SSブログ

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−2

Arsenal 1.jpg

次は
『5トーマスの去就によってDMF』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜DMF・CMF〜〜〜

ドウグラス・ルイス(25歳):DMF、CMF
Douglas Luiz
アストン・ヴィラ
1998年5月9日生
178cm 66kg
ブラジル代表
移籍金 £8000万


ルベン・ネヴェス(26歳):CMF・DMF
Rúben Neves
アル・ヒラル
1997年3月13日生
180cm 80kg
ポルトガル代表
移籍金 £


マルティン・スビメンディ(24歳)
Martín Zubimendi
レアル・ソシエダ
1999年2月2日生
180cm 74kg
スペイン代表
移籍金 £5200万(バイアウト条項)


ジョアン・パリーニャ(28歳):DMF
João Palhinha
フラム
1995年7月9日生
190cm 82kg
ポルトガル代表
移籍金 £


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この冬に補強が必要かどうかは
潜在的に移籍の可能性がある
5トーマスの去就に左右されると思いますが
現在41ライスをバックアップしている
20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる事から
どちらにせよ来夏には補強が必要なポジションであり
その来夏の補強を繰り上げて
この冬の移籍期間で補強に動く可能性は否定出来ません。

その中で最も多く名前が挙がっているのが
アストン・ヴィラのドウグラス・ルイスだと思います。

昨シーズンも獲得に動いていたと言われるドウグラス・ルイスは
6番でも8番でもプレー出来る所が
魅力の一つだと思います。

ドウグラス・ルイスは体格的に恵まれている訳ではありませんので
純粋にフィジカル的な強度をもたらす存在ではありませんが
一方で中盤の底の広い範囲をカバー出来る機動力と
危険を察知する嗅覚に優れており
相手の隙をつく様にボールをカットして奪い去る
ディフェンススキルも非常に高いと思います。

また、ブラジル人らしく
細かくボールをコントロールする
足元の技術レベルも高く
スペースのない所やプレッシャーに曝された状況でも
しっかりとキープして的確に次に繋げられる所も
特徴の一つだと思います。

そして右脚から放たれるロングレンジのパスの精度も高く
それはサイドチェンジのパスだけではなく
ミドルシュートやセットプレーにおいても
大きな脅威を与える強力な武器になっていると思います。

この様な6番として必要なスキルを
持ち合わせていますので
基本的には6番のポジションが主戦場になると思いますが
一方でその豊富な運動量と共に
ボールを前に押し進める推進力、
そして足元の技術レベルも安定していますので
Box to Boxタイプとしても機能する事が出来、
41ライスがインサイドハーフの位置で起用された時の役割に
フィットすると思います。

よって41ライスが欠場時には
高いレベルでその穴を埋める事が出来るだけではなく
ポジションを争う良きライバルにもなり、
同時にアンカーとインサイドハーフでの
同時起用も可能だと思いますので
中盤の選手層は劇的に挙がるタレントだと思います。

しかし現在絶好調のアストン・ヴィラの
中心選手であるドウグラス・ルイスを
この冬に放出するとは考え難く、
£6000万〜8000万と言われている移籍金も
アストン・ヴィラは£1億クラスの移籍金を
要求していると言われていますので
仮に獲得に動けたとしても
この冬と言うよりも来夏の様に感じます。

この夏にサウジアラビアに渡った
ルベン・ネヴェスが
そのサウジアラビアの環境に満足していない為に
ヨーロッパに戻ってくる事を希望していると言う
噂が挙がった事でネヴェスも獲得候補に挙がっていましたが
その後本人がその噂を正式に否定した事で
今は沈静化しています。

とは言え、この夏に獲得したトナリが
賭博に関する規則違反で10ヶ月の出場停止処分を受けた事で
アル・ヒラルとオーナーが同じニューカッスルが
その穴埋めとしてネヴェスを連れてくる可能性は
完全に消えた訳ではありませんので
ネヴェスがイングランドに戻ってくる可能性はありますが
現時点では獲得出来る可能性はあまりなくなったと思います。

昨冬も獲得に動いたと言われる
レアル・ソシエダのスビメンディも
獲得候補だと思います。

スビメンディは長短の正確なパスを操って
中盤の底からゲームを作る司令塔タイプの選手で
隙があれば自ら持ち上がる推進力もあると思います。
同時に的確な読みと鋭い出足で相手の先手を突き
そして確実にボールにアタックして奪い返す
ディフェンス技術も安定していると思いますので
フィジカル的な強度はそれほど強くなさそうですが
それを感じさせていないと思います。

