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冬の移籍期間に向けて2021/22、その3 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2021/22、その3

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この冬の移籍期間で補強が必要になる可能性があるポジションは

1、CMF
2、ストライカー
3、場合によっては第2GK

の3つのポジションですが
現状としてGKの補強の噂が全く挙がっていない事を考えますと
この冬に1レノが退団する可能性は少ないと考えられますので
補強が必要になるポジションはCMFとストライカーの
2つのポジションに絞られるかもしれません。

では、それぞれのポジションで名前が挙がっている
獲得候補の選手に付いて考えてみたいと思います。


〜〜〜CMF・DMF〜〜〜

デニス・ザカリア(25歳):DMF
Denis Zakaria
ボルシアMG
1996年11月20日生
191cm 81kg
スイス代表
移籍金


フランク・ケシエ(25歳):DMF
Franck Kessié
ACミラン
1996年12月19日生
183cm 76kg
コートジボワール代表
移籍金 £5000万


レナト・サンチェス(24歳):CMF
Renato Sanches
リール
1997年8月18日生
176cm 70kg
ポルトガル代表
移籍金 £2700万


アルトゥール(25歳):CMF
Arthur
1986年8月12日生
ユベントス
171cm 73kg
ブラジル代表
移籍金 £3150万


(年齢は2022年2/1現在)

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まずはアフリカ・ネイションズ・カップに参戦する為に
5トーマスと25エルネニーが約1ヶ月間チームを離れると共に
来夏に契約が切れる25エルネニーには
この冬に移籍する可能性が燻っている
CMF・DMFです。

このポジションの選手を大雑把に分けますと
1、フィジカル的な強度や機動力を活かした
  守備力に定評があるDMFタイプ、
2、プレービジョンとパス能力に秀でる司令塔タイプ、
3、攻守にダイナミズムを生み出すBox to Boxタイプ、
に分けられると思います。

現在のアーセナルのスカッドの選手に当てはめますと
「1」は5トーマス、
「2」は34ジャカ、
「3」は23ロコンガ、15メイトランド=ナイルズ、25エルネニーに
5トーマスも本当はこのタイプなのかもしれません。

勿論、5トーマスや23ロコンガは
実際はゲームメイクする役割も担っていますし
25エルネニーは守備的な役割を担う場面も多いと思いますので
すんなりとこの3つのタイプに収まる訳ではありませんが
大雑把に分けますとこの様に分けられると思います。

仮に約1ヶ月間チームを離れる
5トーマスと25エルネニーの穴を埋める事を目的とするならば
25エルネニーに関しては
23ロコンガや15メイトランド=ナイルズと言う
Box to Boxタイプの選手がいますので
その穴埋めの必要性はそれほど高くないのかもしれませんが
一方の5トーマスはスカッド内唯一の
フィジカル的な強度の高いDMFと言える選手ですので
補強の優先度が高いタイプは
フィジカル的な強度や機動力のある
DMFタイプという事になります。

この様なDMFタイプの選手で名前が挙がっているのが
ボルシアMGのザカリアとACミランのケシエです。

スイスのヴィエラと評され
以前から度々アーセナルの獲得候補に挙がっているザカリアは
191cmと言う上背が示す様に
恵まれ体格を活かして相手を制圧すると共に
同時に長いストライドを活かしたスピードも水準以上で
中盤を広範囲カバーする走力も有しています。
足下の技術レベルも安定しており
プレスを仕掛けられても容易にロストする事はなく
同時に前へ持ち上がる推進力は非常に魅力的だと思います。
2019/20シーズン終盤に負った膝の怪我の影響で
昨シーズンは停滞していましたが
今シーズンは以前の様な存在感を取り戻して来ていますので
人気銘柄に戻りつつあります。

一方のケシエは鍛えあげられた肉体を武器とする
フィジカルモンスタータイプで
デュエルの局面では絶対的な強さを観せます。
以前は足下の技術レベルに問題がありましたが
ここ最近はその問題が改善されてきた事で
ACミランでも中心選手の一人になっており
ゴール前に侵入してきて
フィニッシュの局面に顔を出す場面も増えて来ている様です。

