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PL30:Manchester City vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Manchester City 0−0 ARSENAL
2024年3月31日(日)Premier League, Etihad Stadium

Goal


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  15Kiwior

20Jorginho

8Ødegaard    41Rice 

 7Saka              9Jesus

29Havertz



(66)15Kiwior>>>18Tomiyasu
(66)20Jorginho>>>5Thomas
(72)9Jesus>>>19Trossard
(78)7Saka>>>11Martinelli


Substitutes
 1Ramsdale
 35Zinchenko
 21Vieira
 10Smith Rowe
 14Nketiah
 

Arsenal 1.jpg勝ち点差1点の中に3チームが入る
大混戦の中で行われた
3位シティとの首位攻防戦。

難攻不落のシティのホームで行われた試合は
スコアレスドローで終わりました。

先発は代表戦を怪我で辞退した
7サカも名を連ねましたが
一方で代表期間前の怪我で離脱していた
11マルティネッリはベンチには戻って来ましたが
先発に名を連ねる事はなく
左サイドには9ジェズスが起用されました。

試合は予想通りボールを保持して
試合を進めるシティに対して、
アーセナルは前線から激しいプレスを仕掛けて
攻撃を遅らせると共に
シティが自陣に入って来たら
スペースを消す様にブロックを築いて
ゴール前へのシティの侵入を防ぎ続けると言う展開で
その上でアーセナルは一瞬の隙を突いて
一気にシティゴール狙うと言う
展開で進みました。

その結果、両チーム共に
めったに訪れる事のない
隙を伺い続けると言う
非常にヒリヒリとした試合になりましたが
その様な状況の中でも
何度かシティゴールに迫る場面がありました。

デ・ブライネに向けて送られた
グバルディオルのパスが逸れたボールを受けた2サリバが
右サイドのライン際にまで流れて来ていた41ライスに繋ぎ
その41ライスから送られたスルーパスで
4ホワイトがハーフスペースを抜け出した6分過ぎの場面、
その4ホワイトがポケットの位置にまで侵入した所から送ったクロスを
ファーサイドの9ジェズスに通り
1トラップした所から右脚を振り抜きましたが
強振する事が出来ずに
そのシュートも枠を捉えられず。

マークに付いていたアカンジの頭を越す
完璧なクロスだっただけに
9ジェズスのシュートは淡白すぎる印象は
否めませんでした。
コースを狙うのならば
しっかりと枠を捉えなければならなかったと思いますし
反対にそこまでコースを気にしなかったのならば
強振してパワーショットを撃って欲しかったと思います。

ボールを持ち込んできたロドリに対して
41ライスが鋭いスライディングタックルで
ボールを奪い返した24分過ぎの場面、
そのこぼれ球を収めた8ウーデゴールが
ボールを持ち上がった所から
29ハヴァーツ〜9ジェズスへと繋ぎ
その9ジェズスから送られた裏へのスルーパスに呼応して
29ハヴァーツが飛び込みましたが
前に出て来たオルテガに阻まれ
29ハヴァーツはシュートを撃つ事が出来ず。

デ・ブライネが送ったスルーパスをカットした
2サリバから4ホワイト〜9ジェズス〜4ホワイト
〜7サカ〜4ホワイトと細かく繋いで
シティ陣内に侵入した30分過ぎの場面、
一度8ウーデゴールにボールを預けた後に
再び右サイドでパスを受けた4ホワイトからクロスが送られました。
そしてそのクロスをファーサイドで受けた15キヴィオルが
ダイレクトで落としたボールを受けた9ジェズスが
シウバをかわして左脚を振り抜きましたが
このシュートも枠を捉える事が出来ず。

コバチッチが不用意に送ったバックパスを
8ウーデゴールが奪った33分過ぎの場面、
そこから41ライス〜9ジェズスと繋ぎ
その9ジェズスが左サイドから
シュートコースを探しながらカットインした所から
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

9ジェズスがより良いシュートコースを求めて
捏ねくり回し過ぎてしまったのは
ちょっと残念でした。
実際シュートコースがあったかどうかは分かりませんが
ロドリをかわしたタイミングが
一番時間的空間的に余裕があったと思いますので
あのタイミングで撃つ準備が整っていなかった時点で
このチャンスを活かす事は難しかった様に感じます。

フィニッシュの所に問題がありましたが
圧倒的にボールを支配されながらも
アーセナルは上手く隙を突いて
何度かシティゴールに迫る事が出来ましたが
一方で本当の意味でシティにゴールに迫られたのは
この場面位だったと思います

14分過ぎ、デ・ブライネが蹴った
右サイドからのCKをゴール前でアケ合わされてしまいました。
幸いそのヘッドは22ラヤの正面で救われましたが
この早い段階で失点していたら
試合の展開は大きく変わっていたと思いますので
この場面のセットプレーで
失点しなかったのは非常にラッキーだったと思います。

