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PL36:ARSENAL vs Bournemouth [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−0 Bournemouth
2024年5月4日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal

 (45)7Saka(pk)
 (70)19Trossard(←41Rice)
 (90+7)41Rice(←9Jesus)

22Raya

 4White  2Saliba  6Gabriel  18Tomiyasu

5Thomas

8Ødegaard    41Rice

 7Saka             19Trossard

29Havertz



(81)19Trossard<>>>11Martinelli
(86)7Saka<>>>9Jesus


Substitutes
 1Ramsdale
 15Kiwior
 35Zinchenko
 20Jorginho
 21Vieira
 10Smith Rowe
 14Nketiah
 

Arsenal 1.jpg圧倒しながら中々ゴールが生まれない展開でしたが
終わってみれば3発快勝で
危なげなく勝利を挙げました。

先発は3試合連続同じメンバーが組まれました。

試合は開始から全開のアーセナルが
ボーンマスゴールに何度となく
迫っていきました。

クライファートに対して
激しいショルダーチャージを仕掛けた
29ハヴァーツが奪い返したボールを
41ライスがボールを持ち上がり
そのままペナルティ内まで持ち込んだ所から
7サカにパスが送られた5分過ぎの場面、
その7サカは対峙したクックをかわして
ポケットの位置にまで侵入した所から折り返しましたが
その折り返しはブロックされてしまい
シュートに繋げられず。

8ウーデゴールからのスルーパスを受けた
19トロサールが切り返した所から右脚を振り抜いた
6分過ぎの場面、
そのシュートはザバルニーにブロックされてしまい
そのこぼれ球を収めた8ウーデゴールが
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもザバルニーにブロックされてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

8ウーデゴールから送られたスルーパスを
7サカを追い越して裏に飛び出した4ホワイトが受け
その4ホワイトから7サカにダイレクトで繋げられた
7分過ぎの場面、
その7サカの右脚から放たれたシュートも
クックにブロックされてしまいましたが
7サカの中に向かった動きの背後を通す形で送られた
8ウーデゴールのスルーパスは俊逸だったと思います。

18冨安のサイドチェンジのパスを
右サイドに開いた位置で受けた29ハヴァーツが
その背後を駆け上がってきた4ホワイトに
ヒールパスで繋ぎ
そのままポケットの位置にまで侵入した所から送られた
4ホワイトの折り返しを
8ウーデゴールが右脚で合わせた9分過ぎの場面、
そのシュートもセネシにブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

18冨安から送られたDFラインの裏へのパスで
29ハヴァーツが抜け出した13分過ぎの場面、
そのパスを受けた29ハヴァーツが
ダイレクトで左脚を振り抜きましたが
トラバースのファインセーブで防がれ
ゴールを奪う事が出来ず。

4ホワイトから裏のスペースに出されたパスを受けた7サカが
ポケットの位置にまで侵入した所から折り返した
15分過ぎの場面、
その折り返しも身を呈したセネシにブロックされてしまい
シュートには繋がらず。

41ライスからのパスを
左サイドのライン際で受けた
19トロサールから送られたパスを受けて
18冨安がインナーラップしてきた
16分過ぎの場面、
そのままペナルティ内に入った所から送られた
18冨安のラストパスは
クックにカットされてしまいましたが
18冨安はセネシと1対1の場面だっただけに
自らシュートを狙って勝負しても良かった様に感じます。

自らボールを持ち上がってきた2サリバが
一度7サカにボールを預けた所からのリターンパスを受けて
そのまま裏に飛び出した17分過ぎの場面、
そしてそのままペナルティの中にまで入っていった2サリバが
切り返してセネシをかわした所から
左脚を振り抜きましたが
そのシュートもトラバースのファインセーブで防がれてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

2サリバからのパスを受けた7サカが
右サイドからペナルティ内に
自らドリブルで切り込んでいった19分過ぎの場面、
そこから対峙したウアタッラを
鋭い切り返しでかわした所から左脚振り抜きましたが
トラバースのファインセーブで防がれ
これもゴールを奪う事は出来ず。

7サカが蹴った右CKを
ファーサイドから走り込んできた18冨安が
ヘッドで合わした19分過ぎの場面、
このヘッドもブロックされてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

8ウーデゴールが蹴ったFKを
ファーサイドで18冨安がヘッドで折り返した
22分過ぎの場面、
その折り返しを受けた5トーマスが
ダイレクトで右脚を振り抜きましたが
そのシュートは枠を大きく外れてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

7サカからの折り返しを
ペナルティの前に出来ていたスペースに入ってきた
5トーマスが受けて左脚を振り抜いた26分過ぎの場面、
そのシュートもトラバースのファインセーブに防がれ
ゴールを奪う事が出来ず。

