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PL3:ARSENAL vs Fulham [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−2 Fulham
2023年8月26日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (1)Pereira
 (70)7Saka(pk)
 (73)14Nketiah(←21Vieira)
 (87)Palhinha
 
Sent off
 (84)BASSEY


1Ramsdale

5Thomas  4White  2Saliba  15Kiwior

41Rice

8Ødegaard     29Havertz

 7Saka              11Martinelli

19Trossard



(46)19Trossard>>>14Nketiah
(56)5Thomas>>>35Zinchenko
(56)29Havertz>>>21Vieira
(84)8Ødegaard>>>20Jorginho
(90)41Rice>>>9Jesus

Substitutes
 22Raya
 6Gabriel
 10Smith Rowe
 24Nelson


Arsenal 1.jpg一時は逆転に成功しましたが
結局2つのミスが失点に繋がってしまい
開幕3連勝を飾る事は出来ませんでした。

先発は前節2枚のイエローを受けて
退場処分を受けた18冨安に代わって
左SBには15キヴィオルが入り
14エンケティアに代わって
19トロサールが1トップに入った以外は
前節と同じメンガーが組まれました。

試合は開始早々に犯してしまった
7サカの大きなミスから
先制点を奪われてしまいました。

1分、右サイドで41ライスからのパスを受けた
7サカがダイレクトで送ったバックパスが
誰もいないところに送るパスになってしまい
そのボールをペレイラにダイレクトで
ロングシュートを決められてしまい失点。

スペースがそれ程なく
背後からプレッシャーを受けていたとは言え
7サカのバックパスは
非常に軽率だったと思います。

一方でゴール前に戻ろうと下がっている最中に
ペレイラにシュートを撃たれてしまったと言う
難しい状況だったとは言え、
ゴールに向かって走り込んできたヒメネスが
気になったのかもしれませんが
1ラムズデールが下って行ったコースは
明らかに中央に寄り過ぎていており
それによりニアを空けてしまったのは
明らかなミスだったと思います。

その後はボールを支配する
いつもの流れになっていきましたが
この日は要所要所の所でミスが多く
シュートを撃つ所までは中々辿り着けない
嫌な展開なってしまい
最初のチャンスはこの場面だったと思います。

10分過ぎ、4ホワイトからのサイドチェンジのパスを
左サイドに開いていた19トロサールが収め
そこから間髪入れずにクロスが送られました。
そのクロスに対してファーサイドに走り込んできた7サカが
ダイレクトで折り返したボールに対して
29ハヴァーツが飛び込みましたが
そのシュートは枠を捉えられず。

ディオップに背後に着かれて
プレッシャーを受けながらの状況だったとは言え
29ハヴァーツはディオップの前を取っていて
ただ前に押し込むだけの状況でしたので
決められなかったのは残念でした。

その後は徐々にフラムゴールに迫る場面は増えていきました。

19トロサールからのパスを受けた
11マルティネッリが自らドリブルで切り込んで行き
右脚を振り抜いた17分過ぎの場面、
このシュートはレノにセーブされて
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
対峙していたテテをかわしてからシュートを撃つまでの
11マルティネッリの一連の仕掛けは
非常に鋭い仕掛けだったと思います。

8ウーデゴールからのパスを受けた
41ライスが送ったパスで7サカが抜け出し
そこから右脚でゴール前を横切る様な
鋭いクロスが送られた17分過ぎの場面、
ゴール前に入ってきた29ハヴァーツは
反応出来ず。

確かに29ハヴァーツはストライカーではありませんので
仕方がないのかもしれませんが
フラムのディオップやテテは反応していましたので
仮に届かなかったとしても
7サカのクロスに対して反応して欲しかったと思います。

41ライスも嘆いていた様に7サカのクロスを
全く予想出来ていなかった様に反応しなかった
29ハヴァーツの姿を観てしまうと
本当にアーセナルのレベルでプレー出来るのかと
疑問を感じてしまいます。

19トロサールが入れた左CKのボールが
流れてきた所を11マルティネッリが
1トラップしてから左脚でボレーシュートを撃った
18分過ぎの場面、
このシュートもヒメネスにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

右サイドの角度のない所から
7サカがFKを蹴った20分過ぎの場面、
ニアを狙ったそのFKはディオップにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