どちらの選手も来夏で契約が切れる関係で
移籍金を得る為にこの冬に移籍市場に出される可能性があり、
しかも本来の市場価値よりも安価な移籍金で
獲得出来る可能性がありますので
この冬は獲得するチャンスだと思います。

その一方でケシエはコートジボワール代表として
この冬のアフリカ・ネイションズ・カップへ
参戦予定だと思いますので
5トーマスの不在中の穴を埋める選手としては
適当とは言えません。

よってこの2人を比較するならば
ザカリアの方が優先順位は高い様に感じます。

一方でこの2人よりも獲得の噂に上がる事が多いのが
リールのレナト・サンチェスです。

若くしてバイエルンに移籍しましたが
ビッグクラブの壁に阻まれてポジションを掴む事が出来ずに
2019年夏にリールへ移籍していました。
しかしそのリールでは以前の様なパフォーマンスを取り戻しており
再び移籍市場で注目される存在になっています。

そのサンチェスは体格こそ大きくはありませんが
フィジカル的な強度が高く、
ボディーバランスが良いので
当たりの激しいPLでも十分に通用すると思われます。
同時に足下の技術レベルも高く
スペースのない所でもボールを失わない
ボールコントロールとスキル、
そして推進力があり
繊細なタッチのラストパスを送る事も出来る
Box to BoxタイプのMFだと思います。

その一方で球離れが悪い印象で
よりアップテンポのリズムを奏でるチームに
進化しようとしている現在のアーセナルのテンポに
うまく溶け込む事が出来るのかどうかは疑問であり
又、リーグ1よりも遥かに速いテンポで試合が展開する
PLでは球離れが悪いサンチェスは
その流れに乗る事が出来ずに苦しむ可能性もあると思います。

とは言え、ローマが15メイトランド=ナイルズの獲得に
動いていると言う噂がありますので
メインターゲットだと思われるDMFではありませんが
15メイトランド=ナイルズの去就によっては
Box to Boxタイプのサンチェスも
この冬の獲得候補に入るかもしれません。

その一方でCLラウンド16に進出しているリールが
この冬にサンチェスの移籍を許可するかは不透明ですので
獲得に動くとしても来夏以降の話になるかもしれません。

同時にユベントスのアルトゥールも
実力は高く評価されていますが
ユベントスではポジションが掴めずに燻っている為に
これまでにも何度か移籍の可能性が挙がっています。

そのアルトゥールはブラジル人選手らしく
守備の局面でも激しいプレーを厭いませんが
基本的にはゲームメイカータイプで
より攻撃的なスタイルの選手ですので
5トーマスや25エルネニーの不在の間を
カバーする様なタイプの選手と言うよりも
34ジャカに代わるタイプの選手だと思います。
よって仮に獲得に動くとしても
この冬の移籍期間ではなく
チームを再編する来夏なのかもしれません。

又、この夏にアーセナルが打ち出した
20代前半の若い選手を中心に獲得すると言う
補強方針を考えますと
ザカリア、ケシエ、アルトゥールが25歳、
サンチェスは24歳と
ターゲットとしてはやや高めの年齢だと思いますので
本当にこの冬のターゲットなのかどうかには
多少疑問を感じます。

そう言う意味では仮にこの冬に選手を獲得するにしても
完全移籍での獲得ではなく頭数を揃える意味合いで
例えば移籍したパリSGで出場機会が恵まれていない
ワイナルドゥムの様な
経験豊富なベテランや出場機会が減っている実力者を
シーズン終わりまでローン移籍で獲得すると言う方が
現実的な様に感じます。


〜〜〜CF〜〜〜

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(22歳):CF
Dusan Vlahovic
フィオレンティーナ
2000年1月28日生
190cm 75kg
セルビア代表
移籍金 £7700万


ドミニク・キャルバート=ルーウィン(24歳):CF
Dominic Calvert-Lewin
エヴァートン
1997年3月16日生
187cm 80kg
イングランド代表
移籍金