しかしレアル・ソシエダの生え抜きであり
近年の躍進を支える中心選手になっているスビメンディは
人一倍レアル・ソシエダ愛が強いと言われており
昨冬もアーセナルは獲得に動いた様ですが
CLの出場権を獲得するチャンスがあったレアル・ソシエダから
シーズン途中に移籍する事を拒み
その移籍は実現しませんでした。
よって今シーズンもCLでグループステージ首位で突破した
レアル・ソシエダから
シーズン途中で移籍する可能性は
限りなく低いと思われますので
冬の移籍期間で獲得するのは
非常にハードルが高いミッションだと思います。

フラムのジョアン・パリーニャも
最近噂に挙がっている選手の一人です。

パリーニャは展開を動かす
ロングレンジのパスの精度も印象的ですが
最も印象的なのは守備の面だと思います。
当たり負けしないフィジカル的な強度と
的確にボールを奪い返す深いタックルを武器に
まさに攻撃の芽を刈り取る様な守備を観せており
今回名前が挙がった選手の中では
最もその体格的な優位性を活かしたタイプだと思います。

以前からバイエルンが獲得を狙っていると言われていますが
今回の選手の中では冬の移籍期間で
最も獲得するチャンスがある選手だと思います。


移籍する可能性を否定したネヴェスは
既に除外されているかもしれませんので
それ以外の選手を考えますと
アルテタ監督がどの様なタイプを求めているかによって
獲得の優先度が変わってくると思います。

来夏に契約が切れる20ジョルジーニョに代わる
司令塔タイプを求めているのならば
スビメンディが最も適していると思いますし
フィジカル的な強度と高さを求めているのならば
パリーニャが最も適していると思います。
一方で現在のアルテタ監督が
複数のポジションをこなせる選手を
好んでいる事を考えますと
6番でも8番でも機能しそうな
ドウグラス・ルイスが最も適していると思いますので
噂に挙がる機会が一番多いドウグラス・ルイスが
メインターゲットだと思われますが
前記の様にこの冬で獲得するには
高額な移籍金が必要だと思われますので
非常難しいミッションだと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その3−1

Arsenal 1.jpg

次は色々なメディアで
補強候補に名前が挙がっている選手等に付いて
考えてみたいと思います。

では、まずは
『フィジカル能力に長けたストライカー』
に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜ストライカー〜〜〜

イヴァン・トニー(27歳):ストライカー
Ivan Toney
ブレントフォード
1996年3月16日生
185cm 76kg
イングランド代表
移籍金 £6000〜8000万


ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(24歳):CF
Dusan Vlahovic
ユベントス
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £


ベンヤミン・シェシュコ(20歳)
Benjamin Šeško
RBライプツィヒ
2003年5月31日生
194cm 85kg
スロベニア代表
移籍金 £3500万


マルコス・レオナルド(20歳):CF
Marcos Leonardo
サントス
2003年5月2日生
178cm 71kg
ブラジルU-23代表
移籍金 £


ビクター・オシムヘン(25歳):CF
Victor Osimhen
ナポリ
1998年12月29日生
186cm 78kg
ナイジェリア代表
移籍金 £1億3000万(バイアウト条項)


(年齢は2024年2/1現在)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

以前から最も名前が挙がっているのが
ブレントフォードのトニーです。

2021/22シーズンは
PL12ゴール5アシストに止まりましたが
昨シーズンはPL20ゴール4アシストを挙げて
得点王争い3位に入り
点取り屋として一気に開花したトニーは本当ならば
この夏にPLのビッグクラブに引き抜かれてもおかしくない
注目のタレントでした。

しかし賭博規則違反を犯した為に
2023年5月〜2024年1月17日までの
8ヶ月間出場停止処分を受けた為に
この夏の移籍は頓挫してしまいましたが
それでも依然として注目度の高いストライカーには変わりはなく
この冬の移籍期間でも多くのPLのビッグクラブが
獲得に動くと言われています。

トニーはスピードと跳躍力に優れると共に
当たり負けしないフィジカル的な強度も有している
フィジカル能力が高いストライカーで
FKのキッカーも務めている様に
右脚から放たれるショットも強く正確だと思います。

