 +22 4位
レスター   20勝 6分け12敗 勝ち点66 得点 68 失点50 +18 5位
ウエストハム 19勝 8分け11敗 勝ち点65 得点 62 失点47 +15 6位
スパーズ   18勝 8分け12敗 勝ち点62 得点 68 失点45 +23 7位
アーセナル  18勝 7分け13敗 勝ち点61 得点 55 失点39 +16 8位

〜ホーム〜
シティ    13勝 2分け 4敗 勝ち点41 得点43 失点17 +26 1位
ウエストハム 10勝 4分け 5敗 勝ち点34 得点32 失点22 +10 2位
スパーズ   10勝 3分け 6敗 勝ち点33 得点35 失点20 +15 3位
チェルシー   9勝 6分け 4敗 勝ち点33 得点31 失点18 +13 4位
リバプール  10勝 3分け 6敗 勝ち点33 得点29 失点20  +9 5位
ユナイテッド  9勝 4分け 6敗 勝ち点31 得点38 失点28 +10 6位
リーズ     8勝 5分け 6敗 勝ち点29 得点28 失点21  +9 7位
レスター    9勝 1分け 9敗 勝ち点28 得点34 失点30  +4 8位
アーセナル   8勝 4分け 7敗 勝ち点28 得点24 失点21  +3 9位

〜アウェイ〜
シティ    14勝 3分け 2敗 勝ち点45 得点40 失点15 +25 1位
ユナイテッド 12勝 7分け 0敗 勝ち点43 得点35 失点16 +19 2位
レスター   11勝 5分け 3敗 勝ち点38 得点34 失点20 +14 3位
エヴァートン 11勝 4分け 4敗 勝ち点37 得点23 失点20  +3 4位
リバプール  10勝 6分け 3敗 勝ち点36 得点39 失点22 +17 5位
チェルシー  10勝 4分け 5敗 勝ち点34 得点27 失点18  +9 6位
アーセナル  10勝 3分け 6敗 勝ち点33 得点31 失点18 +13 7位
ウエストハム  9勝 4分け 6敗 勝ち点31 得点30 失点25  +5 8位 
スパーズ    8勝 5分け 6敗 勝ち点29 得点33 失点25  +8 11位 


シーズンの前半と後半を比較しますと
シーズン前半のアーセナルは8勝3分8敗で勝ち点27と
完全に五分でしたが
シーズン後半は10勝4分5敗で勝ち点34と
大きく勝ち越した事からも
シーズン終盤に向けてチームの状態は
だいぶ上向きになっていたと言えます。

思う様に勝ち点を伸ばす事が出来なかった
シーズン前半で特に問題だった期間が
第8節のアストン・ヴィラ戦から
第14節のエヴァートン戦までの7戦で
この間は2分5敗と1勝も挙げる事が出来なかった事が
上位に進出する事が出来なかった一因だったと思います。

一方で今シーズンのターニングポイントになったのが
この次の15節チェルシー戦で
昨シーズン終盤から結果を出してきていた
可変式3バックシステムを捨て
4−2−3−1へ舵を切り
それまで重用していた12ウィリアンから
7サカ&32スミス・ロウと言う若い生え抜きの2人に
チャンスメイクの舵取り役を任せた事で
チームは息を吹き返す事が出来ました。

その後は冬の移籍期間で
レアルからローンで加わった11ウーデゴールが加わり
完全にPL仕様に進化した19ぺぺも本領を発揮し始めた事で
シーズン後半はだいぶ安定しましたが
それでも上位進出を賭けた重要な試合を
何試合も落としてしまったのは痛かったと思います。


〜シーズン前半〜
シティ    12勝 5分け 2敗 勝ち点41 得点36 失点13 +23  
ユナイテッド 12勝 4分け 3敗 勝ち点40 得点36 失点25 +11  
レスター   12勝 2分け 5敗 勝ち点38 得点35 失点21 +14  
リバプール   9勝 7分け 3敗 勝ち点34 得点37 失点22 +15  
スパーズ    9勝 6分け 4敗 勝ち点33 得点34 失点20 +14  
チェルシー   8勝 5分け 6敗 勝ち点29 得点33 失点23 +10  
ウエストハム  9勝 5分け 5敗 勝ち点32 得点27 失点22  +5  
アーセナル   8勝 3分け 8敗 勝ち点27 得点23 失点19  +4  

