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2021/22シーズン〜〜GK総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンを振り返って〜〜GK〜〜

Arsenal 1.jpg


今回はGKについて2021/22シーズンを振り返ってみたいと思います。

開幕時はこれまでの正GKだった1レノが
ゴールマウスを守っていましたが開幕3連敗を受けて
第4節のノリッジ戦で起用された
新加入の32ラムズデールが素晴らしい活躍を観せた事で
その後は32ラムズデールが正GKの座に就きました。

第2GKに降格した1レノは
冬の移籍期間で移籍する道がなかった訳ではありませんでしたが
最後まで第2GKの職務を全うした事で
今シーズンのGKは最後まで磐石な布陣だったと思います。


〜〜32アーロン・ラムズデール(24歳)〜〜


PL 34試合先発:39失点12クリーンシート
カラバオ杯 3試合先発:2失点2クリーンシート


開幕3連敗を受けて第4節で起用された
32ラムズデールはその期待に応える様な活躍を観せて
正GKの座を掴み取りました。

ポジショニングが正確で
抜群の反応を観せるシュートストップ能力で
何度となく危険なシュートからゴールを守り
同時にゴール前での激しいボディーコンタクトにも負けない
ハイボールの処理の安定性は
1レノにはない部分だと思います。

そして射程距離が非常に長いキック力と
水準以上の精度のあるその一本のフィードで
状況を打開する能力も持っている所も
1レノにはない部分だったと思います。

足下でボール扱う技術レベルも水準以上ですが
その一方でペナルティの外に出る様なプレーに関しては
前に出る判断が曖昧な場面が散見され
改善の余地を残していると思います。

その様な技術的な面だけではなく
キャラクター的にも32ラムズデールは素晴らしく
気迫を全面に出してプレーするのは勿論ですが
味方が良いプレーをすれば大絶賛する様に讃え、
反対に苦しい状況の時には誰よりもチームを鼓舞する等
そのポジティブ的な振る舞いは
チームに勢いと安心感を与えていたと思います。

今シーズンの活躍を受けて
イングランド代表の正GKに推す声も出ており
アーセナルにとっても向こう10年近く
ゴールマウスを任せる事の出来る
イングランド代表GKの存在は
非常に大きな意義を持っていると思います。


〜〜1ベルント・レノ(30歳)〜〜


PL 4試合先発:9失点1クリーンシート
FA杯 1試合先発:1失点
カラバオ杯 3試合先発:1失点2クリーンシート


これまで正GKを務めていた1レノにとっては
難しいシーズンになってしまいました。

これまで通り開幕戦から
ゴールマウスを守りましたが
チームが開幕3連敗を喫した後の
第4節のノリッジ戦で起用された32ラムズデールが
素晴らしい活躍を観せた事で
そのまま正GKの座を奪われる格好になってしまいました。

勿論、開幕3連敗の責任が1レノにあった訳ではなく
どちらかと言うと雰囲気を変える為に起用された
32ラムズデールが予想以上の活躍を観せた為に
そのまま正GKの座に就かれてしまったと言う状況でしたので
ある意味不運だったかもしれません。

しかしその一方で
その後の32ラムズデールの活躍を観てみますと
1レノに比べて足下の技術レベルが安定しており
フィードの精度に関しては大きな差がありましたので
バックラインからしっかりとボールを繋いで
ゲームを組み立てるスタイルを目指している
アルテタ監督は早かれ遅かれ
32ラムズデールを正GKとして
起用する事になっていたかもしれません。

その様な状況を受けて1レノには
冬の移籍期間でチームを離れる噂も出ていましたが
不平不満を一切言わずに常々公言していた様に
シーズンが終わるまでチームの為に留った
1レノの決断は賞賛に値すると思います。

これにより今シーズンのGKのポジションは
第2GKを1レノが務めると言う
近年稀に見る最強の布陣が築かれたと思います。


C'mon Arsenal !!


(年齢は2022年6/30時点)


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