同時にゴール前でのポジショニングセンスや
走り込むタイミングセンスも優れていますので
地上戦でも空中戦でもクロスに合わせるのが上手く
ゴールパターンは多岐に渡ると共に
ゴール前でも常に冷静ですので
フィニッシャーとして優秀だと思います。

この様にゴール前での強さが魅力である一方で
フィニッシャーに特化したタイプの
ストライカーと言う訳ではなく
足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチも柔軟ですので
スペースのない所やDFのプレッシャーに曝された状態でも
ボールを持つ事が出来、
周囲の選手を使うポストプレーも
安定していると思います。

特に1タッチパスで決定機を創造する
コンビネーションプレーも得意としている印象で
トニーに入ったパスをダイレクトで裏に送り
サイドからゴールに向かって走り込んできた
7サカや11マルティネッリが抜け出して
ゴールを陥れる姿は容易に想像出来ますので
現在のアーセナルのスタイルにも
すぐにハマりそうです。

勿論、8ヶ月の間実戦から離れている為に
昨シーズンの様なパフォーマンスが
すぐに出来るかどうかと言う問題と
夏の移籍期間でFFPを順守する為に
22ラヤを獲得する為の£3000万を出せなかった
アーセナルの財務状況で
トニーを獲得する為に
£6000万〜8000万と言う移籍金を
捻出する事が出来るかどうかと言う問題がありますので
獲得のハードルは非常に高い様に感じますが
すでにPLでの実績を積んでいるトニーは
即戦力として魅了的だと思います。

2021/22シーズンの冬の移籍期間でも獲得に動いた
ユヴェントスのヴラホヴィッチも
主要ターゲットの一人かもしれません。

体格に恵まれているヴラホヴィッチは
フィジカル的な強度に優れ
強烈で正確な左脚を持っている
9番タイプのストライカーで
現在のアーセナルのスカッドに欠けているタイプの
ストライカーだと思います。

フィオレンティーナでの活躍が評価され
2021/22シーズンの冬の移籍期間で
ユベントスに移籍しましたが
そのユベントスに移籍してからのヴラホヴィッチは
フィオレンティーナで観せていた様な
爆発的な活躍を未だに観せておらず
同時にヴラホヴィッチの高額年俸が
財務状況が良くないユべントスを
圧迫していると言われていますので
適切なオファーがあれば
ユベントスは放出する可能性があると
言われています。

とは言え、フィオレンティーナから獲得した時に
約£7000万と言われる移籍金を投資した事を考えますと
ユベントスはそれを回収する為に
それに近い金額の移籍金を要求してくると思われますので
やはり獲得のハードルは低くないと思われます。

そう言う意味ではRBライプツィヒのシェシュコは
現実的な補強候補なのかもしれません。

上背があり足元の技術レベルも安定しており
ボールタッチは柔らかく繊細で、
細かなボールタッチでボールを動かせ
ボディーバランスも良さそうなので
スペースのない所でも苦にしない印象を受けます。

そしてストライドが大きく
スピードに乗ったドリブルを観せる一方で
瞬発的な速さは若干物足りず
同時に大柄ですがフィジカルコンタクトや
球際の強さもやや物足りない印象を受けます。

現時点では持っているフィジカル的な利点を
活かせていない印象を受けますので
今後この辺りを改善し伸ばす事が出来れば
大化けする可能性があるストライカーだと思いますので
今のうちに獲得して育てて行くのもありだと思います。

サントスのマルコス・レオナルドも
獲得の噂に挙がるストライカーですが
マルコス・レオナルドは
どちらかと言うと
セカンドトップタイプのストライカーで
現在のスカッドに欠けている
フィジカル能力に長けたストライカーではありません。

しかしマルコス・レオナルドは
以前からこの冬にステップアップを希望しており
同時にサントスが2部に降格してしまった事で
この冬にサントスを離れる可能性が加速したと言えます。

よって即戦力としての補強ではありませんが
マルコス・レオナルドの獲得を目指すのならば
この冬がベストなタイミングなのは
言うまでもないと思いますので
将来的に9ジェズスや14エンケティアに代わる
ストライカーの育成の為の
先行投資として獲得するのならば
十分にありだと思います。

