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PL6:ARSENAL vs Tottenham Hotspur [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−1 Tottenham Hotspur
2021年9月26日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (12)10Smith Rowe(←7Saka)
 (27)14Aubameyang(←10Smith Rowe)
 (34)7Saka
 (78)Son


32Ramsdale

18Tomiyasu  4White  6Gabriel  3Tierney

5T. Partey  34Xhaka 

 7Saka     8Ødegaard    10Smith Rowe

14Aubameyang


(81)34Xhaka>>>23Lokonga
(87)7Saka>>>15Maitland-Niles
(87)10Smith Rowe>>>20Tavares


Substitutes
 1Leno
 17Cédric
 16Holding
 19Pépé
 35Martinelli
 9Lacazette


Arsenal 1.jpgNorth LONDON is RED!!!!

前半のうちに3点奪い完勝です!!

先発はGKに32ラムズデールが入り
DFラインは18冨安、4ホワイト、6ガブリエウ
3ティアニーが並びました。
中盤は5トーマスと34ジャカが並び
2列目の右に7サカ、左に10スミス・ロウ、
トップ下に8ウーデゴールが入り
1トップを14オーバメヤンが務める
4−2−3−1が組まれました。

この日のアーセナルは
試合開始から非常に良かったと思います。

前線から献身的に連動的なプレスを仕掛けて
スパーズのパスの出し所を抑えてペースを握り、
バックラインからは相手の隙を突く様に送られる
非常に効果的な鋭い縦パスで
攻撃陣は勢い乗ったと思います。

このバックラインから送られる鋭い縦パスから
早々に決定機が生まれました。

6分過ぎ、4ホワイトから送られた縦パスを
34ジャカがダイレクトで10スミス・ロウに繋ぎ
そこから左サイドの3ティアニーへ展開した所から
ダイレクトで入れられたグラウンダーのクロスを
14オーバメヤンが左脚で合わせました。

残念ながらロリスのファインセーブで防がれ
14オーバメヤンの位置がオフサイドの位置でしたので
ゴールを奪う事は出来ませんでしたが
この場面は正に4ホワイトから34ジャカに入れられた縦パスが
ポイントだったと思います。

アリとホイビュルの間の絶妙なポジションに着いていた
34ジャカに向けて
完璧なスピードの縦パスが4ホワイトから送られた事で
アリもホイビュルもそのパスに対するチェックが間に合わず、
同時に34ジャカがダイレクトで繋いだ事で
10スミス・ロウは2ラインの間で
フリーの状態でパスを受けて
そのまま前を向く事が出来ましたので
4ホワイトの縦パスは非常に効果的だったと思います。

15分過ぎ、6ガブリエウからのロングスルーパスで
DFラインを抜け出した14オーバメヤンが送ったクロスは
ゴール前では誰も合いませんでしたが
ファーサイドで7サカ〜8ウーデゴール〜7サカと
繋いだ所から送られたパスを
5トーマスがダイレクトでミドルシュートを放ちました。

5トーマスのシュートはロリスのファインセーブで
防がれてしまいましたが
3ティアニーに出すと見せかけて送った
6ガブリエウのロングスルーパスは
サンチェスと入れ替わる様に抜け出した
14オーバメヤンのランニングと共に
完全にサンチェスの裏を突いた
絶妙なパスだったと思います。

そして前半の間に見事の仕掛けから
3つのゴールが生まれました。

12分、4ホワイトのヘッドのクリアーボールを
34ジャカが8ウーデゴールに繋ぎ
そこからのパスを受けた7サカが折り返したボールを
タイミング良く走り込んできた10スミス・ロウが合わせて
先制ゴール!!

ファーに流れていった14オーバメヤンと
8ウーデゴールの間に出来たスペースに
サンチェスの死角から現れた10スミス・ロウは
完璧でした。

27分、32ラムズデールからのパスを受けた34ジャカから
10スミス・ロウ〜3ティアニーと繋ぎ、
その3ティアニーから送られたパスを
下がってきて受けた14オーバメヤンがフリックしたボールで
全速力で駆け上がってきた10スミス・ロウが抜け出しました。
そのままドリブルで深い位置まで持ち込んだ所からの折り返しを
14オーバメヤンが左脚で蹴り込みゴール!!

マークに付いていたタンガンガが
追走するのを諦めたのに対して
14オーバメヤンからのパスが来る事が
分かっていたかの様に
全速力で駆け上がった10スミス・ロウのフリーランニングが
全てだったと思います。
まぁ、厳密に言えば32ラムズデールからのパスを受けた時に
34ジャカはボールに触れないまま
ホイビュルを倒してしまいましたので
状況によってはこの場面で
ファールを取られていてもおかしくありませんでしたが、、、。

34分、5トーマスがケインから
ボールを奪い返した所から速攻が始まりました。
そのボールを34ジャカ〜8ウーデゴール〜10スミス・ロウと繋ぎ
その10スミス・ロウから送られたパスで
右サイドから侵入して行った7サカが
ファーサイドの14オーバメヤンへラストパスを送ろうとしましたが
そのパスは戻ってきたケインにブロックされてしまいました。
しかしブロックして溢れたボールが7サカの前に溢れた所を
7サカが右脚を振り抜きゴール!!

34ジャカ〜8ウーデゴール〜10スミス・ロウ〜7サカと
テンポ良く繋いだ所が全てだったと思います。
相手のブロックに出来ていたギャップにポジションを取り
斜めに送られたパスで点と点を繋ぐと言う
基本的なプレーですが
その基本的なプレーをテンポ良く繋ぐ事で
最大限の効果を発揮させたお手本の様な仕掛けだったと思います。

これで10スミス・ロウと7サカが揃って
1ゴール1アシストと爆発し
エースの14オーバメヤンも流れの中から
しっかりとゴールを決める事が出来ました。

勿論、この試合は前線のこの3人だけに限らず
他の選手も非常に効いていました。

ゴールやアシスト等直接ゴールに結びつくプレーはありませんでしたが
8ウーデゴールは非常に効いていたと思います。
基本的に5トーマスと34ジャカは
中盤の底に並んでプレーしていましたので
この日の8ウーデゴールのポジションは
よりトップ下に近い所だったと思いますが
頻回に下がってきて組み立ての段階に顔を出していましたので
前めの右インサイドハーフと言うのが
本当のポジションだったかもしれません。

その下がってきた時のポジショニングが俊逸で
この試合での右サイドは
やや中に絞った位置を取るソンに対して
3バックの右CBの様に絞った位置で18冨安が付き
7サカにはレギロンが付いていた為に
その間に出来ていた誰もカバーしていない浮いたスペースに
8ウーデゴールが下がってきて
ボールの預け所としての振る舞った事で
ビルドアップはよりスムーズになっていたと思います。

そしてその下がってきた8ウーデゴールに対して
ヌドンベレが付いてきた時には
そのヌドンベレとホイビュルの間に
大きなスペースが生まれる事になり
今度はそこに5トーマスが上がってくる事で
全体的に前に押し上げる推進力が生み出されていたと思います。

同時に守備時には14オーバメヤンと共に
最前線でプレスを仕掛ける役割を担っていましたが
そのプレスの掛け方が尋常ではなく
常に全速力でボールホルダーに向かって
襲いかかる様なプレスを繰り返す事で
スパーズのバックラインからのフィードのミスを
何度となく誘っていたと思います。

そう言う意味ではこの試合の14オーバメヤンも
通常の試合に比べて
非常に献身的にプレスを仕掛けていた所は
大きなポイントの様に感じます。

なぜならば14オーバメヤンはメンタル的な部分が
すぐにプレーに現れてしまうタイプの選手なので
調子が悪い時や気持ち良くプレー出来ていない時は
プレスやフリーランニング等の「走る」場面が減り
消えてしまう事が多くなりますが
反対に積極的に「走る」場面が多くなっていると言う事は
14オーバメヤン自身が気持ち良くプレー出来ている証拠であり
更に言えばチーム自体が良い状態でプレー出来てきている
何よりも証拠だと言えると思いますので
チームはこれから更に上向きになるかもしれません。

そして5トーマスも効いていたと思います。

3点目の場面ではスパーズのエースであるケインを潰して
ボールを奪い返した所からゴールが生まれた様に
中盤の底でDFラインをプロテクトする門番として
絶大な存在感を観せると共に
詰まったら取り敢えず5トーマスに預ければ
ロストする事もなければ
的確にボールを展開してくれるのは勿論の事
前にスペースがあれば積極的にボールを前に運んで
スパーズの守備網を更に混乱させる役割も観せていたと思います。

