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PL28:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 3−0 ARSENAL
2020年6月17日(水)Premier League, Etihad Stadium

Goal
 (45)Sterling
 (49)De Bruyne(pk)
 (90)Foden

Sent off
 (49)23Luiz


1Leno

2Bellerin  20Mustafi  22Mari  3Tierney

29Guendouzi

28Willock    34Xhaka

  77Saka          14Aubameyang

30Nketiah


(8)34Xhaka>>>8Ceballos
(69)22Mari>>>23Luiz
(67)29Guendouzi>>>15Maitland-Niles
(67)28Willock>>>24Nelson
(67)30Nketiah>>>9Lacazette


Substitutes
 26Martinez
 31Kolasinac
 19Pepe
 35Martinelli
 

Arsenal 1.jpg完敗です。

来シーズンのCL出場権を獲得する為には
絶対に勝ち点を
持ち帰らなければならない試合でしたが
早々に負傷者が出てしまったと言う
不運があったとは言え
完全に実力差を観せつけられてしまいました。

実際、シティの内情を知っているアルテタ監督が
そのシティを倒す為に
どの様なシステムを組み
どの様なプランで挑むのかを注目していましたが
この試合では中断前に使用していた
4−2−3−1ではなく
28ウィロック、29グエンドゥージ、34ジャカの3人を
中盤に並べた4−3−3を組んできたのは
少なからず驚きがありました。

就任以降アルテタ監督は
10エジルを攻撃の中心に置く
4−2−3−1を使い続け
特に中断前は徐々に形になり出してきていただけに
この重要な試合でもその流れを推し進めて
アーセナルのストロングポイントを前面に出して
挑むのかと思っていましたが
実際アルテタ監督が選択したのは
シティの中盤に入った
ダヴィド・シルバ、ギュンドアン、デ・ブライネに対して
28ウィロック、29グエンドゥージ、34ジャカをぶつけて
シティのストロングポイントを抑えに行くプランでした。

特に29グエンドゥージと28ウィロックは顕著で
シティのバックラインがボールを持っている時には
アンカーのポジションに入っていた29グエンドゥージが
一気に前に出てボールを触らせない様に
ギュンドアンにプレッシャーを掛け、
反対にバックラインから前にボールが進んだら
アンカーのポジションまで一気に戻ってくると言う
アップダウンを繰り返し、
一方の28ウィロックは殆どマンマークと呼べる程
ダヴィド・シルバに張り付き続けて
ある程度の時間までは
ダヴィド・シルバを無効化していたと思います。

とは言え、徐々に組織的にも
個々の選手の技量的にも上回るシティが
この中盤の3人だけに限らず
前線の3人や両SBの連動的な動きを強めてきた為に
抑える事が事が出来なくなってしまい
結局アルテタ監督が期待した様な流れに持っていく事は
出来なかったと思います。

それでも1レノの気迫のこもった
セービングでゴールを守り続けていただけに
ブレントフォード戦と同様に
ミスから失点してしまったのは残念でした。

1失点目は難しいバウンドのボールだったので
完全にミスとは呼べないかもしれませんが
それでも23ルイスの対応は
このレベルの試合に出ている選手としては
お粗末だったと思いますし
PKを献上し1発退場を受けた
後半早々のマフレズへの対応も軽率すぎたと思います。

この試合で先発から外れていた様に
中断期間の影響で23ルイスのフィジカルコンディションは
まだ上がっていないのかもしれませんが
以前から問題になっている「ポカ癖」を考えますと
取り沙汰されている契約問題等の影響で
集中力を落としているのかもしれません。

勿論、早々に怪我で退いた34ジャカがいたら
シティの攻勢に対して
もう少し踏ん張れたかもしれませんし、
高い集中力を観せていた22マリが
怪我で退かなかったら
23ルイスの様なミスは
起こさなかったかもしれません。

とは言え、結局3本しかシュートを撃てなかった様に
この試合の布陣ではチャンスに繋がる創造性が
欠如していたのも事実だと思います。

試合後アルテタ監督が
戦術的理由により10エジルを外したと
コメントしていた様に
この試合ではシティのストロングポイントを潰す事に
重きを置いた布陣とプランだったと思いますが
仮にPLが中断せずに3月の時点で対戦したとしても
この試合と同じ様にシティのストロングポイントを潰すプランで
挑んだかどうかは非常に気になります。

今後アーセナルがPLのトップグループに返り咲く為には
色々と足りない物がはっきりとした
敗戦だったと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット     PL:7G3A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:4G6A EL:2G2A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:1G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:0G3A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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