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2019/20シーズンに向けて〜〜補強ポイント:その他〜〜 [Arsenal F.C.]

2019/20シーズンに向けて:補強ポイント:その他

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〜〜〜左SB〜〜〜

ニコラス・タグリアフィコ(26歳):左SB
アヤックス
1992年8月31日 生
169cm 65kg
アルゼンチン代表
移籍金


アレハンドロ・グリマルド(23歳):左SB
SLベンフィカ
1995年9月20日生
171cm 71kg
スペイン
移籍金 £3500万


キーラン・ティアニー(22歳):左SB
セルティックス
1997年6月5日生
178cm 70kg
スコットランド代表
移籍金 £2500万


ベン・チルウェル(22歳):左SB
レスター・シティ
1996年12月21日生
178cm 76kg
イングランド代表
移籍金 £7500万


(年齢は2019年8月10日現在)


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18モンレアルの去就次第ですが
次に補強が必要になる可能性があるのは
左SBだと思います。

その左SBの補強候補の中で
最も可能性が高かったのが
アヤックスのタグリアフィコだったかもしれません。

今シーズンのサプライズだったアヤックスの一員として
評価を高めた一人であり
多くのビッグクラブが注目していましたが
残念ながら最近アヤックスと契約を更新して
来シーズンの残留が決まった様です。

それ以外では元バルセロナB所属で
ベンフィカに移籍してからブレイクした
グリマルドの名前がよく挙がります。

バルセロナの下部組織で育成された様に
足下の技術レベルが高い攻撃的な左SBで
特に左脚から放たれるクロスやFKの精度は
抜群だと言えます。
そしてスペースのない所でも
積極的に仕掛けて侵入していく事を好む所も
サイドから仕掛けるスタイルを目指す
エメリ監督の好みかもしれません。
またディフェンス面では
タイミング良く仕掛けるタックルが持ち味でありますが
そのタックルに少し頼りすぎる所は気になります。

もう一人はセルティックスのティアニーも
よく噂に挙がる選手だと思います。
セルティックの生え抜きの選手で、
スピードを活かして
一気にサイドの深い位置まで侵入する攻撃的なSBです。
特に抜群の加速力を活かした
ストップ・アンド・ゴーで縦に抜ける形で
深い位置まで侵入してクロスを入れる形を得意にしていますが
クロスに関してはそれほど特徴が無く
全体的にワンパターンな印象は否めません。

本当ならばレスターのチルウェルの様に
イングランド国籍のSBを加えられたら
ホームグロウン制度の観点からもベストなのかもしれませんが
残念ながらチルウェルを獲得する為には
£7500万程度の移籍金が必要になると言われており
現状のアーセナルでは全く手が出せる様な選手ではなくなりました。

勿論、グリマルドにしてもティアニーしても
それぞれ£3500万、£2500万程度の移籍金が必要であり
この夏の補強予算を考えますと
かなり厳しい状況であり
18モンレアルと契約延長して補強を1年先伸ばしにする事を
考えた方が良いかもしれません。



〜〜〜右SB〜〜〜

アーロン・ワン・ビサカ(21歳):右SB
クリスタル・パレス
1997年11月26日生
183cm 72kg
イングランドU−21
移籍金 £6000万


アントニオ・バレンシア:(34歳):右SB、右WB
マンチェスター・ユナイテッド
1985年8月4日生
181cm 78kg。
エクアドル代表
移籍金 フリー


(年齢は2019年8月10日現在)


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2ベジェリンの復帰時期、
そして復帰後のパフォーマンスレベルによっては
右SBも補強の必要性が出てくるポジションだと思います。

その右SBで以前から名前が挙がるのが
クリスタル・パレスのワン・ビサカです。
昨シーズントップチームデビューを果たした新鋭ですが
今シーズンはレギュラーの座を掴み一気に評価を高めました。
スピードがあり、長い距離を走れるスプリント力と
アップダウンを繰り返す持久力を兼ね備えており
元々はウイングの選手だっただけに
ドリブルやフェイントで相手をかわすプレーも
安定している印象です。
一方で守備の面でも長いリーチを活かしたボール奪取力もあり
この夏にビッグクラブへの移籍する可能性が高いと言われています。
その為にクリスタル・パレスは
移籍金を£6000万に設定したと言われており
補強の優先順位的にはそれ程高くない事を考えますと
右SBにそれ程多くの資金を使う事は考えられず
残念ながらすでにアーセナルには
手が届かない存在になってしまったかもしれません。

そう言う意味では、この夏に契約満了に伴い
ユナイテッドを退団する事が決まっている
バレンシアは良い狙い目かもしれません。
この夏で34歳になるバレンシアは
世代交代の波に飲まれて今シーズンは
それほど多くの出場機会は得られませんでしたが
昨シーズンまではレギュラーとしてプレーしており
特に今回必要なのは怪我で離脱している2ベジェリンが
復帰してくるまでのシーズン前半と
その後のバックアッパーですので
例えばこの1年間だけでも良いと言う形であれば
まだまだ十分に力になってくれると思います。

勿論、同様な形でバックアップする事を期待して獲得した
12リヒトシュターナーの件もありますので
ピークを過ぎたベテランの獲得には注意が必要ですが
バレンシアにはPLへの適応の問題がない分、
12リヒトシュタイナーよりは戦力になる様に感じます。

この夏はそれ程多くの資金を使える状況ではありませんので
ワン・ビサカの様な選手よりも
フリーで獲得可能なバレンシアを獲得して
2ベジェリンの復帰を待つのも良い様に感じます。



〜〜〜CF〜〜〜

ガブリエウ・マルティネッリ(18歳):CF、左サイドアタッカー
イトゥアーノ
2001年6月18日生
180cm kg
ブラジル
移籍金 £600万


(年齢は2019年8月10日現在)


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23ウェルベックがこの夏に退団する事が決まった事で
14オーバメヤンと9ラカゼットをバックアップする
3番目のストライカーの問題が浮上してきました。

その兼ね合いもあったのか
早々にブラジルのイトゥアーノから
マルティネッリの獲得に動いている事が表面化し
6月に18歳の誕生日を迎えたら
晴れて正式契約が発表される予定の様です。

マルティネッリは2018年3月、16歳の時に
ファーストチームデビューし
その年のリーグ新人王を獲得する活躍を観せた
ブラジル国内では注目の新鋭の様です。
スピードがあり、足下も柔軟な選手で
どちらかと言うとトリッキーなスタイルと言うよりは
グイグイと推進力の強いドリブルで侵入し
そこからシュートやラストパスを送る
万能性が高いストライカーの様に見えます。
そして右利きですが左脚も十分に使えると共に
この年齢としてはフィニッシュの局面で
非常に冷静な所も特筆される所であり
現在17歳としては完成度が高い選手だと思います。

そして父親のルーツである
イタリアのパスポートも所得予定であり
パスポートが所得出来れば
労働許可証の問題もクリアー出来ますので
すぐにチームへの合流が可能な所も良い所だと思います。

この獲得が将来に向けての投資なのか
咋夏の29グエンドゥージの様に
戦力の一人として計算した上での補強になるのかは
実際のプレーを見るまでは分かりませんが
14オーバメヤンの9ラカゼットのバックアッパーの問題は
このマルティネッリと49エンケティアの
若手2人で賄う可能性が高い様に感じます。


・・・つづく。


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