〜シーズン後半〜
シティ    15勝 0分け 4敗 勝ち点45 得点47 失点19 +28  
チェルシー  11勝 5分け 3敗 勝ち点38 得点25 失点13 +12 
リバプール  11勝 2分け 6敗 勝ち点35 得点31 失点20 +11 
ユナイテッド  9勝 7分け 3敗 勝ち点34 得点37 失点19 +18 
アーセナル  10勝 4分け 5敗 勝ち点34 得点32 失点20 +12 
ウエストハム 10勝 3分け 6敗 勝ち点33 得点35 失点25 +10 
スパーズ    9勝 2分け 8敗 勝ち点29 得点34 失点25  +9   
レスター    8勝 4分け 7敗 勝ち点28 得点33 失点29  +4  


そして今シーズンのアーセナルは昨シーズン後半と同様に
失点数が39点でリーグ3位と安定していたのに対して
得点数が55点でリーグ9位と低迷していた
「攻低守高」のチームでした。

しかも昨シーズンのアルテタ監督就任後の
1試合平均の得点数が1.60点だったのに対して
今シーズンの1試合平均の得点数は1.45点と低下しており
攻撃力に関しては昨シーズンよりも後退した事になります。

そして攻撃力の低下の原因として考えられるのが
決定力の低下の問題で
昨シーズンのアルテタ監督就任後の
1試合平均の総シュート数が9.7本
1試合平均の枠内シュート数が3.8本だったのに対して
今シーズンの1試合平均の総シュート数が12.1本
1試合平均の枠内シュート数が4.0本と
増加していたのにも関わらず
1試合平均の得点数が減少していますので
決定力の低下がそのまま攻撃力の低下に繋がったと考えられます。

とは言え、今シーズン前半の
1試合平均の総シュート数が11.8本、
1試合平均の枠内シュート数が4.1本だったのに対して
シーズン後半の1試合平均の総シュート数が12.4本、
総枠内シュート数が3.9本と大きな差はありませんでしたが
シーズン前半の1試合平均の得点が1.21点だったのに対して
シーズン後半の1試合平均の得点が1.68点と
大きく伸ばしていましたので
決定力の問題はシーズン前半が中心で
シーズン後半はだいぶ改善されたと思われます。

一方で今シーズンのPLが出している
「Big chances created」も
トップ4の中で最も多かったリバプールが82回
最も少なかったチェルシーが63回だったのに対して
アーセナルは45回しかなく
攻撃面のクリエイティビティーの欠如の問題は
今シーズンも続いていたと考えられます。


〜〜PL1試合平均得点〜〜
シティ    総計2.18点  ホーム2.26点  アウェイ2.11点
ユナイテッド 総計1.92点  ホーム2.00点  アウェイ1.84点
リバプール  総計1.79点  ホーム1.53点  アウェイ2.05点
チェルシー  総計1.53点  ホーム1.63点  アウェイ1.42点
レスター   総計1.79点  ホーム1.79点  アウェイ1.79点
ウエストハム 総計1.63点  ホーム1.68点  アウェイ1.58点
スパーズ   総計1.79点  ホーム1.84点  アウェイ1.74点
アーセナル  総計1.45点  ホーム1.26点  アウェイ1.63点

昨シーズンアルテタ就任後
       総計1.60点  ホーム2.20点  アウェイ1.00点

〜〜1試合平均失点〜〜
シティ    総計0.84点  ホーム0.89点  アウェイ0.79点
ユナイテッド 総計1.16点  ホーム1.47点  アウェイ0.84点
リバプール  総計1.11点  ホーム1.05点  アウェイ1.16点
チェルシー  総計0.95点  ホーム0.95点  アウェイ0.95点
レスター   総計1.32点  ホーム1.58点  アウェイ1.05点
ウエストハム 総計1.24点  ホーム1.16点  アウェイ1.32点
スパーズ   総計1.18点  ホーム1.05点  アウェイ1.32点
アーセナル  総計1.03点  ホーム1.11点  アウェイ1.00点

