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PL38:Burnley vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Burnley 1−3 ARSENAL
2019年5月12日(日)Premier League, Turf Moor

Goal
 (52)14Aubameyang
 (63)14Aubameyang(←17Iwobi)
 (65)Barnes
 (90)49Nketiah(←17Iwobi)
 

19Leno

12Lichtsteiner 20Mustafi 27Mavropanos 18Monreal

  4Elneny   29Guendouzi

7Mkhitaryan      59Willock      17Iwobi

14Aubameyang


(34)27Mavropanos>>>6Koscielny
(62)59Willock>>>49Nketiah


Substitutes
 1Czech
 31Kolasinac
 15Maitland-Niles
 34Xhaka
 9Lacazette


Arsenal 1.jpgPL最終戦の敵地に乗り込んでのバーンリー戦は
14オーバメヤンが得点王に追い付く
2ゴールを挙げる活躍もあり
勝利で締めくくる事が出来ました。

3日前にELの試合があった事もあり
先発は少しメンバーを代えてきました。
GKは19レノが務め
DFラインは右SBに12リヒトシュタイナー、
左SBに18モンレアルが入り
CBは20ムスタフィと27マヴロパノスが入る
4バックを組んできました。
中盤はCMFに4エルネニーと
29グエンドゥージが組み、
2列目には右に7ムヒタリアン、左に17イウォビ、
トップ下に59ウィロックが入りました。
そして得点王を狙っている14オーバメヤンが
1トップに入る4−2−3−1が組まれました。

試合はアーセナルのビッグチャンスから始まりました。

3分過ぎ、ペナルティの外側でヒートンがハンドを犯して得たFKを
7ムヒタリアンが蹴りました。
そのFKに対してニアサイドに飛び込んできた
14オーバメヤンがヘッドで合わしましたが
惜しくもポストを叩きゴールならず。

14オーバメヤンに得点王を取らせる為のミッションの
1発目は惜しくも決まりませんでした。

6分過ぎ、20ムスタフィからの1本のフィードで
裏に抜け出した14オーバメヤンが
角度のない所から右脚を振り抜きましたが
キートンにセーブされてしまいこれもゴールならず。

14オーバメヤンのトラップがサイドに流れずに
前方に送る事が出来ていたら
よりゴールを奪えるチャンスが広がっていた場面でしたので
残念でした。

しかしアーセナルの序盤の勢いも長続きはせずに
次第にバーンリーのゴール前に放り込む
シンプルな戦術に苦しむ様になりました。

8分過ぎ、ロウトンの左サイドからのアーリークロスを
ゴール前でバーンズに収められてしまい
そのままシュートを撃たれてしまいました。
幸いそのシュートは19レノがセーブし
そのリバウンドボールをコークにヘッドで狙われましたが
そのヘッドも枠を捉えられず救われました。

27分過ぎ、DFラインからのロウトンのフィードに対して
競りに行った20ムスタフィがバーンズに当たり負けしてしまい
そのまま流れたボールを収めたウッズに持ち込まれて
シュートを撃たれてしまいました。
幸いにもそのシュートはポストを叩き救われましたが
完全なる決定機だったと思います。

どちらもハイボールに対する処理の過ちから陥った
ピンチだと思います。
8分過ぎの場面では
27マヴロパノスも20ムスタフィも
落下点へのポジショニングが遅れてしまう初歩的なミスであり
27分過ぎの場面では20ムスタフィが
あたかもファールを貰いに行く様に
簡単に当たり負けしてしまっては
フィジカルの強いバーンリーの2トップを抑える事は
不可能だと思います。

その守備陣の不安定さはまだまだ続きました。

29分過ぎ、ロウトンからの左サイドのスペースへのパスで
バーンズに抜け出されてしまい
そこからゴール前にグラウンダーのクロスを
入れられてしまいました。
そのクロスはニアに向かって走り込んできた
ウッズには合いませんでしたが
その後方から走り込んできたコークに
合わされそうになってしまいましたが
これも4エルネニーがブロックしてシュートは撃たさず。
しかしこの混戦に19レノも巻き込まれた為に
そのボールを誰もクリアー出来ずに
走り込んできたロウトンに収められてしまい
すぐさまシュートを撃たれてしまいましたが
これも20ムスタフィがブロックして
なんとかゴールは死守。

