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PL33:Southampton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Southampton 1−0 ARSENAL
2022年4月16日(日)Premier League, St Mary's Stadium

Goal
 (44)Bednarek


32Ramsdale

17Cedric  4White  6Gabriel  20Tavares

23Lokonga   34Xhaka

35Martinelli    8Ødegaard    7Saka 

30Nketiah


(60)17Cedric>>>10Smith Rowe
(70)20Tavares>>>19Pépé


Substitutes
 1Leno
 16Holding
 61Ogungbo
 69Swanson
 25Elneny
 38Azeez
 82Hutchinson


Arsenal 1.jpg

誤って最初の記事を消してしまった為に
書き直した記事をアップします。


3連敗です。

来シーズンのCL出場権を獲得する上で
非常に痛い連敗です。

先発は前節のブライトン戦で
34ジャカを起用した左SBには
20タヴァレスが起用され、
その34ジャカは23ロコンガと
ダブルボランチを組みました。
そして2列目の右に35マルティネッリ、
左に7サカと言う
通常とは逆の配置が試され
トップ下に8ウーデゴール、
そして新型コロナ陽性で欠場した
9ラカゼットに代わって
1トップに30エンケティアが入った
4−2−3−1が組まれました。

試合は圧倒的にボールを持って
攻めるアーセナルに対して
引いてゴール前を固めるサウサンプトンと言う
図式で試合は進みましたが
前節同様に中々ペースが上がらずに
5−4のブロックを築いてスペースを消して守る
サウサンプトンの守備網を崩す事に苦労してしまい
前半の間にサウサンプトンゴールに迫ったのは
数える程しかなかったと思います。

8分過ぎ、左サイドでボールを奪い返した20タヴァレスが
8ウーデゴールに繋ぎ
その8ウーデゴールからのパスを
右サイドで受けた35マルティネッリが
カットインした所から左脚を振り抜きましたが
フォスターのファインセーブに阻まれ
ゴールを奪う事は出来ず。

16分過ぎ、リアンコに出したバレリーのパスを
鋭い出足でカットした30エンケティアが
35マルティネッリに繋ぎ
そこからの折り返しを7サカが合わせましたが
フォスターのスーパーセーブに阻まれ
ゴールを奪う事が出来ず。

一方で前半終了間際に
ゴールを奪われてしまいました。

44分、ウォード・プラウズが蹴った右サイドからのCKを
4ホワイトがクリアーしたボールを
ペローがダイレクトで背中越しに前方に蹴り返したボールで
エルユノシに抜け出されてしまい
深い位置からの折り返しを
ベドナレクに合わされてしまい失点。

偶発的な形からの失点でしたが
中々打開策が見付からない停滞感が漂う中で
前半の終了間際という
非常に嫌な時間帯に失点してしまったのは
大きな痛手だったと思います。

前半途中から逆サイドに配置していた
7サカと35マルティネッリの位置を
通常の右に7サカ、左に35マルティネッリに戻し
中盤の構成もアンカーに23ロコンガを残し
8ウーデゴールと34ジャカが
インサイドハーフに並ぶ4−3−3に変更して
後半は攻勢を強めていきました。

しかし17セドリックのクロスを
ペナルティ内で30エンケティアがヒールで流した
56分過ぎの場面位しかゴールに迫る場面はなく
アルテタ監督は早々に17セドリックに代えて
10スミス・ロウを投入してきました。

これでバックラインは
4ホワイト&6ガブリエウ&34ジャカの
3バックに変更され
右WBに7サカ、左WBに20タヴァレス、
アンカーに23ロコンガを残し
8ウーデゴールと10スミス・ロウが
インサイドハーフに並び
30エンケティアと35マルティネッリが
2トップを組む3−5−2に変更してきました。

60分過ぎ、20タヴァレスのクロスに対して
35マルティネッリがゴール前に飛び込んできました。
残念ながら35マルティネッリのヘッドは
僅かに合いませんでしたが
ゴール前のターゲットを増やした
2トップにした効果が出たと思います。

60分過ぎ、8ウーデゴールのクロスに対して
ゴール前に入ってきた20タヴァレスが
ヘッドで競り合ったこぼれ球を
10スミス・ロウが右脚を振り抜きましたが
このシュートは35マルティネッリに当たってしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

63分過ぎ、8ウーデゴールのパスを受けた7サカが
カットインした所から豪快に左脚を振り抜きました。
このシュートは枠を捉えられませんでしたが
確実にゴールに迫れる様にはなったと思います。

更にアルテタ監督は20タヴァレスに代えて
19ペペを投入して
35マルティネッリを左WBに移し
2トップの一角に19ペペを配置する
超攻撃的な布陣にして
サウサンプトンゴールに迫りました。

