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EL8 1st:ARSENAL vs Napoli [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−0 Napoli
2019年4月11日(木)Europa League R8 1st leg, Emirates Stadium

Goal
 (14)8Ramsey(←15Maitland-Niles)
 (25)Koulibaly(og)
 

1Czech

5Sokratis 6Koscielny  18Monreal

15Maitland-Niles 8Ramsey 11Torreira 31Kolasinac 

10Özil

 9Lacazette  14Aubameyang


(67)9Lacazette>>>17Iwobi
(67)10Özil>>>7Mkhitaryan
(77)11Torreira>>>4Elneny


Substitutes
 19Leno
 20Mustafi
 29Guendouzi
 22Suarez


Arsenal 1.jpg2発快勝!!

EL準々決勝1stレグは
アーセナル、チェルシーと並ぶ
優勝候補の一角である
ナポリとの対戦になりましたが
エミレーツでは無類の強さを誇る
アーセナルが圧倒し先勝しました。

先発はGKは1チェフが務め
DFラインには怪我で欠場していた
6コシールニーが復帰して
5ソクラティス、18モンレアルと
3バックが組まれました。
中盤は11トレイラと8ラムジーがCMFで組み
右WBには15ナイルズ、左WBには31コラシナツが入りました。
前線は10エジルがトップ下に入り
9ラカゼットと14オーバメヤンが2トップを組む
3−4−1−2の布陣が組まれました。

試合はエミレーツの歓声の後押しを受けて
アーセナルが最初からペースを握り
早い時間帯からチャンスを掴みました。

6分過ぎ、31コラシナツの素早いプレスに慌てた
ヒサイがこぼしたボールを
31コラシナツ〜10エジル〜31コラシナツと繋いで
左サイドの深い位置まで侵入した所から
マイナス方向に折り返しが送られました。
その折り返しに対して8ラムジーが
ダイレクトで左脚を振り抜きましたが
そのシュートはクリバリーにブロックされてしまい
そのこぼれ球を走り込んできた15ナイルズが
ダイレクトで左脚を振り抜きましたが
これもクリバリーにブロックされてしまい
残念ながらゴールならず。

アグレッシブで素早いプレスから
コンビネーションでサイドから仕掛ける形で
完璧に崩す事に成功しました。
特にアグレッシブなプレスが効果的に行えているかどうかは
チームの調子を計るバロメーターでもありますので
この試合は心身共に良い調子で試合に入れていたと思います。

そしてその良い流れから先制ゴールが生まれました。

14分、ルイから送られたパスを
8ラムジーがカットした所から始まりました。
そのこぼれ球を拾った15ナイルズから
10エジル〜8ラムジー〜10エジルと繋がり
その10エジルから右サイドに開いていた9ラカゼットに
ダイレクトパスが送られました。
そのパスを受けた9ラカゼットから送られた
クリバリーの股間を通したパスを
ペナルティ内に走り込んできた15ナイルズが収め
その15ナイルズから託されたボールを
8ラムジーが丁寧に蹴りこみ先制ゴール!!

素晴らしいコンビネーションからの美しいゴールでした。
特に8ラムジーからのリターンを受けた10エジルが
ダイレクトで9ラカゼットへ繋げた事で
ナポリDFの柱であるクリバリーを
サイドまで釣り出す事に成功した所が
このゴールの肝だったと思います。

その勢いのまま追加点が生まれました。

25分、ナポリが不用意に
バックラインでボールを回している時に
パスを受けたファビアンに対して
11トレイラがボールを奪取し
そのままドリブルで持ち込み
追いかけてきたファビアンをかわしてから
左脚を振り抜きました。
その左脚から放たれたシュートは
クリバリーの脚に当たりコースが変わり
そのままゴールに吸い込まれてゴール!!

