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PL21:ARSENAL vs Manchester United [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Manchester United
2023年1月22日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal

 (17)Rashford
 (24)14Nketiah(←34Xhaka)
 (53)7Saka(←18Tomiyasu)
 (59)Martinez
 (90)14Nketiah


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(46)4White>>>18Tomiyasu
(82)11Martinelli>>>19Trossard
(90+2)8Ødegaard>>>16Holding


Substitutes
 30Turner
 3Tierney
 72M. Smith
 23Lokonga
 21Vieira
 10Smith Rowe
 27Marquinhos


Arsenal 1.jpg今シーズンPLで唯一負けていたユナイテッドを
見事返り討ちにしました。

先発は4節連続同じ布陣が組まれ、
新加入の19トロサールも
ベンチに入りました。

試合はここ最近の試合と同様に
出だしからフルスロットルで襲いかかった
アーセナルのペースで始まり
早々にチャンスを迎えました。

1分過ぎ、5トーマス〜7サカ〜5トーマス〜
8ウーデゴール〜35ジンチェンコ〜11マルティネッリへと
右サイドから左サイドへ展開して行き
その11マルティネッリからのマイナス方向の折り返しを
8ウーデゴールがダイレクトで合わせました。

残念ながら8ウーデゴールのシュートはヒットせず
ブロックされてしまいましたが
開始早々にユナイテッドのプレスを上回る
展開力を観せてくれました。

1分過ぎ、左サイドからのショートコーナーからの流れで
35ジンチェンコからのパスを受けて
裏に抜け出した34ジャカからの折り返しを
ニアに入ってきて5トーマスがダイレクトで合わせましたが
そのシュートも僅かに枠を捉えられず。

ウーデゴールからボールを引き取った
35ジンチェンコがマークに来たエリクセンが
寄せきれていない隙をついて
左脚のアウトサイドで出した
34ジャカへのパスは見事だったと思います。

出だしは良かったと思いますが
この試合のアーセナルは
必要以上にナーバスになっていたのか?
通常の試合に比べてパスが微妙にズレる場面や
タイミングが合わない場面が多く
その様な状況の中でミスパスから失点してしまいました。

17分、7サカからのパスを受けた5トーマスが
ライン側を駆け上がる4ホワイトに向けて
ダイレクトで出したパスが
ラッシュフォードにカットされてしまい
そこからブルーノ・フェルナンデスからのパスを受けた
ラッシュフォードに5トーマスを抜き去った所から
右脚を振り抜かれて失点。

少しアウトサイドにかかったそのシュートは
ポストの外側から回り込んでくる様に
ゴール右隅を捉えられてしまいましたので
残念ながら1ラムズデールは
ノーチャンスだったと思います。

一方でボールを引き取った5トーマスが
ダイレクトでスペースにパスを送ると言う形は
アーセナルの定番の仕掛けですが
そのパスを真正面にいたラッシュフォードに
当ててしまったと言うのは
周囲の状況を全く把握出来ていないと言うミスであり
そのミスパスを挽回しようとしてしまったのか
ドリブルで切り込んできたラッシュフォードに対して
アタッキングエリアへの侵入を防ぐだけで良い場面で
ボールを取りに勝負してしまった為に
あっさりと抜き去られてしまった対応も
大きな判断ミスだったと思います。

しかし失点した後もボールを支配していたのはアーセナルでした。

20分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを
右サイドに向かって流れてきた34ジャカを経由して
7サカに展開され
その7サカがペナルティ内に入った所から
ラストパスが送られました。
そのパスを後ろ向きで受けた34ジャカは
14エンケティアに繋ぎ、
その14エンケティアはダイレクトで右脚を振り抜きましたが
残念ながらヴァランにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでした。

21分過ぎ、そこで得た右CKでは
グラウンダーのパスを下がった位置の11マルティネッリへ送る
サインプレーを行いましたが
その11マルティネッリのダイレクトシュートも
残念ながら枠を捉える事は出来ず。

確実にユナイテッドゴールに迫る中で
遂に同点ゴールが生まれました。

24分、左サイドのショートコーナーの流れから
35ジンチェンコの縦パスを受けた8ウーデゴールが
左サイドに開いていた34ジャカに展開し
その34ジャカからのクロスを
ファーサイドから走り込んできた14エンケティアが
ヘッドで合わせてゴール!!

