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PL36:Leicester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Leicester City 3−0 ARSENAL
2019年4月28日(日)Premier League, King Power Stadium

Goal
 (59)Tielemans
 (86)Vardy
 (90)Vardy
 
Sent off
 (36)15Maitland-Niles 


19Leno

15Maitland-Niles 20Mustafi 5Sokratis  31Kolasinac

11Torreira  34Xhaka

7Mkhitaryan           17Iwobi 

14Aubameyang   9Lacazette 


(46)17Iwobi>>>6Koscielny
(73)7Mkhitaryan>>>29Guendouzi
(79)9Lacazette>>>49Nketiah


Substitutes
 1Czech
 27Mavropanos
 4Elneny
 59Willock


Arsenal 1.jpg何も出来ずに完敗、、、。

奇跡でも起こらない限り
トップ4に入るのは
難しくなってしまいました。

先発はGKには19レノが入り
DFラインは右SBに15ナイルズ、
左SBにはふくらはぎに問題が発生して
この試合欠場した1モンレアルに代わって
31コラシナツが入り、
CBには20ムスタフィと5ソクラティスが組む
4バックが敷かれました。
中盤は34ジャカと11トレイラがCMFに入り
右サイドに7ムヒタリアン、左サイドに
17イウォビが入り
14オーバメヤンと9ラカゼットが2トップを組む
4−4−2が組まれました。
10エジルは足に問題が発生した為に欠場し
一方でウルヴス戦でプレーが重く感じて観えた
6コシールニーはベンチには入りましたが
先発からは外れました。

試合は流れを掴んだホームのレスターに
序盤からチャンスを作られてしまいました。

6分過ぎ、チルウェルが蹴ったFKに対して
ゴール前に飛び込んできたエヴァンスに
ヘッドで合わされてしまいました。

幸い19レノの正面で救われましたが
オフサイド崩れで完全にフリーで
飛び込まれてしまいましたので
一つ間違えれば失点していてもおかしくない
危険な場面だったと思います。
それにしてもここ最近オフサイドラインが崩れる場面が多い所が
非常に気になります。
この場面でも先に動いたマグワイアとエヌディディに釣られて
20ムスタフィがラインを崩してしまった事で
エヴァンスをオフサイドに捉える事が出来ずに
フリーで飛び込ませてしまったのは大きなミスだったと思います。

一方でアーセナルの最初のチャンスは
この場面だったと思います。

15分過ぎ、オルブライトンのパスをカットした
31コラシナツから17イウォビ〜31コラシナツと
繋いだ所から送られた
エヴァンスの股を抜いたクロスを受けた9ラカゼットが
角度のない所からシュートを放ちましたが
マグワイアにブロックされてしまいゴールならず。

21分過ぎ、11トレイラが
マディソンからボールを奪い返した所から速攻が始まりました。
そして7ムヒタリアン〜9ラカゼット〜7ムヒタリアン
〜34ジャカ〜14オーバメヤン〜17イウォビと
一気に左サイドに展開した所から入れられたクロスを
ファーサイドからゴール前に走り込んできた9ラカゼットが
ダイレクトボレーで合わせましたが枠を捉えられず。

この試合の中で数少ない完全に崩した場面であり
走り込んできてそのままダイレクトで合わせると言う
決して簡単なシュートではなかったかもしれませんが
完全にフリーな状況でしたので
最低でも枠を捉えなければならなかったと思いますし
その数少ないチャンスをゴールに繋ぎ
チームの勝利に導いてこそ
エースストライカーだと思いますので
決めなけらばならなかったと思います。

その後はレスターのチャンスが続きました。

26分過ぎ、オルブライトンからの縦パスを受けた
ヴァーディから送られたスルーパスを受けて
飛び出してきたマディソンに角度のない所から
シュートを撃たれてしまいましたが
19レノがしっかりとセーブしてゴールを死守。