結局前半はポゼッション率72%対28%と
圧倒的にシティにボールを支配されながらも
総シュート数は4対4とイーブンだった様に
ある程度アーセナルが描いたプラン通りに
前半は進んだ様に感じます。

後半は両チーム共にいきなりチャンスが訪れました。

46分過ぎ、左サイドを侵入してきたシウバから
リコ・ルイス〜フォーデン〜ロドリと繋ぎ
そのロドリからのパスを受けたコバチッチに
ペナルティの外側からミドルシュートを撃たれてしまいました。
幸いそのシュートは僅かに枠の外で救われましたが
スペースのない所を細かく繋げられ、
そしてブロックの外側から
積極的にシュートを狙ってきた様に
シティは前半に比べて
より積極的に攻め始めた様に感じました。

51分過ぎ、ディアスからのパスを受けたフォーデンが
グバルディオルに繋いだ所で
2サリバと4ホワイトが上手く嵌めて
ボールを奪い返した所から
ショートカウンターが発動しました。
そのこぼれ球を収めた2サリバが
ダイレクトで8ウーデゴールに繋ぎ
その8ウーデゴールから送られたスルーパスで
裏に飛び出した7サカから
ゴール前に向かって走り込んできた9ジェズスに向けて
グラウンダーのクロスが送られましたが
残念ながらそのクロスに対して
9ジェズスは合わす事が出来ず。

この試合の中でゴールを奪う可能性があった
最大の決定機を活かす事が出来なかったのは残念でした。

結局、9ジェズスを追走して戻ってきたアカンジに
前に入られてしまった事が
この決定機をゴールに繋げる事が出来なかった
最大の原因だったのは言うまでもないと思います。
勿論、アカンジに比べて9ジェズスは
フィジカル的強度が劣っていますので
仕方がない部分もありますが
もっと上手く振る舞う事が出来た様に感じます。

例えば背後から来たアカンジに肩を当てられた事で
バランスを崩してしてしまった9ジェズスは
アカンジに前に入られてしまいましたが
その時の9ジェズスは
アカンジが迫っていた事に気が付いていたのかどうか?
アタックしてくる可能性を予測していたのかどうか?
仮に迫ってきたアカンジがアタックしてくる事を予測出来ていたら
バランスが崩れない様に構えていたと思いますし、
もっと言えば肩をぶつけてくる前に
先にぶつけに行く事も出来たと思います。

同時に、本当の意味で7サカから送られてくるクロスに対して
合わせる準備が出来ていたのかどうか?
ゴール前に飛び込んでいく自分に対して
完璧なクロスを7サカが送ってくれると
100%信じて飛び込んでいたのかどうか?

この場面に限らずにこの様な速いクロスに対して
9ジェズスの反応が一瞬遅れしまい
そのクロスに合わせられない場面が
これまでも何度かあったと思います。

それは送られてくるクロスに対して
柔軟に合わせようとしているのかもしれませんが
反対に言えばクロスが放たれるその時点では
まだ準備が整っていないとも言えます。
もっと言えば自分で調整して合わせようとする意識が強いと言う事は
クロスの出し手が完璧なクロスを送ってくる事を
100%に信じていないとも言えると思います。

この場面でも7サカの事を100%信じていたら
ゴールの中にそのまま飛び込む位の勢いで
走り込んでいたと思いますが
残念ながらその様には観えませんでした。

前半のシュートチャンスで
シュートを撃つ決断を中々下せなかった場面もそうですが
現在の9ジェズスは
ゴールに対する貪欲さや執念、決断力等の
ストライカーとしての重要な何かを
欠いてしまっているのは確かであり
現状としてストライカーではない
29ハヴァーツの後塵を拝しているのも
仕方がないと思います。

その後も両チーム共に
高い集中力で一進一退の攻防を繰り広げ、
特にこの場面の攻防は見応えありました。

68分過ぎ、センターサークル辺りからの
リスタートのボールを受けたドクが
左サイドから18冨安をかわして
ドリブルで中に入ってきた所で
9ジェズスが猛然と戻ってきました。

残念ながら9ジェズスはボールを奪う事は出来ませんでしたが
その9ジェズスの動きで
ドクの侵入を止める事に成功し
そこからリコ・ルイスへ送ったパスが
それた所を今度は猛然と戻ってきた29ハヴァーツがカットして
ボールを奪い返しました。

しかし今度はボールを奪い返した29ハヴァーツが
猛然と追走してきたドクに再びボールを奪い返されてしまうと
そのこぼれ球を収めたシウバが前を向いてパスを出そうとした瞬間に
素早く寄せた2サリバが寄せて奪い返しましたが
その直後にすぐに寄せてきたロドリにボールをカットされてしまいました。
さらにそのこぼれ球を収めたシウバが
グリーリッシュに出したパスは4ホワイトがカットし
そのこぼれ球を収めたロドリに対しては
すぐに2サリバがカットして8ウーデゴールにパスを出しましたが
そのパスは今度はドクにカットされてしまいました。
そしてそのドクからのパスを受けたグリーリッシュが
シウバ〜ロドリと繋いだ所で
8ウーデゴールが寄せて行きましたが
ボールを奪い返す事が出来ずに
そのロドリからのパスを受けたシウバが
深い位置にまで持ち込んだ所から送った折り返しを
4ホワイトがブロックした所から
大きく蹴り出してこの攻防はやっと終わりました。