34ジャカの正確なクロスは勿論でしたがが
ショートコーナーからの流れだった事もありますが
ユナイテッドの守備陣のマークのズレを生じさせた
34ジャカ、11マルティネッリ、8ウーデゴールの3人の
連動的にポジションを移す動きと
35ジンチェンコからの鋭い楔のパスのやり取りも
素晴らしかったと思います。

そしてファーサイドをカバーしていた
ワン・ビッサカの背後の死角から
完璧なタイミングで前に出て
ヘッドを叩き込んだ14エンケティアの動きも
完璧だったと思います。

これで振り出しに戻したアーセナルの勢いは
止まりませんでしたが
ユナイテッドにゴールに迫られる場面もありました。

27分過ぎ、8ウーデゴールが
マルティネスに潰された所から送られた
ベフホルストへの縦パスをアントニーに展開され
そのアントニーか切り込んできた所から送られたラストパスを
マクトミネイに右脚を振る抜かれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
防ぐ事が出来ましたが
オールド・トラッフォードでの試合の時と同様に
一つのプレーからゴールに繋げられそうになった
危ない場面でした。

その後もアーセナルの攻勢は続き
ユナイテッドゴールに迫る場面を作る事は出来ていましたが
決定機には至らず
前半はこのまま1−1で終了しました。

後半頭からは非常に悪かった4ホワイトに代えて
アルテタ監督は18冨安を投入してきました。

先程も書きましたが
前半のアーセナルはイージーなパスミスや連携ミスが多く
必要以上にナーバスになっていた様に感じる場面があり
特に顕著だったのが失点の切っ掛けを作ってしまった
5トーマスであり、
前半で退いた4ホワイトでした。

特に4ホワイトは集中出来ていないのか?
反対に気負い過ぎて空回りをしているのか?
それともコンディションが良くないのか?
ここ最近の試合では最も良くなかった印象で
記事にも取り上げられていましたが
この場面の対応がその象徴だったと思います。

38分過ぎ、右サイドをボールを持ち上がってきた4ホワイトは
中に走り出した7サカの動きに合わせてパスを送りましたが
そのパスはその間にいたエリクセンにカットされてしまいました。

厳密に言えばエリクセンにパスを出したかの様なミスパスであり
エリクセンの事が見えていなかった様に感じる程でした。

そしてそのエリクセンからのパスを受けたアントニーに対して
不用意に近づき過ぎた為に
あっさりとかわされてしまい、
そのアントニーからルーク・ショー〜
ブルーノ・フェルナンデス〜アントニーと繋げられ
そのアントニーからのリターンを受けて
ライン側の突破を図ってきた
ブルーノ・フェルナンデスに対しても何も出来ずに
簡単にかわされて突破を許してしまいました。

幸い失点には繋がりませんでしたが
オールド・トラッフォードでは
ショートカウンターからの失点で敗れていただけに
どの様な理由にせよこの様なイージーなミスや対応は
看過出来なかったのだと思います。

後半に入るとその様なナーバスな雰囲気は消え
前半良くなかった5トーマスも
この場面の様に持ち直したと思います。

47分過ぎ、11マルティネッリのバックパスを
ベフホルストにカットされ
そこからのパスを受けたアントニーに
左サイドを突破されてしまいましたが
全速力でプレスバックしてきた5トーマスが
アントニーを追い付いてボールを奪い返して見せました。

まさに『颯』の様にと表現するのに相応しい
とてつもないスピードでのプレスバックでしたが
このようなプレーが出来ると言う事は
通常の高い集中力に戻ったと言えると思います。

まぁ、普段の100%から
更にギアを上げた様なスプリントでしたので
『ハムストリングは保つのか?」
と心配してしまいました、、、。

51分過ぎ、14エンケティアに楔のパスを入れ
そのリターンを受けながら
右から左に侵入してきた8ウーデゴールから
34ジャカにスルーパスが送られました。
そのパスはマルティネスの
スラディングタックルでカットされてしまい
34ジャカはシュートを撃つ事は出来ませんでしたが
左足のインサイド側でボールを持っていた状態から
柔らかい足首を活かしてアウトサイドで出した
8ウーデゴールのスルーパスは
非常に美しいパスだったと思います。

この後7サカのスーパーゴールで逆転に成功しました。

53分、18冨安からのパスを受けた7サカが
カットインした所から豪快に左脚を振り抜きました。
ペナルティの外側から対角線に向けて放たれた
そのシュートはゴール左下に突き刺さりゴール!!!!

