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2020/21シーズン〜〜GK総括〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンを振り返って〜〜GK〜〜

Arsenal 1.jpg


今回はGKについて2020/21シーズンを振り返ってみたいと思います。

昨シーズン後半素晴らしい活躍を観せ
怪我で離脱した1レノの穴を埋めた
マルティネスと1レノの
どちらを正GKとして起用するのかが
今シーズン開幕前には注目されましたが
最終的にアルテタ監督は引き続き1レノを正GKに任命した事で
マルティネスはアストン・ヴィラへ出場機会を求めて移籍しました。
そのマルティネスの穴を埋めるべく獲得した
13ルナルソンは実力不足を露呈してしまい
冬の移籍期間で33ライアンを獲得するまで
第2GKに問題を抱えていましたが
33ライアンが加入した事で
シーズン後半は盤石な布陣を組む事が出来たと思います。


〜〜1ベルント・レノ(29歳)〜〜


PL 35試合先発:37失点11クリーンシート
EL 10試合先発:10失点2クリーンシート
FA杯 2試合先発:1失点1クリーンシート
カラバオ杯 2試合先発:2クリーンシート


今シーズンも1レノは頼れる守護神だったと思います。
お世辞にもトップクラスのタレントを擁しているとは言えない
DFラインの守備陣の中で
総失点数が39点で抑える事が出来たのは
やはり1レノの存在が大きかったと思います。

昨シーズンの膝の怪我の影響も心配されましたが
その影響を全く感じさせず
ハイボールの処理や相手選手との接触プレーに対する
メンタル面の問題も感じられませんでした。

確かに22節ウルヴス戦での
軽率なハンドによる1発レッドや
33節エヴァートン戦でのキャッチミスによる失点など
決定的なミスを犯した場面もありましたが
それを差し引いても最小限の失点数で乗り切れたのは
1レノの存在が大きかったと思います。


〜〜13ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)〜〜


PL 1試合途中出場
EL 4試合先発:3失点2クリーンシート
カラバオ杯 1試合先発:4失点


移籍したマルティネスに代わり
ディジョンから加入した13ルナルソンは
残念ながら実力不足を露呈してしまいました。

勿論、至近距離から放たれるシュートの対する反応等の
ディジョン時代から評価されていた
シュートストップ能力は
良い物を持っていると思いますが
ポジショニングの問題、
前に出るべきかどうかの判断の問題
ハイボールに対する判断と実際の処理技術の問題等
GKとして基本的な部分に問題がありました。

実際その問題が大々的に出てしまったのが
カラバオ杯のシティ戦で
この試合の切っ掛けに
アルテタ監督の信頼を失ったと思われ
冬の移籍期間で新たに33ライアンを獲得する事になりました。

勿論、シーズン後半は
1レノが退場処分を受けたウルヴス戦の途中交代以外は
実際のプレーを目にする事が出来ていませんので
この半年の間に成長している可能性はありますが
シーズン前半の状況だけを判断するのならば
残念ながらPLでプレー出来るレベルではなかった様に感じます。


〜〜33マット・ライアン(29歳)〜〜


PL 3試合先発:2失点1クリーンシート


マルティネスに代わる第2GKとして獲得した
13ルナルソンが実力不足を露呈してしまった為に
急遽冬の移籍期間で獲得した33ライアンは
安定したプレーを観せたと思います。

以前はブライトンで正GKを務めていた事もあり
セービングやポジショニングは勿論の事、
ハイボールに対する飛び出すタイミングや
PL特有のゴール前の
激しいボディーコンタクトに対する対応も慣れたもので
全体的に安定していたと思います。

唯一足でボールを扱う場面だけはぎこちなさはあり、
その点に関してはバックラインからしっかりとボールを繋ぐ
アルテタ監督のスタイルに合致していないと思いますが
有事の際でも信頼を持ってピッチに送り出す事が出来る
GKだったと思います。

夏までのローン移籍でしたので
一度ブライトンに戻る事になりますが
第2GKとしての立場を受け入れてくれるのならば
この夏の移籍期間で獲得して欲しいと
個人的には思います。


C'mon Arsenal !!


(年齢は2021年6/30時点)
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