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CF〜9アレクサンドル・ラカゼット [Arsenal F.C.]

9アレクサンドル・ラカゼット(28歳)

PL 27試合先発+8試合途中出場:13ゴール8アシスト
EL 8試合先発+2試合途中出場:5ゴール2アシスト
FA杯 1試合先発+1試合途中出場:1アシスト
カラバオ杯 2試合途中出場:1ゴール


Arsenal 1.jpg今シーズンの9ラカゼットは
チームのシーズン最優秀選手に選ばれた様に
非常に印象的なシーズンを過ごしたと思います。

ゴール数こそは22ゴール奪い
PL得点王に輝いた
14オーバメヤンよりは少ない
13ゴールに留まりましたが
一方でアシスト数は「8」挙げ
チームトップのアシスト数を挙げた様に
非常に大きく貢献したシーズンだったと思います。

9ラカゼットはゴール前での決定力と共に
スペースのない所でもボールを収める事が出来、
そこからボールを捌いてチャンスを広げる
ポスト役を担う事が出来る万能型ストライカーで
その上、常に前線から執拗にプレスを掛け続ける献身的な姿勢は
数字以上の物をチームにもたらしたと思います。

そしてここ近年失われていた
ファイティングスピリットを
前面に出して戦う事が出来る数少ない選手と言う所も
特筆する所であり
その辺りもシーズン最優秀選手に選ばれた理由だと思います。

今シーズンは14オーバメヤンとの
2トップを組む事が多くなった事もあり
ストライカーの役割と共に
チャンスメイクの面を担う場面も多くなりましたが
そのチャンスメイク能力に関しては
悪い訳ではありませんが
例えばロビンの様なレベルのセンスや繊細さを
観せる所までは至っていない為に
物足りなさは否めません。

14オーバメヤンとの2トップは
今のままでも十分に強力だと思いますが
更に強力な2トップになる為には
この辺りのチャンスメイクの部分を
もう少し改善しなければならないと思います。

一方でフィニッシュの局面では
スペースのない所でもシュートにもっていけるだけの強引さや
一瞬の隙を見逃さない決断力など
昨シーズン陥った様な
メンタル的な迷いを観せる様な場面は殆どなく
常にゴールを目指す姿勢を貫き通せていたと思います。

しかし、今シーズン放った81本のシュートの内、
37%しかなかった枠内シュート率は
アグエロ以外のPLの一流のエースストライカーに比べると
5〜10%近く低い数字であり
来シーズンに向けて今シーズン以上のゴール数を増やす為には
この枠内シュート率を上げる必要があると思います。

とは言え、来シーズンも14オーバメヤンとの2トップが
チームの基本システムとして行くのならば
来シーズンもある程度は14オーバメヤンを
サポートする役割を担う事になると思いますので
ゴールだけが全てではなく
アシストを含めた直接的なゴールへの貢献度の総数で
評価する必要があるかもしれません。

来シーズンも15ゴール10アシスト位の成績が
評価の基準になると思われますが
アーセナルをより上の順位でフィニッシュさせる為には
20近くのゴールが必要になると思います。


C'mon Arsenal !!


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