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PL18:Brighton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Brighton 2−4 ARSENAL
2022年12月31日(土)Premier League, Amex Stadium

Goal

 (1)7Saka
 (38)8Ødegaard
 (47)14Nketiah
 (65)Mitoma
 (71)11Martinelli(←8Ødegaard)
 (77)Ferguson


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(58)4White>>>18Tomiyasu
(58)35Zinchenko>>>3Tierney
(74)5T. Partey>>>25Elneny
(86)8Ødegaard>>>16Holding


Substitutes
 30Turner
 17Cedric
 23Lokonga
 21Vieira
 27Marquinhos 


Arsenal 1.jpg前線の4人がゴールを奪って
2022年最終戦も勝利を挙げました。

先発は左SBを3ティアニーから
怪我から復帰した35ジンチェンコに変更した以外は
前節のウエストハム戦と
同じメンバーが組まれました。

試合は開始早々にゴールが生まれました。

1分、右サイドからゴールに向かって
ドリブルで切り込んできた8ウーデゴールから出された
34ジャカへのパスをカットした
ランプティがドリブルで持ち上がってきた所を
5トーマスがカットしたボールを
35ジンチェンコがダイレクトで11マルティネッリに繋ぎ
その11マルティネッリが放ったシュートが
ダンクにブロックされて逸れたボールを
7サカが冷静に決めてゴール!!

5トーマスがボールを奪還した所からの
見事なショートカウンターだったと思いますが
8ウーデゴールがドリブルで切り込んで行った時点で
既にブライトン守備陣は混乱に陥っていたと思います。

その後もブライトンゴールに迫りました。

3分過ぎ、右サイドに開いていた
14エンケティアからパスを受けた
11マルティネッリが送ったパスを
ダンクとマーチの間で受けた35ジンチェンコが
鋭く反転してで抜け出し至近距離から
左脚でシュートを放ちました。

そのシュートはサンチェスにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
左SBである35ジンチェンコが
左サイドに開いていた14エンケティアに変わって
ゴール前のCFの位置に侵入している所が
35ジンチェンコが起用された時に
チームにもたらす意外性と
プラスアルファだと思います。

6分過ぎ、11マルティネッリからの折り返しを
34ジャカが落としたボールを受けた14エンケティアが
反転して右脚を振り抜きましたが枠を捉えられず。

19分過ぎ、11マルティネッリのパスを
ペナルティ内で受けた8ウーデゴールが
前を塞いでいたランプティとダンクを
トリッキーなパスで股を抜いて
11マルティネッリに繋ぎました。
そのパスを受けて裏に抜け出た11マルティネッリは
前に出てきたサンチェスをかわす様に
ゴール前に入ってきた14エンケティアに折り返しましたが
残念ながらコルウィルにクリアーされてしまい
シュートを撃つ事は出来ず。

一方でブライトンに
ゴールを迫られてしまう場面もありました。

15分過ぎ、ランプティからの折り返しを
ララーナが落としたボールをトロサールに
左脚を振り抜かれてしまいました。

そのシュートは1ラムズデールがセーブして
ゴールは死守しましたが
35ジンチェンコの裏を突破され
DFラインの前のエリアに
大きなスペースを与えてしまった
非常に危うい場面だったと思います。

24分過ぎ、12サリバのクリアーボールを収めた
グロスからのパスを受けたトロサールに
右脚を振り抜かれてしまいました。
そのシュートも1ラムズデールがしっかりとセーブして
ゴールは死守しましたが
この場面もDFラインの前のエリアに
緩いスペースが出来てしまっていたと思います。

しかし次にゴールを奪ったのはアーセナルでした。

38分、7サカが蹴った左CKのクリアーボールを
8ウーデゴールが左脚でダイレクトで叩き込みゴール!!

徐々にブライトンペースになっていただけに
非常に大きなゴールだったと思います。

そして後半に入ってすぐに
更に追加点を奪いました。

47分、5トーマスからのパスを受けた11マルティネッリが
そのままペナルティ内に切り込んだ所から
左脚を振り抜きました。
そのシュートに対して
サンチェスがセーブしたこぼれ球を
ゴール前に詰めていた14エンケティアが
押し込みゴール!!

