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Friendly Match:ARSENAL vs Millwall [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4−1 Millwall
2021年7月24日(土)Friendly Match, London Colney

Goal
 (17)21Chambers
 (60)9Lacazette(←21Chambers)
 (65)19Pépé(←14Aubameyang)
 (73)26Balogun(←12Willian)
 (90)Mitchell


33Okonkwo

21Chambers  16Holding  22Marí  3Tierney

5T. Partey  25Elneny

19Pépé    10Smith Rowe    30Nketiah

14Aubameyang



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
後半から


49Hein

21Chambers  16Holding  22Marí  3Tierney

5T. Partey  23Lokonga

 19Pépé    10Smith Rowe  14Aubameyang

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
60分から


49Hein

17Cédric  21Chambers  16Holding  20Tavares

5T. Partey  23Lokonga

 19Pépé    10Smith Rowe  14Aubameyang

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
71分から


49Hein

17Cédric  21Chambers  16Holding  20Tavares

23Lokonga  15Maitland-Niles

24Nelson    12Willian    26Balogun

9Lacazette



Arsenal 1.jpg新型コロナウィルスの陽性者が出てしまった為に
フロリダカップへの参加が中止になったアーセナルは
空いたスケジュールを埋める為に
昨シーズンチャンピオンシップ11位だった
ミルウォールをロンドン・コルニーに迎えて
練習試合が行われました。

開幕前の重要なこの時期に
真剣勝負の機会を失った事もあり
この試合が練習試合だったと言えでも
現時点でのベストメンバーが組まれました。

元々のチーム力に大きな差がある事もあり
引いて守るミルウォールに攻めあぐみましたが
その様な状況でも試合開始から
3ティアニーは存在感を観せていたと思います。

6分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを受けた
3ティアニーが対峙する相手SBを
素早くかわしたt頃から送ったクロスを
ニアに飛び込んできた30エンケティアが
ヘッドで合わせましたが枠を捉えられず。

8分過ぎ、19ぺぺとのワンツーで
左サイドの深い位置まで
ドリブルで切り込んできた3ティアニーから
GK前に鋭いクロスが送られました。
そのクロスはGKに弾かれてしまいましたが
そのこぼれ球を25エルネニーがミドルシュートを放ちましたが
これも枠を捉えられず。

レンジャーズ戦ではまだコンディションが
整っていなかった印象でしたが
この試合ではかなりコンディションが上がってきている印象で
引いた相手に対してもストップ・アンド・ゴーで
相手を剥がして正確なクロスを入れられる3ティアニーは
今シーズンも大きな力を発揮してくそうです。

その3ティアニー以外でもコンビネーションで
シュートチャンスを作る場面がありました。

15分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを受けた19ぺぺが
中に向かってドリブルで入ってきた所から送られた楔のパスを
30エンケティアが5トーマスに繋ぎ
そこからミドルシュートを放ちましたが
GK正面でゴールならず。

33分過ぎ、5トーマスからの鋭い縦パスを受けた
10スミス・ロウが鋭いターンで前を向き
そのままドリブルで持ち込んだ所から
左脚を振り抜きましたがGKのファインセーブで
惜しくもゴールならず。

39分過ぎ、19ぺぺからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた30エンケティアが
ジリジリとペナルティ内に入った所から送ったラストパスを
走り込んできた19ぺぺが左脚で合わせましたが
これもDFのプレッシャーを受けて枠を捉えられず。

結局前半の間でゴールを奪ったのはこの場面だけでした。

17分、19ぺぺが送った右サイドからのクロスを
ファーサイドで14オーバメヤンが
オーバーヘッドで合わせました。
そのシュートはバーを叩いてしまいましたが
その跳ね返ったボールを21チェンバースが押し込み
ゴール!!

とは言え、現時点でのベストメンバーを揃ながら
格下のミルウォールを相手に
1ゴールしか奪えなかったのは
仕上がり的にはまだまだと言うべきだと思います。

確かに人とボールが動きながら
ダイレクトなパスを繋いで
引いたミルウォールの守備網を
切り崩す場面もありましたが
全体的に観てもパスのタイミングが微妙に合っていない、
パスのコースが1〜2mズレる、
そしてパススピードが遅くて
テンポが上がらない場面も多く
前半の状況はPLの上位のチームと
張り合えるレベルではなかったと思います。

後半に入り1トップを14オーバメヤンから
9ラカゼットに変更してからは
2列目との連動性が高まって
攻撃陣は活性化したと思います。

実際、14オーバメヤンが1トップに入っても
ボールの収まりが悪く
そこから次への展開へのパスの精度も悪い為に
14オーバメヤンを経由した攻撃の形が
中々作れていませんでしたが
9ラカゼットが入ってからは前線でボールが収まる様になり
そこから2列目の選手との連携でリズムを作り
1本のパスでテンポアップする場面も増えたと思います。

10スミス・ロウの鋭いプレスバックで
自陣ペナルティ辺りでボールを奪い返した所から
5トーマスがドリブルで持ち上がり、
そこから送ったスルーパスで
19ぺぺが深い位置にまで侵入した所から
クロスを送った49分過ぎの場面、
前線の選手達の組織だった鋭いハイプレスで
ボールを奪い返した21チェンバースが送ったクロスを
10スミス・ロウがペナルティで受けた50分過ぎの場面、
10スミス・ロウの縦パスを9ラカゼットが19ぺぺに繋ぎ、
その19ぺぺからのスルーパスで
右サイドを抜け出した21チェンバースが
クロスを送った53分過ぎの場面、
しっかりとしたコンビネーションを築いた
良い仕掛けだったと思います。

そしてその良い流れの中でゴールが続きました。

60分、16ホールディングのフィードを受けた
21チェンバースが送った正確なクロスを
ファーサイドで9ラカゼットがヘッドで合わしてゴール!!