一方で本当ならばオシムヘンの様な
シーズン20ゴールを保証してくれる様な
ワールドクラスのストライカーが
アーセナルには必要なのかもしれません。

しかしナポリがCL決勝トーナメントに進出している関係で
この冬にエースストライカーを手放すとは考えられませんので
本当に獲得に動くとしても来夏だと思います。

とは言え、そのオシムヘンを獲得する為には
バイアウト条項に設定されている
£1億3000万と言う金額を満額支払う必要がありますが
現在のアーセナルに2シーズン連続
£1億以上の投資が出来る財務力があるかどうかは
少なからず疑問を感じます。


今シーズン、20シーズンぶりのPL制覇と
CL上位進出を目指すと言う意味では
8ヶ月間実戦から離れているとは言え
PLでの実績があるトニーを獲得するのが
一番現実的で効果的な補強の様に感じます。

実際、得点力があるだけではなく
周囲を活かすプレーも出来るトニーは
現在のアーセナルのスタイルに合っていると思いますので
個人的にはトニーの獲得を希望します。

一方で現在のスカッドに欠けている
前線の高さと強さをもたらしてくれる
ヴラホヴィッチも選択肢に入ると思います。

しかしユベントスに移籍してから
未だに完全に適応出来ていない事を考えますと
適応に難しいと言われるPLへ移籍しても
以前の様な爆発力を
すぐに観せてくれるかどうかが不透明な分、
適応の心配が少ないトニーよりは
優先順位は劣る様に感じます。

先行投資としてシェシュコとマルコス・レオナルドを
獲得するのもアリだと思いますが
それはあくまでも即戦力のストライカーの補強とは
別の枠と考えるのが適切であり
仮にこの冬に即戦力のストライカーを獲得出来なかった場合には
中途半端な補強を行わずに
この冬の予算を来夏に繰り越して
来夏にオシムヘンの獲得に集中投資するのも
ありだと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−5 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−5

Arsenal 1.jpg
〜〜まとめ〜〜

今回は20シーズンぶりのPL制覇、
そしてCL上位進出をを目指す上で
現在のチームをブーストする為に
どこのポジションを補強する必要性があるのかを
考えてみたいと思います。

そこで私見的にこの冬の移籍期間で
補強が必要になると思われるポジションは

1、フィジカル能力に長けたストライカー
2、5トーマスの去就によってDMF
3、1ラムズデールの去就によって第2GK
4、DFラインの拡充
5、左利きの右サイドアタッカー

の5つだと考えます。


1、フィジカル能力に長けたストライカー

現在のアーセナルのシステム上
必ずしもストライカーが
ゴールを奪わなければならないシステムではありませんが
それを差し引いても
9ジェズスにせよ14エンケティアにせよ
ゴール数が物足りないと言うのは否めません。

同時に現在のアーセナルの前線には
高さと強さが欠けており
それと共にバックアッパーの14エンケティアが
流れを変えたり短い時間で結果を出す様な
ゲームチェンジャーとしても機能していない事を考えますと
得点力と勝負強さがあり
高さと強さをもたらしてくれる
フィジカル能力が高いストライカーが
必要だと考えます。


2、5トーマスの去就によってDMF

賭博事件の関係で中盤が手薄になっている
ユベントスの補強者リストの中に
5トーマスが入っていると言う噂があり
同時にサウジアラビアのクラブも
大金をチラつかせて引き抜きを
画策していると言う噂が絶えませんので
5トーマスが引き抜かれてしまった場合には
補強に動く必要性が出てくるかもしれません。

とは言え、この夏に加入した41ライスが
速やかに適応してポジションを掴み
そのバックアッパーとしてジョルジーニョもいますので
仮にこの冬に5トーマスが引き抜かれても
早急に補強が必要なポジションではありませんが
その20ジョルジーニョの契約が来夏で切れる関係で
遅くても来夏には補強が必要なポジションになりますので
それを前倒ししてこの冬に補強に動く可能性は
否定出来ないと思います。


3、1ラムズデールの去就によって第2GK

22ラヤの加入により第2GKに降格した1ラムズデールは
来夏に開催されるユーロ2024に参戦する
イングランド代表に入る為に
出場機会を求めて移籍を志願する可能性があります。