コンビを組んだ34ジャカも攻守に献身的に動き回り
存在感を示していたと思いますが
時々軽率なパスミスを犯す所は変わりなく
ヒヤッとする場面もあったと思います。
しかしその様な状況が訪れても
5トーマスの存在が全てを打ち消してくれる程、
今のアーセナルにとっては
5トーマスは非常に大きな存在だと思います。

6ガブリエウも攻守に非常に効いていたと思います。
圧倒的なフィジカル的能力を活かした
守備はほぼ完璧だったと思いますが
何よりも目が引いたのは
レギロンが入れたクロスに対して
6ガブリエウがヘッドでクリアーした54分過ぎの場面です。
そのクリアーしたボールが弱かった為に
自らそのボールを追い
そのボールに迫ってきていたエメルソンに奪われてしまう前に
しっかりとタッチラインの外にクリアーした様に
守備者としての責任感は流石と言うべきだと思います。

同時に14オーバメヤンに
ロングスルーパスを送った15分過ぎの場面の様に
リスクを恐れず積極的で攻撃的な縦パスを送れる様になった事で
バックラインからは4ホワイトと共に2箇所から
パスが出てくる様になりましたので
今後は大きな武器になるかもしれません。

そして6ガブリエウと共に非常に効いていたのが
18冨安でした。

アーセナルはこれまでソンに
何度となく苦汁を飲まされてきましたが
ボールを持ったソンに対して
適切な距離感で対峙した18冨安は
ドリブル突破を仕掛ける様な隙を全く与えずに
終盤までソンを無力化し続けていたと思います。
同時にケインにミドルシュートを撃たれてしまった
60分過ぎの場面では
その際どいケインのシュートを
32ラムズデールがファインセーブで弾いたボールに対して
誰よりも早く反応してクリアーするなど、
集中力の高さと流れを読む能力の確かさを
この試合でも観せていたと思います。

とは言え、最後まで完璧だった訳ではなく
ダイアーのフィードでケインに抜け出されてしまった
61分過ぎの場面では
競り合いながら追走していたケインに弾き飛ばされてしまい
32ラムズデールと1対1の場面を作られてしまったのは
問題だったと思います。
ルカク等に比べて一見それ程強そうに観えなくても
想像以上に強いのがPLのストライカーであり、
ワールドクラスのストライカーの凄みだと思いますので
今後PLで戦って行く上で良い経験になったと思います。

そしてスキップから送られた縦パスを
ブライアン・ヒルがサイドに流そうとしたパスを
一度は18冨安がカットしましたが
そのこぼれ球を収めたヒルからレギロンへ繋げられ
そこからのクロスをソンに決められてしまった失点の場面では
鋭い読みでヒルのパスをカットした所までは良かったのですが
そのこぼれ球の処理を7サカに任せる様に
珍しく一瞬立ち止まってしまい
隙を与えてしまったのは失敗だったかもしれません。

まだPL3試合目ですので仕方がないと思いますが
一瞬の隙も許さず、
高いインテンシティを要求され続けるのがPLであり
それは上位クラブとの対戦になればなる程
より求められるレベルが高くなりますので
ワールドクラスのDFになる為の良い経験になったと思います。

4ホワイトも良かったと思います。
ここ2戦は苦しんでいる印象でしたが
元々スパーズはパワープレーに傾倒するチームではなく
コンビネーションを駆使して
スピーディーな仕掛けをするチームですので
フィジカル的な強度や高さ不足に苦しまされる事はなく
一瞬のスピードや駆け引きでの勝負が出来た事が
良かったのかもしれません。

とは言え、スキップが出したパスがディフレクトして
ケインの所に溢れてきた55分過ぎの場面では
ボールに触る事なく
ペナルティ内でケインを倒してしまったのは
非常に危険な場面でした。
幸いファールを取られませんでしたが
普通ならPKを取られてもおかしくない場面だったと思います。

そして失点したとは言え
32ラムズデールも納得の働きを観せたと思います。

7サカからのパスを受けた8ウーデゴールが
ソンの激しいチェックでボールを奪われて
そのままドリブルで持ち込まれた所から
ニアの上に目掛けてシュートを撃たれてしまった21分過ぎの場面、
ケインにミドルシュートを撃たれてしまった60分過ぎの場面、
ルーカスのミドルシュートを撃たれてしまった後半ロスタイムの場面、
どれも非常に際どいシュートでしたが
見事なセーブを観せてゴールを死守しました。

それと共に危険なシュートを撃たれる様な
隙を見せた守備陣に喝を入れる様に吠えたり、
反対に素晴らしいプレーした時には
オーバーアクションで讃えたりする姿を見ると
守備陣の気持ちを乗せるのもうまい様に見えますので
このままチームの信頼を得て
正GKに収まる可能性が高くなっている様に感じます。

ノリッジ戦とバーンリー戦に連勝したとは言え
下位チームとの対戦でしたので
それまでの2連勝はそこまで意味はありませんでしたが
このノースロンドンダービーでの完勝は
非常に大きな自信になったと思います。

そして連勝のまま代表期間に入る事が出来れば
完全に復調したと言えると思いますので
次のブライトン戦でも気持ちの良い勝利を
観せて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7サカ        PL:1G1A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:1G0A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:0G0A CC:2G1A 
10スミス・ロウ    PL:1G1A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:2G0A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
17セドリック     PL:0G0A CC:0G1A
19ペペ        PL:0G1A CC:1G1A
30エンケティア    PL:0G0A CC:1G0A


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CC 3rd:ARSENAL vs AFC Wimbledon [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−0 AFC Wimbledon
2021年9月22日(水)Carabao Cup, Emirates Stadium

Goal
 (11)9Lacazette(pk)
 (77)10Smith Rowe(←9Lacazette)
 (79)30Nketiah(←17Cédric)


1Leno

17Cédric  16Holding  22Marí  20Tavares

5T. Partey

15Maitland-Niles   23Lokonga 

35Martinelli             30Nketiah

9Lacazette


(60)5T. Partey>>>10Smith Rowe
(76)35Martinelli>>>7Saka
(84)30Nketiah>>>26Balogun


Substitutes
 49Hein
 21Chambers
 31Kolasinac
 25Elneny


Arsenal 1.jpgカラバオ杯3回戦は実質3部のリーグ1の
ウィンブルドンとの対戦になりましたが
サブ組中心のメンバーで
しっかりと勝利を挙げました。

今の所「Arsenal Player」でも
フルマッチの配信が行われていませんので
詳細は分かりませんが
ハイライトを観る限りでは
この様な並びになっていた様に観えました。

先発はGKに1レノが入り
DFラインは右SBに17セドリック、
左SBに20タヴァレス、
そしてCBは16ホールディングと22マリが起用されました。
中盤はアンカーに5トーマス、
右インサイドハーフに15メイトランド=ナイルズ、
左インサイドハーフに23ロコンガが入り
前線は右に35マルティネッリ、左に30エンケティア、
そして1トップを9ラカゼットが務める
4−3−3が組まれていた様です。

15メイトランド=ナイルズと23ロコンガの立ち位置は
バーンリー戦の10スミス・ロウと8ウーデゴールの
立ち位置と一緒で
15メイトランド=ナイルズは10スミス・ロウと同じく
攻撃時にはペナルティの中まで積極的に侵入する
前めのインサイドハーフに入り
23ロコンガは8ウーデゴールと同様に
前に出てもペナルティの手前までに留まる
下りめのインサイドハーフと言う立ち位置に観えましたので
この中盤の形が今後の基本形になるのかもしれません。

ハイライト動画しか観る事が出来ていませんが
35マルティネッリのフリーランニングは
良いアクセントになっていた様です。

35マルティネッリからのパスを受けた
30エンケティアが送ったスルーパスで
35マルティネッリが裏に抜け出した10分過ぎの場面、
そのままペナルティ内に切り込んだ所で
ギネス・ウォーカーに倒されPK獲得。

11分、そのPKを9ラカゼットが決め先制!!

9ラカゼットとのワンツーで
35マルティネッリが裏に抜け出した36分過ぎの場面、
ナイチンゲールに迫られ
ダイレクトでシュートは撃てませんでしたが
35マルティネッリの良質なフリーランニングで
DFラインを見事に切り裂いた場面でした。

この様な良質なフリーランニングが出来る35マルティネッリは
パスの受け手にパスを合わせる能力の高い
8ウーデゴールのパートナーとして
個人的には適している様に感じますので
一度この2人が一緒にプレーする所を観てみたいと思います。

追加点は10スミス・ロウと7サカが投入されてから生まれた様です。

77分、9ラカゼットが
ルーズボールを競り合ったこぼれ球を収めた
7サカが9ラカゼットに繋ぎ
そこから左サイドを全速力で駆け上がってきた
20タヴァレスに繋げられました。
その20タヴァレスからタイミングを見計らって送られた
鋭い折り返しを7サカが
10スミス・ロウ〜9ラカゼットと繋ぎ
その9ラカゼットから7サカへ送られた折り返しは
ブロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を収めた9ラカゼットからのラストパスを
10スミス・ロウが押し込みゴール!!