8ウーデゴールが送ったクロスを
ファーサイドで29ハヴァーツが
ヘッドで折り返したボールに対して
ペナルティ内で41ライスがダイレクトで右脚を振り抜いた
37分過ぎの場面、
そのシュートも僅かにポストの外側で
ゴールを奪う事は出来ず。

ゴールこそ奪えませんでしたが
この様にアーセナルが圧倒的に支配した
展開だったと思います。
一方で前半の間でボーンマスが
本当の意味でアーセナルゴールに迫ったのは
このミス絡みの場面だけだったと思います。

16分過ぎ、クックが送った左サイドのスペースへのフィードに対して
6ガブリエウがボール処理をミスって
ソランケに入れ替わられてしまい
そのままペナルティの中への侵入を許してしまいました。
幸い2サリバが冷静にボールを奪い返して
シュートを撃たせませんでしたが
6ガブリエウの処理はちょっと軽率だったと思います。

一方的な展開ながらゴールが奪えないまま終わろうとしていた
前半終了間際に絶好機が訪れました。

41分過ぎ、8ウーデゴールが送ったスルーパスで
抜け出してきた29ハヴァーツが
前に飛び出してきたトラバースと交錯して
PK獲得。

45分、そのPKを7サカが決め
先制ゴール!!

29ハヴァーツは確かにトラバースと接触していましたが
接触したのが明らかにPKを誘う様に残した左足がでしたので
審判によってはファールを取らない人がいてもおかしくない
微妙な判定だったと思いますので
PKを獲得する事が出来て良かったと思います。

一方的な展開にも関わらず
1点も奪えないまま前半が終わると
嫌な焦りなどが出てしまい
後半の流れに影響が出てしまう事もありますので
ここで1点奪えたのは非常に大きかったと思います。

後半もこの流れのまま
まずアーセナルがボーンマスゴールに迫りました。

スミスからクリスティーに出されたパスに対して
41ライスが鋭い出足でカットしたボールを
スミスに腕を引っ張られながらも
29ハヴァーツがキープし
そこから送られたラストパスを受けた7サカが
左脚を振り抜いた48分過ぎの場面、
そのシュートはトラバースのファインセーブで防がれ
ゴールを奪う事が出来ず。

ノンステップでのシュートだったとは言え、
7サカは完全にフリーな状況でしたので
もっと鋭いシュートを撃って欲しかったと思います。

5トーマスからの楔のパスを
セネシを背負いながら受けた29ハヴァーツが
反転した動きでザバルニーをかわして
左脚を振り抜いた51分過ぎの場面、
このシュートもトラバースのファインセーブで阻まれてしまい
ゴールを奪う事が出来ず。

楔のパスを受けて反転して
ザバルニーをかわした所までは完璧でしたが
ジャストミートしなかった最後のシュートの所だけは
残念でした。

一方で後半はボーンマスも
アーセナルゴールに迫る場面がありました、

52分過ぎ、19トロサールからのパスを受けた
8ウーデゴールが
クックとクライファートに挟まれる形のチャージを受け、
そのこぼれ球を収めた5トーマスも
クライファートのチャージを受けて
ボールが奪われた所から
スコットにドリブルで持ち込まれてしまい
そのスコットからのラストパスを受けたソランケに
角度のない所から左脚を振り抜かれてしまいました。
幸いそのシュートは22ラヤのファインセーブで防ぎ
ゴールを死守しましたが
ファール紛いのチャージだったとは言え
非常に危ないショートカウンターだったと思います。

その後もアーセナルがボーンマスゴールに迫りました。

8ウーデゴールが送ったロングスルーパスを受けた29ハヴァーツが
抜け出した所から折り返した53分過ぎの場面、
その折り返しに対して
7サカがファーサイドからゴールに向かって走り込んできましたが
シュートを撃つ寸前に追走してきていたクックの
スライディングタックルでそのパスはカットされてしまい
惜しくもシュートを撃つ事が出来ず。

遅れたタイミングでポケットに向かって走り込んできた
41ライスが8ウーデゴールから送られたパスを受け、
そこから折り返しが送られた64分過ぎの場面、
残念ながらその折り返しはゴール前を横切ってしまいましたが
誰かが飛び込んで触っていたら
ゴールを奪える可能性が高い場面だっただけに
残念でした。

そして次にゴールネットを揺らしたのも
アーセナルでした。

70分、8ウーデゴールから
29ハヴァーツに向かって送られたパスが
カットされてこぼれたボールを収めた
41ライスが送ったラストパスを
19トロサールがダイレクトで右脚を振り抜きゴール!!

