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PL36:ARSENAL vs Liverpool [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−1 Liverpool
2020年7月15日(水)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (20)Mane
 (32)9Lacazette
 (44)24Nelson(←9Lacazette)


26Martinez

16Holding  23Luiz  3Tierney

17Soares  11Torreira  34Xhaka   77Saka 

24Nelson         19Pepe 

9Lacazette



(58)11Torreira>>>8Ceballos
(58)24Nelson>>>28Willock
(58)9Lacazette>>>14Aubameyang
(76)17Soares>>>15Maitland-Niles
(85)77Saka>>>31Kolasinac


Substitutes
 33Macey
 2Bellerin
 20Mustafi
 5Sokratis
 

Arsenal 1.jpg来シーズンのEL出場権を獲得する上で
非常に重要な勝利になったかもしれません。

PL再開後の初戦のシティ戦に敗れ
続く決して負ける事が許されなかった
ホームでのブライトン戦で逆転負けを喫し、
その後3連勝を挙げて持ち直しましたが
同じく勝利が必要だった
レスター戦では後半追い付かれてドロー、
そして前節スパーズ戦では逆転負けを喫して
完全に崖っぷちの状況に追い込まれてしまいました。

その様な状況で迎えた
今シーズンのPL王者のリバプール戦は
勿論下馬評は悪く
仮にこの試合で敗れた場合には
ELの出場権が与えられる7位以上に入る事が
出来なくなる可能性がある試合でしたので
この勝利によりアーセナルは
首の皮一枚留まる事に成功しました。

とは言え、奪った2つのゴールは
相手のミスから奪ったゴールであり
試合を通して考えれば
終始リバプールの攻撃を受け続ける展開で
総シュート3本、枠内シュート2本と言う
スタッツが示す様に試合内容的には
完全に負け試合だったと思います。

その一方で現在のチームは前半は良い流れで試合が出来ても
後半に入ると失速してしまう展開が多い事を考えれば
どんなに攻め立てられても
最後まで集中力を切らさずに
最後の最後まで守り切ったのは
評価して良いと思います。

それが実行出来たのは
スパーズ戦の様なエラーが
殆どなかったからだと言うのは
言うまでもないと思います。

その中でも新たに組んだ
16ホールディング、23ルイス、3ティアニーの3バックは
ミスらしいミスがなく
この試合の勝利に大きく貢献したと思います。

左CBに入った3ティアニーは31コラシナツに比べて
フィジカル的な強度はありませんが
以前のモンレアルの様に
小回りが効く機動性で周囲を良くカバーするだけではなく
状況や流れを読むIQの高さと献身性が際立っていたと思います。

そして前回中央のCBだけが適正ではないかと書いた
16ホールディングが右CBで先発しましたが
これも非常に良かったと思います。
フィジカル的な強さと高さでゴール前で存在感を観せると共に
対峙したマネに対しても思った程後手に回される場面もなく
心配した俊敏性の問題はそれ程顔を出さなかったと思います。
そして個人的には41分過ぎの場面が
この試合での16ホールディングのハイライトだったと思います。

この場面ではパスをカットした16ホールディングは
そのままボールを持ち上がった所で
ファビーニョの非常に激しいチャージを受けて
吹っ飛ばされてしまいました。
その吹っ飛ばされた後の16ホールディングはすぐさま起き上がり
サラーのシュートのこぼれ球に対して全力で駆け戻り
今度はマネと激しく激突しながらクリアーして観せました。

大きな怪我をした後はどうしても接触プレーに対して
ナーバスになってしまう事もあると思います。
特にこの場面では最初にファビーニョの激しいチャージを受けて
吹っ飛ばされていましたので
次のマネとの競り合いの場面では
踏み込めなくなってもおかしくはなかったと思います。
しかし突っ込んできたマネが反対に吹っ飛ばされた様に
この場面での16ホールディングは
突っ込んでくるマネに対して恐れる事なく
力強く一歩踏み込んだ対応が出来たのは
16ホールディングにとって非常に大きな意味があったと思います。

このプレーからも膝の怪我の影響は
身体的にもメンタル的にも
完全に払拭されたと断言して良いと思われ
ポジションを再び掴む準備が整ったと言えると思います。

決して格好の良い勝利ではありませんでしたが
この勝ち点3で来シーズンのELの出場権の
獲得のチャンスが出てきました。
今夜のシェフィールド・ユナイテッドの
試合の結果次第ではありますが
残りの2試合共に勝利を挙げ
ウルヴス、スパーズ、シェフィールドが取りこぼしたら
7位に滑り込むチャンスが出てきました。

とは言え、残りの対戦相手の
アストン・ヴィラとワトフォードは
降格争いの真っ只中のチームですので
簡単に勝たせてくれる事はないと思います。
しかし、わずかに蘇ったチャンスを掴む為には
この試合の様に何をしてでも勝利を掴むと言う
強い意志を示して
最後まで戦い抜いて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A FA:1G0A
9ラカゼット     PL:10G4A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:20G2A EL:3G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
17ソアレス      PL:1G0A
19ペペ        PL:5G6A EL:2G2A FA:1G0A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:1G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:1G1A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:1G2A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:1G5A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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