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FA Quarter Final:Sheffield United vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Sheffield United 1−2 ARSENAL
2020年6月28日(日)The Emirates FA Cup Quarter Final, Bramall Lane

Goal
 (25)19Pepe(pk)
 (87)McGoldrick
 (90)8Ceballos


26Martinez

20Mustafi  23Luiz  31Kolasinac

15Maitland-Niles 28Willock  34Xhaka  3Tierney  

19Pepe          77Saka

9Lacazette



(54)23Luiz>>>16Holding
(67)28Willock>>>8Ceballos
(67)9Lacazette>>>30Nketiah
(90)19Pepe>>>5Sokratis


Substitutes
 33Macey
 2Bellerin
 57Smith
 24Nelson
 14Aubameyang
 

Arsenal 1.jpg苦しみながらも勝利!!

4戦連続でアウェイでの試合が
組まれていた事もあり
この試合でもメンバーを5人程
入れ替えてきましたが
システムはサウサンプトン戦と同様に
3−4−2−1を組んできました。

その3バックは16ホールディングに代えて
出場停止明けの23ルイスが中央に入り
左WBに移った3ティアニーに代わって
31コラシナツが左CBに入る形で始まりましたが
全体的には安定していたと思います。

その一方でセットプレーに対する守備は
相変わらず不安定でした。
前半開始早々のCK、後半早々のFKの場面では
オフサイドで救われたとは言え
2度ゴールネットを揺らされてしまい、
同点に追いつかれた
後半終わり間際のロングスローからの場面では
16ホールディングが目測を誤ってボールに触れず、
その後ろにいた31コラシナツが
準備出来ていない体勢からクリアーしたボールが
20ムスタフィに当たってしまい
そのこぼれ球を押し込まれて失点してしまう等、
一つ間違えていたら3ゴールを奪われて
負けていてもおかしくありませんでした。

攻撃陣に関しては
やはり創造性の不足感は
否めない内容だったと思います。
この試合の中盤を組んだ34ジャカと28ウィロックは
ボール持っている時は縦並びの関係に変化して
28ウィロックは前に出て前線の3人と共に
攻撃陣に厚みをもたらす役割を担っていましたが
元々28ウィロックはどちらかと言うと
チャンスを創造するタイプと言うよりも
使われる事で活きるタイプに見えますので
ラストパスを送るなど仕掛けようとしていましたが
精度やタイミングは物足りなかったと思います。

この試合でも基本的にはサイドからの仕掛けが
攻撃のポイントになっていましたが
その中でも3ティアニーは存在感を示したと思います。
単独でドリブルで仕掛けて深くまで侵入して
そこから送られる精度が高くアイデアのあるクロスは
相手の脅威になっていたと思います。
一方で左サイドには31コラシナツ、3ティアニー、77サカと
左利きの選手が並んだ事で
ボールをスムースに前に進ませられない場面が散見され、
その上77サカと3ティアニーが好む
エリアとスタイルが似通っている為なのか
特に77サカは窮屈そうに見えました。

セットプレーに対する守備と言う
究極の課題はありますが
守備面に関しては3バックにする事で
安定性を取り戻しつつあると思います。
一方で攻撃面に関しては
結局9ラカゼットが後方からチャージを受けて得たPKと
後半ロスタイムの8セバージョスの個人技から奪った
ゴールだけだったと言う様に
チームとして相手を崩してゴールに迫る場面は
数える程しかありませんでしたので
早急に修正される事が待たれます。

これでFA杯ベスト4には
アーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、
マンチェスター・シティの4チームが残りました。
この結果により来シーズンのEL出場権は
PLの5位から7位に与えられる可能性が出てきましたので
(シティの処分によっては6位から8位まで)
アーセナルにとって最低限のノルマである
ELの出場権の獲得には一歩近づいたかもしれません。

それと共に準決勝の対戦相手は
マンチェスター・シティに決まりましたが
先日のシティ戦では多くのアクシデントに見舞われて
思った様な試合展開に出来ませんでしたので
今度こそは成長した姿を観せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A FA:1G0A
9ラカゼット     PL:7G3A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:5G6A EL:2G2A FA:1G0A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:1G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:0G4A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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PL31:Southampton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Southampton 0−2 ARSENAL
2020年6月25日(木)Premier League, St Mary's Stadium

