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2021/22冬の移籍期間が閉幕して [移籍情報]

2021/22冬の移籍期間が閉幕して


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IN

ウエスト・ブロムウィッチ・アルビオンから完全移籍
 左SB リノ・ソウザ(17歳)イングランド/ブラジル 移籍金非公表

コロラド・ラピッズから完全移籍
 CB オーストン・トラスティ(23歳)アメリカ代表 移籍金非公表


OUT

ハイバーニアンへローン移籍
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ASローマヘローン移籍
 CMF エインズリー・メイトランド=ナイルズ(24歳)イングランド代表 手数料£50万(推定)

ミドルズブラへンローン移籍
 ストライカー フォラリン・バロガン(20歳)イングランドU-21 手数料非公表

マルセイユヘ完全移籍
 左SB セアド・コラシナツ(28歳)ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 契約解除

リンカーン・シティへローン移籍
 右SB ブルック・ノートン・カフィー(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

ウディネーゼへローン移籍
 CB パブロ・マリ(28歳)スペイン 手数料非公表

所属先未定
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 契約解除

レディングへローン移籍
 GK カール・ハイン(19歳)エストニア代表 手数料非公表

シェフィールド・ウェンズデイへローン移籍
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

アストン・ヴィラへ完全移籍
 右SB カラム・チェンバース(27歳)元イングランド代表 フリー?

FCデン・ボス(オランダ2部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへローン移籍
 左SB ジョルディ・オセイ=テュテュ(23歳)イングランド 手数料非公表

ダンディ・ユナイテッドへローン移籍
 DMF ティム・アキノラ(20歳)イングランド 手数料非公表

バルセロナへ完全移籍
 CF ピエール=エメリク・オーバメヤン(32歳)ガボン代表 フリー

コロラド・ラピッズへシーズンローン
 CB オーストン・トラスティ(23歳)アメリカ代表 手数料非公表


(年齢は2/1時点)


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この冬の移籍期間の補強ポイントは
アフリカ・ネイションズ・カップに参戦する
5トーマスと25エルネニーの穴を埋める『CMF・DMF』と
決定力のある『ストラカー』でしたが
残念ながらそれらに対する補強は
上手くいきませんでした。

この冬の移籍期間で最も積極的に動いたのが
ヴラホヴィッチの獲得ミッションだったと思います。

現在フィオレンティーナにローン移籍中の
11トレイラの完全移籍を絡めた
総額£7000万クラスのオファーを送り
フィオレンティーナとは
ほぼ合意に達していたと言われていましたが
本人にアーセナルへの移籍の意思がなく
残念ながらユベントスへ移籍してしまいました。

その後もイサクやキャルバート=ルーウィンに
ターゲットを代えて動いた様ですが
イサクに関してはバイアウト条項の£7500万以外は
レアル・ソシエダが移籍を認めず、
キャルバート=ルーウィンに関しても
断れないレベルの移籍金を提示する事が出来なければ
シーズン中にPLのクラブから
エースストライカーを引き抜く事など無理な話ですので
現実的に夏の移籍期間で£1億4000万以上投資した
現在のアーセナルがそれだけ高額な移籍金を
用意する事が出来なかったのは容易に想像出来ます。

同時に当初からの予定通り
26バロガンをミドルズブラへローン移籍に出し、
規律違反でチームから外されていた
オーバメヤンとの契約を解除して
フリーでバルセロナへ放出した事で
ストライカーは9ラカゼットと30エンケティアの
2人だけになってしまいました。
しかもこの2人は今シーズンで契約が切れる為に
夏にはローンから戻ってくる26バロガンしか
ストライカーがいない状況に陥ります。

勿論、その様な状況を危惧して
頭数を揃える為に中途半端な選手を獲得する様な
無駄な投資をしなかったのは評価出来ると思います。
取り敢えずの人数合わせで獲得した選手が
数シーズン後に不良債権になってしまうのは
一番最悪のケースですので
無駄な投資をせずに次の夏の移籍期間で
エースストライカーを担えるクラスの選手を獲得する為の
補強資金に回した方が良いと言う判断をしたのならば
それは正しい判断だったと思います。