ドクが仕掛け始めてから約30秒間のこの攻防は
まさに将棋の「早指し」の様に
その瞬間瞬間で判断と決断を繰り返して
目まぐるしく攻守が入れ替わる
緊張感のある攻防だったと思います。

そして試合終盤には
両チーム共に決定機を迎えました。

83分過ぎ、デ・ブライネが蹴った左サイドからのCKを
ニアでグバルディオルが流したボールに対して
ファーサイドに走り込んできたハーランドが
折り返そうとしましたが
空振りしてしまい救われました。

もしもハーランドが折り返していたら
ゴール前にはディアスが入ってきていましたので
失点していてもおかしくない状況でしたので
ハーランドのミスに救われました。

85分過ぎ、18冨安からのパスを
中盤の底で受けた5トーマスが
前方を塞いでいたシウバとロドリの間から
8ウーデゴールにパスを通し
その8ウーデゴールからのスルーパスで
19トロサールが裏に抜け出しましたが
そのまま持ち込んだ所から放たれた左脚のシュートは
オルテガにセーブされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

勿論、抜け出してきた19トロサールを
角度のない所に向けて追いやった
アカンジが対応は素晴らしかったと思いますが
一方で反対サイドからは11マルティネッリが
完全にフリーの状況で走り込んできていましたので
ファーストタッチのタイミングで
11マルティネッリに向けてパスを出していたら
もっと可能性が広がっていた様に感じます。

言うなればPL第4節の
マンチェスター・ユナイテッド戦で
9ジェズスのゴールをアシストした
21ヴィエイラのプレーがまさにそれです。

19トロサールはアタッカーですので
自ら仕掛けようとする意識が強いのもわかりますが
もう少し視野を広げれば
さらに大きなチャンスを生み出す事が出来ると思いますので
その辺りの改善は必要だと思います。

試合は両チーム共にゴールを奪う事は出来ずに
スコアレスでドロー。

勝点3が欲しい試合でしたが
47試合連続ホームゲームでゴールを奪っていた
シティに対して
一つのゴールを奪われる事なく
ドローで終わったのは決して悪い結果ではなかったと思います。

これでリバプールとシティとの直接対決は終わりましたが
その両チームとの直接対決では
ホームで勝利、アウェイで引き分けと言う
1勝1分で勝点4づつ奪う事が出来た様に
遂にこの両チームと肩を並べた宣言しても
誰も文句を言う人はいないと思います。

実際この試合でもシティに全く引けを取らなかったと思います。
特に現時点で世界最高のCFである
ハーランドに全く仕事をさせなかったと言っても過言ではなく
現時点でそのハーランドを抑えられるCBコンビは
6ガブリエウ&2サリバしかいない
と言っても過言ではないと思います。

それに加えてやはり41ライスの存在は
非常に大きかったと思います。
シティの攻撃の起点であるロドリを抑えに
高い位置にまで出ていた思えば
DFラインの前のスペースをしっかりとカバーし、
左サイドにいるはずなのに
気が付いたら右サイドのライン側でプレーしていたりと
ピッチの至る所に顔を出して広範囲カバーするのは勿論の事、
その各々の場面で効果的なプレーを観せ続けて
チームを救っていたと思います。

勿論、この3人だけではなく
ピッチ上の全ての選手が
高い集中力と献身的な姿勢で
90分間戦い続けた結果だと思いますが
結果としてあの絶対王者のシティに
攻め手を全く与えなかったのは
大きな成長を感じます。

それでも改善が必要な所もあったのも事実だと思います。

20ジョルジーニョはここ最近司令塔として
絶大な存在感を示していましたが
完全にボールを支配されてしまったこの試合では
ボールを保持してゲームを作ると言う
最大の役割を殆どする事が出来ず、
反対に20ジョルジーニョが前に出た状態で
ファーストプレスが回避された時には
そのボールの流れに完全に置いて行かれてしまった場面は
一度や二度ではなかったと思います。

そう言う意味では5トーマスが投入されてからの方が
さらに安定感が増した様に感じました。

勿論、20ジョルジーニョはゲームメイクだけに留まらず
相手のファイナルサードにおいて
1本のパスから決定機を演出すると言う
5トーマスにはないパス能力を持ち合わせていますので
少ないチャンスからゴールを奪う飛び道具として
期待していたのかもしれませんが
この試合の様に自陣に押し込められる状況が長い試合では
その決定機を演出するパス能力を披露する場面は
限られていたと思いますので
コンディション的な不安がなければ
最初から5トーマスを起用していた方が
中盤の底に穴が空く事なく
更に強固な守備ブロックが築けていたと思います。