前半のラッシュフォードのシュートと同様に
GKにとってはノーチャンスの
完璧なシュートだったと思います。

逆転された事で今度はユナイテッドが
攻勢を強めてきました。

54分過ぎ、ルーク・ショーからのパスを受けた
ラッシュフォードの仕掛けに対して
応対した18冨安はバランスを崩して膝をついてしまい
すぐに戻ってもう一度押さえに行きましたが
そこでもかわされてペナルティ内から
シュートを撃たれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
ゴールは死守されましたが
この場面でも分かります様に
昨シーズンの良い時期に比べて
怪我から復帰後の18冨安は
まだベストな状態には戻っていない印象です。

怪我後の影響なのか?
それとも怪我を繰り返している為に
意識的無意識的にブレーキがかかってしまうのか?
際どい局面に於いて120%の力で相手を制圧してきた様な
瞬間的な鋭い動きが未だに鈍いままの様に観えます。

そして再びミスから失点してしまいました。

59分、エリクセンが蹴った右サイドからのCKを
前に出た1ラムズデールがキャッチしようとしましたが
18冨安と交錯してハンブルしてしまい
そのこぼれ球をマルティネスにヘッドで押し込まれてしまい失点。
18冨安と1ラムズデールとの
コミュニケーションミスなのかもしれませんが
一方でユナイテッドの選手が周りにいなかったので
1ラムズデールがキャッチしたくなった気持ちは分かりますが
ここはセーフティーにパンチングして欲しかったと思います。

同点に追いたユナイテッドが少しの間勢いづき、
反対にアーセナルは少し浮き足立ちましたが
今シーズンのアーセナルはそれ位の状況に動じる事はなく
徐々に落ち着きを取り戻したアーセナルは
再びユナイテッドゴールに迫って行きました。

7サカからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた35ジンチェンコから
11マルティネッリに繋げた62分過ぎの場面、
その11マルティネッリから折り返しに対して
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
その動きにいち早く気が付いていた
エリクセンにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

右サイドからペナルティ内に
ボールを持ち込んできた7サカから
ニアに入ってきた14エンケティアの動きに合わせて
ラストパスが送られた63分過ぎの場面、
そのパスを14エンケティアがダイレクトで合わせましたが
ヴァランにブロックされてしまい
ここでもゴールを奪う事は出来ず。

6ガブリエウの縦パスを受けた35ジンチェンンコが
ダイレクトで前にボールを流し
そのボールを受けた34ジャカから
鋭い折り返しが送られた65分過ぎの場面、
その折り返しは14エンケティアには合いませんでしたが
そのこぼれ球を受けた8ウーデゴールが
左脚を振り抜きましたが
このシュートもエリクセンにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

34ジャカからのパスを受けた7サカが
カットインした所から左脚を振り抜いた
69分過ぎの場面、
ポストを叩いたそのシュートは
エリクセンが僅かに触っていなければ
ゴールネットを揺らしていたと思われる
非常に際どいシュートだったと思います。

7サカからのクロスを
ファーサイドで受けた11マルティネッリが
カットインした所から右脚を振り抜いた
77分過ぎの場面、
このシュートはマルティネスの頭で
クリアーされてしまいましたが
クリアーされていなければ
かなり際どいシュートだったと思います。

右サイドでボールを持っていた7サカから
大外から追い抜いてきた8ウーデゴールに繋げられ
深い位置にまで侵入した80分過ぎの場面、
そかから送られたラストパスが
ファーサイドの34ジャカに通る前に
ブルーノ・フェルナンデスにクリアーされてしまい
シュートは撃てませんでしたが
7サカからのパスで8ウーデゴールが
深い位置にまで侵入した連携は
迫力がありました。