アレクサンデル・イサク(22歳): CF
Alexander Isak
レアル・ソシエダ
1999年9月21日生
190cm 79kg
スウェーデン代表
移籍金 £5940万(€7000万)バイアウト条項


ユセフ・エン=ネシリ(24歳):CF
Youssef En-Nesyri
セビージャ
1997年6月1日生
189cm 73kg
モロッコ代表
移籍金 £3600万


(年齢は2022年2/1現在)

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ここにきて規律違反を犯した
14オーバメヤンの去就問題が浮上した事で
来夏の大刷新を待たずして
この冬にストライカーの獲得に動かざる得なくなる可能性が
高まりつつあります。

実際、以前から数多くの獲得候補者の名前が挙がっていますが
今回のストライカーの補強候補は
頭数を揃える様なバックアッパー候補ではなく
新たにエースストライカーとしての重責を担える様な
実力者が候補であり
その中で最も本気度が伺えているのが
フィオレンティーナのヴラホヴィッチです。

18歳の時にパルチザンからフィオレンティーナに加入した
ヴラホヴィッチは昨シーズンブレイクし
今シーズンもセリエAの得点王争いを繰り広げている
売り出し中の左利きのストライカーです。

そのヴラホヴィッチの特徴は
上背が190cmあるフィジカル的な強さと
足下の技術レベルの高さ、
そして決定力の高さにあると思います。

左脚から放たれるインパクトが強く鋭いシュートは
ゴールマウスを的確に捉える精度を持っており
そのフィジカル的な強度と
足下の技術を活かした
ポストプレーも安定していると思います。

これらのヴラホヴィッチの能力は
決定力はありましたが
前線でのポストプレーやフィジカル的な強度に難があった
14オーバメヤンと
前線でのポストプレーや
フィジカル的な強度には優れていますが
決定力に難がある9ラカゼットの両者の
良い所を兼ね備えた能力であり
現在のアーセナルにとって理想的な能力の持ち主だと思います。

そのプレーの多くを左脚だけでプレーする所や
足下の技術レベルが高い一方で
その大柄な体格が災いするのか
狭いスペースに切り込んでいく様なプレーには難がある等、
問題点がない訳ではありませんが
そのゴール前に入って行きゴールを決めるダイナミックさは
ハーランドに通ずる物があり
20代前半のストライカーの中では
エムバペやハーランドに次ぐ
次のクラスのトップランナーのストライカーだと思います。

そして2023年夏までになっている
フィオレンティーナとの契約延長交渉は
既に決裂していると言われており
来夏には移籍する事が確実視されていますが
エムバペやハーランド等の
ワールドクラスのストライカーが
移籍市場に出てくる来夏に先立って
この冬に獲得に動くのは
戦略上意味はあると思います。

実際、フィオレンティーナに対して
既に獲得の打診をしたと言う噂もありますが
一方でヴラホヴィッチ自身は
ユベントスへの移籍を希望していると言われている為に
獲得に向けての前交渉は全く進んでいないと言われています。

しかし現在フィオレンティーナにローン移籍している
トレイラがアンカーとして不動の地位を築いており
フィオレンティーナはそのトレイラを完全移籍で獲得する事を
希望していると言われていますので
何とかトレイラを絡める形で
ヴラホヴィッチの獲得をまとめて欲しいと思います。

もう一人の主要ターゲットが
エヴァートンのキャルバート=ルーウィンだと思います。

キャルバート=ルーウィンは
昨シーズンPL16ゴールを挙げブレイクした
イングランド代表のストライカーで
現在はつま先の骨折で離脱中ですが
今シーズンも開幕戦から3試合連続ゴールを挙げた様に
完全に一皮剥けた印象です。
そして年齢も24歳と若く
イングランド人の若い選手の補強に熱心な
アーセナルの補強方針にも合致する選手だと思います。

キャルバート=ルーウィンの最大の特徴は
空中戦の強さだと思います。

PL特有のフィジカル的な競り合いが激しいゴール前でも
全く苦にする事なく
そのフィジカル的な強さと跳躍力で
絶対的な強さを発揮しています。
又、ゴール前でのポジショニングセンスや
そこに入り込むタイミングセンスにも優れ
ワンタッチスコアラーとしても優秀だと思います。

