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PL18:Leeds vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Leeds 1−4 ARSENAL
2021年12月18日(土)Premier League, Elland Road

Goal
 (16)35Martinelli(←9Lacazette)
 (28)35Martinelli(←34Xhaka)
 (42)7Saka
 (75)Raphinha(pk)
 (84)10Smith Rowe(←8Ødegaard)


32Ramsdale

18Tomiyasu  4White  6Gabriel  3Tierney

5T. Partey  34Xhaka

 7Saka    8Ødegaard   35Martinelli

9Lacazette


(64)18Tomiyasu>>>17Cedric
(78)7Saka>>>10Smith Rowe
(85)8Ødegaard>>>20Tavares


Substitutes
 1Leno
 16Holding
 21Chambers
 25Elneny
 19Pépé
 30Nketiah


Arsenal 1.jpg3連勝!!

新型コロナウイルス感染症の再燃で
中止となる試合が続出する中で行われた
アウェイでのリーズ戦も
若い選手が躍動して勝利を挙げました。

先発は4戦連続同じメンバーが組まれ、
前節ゴールを決めた10スミス・ロウは
この試合もベンチスタートになりました。
又、規律違反でチームを外されている
14オーバメヤンはこの試合も
チームから外されたままでした。

試合は怪我人が続出して
メンバーが全く揃っていないリーズを
試合開始から圧倒しました。

2分過ぎ、ゴールに向かって走り込んできた9ラカゼットが
絶妙なタイミングで送られた
8ウーデゴールからのラストパスを受けて
ゴール前に抜け出し右脚を振り抜きましたが
そのシュートはメシレにブロックされてしまいゴールは奪えず。
そしてそのこぼれ球を7サカが押し込もうとしましたが
そのシュートも枠を捉えられず。

2分過ぎ、追い越してきた5トーマスが
8ウーデゴールからのパスを受けて抜け出し
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもメシレのファインセーブで阻まれ
ゴールを奪う事は出来ず。

4分過ぎ、8ウーデゴールからの鋭い縦パスを受けた
35マルティネッリからのパスを
左サイドで受けた3ティアニーが
カットインした所から右脚を振り抜いましたが
メシレの正面でゴールは奪えず。

そして鋭い仕掛けから先制点を奪う事に成功しました。

16分、右サイドからドリブルで切り込んできた
7サカからのパスを受けた9ラカゼットが
ゴールに向かって走り込んできた34ジャカへ
ラストパスを送りましたが
シュートを撃つ前にクリッチに潰されてしまいましたが
そのこぼれ球を拾ったフォーショーに対して
9ラカゼットが素早くチェックした事で奪い返したボールを
35マルティネッリが右脚を振り抜きゴール!!

その後もリーズゴールに迫りました。

17分過ぎ、4ホワイトからのパスを
ライン側で受けた7サカが
そのままドリブルでカットインしてきた所から
左脚を振り抜きましたが
ダラスにブロックされてしまいゴールは奪えず。

一気に加速してダラスを振り切って
そのままドリブルでカットインして行き、
鋭いフェイントでアイリングとダラスを転ばせた
7サカの仕掛けは見事でしたが
その倒れたダラスに7サカのシュートが当たってしまったのは
不運でした、、、。

22分過ぎ、4ホワイトからの縦パスを受けた
7サカが繋げたボールを8ウーデゴールが
そのまま持ち込み左脚を振り抜きましたが
これもブロックされてしまいゴールは奪えず。

23分過ぎ、34ジャカからのSBの内側を通すスルーパスで
背後から抜け出した3ティアニーがペナルティ内に侵入して
左脚を振り抜きましたが
ニアを狙った鋭いシュートでしたが
このシュートもメシレのファインセーブに阻まれ
ゴールは奪えず。

そして追加点もその34ジャカからのスルーパスから生まれました。

28分、センターサークル辺りからの
34ジャカのスルーパスで抜け出した35マルティネッリが
冷静に少し浮かしたシュートで決めてゴール!!

34ジャカのスルーパスが完璧だったと言うのは
言うまでもありませんが
それも35マルティネッリの
完璧な飛び出しがあったからと言うのも
言うまでもないと思います。

ピッチ全域でのマンマークに付くリーズの戦術上
CBのコッホが9ラカゼットに付いて行って
ゴール前から度々離れる事もあり
そこに出来たスペースに
35マルティネッリが完璧なタイミングで飛び出し、
そして飛び出してしまえば
マークに付いているドラメーよりも
スピードとフィジカル的な強さで勝る
35マルティネッリは止められる事はありませんので
このゴールはリーズの守備組織に存在する問題点を突いた
完璧な崩しだったと思います。

これで35マルティネッリは
2試合連続のゴールで一気に3ゴールを奪い
ウイングストライカーとして一皮剥けた印象です。

その後もリーズゴールに迫る場面が続きました。

34分過ぎ、ロバーツからフォーショへのパスを
18冨安がカットした所から
ショートカウンターが発動されました。
そのカットしたボールを収めた8ウーデゴールが
7サカとのワンツーのリターンを受けた所から送った
ラストパスを9ラカゼットが左脚で合わせました。

残念ながらそのシュートはメシレにブロックされてしまい
ゴールを奪えませんでしたが
8ウーデゴールらしいラストパスで
完全にフリーになっていただけに
9ラカゼットには決めて欲しかったと思います。

38分過ぎ、4ホワイトからのロングスルーパスで抜け出した
9ラカゼットがヒールパスで7サカに繋ぎ
その7サカが左脚を振り抜きました。
そのシュートはアイリングにブロックされてしまいましたが
この場面でもマンマークで守るリーズの
マークの受け渡しの遅れを突いた
良い仕掛けだったと思います。

そして試合を決める3点目を奪う事に成功しました。

42分、18冨安からのパスを受けた8ウーデゴールが
ダイレクトで送ったパスでサカが抜け出し
そのままドリブルでペナルティ内に切り込んだ所で
一度はコッホに引っ掛ってしまいましたが
そのこぼれ球をもう一度収めた7サカが
豪快に左脚を振り抜きゴール!!

