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2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜ストライカー〜〜 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンに向けて補強ポイント〜〜ストライカー〜〜

Arsenal 1.jpg


〜〜〜ストライカー〜〜〜

オドソンヌ・エドゥアール(23歳):CF
Odsonne Edouard
セルティック
1998年1月16日生
187cm 83kg
フランスU-21
移籍金 £1500万


パトソン・ダカ(22歳):CF
Patson Daka
レッドブル・ザルツブルク
1998年10月9日生
183cm 74kg
ザンビア代表
移籍金 £2000万


ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(21歳):CF
Dusan Vlahovic
フィオレンティーナ
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £4200万〜5100万、実際は£2500万程度か?


ムサ・デンベレ(25歳)CF
Moussa Dembélé
リヨン
1996年7月11日生
183cm 74kg
フランス
移籍金 £2500万


(年齢は2021年9月1日現在)

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以前から何度となく噂になっている通り
この夏に9ラカゼットが退団した場合には
このポジションも補強が必要になると思われます。
残りの契約が1年になる9ラカゼットは
この夏は売却する最後のチャンスですので
実際放出する方向で動いていると言われています。

同時に来シーズンはヨーロッパの大会への出場権を失った為に
現実的に支出管理が必要な状況を考えますと
チーム一番の高給取りである
14オーバメヤンの去就もどうなるか分からない状況の様に
個人的には思っています。

どちらにせよこれまでチームを引っ張ってきた
前線の2人の去就によってはその穴埋めが必要であり
その穴埋め候補の筆頭が
セルティックのエドゥアールだと思います。

2018年夏にパリSGからセルティックへ移籍したエドゥアールは
公式戦通算83ゴールを挙げ
今シーズンもリーグ得点王に輝いています。
そのエドゥアールの特筆される所は
アシストも37挙げている所で
ゴールだけではなくチャンスメイクも出来る所だと思います。

見た目の印象はフィジカル重視の様な体型をしており
振る舞い自体も非常に硬質な印象を受けますが
実際は繊細で正確なボールコントロール、
確かなビジョンとアイデアを持っている
テクニカルなストライカーと言うべきであり
以前も書きましたが
硬質な肉体でベルカンプの様なプレーをするストライカー
と言うのが個人的な印象です。

そう言う事もあり単純にゴールを奪うだけではなく
ゴールに繋がるラストパスを出す事も出来るタレントであり
特に今シーズン後半9ラカゼットが担っていた様な
楔のパスを受けてそこから展開してチャンスを広げる様な役割には
適したタレントの様に感じます。

レッドブル・ザルツブルクの新鋭のダカは
今シーズンオーストリアリーグで得点王に輝いたスピードスターで
同じレッドブル・ザルツブルクに在籍していた
マネと比較される逸材と言われています。

線は細いのですがボーディーバランスが良く
その絶対的なスピードにだけ目が行きやすいと思いますが
同時にゴール前の嗅覚も非常に優れており
今後大化けする可能性があると思います。

フィオレンティーナもヴラホヴィッチも
セリエAで売り出し中のストライカーです。

190cmと言う上背がありながら
そのフィジカル的な優位性に頼りすぎずに
テクニカルなプレーを好む印象で
イブラヒモヴィッチと比較される場合もある様ですが
個人的にはゴール前での迫力やゴールの奪い方から
ハーランド的なストライカーに感じます。

一方でそのプレーの殆どを左脚だけでする所や
足下の技術は安定していますが
元々大柄な体格な為にスペースのない所を
切り込んで行く様なプレーには適していない事を考えますと
よりフィジカル的なプレッシャーが強いPLで
同じ様なプレーが出来るかどうかは少し不安に感じます。

最近はリヨンのデンベレも噂に挙がっています。
デンベレはこの冬にリヨンから
アトレティコにローン移籍していましたが
アトレティコでは出場機会を掴めずに
リヨンに戻ってくる様です。
しかしそもそもアトレティコにローン移籍させた様に
デンベレはリヨンの構想から外れていると考えられ
この夏に移籍すると言われています。

デンベレは強靭なフィジカルの持ち主であると共にスピードもあり、
裏に抜け出すのも上手く
左右どちらの脚からでもゴールを狙えるストライカーで
ゴール前では冷静である一方で強引さもあり
以前はドログバと比較される事もありました。
伸び代に関してはやや疑問に感じる所はありますが
フィジカル的に強くゴールに向かう姿勢が強い所は
PL向きのストライカーだと思います。

仮に9ラカゼットの後釜として
同じ様な役割を担う選手の補強を考えているのならば
セルティックのエドゥアールの獲得を希望しますが
14オーバメヤンの後釜と考えているのならば
レッドブル・ザルツブルクのダカは面白いタレントだと思います。
しかし仮に14オーバメヤンが退団したとしても
35マルティネッリがいますので
更にダカまで必要かどうかと言う問題がありますが
ダカは面白いタレントだと思います。

ヴラホヴィッチの様な大柄なストライカーは
絶対的なクオリティーがない限りは
PLでは苦戦する印象がありますので
そのクオリティーがヴラホヴィッチに
あるのかどうかは疑問であり
デンベレに関しては
現状としてはファーストチョイスではないかもしれません。


・・・つづく。


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