79分、23ロコンガからのパスを
右サイドで受けた7サカから
その7サカを追い越してきた17セドリックに繋げられ
その17セドリックからの折り返しを
ニアに走り込んできた30エンケティアが
右足のヒールで流し込みゴール!!

ここ最近パッとしていなかった7サカは
このハイライトを観る限りでは周囲がしっかりと見え、
周囲の選手とビジョンを共有しながら適切なプレーを選択して
チャンスを創造していたと思います。
そして何よりも2点目の場面では攻撃の起点となった7サカが
その後一気に最前線にまで駆け上がってくるなど
アグレッシブさも観せていましたので
これから復調が期待出来る様に感じます。

それ以外でもゴールを狙う貪欲さと
鋭い出足で3点目を奪った30エンケティアや
良質なフリーランニングを観せていた
35マルティネッリのプレーを
もっと観たかったと思いますし
この試合のマン・オヴ・ザ・マッチに選ばれた
20タヴァレスも守備面に関しては分かりませんが
攻撃面に関しては周囲の選手と
かなり連携が取れる様になっていた様に観えましたので
今後が楽しみです。

次はスパーズ戦です。

強度が上がっている守備陣は本物なのか?
アタッキングエリアでの精度を欠き
決定力不足に苦しむ攻撃陣が復調するのか?
試される試合になると思いますが
形はどうであれスパーズ戦に勝利し
上位に舞い戻る切っ掛けにして欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7サカ        PL:0G0A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:1G0A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:0G0A CC:2G1A 
10スミス・ロウ    PL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:1G0A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
17セドリック     PL:0G0A CC:0G1A
19ペペ        PL:0G1A CC:1G1A
30エンケティア    PL:0G0A CC:1G0A

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PL5:Burnley vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Burnley 0−1 ARSENAL
2021年9月18日(土)Premier League, Turf Moor

Goal
 (30)8Ødegaard


32Ramsdale

18Tomiyasu  4White  6Gabriel  3Tierney

5T. Partey

10Smith Rowe    8Ødegaard  

19Pépé                 7Saka

14Aubameyang


(60)10Smith Rowe>>>23Lokonga
(74)5T. Partey>>>15Maitland-Niles
(78)3Tierney>>>20Tavares


Substitutes
 1Leno  
 17Cédric
 16Holding
 22Marí
 35Martinelli
 9Lacazette


Arsenal 1.jpg2試合連続クリーンシートで
2連勝を挙げました。

先発は、GKには32ラムズデールが
2試合連続ゴールマウスを守り
DFラインには前節と同じく
18冨安、4ホワイト、6ガブリエウ、
3ティアニーが並びました。
しかし中盤の構成は通常とは異なっていました。
中盤の底に5トーマスが入るのは変わりませんが
8ウーデゴールと10スミス・ロウの位置関係は
基本的には8ウーデゴールが10スミス・ロウよりも
低い位置でプレーしていましたので
CMFに8ウーデゴール、
トップ下に10スミス・ロウと言う形に近いと思いますが
その8ウーデゴールは5トーマスと並ぶ訳ではなく
攻撃時にはペナルティの手前まで侵入して
積極的に前線の選手と絡み
同時に8ウーデゴールのプレーエリアが
中央から左側に寄っていたのに対して
10スミス・ロウは中央から右側に寄っていましたので
8ウーデゴールが下がり目のインサイドハーフ、
10スミス・ロウが位置が前目のインサードハーフと言う様な
位置取りだったのかもしれません。
前線は右に19ぺぺ、左に7サカ、
1トップに14オーバメヤンが入る
4−3−3と4−2−3−1の中間の様なシステムが組まれました。

最終的には8ウーデゴールのFKからの1点しか奪えませんでしたが
それなりにチャンスはあったと思います。

8ウーデゴールからの浮き球のパスを
左サイドのスペースで受けた3ティアニーが
そのまま深い位置にまで切り込んだ所から
ゴール前にクロスを送った5分過ぎの場面、
そのクロスはポープにカットされてしまい
そのこぼれ球もゴール前に詰めていた
19ペペは押し込めませんでしたが
パスの受け手に合わせるのが上手い
8ウーデゴールのパス能力を観せた場面でした。

8ウーデゴールが送ったサイドチェンジのパスを受けた
19ペペからの折り返しを
10スミス・ロウがダイレクトで合わせた44分過ぎの場面、
19ペペからの折り返しのボールが
10スミス・ロウの足元に入ってしまった為に
残念ながらそのシュートは枠を捉える事が出来ませんでしたが
マークに付いていたテイラーとマクニールの2人の間を
射抜いた19ペペの折り返しは完璧だっただけに
10スミス・ロウはなんとかして決めて欲しかったと思います。

19ペペの激しいチャージで奪い返したボールを
10スミス・ロウがドリブルで持ち上がり、
そこからのパスを受け取った19ぺぺが
ダイレクトで7サカに折り返した前半ロスタイムの場面、
そのパスを受けた7サカは前に持ち出そうとした
ファーストタッチを大きく前に流してしまい
シュートを撃つ事が出来ず。

19ぺぺからのパスを受けた7サカが
14オーバメヤンに繋ぎ、
その14オーバメヤンの背後から
追い抜く様に抜け出てきた10スミス・ロウに
ラストバスが繋がった52分過ぎの場面、
その10スミス・ロウの左脚からのシュートは
強振出来ずにポープに防がれてしまいましたが
右サイドのライン側から
ピッチを斜めに横切る様に綺麗に繋がった
仕掛けのビジョンが共有された場面でした。

23ロコンガがブロックしたこぼれ球を受けた19ぺぺが
そのままドリブルで持ち込んで
14オーバメヤンにラストパスが送られた61分過ぎの場面、
14オーバメヤンが裏に抜け出すチャンスでしたが
19ペペのパスが短くて繋がらず。

5トーマスからの縦パスを受けた7サカから
出されたパスで裏に抜けた19ぺぺが折り返した64分過ぎの場面、
その折り返しのパスは
中に走り込んできた7サカにも
中で待っていた14オーバメヤンにも合わず。

8ウーデゴールからのパスを受けた14オーバメヤンが
走り込んできた19ぺぺにラストパスが送った65分過ぎの場面、
19ペペが裏に抜け出すチャンスでしたが
パスが強すぎて19ペペには繋がらず。

左サイドの20タヴァレスから
7サカに折り返しが送られた79分過ぎの場面、
この折り返しも7サカは収める事が出来ず。

2度の決定機を迎えた10スミス・ロウは
この様な場面で決めきれない所が
現在の課題ですが、
一方で19ペペや14オーバメヤンに限らず
パススピードが強すぎたりが弱すぎたり、
短すぎたりするミスが何度もあったのは
問題だと思います。

芝が長くピッチが乾いたとしても
試合開始早々なら対応に苦しむのもわかりますが
かなり時間が経ってからも調整が効かないのは
個々の選手のクオリティ不足だと言わざる得ません。

そしてトラップミスして
決定的なパスを収められなかった7サカは
非常に心配です。
ユーロ2020決勝の出来事を
まだメンタル的に引きずっているのか?
それともまだコンディション的に整っていないのか?
はたまた期せずして周りの声に踊ろされて
慢心してしまっているのか?
どちらにせよこの試合でも
集中力を欠いている様に思える場面が何度かあり
昨シーズンに比べると大きく見劣りしている状況だと思います。

この様にアタッキングエリアに入ってからの
プレー精度が著しく落ちている為に
本来ならば決定的な場面になる様な状況を
活かしきれていないのが
いまだに2ゴールしか挙げられていない
最大の原因だと思われます。

勿論、その前段階までは良い形を築けていますので
産みの苦しみだけなのかもしれませんが
この問題を解決しない限りは
当分の間はゴール数は伸び悩むかもしれません。

一方で守備面に関しては
2試合連続クリーンシートを達成した様に
安定感を増してきており
32ラムズデール、6ガブリエウ、18冨安の貢献が
非常に大きいと思います。