冷静に19トロサールに繋いだ
41ライスのラストパスも俊逸でしたが
何よりもここでも19トロサールの決定力の高さが
発揮された素晴らしいゴールだったと思います。

しかしこの後、判断が分かれる場面がありました。

72分過ぎ、セネシが送ったクロスを
ファーサイドでソランケと18冨安が競ったボールが
ゴール前に高々と跳ね上がりました。
そのボールに対して前に出てパンチングしようとした
22ラヤがソランケと接触した事で
中途半端なパンチングになってしまい、
そのこぼれ球に対してクリスティーが放った
左脚のシュートはバーを叩きましたが
そこで跳ね返ってきたボールを
セメンヨに押し込まれてしまいました。

しかし判定は
22ラヤに対するソランケのキーパーチャージが取られ
ゴールは認められず。

確かに接触自体は軽微で
ちょっと押したくらいの軽いチャージだったと思いますので
ファールを取るほどではないという考えもあると思います。
一方でソランケのチャージは
ボールに対する一連の動きの中で起こった接触ではなく
直接22ラヤに向けられたチャージでしたので
それにより22ラヤの動き自体を妨げたのであれば
当然キーパーチャージを取って然るべきだと思います

まぁ、どちらにせよ
本来のルールではゴールエリア内では
GKは保護されているはずですので
本来のルールが適応された珍しい場面だったと思います。

その後もボーンマスゴールに迫りました。

76分過ぎ、右サイドの深い位置から
ボールを持ち出そうとした
クライファートからボールをカットした
5トーマスが送った浮き球のパスで
7サカが裏に抜け出し
そこから折り返しを
8ウーデゴールがダイレクトで合わせました。
残念ながらそのシュートは僅かにポストの外側で
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
非常に鋭く迫力のある
ショートカウンターだったと思います。

80分過ぎ、裏に向かって走り込んできた29ハヴァーツに向けて
19トロサールが送ったパスが
カットされたこぼれ球を収めた
8ウーデゴールが送ったラストパスを
ゴール前で受けた29ハヴァーツが
左脚を振り抜きましたが
29ハヴァーツの位置がオフサイドで
同時にそのシュートもポストを叩いてしまい
ゴールを奪う事は出来ず。

85分過ぎ、左サイドのFKからの流れで
8ウーデゴールが送ったクロスを
ファーサイドで29ハヴァーツがヘッドで競ったこぼれ球を
6ガブリエウが左脚を振り抜きゴールネットを揺らしました。

残念ながら29ハヴァーツの位置がオフサイドポジションだった為に
このゴールは取り消されてしまいましたが
シュート自体はスーパーゴールだったと思います。

そして試合終了間際に試合を終わらせるゴールが生まれました。

97分、8ウーデゴールからのパスを
右サイドで受けた9ジェズスが
カットインした所から送ったラストパスを
走り込んできた41ライスが受け
角度のない所から右脚を振り抜きゴール!!

コースが殆どない中で撃ち抜いた
41ライスのシュートも素晴らしかったと思いますが
何よりも8ウーデゴールのパスを受けた9ジェズスが
カットインし始めた時点では
まだ遥か後方にいた41ライスが
この時間帯にも関わらず
一気にゴール前にまで走り込んできた
このフリーランニングは圧巻だったと思います。

試合はこのまま3−0で勝利!!

ゴールこそは3つしか奪えませんでしたが
そのゴール数以上に
圧倒した試合だったと思います。

ここ数試合のアーセナルは
チームの勢いがピークアウトした事を心配した
一時期の状況から完全に脱して
再び無双状態に入っていると思います。

現状としてはシティの結果次第と言うの状況は変わりませんが
このシーズン最終盤にも関わらず
更に勢いを増している
今のアーセナルの事を
心の底から誇りに思います。

この様に最後の最後まで戦い続ける姿勢を貫き通せば
勝利の女神は必ずアーセナルに微笑んでくれると思いますので
その勝利の女神が目を離せなくなる様な楽しい試合を
残りの2試合でも観せてくれる事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2サリバ       PL:2G1A
4ホワイト      PL:4G4A CL:0G1A
6ガブリエウ     PL:4G0A
7サカ        PL:16G9A CL:4G4A CS:0G1A
8ウーデゴール    PL:8G8A CL:2G0A CC:1G0A
9ジェズス      PL:4G5A CL:4G3A
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:6G4A CL:2G1A
14エンケティア    PL:5G2A CL:1G0A CC:0G1A
15キヴィオル     PL:1G3A
18冨安        PL:1G1A CL:0G2A
19トロサール     PL:11G1A CL:3G1A CS:1G0A
20ジョルジーニョ   PL:0G2A CL:1G0A
21ヴィエイラ     PL:1G2A CL:0G0A CC:0G1A
24ネルソン      PL:0G0A CL:0G2A CC:1G0A
29ハヴァーツ     PL:12G6A CL:1G0A
35ジンチェンコ    PL:1G2A
41ライス       PL:7G9A CL:0G1A


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