昨シーズンアルテタ就任後
       総計1.05点  ホーム0.90点  アウェイ1.20点

〜〜PLシュート数〜〜
シティ    総数599本  1試合平均数15.8本
ユナイテッド 総数526本  1試合平均数13.8本
リバプール  総数608本  1試合平均数16.0本
チェルシー  総数556本  1試合平均数14.6本
レスター   総数485本  1試合平均数12.8本
ウエストハム 総数468本  1試合平均数12.3本
スパーズ   総数443本  1試合平均数11.7本
アーセナル  総数459本  1試合平均数12.1本

昨シーズンアルテタ就任後
       総数194本  1試合平均数 9.7本

〜〜PL枠内シュート数〜〜
シティ    総数218本  1試合平均数5.7本
ユナイテッド 総数213本  1試合平均数5.6本
リバプール  総数214本  1試合平均数5.6本
チェルシー  総数210本  1試合平均数5.5本
レスター   総数185本  1試合平均数4.9本
ウエストハム 総数165本  1試合平均数4.3本
スパース   総数176本  1試合平均数4.6本
アーセナル  総数152本  1試合平均数4.0本

昨シーズンアルテタ就任後
       総数 75本  1試合平均数3.8本

〜〜Big chances created〜〜
シティ    総数 79回  1試合平均数2.1回 1得点平均数0.95回
ユナイテッド 総数 68回  1試合平均数1.8回 1得点平均数0.93回
リバプール  総数 82回  1試合平均数2.2回 1得点平均数1.20回
チェルシー  総数 63回  1試合平均数1.7回 1得点平均数1.08回
レスター   総数 53回  1試合平均数1.4回 1得点平均数0.78回
ウエストハム 総数 60回  1試合平均数1.6回 1得点平均数0.97回
スパーズ   総数 62回  1試合平均数1.6回 1得点平均数0.91回
アーセナル  総数 45回  1試合平均数1.2回 1得点平均数0.82回


今シーズンのアーセナルは
なんだかんだ言われながらも
5シーズンぶりに失点数を
30点台に減らす事が出来た事に付いては
もっと評価して良いと思います。

現在のアーセナルの守備陣には
ビッグセーブでチームを救ってきた1レノはいますが
それ以外は今シーズン前半に
大きな存在感を示した6ガブリエウや
怪我から完全復活した16ホールディング等
芽吹いている選手がいるとは言え
ビッグタレントと呼ぶに相応しい選手がいないにも関わらず
この失点数で抑える事が出来た事を考えますと
DFラインの守備力だけではなく
前線から中盤にかけての組織だったプレス等の
守備組織の基盤となる部分が
大分しっかりしてきたと考えて良い様に感じます。

よって来シーズンはこれまでDFリーダーだった
23D.ルイスの抜けた穴を
埋める事が出来るかどうかが注目されますが
今シーズンも試合によってメンバーの組み合わせを変えながらも
この失点数で抑える事が出来た事を考えますと
メンバー構成が多少変わっても
大崩れする事はないと思われます。

一方で問題なのが攻撃陣で、
その中でも大きな問題なのが
ストライカーの決定力の低下です。

2シーズン連続PLで20ゴール以上奪ってきた
14オーバメヤンが今シーズンは
僅か10ゴールしか奪う事が出来ず
同時に9ラカゼットもPLでは13ゴールと
例年と変わらない数のゴールしか奪う事が出来なかった為に
14オーバメヤンをカバーする事が出来ませんでした。
2人で30ゴール以上挙げていた
アーセナル自慢のストライカー陣が
点取り屋としての役割を全う出来ていなかった所が
戦績が上がらなかった一因と言えると思います。

勿論、ゴールを1人の選手に依存すスタイルから
多くの選手がゴールを奪うスタイルに
今後変更して行くというのならば
それはそれで良いと思います。

実際、5連勝を挙げた
シーズン最後の5戦で挙げた11ゴールの内
ストライカーが挙げたゴールは
14オーバメヤンの1ゴールしかなく
代わりに19ぺぺが5ゴール、
32スミス・ロウが2ゴール、
35マルティネッリと12ウィリアンと25エルネニーが
それぞれ1ゴールづつ挙げて
勝利に貢献していましたので
複数の選手でゴールを奪うスタイルを確立する事が出来れば
ストライカーの決定力不足を
補う事が出来る様になるかもしれません。

