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Dubai Super Cup:ARSENAL vs Lyon [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−0 Lyon
2022年12月8日(木)Dubai Super Cup, Al Maktoum Stadium

Goal

 (19)6Gabriel(←8Ødegaard)
 (33)14Nketiah(←21Vieira)
 (39)21Vieira(←24Nelson)

Penalty Shootout

 27Marquinhos ○ー● Reine-Adelaide
    72Smith ○ー○ Mendes
    44Cirjan ●ー● Tete
85Cozier-Duberry ●ー● Barcola
   97Walters ●ー● Cherki
        (2−1)

31Hein

17Cedric 16Holding 6Gabriel 3Tierney

25Elneny

8Ødegaard     23Lokonga

21Vieira               24Nelson

14Nketiah



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
交代時


31Hein

 97Walters  50Foran  96Sousa 85Cozier-Duberry

  72Smith  81Lewis-Skelly

27Marquinhos   44Cirjan   83Nwaneri

43Butler-Oyedeji



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
最終形


31Hein

72Smith  97Walters  50Foran  96Sousa

81Lewis-Skelly

44Cirjan      83Nwaneri

27Marquinhos         85Cozier-Duberry

43Butler-Oyedeji



(46)21Vieira>>>27Marquinhos
(67)17Cedric>>>72Smith
(67)16Holding>>>97Walters
(67)6Gabriel>>>50Foran
(67)3Tierney>>>96Sousa
(67)25Elneny>>>81Lewis-Skelly
(67)8Ødegaard>>>44Cirjan
(67)23Lokonga>>>83Nwaneri
(67)24Nelson>>>85Cozier-Duberry
(67)14Nketiah>>>43Butler-Oyedeji


Substitutes
 56Hillson
 71Sagoe Jr


Arsenal 1.jpgW杯の中断期間中を利用して
キャンプを行っているドバイで
アーセナル、リバプールと
リヨン、ACミランが対戦する
ドバイ・スーパーカップが行われ
その第1戦としてリヨンと対戦しました。

このカップ戦はリバプールとの対戦がなく
リヨンとACミランとの2戦の勝ち点と
試合後に行われるPK戦の勝敗での
ボーナスポイントで勝者が決められる
変則的なルールのカップ戦として行われました。

先発は1ラムズデールと30ターナーが
W杯に参加している関係もあり
GKにはカラバオ杯ブライトン戦に続き
31ハインが起用されました。
DFラインは右SBには17セドリック、
左SBには3ティアニーが入り
CBは16ホールディングと6ガブリエウが組みました。
中盤はアンカーを25エルネニーが務め
その前のインサイドハーフには
8ウーデゴールと23ロコンガが並び
前線は右に21ヴィエイラ、左に24ネルソン、
1トップに14エンケティアが入る
4−3−3が組まれました。

このドバイキャンプには
W杯に参戦する事が出来なかったメンバーに
リザーブ所属の若い選手を加えた構成でしたので
この試合の先発には3ティアニーを入れたとしても
本来のレギュラー組は
わずか3人しか入っていない
サブ組が中心の布陣でした。

一方のリヨンはW杯に参戦している
タグリアフィコとエカンビ以外は
ほぼフルメンバーと言う構成でしたので
メンバー的には苦戦が予想されましたが
結果を行ってしまえば
そのフルメンバーに近いリヨンを
サブ組のアーセナルが圧倒しました。

勿論、12月4日にドバイ入りしていたアーセナルに対して
リヨンの選手のコンディションが悪かったのは
間違いないと思いますが
一方でこのW杯期間中に
コロニーからドバイへと続いているキャンプで
サブ組の選手の底上げに成功しているとも
言えると思います。

試合は早々に決定機を作り出す事に成功しました。

6分過ぎ、3ティアニーからの左サイドのスペースに出されたパスで
左サイドに開いていた14エンケティアが抜け出し
深い位置にまで侵入した所から送られた
マイナス方向への折り返しを24ネルソンが
1トラップして左脚を振り抜きました。

