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2019/20シーズンに向けて〜〜補強ポイント:CMF〜〜 [Arsenal F.C.]

2019/20シーズンに向けて:補強ポイント:CMF

Arsenal 1.jpg


〜〜〜CMF〜〜〜

アドリアン・ラビオ(24歳)、インサイドハーフ、CMF
パリSG
1995年4月3日生
188cm 71kg
フランス代表
移籍金 フリー


ニコロ・バレッラ(22歳):CMF インサイドハーフ、レジスタ
カリアリ
1997年2月7日生
172cm 68kg
イタリア代表
移籍金 £4300万


デニス・プラート(25歳):インサイドハーフ、攻撃的MF
サンプドリア
1994年5月14日生
180cm 70kg
ベルギー代表
移籍金 £2171万


マルコス・ジョレンテ(24歳):DMF
レアル・マドリー
1995年1月30日生
183cm 85kg
スペイン代表
移籍金


フランク・ケシエ(22歳):CMF
ACミラン
1996年12月19日生
183cm 75kg
コートジボワール代表
移籍金


(年齢は2019年8月10日現在)


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この夏に退団する8ラムジーの穴埋めとなる
攻撃陣に厚みをもたらす様な
攻撃力のあるBox to BoxタイプのCMFの補強も
この夏には必要になると思われます。

色々と噂が挙がっている選手の中では
一番理想的なタレントは
この夏にフリーでPSGを離れる
ラビオかもしれません。

柔軟な足下の技術レベル、
推進力のあるドリブル、
ショートパスからサイドチェンジの様なロングパスまで
パスを送るセンスと精度、
豊富な運動量と献身性、
そして恵まれた体格、
CMFとしての必要な要素を全て持っているタレントだと思います。

そのラビオはバルセロナへの移籍を
強く希望していた事もあり
PSGとの契約延長交渉が泥沼化してしまい
結局、妥協点が見付からないまま
この夏に退団してバルセロナへ加入する見込みでしたが
そのバルセロナがデ・ヨングの獲得を決めた事により
ラビオの思惑は頓挫してしまい
今の所、来シーズンからの去就が決まっていない状況です。

噂によればレアル・マドリーが獲得に動いていると言う噂もありますが
これもポグバの状況次第の案件であり
仮にポグバのレアルへの移籍が決まれば
当然ですがラビオのレアルへの移籍も無くなる事になると思います。

このスペインの2大クラブへの移籍がなくなれば
次に移籍候補に挙がるのはPL勢と言うのは言うまでもなく
特にフリーで獲得可能なラビオは
補強予算が限られているアーセナルにとっては
是が非にも獲得したいタレントだと思います。

まぁ、これまでの経緯を考えますと
代理人を務める母親がくせ者であり
素行の問題も心配ではありますが
その母親とは最近決別したと言う噂もありますし
今回の一件が自らのキャリアにとってプラスに働いていない事は
本人も十分に気が付いていると思いますので
素行の問題はとりあえず目を瞑って良い様に感じます。

一方で以前から度々噂に挙がっているのが
カリアリのバレッラです。
バレッラはイタリア代表の未来を担う
タレントの一人と言われており
この夏イタリア国内に限らずに
ビッグクラブへの移籍が確実視されています。

そのバレッラはボールを受けたら
ドリブルで前へ進めようとする推進力があり
そのドリブルも鋭く、
スピードに乗った状態でもブレる事のない
安定したボールコントロールを観せてくれます。
そして中盤の底で司令ととしても振る舞えるだけの
パスセンスも備わっていますが
2ラインの間に侵入してからのラストパスや
サイドに開いた所からドリブルで仕掛けられる事を考えますと
インサイドハーフがベストポジションだと思われます。
そして現代のMFに求められる様な
運動量や守備の局面での献身性も十分に持ち合わせており
バレッラもアーセナルが求めているタイプのMFだと思います。

しかしバレッラは国内外を問わずの人気銘柄ですので
£4300万程度の移籍金が必要と言われており
アーセナルのこの夏の補強予算的には
かなり厳しい金額だと思います。

その金銭的な問題を考えますと
サンプドリアのプラートの噂が挙がるのも
納得出来ます。

プラートも今シーズン評価を高めたタレントで
人とボールが良く動くBox to BoxタイプのMFで
常に前を意識した推進力を観せる所は
他の2人と同様かもしれません。