同時にポープが肩を脱臼してしまった為に
長期離脱中のニューカッスルや
ロベルト・サンチェスが膝を怪我した為に
長期離脱する可能性があるチェルシーが
この冬の移籍期間でGKの補強に動く可能性がありますので
正GKクラスの補強が必要なこれらのクラブと
出場機会を求めている1ラムズデールの思惑が一致する
この取引が成立する可能性は
否定出来ないと思います。

しかしPL制覇とCL上位進出を求めているアーセナルとしては
今シーズン中は1ラムズデールを
キープしたいと考えているはずですので
退団を許す可能性は低いと思いますが
それでも1ラムズデールがチームを離れる様な事が起こった場合には
新たな第2GKの獲得に動く必要性があると思います。


4、DFラインの拡充

元々頭数的に十分ではない所に
この夏に獲得した12ティンバーが
開幕戦で右膝関節前十字靭帯損傷の怪我を負って
離脱してしまった為に
シーズン前半はギリギリの人員で稼働していましたが
現在は更に18冨安まで離脱してしまった為に
全く余裕がない状況に陥っています。

元々18冨安がこの冬に開催される
アジアカップに参戦する事は
想定されていたと思いますので
その期間の対処方法は予め考えられていたと思われますが
どちらにせよ今回の怪我の回復具合に関わらず
日本代表が決勝にまで進出した場合には
2月10日まで拘束されてしまいますので
18冨安が戻ってくる2月中旬までの間
このままの人員で乗り切るのは
少なからずリスクを伴うと思います。

その様な状況を考えこの冬の移籍期間の間に
補強を動く可能性があると思いますが
12ティンバーにせよ18冨安にせよ
いずれ帰ってきますので
来シーズン以降人員過多に陥らない様に
この冬はローン移籍での補強が出来れば
理想的かもしれません。


5、左利きの右サイドアタッカー

右サイドアタッカーには左利きの選手を配置すると言うのが
アルテタ監督の基本的な構想ですが
現在のスカッドで右サイドの7サカをバックアップしているのは
右利きの24ネルソンになっていますので
潜在的に左利きのサイドアタッカーは
補強候補に入ると思います。

しかしこの冬の移籍期間の予算を考えれば
そこまで手が回る可能性は少なく
実際補強に動くのは来夏になると思われますが
それでも他のポジションの補強が全て不調で
この冬に獲得可能な選手が現れた時には
補強に動く可能性は否定出来ません。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−4 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2023/24、その2−4

Arsenal 1.jpg次はFWです。


〜〜FW〜〜

今シーズンもサイドアタッカーは
右の7サカと左の11マルティンネッリが
ファーストチョイスで
この2人は現在のチームの
ストロングポイントになっていると思います。

その左サイドを担っているマルティネッリは
独力でサイドから切り込んで行く特大の推進力と
タイミング良くフィニッシュの局面にも顔を出す
ウイングストライカー的な色合いも持ち合わせていますが
この11マルティネッリをバックアップする
19トロサールは
サイドからコンビネーションで仕掛けて
ゴールをアシストしているかと思えば
スルスルとゴール前に顔を出して
ゴールも奪う事も出来る
神出鬼没のアタッカーという印象であり
キャラクターが異なるハイレベルの2人を擁する左サイドは
盤石だと思います。

一方で右の7サカをバックアップしている24ネルソンは
スペースのない所でも切り込んでいける
鋭いドリブルを武器に
最近では苦手だった左脚の精度とパワーも向上しており
左サイドで起用された時には
縦に仕掛けて左脚でクロスを入れられる様になり
右サイドで起用された時には
カットインした所から左脚でゴールを狙える様になっている様に
日に日に成長してきている印象を受けます。

それでも基本的にアルテタ監督は
常にピッチの上でエースとしての重責を担う事を
7サカに求めている関係で
トラブルがない限り7サカを途中で下げる場面が
極端に少ない為に
24ネルソンが起用される場面は
非常に限定的になっています。

しかし現在の24ネルソンならば
中堅クラブならば十分にレギュラーとして
常時先発で起用できるレベルだと思いますので
もう少しチャンスを与えたり
7サカを休ませる事を考えても良い様に感じますが
現時点では7サカに肉薄するレベルではないと
アルテタ監督は評価している様に思われます。