一方で自ら状況を打開する様なプレーは
それ程レパートリーにない様に観えますので
ペナルティエリアの中でこそ活きる
ストライカーなのかもしれませんが
そのフィジカル的な強さを活かした
ポストプレーには定評がありますので
現在のアーセナルの前線に必要な
前線にフィジカル的な強度をもたらし
ポストプレーや決定力を備えているストライカーとして
キャルバート=ルーウィンは合致していると思います。

しかし来夏ならばまだしも
シーズン途中の冬の移籍期間で
同じPLのクラブであるアーセナルへの移籍を
エヴァートンが許可する様には思えませんので
この冬に獲得するのは難しい様に感じます。

それ以外ではレアル・ソシエダのイサクや
セビージャのエン=ネシリも噂に挙がっている
ストライカーです。

22歳のイサクはスウェーデン期待の新星で
昨シーズンリーガで17ゴール挙げ
評価を高めたストライカーです。

190cmと上背はありますが
線が細くて一見華奢に観えます。
しかしボディーバランスが良く
仮に体勢を崩されても潰されずに持ち直して
そのままプレーを続けられる等
フィジカル的な弱さを感じる事は余りありません。

右利きですが左脚も遜色なく使え、
足首が非常に柔軟で
難しいボールでも的確に足下に収める事が出来る
トラップ技術や
足にボールが吸い付くように動かして
スペースのない所でも突破できる技術等
足下の技術レベルは総じて高いと思います。

そしてパスの精度やアイデアも水準以上ですので
ポストプレーもしっかりとこなす事が出来、
その高さを活かした空中戦を苦にする事もありません。

ゴール前でのポジショニングセンスと共に
長いストライドを活かしたスピードと
裏に飛び出すタイミングセンスにも優れていますので
ペナルティ内でも裏に抜けるプレーでも
勝負出来るストライカーだと思います。

とは言え、今シーズンはまだ4ゴールしか奪えておらず
苦しんでいる印象がありますので
すぐにエースストライカーとして
結果を求めるのはまだ難しいのかもしれませんが
しかしその持っているポテンシャルが
このまま順調に開花していったら
十分にワールドクラスに届くレベルにまで
成長する可能性があると思います。

一方のエン=ネシリは
昨シーズンリーガで18ゴール挙げて
評価を上げたモロッコ人ストライカーです。

上背があり跳躍力もありますので
ハイボールに対して絶対的な強さがあり
ゴール前でのポジショニングセンス、
そこに飛び込むタイミングセンスにも優れていますので
クロスに対して頭や左脚で点で合わせるパターを
得意としている様です。
同時に裏に飛び出すタイミング感覚も絶妙で
一度抜けてしまえばDFを置き去りにするだけの
スピードも兼ね備えています。

一方で基本的にはフィニッシュの局面以外は平凡で
周囲にお膳立てしてもらって
初めて活きるタイプのストライカーだと思いますので
リーガよりもフィジカル的な強度が高く
プレースピードも速いPLに対応出来なければ
リーガから来た多くのストライカーと同様に
厳しい結果になってしまうかもしれません。

現状として最も理想的な補強候補は
フィオレンティーナのヴラホヴィッチだと思いますが
獲得交渉はかなり難しい状況になる可能性があり、
第2候補のキャルバート=ルーウィンも
シーズン途中のこの冬の移籍期間で獲得する事は
かなり難しいミッションになると思いますので
この2人の内のどちらかが獲得出来れば理想的ですが
難しいかもしれません。

そうなりますとイサクかエン=ネシリのどちらかが
現実的な獲得候補になりますが
個人的にはエン=ネシリよりも
若くポテンシャルが高いイサクの方が好みです。


〜〜その他〜〜


デヤン・クルゼフスキ(21歳):右WG
Dejan Kulusevski
2000年4月25日生
ユベントス
186cm 75kg
スウェーデン代表
移籍金 £2500万+α


ノア・ラング(22歳):左WG、SS
Noa Lang
1999年6月17日生
クラブ・ブルッヘ
179cm 68kg
オランダ代表
移籍金 £3300万


(年齢は2022年2/1現在)