まず32ラムズデールはペナルティ内から
コルネにシュートを撃たれてしまった58分過ぎの場面では
至近距離からのそのシュートに対して
完璧なセーブを観せ、
4ホワイトのバックパスミスで
ヴィドラと1対1の状況になった67分過ぎの場面では
不用意に足を出さずにヴィドラの動きを見極めて
ヴィドラと接触する前に的確にボールをカットする等、
冷静で完璧な対応を観せていたと思います。
そして何よりもパワープレーを得意とするバーンリーの
ゴール前に送り込んでくるハイボールに対しても
バーンリーの圧力に負ける事なく
制空権を掌握し続けました。
この辺りのパワープレーに対する対応の仕方は
イングランド人である32ラムズデールは
若い時から叩き込まれているのかもしれませんが
少なくてもハイボールの処理に関しては
1レノよりも優っているのは確かだと思います。

そして6ガブリエウと18冨安は
この試合でも強固だったと思います。
6ガブリエウはチーム最高の10個のクリアーを記録し
18冨安はデュエルと空中戦で勝率100%と言う
驚異的な数字を叩き出しました。

そしてこの2人のプレーが際立っていた
象徴的な場面がこの場面でした。
38分過ぎ、ブラウンヒルから送られた裏への浮き球のパスで
バーンズに裏を取られそうになりながらも
素早く反応して追いつき
ファールを恐れずに挟み込む様に対応して
見事にクリアーしました。

まだ2戦目ですので連携面などの
改善が必要な箇所はありますが
一つ一つのプレーを観ると
凄みすら感じる存在感をこの2人は観せていたと思います。

一方でこの安定感を増したDFラインの中で
唯一不安なのが4ホワイトでした。

確かに4つのインターセプトを記録するなど
存在感を観せる場面もありましたが
ポープが蹴り込んだ敵陣からのリスタートのボールを
4ホワイトがバーンズと競り合った9分過ぎの場面では
バーンズに背中をプッシュされていたとは言え
ゴール前に放り込まれたボールに対して
全く触れられなかったのは問題だと思います。

ウエストウッドのゴール前へ放り込まれた
ラストパスをバーンズにヘッドで合わされてしまった
14分過ぎの場面では
4ホワイトと18冨安との間に入ってきたバーンズに対して
全く反応出来ずにフリーにしてしまったのは問題でした。

6ガブリエウと18冨安が
裏に抜け出してきたバーンズを
挟み込む様にして防いだ38分過ぎの場面でも
素早く反応した6ガブリエウと18冨安に対して
4ホワイトは反応出来ずに裏の取られてしまいました。

そして極め付きだったのが67分過ぎの場面でした。
4ホワイトが送った32ラムズデールへのバックパスが
短かった為に前に出てきた32ラムズデールが
ヴィドラと交錯してしまい
危うくPKを取られる所でした。

確かにこの日のピッチの芝が長く乾いていましたので
ボールが走らなかったのは事実ですが
後半のこの時間帯に差し掛かっても
その事が頭に入っていなかったのは大きな問題であり
犯してはならないレベルのミスと言わざる得ないと思います。

結局2試合連続クリーンシートを達成しましたが
一方でこの試合では4ホワイトの頭上を
狙われていたのも事実であり
それに対して十分に対応出来ていたかどうかには疑問を感じます。
そして6ガブリエウや18冨安に比べて
明らかに反応が遅い為に後手に回る場面や
相手の仕掛けを読む事が出来ていない場面が何度かあり、
今後この辺りを相手チームに狙われてしまう可能性は
十分に考えられます。

よって2試合連続クリーンシートを達成したとは言え
本当の意味で強固だったかと言えばそうではなく
まだまだ課題を抱えているDFラインだと思います。

3連敗から2連勝と一見持ち直した様に観えますが
実際は攻守共に課題は山積みであり
早急に修正が必要だと思います。

そして次のノースロンドン・ダービーでは
スパーズを完膚なきまでに叩き潰して
本当の意味で浮上の切っ掛けを掴んで欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

7サカ        PL:0G0A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:1G0A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:0G0A CC:1G0A 
14オーバメヤン    PL:1G0A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
19ペペ        PL:0G1A CC:1G1A


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PL4:ARSENAL vs Norwich City [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 1−0 Norwich City
2021年9月11日(土)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (66)14Aubameyang(←19Pépé)


32Ramsdale

18Tomiyasu  4White  6Gabriel  3Tierney

 23Lokonga  15Maitland-Niles

19Pépé    8Ødegaard    7Saka

14Aubameyang


(62)23Lokonga>>>5T. Partey
(62)18Tomiyasu>>>10Smith Rowe
(81)15Maitland-Niles>>>17Cédric 


Substitutes
 1Leno  
 21Chambers
 20Tavares
 22Marí
 35Martinelli
 9Lacazette


Arsenal 1.jpg開幕3戦連続ノーゴールでの3連敗と言う
最悪のスタートを切ったアーセナルと
同じく開幕3連敗と出遅れたノリッジとの
今シーズン初勝利を賭けた一戦は
アーセナルが勝利を収めました。

先発はGKには1レノではなく
32ラムズデールが起用されました。
DFラインは6ガブリエウと4ホワイトがCBで先発し
左SBには3ティアニーが入り
右SBには合流直後の18冨安が早速起用されました。
中盤は15メイトランド=ナイルズが
23ロコンガと共に起用され、
2列目は右に19ペペ、左に7サカ、
トップ下に8ウーデゴールが入り
1トップを14オーバメヤンが務める
4−2−3−1が組まれました。

怪我や新型コロナ陽性で欠場していた
6ガブリエウと4ホワイトが先発に復帰しましたが
同じく怪我で離脱していた5トーマスと
体調不良でイングランドU-21を離脱した
10スミス・ロウはベンチスタートとなりました。

そしてこの試合の先発で最も驚かされたのは
1レノではなく32ラムズデールが
起用された所だと思います。
1レノのビッグセーブがなければ
更なる失点の可能性があったとは言え
5失点を奪われたシティ戦の結果を踏まえての
交代なのかもしれませんが
この事からも今シーズンは
1レノの正GKの座は安泰ではなく
両者が正GKの座を争い
良い結果を出している方を起用すると言う
アルテタ監督の明確なメッセージだと思われます。

その32ラムズデールはこの代表期間の間に
アルテタ監督が目指すバックラインから丁寧に繋ぐスタイルに
大分適応して来たと思います。
カラバオ杯WBA戦ではペナルティの外に殆ど出て来ませんでしたが
この試合ではペナルティの外まで積極的に出て
バックラインでのボール回しに参加する様になり
同時に丁寧なフィードも良いアクセントになっていましたので
これから1レノとのポジション争いが本格的に始まると思われます。

注目の18冨安は非常に良かったと思います。

まず守備に関しては
激しく速いPL特有のスタイルに対して
全く問題がなさそうでした。
フィジカル的な強度は勿論の事
空中戦では圧倒的な強さを観せて
フィジカル的な強度と高さに不安がある
4ホワイトの負担を6ガブリエウと共に
軽減させていたと思います。
そしてスピードに関しても
ツォリスに裏に飛び出されてしまった
9分過ぎの場面でも
後方からしっかりと追いつくだけの
十分以上のスピードを観せていたと思います。

攻撃面に関しても予想以上に機能していたと思います。
例えば3ティアニーの様な典型的なSBの選手の様に
ライン側を駆け上がりクロスを入れる様な
スタイルではありませんが
4ホワイトの縦パスを2ラインの間のハーフスペースで受け、
振り向きざまに左脚を振り抜いた4分過ぎの場面や
3ティアニーからのクロスを
ゴール前で14オーバメヤンが競り合ったこぼれ球を
ペナルティの中にまで入ってきていた18冨安が
ジャンピングボレーでダイレクトで合わせた
44分過ぎの場面の様に
ワイドな位置だけではなく
ハーフスペースやペナルティ内にも積極的に入ってきて
攻撃陣に厚みをもたらしていました。

勿論、インナーラップだけではなく
高い位置まで持ち上がってきた
4ホワイトから送られた浮き球のパスで
タイミング良く飛び出して裏に抜け出した
6分過ぎの場面の様なワイドな位置でも
タイミング感覚やポジショニング感覚の鋭い所を
観せていたと思います。

同時に攻撃時には3ティアニーが
高い位置まで上がって行く事が多い
アーセナルのシステム上、
それにより出来る左サイドのスペースを
6ガブリエウと4ホワイトが
左へスライドして埋めた時には
18冨安がDFラインに残って3バックの様な形を保ち、
左CMFの15メイトランド=ナイルズが
左サイドに下がって埋めた時には
23ロコンガの横に並ぶ様なポジションに入る等、
機能的な動きを観せていたとおもいます。

勿論、アルテタ監督から指示があったのだと思いますが
合流してから僅か1日半しか
一緒にトレーニングに参加していない事を考えますと
より組織的な部分が求められるセリエAでの経験の
賜物かもしれません。
しかしボローニャでの経験を
違うリーグの違うチームのピッチの上に
落とし込む事が出来るのは
18冨安のフットボールIQの高さがあってこそだと思います。