そのシュートはポストを叩き
惜しくもゴールを奪う事が出来ませんでしたが
若干オフサイドぽかったとは言え
9ジェズスの様にゴール前に止まらずに
前線を自由に動いてボールに絡み
そこからスムーズに
チャンスメイクの一役を担った14エンケティアも
その14エンケティアからのパスを受けた所から
何の躊躇もなく思いっきり左脚を振り抜いた24ネルソンも
これまでとの違いを感じさせてくれたと思います。

7分過ぎ、フェーブルからのパスを
カケレが受けようとした時に
23ロコンガが強引に体をねじ込んでボールを奪い返し
そこからのパスを受けた24ネルソンから
14エンケティアにラストパスが送られました。
14エンケティアのファーサイドを狙ったコントロールショット?は
枠を捉える事が出来ませんでしたが
この場面でボールを奪い返した23ロコンガの動きは
このキャンプ中に23ロコンガがどれだけ成長したかを
よく表していたと思います。

その23ロコンガの変化は8分過ぎの場面でも観られ
デンベレから6ガブリエウがボールを奪い返した所から
25エルネニー〜8ウーデゴール〜21ヴィエイラへと展開し
右サイドからカットインしてきたその21ヴィエイラから
ニアに向かってゴール前を斜めに走り込んできた
23ロコンガにラストパスが送られましたが
残念ながらこのラストパスはカットされてしまいました。

この場面で何の躊躇もなくゴール前に入ってきた23ロコンガは
ポジションやそのポジションの役割に捕らわれ過ぎずに
臨機応変に必要なプレーをしている
今シーズンの34ジャカと同じ様なプレービジョンを持って
プレー出来ている様に観え、
この辺りも23ロコンガの大きな変化を感じる所でした。

その後もチャンスは続きました。

16分過ぎ、ルケバが出したラカゼットへの縦パスを
23ロコンガがカットした所から
8ウーデゴール〜21ヴィエイラと繋ぎ
その21ヴィエイラが右脚を振り抜きました。

この場面も若干オフサイドぽかったと思いますが
21ヴィエイラのシュートは
前に出てきたロペスにブロックされてしまい
残念ながらゴールは奪えませんでしたが
一方で23ロコンガのパスカットから始まった
ショートカウンターだった様に
この場面も23ロコンガが絡んだ場面でした。

そしてここで得たCKからゴールが生まれました。

19分、8ウーデゴールが蹴った右CKを
6ガブリエウがヘッドで合わせて先制ゴール!!

ゴール前に出来た穴に見事に飛び込んだ
綺麗なゴールでした。

その後もアーセナルペースが続きました。

23分過ぎ、アワールのクロスを
16ホールディングがクリアーした所から
カウンターが始まりました。
そのこぼれ球を拾った6ガブリエウからのパスを
24ネルソンが流して3ティアニーに繋ぎ、
その3ティアニーからのパスを受けた8ウーデゴールが
持ち込んだ所から送ったスペースへのパスを
3ティアニーがダイレクトで中に折り返しましたが
残念ながらそのクロスはブロックされてしまい
シュートには繋がらず。

25分過ぎ、6ガブリエウの縦パスを受けた
14エンケティアがドリブルで持ち込んだ所から送ったパスを
8ウーデゴールがスルーして21ヴィエイラに繋がり
そのパスを受けた21ヴィエイラが左脚を振り抜きましたが
残念ながら枠を捉える事は出来ず。

31分過ぎ、3ティアニーが送ったスローインで
裏に抜け出した14エンケティアが
ゴール前に折り返しましたが
誰も飛び込めず。

リヨンの裏をかいて14エンケティアが上手く飛び出し
同時にゴール前には大きなスペースが出来ていましたので
誰かが入ってきていたらゴールを奪えたかもしれない場面でした。

そして追加点は綺麗なカウンターから生まれました。

33分、ドリブルで切り込んできたラカゼットから
ボールを奪い返した24ネルソンが
8ウーデゴール〜23ロコンガへと繋ぎ
その23ロコンガの右サイドの裏へ出したパスで
21ヴィエイラが抜け出し
そのままドリブルで持ち込んだ所から送られたラストパスを
14エンケティアが綺麗に流し込みゴール!!