本当にゴールが奪われなかったのが不思議な位、
バタバタとした場面でした。
しかし幸か不幸か
この場面で27マヴロパノスが負傷してしまい
6コシールニーと交代した事で
不安定だったDFラインは安定感を取り戻す結果になりました。

序盤以降チャンスらしいチャンスを
生み出せなかったアーセナルでしたが
前半ロスタイムにチャンスが訪れました。

前半ロスタイム、左サイドからの
17イウォビのパスを受けた59ウィロックが
ミーのプレッシャーを受けながらも
反転して右脚を振り抜きました。
そのシュートは僅かに枠の外でしたが
良い判断だったと思います。

前半はバーンリーのパワープレーに流れを掴めないと言う
アーセナルにとっては嫌な流れでしたが
相手のミスから先制点を奪う事に成功しました。

52分、コークからミーに送られたバックパスが
少し逸れてこぼれた所を14オーバメヤンが奪い取り
そのまま一気にバーンリーゴールに迫って
冷静にゴールに流し込み先制ゴール!!

中々ゴールに迫る事が出来ない嫌な雰囲気を払拭してくれる
貴重な先制ゴールだったと思います。

そして得点王争いのトップに並ぶ22ゴール目もすぐに生まれました。

63分、左サイドの高い位置まで上がってきた
18モンレアルからのパスを受けた
17イウォビが送った柔らかいタッチのクロスを
ファーサイドで受けた14オーバメヤンが
豪快なダイレクトボレーシュートを突き刺しゴール!!

ここ最近の14オーバメヤンは
この様な状況だと力んでしまうのか
枠を捉える事が出来ない事が多かったのですが
バレンシア戦のハットトリックを機に
良い感じで力が抜けて
ボールを捉える事が出来る様になりましたので
まさに完璧なシュートだったと思います。

一方でこの直後には波状攻撃から失点してしまいました。

65分、ウェストウッドからのパスを受けたグドムンドソンに
やや右側の位置からミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは12リヒトシュタイナーに当たり
少しコースが変わりましたが
19レノがしっかりとセーブしてゴールを死守。
その弾いたボールを左サイドで受けたヘンドリックが
中に入れた折り返しのボールを
ゴール前でウッズがヘッドで合わせようとしましたが
そのヘッドはヒットせずに
右サイドにボールが流れてしまいましたが
そのボールを収めたグドムンドソンのクロスを
バーンズにヘッドで合わされてしまい失点。

右に左に振られた為にアーセナルのDF陣は
付いて行けずにバタバタとしてしまう
悪い所が出てしまったと思います。

その後は再びアーセナルの攻勢が続きました。

66分過ぎ、29グエンドゥージから送られたスルーパスで
14オーバメヤンが抜け出しましたが
ターコウスキをかわす為に切り返した所で
ミーにカットされてしまいシュートは撃てず。

67分過ぎ、左サイドから送られた17イウォビのクロスは
ゴール前でミーにヘッドでクリアーされてしまいましたが
そのクリアーボールをファーサイドで受けた7ムヒタリアンが
そのままダイレクトボレーシュートを放ちましたが
そのシュートもミーにブロックされてしまい
残念ながらゴールならず。

69分過ぎ、4エルネニーが入れた縦パスを受けた
7ムヒタリアンがそのまま反転して右脚を振り抜きましたが
ヒートンにセーブされてしまいゴールならず。

72分過ぎ、49エンケティアから送られたパスを
右サイドで受けた7ムヒタリアンからの折り返しを
ゴール正面の位置で14オーバメヤンが合わせましたが
残念ながら枠を捉えられず。

7ムヒタリアンの折り返しは
DFラインとGKの間を綺麗に射抜いた
コース、タイミング共に完璧なクロスで
14オーバメヤンはただゴールに向けて
合わせるだけの状態だっただけに
決めなければならなかったと思いますし
ここで決めていたら公式戦2試合連続ハットトリックで
得点王争いも単独トップに立てるチャンスだっただけに
勿体なかったと思います。

その後も何とかしてゴールを奪わせようと
14オーバメヤンにボールを集めましたが
ゴールを奪う事が出来ずに
最後は49エンケティアのゴールで試合を締めくくりました。

後半ロスタイム。17イウォビからのパスを受けて
左サイドの深い位置まで侵入した49エンケティアが
角度のない所からクロス?
それともヒートンの股間を狙ったシュート?を放ち
ヒートンの足に当たったボールが
そのまま吸い込まれてゴール!!