公式記録としてはクリバリーのオウンゴールになりましたが
そのまま11トレイラのゴールでも
良かった様に感じます。
何はともあれ、出場停止の為に
PL3試合出場出来なかった事もあり
エネルギーが有り余っているのか
11トレイラはこの試合も非常にアグレッシブであり
そのアグレッシブさが中盤の優位性を保つ力になっていたと思います。

早い時間帯で2点リードした事で
試合の展開としては非常に楽になったと思います。
ここからはアウェイゴールを与えない様にしながら
更なる追加点を奪えるかどうかに焦点が移ったと思います。

その後もアーセナルがナポリゴールに迫る場面がありました。

25分過ぎ、11トレイラが入れた右CKを
後ろに残っていた31コラシナツがダイレクトで
ファーサイドでフリーだった14オーバメヤンに繋ぎ
その14オーバメヤンがダイレクトでシュートを撃ちましたが
強いシュートが撃てずにゴールならず。
初めからコーディネートされたサインプレーでしたが
最後の14オーバメヤンの所は
ゴールから距離がありましたので
ダイレクトで合わせずにトラップして
ゴールに向かってボールを持ち出してから
シュートを撃った方が良かったかもしれません。

32分過ぎ、左サイドのライン際で
カジェホンからのパックパスがズレた所を
14オーバメヤンが収めてカウンターを発動しました。
そのまま14オーバメヤンはドリブルで持ち込んだ所から
ゴール正面に入ってきた9ラカゼットへ
ラストパスが送られましたが
その9ラカゼットは空振りしてしまいシュートを撃てず。

9ラカゼットはフリーの状態でしたので
上手く合わせていたら非常に面白い場面だっただけに
残念でした。

38分過ぎ、クリバリーのパスに対して
18モンレアルが素早い出足でカットしたボールを
9ラカゼットとヒサイが競り合ってこぼれた所を
10エジルが収め
その10エジルから9ラカゼット〜11トレイラと繋がり
その11トレイラからのラストパスを受けた14オーバメヤンが
ペナルティの外側から豪快に右脚を振り抜きました。
その右脚から放たれたシュートは
メレトの手前で沈み込む様な球筋の強烈なシュートでしたが
防がれてしまいゴールならず。

40分過ぎ、左サイドからドリブルで切り込んできた
31コラシナツがカットされた所での
こぼれ球を受けた9ラカゼットから送られたパスを
中央の位置に入ってきていた10エジルがスルーして
右サイドの15ナイルズに繋がり
その15ナイルズから送られたDFラインの裏へのスルーパスで
14オーバメヤンが抜け出した所から
浮き球のクロス?
もしくはメレトの頭を越そうとしたチップキック?を放ちましたが
メレトにキャッチされゴールならず。

一方で前半終盤にはナポリにもゴールに迫られる場面がありました。

41分過ぎ、8ラムジーが送ったバックパスがそれた所を
オフサイドエリアに残っていたメルテンスに収められてしまい
そこからアラン〜ルイと繋げられ
ペナルティの外側からミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは枠を外れて救われましたが
8ラムジーのバックパスをメルテンスに収められた時に
直ぐに帰陣した18モンレアルがしっかりと寄せて
メルテンスのゴールに向かう動きを抑えられたから良かったものの
仮にこれがメルテンスではなく
フィジカル的に強いストライカーだったとしたら
そのままゴールに向かわれていた可能性もありましたので
非常に危険な場面だったと思います。

44分過ぎ、アランから送られた左サイドの裏へのパスで
カジェホンに深い位置まで侵入を許してしまい
そこからのマイナス方向への折り返しを
インシーニェに合わされてしまいましたが
これも枠を外して救われました。

前半のナポリの攻め方は
DFラインの裏へパスを送った所から
状況を動かそうとしていましたので
盛んに裏のスペースに向けてパスが送られていましたが
そのパスの精度が悪いのか、タイミングが悪いのか、
それともその様な形で仕掛けてくる事が研究済みで
アーセナルのDFラインは完全に読み切っていたのかは分かりませんが
何度となくオフサイドに引っ掛けて防ぐ事に成功していました。
しかしこの場面だけはオフサイドで捕まえる事が出来ず
その結果として決定機を作られてしまいましたので
後半及び2ndレグに向けて
十分に注意する必要があると思われます。

そして前半のラストプレーでも
アーセナルはナポリゴールに迫りました。

44分過ぎ、ルーズボールを収めた8ラムジーから
10エジル〜14オーバメヤン〜10エジルと繋ぎ、
その10エジルからのパスを左サイドで受けた9ラカゼットから
ファーサイドに向けてクロスが送られました。
そのクロスを受けた14オーバメヤンが残したボールを
走り込んできた8ラムジーが押し込もうとしましたが
メレトの正面でゴールならず。