一方でその飛び道具と言う意味では
11マルティネッリを先発から起用出来なかったのも
残念でした。

勿論、ジェズスは守備面で貢献していたと思いますが
ウォーカーが怪我で欠場したこの試合のシティの右サイドは
シティを攻略する上で一つのポイントだったと思いますので
そう言う意味ではアーセナルの左サイドは
物足りなかったと言わざる得ないと思います。

そしてこの試合に限らず現在のアーセナルが
改善しなければならないポイントが
ストライカーだと言う事を
改めて感じさせる試合だったと思います。

まぁ、正確に言えばストライカーを改善する事が出来れば
アーセナルは更に1ランク上のチームになれると言った方が
正しいのかもしれませんが、
どこからでもゴールを奪う事が出来る所は
現在のチームの強みである一方で
逆に言えばこの形に嵌れば確実にゴールを奪う事が出来ると言う
絶対的な形がないとも言え、
この試合の様に少ないチャンスしか作れない状況では
確実にゴールを奪う事が出来る形がない
現在のチームは途端にゴールの匂いを失ってしまいます。

この問題に関しては今シーズン以上に
チーム力を上げる為には
避けては通れない問題だと思いますので
この夏の移籍期間でどの様な補強を行うか楽しみです。

勝点3が理想の試合でしたが
反対に敗れていたら優勝争いから大きく後退する
非常に重要な試合でしたので
その最悪な結果を回避して
勝点1を分け合ったのは
決して悪い結果ではなかったと思います。


これから残り9試合、
取りこぼしをしたチームが
優勝争いから脱落すると言っても過言ではありません。

EL参戦中のリバプールは
CL参戦中のアーセナルとシティに比べて
プレッシャーが少ない分、
有利なのは言うまでもありませんが
何よりも退任が決まっているクロップの為に
チームが一丸となってタイトルを取りにきていますので
シーズン終盤に向かえば向かうほど
そのモチベーションは高くなると思います。

一方のシティは2シーズン連続3冠と言う偉業に
チャレンジしていますが
最後までそのプレッシャーに打ち勝ち続けて
走り抜ける事が出来るのかどうかが問題かもしれません。

しかし昨シーズンも一つも落とす事が出来ない状況で
最後まで走り抜けて3冠を達成したと言う経験がありますので
その大きな経験がある分
この様な難しい状況に対処する術は持っていると思います。

そしてアーセナルはCLバイエルン戦と並行しながら
週に2試合行われる4月を乗り切れるかどうか?
ここ最近のアーセナルにとっては
経験した事のない未知の領域に突入します。

絶対的な力を発揮しているレギュラー組に
新たな怪我人が出現しないと言う事は
PL優勝するに当たり絶対条件だと思いますが
同時に怪我から復帰した5トーマスや18冨安が
シーズン終盤に向けてコンディションが上げていけるのか?
そしてサブ組の中から苦しいスケジュールを救う
ラッキーボーイ的な選手が現れてくれるのか?
これまでのシーズン支えてきたレギュラー組を
他の選手がどれだけカバー出来るかどうかが
非常に重要になってくるのは言うまでもないと思います。

これから始まる難局を乗り越える為には
全てが噛み合う必要があると思います。
反対に全てが噛み合えば
PLの栄冠に手が届く所にまでは
昨シーズン以上にきているのは間違いないと思います。


アーセナルが元々いた立ち位置に戻す為にも
ここからが本当の勝負です!!


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2サリバ       PL:2G1A
4ホワイト      PL:2G4A
6ガブリエウ     PL:4G0A
7サカ        PL:13G8A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:6G6A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:4G3A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:6G4A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G2A CL:1G0A CC:0G1A
15キヴィオル     PL:1G3A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:7G1A CL:2G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G1A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:8G3A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G2A
41ライス       PL:6G6A CL:0G1A


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イーサン・ヌワネリ、プロ契約締結!! [移籍情報]

63イーサン・ヌワネリ(17歳)とのプロ契約が締結されました。

nwaneri-signs-mertesacker.jpg

3月21日に17歳の誕生日を迎えた
63ヌワネリと最初のプロ契約が締結されました。


契約期間:非公開
週給:非公開


アーセナル通算

 PL 2試合途中出場

 公式戦通算 2試合途中出場


9歳の時にアーセナルのアカデミーに加入した63ヌワネリは
驚異的なスピードでステップアップし
2022年9月18日のPLブレントフォード戦に
15歳181日で出場した63ヌワネリは
それまでのPL最年少出場記録だった
ハーヴェイ・エリオットの16歳30日を更新すると共に
1964年8月22日に15歳185日で出場した
デレク・フォースターのイングランドトップリーグにおける
最年少出場記録も59年ぶりに更新し
歴史にその名を刻みました。