ダイレクトでのロングパスを送った23ロコンガは
逆サイドで走り出す準備をしていた21ヴィエイラを
よく見ていたと思います。
このゴールはこの23ロコンガのパスが出された時点で
ほぼ決まったと言っても過言ではない
重要なパスだったと思います。

そして3点目もすぐに生まれました。

23ロコンガからのサイドチェンジのパスを
8ウーデゴールが流して
右サイドの21ヴィエイラに繋ぎ
そこから17セドリック〜8ウーデゴール
〜24ネルソン〜21ヴィエイラへと
ダイレクトパスでトライアングルを描いて繋いだ所から
21ヴィエイラが左脚で狙いすまして
ゴール右上に叩き込みゴール!!

アーセナルのテンポの良いパスに
リヨンのDF陣が全くついて行く事が出来ない
完璧なコンビネーションからのゴールでしたが
このゴールも23ロコンガの
サイドチェンジのパスから始まったゴールでした。

後半に入ってもアーセナルペースは変わらず
リヨンゴールに迫りました。

54分過ぎ、3ティアニーからのスルーパスで
左サイドに侵入した24ネルソンが
グストをかわしてカットインした所から
23ロコンガへパスを送りました。
その23ロコンガからのリターンパスは
自らの足に当ててしまい
24ネルソンへは通りませんでしたが
そこから落ち着いて繋いだ
25エルネニーからのパスを受けた
27マルキーニョスがカットインした所から
強烈な左脚のシュートを放ちました。

そのシュートはロペスのファインセーブで弾かれ
バーを叩いてしまいましたが
ロペスが触っていなかったら決まっていたと思います。

56分過ぎ、17セドリックのクロスを
ファーサイドで受けた24ネルソンから
23ロコンガ〜3ティアニー〜25エルネニーと繋ぎ
その25エルネニーが狙いすまして右脚を振り抜きましたが
そのシュートは惜しくも枠を捉えられず。

62分過ぎ、3ティアニーからのパスを
開いた位置で受けた23ロコンガに対して
メンデスが素早いプレスで嵌めに来ましたが
素早く反転した寄せてきたメンデスを上手くかわし、
そこからすぐに
インナーラップしてきた3ティアニーへパスが送られました。
その23ロコンガから送られた
完璧なタイミングで完璧なコースで送られた
パスを受けた3ティアニーは
全力で駆け上がってきた勢いを殺す事なく
前に立ちはだかったグストをあっさりとかわして行き、
そこからゴール前にアーリークロスが送られました。

そのクロスに対してロペスが前に飛び出してきましたが
ボールを触る事が出来ずに後逸してしまい
そのボールをファーサイドで収めた
27マルキーニョスが左脚を振り抜きましたが
GKのいないゴールマウスを捉える事が出来ず
残念ながらゴールを奪う事は出来ませんでした。

この後、リザーブ組に総交代しましたが
リザーブ組に交代してからは
リヨンに押し込まれる場面が増えました。

しかしリヨンに押し込まれたのは
27マルキーニョスと31ハイン以外は
リザーブ所属の若い選手だけの編成になった為と言うよりも
本職が左SBの96ソウザを左CBで起用したり
本職が左サイドアタッカーの85コジエ=デュベリーを
左SBで起用したり、
2列目もサイドが本職ではない83ヌワネリを
左サイドで起用したりしたと
本来のポジションではない選手が何人かいた為に
完全にチームのバランスが
崩れてしまっていたからだと思われます。

実際、このバランスが悪い状況に対して
給水タイムの明けから
ダブルボランチの一角でプレーしていた
72スミスを右SBに移し、
その72スミス以外の選手が
本来のポジションでプレーする事が出来る様にした事で
チームのバランスは劇的に改善されましたので
総交代後の混乱はアルテタ監督の采配ミスだったと
言えると思います。