前半はこのまま2−0で終わりましたが
全体的にはしっかりと試合をコントロールして
アーセナルペースで進める事が出来ていたと思いましたが
後半に入るとギアを上げてきたナポリが
反撃に出てきました。

51分過ぎ、右サイドのセンターライン辺りでパスを受けたルイが
そのままドリブルで持ち込んできた所から
鋭いラストパスが送られ、
それをゴール前で収めたインシーニェに
ゴールネットを揺らされてしまいましたが
オフサイドでノーゴール。

52分過ぎ、右サイドからのCKをクリバリーに
ヘッドで合わされてしまいましたが
1チェフが的確にセーブしてゴールを死守。

一方でアーセナルも前半と同様にペースを落とさずに
ナポリゴールに迫りました。

57分過ぎ、31コラシナツから送られたパスを
2ラインの間で10エジルが受けて
そこから送られたラストパスを受けた14オーバメヤンが
そのまま持ち込んで右脚を振り抜きましたが
マクシモビッチにブロックされてしまいゴールならず。

57分過ぎ、そこで得た左CKから
再びコーディネートされたサインプレーを観せました。
10エジルから送られたショートコーナーを
8ラムジー〜10エジル〜31コラシナツと戻された事で出来た
ギャップに入り込んだ8ラムジーに向けて
31コラシナツからラストパスが送られ
そのパスを受けた8ラムジーが
ワントラップして豪快に右脚を振り抜きました。
惜しくもこのシュートはメレトの好セーブに阻まれてしまいましたが
ペナルティの中に上手くギャップを作り出し
そしてゴールへの道筋を空ける事に成功した
良い仕掛けだったと思います。

58分過ぎ、11トレイラが入れた右CKを
ゴール正面で18モンレアルがヘッドで合わせましたが
そのヘッドはバーのわずかに上でゴールならず。

その後は一進一退の展開が続きました。

61分過ぎ、インシーニェから送られた
DFラインの裏への浮き球のパスに対して
裏に飛び出したメルテンスが
ヘッドで合わせようとしましたが
幸い小柄のメルテンスのヘッドは
僅かに届かなかった事で救われました。

63分過ぎ、右サイドから
15ナイルズが10エジルに入れた楔のパスのリターンを受けて
そのままドリブルで切り込んでいき
そこから送られたスルーパスで
裏に抜け出した9ラカゼットが
豪快に右脚を振り抜きましたが
残念ながらオフサイドでした。

この後、アーセナルは
9ラカゼットと10エジルに代えて
17イウォビと7ムヒタリアンを投入してきました。
この交代は戦術的な部分や
パフォーマンス的な部分での交代と言うよりも
この試合を含め2週間の間に
5試合行わなければならず
その5試合共に来シーズンのCL出場権を獲得する為には
非常に重要な試合になりますので
その連戦を乗り切る為の
コンディション的な観点からの交代だと思われます。
実際この試合での9ラカゼットはいつもよりも
動きが重く感じられる場面もありましたので
この様な積極的な交代はシーズン終盤に向けて
きっと良い効果をもたらしてくれると思います。

その後も一進一退の流れは続きました。

68分過ぎ、左サイドのライン際で
ボールを受けたカジェホンからのパスを受けたインシーニェが
ダイレクトで左サイドの裏のスペースへ出したスルーパスで
カジェホンが抜け出し
そこからお送られたクロスに対して
ミリクが走り込んできましたが
そのクロスが通る寸前に6コシールニーがカットして
シュートは撃たせず。

68分過ぎ、17イウォビからのパスを受けた
7ムヒタリアンからの
左サイドのスペースに向けて送られたパスで
31コラシナツが抜け出し
そのままドリブルで深い位置まで侵入した所から
ゴール前に鋭いクロスが送られました。
そのクロスはメレトに弾き出されてしまいましたが
そのこぼれ球を15ナイルズが
叩きつける様にダイレクトで合わせましたが
それもメレトのファインセーブで防がれてしまい
ゴールならず。

71分過ぎ、カジェホンから送られた
左サイドのスペースへのパスで抜け出した
インシーニェからの折り返しを
ゴール前に飛び込んできたジエリンスキに
ダイレクトで合わされてしまいました。
幸い枠を捉えられず救われましたが
完全に崩されてしまいました。