27分過ぎ、マディソンが入れた
左サイドからのCKをゴール前で
エヌディディにヘッドで合わされてしまいました。
完全に合わされてしまったこのヘッドは
非常に危険なシュートでしたが
19レノのスーパーセーブでゴールを死守しましたが
反対にエヌディディに完全にフリーで合わされてしまった様に
この試合でもセットプレーでの守備組織に
穴がある所を見せ続けている所は
いい加減に改善して欲しい物です。

30分過ぎ、オルブライトンからの裏のスペースへのパスで
ヴァーディに抜け出されてしまい
19レノと1対1の状況に陥ってしまいましたが
これも的確なポジショニングでしっかりと距離を詰めた
19レノがプレッシャーを与えた事で
ループシュートを狙ったヴァーディのシュートは
枠を捉えられずにゴールは死守。

一方でアーセナルに2つ目のチャンスが訪れました。

33分過ぎ、31コラシナツ〜9ラカゼット
〜14オーバメヤンとシンプルに速いテンポで繋げた事で
14オーバメヤン&17イウォビ対マグワイアと言う
2対1の状況になり
その14オーバエヤンからのラストパスを受けた17イウォビが
左脚を振り抜きましたが
そのシュートはシュマイケルにセーブされてしまいゴールならず。

14オーバメヤンからのパスが若干ズレた事もあったかしれませんが
17イウォビがあの程度のひ弱なシュートで
ゴールを撃ち抜く事が出来ると思っていたのならば
それは大きな間違いだと思います。
勿論、本来は14オーバメヤンのパスを
そのまま右脚で巻く様にして
ファーサイドを狙うイメージだったのかもしれませんが
その様なパスが来なかった事を差し引いたとしても
この大きなチャンスを活かすには
余りにも残念なシュートだったと思います。

そしてこの後にこの試合の行方を左右する
アクシデントが発生してしまいました。

35分過ぎ、ルーズボールを収めた
15ナイルズが足を滑らせてしまった為に
ボールを奪ったマディソンに
苦し紛れのタックルを仕掛けてしまい
この試合2枚目のイエローを受けて
15ナイルズは退場処分を受けてしまいました。

この2枚目のイエローを受けた場面では
15ナイルズのタックルがマディソンの足を捉えてしまいましたので
既に警告を受けている選手としては浅はかなファールであり
結果として2枚目のイエローを提示されても仕方がなかったと思いますが
一方で1枚目のイエローを受けた場面はどうだったでしょうか?

7分過ぎ、右サイドを駆け上がろうとしてきたチルウェルに対して
15ナイルズが強めのショルダータックルで潰した事に対して
1枚目のイエローを受けてしまいましたが
確かにレスターの速攻を切る為のファールでしたが
それほど悪質なファールでもなく
相手の決定機を妨害した訳でもありませんので
このファールでイエローを提示したのは厳しすぎる様に感じました。
仮にこの場面でイエローが提示されていなければ
この場面でイエローを提示されたとしても
まだ1枚目であり退場処分を受ける事もなかったと思います。

この退場で数的不利に陥り
前半の残りの時間は7ムヒタリアンが右SBに下がって
試合を続ける事になりました。

41分過ぎ、マディソンからのパスを受けた
ティーレマンスから送られたスルーパスで
裏に飛び出したヴァーディに左脚を振り抜かれてしまいました。
このシュートも19レノがしっかりとセーブして
ゴールは守られましたが
一方でティーレマンスのスルーパスに対して
右SBに移っていた7ムイタリアンが感じていなかった事もあり
パスコースをケアする事が出来ていなかったのは
急遽右SBを務めた事を考えれば仕方がなかったかもしれませんが
反対に7ムヒタリアンに右SBを任せて乗り切ろうとした
エメリ監督の判断は間違っていた事を証明した場面だったと思います。
因みに先程の17イウォビも
この場面でのヴァーディのシュート位の強いショットを撃たなければ
ゴールを陥れる事は難しかったと思います。