とは言え、現在のアーセナルが抱えている
決定力不足の問題を解決してくれる
『ストライカー』の補強に失敗してしまったのは
シーズン後半に向けて非常に大きな影を落とす可能性は否めません。

CMF・DMF関しては
全てが裏目に出たと言って良いかもしれません。

そもそも元旦のシティ戦を最後に
アフリカ・ネイションズ・カップへ
5トーマスと25エルネニーが出発した直後に
15メイトランド=ナイルズの
ローマへのローン移籍を許可したのは
明らかにタイミングが悪かったと思います。

勿論、シーズン前半怪我で離脱していた34ジャカが
予定よりも早く復帰出来た事で
15メイトランド=ナイルズを放出しても
34ジャカと23ロコンガの2名で
何とか乗り切れる算段だったのかもしれませんし
早い段階から噂に上がっていたアルトゥールを
速やかに獲得出来る予定だったのかも知れませんが
結果的には34ジャカが1発レッドで出場停止処分を受けてしまい
アルトゥールはユベントスの抵抗に遭い
最終的に獲得する事が出来なかった為に
23ロコンガ一人でこのポジションを
担わなければならなくなってしまったのは
非常に大きな問題だったと思います。

よって15メイトランド=ナイルズの放出は
アルトゥールに限らずCMF・DMFの補強が済むまでか
5トーマスや25エルネニーが戻ってくるまでの
移籍期間が閉じるギリギリまで待ってからに
するべきだったと思います。

まぁ、アルテタ監督の中では頭数に入られない程
15メイトランド=ナイルズは
構想から外れていたのかも知れませんし、
希望して移籍したローマではCMFではなく
右SBやWBで起用される事を承知の上で
移籍したのかどうかは非常に興味がありますが、、、。

その上で更に計算が狂ったのが34ジャカのみならず
5トーマスも出場停止処分を受けて
起用出来なくなった所かもしれません。

カラバオ杯準決勝1stレグのリバプール戦で
34ジャカが1発レッドの退場処分を受けて
その後起用出来なくなり、
ガーナ代表が早期に敗退した事で
予定よりも早く戻ってきた5トーマスも
帰国直後に後半途中からピッチに立った
カラバオ杯準決勝2ndレグリバプール戦で
試合終了間際に2枚目のイエローを受けて退場処分になった事で
この2人を同時に起用出来なくなってしまいました。

その為、8ウーデゴールを一列下げて起用したり
23ロコンガをアンカーで起用したりしましたが
結局、中盤は機能不全に陥ってしまい
1月の公式戦では2分け3敗と
1勝も挙げられない一因になってしまいました。

勿論、ヴラホヴィッチに対して高額投資する可能性があった為に
このポジションに対して高額投資する予定がなく
初めからローン移籍での獲得が前提だった為に
アルトゥール以外の選手の獲得に
動けなかったのかも知れませんし、
アーセナルへのローン移籍に乗り気だったそのアルトゥールを
今シーズン終了までのローン移籍での獲得に動いていたアーセナルに対して
ユベントスは1シーズン半のローン移籍の条件を譲らない等
予想外の抵抗にあったのは
想定外だったかも知れませんが
それを差し引いてもギリギリの頭数になる事は
予め分かっていた訳ですので
もう少し上手く立ち振る舞って欲しかったと思います。

一方でこの冬も人員整理は進みました。

前記の様にチームを外されていた14オーバメヤンを
フリーでバルセロナへ放出し
夏の移籍期間で移籍先が決まらなかった
コラシナツもフリーでマルセイユへ放出しました。
そして出場機会が得られなかった
15メイトランド=ナイルズをローマへ
22マリをウディネーゼへローンで出し、
夏で契約が切れるチェンバースを
アストン・ヴィラへフリーで放出しましたので
ファーストチームのスカッドは僅か21名になってしまいました。