一方でアーセナルゴールに迫られる場面も何度かありました。

21分過ぎ、ペレイラの浮き球のラストパスに対して
ヒメネスと競り合った4ホワイトが
ヘッドでカットしましたが
そのルーズボールに対して
ヒメネスにオーバーヘッドを撃たれてしまいました。

幸いそのシュートは枠を捉えず救われましたが
この場面の始まりは
フラムの攻撃を凌ぎきり
攻撃に転じる為に全体的に前に動き出した所で
19トロサールが29ハヴァーツに向けて送ったパスが
カットされてしまった事が切っ掛けでしたので
この場面もミス絡みから始まったピンチでした。

23分過ぎ、下がってきた11マルティネッリに対して
2サリバが出したパスをルキッチにカットされてしまい
ペレイラからのパスを受けたウィルソンに
カットインした所から左脚を振り抜かれてしまいました。
幸いそのシュートは枠を捉えずに救われましたが
この場面も単純なパスミスからのピンチでした。

この試合の前半は単純なミスパス等の
アーセナルらしくないミスが多く
何人かの選手は集中しきれていない様に感じる場面が
何度もあったと思います。

その後も何度か決定機がありました。

30分過ぎ、4ホワイトのサイドチェンジのパスを
左サイドの開いた位置で受けた19トロサールが送ったクロスを
ファーサイドで7サカがヘッドで合わしました。
残念ながら前に飛び込んだ8ウーデゴールとロビンソンの
死角に入ってしまったのか7サカのヘッドはヒットしませんでしたが
しっかりとヒットしていたら
確実にゴールを奪える場面だったと思います。

31分過ぎ、19トロサールからのパスを受けた
11マルティネッリが角度のない所から
左脚を振り抜きましたが
ニアを狙ったこの鋭いシュートも
レノのファインセーブで阻まれゴールを奪う事は出来ず。

39分過ぎ、左サイドから仕掛けてきた
11マルティネッリのパスを受けた19トロサールが
41ライスに繋げ
その41ライスが送ったダイレクトパスを
そのまま中に走り込んできた11マルティネッリが受けて
右脚を振り抜きましたが
このシュートもレノにセーブされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

40分過ぎ、15キヴィオルが出したスルーパスで
左サイドを抜け出した29ハヴァーツからの折り返しを
8ウーデゴールがダイレクトで左脚を振り抜きました。

そのシュートはゴール右隅に突き刺さりましたが
29ハヴァーツの所でオフサイドがあり
このゴールは取り消されてしまいました。

結局この場面も次の動きを感じる事が出来ていない
29ハヴァーツに問題があったと思います。

元々、11マルティネッリがボールを持っている時に
29ハヴァーツは足元へのパスを要求していましたが
前が塞がっていた事もあり
11マルティネッリは
横にいた15キヴィオルへのパスを選択しました。
それにより29ハヴァーツは
一度スイッチを切る様に動きを止めてしまいましたが
一方で11マルティネッリからのパスを受けた15キヴィオルは
フリーになっていた29ハヴァーツに向けて
間髪入れずにスルーパスを送った為に
オフサイドポジションに留まっていた29ハヴァーツは
当然オフサイドを取られてしまいました。

もしも29ハヴァーツが15キヴィオルのパスを感じていたら
オフサイドにならない様に動き治す事は出来たと思いますので
ここでも29ハヴァーツが
周囲との噛み合わない問題が出てしまったと思います。

前半の間にゴールを奪う事が出来なかった事もあり
後半頭からアルテタ監督は動いてきましたが
19トロサールに代わって14エンケティアを投入してきたのは
少なからず驚きでした。

勿論、ストライカーである14エンケティアを投入する事自体は
疑問には感じませんが
19トロサール自体は決して悪かった訳ではありませんので
最初に代えてきたのが「そこ?」と言う印象は
否めませんでした。

結局、後半が始まっても
試合が動く気配がなかった為に
アルテタ監督は再び動いてきました。

56分、5トーマスと29ハヴァーツに代えて
35ジンチェンコと21ヴィエイラが投入されました。

この交代で投入された35ジンチェンコが
偽SBとして左SBに入り
残りのDFの3人がそのまま右へスライドする
昨シーズンまでのDFラインに近い形に変更さたと共に
29ハヴァーツに代わって21ヴィエイラが
左インサイドハーフに入った事で
チームのリズムはガラリと変わって
一気にテンポアップする事に成功しました。