後半の頭から17イウォビに代えて
6コシールニーを投入して
20ムスタフィを右SBに移した4バックに変更し
中盤をアンカーに34ジャカ、
インサイドハーフに11トレイラと7ムヒタリアンを置く
4−3−2にシステムが変更されました。

しかし数的不利の状況を何とか凌いでいましたが
ついに耐えきれずに先制点を奪われてしまいました。

59分、マディソンから送られたラストパスに対して
ゴールに向かって走り込んできたティーレマンスに
ヘッドで合わされてしまい失点。
確かにマディソンのラストパスは
精度の高い完璧なパスだったとは思いますが
それを差し引いてもポッカリと穴を空けてしまった
アーセナルの守備組織は残念でした。

その後もレスターの攻勢を受け続けました。

72分過ぎ、バーンズからのパスを受けたティーレマンスに
ミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは僅かに枠の外で救われましたが
この場面でも失点の場面のマディソンの時と同様に
DFラインの前のスペースに
ポッカリと穴を空けてしまい
時間とスペースを与えてしまった対応は
非常に宜しくない対応だったと思います。

73分過ぎ、オルブライトンからのパスを受けて
左サイドから侵入してきたペレイラに
シュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートは19レノのファインセーブでゴールを死守。
しかしそのこぼれ球を受けたバーンズに
再びシュートを撃たれてしまいましたが
それも19レノのファインセーブでゴールを死守。
そして最後はペレイラ〜マディソン〜チョードゥリーと繋げられてしまい
そこからミドルシュートを撃たれてしまいましたが
それも19レノの正面でゴールを死守。

立て続けに放たれるシュートに対して
すぐに体勢を立て直して
次のシュートに対する準備をして
的確なセービングを見せる
19レノの真骨頂で凌ぎましたが
そして何よりもこれまでシュートに対して
しっかりと弾き返す事が出来ていなかった19レノが
最初のペレイラのシュートに対して
しっかりと相手のいない方向のペナルティの外側にまで
そのシュートを弾き返し、
次のバーンズのシュートに対しても
しっかりとタッチライン方向の
誰もいない方向に弾き返す事が出来ていた事で
次のシュートまでの時間をしっかりと作る事が出来た所も
この連続のシュートを防ぐ事が出来た一つの要因であり
19レノの成長を感じます。

しかし遂に追加点を奪われてしまいました。

86分、シュマイケルからのリスタートの
ロングフィードでヴァーディに抜け出されてしまい
そのヴァーディに19レノ頭を越すループシュートを
撃たれてしまいました。
そのシュートはポストを叩き救われましたが
そのリバウンドをヴァーディに押し込まれてしまい
失点。

シュマイケルのロングフィードに対して
6コシールニーがクリアー出来なかったのは勿論の事ですが
そこでクリアー出来なかった6コシールニーが
その場で足を止めてしまったのは
結果的にはミスを犯してしまったと思います。
仮にそのまま足を止めずに
ヴァーディに付いていったら
リバウンドを押し込んだヴァーディを防ぐ事が
出来たかもしれませんので
6コシールニーのこの場面での振る舞いは
怠慢だったと言わざる得ないと思います。

92分過ぎ、アーセナルのCKから
カウンターを受けてしまいました。
ボールを持ち出したヴァーディがパスを送って
抑えに来た31コラシナツをかわし、
その後マディソンからのリターンを受けたヴァーディが
今度は28グエンドゥージをかわした後に送ったスルーパスで
バーンズに抜け出されてしまい
最後は5ソクラティスのタックルもかわされてしまい
シュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートも19レノがしっかりと防ぎ
ゴールを死守。

そしてこの試合最後のプレーで3点目を奪われてしまいました。

94分過ぎ、DFラインをドリブルで抜け出してきた
ペレイラからの折り返しを
ゴール前に入ってきたヴァーディに押し込まれてしまい
失点。

31コラシナツ、29グエンドゥージ、6コシールニーの
3人で囲みながらも
ペレイラを止められなかったのは残念でした。
特に全く空気の様に止められなかった
6コシールニーのプレーは非常に残念であり
その気の抜けたプレーは
残りのシーズンにおいて非常に心配です。