18冨安のパスを受けた8ウーデゴールの
7サカの動きに合わせたダイレクトパスが
このゴールの肝だったと思います。

その後もそのシュートは
メシレのファインセーブで防がれてしまいましたが
8ウーデゴールのラストパスを受けた7サカが
左脚を振り抜いた44分過ぎの場面等、
前半は最後までアーセナルペースで進みました。

後半もアーセナルペースで進み、
僅かに枠を捉える事は出来ませんでしたが
35マルティネッリとのワンツーで
スペースのない所を切り込んで行った7サカが
左脚を振り抜いた67分過ぎの様に
リーズゴールに迫る場面もありましたが
一方で18冨安が右のふくらはぎを負傷して
17セドリックと交代してからは
右サイドの守備は明らかに安定感を失い
その右サイドを崩されてPKを献上してしまいました。

72分過ぎ、右サイドからのサマビルのパスを受けた
クリッチが繋いだボールで
ゲルハートに深い位置まで侵入を許してしまい
そのゲルハートを4ホワイトが仕掛けた
スライディングタックルで倒してしまいPK献上。

75分、そのPKをラフィーニャに決められてしまい失点。

久しぶりに17セドリックに出場機会が訪れましたが
自らの力をアピールする事は出来ず
反対に18冨安との差が浮き彫りになるだけでした。

PKを献上してしまったこの場面も
18冨安はピッチを後にするまでは
サマビルの事をほぼ完全に抑え込んでいましたので
仮に18冨安が残っていたらPKを与える様な状況を
作らせなかったかもしれませんでした。
それ以外でも右サイドの不安定さに引っ張られる様に
4ホワイトもソリッドさを失った様に観える場面もありましたので
ある意味18冨安の存在が
DFラインの安定感に大きく寄与している事が
立証されたと言って良いと思いますし
反対に18冨安と17セドリックの間に
大きな差がある事もはっきりしてしまいましたので
今後これは大きな問題になるかもしれません。

このPKで1点返されてしまいましたが
最後は再びこの人のゴールで
試合を終わらせる事に成功しました。

84分、ロバーツのパスをカットした
10スミス・ロウからのパスを受けた
8ウーデゴールがドリブルで持ち込んだ所から
裏に走り込む10スミス・ロウに向けて贈られた
柔らかいタッチの浮き球のラストパスを
10スミス・ロウがダイレクトで叩き込みゴール!!

リーズのDFラインに出来た穴に向けて送られた
8ウーデゴールのラストパスは完璧でしたし
後方から送られたそのパスを
走り込みながらダイレクトで叩き込んだ
10スミス・ロウのシュートも完璧だったと思います。

ピッチ全域でマンマークで守るという
特殊な守備組織のリーズを相手にした
と言う部分もあると思いますが
シーズンここまで決して機能していたとは言い切れない
現在のアーセナルの攻撃陣の答えが
この試合で観えたかもしれません。

9ラカゼットが前線で体を張って作ったスペースに
35マルティネッリや10スミス・ロウが走り込み
その動きに合わせて8ウーデゴール等が
ラストパスを送る。
左サイドから独力での突破やコンビネーションで切り崩す
7サカの仕掛けと共に
今後はこの様な形からのゴールを
もっと目にする事が出来る様になるかもしれませんね。

試合はこのまま1−4で勝利。

18冨安と17セドリックの間にある大きな差の問題、
些細なミスが増えている5トーマスの
パフォーマンスレベルの低下の問題、
リードしている試合にも関わらず
相変わらずレッドカードを貰ってもおかしくない様な
不用意なファールを犯してしまう
34ジャカのメンタル的に未熟な問題等、
心配な所もありましたが
その一方で7サカ、10スミス・ロウ、
8ウーデゴール、35マルティネッリの2列目の4人は
試合を行う毎にどんどん良くなっており
完全に1レベル上がった印象を受けます。

この試合怪我で後半途中で退いた
18冨安の怪我の状態も非常に気になりますが
1歩1歩確実に前進している事が
はっきりと分かる今のアーセナルは
観ていてとても楽しく感じます。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G2A CC:0G0A
5トーマス      PL:1G0A CC:0G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A CC:0G0A
7サカ        PL:3G4A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:4G1A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:2G2A CC:2G1A 
10スミス・ロウ    PL:7G2A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:4G1A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
17セドリック     PL:0G0A CC:0G1A
18冨安        PL:0G1A CC:0G0A
19ペペ        PL:0G1A CC:1G2A
20タヴァレス     PL:0G1A CC:0G0A
21チェンバース    PL:0G0A CC:1G0A
25エルネニー     PL:0G1A CC:0G0A
30エンケティア    PL:0G0A CC:2G0A
34ジャカ       PL:0G1A CC:0G0A
35マルティネッリ   PL:4G2A CC:0G0A


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