これ以外にもクリスタルパレス等が
30エンケティアの獲得に動いていた様ですが
流石にストライカーが9ラカゼット一人になってしまいますので
実現しませんでしたが
30エンケティア、9ラカゼット、25エルネニーの3名の契約は
今シーズンで切れてしまいますので
夏には更に人員は減る事になり
夏の移籍期間はかなり大きな動きがあると思われます。

結局、この冬の移籍期間で補強の必要性があった
『ストライカー』と『CMF・DMF』の補強は失敗に終わり
コロラド・ラピッズのCBトラスティの獲得だけに留まりました。
しかもそのトラスティは
夏まではそのままコロラド・ラピッズに残る事が決まっており
合流するにしても来シーズンになりますので
この冬の補強は実質ゼロで終わってしまいました。

とは言え、補強ゼロの全てが失敗だったかと言えば
上手く立ち回ればそうならない可能性も残っています。

既にカラバオ杯とFA杯から敗退した為に
今シーズンの残りの試合は
PLの17試合だけになりました。

まだ日程が決まっていない3試合が
ミッドウィークに入ってくると思いますが
それ以外の現在決まっている試合の日程では
週に2試合行うスケジュールはありませんので
スケジュール的には非常に楽なスケジュールになっています。

その状況をうまく活かせば
怪我人で離脱する数を最小限にする事が出来るかも知れませんし
離脱者が出なければ残りの17試合の先発を
レギュラー組で固定する事だって不可能ではないと思いますので
フィールドプレーヤーが18人しかいない
現在のスカッドでも十分に戦える可能性があると思います。

どちらにせよこの冬の移籍期間で
一人も補強しなかった決断が
正しい決断だったと言わせる為には
トップ4にフィニッシュして
来シーズンのCL出場権を掴み取るしかないと思います。

この状況でもCL出場権を獲得する事が出来れば
誰も獲得しなかったこの冬の決断は正当化され
この冬で使わなかった資金を夏の移籍期間に回して
大きな補強を行う事が出来れば
結果的にチームの強化に繋がる可能性もありますので
是が非でもCL出場権を奪取して欲しいと思います。

この冬の移籍期間では誰も獲得しませんでしたので
評価するならば『0点』ですが
この冬も構想外の選手の人員整理を
進める事が出来たという事を評価に入れれば
この冬の移籍期間の評価は

『10点』

と考えます。


C'mon Arsenal !!


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1 ベルント・レノ(29)
2 
3 キーラン・ティアニー(24)
4 ベン・ホワイト(24)(HG)
5 トーマス・パーティ(28)
6 ガブリエウ(24)
7 ブカヨ・サカ(20)(U-21)(HG)
8 マルティン・ウーデゴール(23)
9 アレクサンドル・ラカゼット(30)
10 エミール・スミス・ロウ(21)(U-21)(HG)
11 
12 
13 
14 
15 
16 ロブ・ホールディング(26)(HG)
17 セドリック・スアレス(30)
18 冨安健洋(23)
19 ニコラ・ぺぺ(26)
20 ヌーノ・タヴァレス(22)(U-21)
21 
22 
23 アルベール・サンビ・ロコンガ(22)
24 
25 モハメド・エルネニー(29)
26 
27 
28
29 
30 エディー・エンケティア(22)(HG)
31 
32 アーロン・ラムズデール(23)(HG)
33 アーサー・オコンクウォ(20)(U-21)(HG)
34 グラニト・ジャカ(29)
35 ガブリエウ・マルティネッリ(20)(U-21)


シーズンローン

2 エクトル・ベジェリン(26)(HG)
11 ルーカス・トレイラ(25)
13 ルナル・アレックス・ルナルソン(26)
24 リース・ネルソン(22)(HG)
27 コンスタンティノス・マヴロパノス(24) 
29 マテオ・グエンドゥージ(22) 
  ウィリアム・サリバ(20)(U-21)
15 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(24)(HG)
26 フォラリン・バロガン(20)(U-21)(HG)
22 パブロ・マリ(28)
  オーストン・トラスティ(23)


ホームグロウン 4名
非ホームグロウン 12名
U-21 5名
ローン 11名


(年齢は2/1現在)


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