SSブログ

2019/20シーズンに向けて〜〜補強ポイント:最終回〜〜 [Arsenal F.C.]

2019/20シーズンに向けて:補強ポイント:最終回

Arsenal 1.jpg


2日後に迫ったEL決勝戦で優勝して
CL出場権を得る事が出来ているかどうかで
来シーズンの補強戦略は
CL出場権を獲得した事で補強予算が多少増額されたプランAと
獲得できなかった場合の少ない補強予算のプランBの
大きく2つに分かれる事になると思います。

まず、最近の噂に挙がっている案件を考慮に入れて
ELに優勝しCL出場権を獲得した時のプランAを
考えてみたいと思います。

ウイングに関しては
アヤックスのハキム・ツィエク(26歳):£2500万

CBに関しては
ローマのコスタス・マノラス(27歳):£3100万(バイアウト条項)
又は、
サンティエンヌのウィリアム・サリバ(18歳):£2500万

CMFに関しては
パリSGのアドリアン・ラビオ(24歳):フリー
又は、
サンプドリアのデニス・プラート(25歳):£2171万

右SB
マンチェスター・ユナイテッドのアントニオ・バレンシア:(34歳):フリー

CF
イトゥアーノのガブリエウ・マルティネッリ(18歳):£600万


ウイングに関しては
個人的にはリールのペペがベストだと思いますが
£6500万と言われる移籍金は
CL出場権を獲得したとしても
今のアーセナルが投資出来る額を超えており
同様に£8000万を要求していると言われる
クリスタル・パレスのザハも同じ理由で
手を出す事は難しいと思います。

ボーンマスのフレイザーに関しては
最近の噂では£3000万程度の移籍金で
獲得出来ると言われていますので
アーセナルでも頑張れば手が届く額だと思いますが
一方でリバプールが本格的に動き出していると言う噂もあり
最近のリバプールのクラブとしての魅力を考えた場合には
現状としてはアーセナルにとって
かなり分が悪い戦いになると思われます。

そう言う意味では最近噂に挙がっているアヤックスのツィエクは
昨今の移籍市場を考えた場合に
CLベスト4に進出したチームの主力選手が
£2500万で獲得可能ならば
まさにバーゲン価格であり、
しかもユナイテッドやリバプールも
獲得に動いていると言われていますが
ツィエク自身、バルセロナと共にアーセナルが夢だと公言していおり
しかも10エジルがアイドルだとコメントしていた事を考えますと
クラブの「格」的にはアーセナルよりも上に位置する
ユナイテッドやリバプールよりも
アーセナルへの移籍の方が前向きだと考えられますので
十分に獲得可能なタレントだと思います。

CBに関しても
バルセロナのウンティティがベストだと思いますが
こちらも£5300万と言われる高額な移籍金が必要と言われていますので
実際獲得するのは難しいと思います。
一方でローマのマノラスに関しては
バイアウト条項を満額払って獲得に動いていると言う噂があり
これはかなり現実味がある噂だと思いますし
そのマノラスを取り逃がした場合には
サンティエンヌのサリバの将来性に掛けてみるのも
非常にアーセナルらしい様に感じます。

CMFに関してはフリーで獲得出来るパリSGのラビオが
実力の面でもコストの面でも最高のタレントだと思いますが
バルサやレアルだけではなくその他のビッグクラブにも
狙われているタレントですので
すぐに獲得を決められれば良いのですが
反対にマネーゲームに陥りそうならば
早々に撤退してコスト的に見合う
サンプドリアのプラート辺りを
確実に獲得して欲しいと思います。

予算的に厳しいので左SBは18モンレアルを残留させて
今シーズンと同様に31コラシナツ&18モンレアルの布陣で
乗り切る一方で
右SBはフリーでバレンシアを獲得して
2ベジェリンが復帰するまでの期間の穴を埋めて欲しいと思います。