5トーマスの偽SBシステムが
機能していかないかどうかの判断を下すのは
現時点では時期尚早だと思いますが
29ハヴァーツに関しては
インサイドハーフとして起用するのは
短期的にはかなり厳しいと言わざる得ないと思います。

ここでもプレシーズン中から一貫して書いていますが
現時点での29ハヴァーツは
他の選手とプレースピードやテンポに
付いていけていないのは勿論ですが
最も問題なのはプレービジョンが
全く合致していない所だと思います。

17分過ぎの7サカのクロスに反応出来なかった場面や
40分過ぎのオフサイドの場面だけではなく、
パスを出しても走り込んでいない場面は多々あり、
試合後の会見でアルテタ監督が触れていた
後ろ向きのプレーと言うのは
この51分過ぎの場面だと思いますが
この場面では完全にフリーの状況で
前にスペースが広がっているにも関わらず
2サリバの楔のパスを受けた29ハヴァーツは
何の躊躇もなくダイレクトで41ライスに戻してしまい
チームがテンポアップするチャンスを潰しただけではなく
そのパスも相手にカットされてしまうと言う
失態を演じた様に
一人だけ別のチームの選手が混ざっている様な状況でした。

勿論、新加入の選手ですので
時間が必要だと言う事は分かりますが
これは本当に連携面が成熟出来ていない為の問題だけで
片付けて良いものなのか?
根本的なレベルやセンスの問題ではないのか?
意見が分かれると思います。

一流の選手は初めて一緒にプレーしても
すぐに通じ合って
素晴らしいコンビネーションを観せてくれると
昔から言われています。

しかも29ハヴァーツは
リバプールに加入した遠藤の様に
突然移籍してすぐさまピッチに送り込まれた様な状況ではなく
約1ヶ月半の間プレシーズンから共にトレーニングを重ね
多くの試合をこなしてきているにも関わらず
未だにプレシーズンの初戦のニュルンベルグ戦の時と変わらず
チームと噛み合っていないままと言うのは
大きな問題だと思います。

実際、29ハヴァーツがどれだけ機能していないかと言うのは
この試合でのタッチ数を観れば一目瞭然だと思います。

この試合の29ハヴァーツのタッチ数は
56分間で僅かに28回しかありませんでした。
ポゼッション率71.1%対28.9%の試合の
中盤の選手としては
信じられない程少ないタッチ数であり
試合を観ている印象通り数字から観ても
試合に全く関与していないと言えると思います。

代わって投入された
21ヴィエイラのタッチ数が30回あった様に
このポジションの選手がボールに絡まなければ
攻撃陣に勢いをもたらす事が出来ないのは
言うまでもないと思います。

結局この試合で29ハヴァーツのプレーの中で良かったのは
ハーフスペース辺りで相手右SBのテテを引き付けて
ワイドの位置の11マルティネッリをフリーにして
サイドチェンジのパスを通しやすくするプレーのみでしたので
後半頭から21ヴィエイラを投入しても
全然良かったと思います。

もっと厳しい事を言うならば
今後も先発から左インサイドハーフで
29ハヴァーツを起用するならば
フィールドプレーヤーを一人欠いている様な状況で
戦わなければならない事を
覚悟しなければならないかもしれません。

35ジンチェンコと21ヴィエイラが入ってからは
それまでとは全く異なるチームの様に
プレースピードが劇的に上がり
非常にアグレッシブなプレーで
フラムゴールに迫り始めました。

56分過ぎ、2サリバからの
楔のパスを下がってきて受けた14エンケティアは
そのまま前を向き
そこから11マルティネッリが
中に向かって走り込む動きで空けた
サイドに上がってきた21ヴィエイラに繋げられ
そこから間髪入れずに
ゴール前に向かって走り込んでいった11マルティネッリに向けて
クロスが送られました。

残念ながらそのクロスは
ディオップにクリアーされてしまいましたが
この仕掛けに絡んだ全ての選手が
一致したゴールまで道筋を描いてプレーていた事が
誰からの目からもはっきりと分かる
仕掛けだったと思います。

その後も昨シーズンの様な
小気味良いテンポで
グイグイと相手ゴールに迫っていきました。

63分過ぎ、2サリバの楔のパスを受けた
8ウーデゴールから送られたスルーパスで
裏に抜け出した14エンケティアからクロスが送られ
そのクロスをファーサイドで受けた11マルティネッリが
再び中に折り返しました。
残念ながらゴール前に入ってきていた
21ヴィエイラに通る前に
その折り返しはルキッチにクリアーされてしまいましたが
この仕掛けもアイデアが共有されていた
良い仕掛けだったと思います。

勢いに乗ったアーセナルは
同点ゴールに繋がるPKを獲得しました。

66分過ぎ、41ライスからの
サイドチェンジのパスを受けた
11マルティネッリからのスルーパスを受けた
21ヴィエイラがそのまま
ペナルティ内に切り込んでいった所で
遅れてきたテテのタックルで倒されPK獲得!!