とは言え、些細なパスミスなど
まだまだ周囲との連携は成り立っていませんので
これからの部分も多いと思いますし
言っては悪いが下位クラブとの対戦でしたので
今後上位クラブと対戦した時に
どの様なプレーを観せてくれる事が出来るかどうかは
全く別かもしれません。
しかし強度、高さ、スピードと言うフィジカル的な能力は
PLでも十分に通用すると思われ
何よりも18冨安は非常にクレバーですので
速やかに適応しそうに感じます。

移籍初戦からここまでエミレーツを沸かせるとは、、、
見くびっていました、、、苦笑)。

4ホワイトと6ガブリエウの
今シーズンのCBの軸となるコンビも
この試合で初めてお披露目になりましました。

新型コロナ陽性で欠場していた4ホワイトは
その足下から送られる
正確で攻撃的なフィードや縦パスは
非常に良いアクセントになっていましたが
やはり守備の部分での不安は残っていたと思います。

勿論、フィジカル的に強くスピードのある
6ガブリエウと組んだ事で4ホワイトの強度不足は
多少緩和されていたと思いますが
それでもゴール前にFKが放り込まれた
92分過ぎの場面では
プッキとのポジション争いになす術なく
競り合う事すら出来ず、
右サイドからアイダが折り返しを送った89分過ぎの場面では
ニアにキャントウェルが入って来ていたとは言え
ニアを守っていた4ホワイトが
スルーする様にその折り返しを
見送ったのは大きなミスだったと思います。

どちらもその後に放たれたシュートは
17セドリックや6ガブリエウが身を挺してブロックした事で
失点には繋がりませんでしたが
この2つの場面での4ホワイトの対応は
今後に大きな影を落とすミスだったと思います。

出場停止中の34ジャカや
左ハムストリングの怪我で離脱した25エルネニーに代わって
左CMFで先発した15メイトランド=ナイルズは
3ティアニーが高い位置に上がった時には
左サイドの裏のスペースをカバーし、
相手のバックラインがボールを持っている時には
鋭い出足で相手のアンカーにプレッシャーを掛けると言う
通常は34ジャカが担っている役割を担い
まずまず機能していたと思います。

攻撃面でも14オーバメヤンの頭を狙った
アーリークロスを入れた13分過ぎの場面や
ノリッジのDFラインに出来た穴に入って来た7サカに向けて
タイミング良くラストパスを送った55分過ぎの場面など
決定的なパスを送る場面もありましたが
その一方で簡単なシチュエーションで
流れを止めてしまう様なパスや
気が抜けた様なプレーも多く
そして56分過ぎの場面では
裏に抜けようと走り出した14オーバメヤンに向けて
ノープレッシャーの状況でパスを出したにも関わらず
14オーバメヤンの侵攻方向ではなく
ライン際の方にパスを送ってしまい
GKと1対1になるチャンスを潰してしまう等
やはりアーセナルのCMFを務めるには
クリエイティブ不足は否めない様に感じました。

実際、後半途中から5トーマスがピッチに入ってからは
チームの流れがガラッと変わった様に
今シーズンのアーセナルは
5トーマスの有無が大きなポイントになると思われます。

5トーマスが入る前は中々効果的な縦パスが入らず
基本的にサイドを経由して行くか
前線へ直接ロングフィードを送る形が主でしたので
どうしてもゴール前の選手と周囲の選手との間の距離が開き
単調な攻撃になってしまいがちでしたが
5トーマスが入ってからは
2ラインの間に向けて鋭い楔のパスが入る様になり
それによりアタッキングエリアに入ってから
コンビネーションで仕掛ける機会が増えたと思います。

そしてその5トーマスの楔のパスからゴールが生まれました。

66分、5トーマスの楔のパスを
粘りながら収めた7サカが19ペペへ繋ぎ
その19ペペが右サイドから持ち込んで左脚を振り抜きました。
そのシュートはクルルのファインセーブに弾かれて
ボールはポストを叩き
その跳ね返ったボールを再び19ペペが
押し込もうとしましたがこれもポストを叩いてしまいました。
しかし再び跳ね返ったボールが
ゴール前に飛び込んできていた19ぺぺの脚に偶然当って
こぼれたボールを14オーバメヤンが押し込みゴール!!

美しいゴールではありませんでしたが
5トーマスの楔のパスでテンポアップした勢いのまま
強引に奪った様なゴールでした。

そして5トーマスと共に攻撃陣に勢いをもたらしたのが
10スミス・ロウだったと思います。

ボールを持ったら必ず前を向き
ゴールを目指そうとする10スミス・ロウは
攻撃陣に勢いを与え
その10スミス・ロウが仕掛ける事で
少なからずノリッジの守備陣に
混乱を与えていたと思います。

そして以前から8ウーデゴールとの
共存問題が議論されていますが
この試合では起用された
8ウーデゴールがCMFに下がり
10スミス・ロウがトップ下に入る形は
良さそうに感じました。

8ウーデゴールと10スミス・ロウの違いは
8ウーデゴールは基本的には生粋のパッサーで
左脚から繰り出される正確なパスと
明確なビジョンとアイデアで決定機を演出しますが
その能力を最大限に発揮させる為には
パスの受け手とのビジョンの共有が必要であり
実際問題としてパスの受け手側の
良質なフリーランニングや
マークをかわす動き、ポジショニングなどに
かなり影響されてしまう様に感じます。

一方の10スミス・ロウはパッサーではありますが
パスの受け手の動きに合わせて
パスを送るスタイルよりも
ボールと共に自らが動き
それにより出来た守備陣の隙を突いて
コンビネーションを仕掛ける形を得意としていますので
自らの動きの質が重要の様に感じます。

極端に言えば基準点となる自分は動かずに
パスの受け手が動く事で決定的なパスを送る
8ウーデゴールと
自ら動く事で相手の守備陣を動かして
パスコースを見出す10スミス・ロウ。

そう考えますと昨シーズンの様な
トップ下に8ウーデゴール、サイドに10スミス・ロウや
トップ下に8ウーデゴール、CMFに10スミス・ロウよりも
トップ下に10スミス・ロウ、CMFに8ウーデゴールと言う
この試合の形は理にかなっているのかもしれません。
勿論、常に8ウーデゴールをCMFで起用する事は
中盤の強度的に難しいと思いますが
この2人を共存させるオプションとしては
この形は良い様に感じます。

結局、ゴールは1つしか奪えませんでしたが
惜しい場面は何度かありました。

9分過ぎ、ノリッジの右サイドからのクロスが
左サイドまで抜けてきたボールを
3ティアニーが前方に大きく蹴り出す様に
ロングパスを送った9分過ぎの場面、
そのパスで抜け出した14オーバメヤンは
前に出ていたクルルの位置を見て
ロングシュートを放ちましたが
枠を捉えられず。

センターサークルの中から8ウーデゴールが送った
浮き球のピンポイントパスで
14オーバメヤンが抜け出した19分過ぎの場面、
1トラップして放った14オーバメヤンのシュートは
クルルに阻まれ、
そもそも14オーバメヤンの位置がオフサイドだった為に
これもゴールを奪えず。

17セドリックがヘッドでクリアーしたボールを受けた19ペペが
相手選手と入れ替わって前を向き
そのままドリブルで持ち込んだ所から
14オーバメヤンへラストパスが送られた82分過ぎの場面、
14オーバメヤンの左脚から放たれたシュートは
クルルの正面でこれもゴールを奪えず。

19分過ぎと82分過ぎの場面では
トラップの所までは完璧だっただけに
14オーバメヤンは決めなければならなかったと思います。

15メイトランド=ナイルズからのラストパスを
ペナルティ内で受けた7サカが
右脚を振り抜いた55分過ぎの場面、
ノリッジのDFラインの穴を突く見事な仕掛けでしたが
そのシュートはブロックされてしまいました。

左サイドに開いていた14オーバメヤンからのパスを受けた
7サカが左脚を振り抜いた56分過ぎの場面、
そのシュートはブロックされてしまいましたが
そのファーサイドに流れたそのこぼれ球を
19ペペが押し込もうとしましたが
このシュートもブロックされてしまいゴールならず。

14オーバメヤンとのワンツーで抜け出した7サカが
そのままドリブルで持ち込んで
左脚を振り抜いた70分過ぎの場面、
このシュートもブロックされてしまいゴールならず。

56分過ぎの場面では14オーバメヤンのパスを受ける前に
脚を滑らせてしまい、
70分過ぎの場面では大事に行き過ぎたのか
余計なボールタッチでシュートチャンスを逸した印象でしたので
ちょっと強引でも2タッチ目で
左脚を振り抜いても良かった様に思います。
どちらにせよこの日の7サカは
シュートを撃つまでの一連の動きに
繊細さが欠けていた様に感じます。