70分過ぎ、34ジャカが入れたアーリークロスを
19ペペがジャンピングボレーで合わせましたが
僅かに枠の外でゴールを奪えず。

72分過ぎ、7サカが送ったクロスのこぼれ球に対して
ゴール前に走り込んできた10スミス・ロウが
左脚を振り抜きましたが
これもフォスターのスーパーセーブで防がれ
ゴールを奪う事は出来ず。

80分過ぎ、8ウーデゴールのスルーパスで抜け出した7サカが
角度のない所から豪快に右脚を振り抜きましたが
これもフォスターに阻まれゴールを奪う事は出来ず。

84分過ぎ、ウォード・プラウズのクリアーボールを
ブロックした34ジャカが
左脚でコントロールショットを放ちましたが
これもフォスターのファインセーブでゴールを奪う事は出来ず。

その後もゴールを目指しましたが
最後までゴールを奪う事は出来ず
0−1で敗戦。

フォスターが当たっていたとは言え
5−4のブロックを築いてスペースを消していた
サウサンプトンを最後まで攻略出来ませんでした。

結局、ボールを動かす事でそのブロックを動かし
それにより出来た隙を的確に突いて
サウサンプトンの守備網を切り込む様な仕掛けが
出来ていなかったと思います。

それは相手のブロックを効果的に動かす様な
ボールの動かし方が出来ていないのか?
単純にプレースピードが遅くて
ブロックに隙が生まれないのか?
隙ができてもそれを的確に突くだけの
プレー精度が足りないのか?
様々な原因があると思いますが
特に前半はこれら全てが足りなかったと思います。

前節のブライトン戦では良くなかった23ロコンガは
この試合ではサウサンプトンが引いて守っていた事もあり
良くボールに触る事が出来ていましたので
それ程大きな問題にはなっていなかったと思いますが
チームをテンポアップするという意味では
十分に機能したとは言えず
その中で特に気になったのは
ボールの受けた時の振る舞い方です。

些細な事ですが、
仮に右サイドからパスを受けた時に
23ロコンガは反時計回りにターンして
すぐに前を向く事をせずに
時計回りにターンする場面が多い所が
気になりました。

例えばパスを受けた時に
前方にパスコースがあった場合に
反時計回りにすぐに前を向ければ
間髪入れずに縦パスを入れる事で
チームをテンポアップする事が出来るかもしれませんが
その様な場面で時計回りでターンしてしまうと
前を向いている間に前方のパスコースは閉じてしまい
縦パスを送るチャンスを逸する可能性もあると思います。

勿論、相手のマーカーとボールの間に
体を置くという事自体は
ボールをロストしないリスク管理上大切だと思いますが
その数秒も満たない僅かな差でも
局面を大きく変わるプレーになる場合もあると思いますので
もっと前を向く事を意識しても良い様に感じます。

今後このポジションでプレーするならば
その様な僅かな違いをもっと意識して
プレーして欲しいと思います。

そしてフォスターのファインセーブを
褒めるべきかもしれませんが
最終的に何度かあった決定機を
決め切る事が出来なかったのは
非常に心配です。

決定力不足の一言で済む問題なのか?
あと少しスピードをシュートに乗せる事が出来れば、
あと少しコースを狙えていればと言う
シュートと言う技術的な問題なのかは分かりませんが
どちらにせよチャンスをゴールに結び付ける事が出来ない
現状は非常に心配です。

これで3連敗です。
幸いにも今節はスパーズも敗れた事で
首の皮一枚繋がっていますが
来シーズンのCL出場権を獲得する上で
大きく後退する連敗と言うのは言うまでもありません。

ここからチェルシー戦、ユナイテッド戦、ウエストハム戦と
難しい試合が続きます。

ここからはある程度
相手にボールを持たれる時間も増えると思いますが
反対にアーセナルが使えるスペースも生まれてくると思いますので
連敗中の様にたまたま崩し切れなかっただけなのか
それともゴールを奪うだけの力がまだ足りないのか
本当の意味で真価が問われると思います。

とにかくシーズン終わるまで負けた時点で
来シーズンのCL出場権を失う位の
強い意志で挑んで欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!










C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:1G3A CC:0G0A
5トーマス      PL:2G1A CC:0G0A
6ガブリエウ     PL:3G0A CC:0G0A
7サカ        PL:9G5A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:6G3A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:4G7A CC:2G1A 
10スミス・ロウ    PL:9G2A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:4G1A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
17セドリック     PL:0G0A CC:0G2A
18冨安        PL:0G1A CC:0G0A
19ペペ        PL:1G1A CC:2G4A
20タヴァレス     PL:0G1A CC:0G1A
21チェンバース    PL:0G0A CC:1G0A
25エルネニー     PL:0G1A CC:0G0A
30エンケティア    PL:0G1A CC:5G0A
34ジャカ       PL:0G2A CC:0G0A
35マルティネッリ   PL:5G3A CC:0G0A
87パティーノ     PL:0G0A CC:1G0A


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