70分、そのPKを7サカが決め同点!!

この場面は21ヴィエイラのフリーランニングに
尽きると思います。
オフサイドラインをしっかりと意識しながら
盟友の11マルティネッリから
パスが出されるタイミングを計って
トップスピードのまま飛び出した21ヴィエイラの
フリーランニングは完璧だったと思います。

その後も21ヴィエイラは輝き続けました。

71分過ぎ、35ジンチェンコからのパスを
ライン側で受けた21ヴィエイラから
アーリークロスが送られました。
残念ながらシュートを撃つ事はできませんでしたが
ディオップとバッシーの間に入ってきた7サカに向けて
ディオップの頭を越す
完璧な軌道のクロスだったと思います。

そしてその21ヴィエイラからのクロスから
逆転ゴールが生まれました。

73分、ルーズボールを収めた
7サカからのパスを受けた21ヴィエイラから
GKとDFラインの間を射抜く様に送られたクロスを
ゴール前に入ってきた14エンケティアが
ダイレクトで合わせて逆転ゴール!!

21ヴィエイラのクロスは
14エンケティアの前にいたディオップの足が
ギリギリ届かない完璧なコースのクロスだったと思います。

このまま終われば完璧な試合でしたが
この後にミス絡みから再びゴールを奪われてしまいました。

86分過ぎ、15キヴィオルからのパスを
ライン側で受けた35ジンチェンコが
前に向かって出したパスがトラオレにカットされてしまい
そこから受けたショートカウンターで
左サイドからのCKを与えてしまいました。

87分、その左サイドからのCKを
パリーニャに決められてしまい失点。

確かにパリーニャに対するマークのズレが起きてしまった
守備の不味さもありましたが
そもそもこのCKを与える切っ掛けを作ってしまった
35ジンチェンコの不用意なパスミスが
大きな問題だったと思います。

なぜ35ジンチェンコはトラオレに前を塞がれた状況で
リスクを犯して前にパスを出す判断をしてしまったのか?

実際、2枚目のイエローカードを受けたバッシーが退場し
数的有利の状況でしたので
残りの時間はボールをキープして
時間を潰すだけで良い状況でした。

その様な状況にも関わらず
トラオレには詰め寄られて前を塞がれ、
パスの受け手となる11マルティネッリや41ライスも
完全にフリーではない状況で
なぜリスクを犯してまで
前にパスを出さなければならなかったのか?
なぜセーフティーに15キヴィオルに
戻さなかったのか?

確かにチームの雰囲気を変え
逆転に導いた一つの要因は
偽SBとして35ジンチェンコが入った事で
中盤は活性化したからでしたが
その一方でこの一つの判断ミスで
この逆転劇を台無しにもしてしまったと思います。

昨シーズンもそうですが35ジンチェンコを偽SBとして起用すれば
チームは確実に活性化しますが
一方で守備時には穴となり、
この場面の様に不用意なミスを犯して
ピンチを招くと言うリスクと表裏一体になってしまうのは
今シーズンも大きな問題になりそうです。

この様なリスクマネージメントの観点を考えても
12ティンバーの離脱は
非常に大きな問題になってくるかもしれません。

それでも試合終了までゴールを目指して
攻め続けました。

93分過ぎ、11マルティネッリが
ファーサイドのポストを狙って送ったクロスに対して
9ジェズスと競ったロビンソンがヘッドでクリアーしたボールを
21ヴィエイラがオーバーヘッドを撃ちました。
残念ながらそのオーバーヘッドはレノにセーブされ
そもそもジェズスの位置がオフサイドだった為に
ゴールを奪う事は出来ず。

99分過ぎ、2サリバからのパスを受けた21ヴィエイラが
そのままカットインした所から
左脚を振り抜きましたが
そのシュートもレノのファインセーブで防がれてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

99分過ぎ、7サカが蹴った右CKに対して
9ジェズスがヘッドで落としたボールを
ディオップが触り15キヴィオルの所に跳ねてきましたが
残念ながら押し込む事は出来ず。