49エンケティアのPL初ゴールで
今シーズンのPLは幕を閉じました。


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19レノ

 失点の場面はノーチャンスだっただろう。
 
12リヒトシュタイナー

 右サイドから攻撃に厚みをもたらせず。

20ムスタフィ

 6コシールニーが入ってからは安定したが、27マヴロパノスとのコンビの時間帯は全く機能せず。 DFラインを統率する能力が足りていないのか?
 
27マヴロパノス

 全く良い所なく前半途中に負傷退場。 本来ならば194cmの上背はパワープレーを得意とするバーンリーの攻撃陣の対策に活かさなければならなかったはずだが落下地点の予測やポジショニングが悪く全く抑えられなかった。 来シーズンに向けてのアピールチャンスを活かせず。

18モンレアル

 左サイドから攻撃陣に絡むも決定機は演出出来ず。

4エルネニー

 2人のCBの間に下がってフォアリベロの様に振舞うのは定番だが、そこからテンポ良く前方にボールを供給する事が出来ず。 

29グエンドゥージ

 タイミング良くスルーパスを送った場面もあったが、一方でラストパスのタイミングを逸する場面もあった。

7ムヒタリアン

 14オーバメヤンと息の合ったコンビネーションから決定機を演出する。 一方で前半のある時間帯ではボールが収まらずにキックミスも多かった為ににチャンスメイクが出来ない時間帯もあった。 機能する場面としない場面が両極端な印象。

59ウィロック

 前半の終了間際の場面では良いアプローチからシュートを放つもそれ以外はまだ十分な存在感を見せられず。

17イウォビ

 自らの仕掛ける場面ではそれほど効果的に仕掛けられなかったが、ラストパスから何度か決定機を演出し、14オーバメヤンの2点目をアシストする。

14オーバメヤン

 2ゴールを奪い得点王に輝く。 しかし少なくとのもう1点奪うチャンスがあり、それを決めて単独得点王になるチャンスもあった。

6コシールニー

 負傷した27マヴロパノスに代わり前半途中からピッチに入り、それまでバタバタしていたDFラインに安定をもたらす。

49エンケティア

 59ウィロックに代わり後半途中から投入され、後半ロスタイムにPL初ゴールを奪う。
 

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PL全日程が終わり
21勝7分け10敗で勝ち点70で
残念ながら5位に終わりました。

この数字は4位のスパーズとは勝ち点1差
3位チェルシーとは勝ち点2差であり
4月21日のクリスタル・パレス戦から
ブライトン戦までの4戦で
一つでも勝利を挙げる事が出来ていたら
晴れてトップ4入りが出来ていた数字でしたので
終盤の失速は非常に残念でした。

来シーズンはこの辺りの勝負弱さを
改善しなければならないでしょう。

そして今シーズンも残るのは5月29日(水)に行われる
EL決勝のみです。
この試合でチェルシーを破り
来シーズンのCL出場権の獲得を
全力で目指して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G5A
4エルネニー     PL:0G0A EL:0G1A
5ソクラティス    PL:1G2A EL:2G0A
6コシールニー    PL:3G0A
7ムヒタリアン    PL:6G4A EL:0G3A
8ラムジー      PL:4G6A EL:2G1A
9ラカゼット     PL:13G8A EL:5G2A CC:1G0A FA:0G1A
10エジル       PL:5G2A EL:1G1A
11トレイラ      PL:2G2A EL:0G1A CC:0G1A
12リヒトシュタイナー PL:0G0A EL:0G1A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:22G5A EL:8G2A FA:1G0A
15ナイルズ      PL:1G1A EL:1G2A
17イウォビ      PL:3G6A EL:1G2A FA:1G0A
18モンレアル     PL:1G3A EL:0G2A CC:0G1A
20ムスタフィ     PL:2G0A EL:1G0A
23ウェルベック    PL:1G1A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージー  PL:0G0A EL:1G0A CC:0G2A
31コラシナツ     PL:0G5A EL:0G2A
34ジャカ       PL:4G2A EL:0G3A
49エンケティア    PL:1G0A
55スミス・ロウ    PL:0G0A EL:2G0A CC:1G0A
59ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A FA:2G0A


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