そして後半最大の決定機が訪れました。

80分過ぎ、左サイドの17イウォビから
4エルネニー〜7ムヒタリアン〜15ナイルズと
右サイドへ展開していき
その15ナイルズからのパスを受けた7ムヒタリアンが
右サイドの深い位置まで侵入した所から送られた
ルイの股を抜いた丁寧な折り返しを
ゴール正面で8ラムジーがダイレクトで合わせましたが
枠の上へ大きく外してしまいゴールならず。

87分、6コシールニーがクリアーしたボールを
クリバリーが中途半端にヘッドで返した所を
7ムヒタリアンが収めて
ショートカウンターが発動されました。
その7ムヒタリアンがドリブルで持ち込んだ所から
送られたラストパスを受けた14オーバメヤンが
豪快に右脚を振り抜きましたが
僅かに枠の外でゴールならず。

8ラムジーの場面はゴール正面の位置で
完全にフリーの状況だっただけに
決めなければならなかったと思いますし
14オーバメヤンの場面もストライカーならば
決めて欲しかった場面だったと思います。
仮にここで決めて3−0にしていたら
2ndレグは格段に楽な状況になっていただけに残念です。

とは言え、アウェイゴールを与えずに
2点のリードを持って
来週の2ndレグに向かう事になったのは
上々の結果だと思います。


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1チェフ

 危険な場面はそれほど多くなく零封。
 
5ソクラティス
 
 最初から最後まで集中力を切らさずに零封に貢献。 やはり6コシールニーと組む方がプレーしやすそうな印象を受ける。
 
6コシールニー

 ナポリの攻撃陣の仕掛けをしっかりと読み切り完全に蓋をする。 DFラインを安定させるにはやはり6コシールニーが必要。

18モンレアル

 何度か裏を狙われるも、しっかりとリカバリーして零封に貢献。

15ナイルズ

 攻撃面ではしっかりとボールに絡み、周囲とのイメージの共有が出来ていた事で8ラムジーの先制点をアシストする。 それ以上にこの試合では守備面での貢献が高かった。 テクニカルなアタッカーを揃えるナポリに対して的確にそして時にアグレッシブな対応で右サイドの主導権を保ち続けた。

8ラムジー

 現在絶好調の8ラムジーが中盤に入ると、チームはダイナミックになる。 美しい先制ゴールを奪ってチームを勝利に導いたが、出来る事ならば後半の場面での決定機も決めて準決勝への進出に王手を掛けて欲しかった。

11トレイラ

 公式記録はクリバリーのオウンゴールだが、九分九厘11トレイラのゴールと言って良かっただろう。 それにしても11トレイラの存在の大きさを実感する試合だった。 言うなれば中盤に広大な網が張られている様にナポリの攻撃を高い位置で止め続けた。 来シーズンのCL出場権を獲得する為のシーズン終盤の切り札になるだろう。

31コラシナツ

 何度となく左サイドから侵入してゴールに向けて仕掛けた。 抜群の推進力で左サイドを駆け上がる姿は迫力がある。 

10エジル

 実際にゴールやアシストが付く様なプレーをする訳ではないが、それでも攻撃陣の全権を握るが如く10エジルのタッチが攻撃陣に方向性を与えた。 心配なのは次のPLワトフォード戦だ。 この試合と同じ様なパフォーマンスを観せられるのか?それともやはりパフォーマンスレベルを落としてしまうのか? そう言う意味ではコンディション管理の為に早めに下げた効果に期待したい。

9ラカゼット

 先制点の鍵となるパスを送り勝利に大きく貢献する。 その一方でややプレーが重く感じられた。 常に前線でファイトし続けるスタイルを続けている為に疲労が蓄積してきたか? この後も連戦が続く事を考えれば早めに下げた判断は的確だろう。