相手のパスを高い位置で奪い取った10スミス・ロウが
そのままペナルティの中に持ち込んだ所から
8ウーデゴールへラストパスが送られた74分過ぎの場面、
そのパスを受けた8ウーデゴールは
反転して左脚を振り抜こうとしましたが
パスが収まらずシュートは撃てず。

19ぺぺの執拗なプレスで焦って蹴り出した
クルルのフィードをカットした7サカから
10スミス・ロウへラストパスが送られた86分過ぎの場面、
そのパスを受けた10スミス・ロウは
マークに来たウィリアムスをかわして
右脚を振り抜きましたが
そのシュートもクルルのファインセーブで防がれてしまい
惜しくもゴールならず。
そしてそのこぼれ球を収めた7サカが
右サイドから左脚を振り抜きましたが
これも僅かに枠を捉えられず。

ノリッジのCKからのクリアーボールを
相手のチャージを受けながらも
10スミス・ロウがドリブルで持ち込んだ
90分過ぎのカウンターの場面、
そこから送られたラストパスを受けた19ペペが
左脚を振り抜きましたが
残念ながら枠を捉えられず。

チャージを受けながらも潰されずに
敵陣深くまでドリブルで持ち込んだ
10スミス・ロウは流石でしたが
パスを受ける為に一度スピードを緩めざる得なかった
19ペペへのラストパスは残念でした。

ゴールに向かう10スミス・ロウの強い姿勢が
チャンスメイクに繋がっていましたが
その一方で試合に決する様な場面での詰めの甘さが
現在の10スミス・ロウの課題だと思います。

最終的に30本のシュートを放ち
その内枠内シュートも7本ありましたが
1ゴールしか奪えなかったというのは
決定力に大きな問題があると言わざる得ないと思います。
そしてこの夏に新たなストライカーを補強出来なかった
問題を思い出さずにはいられません。

とは言え、1ゴールしか奪えなかったとはいえ
ミドルシュートをあまり撃たないアーセナルが
30本もシュートを撃てたと言う事は
相手ゴールには迫れていると言う事であり
それは決して悪い状況ではありませんので
ゴールが決まりさえすれば
大量得点も夢ではないかもしれません。

次のバーンリー戦ではこの決定力不足を払拭する様な
ゴールラッシュを期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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7サカ        PL:0G0A CC:1G0A 
8ウーデゴール    PL:0G0A CC:0G1A
9ラカゼット     PL:0G0A CC:1G0A 
14オーバメヤン    PL:1G0A CC:3G1A 
15M=ナイルズ    PL:0G0A CC:0G1A 
19ペペ        PL:0G1A CC:1G1A


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2021/22夏の移籍期間が閉幕して [移籍情報]

2021/22夏の移籍期間が閉幕して


Arsenal 1.jpg


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

コリンチャンスへ完全移籍
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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アルテタ監督が就任してから
3シーズン目に入った今シーズンは
開幕からノーゴールの3連敗と言う
歴史的な失態を犯してしまい
非常に苦しい出だしになっています。

その様な状況を打開できる様な
補強を行えたのかどうか
今一度考えてみたいと思います。


まずこの夏の移籍期間が始まる前に
個人的に挙げていた補強のポイントは

1、3ティアニーをバックアップする左SBの実力者

2、トップ下でプレー出来るクリエイティブ能力の高い攻撃的MF

3、第2GK又は1レノの去就によっては正GK

4、中盤のクリエイティブな役割を担うCMFもしくは
  18トーマスをバックアップするフィジカル能力の高いDMF

5、2ベジェリンが移籍した場合には右SBのレギュラー候補

6、9ラカゼットや14オーバメヤンが移籍した場合には新たなストライカー

7、場合によっては23D.ルイスが退団したCB

の7つを挙げていました。


この夏の移籍期間では
「1」の3ティアニーのバックアッパーに対して
ベンフィカの20タヴァレスを
一番最初に獲得しました。

20タヴァレスはスピード、フィジカル的能力、
左利きですが両脚遜色なく操る事が出来る足下の技術等
魅力的なポテンシャルを持っている大型左SBですが
まだ21歳と若い事もあり戦術理解度が十分ではなく
即戦力と言うよりもこれからの選手だと思います。

本当ならば自信を持って3ティアニーを休ませる事が出来る
もう少し経験豊富な「実力者」を
獲得して欲しかったと思いますが
実質3ティアニーのバックアッパーが
不在だった左SBに対して
いち早く補強を行なった事に対しては
評価して良いと思います。

次に獲得したのがアンデルレヒトの
23ロコンガでした。

昨シーズンローン移籍で加入していたセバージョスが
レアル・マドリーへ帰還し、
同時に34ジャカもローマヘ移籍する可能性が浮上していた為に
「4」のCMFの補強は必須でした。

当初はウルヴスのネヴェスやブライトンのビスマ等の
名前が挙がっていましたが
最終的に獲得したのは23ロコンガでした。

アンデルレヒトでは主軸を担っていたとは言え
21歳とまだ若く
ベルギー代表にも声が掛かり始めたくらいの実績でしたので
当初は先行投資的な意味合いが強く
本命は他にいるのではないかと思われていましたが
34ジャカの残留が決まった事もあり
このポジションの補強は23ロコンガ一人で終わりました。

しかしその23ロコンガは
長短の正確なパスを明確なビジョンで操る
司令塔としてだけではなく
前に出て豊富なアイデアでラストパスを送る
センスとスキルを持ち合わせており
中盤を広範囲カバーする機動力も備えています。
唯一の懸念材料であるPL特有の激しい当たりに付いても
最初は吹っ飛ばされる場面もありましたが
その試合中にしっかりと修正して
吹っ飛ばされる前に
こちらから相手を吹っ飛ばさんばかりに
激しい当たりを観せる様になりましたので
適応力や高さや柔軟さも備わっていると思います。

この様に決して先行投資の案件ではない事を
自らのプレーで証明している23ロコンガは
場合によっては出場停止中の34ジャカに代わって
早々にポジションを掴んでもおかしくない位の勢いを観せていますので
もしかしたらこの夏の補強の
最大のヒットになる可能性もあると思います。

次は「7」の退団したD.ルイスに代わるCBとして
ブライトンから4ホワイトを獲得しました。

個人的には昨シーズンニースへローン移籍していたサリバが
チームに戻ってくる事で
CBの補強は行わない様に感じていましたので
£5000万投資して4ホワイトを獲得したのは
少なからず意外でした。

しかしそのサリバは今シーズンもチームに残る事が許されずに
マルセイユへローン移籍に出された状況を考えますと
サリバとアルテタ監督との間に出来た溝は
思っている以上に大きいと思われ
アルテタ監督がチームを指揮している限りは
サリバは戻ってこれない様に感じます。

その4ホワイトはD.ルイスにも負けない
フィード能力が魅力ですが
確かに以前から指摘されている様に
CBとしてはフィジカル的な強度が不足している所は
観ていて気になります。
今後、フィジカル的な強度の高い6ガブリエウと
コンビを組む様になれば
問題は解消されるかもしれませんが
開幕3連敗を受けて
守備面の安定性と4ホワイトを活かす為に
3バックへ戻すのも一つの手かもしれません。

次は「2」の攻撃的MFとして
レアル・マドリーの8ウーデゴールを獲得しました。

昨冬にローン移籍で加入して
速やかにチームにフィットした
8ウーデゴールの獲得を当初から求めていた様ですが
契約上レアル・マドリーに戻る事になっており
本人もレアル・マドリードでのポジション争いに
挑む予定でしたので
再獲得は難しいと思われていました。

しかしレアルに留まっても
一向にチャンスが巡ってこない状況と
財政的に苦しいレアル・マドリーの売却リストに
8ウーデゴールが入った事で
一気に獲得が決まりました。

このポジションはレスターのマディソンを
長い間追っていた様ですが
レスターが求める移籍金が非常に高かった為に
移籍交渉がまとまりませんでした。
その一方で£5000万程度の移籍金が必要だと言われていた
8ウーデゴールを当初よりも安価な
£3000万で獲得出来たのは
非常にラッキーだったと言えると思います。

そして昨シーズンからの懸念材料だった
「3」の第2GKにはシェフィールド・ユナイテッドから
32ラムズデールを獲得しました。

繰り上げとはいえこの夏に開催された
ユーロ2020のメンバーにも選ばれた
32ラムズデールはイングランドでも期待されている
若手GKの一人ですので
ホームグロウン枠の実力者を
第2GKに迎える事が出来た事は
非常に大きな補強だと思います。