Goal
 (21)30Nketiah
 (87)28Willock

Sent off
 (86)Stephens


26Martinez

20Mustafi  16Holding  3Tierney

2Bellerin  8Ceballos  34Xhaka  77Saka

  19Pepe       14Aubameyang

30Nketiah



(64)19Pepe>>>28Willock
(71)3Tierney>>>31Kolasinac
(80)30Nketiah>>>9Lacazette
(80)8Ceballos>>>15Maitland-Niles


Substitutes
 33Macey
 5Sokratis
 57Smith
 24Nelson
 10Özil 


Arsenal 1.jpg何はともあれ再開後初勝利に安堵しています。

アクシデント満載だったシティ戦は
仕方がなかったとしても
終盤逆転を許したブライトン戦の敗北は
試合内容的にも非常に悪い試合でしたので
そこからどの様に立て直したかが
注目されました。

この様な状況でアルテタ監督は
ここ2試合使用していた4−3−3から
3−4−2−1にシステムを変更してきました。
メンバー表を見た時には
前節同様に77サカをインサイドハーフに入れる
4−3−3を組んでくると思いましたが
77サカのインサイドハーフは
現時点ではそれ程機能している様には観えませんでしたので
77サカをワイドのポジションで起用したのは
個人的には賛成であり
実際77サカは左サイドのライン側から仕掛けて
良い形を作っていたと思いますので
どの高さで使うかは別としても
ワイドな位置で起用する事が
現在の77サカは一番活きる様に感じます。

一方でその77サカが積極的に高い位置で仕掛けた事もあり
反対サイドの2ベジェリンは多分指示されていたのか
比較的攻め上がるのを自制して
バランスを取っていたと思います。

そして前線も左右均等ではなく
19ペペが右ワイドに開いた位置でプレーする一方で
14オーバメヤンはより中央に絞った位置でプレーする事が多く
時には2トップの様に観える事もありました。

これによりシステム表記上では異なっていても
攻撃時の前線の並びが右から
19ペペ、30エンケティア、14オーバメヤン、77サカと言う
中断前の形に戻った事で
少なくともサイドから仕掛ける形は
ここ2試合よりかなり改善された様に観えました。

一方で守備面も安定していたと思います。
怪我人と出場停止処分を受けて
20ムスタフィと16ホールディングしか
起用出来るCBがいない状況でしたが
そこに3ティアニーを加えた事で
3バックとして良いバランスが
生まれていた様に感じます。

そして中央に配置した16ホールディングは
ブレントフォードとの練習試合では
相手のアタッカーの動きに対して
瞬間的に付いていけなかった場面が何度かあり
負傷後の状態に大きな不安を感じていましたが
この試合では3バックの中央で
流れを見極める冷静さと
フィジカル的な優位さを活かしたカバーリング、
そして高さを活かした空中戦の強さを発揮して
非常に良く効いていたと思います。

また負傷した1レノに代わって起用された26マルティネスも
非常に安定していたと思います。
以前から書いています様に
シュートストップ能力は十分なレベルであり
長くイングランドでプレーしていますので
ゴール前の激しい空中戦にも
以前からしっかりと対応出来ていましたので
基本的に大きな不足感を感じる事はなかったと思います。
それと共に1本の鋭いロングフィードでチャンスを作る場面もあり
1レノにないプラスアルファをアピールした所も良かったと思います。
とは言え、後半はフィードをミスする場面が何度かあり
1試合通してプレーを安定させると言う部分には
まだ改善の余地があるのかもしれませんが
残りのシーズンは26マルティネスで十分に乗り切れると思います。

全体的に観ますと予想を覆して
怪我から早期に復帰してきた34ジャカの存在は
大きかったと思います。
中盤で少ないタッチでテンポよくボールを回し
チャンスがあればロングレンジのパスを前線に送るプレーは
特に前半はよく効いていたと思います。
34ジャカが不在の間、同じ役割を求められていた
29グエンドゥージと比べますと
やはりアルテタ監督が何を求めているかと言う
戦術的な理解度に大きな差がある印象で
その事を29グエンドゥージが今気が付かなければ
成長はここで止まってしまうかもしれません。