バランスを取り戻したリザーブ組のチームも
何度かリヨンゴールに迫る事が出来ました。

78分過ぎ、メンデスからのパスを受けた
アデレードに対して素早くプレスを仕掛けた
83ヌワネリがボールを奪い返し
そのまま持ち込んで左脚を振り抜きました。
そのシュートは枠を捉えられませんでしたが
アーセナルの下部組織出身で
長くリヨンのファーストチームでプレーしている
アデレードにデュエルの局面で競り勝った
83ヌワネリのプレスは素晴らしかったと思います。

79分過ぎ、バックラインからのパスを
81ルイス=スケリーがカットし
そのこぼれ球を収めた44シルジャンが
右脚を振り抜きました。
そのシュートは惜しくもポストを叩き
そのリバウンドボールに対して
43バトラー=オイェジェジが
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもボネヴィーのファインセーブに阻まれ
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

79分過ぎ、右CKがファーサイドに流れたボールを収めた
97ウォルタースが折り返したボールを
83ヌワネリが合わしましたが
ボネヴィーの正面でこれもゴールを奪えず。

88分過ぎ、右サイドをドリブルで持ち込んだ所から
85コジエ=デュベリーが送った折り返しを
43バトラー=オイェジェジが1トラップしてから
右脚を振り抜きましたが
残念ながら枠を捉える事は出来ず。

出だしは最悪でしたが
72スミスを右サイドに移してから持ち直し
シニア世代が中心のリヨンに対して
互角に渡り合えた事は
若い選手達にとって大きな自信に繋がる試合に
なったと思います。
試合はこのまま3−0で終わりましたが
ドバイ・スーパーカップは
特別ルールでこの後のPK戦が行われました。

結果は31ハインが5本中4本止めたアーセナルが
2−1でPK戦も制して
ボーナスポイント1も獲得し
ドバイ・スーパーカップ第1戦は完全勝利しました。


この試合はサブ組の選手を中心に構成されていましたが
総じて良かったと思います。

これまでも同じ様なメンバー構成で
カップ戦に挑む試合がありましたが
以前に比べてプレーのスピードやテンポが非常に良く
言うなればレギュラー組のスピードやテンポと
ほとんど遜色ないスピードやテンポでプレーが出来ており
同時にそのスピードやテンポでもミスをする場面は殆どなく
正確なプレーが出来ていた事で
以前の様な攻撃時の停滞感はなくなり
全体的に躍動感に満ちた試合がなったと思います。

その主な要因として考えられる所は
このキャンプの間にサブ組の選手達の
ポジショナルプレーに対する理解度が
深まった所だと思われます。

リヨンが作る守備のブロックに出来た穴に
素早くポジションを移しながらパスを繋ぐだけではなく
自ら動く事で相手のブロックに隙を作りだし、
その隙を逆に活用してパスを繋いでいくと言う
これまでのサブ組の選手構成では
あまり出来ていなかった部分が
この試合では非常にスムーズでかつ
スピーディーに出来ていたと思います。

それによりリヨンにボールを触らせる事なく
ボールを前に進める事が出来、
反対に守備時には速やかにボールホルダーに寄せて
すぐにボールを奪還する事も出来ていましたので
今回のトレーニングキャンプ中に
サブ組の布陣で行うポジショナルプレーのレベルが
数段上がった様に感じました。

その様な中でも23ロコンガの変化は
目を見張るものがあったと思います。

これまでの23ロコンガはポジショニングが悪く
人やボールに対する反応も悪い為に
試合の流れに対して後手に回る場面が多く
そして自ら状況を変える様なアクションも少ない為に
ゲームから消える試合も多かったと思います。

しかしこの試合では
試合を通して足を止める場面が殆どなく
遂に動き回るだけではなく
動きながらしっかりと最適なポジションを取る様になり、
この様な相手のブロックに出来た穴に入って
パスを引き出す動きは
非常に的確になっていたと思います。

同時に以前の様なパスを受けてから
次のプレーを考える様な場面もなくなり
常に次の展開を意識しながら
プレーしている様にも観えましたので
攻撃の流れを切ってしまう様な場面も
なくなっていたと思います。