ユナイテッドゴールに確実に迫っていましたが
どうしてもゴールをこじ開ける事が出来ない状況に対して
アルテタ監督は11マルティネッリに代えて
新加入の19トロサールを投入してきました。

そも後もユナイテッドゴールに迫る続けました。

8ウーデゴールが入れた
右サイドからのFKのこぼれ球に対して
14エンケティアが左脚を振り抜いた83分過ぎの場面、
この至近距離からのシュートも
デ・ヘアのファインセーブで防がれゴールを奪う事が出来ず。

そして試合終了間際についに勝ち越しゴールが生まれました。

90分、5トーマスからのパスをハーフスペースで受けた
19トロサールがドリブルを仕掛けて
ヴァラン、ワン・ビッサカ、マクトミネイを引き付けた所から
ワイドな位置に上がってきていた
35ジンチェンコに繋ぎ
その35ジンチェンコからの折り返しを受けた
8ウーデゴールが流したボールを
14エンケティアが押し込みゴール!!

無理な体勢でしたがしっかりと押し込んだこのゴールは
チーム全体のみならずエミレーツ全体の
気持ちがこもった様なゴールだったと思います。

試合はこのまま3−2で勝利!!

これで19試合消化した時点で
勝ち点を50点にまで伸ばしました。

無敗優勝した2003/04シーズンのチームでも
19試合消化した時点での勝ち点は45だった様に
19試合消化して勝ち点50を挙げた事は
快挙と言えると思います。

しかしこの様な記録的な事だけに留まらず
この試合の勝利は非常に重要だったと思います。

この試合が始まる前に2位のシティがウルヴスに勝利した事で
消化試合が1試合多いとは言え
アーセナルとの勝ち点差は2にまで迫っていました。

勝ち点差が2となれば暫定と言え
一つの勝敗で順位が入れ替わる勝ち点差ですので
その様な状況になれば
今まで以上のプレッシャーに曝される事になり、
暫定とは言え一度シティに首位に立たれてしまったら
その後は勢い付いて
そのまま突っ走られる可能性もあったと思いますので
この試合での勝利は必須でした。

同時に先日のマンチェスターダービーでは
シティはユナイテッドに敗れていましたので
そのシティに勝利したユナイテッドに勝利する事が出来れば
メンタル的にシティよりも優位に立つ事が出来ますので
そういう意味でも勝利が必須の試合だったと思います。

そして最近絶好調だったユナイテッドに対しても
アーセナルがこの試合で敗れてしまったら
消化試合が1試合多いとは言え勝ち点差が5に縮まり
今後上位争いに加わる可能性が
出てきていたかもしれませんでしたが
その可能性を挫く意味でも
この試合での勝利は大きな意味があったと思います。

その様に重要な試合だっただけに
今まで以上にナーバスになっていたのも
仕方がなかったかもしれませんが
その様な状況を物ともせずに反対に集中力を高め、
いつも以上の存在感を示したのが
34ジャカであり35ジンチェンコだったと思います。

34ジャカは中盤の底から最前線にまで
何度となくアップダウンを繰り返していたのは勿論ですが
全力でスプリントする場面も何度もあり
そして左サイドに限らず
流れの中で右サイドにまで顔を出すなど
非常に広い範囲で攻守において
存在感を示していたと思います。

そして更に広い範囲に顔を出していたのが
35ジンチェンコだったと思います。

偽左SBの35ジンチェンコは
左SBでありながら時にはアンカーになり
時には左インサイドハーフにもなりますが
この試合では流れの中で5トーマスの右側の位置で
バックラインからボールを引き出し、
そこからボールを捌く場面もあれば
そのまま前に上がって行き
8ウーデゴールがプレーするエリアで
ボールを絡み出す場面もありました。
そうかと思えば次の場面では
いつの間にかに左サイドのワイドな高い位置で
サイドチェンジのパスを受けている事もあり
この2人のポジションに囚われないプレーは
ユナイテッドを混乱に陥れていたと思います。