65分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを左サイドで受けた
14オーバメヤンが送ったグラウンダーのクロスに対して
ゴール正面の9ラカゼットはスルーして
その背後に走り込んできていた19ぺぺが
左脚を振り抜きゴール!!

73分、12ウィリアンが送った縦パスを
9ラカゼットがヒールで走り込んできた12ウィリアンに戻し、
そこから送られたスルーパスで
飛び出した26バロガンがGKをかわして流し込み
ゴール!!

最後は地力の差を発揮して試合を決めましたが
守備面に関してはまだ不安定な所を
露呈してしまったと思います。

ますこの試合でも先発で起用された33オコンクォは
22マリが激しいプレスに曝されて
ボールをロストしてしまった所から送られたクロスのこぼれ球を
至近距離からシュートを撃たれてしまった
10分過ぎの場面ではファインセーブでゴールを死守しましたが
敵陣からのリスタートで
ゴール前に放り込まれた14分過ぎの場面では
そのボールに対して前に出た33オコンクォは
キャッチ出来ずに背後にこぼしてしまいました。
そして25エルネニーのバックパスを受けた19分過ぎの場面では
それほど厳しいプレッシャーに曝されていないにも関わらず
33オコンクォはもたついた挙句に
そのままゴールラインを割ってしまうと言う
失態を犯してしまいました。

これまでの2試合同様に
ミスを犯すとすぐに立て直す事が出来ずに
ミスの上塗りをしてしまうと言う
メンタルの弱さをこの試合でも観せてしまいました。

現状としての33オコンクォは
第3GKとして十分な力があるのかどうか、
残念ながら疑問に感じます。

そしてこの試合での22マリのミスも
よろしくなかったと思います。

前記の様に不用意にボールを持ちすぎた所で
プレスに曝されてボールをロストしてしまった
10分過ぎの場面は勿論の事、
後半でも同じ様に不用意にボールを持ちすぎた所で
プレスに曝されてボールをロストしまったのは
非常によろしくなかったと思います。

現状として現時点で稼動出来るCBは
16ホールディングと22マリの2人しかいない状況を考えれば
この様な不要なミスを繰り返すのは
開幕に向けて大きな不安要素になる可能性があります。

そしてまたも相変わらずセットプレーの守備で
不安定な所を観せてしまいました。

9分過ぎ、右サイドからのFKに対して
ゴール前で完全に競り負けてヘッドで合わされてしまいました。
ヘッドで合わせた選手は確かに長身の選手でしたが
それでも殆どプレッシャーを掛ける事が出来ずに
ヘッドで合わされてしまったのは
セットプレーの守備が改善されていない印象を受けます。

そして試合終了間際の失点の場面も
セットプレーからではありませんが
CKからの流れで失点してしまいました。

90分、CKからの流れで一度戻された所から
送られたフィードを
ファーサイドでヘッドで中に折り返されたボールを
ミッチェルに押し込まれてしまい失点。

ファーサイドでフィードに競ったのは
17セドリックだったとは言え完全に競り負けてしまい、、
折り返したボールに対してゴール前に選手は揃っていましたが
飛び込んできたミッチェルを捉える事が出来ずに
あっさりと押し込まれてしまったのは
淡白だったと言わざる得ないと思います。

現在のセットプレーに対する守備組織のままで
開幕を迎えてしまったら
かなり危険だと言うことだけは間違い無いと思います。

最後にこの夏に獲得した20タヴァレスは後半途中から、
23ロコンガが後半最初から起用されました。

レンジャーズ戦でも起用された20タヴァレスは
その試合と同様にまだ周囲とのコンビネーションが
築かれていない印象で
それ程効果的なプレーが出来ていなかったと思います。

一方の23ロコンガは
まだ加入して1週間も満たない状況でしたが
存在感を示せたと思います。

最初は5トーマスと組み、
後半途中からは15メイトランド=ナイルズと組みましたが
どちらの状況でも中盤の底からボールを捌く
ゲームメイクの役割を担っていました。
テンポ良くパスを捌くのは勿論の事、
リスクを冒す攻撃的な縦パスを送る場面もあり
本人が自分の事を『6』の選手だと
表現した通りのプレーを観せたと思います。

しかし23ロコンガのもう一つの特徴である
前に向かう強烈な推進力を観せる場面は殆どなく
PLのこのポジションで戦うには
フィジカル的に華奢に観える所は気になります。

しかしそのポテンシャルの高さには
偽りはなさそうですので
今後が非常に楽しみです。

次は「The Mind Series」のチェルシーとスパーズとの
2連戦になります。

この2連戦が開幕前の最後の試合になりますので
開幕を見越してより実践的な試合になると思われます。

ここまでの3戦の様な守備の問題を
修正する事が出来るか、
最高の布陣はどのメンバーなのか
注目されます。


C'mon Arsenal !!


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