そしてブライトン戦ではバラバラだったチームが
この試合では勝利に向かって一丸になっていたのも
非常に良かったと思います。
まぁ、30℃を超える暑さと
3試合連続当日移動のアウェイの試合だった事もあり
後半はフィジカル的に苦しそうでしたが
前半の様に気持ちの篭ったプレーが出来れば
まだまだ挽回出来る可能性は残っていると思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット     PL:7G3A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:5G6A EL:2G2A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:1G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:0G4A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A

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パブロ・マリとセドリック・ソアレスを正式に獲得。 [移籍情報]

22パブロ・マリ(26歳)を買取オプションを行使して
フラメンゴから正式に獲得しました。

SM1_1841_20200126125047110.JPG

昨冬の移籍期間でフラメンゴから
ローン移籍してきていた22マリに対して
買取オプションを行使して
正式に獲得する事が決定しました。


1993年8月31日生
193cm 87kg
スペイン
CB
背番号 22
移籍金 £1400万(推定)

PL  2試合先発
FA杯 1試合先発


新型コロナウィルスの影響を受けて
PLが中断してしまい、
更にPL再開初戦のシティ戦で
右足首を負傷してしまった事で
最終的にPL1試合フル出場+1試合途中交代
FA杯1試合フル出場しか実戦で起用されませんでしたので
PLでどこまで通用するのか
本当の所はっきりとしていない様に感じますが
大型の左利きのCBと言う付加価値と
比較的安価な移籍金と給与面を考えれば
クラブの財政的には優良案件という事は
間違いないと思います。

正式には移籍市場が開かれるシーズン後になる様ですが
この夏の補強資金に限りがある状況を考えますと
早々に22マリの買取りが決まった事で
この夏のCBの補強が終わってしまわないかと
少なからず心配ではありますが
何はともあれ23ルイスの契約延長と共に
CBの再構築に向けて第一歩を踏み出しました。


C'mon Arsenal !!


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17セドリック・ソアレス(28歳)を獲得する事が正式に決まりました。

DSC_2031_2020013021226084.JPG


1991年8月31日生
171cm 67kg
ポルトガル代表
右SB
背番号 17
移籍金 フリー


サウサンプトンからローン移籍で加入していた17ソアレスは
ここまで加入前に負っていた膝の怪我と
PL再開前に負った鼻骨骨折の影響で
未だにピッチに立てていませんが
元々この夏でサウサンプトンとの契約が切れる17ソアレスを
そのまま獲得するのは
ローで獲得した時点でやはり決まっていた様です。

今後シーズン終了後に移籍市場が開かれてから
正式に決まる様ですが
ここまで欠場が続いていますが
長く不在だった2ベジェリンのバックアッパーとしては
十分な実績があると思いますので
ローン代として支払った£100万で獲得出来たと考えれば
良い補強だと思われます。


C'mon Arsenal !!


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IN

フラメンゴから
 CB パブロ・マリ(27歳)スペイン £1400万(推定)

サウサンプトンから
 右SB セドリック・ソアレス(29歳)ポルトガル代表 フリー


OUT



(年齢は9/1時点)
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ダヴィド・ルイス、契約延長!! [Arsenal F.C.]

23ダヴィド・ルイス(33歳)の契約延長が発表されました。


Arsenal 1.jpg昨夏チェルシーから
1年契約+1年延長オプションで加入した23ルイスと
契約延長オプションを行使して
1年間の契約延長が決まりました。

契約期間:2021年6月末日(推定)

PL 25試合先発+1試合途中出場
 :2ゴール1アシスト
EL 5試合先発
FA杯 2試合先発


昨夏ボルドーへ移籍したコシールニーに代わり
DFリーダーとして加入した23ルイスは
シーズン通して主軸としてプレーしましたが
チェルシー時代から時々起こしていた様に
アーセナルに移籍してきてからも
安易なミスを犯す場面が何度かあり
先日のPL再開初戦のシティ戦でも
勝敗に直結するミスを犯してしまい
今回の契約延長には賛否が分かれるかもしれません。

しかし、アルテタ監督は一貫して23ルイスへの信頼を表しており
ピッチ以外の部分での評価が高いのかもしれません。
今後も安易なミスを犯すかもしれませんが
アーセナルのスカッドに欠けている
リーダーシップには期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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PL30:Brighton & Hove Albion vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Brighton & Hove Albion 2−1 ARSENAL
2020年6月20日(土)Premier League, Amex Stadium

