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PL12:Liverpool vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Liverpool 4−0 ARSENAL
2021年11月20日(土)Premier League, Anfield

Goal
 (39)Mane
 (52)Jota
 (73)Salah
 (77)Minamino


32Ramsdale

18Tomiyasu  4White  6Gabriel  20Tavares

5T. Partey  23Lokonga

  7Saka     9Lacazette   10Smith Rowe

14Aubameyang


(53)23Lokonga>>>15Maitland-Niles
(66)9Lacazette>>>8Ødegaard
(84)5T. Partey>>>25Elneny


Substitutes
 1Leno
 16Holding
 3Tierney
 17Cédric
 19Pépé
 35Martinelli


Arsenal 1.jpg完敗です、、、。

トップ4への
ファーストチャレンジとなる試合でしたが
力の差を見せ付けられてしまいました。

先発は15メイトランド=ナイルズから
怪我から復帰した5トーマスが入れ代わった以外は
前節と同じメンバーが組まれました。
一方で同じく怪我から復帰した3ティアニーは
この試合でも起用されずに
左SBには20タヴァレスが起用されました。

この試合も9ラカゼットをファビーニョに
マンマーク気味に付けてビルドアップの出所を抑えた事で
序盤は良い形で始まりましたが
この状況に対してリバプールはすぐにチアゴが下がってきて
ビルドアップの役割を担う様になってからは
リバプールに中盤を支配されてしまい
アーセナルが苦手とする受けに回る状況になってしまった所が
大きなポイントだったかもしれません。

それでも何度となく訪れた危険な場面を
32ラムズデールのファインセーブで
ゴールを守り続けました。

アレクサンダー・アーノルドのクロスに対して
マネがヘッドで競り合ったこぼれ球を
チアゴに蹴り込まれてしまった28分過ぎの場面、
32ラムズデールがセーブしたこぼれ球を
マネに押し込まれそうになったシュートをブロックし
さらにそのこぼれ球をマネが再び押し込もうとしたシュートも
32ラムズデールが反応してセーブしゴールを死守。

マネの裏へのパスで抜け出してきたツィミカスの折り返しを
サラーに合わされてしまった34分過ぎの場面、
そのシュートも32ラムズデールのファインセーブで防ぎ
そのこぼれ球に対して詰めにきたサラーに押し込まれる前に
再び32ラムズデールが掻き出し、
5トーマスがクリアーしてゴールを死守。

チアゴのパスを受けて中に切り込んできた
アレクサンダー・アーノルドにシュートを撃たれてしまった
36分過ぎの場面、
このシュートも32ラムズデールのファインセーブで
ゴールを死守しました。

なんとかピンチを凌いでいましたが
セットプレーからゴールを奪われてしまいました。

39分、アレクサンダー・アーノルドが蹴った左サイドからのFKを
マネにヘッドで合わされてしまい失点。

全体的にリバプールペースで進んだ前半でしたが
アーセナルにもチャンスがありました。

5トーマスの縦パスを7サカ〜9ラカゼットと繋ぎ
そこから右サイドを上がってきた18冨安へ展開した所から
クロスが入れられた16分過ぎの場面、
惜しくもゴール前に飛び込んだ7サカに届く前に
チェンバレンにクリアーされてしまいましたが
見事なコンビネーションからの仕掛けだったと思います。

10スミス・ロウ〜14オーバメヤン
〜10スミス・ロウ〜14オーバメヤンと繋いで
裏に抜け出した30分過ぎの場面、
14オーバメヤンからのラストパスを9ラカゼットが
ゴールに蹴り込みましたが
14オーバメヤンの位置がオフサイドでゴールは取り消し。

右サイドの深い位置で18冨安からのスローインを受けた
9ラカゼットからのパスを受けた7サカが折り返した
40分過ぎの場面、
惜しくもゴール前に走り込んできた10スミス・ロウに届く前に
チェンバレンにクリアーされてしまいましたが
良いタイミングで走り込んでくる
10スミス・ロウの得意のパターンでした。

