CB〜６ローラン・コシールニー

６ローラン・コシールニー（２８歳）

PL　３２試合先発：２ゴール
CL　９試合先発
FAカップ　４試合先発：１ゴール
キャピタルワンカップ　１試合先発


昨シーズン終盤からコンビを組んでいる
４メルテザッカーとのコンビネーションに
更に磨きがかかり
強固なCBコンビが築かれ
チームに大きく貢献したと思います。

これまでの６コシールニーは
時折突然ぽっかりと穴が空いた様に
集中力が切らしてミスを犯したり
危険なエリアでも勢い余って
PKを献上する場面がありましたが
今シーズンはシーズン通して大旨
高い集中力は保たれた様な気がします。

確かに今シーズンもペナルティ内で
勢い余ってPKを献上する
悪い癖が出た場面もありましたが
それでも今シーズンは深い位置まで侵入してきたアタッカーに対して
焦らずにしっかり最後までボールを見極めてから
的確に仕留める様な冷静な対応を見せる事が多くなったと思います。

持ち前のスピードと敏捷性で
相手にボールが渡る前に芽を摘む様にボールをカットする
球際に強く積極的なディフェンスは更に硬度を増した印象であると共に
４メルテザッカーとのコンビの肝である
４メルテザッカーの裏のスペースを積極的にカバーする
危機察知能力と献身性が大きな力を発揮したと思います。
前の相手には強さを見せる４メルテザッカーも
相手の間合いでスピードに乗って侵入されると
突破を許してしまう事もありましたが
それに対して６コシールニーは４メルテザッカーが突破を許す事を
予め分かっていたかの様に素早くカバーに走り
時には可成り右サイドの深い位置まで回り込み
抜けてきたアタッカーを的確に捕獲する場面が何度もありました。
この非常に成熟された２人のコンビネーションは
多くの試合では強固な守備のブロックを築き勝利に貢献したと思います。

そして今シーズンもFA杯決勝の同点ゴールに代表される様に
大事な場面で貴重なゴールを奪う勝負強さを見せたと思います。
決して相手を威圧したり周囲に喝を入れる様な
闘志を全面で出すタイプではありませんが
その胸の内に秘める闘志は非常に熱く
常に全身全霊で試合に挑みチームの為に身を捧げる事も厭わない強い志が
チームにとって重要な局面で発揮されるのだと思います。

今シーズンの活躍からバイエルンやバルサ等のビッグクラブが
６コシールニーの獲得に動くと言う報道もありましたが
当の本人はシーズンが終わる前に早々に契約延長にサインして
自らの進退をはっきりさせ更なるアーセナル愛を示してくれました。
移籍当初はほぼ無名な存在でしたがアーセナルに入り成長し
今ではプレミアを代表するCBになり
ワールドクラスと言われるレベルにまで到達したと思います。
その６コシールニーが今後もチームの為に共に戦い続けてくれる事は
グナに取っては非常に嬉しくそして頼もしい限りだと思います。


C'mon Arsenal !!

コメント 2

更新おつかれさまです。

コシールニーがここまで頼もしくなるとは、移籍初年度の信じられないフィジカル（悪い意味で）からはとても考えられません。
と、いつも言っている気がします。

メルテザッカーのコメ返しでおっしゃってましたが、ファン投票の2，3位がCBコンビだったのですね。
たしかにFW陣の爆発力不足もあり、それはそれで不甲斐なくはありますが、やはりグナがこの二人をどれほど頼もしく感じていたかという証左でもありますよね。
しかし、メルテザッカーも良かったとはいえ、個人的にはコシ＞メルという評価なのですが、現地グナにはメルの安定感やリーダーシップ、あるいは技術的成長がより高く評価されたということなんでしょうかね。

コシールニーの場合は、選手としての能力に加えて、早々の契約更新にみられるチームへの忠誠心がすばらしいですな！
30手前で、今後のモデルチェンジが若干気になるところではありますが、来季以降もぜひぜひ頼もしいところを見せてほしいですね！

管理人さんから好評の言をいただき、調子に乗って自己採点続けます（笑）。
コンビともども95点と思いましたが、FA杯の同点弾があったので上乗せして97点です。

今後も楽しみにしております。
ではでは。
by stotina (2014-06-11 11:23) 

stotinaさん、こんにちは。

私もコシールニーあってのメルテザッカーだと思っていますので今シーズンの評価はコシールニー＞メルテザッカーですね。

仰る通りアーセナルへの忠誠心が強い所もグナにとっては嬉しいですよね！！　
このまま引退するまでアーセナルで頑張って欲しいです！！
って気が早すぎますかね（苦笑）。


では、また。


by silentlucidity (2014-06-11 17:24)