PL34：ARSENAL vs Chelsea

ARSENAL　３−１　Chelsea
２０２３年５月２日（火）Premier League, Emirates Stadium

Goal

　（18）８Ødegaard（←34Xhaka）
　（31）８Ødegaard（←34Xhaka）
　（34）９Jesus
　（65）Madueke

１Ramsdale

　４White　15Kiwior　６Gabriel　35Zinchenko

20Jorginho

８Ødegaard　　　　34Xhaka

７Saka　　　　　　　　　　　　　　19Trossard

９Jesus

（59）19Trossard＞＞＞11Martinelli
（73）35Zinchenko＞＞＞３Tierney
（73）７Saka＞＞＞24Nelson
（85）６Gabriel＞＞＞16Holding
（85）20Jorginho＞＞＞５T. Partey


Substitutes
　30Turner
　10Smith Rowe
　21Vieira
　14Nketiah


５試合ぶりに勝利！！

４戦勝利を挙げられなかった事もあり
メンバーに手を加えて挑んだこの試合は
絶不調のチェルシーを寄せ付けずに
無事勝利を挙げました。

先発はCBには16ホールディングに代えて
PL初先発の15キヴィオルを起用し
アンカーも５トーマスに代えて
20ジョルジーニョを起用してきました。
そして左サイドには11マルティネッリに代えて
19トロサールを起用した以外は
前節と同じメンバーを組んできました。

試合は開始早々にチェルシーのミスから
決定機が訪れました。

４分過ぎ、20ジョルジーニョが送った
前線へのフィードに対して
シウバがヘッドでカットしたボールを
アスピリクエタがヘッドでケパに戻そうとしましたが
そのボールを詰めていた34ジャカが
ダイレクトで押し込もうとしましたが
ケパのファインセーブで防がれ
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

その後もチャンスが続きました。

９分過ぎ、チェルシーのスローインからの
ルーズボールを収めた８ウーデゴールが
９ジェズスに繋ぎ、
その９ジェズスからのパスを34ジャカが受けましたが
34ジャカのトラップが流してしまった為に
カンテにカットされてしまい
シュートを撃つ事は出来ず。

左脚を振り抜く絶好のチャンスだっただけに
34ジャカのトラップが流れてしまったのは
頂けないミスだったと思います。

１４分過ぎ、19トロサールが送った左サイドからのクロスを
バックステップしながら７サカがヘッドで合わせました。
そのヘッドはケパがセーブしましたが
ケパはそのボールをこぼしてしまい
そのこぼれ球に対して９ジェズスが右脚を振り抜きましたが
そのシュートもシウバにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

そしてその勢いのまま先制ゴールを奪う事に成功しました。

１８分、９ジェズスからのパスを
左サイドに受けた34ジャカが送った
グラウンダーのクロスを
８ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜き
先制ゴール！！

ゴールに向かって走り込んだ19トロサールの動きで
DFラインが下がった事で
DFラインの前に大きなスペースに出来た時点で
勝負があったと思います。

一方でチェルシーに決定機を作られてしまう場面もありました。

２４分過ぎ、DFラインの裏に向けて走り出した
チルウェルに向けて送られたカンテからのパスで
チルウェルに抜け出されてしまい
そのまま左脚を振り抜かれてしまいました。

そのシュートは１ラムズデールのファインセーブで防ぎ
この決定機は凌ぎましたが
一瞬出来た隙を見事に突かれてしまった
非常に危険な場面でした。

しかし次にゴールネットを揺らしたのも
アーセナルの方でした。

３１分、再び左サイドに開いた位置から
送られた34ジャカのグラウンダーのクロスを
８ウーデゴールが左脚でダイレクトに合わしてゴール！！

この場面でも19トロサールが指をさしながら
裏に向かって走り出した動きに対して
DFラインが下がり
同時にその動きに気を取られたのか
背後から入ってきた８ウーデゴールに
シウバとスターリングが気付かないと言う
相手のミスもあり
先制点と同じ形で再びゴールネットを揺らしました。

その直後に３点目も生まれました。

３４分、右サイドから４ホワイトが左脚で送ったクロスを
ファーサイドで９ジェズスが胸トラップで収め
そこからのパスを受けた34ジャカが押し込もうとしましたが
そのシュートはケパに防がれてしまいました。
しかしそのこぼれ球を今度は９ジェズスが蹴り込みゴール！！

９ジェズスからの34ジャカへのパスが微妙にズレなければ、
もっと綺麗なゴールになったかもしれませんでしたが
どちらにせよこのゴールでこの試合の勝負の行方は
ほぼ決まったと言えたと思います。

その後もチェルシーゴールに迫る場面がありました。

３５分過ぎ、ハーフスペースで７サカからのパスを受けた
４ホワイトからのリターンパスで
ペナルティ内に切り込んできた７サカが
右脚を振り抜きましたが
ケパに防がれ惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

後半も最初にゴールに迫ったのはアーセナルの方でした。

５０分過ぎ、19トロサールが蹴った左CKを
６ガブリエウがヘッドで合わしましたが
ゴールライン上でシウバにクリアーされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

５１分過ぎ、自陣右サイドでルーズボールを収めた
８ウーデゴールから
７サカ〜９ジェズス〜８ウーデゴール〜７サカへと繋いで
右サイドを一気に攻め上がり
その７サカからのパスを受けた34ジャカが
フォファナの股を抜いてペナルティの中に侵入した所から
左脚で押し込もうとしましたが
ケパのファインセーブで阻まれ
ゴールを奪う事は出来ず。