今シーズンは16歳ながらU-21チームの中心選手として
PL2を中心にプレーしていますが
それらのリザーブでの試合では
14試合出場し14ゴール3アシストを挙げている様に
既にリザーブの枠には収まりきらないレベルにまで成長しており
実際2024年2月11日に行われた
PLウエスト・ハム戦に
後半途中から出場した63ヌワネリは
ファーストチームの選手たちに混じっても埋もれる事なく
大きな存在感を示していたと思います。

その様な63ヌワネリが
来シーズンからはファーストチームに
昇格する事が期待されています。

本職は攻撃的MFですので
インサイドハーフが主戦場になると思いますが
一方で左利きの63ヌワネリは
右サイドのワイドの位置でも
問題なくプレーが可能だと思いますので
現在、代えが効かない状況になっている
8ウーデゴールと7サカのバックアップを
63ヌワネリに託す英断を下しても良いと
個人的には思っています。

まぁ、実際この2人のバックアップを
63ヌワネリ一人で務めるのは
早くても2〜3シーズン後になると思いますが
セスク、ジャック、7サカの時の様に
彼らを信じて起用し続ければその期待に応え
早い段階からチームの中心選手を担う選手に
成長するだけのポテンシャルを持っていると思いますので
来シーズンからは正式にファーストチームに昇格させ
是非とも多くのチャンスを与えて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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冨安健洋、契約延長!! [移籍情報]

18冨安健洋(25歳)の契約延長が発表されました。

tomiyasu-contract.png.jpeg

日本歴代最高のDFとの呼び声が高い18冨安の
契約延長が発表されました。


契約期間:2026年夏まで+1年延長オプション付き(推定)
週給:£10万(推定)


アーセナル通算

PL 31試合先発+24試合途中出場:1ゴール3アシスト
CL 4試合先発+1試合途中出場:2アシスト
EL 5試合先発+3試合途中出場:1アシスト
FA杯 2試合先発
リーグ杯 2試合先発+1試合途中出場

公式戦通算 44試合先発+29試合途中出場:1ゴール6アシスト


2021年夏にボローニャから加入した18冨安は
右SBのポジションをすぐに掴み
そのまま不動の地位を掴むかと思われましたが
その後は毎シーズン怪我に泣かされ続け
未だにシーズン通して稼働し続けた
シーズンはありません。

しかしSBとして右左問わないユーティリティ性と
SBの中では随一の強度の高い守備力を
アルテタ監督は高く評価しており
本職であるCBでもプレー可能な18冨安は
チームに欠かせない選手だと思います。

実際、無双状態に入った時の18冨安は
PLでも屈指のディフェンス力を観せてくれていると思います。
その一方で無双状態に入った時こそ
怪我のリスクが高まっている様な印象も受けます。

無双状態の18冨安は
リミッターを解除した様な状態で
プレーしているのかどうかは分かりませんが
少なくとも100%の強度のプレーに
耐えられる肉体を手にする事が出来るかどうかが
今後のキャリアにおいて
重要なのは言うまでもないと思います。

18冨安が100%の強度のプレーに
耐えられる肉体を手にする事が出来た暁には
不動のポジションを掴むのは勿論のこと、
PLでも屈指のDFになるのは間違いないと思います。

もっと言えばアーセナルがPLで優勝する為には
無双状態の18冨安が必要であり
仮に18冨安が無双状態でシーズン通して稼働できれば
CL優勝も夢ではないかもしれません。

今後もアーセなrの主力として
チームに多くのタイトルをもたらして
アーセナルのレジェンドの仲間入りを
果たして欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2023/24 CL準々決勝の組み合わせ決定!! [Arsenal F.C.]

2023/24 CL準々決勝の組み合わせ決定しました。

CL.jpg


準々決勝

1、 アーセナル(イングランド) vs バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

2、 アトレティコ・マドリード(スペイン) vs ドルトムント(ドイツ)

3、 レアル・マドリード(スペイン) vs マンチェスター・シティ(イングランド)

4、 パリ・サンジェルマン(フランス) vs バルセロナ(スペイン)


準決勝

  2の勝者 vs 4の勝者

  1の勝者 vs 3の勝者


2023/24 CL準々決勝の対戦相手は
バイエルン・ミュンヘンに決まりました。

過去6シーズンCLに出場出来なかったアーセナルにとっては
他リーグのエリートクラブと対戦する機会自体が少なかったので
どのクラブと対戦する事になっても
非常に楽しみな試合になるのは間違いありませんでしたので
その様な観点から見ますと
日常的に対戦を観る事が出来る
シティとの対戦が回避出来た事だけは
正直良かったと思います。

その中で決まったのがバイエルン。

グアルディオラ監督時代のバイエルンと対戦した
16/17シーズンCLラウンド16では
2試合連続1−5と言う大差で敗れ、
その苦い記憶を残し、
アーセナルはCLの舞台から遠ざかっていました。

