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PL12:ARSENAL vs Burnley [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 0−1 Burnley
2020年12月13日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal 
 (73)14Aubameyang(og)

Sent off
 (58)34Xhaka


1Leno

2Bellerín  16Holding  6Gabriel  3Tierney

25Elneny  34Xhaka

12Willian    9Lacazette     7Saka 

14Aubameyang


(60)9Lacazette>>>8Ceballos
(74)2Bellerín>>>15Maitland-Niles
(82)12Willian>>>30Nketiah


Substitutes
 13Rúnarsson
 20Mustafi
 28Willock
 32Smith Rowe


Arsenal 1.jpg泥沼のホーム4連敗、、、。

残念ながらこの試合でも
ゴールを生み出す事が出来ませんでした。

先発は前節のスパーズ戦から
負傷した18トーマスに代わり
25エルネニーが入った以外は
同じ布陣が組まれました。

この試合の一番の敗因は
34ジャカの一発退場というのは
言うまでもないと思います。

この試合のアーセナルは
前半はボールを保持しても
相手ゴールに近づけない。
近づいてもシュートを撃つ状況にならないと言う
ここ最近の流れのままの展開でしたが
後半は入り方が良く
より現実的なゴールチャンスが
何度も生み出されていた状況だっただけに
相手の挑発に乗って愚行に及んだ
34ジャカの振る舞いは容認する事は出来ないでしょう。

完全にアーセナルペースになり
プレッシャーに曝されていたのはバーンリーの方でしたので
普通は劣勢のバーンリーの選手が余裕がなくなり
相手の挑発に乗って愚行に及ぶ事は良くありますが
なぜ優勢の筈であるアーセナルの34ジャカが
相手の挑発に乗ってしまったのか
本当に理解に苦しみます。

現在のアーセナルは1つのゴールを奪うのにも
苦労している状況にも関わらず
数的不利になった状況でゴールを奪うと言うミッションは
限りなく不可能に近いと言うのは言うまでもなく
その上、後半に入りゴールを奪う為に
久しぶりにチームが一つになっていた状況を
この退場劇でぶち壊してしまいました。
本当に全てを台無しにしてしまった愚行です。


これまではミッドウィークにELの試合、
週末にPLの試合が組まれていましたので
ELの試合ではサブ組&若い選手が起用され
PLの試合ではレギュラー組が起用されていた様に
ローテーションが組まれてきましたが
ここからはミッドウィークの試合でも
PLの試合が組まれてきますので
そろそろレギュラー組とサブ組の
本格的な入れ替えに着手する時期がきたと思います。

例えば開幕戦以降目立った結果を出せていない
12ウィリアン等はその代表で
この試合でも前半はワイドな位置に張って
攻撃の起点になる事が求められていた様に感じましたが
周囲とのコンビネーションは生み出せず、
その上、生み出せないならば生み出せないなりに
何かしら生み出そうとするクリエイティビティーも示せずに
ドリブルで自ら仕掛けて
クロスを入れると言う単調な仕掛けしか
出来ていませんでした。

一方で14オーバメヤンが起点となり
右サイドの裏に抜け出した所から入れたクロスを
ゴール前で7サカが合わせた51分過ぎの場面の様に
攻撃の起点ではなく他の選手が起点となり
12ウィリアンが使われる側になって
初めて存在感を示した事からも
現在の12ウィリアンは何かを生み出す役割を担う存在ではなく
あくまでも使われる側の選手と
認識しなければならない様に感じます。
よってサイドに起点を置いて何かを生み出す事を求めるのならば
この試合のスカッドのメンバーならば
前試合で存在感を示した32スミス・ロウを
試しても良かった様に感じます。

勿論、今の32スミス・ロウが
PLでも通用するのかどうかは別の話ですが
少なくともダンダーク戦では縦に仕掛けられなければ
中にカットインする等して、
相手の守備陣を動かし
味方が攻め上がってくるスペースを作る等、
何かしら生み出そうとする
努力を怠りませんでしたし
自ら仕掛ける事も出来ますが
基本的に32スミス・ロウは
攻撃をクリエイティブする側の選手だと思いますので
チャンスを与えても良かったと思います。

まぁ、その前に次の試合からは
出場停止明けの19ぺぺが戻ってきますので
ELで観せていた様な攻撃陣の中心選手としての責任感と
それに伴う積極的な仕掛けをPLの試合でも
観せられるかどうかがまず試されると思います。
とは言え、その19ペペも得意とされている右サイドよりも
左サイドで起用された方が
縦への仕掛けから決定機を多く作れていた様に感じますので
実際は19ペペも攻撃のクリエイターではなく
あくまでも使われる側の方が輝く選手なのかもしれませんが、、、。

結局の所、今のスカッドには
攻撃の道筋を決め
前線のアタッカー陣を操って仕掛けを具現化する
攻撃のクリエイターがいない所が
大きな問題なのかもしれません。
本当ならば8セバージョスが
最も近い資質の持ち主なのかもしれませんが
やはり8セバージョスは波がありすぎる所が難点であり、
調子が良い時はリスクを冒してでも
しっかりと決定的なパスを通す時もありますが
一方でリスクを冒すパスを尽くカットされ
カウンターのリスクを増やす様な時もあります。

実際この試合でも14オーバメヤンが下がってきて
起点になる事で仕掛けが始まる場面が何度かあった様に
中盤や2列目に本当の意味で攻撃のクリエイトする選手が
定まっていないと言いますか
その役割を十分に担っていないと言いますか
とにかく14オーバメヤンが仕掛けの起点になっている様では
いつまで経ってもゴールを生み出す事は出来ない様に感じます。

ここまで来たら実績や選手の格は一度置いといて
とにかく機能する選手、
機能するコンビを見出し
それらの選手を中心に
再構築しなければならない所まで来ているのかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G2A EL:0G1A
6ガブリエウ     PL:2G0A 
7サカ        PL:1G0A EL:0G1A CS:0G1A 
8セバージョス    PL:0G1A
9ラカゼット     PL:3G0A EL:1G0A
12ウィリアン     PL:0G3A
14オーバメヤン    PL:2G1A EL:1G0A CS:1G0A
15M=ナイルズ    PL:0G0A EL:0G1A 
19ペペ        PL:1G0A EL:3G3A
22マリ        PL:0G0A EL:1G0A
23D.ルイス      PL:0G0A EL:1G0A
25エルネニー     PL:0G0A EL:1G0A
24ネルソン      PL:0G0A EL:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:3G3A
30エンケティア    PL:1G0A EL:3G0A CC:1G0A
32スミス・ロウ    PL:0G0A EL:1G2A
38バログン      PL:0G0A EL:2G1A


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