Goal
 (68)19Pepe(←77Saka)
 (75)Dunk
 (90)Maupay


1Leno

2Bellerin  20Mustafi  16Holding  31Kolasinac

29Guendouzi

8Ceballos    77Saka 

   19Pepe           14Aubameyang

9Lacazette



(41)1Leno>>>26Martinez
(78)9Lacazette>>>30Nketiah
(87)8Ceballos>>>28Willock
(87)77Saka>>>3Tierney
(87)19Pepe>>>24Nelson


Substitutes
 49Medley
 15Maitland-Niles
 10Özil
 35Martinelli
 

Arsenal 1.jpg非常に厳しい結果でした。

戦術的な問題なのか?
メンタル的な問題なのか?
とにかく現在のアーセナルは
全てが悪い方向に進んでいる印象です。

前試合のシティ戦と同様に
この試合でも4−3−3を組んできましたが
ボスの時代から監督も選手も代わりましたが
なぜだかアーセナルというチームは
この4−3−3と言うシステムとの相性が
悪い様に感じます。

そしてこの試合ではブレントフォードとの練習試合と同様に
77サカをインサイドハーフで起用していましたが
19ぺぺのゴールをアシストしたとは言え
全体的に観れば機能していなかったと思います。
その中で唯一77サカらしいプレーを観せてくれたのが
左サイドのワイドの位置で
ボールを持った時だったと言う事が示す様に
現時点ではワイドの位置でプレーさせた方が
77サカは活きる様に感じます。
しかしシティ戦で起用された右サイドでは
縦に仕掛けてクロスを入れる事でチャンスを創造する
左利きの77サカにとって逆脚になる為に
それ程効果的なプレーが観せられていなかった事からも
基本的に左サイドのワイドな位置でプレーさせる事が
77サカにとってはベストな様に感じます。
とは言え、現在のアルテタのシステムでは
14オーバメヤンを左サイドで起用しており
その14オーバメヤンは言うなれば
アンタッチャブルな存在だけに
77サカを左サイドでは起用出来ないと言う問題に
直面してしまいます。
35マルティネッリに対しても
同様な問題があると言えると思いますが
持てる戦力を有効に使う為には
この問題を解決しなければならないと思います。

一方でメンタル的な問題も看過出来ないかもしれません。

この試合の選手達からは
勝利を欲する闘志の様な物が感じられず
言うなればエメリ体制の末期の様に
チームにはまとまりが感じられませんでした。

夏以降の去就が不透明な選手が多数いる為なのか?
何かしらチーム内で問題が起こっているからなのか?
原因はわかりませんが
中断前の様にチーム一体になって
勝利を目指していた姿は
この試合のアーセナルにはなかったと思います。

そしてこの試合でも再び怪我人が出てしまいました。

前に出てきた1レノがモペイにヒットされて
着地した時に右膝を捻ってしまい
そのままプレーを続行する事が不可能になってしまいました。
その時の膝の捻り方が非常に良くない様に観えましたので
残りのシーズンだけに留まらず
来シーズンいっぱい離脱する様な
最悪の状況も予想されます。

そして試合終了後に29グエンドゥージが
モペイの喉元を掴んでひと騒動を起こした事で
今後処分を受ける可能性があるかもしれません。

これで元々怪我で離脱中の
21チェンバース、17ソアレス、
11トレイラ、5ソクラティスに加え
シティ戦で負傷した34ジャカと22マリ、
そして退場処分を受けて出場停止中の23ルイスと
再開してからたった2試合しか経っていないのに
これだけ多くのメンバーを失ってしまいました。

奇跡の逆転を成し遂げて
CL出場権を獲得する為には
残りの8試合を全て勝たなければならない状況に
なってしまいましたが
ベストメンバーを組む事が出来ない上、
チームの雰囲気が最悪と言う状況では
夢のまた夢に終わってしまいます。

仮にチームの為に戦う意思を
示す事が出来ない選手が存在しているのならば
シーズン終了を待たずして
新たなチーム体制に移行しなければならないかもしれません。

どこかに忘れてきてしまった魂をもう一度取り戻し
奇跡を起こす為に立ち上がれ!!