その借りを返す時が遂に来たと思います。

あの時のアーセナルに在籍していたのは
もう25エルネニーしか残っていませんが
新たな監督の下、PLを席巻している今のアーセナルならば
あの時の借りを絶対返してくれると思います。

そしてバイエルンを破ると準決勝は
レアルとシティの勝者と対戦します。

言うなればUEFAクラブランキングのトップ3のクラブと
同じ山に入ってしまいましたので
厳しい試合になると思いますが
反対に言えばこの山を勝ち抜いたクラブが
CL制覇に最も近いクラブになると思いますので
非常に楽しみな組み合わせになったと思います。


準々決勝
1stレグ(H)  4/9(火)
2ndレグ(A) 4/17(水)


準決勝
1stレグ(H)  4/30(火) or 5/1(水)
2ndレグ(A) 5/7(火) or 8(水)

決勝 ウェンブリー・スタジアム
6/1(土)


C'mon Arsenal !!


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CL R16 2nd:ARSENAL vs Porto [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 Porto
     (1−1)
2024年3月12日(火)UEFA Champions League Round 16th 2nd, Emirates Stadium

Goal
 (41)19Trossard(←8Ødegaard)


Penalty Shootout

  8Ødegaard ○ー○ Pepê
   29Havertz ○ー● Wendell
     7Saka ○ー○ Grujić
     41Rice ○ー● Galeno
        (4−2)


22Raya

4White  2Saliba  6Gabriel  15Kiwior

20Jorginho

8Ødegaard    41Rice 

 7Saka             19Trossard

29Havertz



(83)20Jorginho>>>9Jesus
(106)15Kiwior>>>35Zinchenko
(106)19Trossard>>>14Nketiah


Substitutes
 1Ramsdale
 31Hein
 18Tomiyasu
 17Cedric
 5Thomas
 25Elneny
 21Vieira
 10Smith Rowe
 24Nelson


Arsenal 1.jpgCLベスト8の進出を賭けた2ndレグは
PK戦までもつれ込みましたが
14シーズンぶりにベスト8への進出を決めました。

先発は怪我で離脱中の11マルティネッリは
結局間に合わず、
ブレントフォード戦と同様に
左サイドには19トロサールが起用されました。

試合は1stレグと同様に
前線からの激しいプレッシングと
下がった位置でスペースを消す様に
守備のブロックに築くポルトに対して
アーセナルがなんとかこじ開けようと
あの手この手で迫る展開になりました。

左サイドから上げた19トロサールのクロスに対して
ファーサイドで競り勝った
4ホワイトがヘッドで合わせた3分過ぎの場面、
残念ながらそのヘッドはバーを超えてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

4ホワイトからのパスを
右サイドで受けた7サカがニコを振り切って
ペナルティの中まで侵入して
左脚を振り抜いた12分過ぎの場面、
オタヴィオの股を抜いたそのシュートは
コスタにセーブされゴールを奪う事が出来ず。

そしてそのこぼれ球を収めた
7サカから8ウーデゴール〜20ジョルジーニョと渡った所から
ゴールに向かって走り込んで行った
8ウーデゴールの動きに合わせて
20ジョルジーニョからスルーパスが送られました。

残念ながらそのパスを受けた8ウーデゴールは
ガレノとオタヴィオに挟まれる様にブロックされてしまい
シュートを撃つ事が出来ませんでしたが
この試合はスペースのない所でも
果敢に切り込んで行けていたと思います。

右ショートコーナーから
7サカ〜19トロサール〜7サカと繋ぎ
その7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが左脚を振り抜いた
13分過ぎの場面、
そのシュートは僅かにポストの外側で
ゴールを奪う事が出来ず。

左サイドから19トロサールが送った
クロスに対して7サカがヘッドで合わせた
14分過ぎの場面、
7サカのヘッドはジャストミートしませんでしたが
ゴール前のスペースに上手く入り込んでいたと思います。

一方で速攻からピンチを迎える場面もありました。

21分過ぎ、コスタからのパスを受けたペペーが
高い位置にまで上がってきていたジョアン・マリオに展開し
そのジョアン・マリオからのクロスを受けたエバニウソンに
ペナルティの中から右脚を振り抜かれてしまいました。

幸いそのシュートは22ラヤのファインセーブで防ぎましたが
バレラをケアする為に
41ライスが前に出ていた事で出来てしまった
20ジョルジーニョとの間のスペースに
下がってきたペペーに向けてコスタから直接パスが送られた事で
崩されてしまった危ない場面でした。

その後は一進一退の展開になりましたが
その様な中で8ウーデゴールからの
素晴らしいパスで先制点を奪う事に成功しました。

41分、19トロサールからのパスを受けた
8ウーデゴールがプレスを仕掛けてきた
コンセイソンをかわし、
そこからペペーのチャージを受けながら送ったスルーパスで
抜け出した19トロサールが右脚を振り抜きゴール!!