少ないチャンスではありましたが
それでも形を作る事は出来ていましたので
前半を0点で凌げなかったのは非常に残念でした。

しかし後半に入りアーセナルもギアを上げてきましたが
そのアーセナルを上回る様に
リバプールもギアを上げてきた事で
アーセナルの中盤から後ろは大きなプレッシャーに曝されてしまい
23ロコンガが立て続けにミスパスを繰り返してしまった様に
バタついた状況のまま
早々にミスから追加点を奪われてしまいました。

52分、アレクサンダー・アーノルドから
ボールを奪い返した20タヴァレスが出したパスが
味方にではなくジョッタに渡ってしまい
そのまま持ち込んできたジョッタに
4ホワイトと32ラムズデールがかわされて
無人のゴールに蹴り込まれて失点。

この試合の勝敗を左右する次のゴールを
ミスから奪われてしまったのは
非常に大きかったと思います。

この後、プレッシャーに曝されてミスが目立っていた
23ロコンガに代わって
15メイトランド=ナイルズが投入されましたが
それでも中盤をコントロールする事が出来ずに
32ラムズデールのファインセーブで凌ぐ場面が
何度もありました。

ペナルティ内のルーズボールに対して
マネにダイレクトボレーを撃たれてしまった
56分過ぎの場面、
32ラムズデールのファインセーブでゴールを死守し
マネのポジションもオフサイドポジションでした。

15メイトランド=ナイルズからボールを奪った
チェンバレンからのパスを受けたサラーが
ダイレクトで折り返した57分過ぎの場面、
そのパスがゴール前のジョッタに通ってしまいましたが
前に飛び出した32ラムズデールが
身を呈してブロックしてゴールを死守。

アレクサンダー・アーノルドのスペースへのパスで
左サイドを抜けてきたサラーからの折り返しを
ジョッタニ合わされてしまった67分過ぎの場面、
至近距離からのこのシュートも
32ラムズデールがセーブしてゴールを死守。

しかし32ラムズデールの奮闘もここまでで
その後立て続けにゴールを奪われてしまいました。

73分、アリソンのフィードをツィミカス〜ジョッタと繋ぎ
そのジョッタがヘッドで送ったスルーパスで
マネに飛び出されてしまい
そのマネからの折り返しをサラーに合わされ失点。

77分、マネ〜サラー〜アレクサンダー・アーノルドと
繋いだ所からの折り返しを
南野に合わされ失点。

18冨安がゴールを求めて通常よりも前に出ていたのは
仕方がなかったと思いますが
その結果出来てしまっていた裏にスペースを
うまく使われてしまいました。

現状としては現在のトップ3である
チェルシー、シティ、リバプールの3チームとは
まだ大きな差があると言わざる得ないと思います。

この試合でもプレスの鋭さ、デュエルの激しさ、
連動的な動き等、リバプールとの間にある
埋めなければならない差は少なくなく、
特に中盤を支配出来るかどうかで
現在のアーセナルは生きるか死ぬかが
ほぼ決まってしまう様に感じます。

同時にこの様なビッグゲームで
激しく鋭いゲーゲンプレスに曝された時に
23ロコンガや20タヴァレス等の若い選手が
そのプレッシャーを回避する事が出来ずに
ミスを犯してしまったのは残念であり
ある意味若いチームの問題が出てしまったとも言えます。

しかしこれは一時は最下位にまで沈んだ状況から
チームを立て直した若いチームにとって
トップ4に返り咲くための
乗り越えなければならない壁であり
今のチームならば必ず乗り越えてくれると思います。

幸い今週はミッドウィークには試合がありませんので
この1週間で修正して
次のニューカッスル戦、
そしてその次のアウェイのユナイテッド戦で
再び勢いを取り戻して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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5トーマス      PL:1G0A CC:0G0A
6ガブリエウ     PL:1G0A CC:0G0A
7サカ        PL:1G2A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:1G0A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:1G0A CC:2G1A 
10スミス・ロウ    PL:4G2A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:4G1A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
17セドリック     PL:0G0A CC:0G1A
19ペペ        PL:0G1A CC:1G2A
21チェンバース    PL:0G0A CC:1G0A
30エンケティア    PL:0G0A CC:2G0A


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