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その他のポジションに関しては
GKの獲得候補の噂が殆ど挙がっていませんので
現状としてはこの冬に1レノがチームを離れる可能性は
少ないのかもしれません。

一方でサイドアタッカーに関しては補強の噂が挙がっており
それがユベントスのクルゼフスキと
クラブ・ブルッヘのラングです。

ユベントスのクルゼフスキは
2020年冬にアトランタから移籍した後
パルマへのシーズンローンを経て
2020年夏に正式にユベントスに加入しましたが
昨シーズンはピルロ前監督の下では
それなりの出場機会を得ていましたが
今シーズンのアッレグリ監督の下では
出場機会を減らしている事から
移籍の可能性が報じられています。

左利きのスウェーデン代表のクルゼフスキは
ほぼ左脚一本でプレーする一方で
その左脚の精度が非常に高く
ボールタッチが繊細で
スペースのない所でも切り込んで行ける
ドリブル能力だけではなく
パスのアイデアやタイミング感覚、
そしてパススピードのコントロールが俊逸で
ラストパスの精度も高い事から
一昔前ならばファンタジスタ系の選手になっていた様に感じます。

同時にチャンスメイカーとしてだけではなく
シュートコースに流し込む様に冷静にゴールを決める等
シュートの精度も高く
右サイドが主戦場ですが左サイドでも
もっと言えばCFの位置でもプレーが可能な様に感じます。

一方のクラブ・ブルッヘのラングは
ローン移籍を経て2021年夏に
正式にアヤックスから移籍した変わり種ですが
その活躍が評価されてオランダ代表にまで上り詰めた新星で
スペースのない所でも切り込んで行けるスキルと
鋭いフェイントとスピードを活かしたドリブル突破が売りの
ドリブラーとして高い評価を受けていますが
個人的にはパス能力の高さの方が目に行きます。

ピンポイントで送られる正確なクロスは勿論の事、
鋭いドリブルを警戒して集まって来る
相手DFの裏にタイミングよく出すスルーパスや、
針の穴を通す様な糸を引くラストパス等
的確なビジョンとアイデア、
そしてタイミング感覚が絶妙で
パサーとしても優秀だと思います。

同時にインパクトが強いシュートの精度も高く
カットインした所から脚の振りがコンパクトなシュートは
非常に強力な武器になっています。

クルゼフスキにしてもラングにしても
純粋なウイング選手と言うよりも
ドリブルもパスもシュートも出来る
現代的なサイドアタッカーであり
アーセナルが求めているサイドアタッカー像が分かる
補強候補だと思います。

一方でこの冬の移籍期間で獲得に動くかどうかは
19ぺぺ次第かもしれません。
元々現在のアーセナルのスカッドには
このポジションは頭数的に不足しており
シーズン後半に向けて19ぺぺの調子が上がらなかった場合には
大きな問題になる可能性がありますので
場合によってはこの冬に獲得に動く可能性があるかもしれませんが
現実的にはその調子の上がらない19ぺぺの去就も含めて
来夏に再編する時の補強候補の様に感じます。


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この夏の移籍期間で
約£1億4000万以上を費やした為に
この冬の移籍期間で
どの位の投資が可能かどうかは分かりませんが
それ程多くはないと思われます。

仮に来夏で契約が切れる
25エルネニー、31コラシナツ、21チェンバース、
30エンケティア等をこの冬に売却すれば
合わせて£1000万程度の補強資金が得られるかもしれませんし
14オーバメヤンや9ラカゼットも売却すれば
更に大きな補強資金が得られるかもしれません。
更に言えば現在ローン移籍中で
各々のクラブで中心選手になっている
29グエンドゥージや27マヴロパノスの
買取オプションを予定より早めたり
11トレイラを完全移籍に切り替えての売却も
視野に入れても良いと思います。

それでもCMFとストライカーの
2つのポジションを補強する予算はないと思われますので
どちらか一つのポジションしか
補強出来ないと言うのならば
個人的にはストライカーの補強に注力して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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