コンセイソンをかわした事で
ぺぺーとバレラのみならず
本来19トロサールをケアしなければならなかった
ジョアン・マリオも
8ウーデゴールの動きに気を取られた所で
殆ど勝負があったと思います。

結果として19トロサールを見失っていた
ジョアン・マリオの内側を通す様に送ったスルーパスに
ジョアン・マリオは付いて行く事が出来ず、
19トロサールに決定的な状況をプレゼントした
8ウーデゴールの一連のプレーは流石であり
非常に美しい崩しだったと思います。

これで2試合合計1対1になり
完全に振り出しに戻りました。

後半はポルトが攻勢を強めてきた事もあり
流れを掴めない時間帯が続きましたが
それでもゴールネットを揺らす場面がありました。

66分過ぎ、4ホワイトから
DFラインの裏に向けて送られたボールに対して
追走していた29ハヴァーツが
ボールの処理に一瞬躊躇した
ペペとコスタの間に体を強引に捩じ込んだ事で
こぼれたボールを
8ウーデゴールが無人のゴールに蹴り込みましたが
29ハヴァーツが交錯した所でファールを取られ
ゴールは認められず。

確かに明らかにポルトボールの状況になっていたら
ファールを取られても仕方がないと思いますが
この時点ではぺぺにしてもコスタにしても
完全にボールをコントロールした状態ではありませんでしたので
イーブンの状態のボールに対して
ボールを保持しようとしていた状況での交錯と考えれば
一概にこの交錯がファールとは言い切れない場面だったと思います。

よって純粋にこの3者が交錯して倒れただけならば
29ハヴァーツがコスタやペペと交錯して倒した一方で
コスタやペペが29ハヴァーツの動きを遮って
倒したとも言えたと思いますので
ファールを取られなかった可能性もあったと思いますが
最後の最後で交錯して倒れた時に
ペペのシャツを掴んでいた29ハヴァーツが
そのままペペのシャツを引っ張る格好で
倒す形になってしまいましたので
これにより単純に交錯しただけの状況では
なくなってしまいました。

29ハヴァーツにしてみては
全く意図していなかったのかもしれませんが
結果的にシャツを引っ張って引き倒してしまったら
ファールを取られても仕方がなかったと思います。

一方で再びカウンターからピンチを迎えてしまいました。

69分過ぎ、7サカから4ホワイトヘのスルーパスが
ウェンデルにカットされてしまった所から
バレラ〜ニコと繫げられ
そのニコからのパスが
前に出ていた20ジョルジーニョの背後に走り込んできた
コンセイソンに通ってしまった事で
2サリバ&6ガブリエウ&15キヴィオル対
コンセイソン&ガレノ&エバニウソンの
3対3の状況に陥ってしまいました。

幸いボールを持ち込んで来たコンセイソンが放ったシュートは
22ラヤがセーブして難を逃れましたが
21分過ぎの場面もそうでしたが
ファーストプレスが決まらなかった時に
20ジョルジーニョの周囲に大きなスペースが
生まれてしまう所が
現在のアーセナルの守備時の弱点かもしれませんので
その辺りをどの様にケアするべきか
早急に修正が必要だと思います。

終盤に9ジェズスを投入してから
ポルトゴールに迫る場面がありました。

82分過ぎ、7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ペナルティの中に切り込んで行った所でカットされたこぼれ球を
7サカが9ジェズスに繋ぎ
その9ジェズスが右脚を振り抜きましたが
残念ながらコスタの股間を狙ったシュートは
セーブされてしまい
惜しくもゴールを奪う事は出来ず。

84分過ぎ、8ウーデゴールからのパスを受けた
7サカが右サイドからカットインした所から
豪快に左脚を振り抜きました。
そのシュートはコスタのファインセーブに阻まれ
そのこぼれ珠に対して8ウーデゴールが左脚を振り抜きましたが
そのシュートは枠を捉らえられず。

7サカのシュートをセーブする為に
コスタは左に飛んでいましたので
ゴールの右半分は大きく空いていただけに
8ウーデゴールは決めなければならなかったと思います。

90分過ぎ、右サイドのライン側に開いて行った
8ウーデゴールから送られたスルーパスで
ポケットの位置に抜け出した7サカから
マイナス方向に折り返しました。

残念ながら7サカからの折り返しは
ニアに入って来た29ハヴァーツには合いませんでしたが
折り返しのコースがもう少しゴール側だったら
29ハヴァーツに合っていただけに
惜しい場面でした。

後半アディショナルタイム、4ホワイトからのパスを受けた
8ウーデゴールが上手くターンして
ニコをかわして中に向かって行った所から
9ジェズスにパスを出し、
その9ジェズスのヒールでのリターンパスを受けた
8ウーデゴールがマルセイユルーレットで
更に切り込んで行こうとしました。