右利きですが左脚の技術レベルも高く
サイドに流れて起点になって
コンビネーションで仕掛ける事も
ゴール前にドリブルで切り込んでいったり
フリーランニングで飛び込んだりするプレーも
レパートリーにあります。
勿論、テンポ良くパスを供給したり
ロングスルーパスを送るなどの
パスのセンスも非凡であり
豊富な運動量と守備の局面での献身性も備わっています。
ただ、スピードは並であり
180cmの上背にしては小柄に見える様に
フィジカル的な強度が
やや足りない様に見える所は気になりますが
£2171万程度で獲得可能と言われている所は
魅力的だと思います。

レアル・マドリーのジョレンテも
最近噂に挙がっているタレントです。

ジョレンテはここまで挙げた3人とは異なり
どちらかと言うとDMFに分類されるタイプの
MFだと思います。
中盤の底からパスを捌く事は十分に可能ですが
ョレンテの能力が発揮されるのは守備の局面であり
中盤のフィルター役として
スペインでも評価されている様です。

その一方でそれ以外の面に突出している所がない印象で
レアル・マドリーでもそれほど多くの出場機会を得ていません。
実際、復帰したジダン監督の構想からは既に外れていると言われ
この夏の放出候補に入っている為に
それほど高額な移籍金が必要にならない所は
アーセナルにとっては良い様に感じます。

とは言え、ジョレンテは良い選手だと思いますが
8ラムジーの穴を埋めるタイプのタレントではなく
また、レアル・マドリーでの現状を考えますと
実力的にもすぐにアーセナルに多くの物をもたらす様な
レベルには見えませんので
補強資金が限られている状況で
頭数を揃えると言う意味では
良い補強になるかもしれませんが
8ラムジーの穴を埋めて、
チーム力を向上させると言う意味では
ちょっと物足りない様に感じます。

それ以外では個人的にはACミランのケシエが気になっています。

今シーズンもACミランの主力として活躍していたケシエは
その体格や風貌からフィジカルの強さが売りの様に見えますが
確かにちょっとやそっとの当たりに屈する事のない
フィジカル的な強さを持っていますが
その一方で柔らかく繊細なパスを出す事が出来る様な
柔軟な足下の技術も有していると思います。
また、プレッシャーを掛けられても
ボールコントロールがブレる事はなく
シンプルなパス捌きだけではなく
的確なタイミングで縦パスを送り
チャンスメイクの起点としても振る舞う事もあります。
そして何よりもその強いフィジカル的な強さを活かした
推進力などはヤヤ・トゥレに通じる所であり
そのスタイルはPLのスタイルに合っていると思います。
そして守備面に関しても元々はCBだった時期もある様に
人に強いディフェンスを行う事も出来、
中盤のフィジカル的な強度に問題があるアーセナルにとっては
非常に魅力的なタレントだと思います。

このケシエを獲得するに当たりポイントになるのが
ACミランのファイナンシャルフェアプレーの問題です。
今回2回目のFFP違反の指摘を受けて
このまま行けばCLやELへの参加権が剥奪される可能性がある為に
ACミランは早急に収支の改善を行わなければならず
その為には何人かの主力選手を売却しなければならない状況の様です。
ドンナルンマの様なメガオファーを受ける様な選手を売却するのか
それとも主力クラスの選手を何人か売却するのかは分かりませんが
どちらにせよ買い手としては足下を見る事が出来る状況ですので
アーセナルにとっては良い取引が出来る様に感じます。

ここに挙げた以外にも
咋夏レスターに加入したマディソン、
モナコからレスターにローン移籍していたティーレマンス
バルセロナからエヴァートンにローン移籍していた
アンドレ・ゴメス、
そしてウルヴスのネヴェス等
今シーズンPLで活躍した選手の中にも
8ラムジーの穴を埋める事が期待出来る
タレントが何人かいると思います。
しかしこれらの選手に関しては
それほど積極的な獲得の噂を耳にしない事を考えますと
やはり資金的に潤沢なPLのクラブから獲得する為には
必要以上に大きの資金が必要ななってしまう為に
アーセナルの補強予算としては難しいのかもしれません。

個人的には素行の問題は心配ですが
フリーでラビオを獲得出来ればベストだと思いますが
競合多数であり
当然ですがCL出場権を獲得出来なければ
アーセナルに来る事はないと思われますので
話が進むとしてもEL決勝の結果を待ってからだと思います。

仮にラビオを獲得出来なければ
次に気に入っているのはバレッラですが
こちらは移籍金が高騰する可能性がある為に
実際アーセナルが獲得に動けるかどうかは不透明であり
プラートかケシエの獲得に動くのが
現実的な方向かもしれません。

一方でジョレンテに関しては
個人的には最後の選択肢だと思います。


・・・つづく。


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