唯一の懸念材料はアルテタ監督が目指す
バックラインから丁寧に繋いで
ビルドアップするスタイルに
足下の技術が付いていけない可能性がある所であり
将来的に32ラムズデールが正GKを務める様になった時には
少なからずチームスタイルの変更が必要になるかもしれません。

そして移籍期間最終日に
「5」の右SBに対して獲得したのが
18冨安でした。

同じく最終日にベティスへローン移籍した
2ベジェリンに代わって獲得する事になりましたが
右SBだけではなく本職のCBとしても
起用可能な所は大きな利点だと思います。

しかし、21チェンバースや17セドリックが
納得出来るパフォーマンスを示せてないとは言え
18冨安が即レギュラーとして起用される程の
絶対的な力がある訳ではなく、
特にこのオフからオリンピックに掛けて
続けて怪我を負っている為に
コンディション的に不安があると言う噂もありますので
長い目で見ていく必要はあるかもしれません。

一方で「6」のストライカーに関しては
この夏の移籍期間で補強が行われませんでした。

勿論、9ラカゼットや14オーバメヤンが残留した事で
これ以上ストライカーを増やす事が
実際出来なかった部分はあると思いますが
3試合連続ノーゴールの現状を考えますと
ストライカーの補強を行わなかった事の評価は
後々はっきりしてくると思われます。

そして公式でもコメントしている様に
この夏の補強のターゲットは
4ホワイト:23歳
32ラムズデール:23歳
8ウーデゴール:22歳
18冨安:22歳
23ロコンガ:21歳
20タヴァレス:21歳
と言う様に20代前半の若い選手に限定して
獲得したのも大きな特徴で
現在のスカッドで主力を務めている
3ティアニー:24歳
6ガブリエウ:23歳
10スミス・ロウ:21歳
7サカ:20歳と共に
数年後を見越した補強を行いました。

確かに現時点ではここ数シーズンPLを制してきた
リバプールやシティには太刀打ち出来ないかもしれませんが
数年後にはそれらのチームの主力選手が30歳を超え、
チームとして下り坂に入る可能性がありますので
現在の若い選手達が力を付けていれば
その時期に立場を逆転する事が出来るかもしれません。

とは言え、一足先に若く優秀なタレントを買い漁っていた
チェルシーはルカクと言うラストピースを得て
大きな力を付けて来ていますので
リバプールやシティではなく
本当はチェルシーの動向を
注視する必要があるのかもしれませんが、、、。

そしてこの夏の移籍期間の移籍金収支は
大きく赤字を計上してしまいました。

20タヴァレス      £680万(推定)
23ロコンガ      £1800万(推定)
4ホワイト(23歳) £5000万(推定)
8ウーデゴール    £3000万(推定)
32ラムズデール    £2400万+出来高(推定)
18冨安        £1600万+出来高(推定)

と合計£1億4480万+出来高(推定)と言う額を投資しましたが
反対に選手の売却で得た移籍金は
ニューカッスルへウィロックが移籍して得た£2500万だけでした。
勿論、ローン手数料や契約解除したウィリアンの給与など
細かな部分も入れればもう少し収入はあるのかもしれませんが
単純に移籍金だけで計上すれば
この夏の移籍金収支は約£1億2000万(推定)の赤字でした。

この原因は当初予想されていた様な選手の売却が
この夏も行う事が出来なかった事に
尽きると思います。

週給£20万と言われる給与を削減出来たとは言え
契約解除で退団する事になったウィリアン、
退団が既定路線で昨冬にシャルケへローン移籍していた31コラシナツ、
エヴァートンへのローン移籍が破談した事に
あからさまに不満を訴えた15メイトランド=ナイルズ、
昨夏から移籍を志願していた2ベジェリン、
残りの契約が1年になりましたが
クラブからは契約延長の打診していない9ラカゼット等、
売却候補はそれなりにいたと思います。

しかし、クラブが希望する移籍金を払える
財政的にゆとりがあるクラブが現れなかったのは勿論ですが、
そもそもそれなりの移籍金を払ってまで
獲得に動く様な魅力がある選手ではなかったのかもしれません。

以前ボスが昨今の移籍金の急騰を観て
「一部のスター選手等に引っ張られて
バブルの様に移籍金は高騰しているが
その様な状況が長く続ことは無く
いつしか構想外の選手は勿論の事、
主力選手であったとしても
クラブが求める移籍金では売却出来なくなり
契約満了での退団する選手が増えていくだろう」と
警鐘をならしていた事が思い出されます。

そう考えますと、本当に余剰戦力を売却する気があったのならば
昨今の情勢を考えて
もう少し獲得しやすい移籍金に
設定するべきだったのかもしれません。
この様な状況になる事を予想出来ず、
求めている移籍金で売却可能だと判断していた
フロント陣の見通しは
明らかに甘かったと思います。

これほど多くの投資を行って
チームを強化しようとしたフロント陣の努力は評価しますが
一方で今シーズンはヨーロッパでの大会に参加出来ない為に
更に収入が減る事が予想されている
現在のアーセナルの財政状況で
約£1億2000万(推定)と言う赤字に
耐える事が出来るのかどうか
正直不安を感じます。

まぁ、「某猿さん」が仰る様に
アマゾン・プライムとの契約料が
半端ない事を願うばかりですが、、、。

移籍金収支は別にすれば
開幕3連敗の現状をすぐにひっくり返してしまう様な
ビッグネームを獲得した訳ではありませんので
すぐに結果は出ないかもしれませんが
この中から何人かは主力選手に成長し
チーム力を高めていく姿を見て行くのも
アーセナルらしい様に感じます。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この夏の移籍期間が始まる前に個人的に挙げていた

1、3ティアニーをバックアッパーとして20タヴァレスを獲得し、
2、攻撃的MFには8ウーデゴールを獲得し、
3、第2GKには32ラムズデールを獲得し、
4、中盤のクリエイティブな役割を担うCMFには23ロコンガを獲得し、
5、2ベジェリンが移籍した右SBには18冨安を獲得し、
7、23D.ルイスが退団したCBには4ホワイトを獲得した様に
必要なポジションに対して
新たな選手をしっかりと補強した事に対しては
高く評価したいと思います。

その一方で、左SBには3ティアニーが欠場しても
十分に任せられるレベルの実力者が
個人的には欲しかったと思いますし、
23ロコンガは中盤のクリエイティブな面を
カバー出来るCMFですが
その一方で5トーマスをバックアップする
フィジカル能力を備えた選手ではありませんので
5トーマスが欠場した時には
中盤の強度が落ちてしまう問題を
現在のチームは抱えたままです。
同様に2ベジェリンに代わって獲得した18冨安は
本職がCBである様に守備面の関しては
期待をする事が出来ますが
攻撃面に関してはどこまで貢献出来るか
不透明な部分があります。
そして前記の様にストライカーを補強しなかった事が
今シーズンにどの様な影響を及ぼすか
個人的には不安がない訳ではありませんので
今シーズンの夏の補強の評価は


『70点』位だと考えています。


C'mon Arsenal !!


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2021/22のスカッド:最終版 [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンのファーストチームのスカッド最終版です。

Arsenal 1.jpg


1 ベルント・レノ(29)
2 
3 キーラン・ティアニー(24)
4 ベン・ホワイト(23)(HG)
5 トーマス・パーティ(28)
6 ガブリエウ(23)
7 ブカヨ・サカ(19)(U-21)(HG)
8 マルティン・ウーデゴール(22)
9 アレクサンドル・ラカゼット(30)
10 エミール・スミス・ロウ(21)(U-21)(HG)
11 
12 
13 
14 ピエール=エメリク・オーバメヤン(32)
15 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(24)(HG)
16 ロブ・ホールディング(25)(HG)
17 セドリック・スアレス(30)
18 冨安健洋(22)
19 ニコラ・ぺぺ(26)
20 ヌーノ・タヴァレス(21)(U-21)
21 カラム・チェンバース(26)(HG)
22 パブロ・マリ(28)
23 アルベール・サンビ・ロコンガ(21)
24 
25 モハメド・エルネニー(29)
26 フォラリン・バロガン(20)(U-21)(HG)
27 
28
29 
30 エディー・エンケティア(22)(HG)
31 セアド・コラシナツ(28)
32 アーロン・ラムズデール(23)(HG)
33 アーサー・オコンクウォ(19)(U-21)(HG)
34 グラニト・ジャカ(28)
35 ガブリエウ・マルティネッリ(20)(U-21)


シーズンローン

2 エクトル・ベジェリン(26)(HG)
11 ルーカス・トレイラ(25)
13 ルナル・アレックス・ルナルソン(26)
24 リース・ネルソン(21)(HG)
27 コンスタンティノス・マヴロパノス(23) 
29 マテオ・グエンドゥージ(22) 
  ウィリアム・サリバ(20)(U-21)


ホームグロウン 6名
非ホームグロウン 15名
U-21 6名
ローン 7名


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

コリンチャンスへ完全移籍
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)



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冨安健洋をボローニャから獲得!! [移籍情報]

冨安健洋(22歳)をボローニャから獲得!!