その時々の状況において
どの位置にポジションを取るべきかと言う
ポジショニングの変化は
守備面でも発揮されており
パスをインターセプトする場面や
パスの受け手に対して
素早く寄せてボールを奪い返す場面が
何度もあったのも決して偶然ではなかったと思います。

同時に34ジャカの様に流れに合わせて
色々な場所に出没する様になった所も
大きく変わった所だと思います。

周囲の選手にボールを捌きながら
上がって行く場面では
以前ならばボールを捌いた後に
その場で止まってしまう事も多かったと思いますが
この試合ではそのまま止まらずに流れに乗って動き続け
状況によっては8分過ぎの場面の様に
ゴール前にも何度も顔を出していたと思います。

勿論、闇雲にポジションを移していては
チームのバランスが崩れてしまいますが
この試合ではこの様に最前線にまで上がる場面もあれば
反対に3ティアニーが上がった状態で
相手ボールになった時には
バックラインまで下がって
3ティアニーが空けたスペースを速やかに埋めたり、
25エルネニーやCBの2人が
パスの出し所を失っていた時には
速やかに25エルネニーの横にまで戻ってきて
パスの逃げ場を作ったりしており
特にその動きに何の澱みもなく
スムーズに出来ていた所も
これまでとは大きく変わった所だと思います。

一方で左のハーフスペースのレーンでは
相手の選手を自由にさせないと言う意識が非常に高く
このエリアに入ってきた相手選手に対しては
常にプレッシャーを掛けるだけではなく
前線の選手がボールをロストしてしまった後に
左のハーフスペースのレーンで
ボール持った相手選手に対して
誰もプレスを掛けずにフリーだった場合では
25エルネニーよりも後ろにいた23ロコンガが
全速力で寄せて行って対処する場面もありました。
この様に本来自分がカバーするべきエリアでは
相手選手に自由にさせないと言う
意識と責任感もしっかり持っていたと思いますので
この試合で広範囲動き回っていたのは
しっかりと計算された上で行なっていたと思われます。

この様に加入してから
アルテタ監督が構築しようとしている
チーム戦術への適応に苦しんでいた23ロコンガが
やっと適応し始めたと言え
もしかしたら後から振り返った時に
この試合を切っ掛けに覚醒したと言える
試合になったかもしれません。


今回のシーズン中に行われたW杯は
9ジェズスが怪我をしてしまった様に
怪我を負うリスクや
疲労の蓄積等のコンディション面の問題等
チームにとっては良くない事が多いと思いますが
その一方でこの中断期間中に行う
トレーニングキャンプで
チームの立て直しや強化を図れる
チャンスになるチームもあったと思います。

しかし主力選手を代表チームに
持っていかれてしまったアーセナルにとっては
直接的にチームの強化に繋がるトレーニングをする事は難しく
マイナス面ばかりになる可能性もありました。

とは言え、現在PL首位に立っている
アーセナルの最大の問題点は
レギュラー組の戦力的な問題ではなく
レギュラー組とサブ組の間にある
少なくない差だと思いますので
そう言う意味では
チームに残ったサブ組を中心としたメンバーで実施した
コロニーやドバイでのトレーニングキャンプで
普段レギュラー組がいる時には出来ない様な
サブ組のメンバーの底上げを図る
サブ組メンバーの為のトレーニングを
行う事が出来たのかもしれません。

仮にこの試合で受けた印象が確かならば
サブ組メンバーの底上げと言う目標は達成され
レギュラー組との間にある差は
少し埋まった様に感じます。

勿論、この試合ではリヨンの選手は
コンディション的に悪そうに観えましたので
この試合の結果を鵜呑みにしてはならないと思いますが
次のACミラン戦、
そしてレギュラー組も大分合流していると思われる
エミレーツでのユベントス戦でも
サブ組の選手たちが同様に躍動する事が出来れば
これから厳しいスケジュールで行われる
シーズン後半に向けて
大きな大きな戦力アップに繋がる事になると思われれます。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:4G6A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:6G2A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:5G2A 
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:0G0A EL:2G1A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A 
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G3A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A

 
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