そしてこの重要な試合を勝利に導く2つのゴールを挙げた
14エンケティアも非常に大きな自信に繋がったと思います。

今シーズンのアーセナルの攻撃陣を
1ランク上のユニットに変え
ここまで攻撃陣を引っ張っていた9ジェズスが
W杯中の怪我で離脱した事で
ニューカッスル、スパーズ、ユナイテッドと続いた
上位対決のこの3連戦は正念場と観られていました。

その3連戦を2勝1分けで乗り切る事が出来たのは
勿論、チームとしての成長もありますが
その絶対的なエースである9ジェズスの穴を感じさせずに
しっかりと穴を埋めていた
14エンケティアの成長があったからであり、
しかも多くの否定的な意見に対して
チームを勝利に導くゴールという形で応えた事で
14エンケティアを疑う意見を完全に黙らした事も
シーズン後半に向けて大きな意味があると思います。

そして新加入の19トロサールも少ない時間ながら
存在感を示したと思います。

合流してまだ間もないにも関わらず
他の選手としかりと息を合わせ、
同時に相手DFが嫌がる様なプレーは何なのか?
しっかりと意識したプレーが随所にあったと思います。

小柄でフィジカル的なハンデがあるにも関わらず
遠回りをしながらもここまでのし上がってこれたのは
技術的な部分だけではなく
この様なクレバーな所が
大きな理由なのかもしれません。

ファーストインプレッションとしては
テンポが速く連動的で流動的な動きをする
アーセナルのスタイルに
19トロサールは十分に対応可能な様に感じます。

これで11マルティネッリや7サカへの負担が減ると共に
行き詰まった状況の時には
この試合の様にゲームチェンジャーとしても
十分期待出来そうです。

次はFA杯シティ戦です。

従来ならばレギュラー組を休ませる為に
サブ組中心の布陣で挑む事もありますが
今回はどの様な布陣で挑むのか注目されます。

実際、W杯後6ガブリエウ、7サカ、
11マルティネッリ、14エンケティアの4人は
休みなく先発から起用され続けていますので
どこかのタイミングで休みが与えられると思いますが、
その一方で連戦が続いているとは言え、
ほぼ週に1試合のペースで進んでいますので
そこまでコンディション管理する必要がないとも言えますので
フルメンバーに近い布陣で挑む可能性も残されていると思います。

最終的にはアルテタ監督がFA杯のタイトルを
どこまで重要視しているかで決まるのかもしれません。
最優先されるのは勿論PLのタイトルだと思いますが
FA杯も同じ意気込みで取りに行こうと考えているのならば
フルメンバーに近い布陣で挑むと思われますし、
FA杯を勝ち進むにつれて
シーズン終盤のスケジュールは確実に厳しくなりますので
今シーズンはPLのタイトルを優先する為に
無理しないと判断したのならば
サブ組のメンバーを多く使うと思います。

よってレギュラー組と大きな差がない
30ターナー、18冨安、3ティアニー等は
起用される可能性が高いと思いますが
16ホールディングや21ヴィエイラ等も起用されるのならば
アルテタ監督はPLのタイトルに重きを置いていると
判断出来るかもしれません。

とは言え、流石に15キヴィオルは無理かもしれませんが
ユナイテッド戦を見る限り
新加入の19トロサールは先発から起用されても
おかしくない状況だと思いますので
ここまで負担が多かった
前線の3人の内の誰かを休ませる事は
十分にあると思います。

他の見方をするならば
今シーズンは試合延期の関係で
まだシティとは対戦していませんので
このFA杯シティ戦は
現在の両チームの優劣を計る
重要な試合になるかもしれません。

よってこの試合に勝利すればシーズン後半に向けて
更なる自信に繋がるかもしれませんが
その一方でこれから行われるPLでの対戦に於いて
余計な優劣のイメージを植え付けない為にも
敢えてサブ組中心で挑むのも
一つの戦術だと思います。

最終的にアルテタ監督がどの様な判断を下すのか
非常に注目される試合だと思いますが
個人的にはフルメンバーで
真っ向勝負する試合を観たいと思っています。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:7G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:4G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G5A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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