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット     PL:7G3A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:5G6A EL:2G2A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:1G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:0G4A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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PL28:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 3−0 ARSENAL
2020年6月17日(水)Premier League, Etihad Stadium

Goal
 (45)Sterling
 (49)De Bruyne(pk)
 (90)Foden

Sent off
 (49)23Luiz


1Leno

2Bellerin  20Mustafi  22Mari  3Tierney

29Guendouzi

28Willock    34Xhaka

  77Saka          14Aubameyang

30Nketiah


(8)34Xhaka>>>8Ceballos
(69)22Mari>>>23Luiz
(67)29Guendouzi>>>15Maitland-Niles
(67)28Willock>>>24Nelson
(67)30Nketiah>>>9Lacazette


Substitutes
 26Martinez
 31Kolasinac
 19Pepe
 35Martinelli
 

Arsenal 1.jpg完敗です。

来シーズンのCL出場権を獲得する為には
絶対に勝ち点を
持ち帰らなければならない試合でしたが
早々に負傷者が出てしまったと言う
不運があったとは言え
完全に実力差を観せつけられてしまいました。

実際、シティの内情を知っているアルテタ監督が
そのシティを倒す為に
どの様なシステムを組み
どの様なプランで挑むのかを注目していましたが
この試合では中断前に使用していた
4−2−3−1ではなく
28ウィロック、29グエンドゥージ、34ジャカの3人を
中盤に並べた4−3−3を組んできたのは
少なからず驚きがありました。

就任以降アルテタ監督は
10エジルを攻撃の中心に置く
4−2−3−1を使い続け
特に中断前は徐々に形になり出してきていただけに
この重要な試合でもその流れを推し進めて
アーセナルのストロングポイントを前面に出して
挑むのかと思っていましたが
実際アルテタ監督が選択したのは
シティの中盤に入った
ダヴィド・シルバ、ギュンドアン、デ・ブライネに対して
28ウィロック、29グエンドゥージ、34ジャカをぶつけて
シティのストロングポイントを抑えに行くプランでした。

特に29グエンドゥージと28ウィロックは顕著で
シティのバックラインがボールを持っている時には
アンカーのポジションに入っていた29グエンドゥージが
一気に前に出てボールを触らせない様に
ギュンドアンにプレッシャーを掛け、
反対にバックラインから前にボールが進んだら
アンカーのポジションまで一気に戻ってくると言う
アップダウンを繰り返し、
一方の28ウィロックは殆どマンマークと呼べる程
ダヴィド・シルバに張り付き続けて
ある程度の時間までは
ダヴィド・シルバを無効化していたと思います。

とは言え、徐々に組織的にも
個々の選手の技量的にも上回るシティが
この中盤の3人だけに限らず
前線の3人や両SBの連動的な動きを強めてきた為に
抑える事が事が出来なくなってしまい
結局アルテタ監督が期待した様な流れに持っていく事は
出来なかったと思います。

それでも1レノの気迫のこもった
セービングでゴールを守り続けていただけに
ブレントフォード戦と同様に
ミスから失点してしまったのは残念でした。

1失点目は難しいバウンドのボールだったので
完全にミスとは呼べないかもしれませんが
それでも23ルイスの対応は
このレベルの試合に出ている選手としては
お粗末だったと思いますし
PKを献上し1発退場を受けた
後半早々のマフレズへの対応も軽率すぎたと思います。

この試合で先発から外れていた様に
中断期間の影響で23ルイスのフィジカルコンディションは
まだ上がっていないのかもしれませんが
以前から問題になっている「ポカ癖」を考えますと
取り沙汰されている契約問題等の影響で
集中力を落としているのかもしれません。

勿論、早々に怪我で退いた34ジャカがいたら
シティの攻勢に対して
もう少し踏ん張れたかもしれませんし、
高い集中力を観せていた22マリが
怪我で退かなかったら
23ルイスの様なミスは
起こさなかったかもしれません。

とは言え、結局3本しかシュートを撃てなかった様に
この試合の布陣ではチャンスに繋がる創造性が
欠如していたのも事実だと思います。

試合後アルテタ監督が
戦術的理由により10エジルを外したと
コメントしていた様に
この試合ではシティのストロングポイントを潰す事に
重きを置いた布陣とプランだったと思いますが
仮にPLが中断せずに3月の時点で対戦したとしても
この試合と同じ様にシティのストロングポイントを潰すプランで
挑んだかどうかは非常に気になります。

今後アーセナルがPLのトップグループに返り咲く為には
色々と足りない物がはっきりとした
敗戦だったと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット     PL:7G3A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:4G6A EL:2G2A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:1G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:0G3A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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残りの日程も決定!! [Arsenal F.C.]