試合はこのまま2−2で終わり
勝ち点2を失ってしまいました。

この試合ではっきりした事は
いくつかあったと思います。

まず偽SBシステムに関しては
昨シーズン1シーズン行ってきた
35ジンチェンコを左SBに配置する形の
偽SBシステムの方が
圧倒的に機能性が高かったと思います。

中盤の流れはスムーズになり
より効果的な縦パスが入る様になっていましたので
守備面の問題や
35ジンチェンコの不用意なプレーのリスクはありますが
現状としては35ジンチェンコを左SBに配置する形に
戻すべきだと思います。

同時に解説でも指摘されていましたが
右サイドの機能性を考えますと
中に入ってプレーする機会が多い
5トーマスを右SBで起用するよりも
4ホワイトを右SBで起用して
既に完成の領域にある
7サカ&8ウーでゴール&4ホワイトの
ユニットを組ました方が
圧倒的に機能性は高くなると思います。

よって12ティンバーが離脱してしまった現状を踏まえて
新たな形の構築を目指すよりも
昨シーズンの
4ホワイト&2サリバ&6ガブリエウ&35ジンチェンコの
DFラインの形に戻す時が来たかもしれません。

同じ様に左インサイドハーフで起用している
29ハヴァーツも一度やめるべきだと思います。

実際、29ハヴァーツに代わって投入された
21ヴィエイラはこの試合で最も輝いた選手でしたので
この結果を踏まえれば
次のユナイテッド戦で29ハヴァーツを
先発させる事は考えられないと思います。

中盤の守備強度を考えて
41ライス&5トーマス&8ウーデゴールの3人で
中盤を構成するかもしれませんが
個人的には結果を出した21ヴィエイラに
再びチャンスを与えて欲しいと思いますし
同じく開幕からベンチに座り続けている
10スミス・ロウにもチャンスが与えられれば
きっと結果を出してくれそうに感じます。

56分を境にチームの機能性が変わったのは
誰の目から見ても明らかだと思いますので
その状況を考えてアルテタ監督は
とりあえず昨シーズンの形に戻すのか?
次のユナイテッド戦は注目されます。


C'mon Arsenal !!


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2サリバ       PL:0G1A
7サカ        PL:2G0A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:1G0A
11マルティネッリ   PL:0G1A
14エンケティア    PL:2G0A
19トロサール     CS:1G0A
21ヴィエイラ     PL:0G1A

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サカ、PFA年間最優秀若手選手賞受賞!! [Arsenal F.C.]

7ブカヨ・サカが2022/23シーズンの
PFA年間最優秀若手選手賞を受賞しました。

saka-pfa-ypoty.jpeg


2022/23シーズンのPFA年間最優秀若手選手賞に
アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
ガブリエウ・マルティネッリ(アーセナル)
ジェイコブ・ラムジー(アストン・ヴィラ)
モイセス・カイセド(ブライトン)
エヴァン・ファーガソン(ブライトン)
と共にノミネートされていた7サカが
見事に受賞しました。


2022/23シーズン
PL 37試合先発+1試合途中出場:14ゴール11アシスト
EL 3試合先発+5試合途中出場:1ゴール
FA杯 2試合先発


アーセナルの選手がPFA年間最優秀若手賞を受賞したのは
1986/87シーズンのトニー・アダムス
1988/89シーズンのポール・マーソン
1998/99シーズンのニコラ・アネルカ
2007/08シーズンのセスク・ファブレガス
2010/11シーズンのジャック・ウィルシャー
以来の6人目でした。

その7サカは
アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)
ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)
マルティン・ウーデゴール(アーセナル)
ハリー・ケイン(スパーズ)
と共にPFA年間最優秀選手賞にもノミネートされていましたが
残念ながらこちらはハーランドが受賞しました。

しかし昨シーズン圧倒的な力を発揮して
PL最多ゴール数を更新したハーランドが
ダブル受賞してもおかしくない状況の中で
最優秀若手選手賞には7サカが選出されたのは
それだけ7サカのパフォーマンスが
素晴らしかったと言う事ですので
この受賞はグナにとっても誇らしい受賞だと思います。

因みにPFA年間ベストイレブンには
優勝したシティの5名に次ぐ
7サカと共に1ラムズデール、2サリバ、8ウーデゴールの
4名が選出されました。


Congratulation!!Saka!!


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