とは言え、より上位を目指すのならば
絶対的な点取り屋がいるのといないのとでは
相手チームに与える脅威の度合いは
大きく変わってきますので
14オーバメヤンの復活、
もしくは新たなストライカーの獲得・活躍も
来シーズンのポイントになると思われます。

同時に昨シーズンから続いている
攻撃陣のクリエイティビティーの問題は
シーズン後半からチームを変貌させた
7サカ&32スミス・ロウの生え抜きのコンビが
シーズン通して同様の働きを続ける事が出来るかどうかが
来シーズンのポイントになると思われます。
その上でこの2人の負担を軽減させると共に
更なるクリエイティビティーの向上を図る事の出来る
タレントの補強も重要なポイントになると思います。

来シーズンに向けて
上位への返り咲きを目指す為には
今シーズンと同様に守備面の安定性を保ちつつ
最低でもゴール数をあと10ゴールは上乗せするだけの
攻撃陣の強化が必要であり
それを可能にする為には
ストライカーの決定力の向上、
複数の選手がゴールを奪うスタイルへの変更、
そして攻撃陣のクリエイティビティーの向上が
重要になってくると思われます。


C'mon Arsenal !!


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ダヴィド・ルイス、契約満了で退団 [移籍情報]

ダヴィド・ルイス(34歳)の退団が発表されました。

Arsenal 1.jpg2019年夏にチェルシーから加入したD.ルイスは
僅か2シーズンの在籍でしたが
多くの選手に慕われながら
アーセナルを後にする事になりました。


アーセナル通算

PL 49試合先発+4試合途中出場
  :3ゴール1アシスト
EL 12試合先発:1ゴール
FA杯 6試合先発
リーグ杯 1試合先発
コミュニティー・シールド 1試合先発

公式戦通算 69試合先発+4試合途中出場:4ゴール1アシスト


アーセナルでのD.ルイスは
良きも悪しきもD.ルイスらしかったと思います。

1発退場を受けたり、PKを献上するファールを犯したり
やらかしてしまう場面もありましたが
勝利を求める姿勢は誰よりも強く
チームを鼓舞し続けていたと思います。
チームが停滞している状況では
その正確無比なフィードで救われる場面は何度もありましたし
チームの為に自らレッドを受ける場面もありました。

そしてお別れのスピーチでも述べていた様に
選手として限りある時間を自覚し
トレーニングでも常に先頭に立つ姿勢は
若い選手のお手本になっていたと思います。

まぁ、その我の強さで色々と衝突する場面もあった様ですが
アーセナルに欠けていると言われて久しい
勝者のメンタリティーの重要さが
少しでもチームに浸透していて欲しいと願うばかりです。

賛否のある選手でしたが
今後若返っていくこれからのアーセナルにとって
少なからず影響をもたらした選手だったかもしれません。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
IN




OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了


(年齢は9/1時点)


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2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜終わりに〜〜 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜終わりに〜〜

Arsenal 1.jpgここまで色々と書いてきましたが
当然ですが全てが全て叶う訳ではなく
特にこの夏は補強資金は非常に限られており
同時に来シーズンは26年ぶりに
ヨーロッパの大会に出られないシーズン
と言う問題もありますので
この夏は非常に難しい移籍期間になると思います。

そこでまず最初に取り組まなければならない事が
補強資金を作る為に
人員整理を行う事が出来るかどうかだと思います。

そこで現在の噂に挙がっている
放出候補に付いての整理と
仮に放出した場合に得られる移籍金を
考えてみたいと思います。

GK
1ベルント・レノ・・・残留
13ルナル・アレックス・ルナルソン・・・放出?(移籍金£100万)
33マット・ライアン・・・ブライトンへ帰還

CB
23ダヴィド・ルイス・・・契約満了で退団
16ロブ・ホールディング・・・残留
6ガブリエウ・・・残留
22パブロ・マリ・・・残留
4ウィリアム・サリバ・・・残留
27コンスタンティノス・マヴロパノス・・・放出(移籍金£500万)