来シーズンのCL出場権を得る為に重要だった試合に
これで3連敗を喫してしまい
その目標に向けて大きく後退してしまいました。


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19レノ

 19レノがいなければもっと悲惨な試合になっていただろう。
 
15ナイルズ
 
 判定がどうだったかは別として2枚のイエローでの退場でこの試合を壊してしまったのは間違いない。

20ムスタフィ

 5ソクラティスとのコンビは不安定に感じる。
 
5ソクラティス

 19レノと共に最後まで集中力を切らさずに戦い続けた。

31コラシナツ

 攻守に存在感は薄かった。

11トレイラ

 この試合では一つのプレーの後の次のプレーに動けない場面が散見された。 11トレイラだけの責任ではないがその事もあり終盤にはDFラインのスペースに穴を空けてしまった。

34ジャカ

 中盤からリズムを作る事が出来ず。

7ムヒタリアン

 決定機を演出する事が出来ず。

17イウォビ

 9ラカゼットの決定機を演出すると共に絶好の先制点のチャンスが巡ってきたが決められず。 パスが少しズレたとは言え、ゴールを奪う気があればもっと強烈のシュートが撃てなければ決してゴールを奪う事は出来ないだろう。

14オーバメヤン

 17イウォビの絶好機を演出するも、反対に絶好気は巡っては来なかった。

9ラカゼット

 前半の17イウォビからの決定機は決めなければならなかっただろう。

6コシールニー

 後半から投入されるも、終盤はいつもの様な気迫が感じられなかったのは非常に残念だった。

29グエンドゥージ

 後半途中から7ムヒタリアンに代わって投入されるが試合の流れを変える事は出来ず。

49エンケティア

 後半途中から9ラカゼットに代わって投入される。


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この大事な終盤の時期に3連敗を喫してしまいました。

これで奇跡でも起きない限りは
アーセナルがトップ4に入る事は難しくなってしまいました。
勿論、まだ可能性がない訳ではありませんが
現在のチーム状況を考えますと
他の3チームの内、少なくとも2チームが
残りの2試合を連敗する様な状況にならない限りは
難しいと考えるべきだと思います。

一方でまだEL経由でCL出場権を獲得する道も
残されていますが
この大事な試合で負け続けている状況を考えれば
果たして決勝の地に辿り着く事が出来るのかどうか、
そしてその地で勝利を挙げ、
栄冠を挙げる事が出来るのかどうかは心配しかありません。

その様な特大のプレッシャーに打ち勝つだけの
勝者のメンタリティーを
もう一度我々に見せて欲しい!!

アーセナルの意地と誇りをかけて!!


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G5A
4エルネニー     PL:0G0A EL:0G1A
5ソクラティス    PL:1G2A EL:2G0A
6コシールニー    PL:3G0A
7ムヒタリアン    PL:6G4A EL:0G2A
8ラムジー      PL:4G6A EL:2G1A
9ラカゼット     PL:13G8A EL:2G1A CC:1G0A FA:0G1A
10エジル       PL:5G2A EL:1G1A
11トレイラ      PL:2G2A EL:0G0A CC:0G1A
12リヒトシュタイナー PL:0G0A EL:0G1A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:19G5A EL:4G1A FA:1G0A
15ナイルズ      PL:1G1A EL:1G1A
17イウォビ      PL:3G4A EL:1G2A FA:1G0A
18モンレアル     PL:1G3A EL:0G2A CC:0G1A
20ムスタフィ     PL:2G0A EL:1G0A
23ウェルベック    PL:1G1A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージー  PL:0G0A EL:1G0A CC:0G2A
31コラシナツ     PL:0G5A EL:0G1A
34ジャカ       PL:4G2A EL:0G2A
55スミス・ロウ    PL:0G0A EL:2G0A CC:1G0A
59ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A FA:2G0A


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