今シーズンの残りの日程が発表されました。

Premier-League16-17-2.jpg


6/17 Wed A 28節 Manchester City
6/20 Sat  A 30節 Brighton
6/25 Thu  A 31節 Southampton
6/28 Sun  A FA杯準々決勝 Sheffield United
7/1 Wed  H 32節 Norwich 
7/4 Sat  A 33節 Wolves
7/7 Tue  H 34節 Leicester
7/12 Sun  A 35節 Tottenham Hotspur
7/15 Wed H 36節 Liverpool
7/18 Sat    FA杯準決勝予定
7/21 Tue  A 37節 Aston Villa
7/26 Sun H 38節 Watford
8/1 Sat    FA杯決勝予定

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今シーズンの残りの日程が発表されました。

FA杯準決勝に進出した場合には
その準決勝が7/18 or 19に組まれる予定の様ですので
PL37節のアストン・ヴィラ戦が
7/22前後に変更される等
まだ細かな変更があるかもしれませんが
とりあえず7月終わりまでは
週2試合のスケジュールになりました。

そうなりますとやはり問題になるのは
選手のコンディションかもしれません。
そう言う意味では5名まで増えた選手交代枠が
大きな意味を持ってくるのは間違いなく
先日のブレントフォードとの練習試合でも行った様に
戦況に関わらずに60分辺りを目安に
積極的に選手を入れ替えて
選手のコンディション維持に務めるのもアリかもしれません。

よって残りの10試合+αは
11人のレギュラー組の出来だけではなく
途中交代で入ってくる5人のサブ組の出来が
勝敗に大きく作用する可能性が高くなると思われ
先発11名+サブ5名の合わせた16名の総力値が
非常に重要になってくる様に感じます。

アルテタ監督が就任してからは
戦術理解度を上げる為なのか
メンバーを固定して戦ってきましたが
ここからはそのやり方を
変える必要性が出てくるかもしれません。

ここ最近の2試合の練習試合のハイライトや
公式のトレーニング風景の動画を見る限りでは
怪我から復帰してきた選手は勿論の事、
若い選手達の活きの良さが目立っている所は期待出来ます。

中断前からレギュラー組に迫っていた
28ウィロックや30エンケティアは
「自信」と言いますか、
「凄み」を感じさせるプレーが増えてきた様に感じます。
そして3ティアニーが復帰した事で77サカも
攻撃陣の一角で起用出来る様になっており
特にブレントフォード戦では
インサイドハーフで起用された様に
ただのウイングに止まらない役割を
アルテタ監督は期待しているのかもしれません。

反対にここまでインパクトに欠けていた
24ネルソンや15ナイルズも
この中断の間に大きく印象を変えたと思います。

24ネルソンはこの中断の間に肉体改造に努めたのか
観るからに体幹が分厚くなっており
フィジカル的な強度が上がった事で
プレーに力強さが増した印象を受けます。
従来のスピード・キレに加えて力強さが加わった事で
本当の意味でPLレベルに到達したと言えるかもしれません。

一方の本職であるCMFで起用されていた15ナイルズが
CMFとしての色を出し始めたのは
嬉しい誤算かもしれません。
この2試合の練習試合でも
一歩下がった所からタイミングを見計らって
ゴール前にアグレッシブに侵入してくるプレーは
大きなインパクトを観せており
これでCMFでの起用に目処が立ったかもしれません。

一方でちょっと心配な選手もいます。
まずアルテタ監督との確執が噂される
28グエンドゥージは
相変わらずネガティブ・トランジションが遅く
ポジショニングやプレーの選択等の面が
まだアルテタ監督の要求するレベルにまで
到達出来ていない様に観えます。