よって頭数的には揃っていますが
本当の意味で7サカとポジション争いが出来、
ローテーション出来る様なレベルのバックアッパーは
潜在的に必要だと思われます。


ストライカーに関しては昨シーズンと同様に
エースの9ジェズスを
14エンケティアがバックアップする布陣で、
0トップとして起用可能な19トロサールと
高さが必要な時には29ハヴァーツも起用可能ですので
昨シーズンよりは頭数は揃っていると思います。

しかしエースの9ジェズスは
昨シーズンの怪我の影響からなのか
調子が上がってくると
怪我で離脱する事を繰り返している為に
その活躍は限定的です。
とは言えピッチに立てば
攻撃陣を活性化させる潤滑油として
7サカや8ウーデゴールや11マルティネッリ等の
周囲の選手を輝かせる事が出来る存在であり
全体的にアーセナルの攻撃力も
1ランク上げる事が出来る存在だと思いますので
エースとして欠かす事の出来ない選手だと思います。

その様な9ジェズスに唯一足りないのが
ゴール数だと思いますが
CLグループステージでは4ゴール挙げている様に
このまま怪我なく調子を上げていけば
PLでもゴール数は伸びてくると思われますので
ゴール数に関してはもう少し様子を見て良い様に感じます。

一方の14エンケティアは
9ジェズスが怪我で欠場する試合が多かった事もあり
シーズン前半は出場機会に恵まれており
その期待に応える様にここまででのPLでは
自身のキャリアハイに並ぶ5ゴールを既に奪っています。

しかしそのゴールの内訳は
第10節のシェフィールド・ユナイテッド戦の
ハットトリックが含まれていますので
実際ゴールを奪ったのは3試合に限られており
そして昨シーズンでも指摘した様に
15分〜20分程度の
後半途中から投入される様な起用のされ方だと
先日のブライトン戦でアシストを挙げるまでは
ゴールもアシストも挙げる事が出来ていませんでしたので
ゲームチェンジャーとしての役割は
未だに担えていないと言えます。


9ジェズスが健康体であれば
エースとして攻撃陣を活性化させ
今後ゴール数も伸びてくると思われますが
その9ジェズスをバックアップする14エンケティアは
先発から起用される様な
長い時間プレーすればそれなりに結果を出す一方で
ゲームチェンジャーとしては
期待出来ないと言う問題を抱えていますので
本当の意味でスカッドの厚み、強みになっているとは
言い切れない状況です。

同時に両者共にシーズン通して20ゴール奪う様な
ゴールゲッターとしても不足感があるのは否めず
シーズン通して20ゴール期待できる様なストライカー、
特に現在のアーセナルのスカッドには
前線に高さと強さが不足していますので
フィジカル能力に長けたストライカーは
潜在的に必要だと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0) 

2023/24 CLラウンド16組み合わせ決定!! [Arsenal F.C.]

2023/24 CLラウンド16の組み合わせが決定しました。

CL.jpg


 アーセナル(イングランド) vs ポルト(ポルトガル)

 バルセロナ(スペイン) vs ナポリ(イタリア)

 レアル・ソシエダ(スペイン) vs パリ・サンジェルマン(フランス)

 アトレティコ・マドリー(スペイン) vs インテル(イタリア)

 ドルトムント(ドイツ) vs PSV(オランダ)

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) vs ラツィオ(イタリア)

 マンチェスター・シティ(イングランド) vs コペンハーゲン(デンマーク)

 レアル・マドリー(スペイン) vs RBライプツィヒ(ドイツ) 


2023/24 CLラウンド16の対戦相手は
ポルトに決まりました。

グループステージ2位で通過したチームの中には
現在セリエAで首位のインテル、
同じく現在リーグ1で首位のパリSGの様な
ビッグクラブと対戦する可能性があった事を考えれば
ポルトとの対戦は
それほど悪い対戦相手ではなかったと思います。

とは言え、過去にCLで対戦した時は
アーセナルホームでは戦績が良かったのですが
ポルトホームではポルトの方が戦績が良かった事を考えれば
1stレグのポルトホームでの試合が
大きなポイントになるかもしれません。

ある意味鬼門となる1stレグのポルトホームでの試合で
しっかりと勝利する事が出来れば
CLベスト8へ大きく前進すると思いますので
アーセナルの強さを証明する様な試合で
勝利する事を期待としたいと思います。


1stレグ(A)  2/21(水)
2ndレグ(H) 3/12(火)


C'mon Arsenal !!


nice!(2)  コメント(0)