右SB
2エクトル・ベジェリン・・・放出(移籍金£1500万)
17セドリック・ソアレス・・・場合により放出(移籍金£500万)
21カラム・チェンバース・・・残留

左SB
3キーラン・ティアニー・・・残留
31セアド・コラシナツ・・・放出(移籍金£500万)

CMF・DMF
34グラニト・ジャカ・・・放出?(移籍金£2000万)
18トーマス・パーティ・・・残留
8ダニ・セバージョス・・・レアルへ帰還
25モハメド・エルネニー・・・残留
15エインズリー・メイトランド=ナイルズ・・・放出(移籍金£1000万)
28ジョー・ウィロック・・・残留(今後は2列目?)
11ルーカス・トレイラ・・・放出(移籍金£1000万)
29マテオ・グエンドゥージ・・・放出(移籍金£1500万)

トップ下
32エミール・スミス・ロウ・・・残留
11マルティン・ウーデゴール・・・レアルへ帰還

サイドアタッカー
7ブカヨ・サカ・・・残留
19ニコラ・ぺぺ・・・残留
35ガブリエウ・マルティネッリ・・・残留
12ウィリアン・・・放出(移籍金£500万)
24リース・ネルソン・・・放出(移籍金£500万 or ローン)

ストライカー
14ピエール=エメリク・オーバメヤン・・・残留?
9アレクサンドル・ラカゼット・・・放出?(移籍金£2500万)
30エディー・エンケティア・・・・・・・・放出(移籍金£1000万 or ローン)
38フォラリン・バロガン・・・・・・・・・昇格

多くのクラブの財政状況を考えますと
数年前に比べて最低でも2〜3割程度は
取引金額が落ちていますので
仮に選手を売却しても
以前の様な高額な移籍金を得る事は難しくなっています。
と言う訳で、ここに示した金額は
個人的な願望を強く含めた予測金額ですので
現実的にはもっと低い取引になる可能性も十分にあると思います。

その様な状況の中で最も高額な移籍金が得られそうなのは
やはり9ラカゼットだと思います。
本当に放出に動くかどうかは別としても
この夏に契約延長が結ばれなければ
基本的には放出されると思われ
もし売却するのならば£3000万程度の移籍金を
求めると思われますが
現実的には£2500万辺りになると思われます。

14オーバメヤンを売却する可能性もあるかもしれませんが
高額年俸の為に買い手が付く可能性が低い事を考えますと
売却は難しいと思います。
仮に放出する事になったとしても
今シーズンのパフォーマンスを考えれば
£数000万クラスの移籍金が発生するとは考えにくく
現実的には£1500万程度の取引が出来れば上々かもしれません。
まぁ、14オーバメヤンを放出に踏み切る場合には
その年俸分のコストをカットする目的が主になると思いますので
移籍金の有無に関わらず放出に踏み切る可能性は
決してゼロではないと思いますが、、、。

その他の主力組の中で高額な移籍金が得られそうなのが
34ジャカと2ベジェリンだと思います。

34ジャカが退団を希望しているかどうかは
現時点では判断がつきにくい状況ですが
ローマが獲得に乗り出していると言う噂は本当の様ですので
この夏に退団する可能性があります。
その噂では£2000万レベルのオファーがあれば
アーセナルも話し合いに応じると言われていますので
ローマがそこまでの金額を提示する事ができるかどうかが
焦点になると思われます。

一方の2ベジェリンはこの夏に退団する事が確実視されており
アーセナルも£2500万程度の値札を付けていると言われていましたが
今シーズンのパフォーマンスを考えますと
流石に£2500万で獲得に動くクラブが出てくる可能性は低く
現実的には£1500万程度になる様に感じます。

厳密に主力組と言えるかどうかは分かりませんが
12ウィリアンにも退団の噂があります。
結局今シーズンは最後までアーセナルスタイルに適応出来ず
期待を裏切り続けた為に1年でアーセナルを去り
MLSのインテル・マイアミへの移籍の噂があります。
しかしフリーで獲得した経緯や高齢と言うの事を考えますと
移籍金を得られたとしても£500万程度だと思われ
場合によっては契約解除で退団という場合もあるかもしれません。