そしてCFはほぼ決定しているマルティネッリのみで終了。

1、バイアウト条項を行使してマノラスを獲得し
そしてフリーでラビオを獲得した場合は
合計£6200万

2、バイアウト条項を行使してマノラスを獲得する一方で
ラビオを取り逃がしてプラートを獲得した場合は
合計£8371万

3、ラビオを取り逃がしてプラートを獲得し、
その上マノラスを取り逃がしてサリバを獲得した場合は
合計£7771万
になります。

以前から噂されているこの夏の補強予算のベースラインは
£4500万程度で、
それがCL出場権を獲得した時には
£6500万程度まで上がると言われていました。
仮に1、の場合であれば十分のその予算内で賄う事が出来ますが
2、と3、の場合には予算オーバーになってしまいます。

そうなりますと既存の選手の売却が必要になります。
例えばナポリにローン移籍に出ていた13オスピナ、
20ムスタフィ、4エルネニーの3名を売却して
£2000万〜2500万上積み出来れば
2、と3、の場合でも
十分に獲得可能になると思います。

次はCL出場権を逃した時のプランBです。

ウィングに関しては
該当なし

CBに関しては
サンティエンヌのウィリアム・サリバ(18歳):£2500万
又は
グレミオのワルテル・カンネマン(28歳):£1050万

CMFに関しては
サンプドリアのデニス・プラート(25歳):£2171万

右SB
マンチェスター・ユナイテッドのアントニオ・バレンシア:(34歳):フリー

CF
イトゥアーノのガブリエウ・マルティネッリ(18歳):£600万


ここで問題になるのが最も補強が必要なウイングです。
先日挙げた選手達は基本的に
CLでのプレーを望むレベルのタレントだと思いますので
CL出場権を逃した場合には
獲得するのは困難になると思われます。
よって新たな候補者が挙がってくるか事を期待するのか?
もしくはツィエクのアーセナル愛、10エジル愛の深さに
期待するしかないかもしれません。

CBに関してもここ最近CLの常連だったローマのマノラスも
基本的にはCLでのプレーを望む可能性が高いと思われますので
アーセナルがCL出場権を逃した場合には
他のクラブに流れる可能性が高くなります。
一方でサリバに関してはまだ若い事を考えますと
アーセナルへの移籍自体がステップアップになる移籍になりますので
獲得の可能性はまだありますが
その一方で「第2のヴァラン」と呼ばれている様に
今後人気銘柄のひとりになってくる可能性がありますので
もっと条件の良い移籍先を選ぶ可能性もあります。
そうなりますとグレミオのカンネマン辺りが
現実的なターゲットになるのかもしれません

CMFは当然ですが移籍先の選択権を持っているラビオは
CL出場権のないアーセナルへの移籍を
選択する可能性はほぼないと考えるのが普通ですので
プラートの一択になると思います。

それらの事を考えますと
ウイング以外の選手に掛かる移籍金の合計は

1、サリバを獲得出来た場合は
合計£5271万

2、カンネマンを獲得する場合は
合計£3821万
になります。

CL出場権を逃した場合のこの夏の補強予算が
£4500万という事を考えますと
2、の場合ならば予算内で収まりますが
1、の場合ではすでに予算オーバーであり
前記の様に選手を売却して
£2000万〜2500万の上積みが必要になると思われます。

仮にその上積みにより補強予算が
£7000万まで上がった場合には
1、の場合では約£1700万程度、
2、の場合では約£3000万程度の予算で
ウイングの選手の獲得に動く事になりますが
そうなりますと1、の場合ではかなり厳しくなり
更なる選手の売却が必要になるかもしれません。

これらの事からも来シーズンのCL出場権を獲得出来るかどうかは
非常に大きな問題であり
何があってもチェルシーを倒し
EL優勝を成し遂げなければなりません。

それにより来シーズンに向けての補強予算が
大幅に増額される事を期待し
我々の心を躍らせてくれる様な夏になってくれる事を
願いたいと思います。


C'mon Arsenal !!


nice!(1)  コメント(2)