14オーバメヤン

 最近ゴールから見放されているが、ナポリが大々的に攻めに転じてくると思われるアウェイでの2ndレグこそは14オーバメヤンのスピードが活かされるだろう。

17イウォビ

 後半途中から投入される。 持ち前の推進力のあるドリブルで積極的な仕掛けを観せた。

7ムヒタリアン

 後半途中から投入される。 終盤には絶妙な折り返しを8ラムジーに送って決定機を作るが、全体的にはエヴァートン戦同様に周囲とのズレを感じた。

4エルネニー

 11トレイラに代わり後半途中から投入される。


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3点目を奪うチャンスも十分にあっただけに
決められなかったのは残念でしたが
それでもアウェイゴールを与えずに
2−0で2ndレグに向かう事が出来た事は
上々の結果だったと思います。

共に今シーズンのELの優勝候補のチーム同士の対戦でしたが
1stレグに関しては
全体的な試合内容、個々のパフォーマンスは勿論の事、
相手に対する対策の面でもアーセナルが上回っていたと思います。

元々ナポリはセリエAでは絶対的なポゼッションをベースに
ボールを支配するスタイルを観せているチームだと思いますが
そのスタイルのままエミレーツに乗り込んできましたが
個人的にはそれが失敗だった様に感じます。

確かにこの試合でもポゼッション率は
42%対58%とナポリが上回りましたが
その一方でアーセナルも
ポゼッションを主体とするスタイルのチームであり
そのポゼッションスタイルのチームは
バックラインに対して速く積極的なハイプレスを仕掛けられると
ボールがスムーズに前に進められなくなり
ポゼッションスタイルを保てなくなる事を
誰よりも身を持って自覚しており
それをアーセナルはナポリに対して実践した事で
試合の流れはを掴む事に成功したと思います。

反対にこの試合ではアーセナルに対して
ナポリはバックラインへのプレスが甘く
しかも中盤にもスペースが残ったままでしたので
アーセナルにとっては非常にプレーしやすい状況であり
その差が試合の流れに出た様に感じます。

語弊を恐れずに言うのならば
先日のニューカッスル戦のベニティス監督しかり
この試合のアンチェロッティ監督しかり
一世代前のワールドクラスの監督達は
もしかしたらもう時代遅れになっているのかもしれません。
昨今のフットボール界で結果を出している
40代後半を中心とする世代の監督達は
ハイプレスを効果的に行う守備スタイルを確立出来るかどうかが
チーム力の大きなポイントになっている様に感じますが
その一世代前の監督達はそのスタイルの導入が上手く出来ておらず
それらの監督が率いるチームは
この試合の様にハイプレスを仕掛けてくるチームに対して
後手を踏む事が多くなっている様に感じます。

とは言え、ホームのアーセナルとアウェイのアーセナルは
全くの別物のチームになってしまう試合が
ここの所続いていますので
まだまだ油断は出来ないと思います。

そう言う意味でも次のアウェイでのPLワトフォード戦は
非常に重要な一戦になると思います。
このワトフォード戦に勝利を挙げる事が出来れば
PLトップ4争いにおいて非常に有効な勝ち点3になるだけに留まらず
アウェイでのELナポリ戦にも
自信を持って挑む事が出来る様になると思います。

とにかく1日でも早くアウェイの試合で勝利を挙げ
「アウェイの呪縛」から脱する事を願うばかりです。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G5A
4エルネニー     PL:0G0A EL:0G1A
5ソクラティス    PL:0G2A EL:2G0A
6コシールニー    PL:3G0A
7ムヒタリアン    PL:6G4A EL:0G2A
8ラムジー      PL:4G6A EL:2G1A
9ラカゼット     PL:13G7A EL:1G1A CC:1G0A FA:0G1A
10エジル       PL:4G2A EL:1G1A
11トレイラ      PL:2G2A EL:0G0A CC:0G1A
12リヒトシュタイナー PL:0G0A EL:0G1A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G5A EL:4G1A FA:1G0A
15ナイルズ      PL:1G1A EL:1G1A
17イウォビ      PL:3G4A EL:1G2A FA:1G0A
18モンレアル     PL:1G3A EL:0G2A CC:0G1A
20ムスタフィ     PL:2G0A EL:1G0A
23ウェルベック    PL:1G1A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージー  PL:0G0A EL:1G0A CC:0G2A
31コラシナツ     PL:0G5A EL:0G1A
34ジャカ       PL:4G1A EL:0G2A
55スミス・ロウ    PL:0G0A EL:2G0A CC:1G0A
59ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A FA:2G0A


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