残念ながら8ウーデゴールは潰されてしまい
シュートを撃つ事は出来ませんでしたが
非常に気迫がこもったプレーだったと思います。

結局90分では勝負がつかず
試合は延長戦に突入しました。

109分過ぎ、41ライスからの
サイドチェンジのパスを受けた7サカから
8ウーデゴール〜14エンケティア〜7サカと
スペースのない所を細かく繋いで行き
その7サカが左脚を振り抜きましたが
オタヴィオにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

115分過ぎ、2サリバからのフィードを右サイドで受けた
4ホワイトから29ハヴァーツへ
グラウンダーのクロスが送られましたが
トラップが流れてしまいシュートを撃つ事が出来ず。

この様な重要な場面で
29ハヴァーツのトラップの不安定さが
出てしまったのは残念でした。

結局、延長戦でも最後までゴールを奪う事が出来ずに
PK戦に突入しましたが
この試合でもアルテタ監督が選手交代のカードを
上手くきれなかったのは残念でした。

試合開始から激しくプレッシングを行い続けていたポルトは
かなり疲弊していたと思われ、
実際延長戦に入ると
脚が止まっていた選手もいたと思います。
その様な状況にも関わらず
延長後半から投入したのが
ドリブラーである24ネルソンではなく
ストライカーの14エンケティアだったのは
少なからず疑問に感じました。

脚が止まっていたポルトの守備陣にとっては
ドリブラーである24ネルソンが投入され
ドリブルを仕掛けられ続けた方が
嫌だった思いますし、
例えドリブル自体が有効打にならなくても
そのドリブルにより相手のエラーを誘発する
可能性もあったと思います。

同時に14エンケティアを投入した事で
9ジェズスが左サイドに移る事になった事で
9ジェズスが消えてしまったのも
もったいなかったと思います。

9ジェズスの強みは
スペースのない所でもボールが収まり
周囲とのコンビネーションプレーが出来る所だと思います。
実際、中央でプレーしていた時間帯は
良い形でボールに絡んでチャンスを作っていたと思いますが
左サイドに移ってからはその様な場面は殆どなかった様に感じます。

よってこの2つの点からも
14エンケティアではなく
24ネルソンを投入して欲しかったと
個人的には思いました。

何はともあれこの試合の様に試合を支配しながらも
ゴールを奪う事が出来なかったチームが
粘りに粘って守り続けた相手チームに
PK戦で敗れてしまうと言うパターンは良く観ますので
今回も一抹の不安がなかった訳ではありませんが
その不安も一人目に蹴った8ウーデゴールが決めた時点で
吹き飛んだ人も多かったと思います。

コイントスで自ら先行を選び
そして自ら最初のキッカーとして
ペナルティスポットに立ちPKを決める。

最もプレッシャーがかかる状況を
キャプテンとして引き受け
その重積に押しつぶされる事なく決めてみせた
8ウーデゴールの姿を心強く感じたのは
私だけではないと思いますし
その様な不安を払拭するには十分だったと思います。

結局、4人全員決めたアーセナルに対して
2人目のウェンデルはポストを叩き
そして4人目のガレノに対しては
コースを読み切った22ラヤがファインセーブを観せて
4−2でPK戦に勝利して
ベスト8への進出を決めました。

1stレグに続き2ndレグも
ポルトの前線から執拗に激しく仕掛けてくるプレスと
献身的なプレスバックからの
ゴール前のスペースを消す緻密なブロックに
苦戦してしまいました。

とは言え、1stレグに比べて
前線のフリーランニングとそれを活かす
縦方向のパスで何度かチャンスを作り
先制ゴールもこのパターンで生み出しましたので
この試合に向けて練っていたと思われる対策は
大体成功したと言えるかもしれません。


これから始まるCLベスト8からは本当の意味での
ヨーロッパのエリートクラブとの対戦が始まります。

リアル・マドリー
バルセロナ
アトレティコ・マドリーのスペインの3強、

ヨーロッパ屈指の金持ちクラブである
パリSG、

バイエルンとドルトムントのドイツの2強

そしてマンチェスター・シティ

どのクラブも強敵であると共に
ここ何年もの間、
これらのエリートクラブとの対戦がなかっただけに
この様なエリートクラブとの対戦が観れるのは
純粋にフットボールファンとしても楽しみです。

とは言え、折角他のリーグのエリートクラブと
対戦出来る機会を得た訳ですので
出来る事ならば日常的にその対戦を観る事が出来る
シティとの対戦だけは避けて欲しいと思いますが、、、。

何はともあれ14シーズンぶりに
CLベスト8に進出した事を祝いたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2サリバ       PL:2G1A
4ホワイト      PL:2G4A
6ガブリエウ     PL:4G0A
7サカ        PL:13G8A CL:3G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:6G6A CL:2G1A CC:1G0A
9ジェズス      PL:4G3A CL:4G2A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:6G4A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G2A CL:1G0A CC:0G1A
15キヴィオル     PL:1G3A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:7G1A CL:3G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G1A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:8G3A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G2A
41ライス       PL:6G6A CL:0G1A


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