５２分過ぎ、19トロサールが蹴った左CKが
ファーサイドに流れた所で
９ジェズスがダイレクトで合わせましたが
枠を捉える事は出来ず。

５５分過ぎ、８ウーデゴールからのパスを受けた７サカが
そのまま裏に抜け出した所から
ファーサイドに走り込んで来ていた19トロサールに向けて
鋭いクロスが送られましたが
そのクロスはケパにカットされてしまい通らず。

５６分過ぎ、４ホワイトからのパスを受けた７サカが
マークに付いていたチルウェルを剥がして
中にカットインしていき
ペナルティの外側から左脚を振り抜きましたが
そのシュートはわずかにポストの外側で
惜しくもゴールを奪う事が出来ず。

後半もここまでは完全にアーセナルペースでしたが
６２分過ぎのカウンターの場面から
急にバタバタとし始めてしまい
そしてついに失点してしまいました。

６５分、コバチッチから送られた裏へのピンポイントパスで
マドゥエケに抜け出されてしまい
そのマドゥエケに押し込まれて失点。

そもそもマドゥエケをマークしなければならなかった
35ジンチェンコが走り込んで来たマドゥエケを
完全に見失ってフリーで走り込まれてしまったのは
大きなミスだったと思います。

この様な守備的な緩さが35ジンチェンコの大きな問題であり
同時にこの試合では要所要所で
不用意なパスミスが何度かあった様に
集中力を欠く場面があった所は
非常に気になります。

その後もチェルシーゴールに迫る場面がありました。

８３分過ぎ、20ジョルジーニョからのパスを受けた
４ホワイトが送ったダイレクトパスで
８ウーデゴールがペナルティ内に切り込んで行き
そのまま左脚を振り抜きましたが
ケパのファインセーブで阻まれ
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

そして最後の最後で危ない場面もありました。

９２分過ぎ、ムドリクが送ったDFラインの裏へのパスに対して
16ホールディングがハヴァーツに弾き飛ばされてしまい
そのまま抜け出して来たハヴァーツに
左脚を振り抜かれてしまいました。

幸いそのシュートは１ラムズデールのファインセーブで防ぎましたが
強さが売りである16ホールディングが
ハヴァーツに当り負けてしまったと言うのは
非常にらしくない守備対応だったと思います。

この試合では右CBには右利きのCBを起用すると言う
基本事項を曲げてまで15キヴィオルを
右CBで起用しましたが
その15キヴィオルは十分に及第点を与えて良いと思います。

開始直後こそは不安定な部分もありましたが
その後はスピードと空中戦の強さを活かして
対峙したオーバメヤンを完全に封じていましたので
十分にその期待に応えていたと思います。
勿論、今のオーバメヤンは全盛期の様なスピードも
抜け目なさもなくなり
もう恐ろしいストライカーとは言えない状態ですので
そのオーバメヤンを抑えられない方が問題だと思いますが
それでも次も観てみたいと感じるだけのプレーを
観せてくれたと思います。

そしてガブリエウはこの試合で足を痛めてしまいましたので
15キヴィオルはここからのシーズン終盤で
もっと出場機会が与えられると思います。
一方で16ホールディングは来シーズンに向けての
去就問題にも関係してくると思いますので
残りの試合で名誉挽回の活躍を観せてくれる事を
期待したいと思います。

試合はこのまま３−１で勝利。

全体的には良い試合だったと思いますが
後半のある時間帯では
再びスイッチが切れてしまう時間帯があったのも事実であり
その様な状況をコントロール出来なければ
ヨーロッパの大会出場に向けて
モチベーションの高いニューカッスルやブライトン戦に
苦戦するのは必至だと思いますので
もう一度闘志に火を焚べなおしてほしいと思います。


C'mon Arsenal !!


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３ティアニー　　　　　PL：０G１A　EL：１G１A　
４ホワイト　　　　　　PL：２G５A　
５トーマス　　　　　　PL：３G０A
６ガブリエウ　　　　　PL：３G０A
７サカ　　　　　　　　PL：13G11A　EL：１G０A　
８ウーデゴール　　　　PL：14G７A　
９ジェズス　　　　　　PL：10G５A　EL：０G１A　
10スミス・ロウ　　　　PL：０G１A
11マルティネッリ　　　PL：15G５A　FA：０G１A
12サリバ　　　　　　　PL：２G１A　EL：１G０A　
14エンケティア　　　　PL：４G１A　EL：２G１A　CC：１G０A　FA：２G０A
16ホールディング　　　PL：１G０A　EL：１G０A　
18冨安　　　　　　　　PL：０G１A　EL：０G１A　
19トロサール　　　　　PL：１G８A
21ヴィエイラ　　　　　PL：１G２A　EL：１G２A　FA：０G２A
24ネルソン　　　　　　PL：３G２A　EL：０G０A　CC：０G１A　
25エルネニー　　　　　PL：０G０A　FA：１G０A　
27マルキーニョス　　　PL：０G０A　EL：１G１A　
34ジャカ　　　　　　　PL：５G7A　EL：２G０A　　
35ジンチェンコ　　　　PL：１G２A