今シーズン構想から外れてローンに出ていた
11トレイラ、29グエンドゥージ、31コラシナツ、27マヴロパノスも
売却候補だと思われます。

11トレイラはアトレティコでも活躍出来ず
本人が南米のクラブへの移籍を希望している事を考えますと
移籍が既定路線になっていますが
特に南米のクラブへ移籍する場合には
高額な移籍金を得る事は難しく
ヨーロッパのクラブへ移籍するにしても
£1000万程度の移籍金が得られれば上々だと思います。

一方の29グエンドゥージは素行の問題はありますが
若くて才能はありますので
獲得に動くクラブは出てくると思われ
実際マルセイユが獲得に動いていると言われています。
以前に比べて市場価値は落ちていますが
年齢と才能を考えれば£1500万以上の移籍金は欲しい所ですが
実際どの位の取引になるのか注目されます。

27マヴロパノスと31コラシナツに関しては
アルテタ監督の構想から外れていますが
ブンデスリーガのクラブからは
それなりの引きがある選手だと思いますので
売却は可能だと思います。
しかしそれほど多くの移籍金が得られる可能性はなく
それぞれ£500万程度の移籍金が得られれば上々だと思います。

28ウィロック、15メイトランド=ナイルズ、
30エンケティア、24ネルソンの
生え抜きの選手達の去就も注目されます。

シーズン終盤ニューカッスルで大活躍した28ウィロックは
アルテタ監督は復帰させる事を示唆していますので
基本的には残留する事になると思われますが
ニューカッスルも28ウィロック本人も
移籍する事にやぶさかではないと思っている様ですので
場合によっては移籍する可能性があると思います。
仮に一転して放出に踏み切る場合には
£2000万以上の移籍金を要求する事になると思います。

一方で15メイトランド=ナイルズ、30エンケティア、
24ネルソンに関しては
アーセナルでは思う様な結果を出していない為に
来シーズンの構想から外れる可能性があります。
勿論、イングランド籍であり年齢を考えれば
ローン移籍で様子を見る可能性もあると思いますが
仮に構想から外れれば
放出される可能性は高くなると思います。

まず構想外と思われる
11トレイラ、29グエンドゥージ、
31コラシナツ、27マヴロパノスの4選手を
売却して合計£3500万。
この4人に退団がほぼ決まっている2ベジェリンと
退団の噂がある12ウィリアンを売却して合計£5500万。
そして生え抜きの15メイトランド=ナイルズ、
24ネルソン、30エンケティアを売却して
合計£8000万。

これだけでも十分かもしれませんが
更なるビッグネームの獲得に動くならば
十分な資金とは言い切れませんので
これに9ラカゼットと34ジャカを売却すれば
合計£1億2500万の補強資金を手に入れる事が出来ます。

一方でこの夏の移籍期間で獲得する可能性のある選手について
一例を挙げてみます。

左SB:バートランドをフリーで獲得
攻撃的MF:11ウーデゴールの獲得に£5000万
第2GK:33ライアンの獲得に£500万
CMF:ビスマの獲得に£4000万
右SB:アーロンズの獲得に£3000万
ストライカー:エドゥアールの獲得に£1500万
CB:今回は見送り
移籍金合計:£1億4000万

この組み合わせですと£1500万オーバーです。

11ウーデゴールではなくブエンディアにターゲットを変えますと
移籍金は£3000万に減りますので
必要な移籍金は£1億2000万になり
なんとか予算内で収まります。

人員整理がスムーズに進み
期待通りの補強予算を得る事が出来たとしても
来シーズンのヨーロッパの大会の出場権を失った
現在のアーセナルが第1希望の選手を
そのまま獲得できる保証はなく
第2、第3希望の選手しか獲得できない可能性もあります。
そして仮に34ジャカが退団した場合には
CMFの頭数が2人減りますので
複数人補強する必要性が出てくる等
新たな問題が出てきますので
まだまだ先が見えません。

しかし、この夏はスカッドの刷新は避けては通れず
チームに新たな力を注入してくれる
新たな選手を上手く獲得する事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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