ウエストハム戦の美しいゴールとは異なり
泥臭いゴールでしたが
9ジェズスの穴を埋める働きとしては十分な
2試合連続のゴールでした。

その後もチャンスがありました。

56分過ぎ、8ウーデゴールが蹴った左サイドのFKを
6ガブリウがダイレクトボレーで合わせましたが
そのシュートはサンチェスのファインセーブで防がれ
そのこぼれ球を12サリバが豪快に右脚を振り抜きましたが
残念ながらそのシュートも枠を捉える事が出来ず。

一方で攻勢を強めてきたブライトンに
ゴールに迫られる場面も増えていきました。

51分過ぎ、ララーナのスルーパスで
DFラインの裏に飛び出したグロッソに
至近距離からシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは前に出た1ラムズデールが
しっかりとブロックし、
そもそもグロッソの位置もオフサイドでしたが
完全に崩されてしまった場面でした。

そしてブライトンが三苫にボールを集め
三苫の個人技を使って仕掛けてくる様になってからは
更に押し込まれる様になってしまい
遂にゴールを奪われてしまいました。

65分、ギルモアからのパスを受けた
グロスがタメを作った所から出されたパスを
三苫に右脚で流し込む様に決められてしまい失点。

ギルモアからグロスにパスが入った時に
元々三苫に付いていた18冨安は
グロスがフリーでパスを受けていた為に
三苫から離れてグロスに向かわざる得なくなった時点で
このゴールは決まっていたかもしれません。

51分過ぎの場面でもそうでしたが
ブライトンの選手の動きにより
ギャップを上手く作られてしまい
そのギャップを上手く突かれて崩される場面が
この後も何度もあったと思います。

67分過ぎの場面、ダンクから送られた
DFライン裏へのパスに対して
グロスが飛び出しました。
幸い僅かに届かずに救われましたが
この場面でもファーガソンが下がる動きに合わせて
一瞬前に動こうとした12サリバの裏に入られてしまいました。

勢いは完全にブライトンに移っていただけに
次の11マルティネッリのゴールは
非常に大きなゴールになりました。

71分、34ジャカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ダイレクトで左サイドのスペースに出したロングパスで
抜け出した11マルティネッリが
そのままドリブルで持ち込み
サンチェスの股を抜いてゴール!!

8ウーデゴールがダイレクトで送った
ロングパスは11マルティネッリのスピードと
追走していたランプティとの位置関係が
完璧に計算されていた
極上のパスだったと思います。

しかし終盤もブライトンの勢いは緩まず
ミスから失点してしまいました。

77分、ダンクからのロングフィードに対して
12サリバがもたついている間に
ファーガソンに奪われてしまい
そのまま押し込まれて失点。

ボールをコントロールしようとせずに
シンプルにクリアーしようとしていれば
この失点は防げていたかもしれない場面だったので
12サリバの対応ミスと言わざる得ないと思います。

終盤もブライトンの勢いを抑えられなかった為に
8ウーデゴールを下げて16ホールディングを投入し
3バックに変更して逃げ切りを計ろうとしましたが
再び三苫にゴールネットを揺らされてしまいました。

88分過ぎ、スローインを受けた
ファーガソンがトラップしたボールが
三苫へのパスと言う形となり
そのボールを受けた三苫がペナルティ内に切り込んだ所から
右脚を振り抜かれてしまい
ゴール左隅に決められてしまいましたが
ファーガソンがトラップした時の
三苫の位置がオフサイドポジションだった為に
VARの結果、戻りオフサイドの判定で
ゴールを取り消され救われました。

この後も最後までブライトンペースが続きましたが
そのまま逃げ切り2−4で勝利!!

上位陣が軒並み勝ち点を落としている中での
勝ち点3は後々大きな意味をもたらすと思われます。

攻撃陣は好調を維持しており
当初の心配は少し薄らいだと思いますが
一方でW杯の中断期間の試合でもそうでしたが
時々DFラインから中盤の底のエリアに
スペースが出来てしまう場面が散見され
このブライトン戦でも
相手の動きにギャップを作られてしまい
そこを上手く突かれてしまいましたので
この辺りは修正しなければならないと思います。

次は3位のニューカッスル戦です。

ここまで絶好調のチームですので
危険な試合になると思いますが
このまま首位を固める為には
ホームでの取りこぼしは許されませんので
一戦必勝の気持ちで
しっかりと勝利を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


追伸、新年明けましておめでとうございます。

悲願のPL制覇を目指して
今年もアーセナルを応援していきたいと思いますので
お付き合いしていただければ幸いです。


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G6A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:7G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A 
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A 
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A

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