その28グエンドゥージにまして個人的に心配なのが
16ホールディングです。
ブレントフォード戦での失点シーンでも分かります様に
16ホールディングの右側に向けて仕掛けられた
相手のアタッカーの動きに対して
全く付いて行く事が出来ておらず
それが完全に裏をかかれて
付いて行けなかっただけならば良いのですが
印象的には瞬間的に左脚で踏ん張る事が出来なかった為に
出遅れた様に観えてしまいました。
やはり16ホールディングの前十字靭帯断裂を負った左膝の状態は
あまり良くないのではないか、
そして元のレベルに戻る事が出来ないのではないかと
非常に心配しています。

来シーズンのCL出場権を獲得する為には
14オーバメヤンや10エジルと言う主力の活躍は勿論の事、
この中断期間で成長した若い選手達が
そのレギュラー組を脅かす様な活躍を観せてくれるかどうかが
大きなポイントになると思われます。

どちらにせよ再開初戦であるシティ戦で
勝利する事が出来るかどうかが全てかもしれませんので
全てを出し切って勝利を掴んで欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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遂にプレミアリーグが再開!! [Arsenal F.C.]

中断していたプレミアリーグの再開後の日程第1弾が発表されました。

Premier-League16-17-2.jpg


28節 Manchester City 6/17 Wed  A 
30節 Brighton 6/20 Sat A
31節 Southampton 6/25 Thu A
32節 Norwich 7/1 Wed H

33節 Wolves A
34節 Leicester H
35節 Tottenham Hotspur A
36節 Liverpool H
37節 Aston Villa A
38節 Watford H


FA杯準々決勝 Sheffield United 6/28 Sun A


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新型コロナウイルス感染症の影響で
3/9日の試合を最後に中断していた
PLが再開される事になりました。

現在のPLの順位を見ますと
CLへの出場権が与えられる4位チェルシーは勝ち点48
現時点でELへの出場権が与えられる
5位マンチェスター・ユナイテッドが勝ち点45
6位ウルヴスが勝ち点43になっています。

ELへの出場権に関してはFA杯の結果により
7位まで与えられる可能性はありますが
一方でファイナンシャル・フェアプレー違反を指摘されている
現在2位のマンチェスター・シティが
このままCL&ELへの出場資格が剥奪された場合には
CLへの出場権は5位まで与えられる事になり
ELヘの出場権も一つずつ下位のクラブにずれる事になります。

とは言え、昨今の新型コロナウィルスの影響で
マンチェスター・シティの出場資格剥奪の件に関して
スポーツ仲裁裁判所が夏までに判決を下せるかどうか
不透明な部分がありますので
現時点としてアーセナルが目標とするのは
4位のチェルシーと考えた方が確実であり
現在勝ち点40で9位に沈んでいるアーセナルが
そのチェルシーに追いつく為には
勝ち点差8を埋めなければなりません。

幸いマンチェスター・シティとの未消化試合が残っている関係上
まだ10試合残っています。
そしてこの試合に勝利する事が出来れば
勝ち点差を5まで縮める事が出来ますので
PL再開初戦に行われるマンチェスター・シティ戦は
非常に重要な試合になる事は言うまでもないと思います。

それと共に残りの10試合は
ホームで4試合、アウェイで6試合と
アウェイでの試合が多く残っており
今シーズンも2勝8分け3敗の勝ち点14と
アウェイの戦績が非常に悪いアーセナルにとっては
本当はよろしくない状況でしたが
一足先に無観客試合でリーグ戦を再開したブンデスリーガでは
ホームチームよりもアウェイチームの勝利の方が
大きく上回っていると言う現象が起こっていますので
無観客でのアウェイでの試合がアーセナルにとって
追い風になってくれる事を期待したいと思います。

とは言え、ヨーロッパで2番目に多い感染者を出しているイギリスは
未だに1日1500人以上の感染者を出していると言う状況を考えますと
無観客とは言えフットボールの試合を再開するのには
個人的には少し早すぎる様に感じています。

我々の日本にも言える事ですが
新型コロナウイルスとの戦いは
まだやっと初戦が終わっただけで、
これから必ず訪れる第2波、第3波からの被害を
いかにして最小限に食い止める事が出来るかどうかが
一番重要だと思います。

PLが再開する事は1フットボールファンとしては
非常に嬉しい事ではありますが
今後も決して油断する事なく
個人個人が自覚を持って予防に努め
選手、スタッフ共に大きな被害を被る事なく
今シーズンが良い形で終わってくれる事が1番の望みです。


C'mon Arsenal !!


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