WhatsApp Image 2021-08-31 at 22.16.46.jpeg

セリエAで高い評価を得て
この夏にビッグクラグへの移籍が噂されていた
冨安の獲得に成功しました。


移籍金:£1600万+出来高(推定)
契約期間:2025年夏まで(推定)
週給:£
背番号:18

Takehiro Tomiyasu
1998年11月5日生
188cm  84kg
日本代表


ボローニャ通算
 セリエA 60試合先発+1試合途中出場:3ゴール3アシスト
 コッパ・イタリア 3試合先発

 公式戦通算 63試合先発+1試合途中出場:3ゴール3アシスト


アビスパ福岡で育成された18冨安は
2018年冬にベルギー1部のシント=トロイデンVVへ移籍し
そこでの活躍を受けて
2019年夏にボローニャに引き抜かれました。

そのボローニャでは移籍直後からポジションを掴み
2シーズンの間ボローニャの主力として
評価を高めてきていました。

そのボローニャでは本職のCBだけではなく
右SBでの起用も多く
実際ボローニャでは
CBで起用されたのが20試合だったのに対して
右SBでは41試合で起用されていた様に
アルテタ監督も本職のCBとしてと言うよりも
右SBとしての18冨安を評価して獲得したのかもしれません。

18冨安は上背が188cmと恵まれた体格を活かした対人守備と
空中戦の強さには定評があり
同時に流れを読む力とスピードを活かしたカバーリング能力、
インターセプト能力も高く
言うなれば日本人離れしたCBと言えます。

同時にフィードの精度が高く、
細かな足下の技術レベルも安定していて
ドリブルでボールを前に持ち運ぶプレーも
レパートリーにあります。

スピードがありその様なプレーが出来る事で
ボローニャでは右SBで起用される様になったのだと思われ
アーセナルでもまずは右SBで試されるかもしれません。

確かに冨安の獲得は当初のターゲットだった
アトレティコのトリッピアーや
バルセロナのエメルソンの獲得に失敗した為の
次善の策での獲得なのかもしれませんが
強さと高さとスピードがあり
非常にアグレッシブな守備が出来る冨安は
テンポの速いPL向きのDFだと思いますので
攻撃面に関しては分かりませんが
少なくとも守備面に関しては
十分に結果を出す可能性があると思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

契約解除
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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エクトル・ベジェリン、レアル・ベティスへシーズンローン。 [移籍情報]

エクトル・ベジェリン(26歳)のレアル・ベティスへの
シーズンローンが発表されました。

Arsenal 1.jpgかねてから移籍を希望していた2ベジェリンでしたが
完全移籍での移籍先が見つからず
最終的にベティスへの
シーズンローンという形で決着しました。


アーセナル通算

PL 169試合先発+14試合途中出場
  :8ゴール20アシスト
CL 15試合先発:1アシスト
EL 17試合先発+1試合途中出場
  :1ゴール3アシスト
FA杯 11試合先発+1試合途中出場:3アシスト
リーグ杯 5試合先発+3試合途中出場:2アシスト
コミュニティー・シールド 3試合先発

公式戦通算 220試合先発+19試合途中出場:9ゴール29アシスト


バルセロナの下部組織から
アーセナルの下部組織に移籍したベジェリンは
2014年夏にファーストチームへ昇格して
順調にステップアップしてきました。
しかし2019年1月に負った
左膝関節前十字靭帯断裂の怪我が大きな転機となり
その怪我からの復帰後も
徐々にパフォーマンスレベルは戻ってきていましたが
期待したレベルには到達する事が出来ず
最近は序列を落としていました。

昨夏も移籍を希望していた様ですが
アルテタ監督の希望もあり
昨シーズンは残留していましたが
この夏は早い段階から退団する事は既定路線でした。

しかしどのクラブも財政的に厳しく
2ベジェリンをアーセナルが希望する移籍金で
獲得に動くクラブは現れず
最終的にはベティスへの
シーズンローンという形で決着しました。

現在のスカッドの最古参であり
下部組織から昇格した選手という事もあり
生え抜きの選手達の良き兄貴分であると共に
スペイン人に限らずに
スペイン語圏の南米の選手の世話役も務める等
チームのつなぎ役だった一方で
カソルラやモンレアルが去ってからは
どこか表情が冴えない場面が多くなり
段々とチーム内での居場所が
なくなってしまったのかもしれません。

ファーストチームに昇格した時から
ずっと観てきただけに
少なからず寂しく感じますが
そろそろ環境を変える時期なのかもしれません。

スペインの地に戻り
完全復活する事を願いたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

契約解除
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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ルナル・アレックス・ルナルソン、OHルーヴェンへシーズンローン。 [移籍情報]

ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)の
OHルーヴェンへのシーズンローンが発表されました。

Arsenal 1.jpg昨夏にディジョンから獲得した13ルナルソンは
アストン・ヴィラへ移籍した
マルティネスに代わる第2GKとして
期待されましたが
残念ながらその期待に応える事が出来ず
ベルギーのOHルーヴェンへ
シーズンローンに出る事が決まりました。


アーセナル通算

PL 1試合途中出場
EL 4試合先発:3失点2クリーンシート
カラバオ杯 1試合先発:4失点

公式戦通算 5試合先発+1試合途中出場:7失点2クリーンシート


アストン・ヴィラへ移籍したマルティネスに代わって
第2GKとして昨夏獲得しましたが
当初から心配していた様に
実力不足を露呈してしまい
アルテタ監督の構想から外れてしまいました。

同時にこの夏にシェフィールド・ユナイテッドから
32ラムズデールを獲得した事で
チームの第2GK問題も解決しましたので
残念ながらチームの中での居場所はなくなってしまいました。

PLでプレーするには実力不足でしたが
他のリーグならば状況は変わる可能性もあると思います。
ベルギーの地で自らの実力を証明する活躍を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

契約解除
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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リース・ネルソン、フェイエノールトへローン移籍 [移籍情報]

リース・ネルソン(21歳)のフェイエノールトへのローン移籍が発表されました。


Arsenal 1.jpg今シーズンも苦戦が予想されていた事もあり
出場機会を求めてフェイエノールトへの
ローン移籍に出る事になりました。


アーセナル通算

PL 9試合先発+14試合途中出場
 :1ゴール
EL 8試合先発+6試合途中出場
 :1ゴール2アシスト
FA杯 4試合先発:1ゴール1アシスト
リーグ杯 4試合先発+1試合途中出場
     :1ゴール1アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発+1試合途中出場


公式戦通算 26試合先発+22試合途中出場:4ゴール4アシスト


下部組織出身の24ネルソンは
2019年夏にファーストチームに昇格して
次のブレイク候補に名前が挙げられていましたが
その後は思う様な出場機会を掴む事が出来ずに
苦しんでいます。

現状としては素晴らしプレーを観せる場面もあれば
全く機能せずに消えてしまう試合も多く
調子の波が大きいのか?
それともPLで常時機能するだけのレベルに達していないのか?
どちらにせよアルテタ監督の信頼を
勝ち取るレベルにまでは至っていません。

その様な状況を打開する為には
定期的な出場機会を得て
日々研磨して行くしかありませんので
今回ローン移籍に出る決断は賛成です。

そして完全移籍での放出ではなく
来夏までになっていた契約を更新した上で
シーズンローンに出ると言う話もありますので
クラブとしては完全に見限った訳ではなく
成長して帰ってくる事を期待していると思いますので
このローン移籍で殻を突き破って
帰ってきて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF マルティン・ウーデゴール(22歳)ノルウェー代表 £3000万(推定)

シェフィールドから
 GK アーロン・ラムズデール(23歳)イングランド代表 £2400万+出来高(推定)

ボローニャから
 CB・右SB 冨安健洋(22歳)日本代表 £1600万+出来高(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表

ロス・カウンティ(スコティッシュPL)へシーズン・ローン
 CB  ハリー・クラーク(20歳)イングランド 手数料非公表

ウェリング・ユナイテッドへシーズンローン
 GK トム・スミス(19歳)イングランド 手数料非公表

ノッティンガム・フォレストへシーズンローン
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(22歳)イングランド 手数料非公表

ロザラム・ユナイテッドへ完全移籍
 左SB トラジ・ボラ(22歳)イングランド 移籍金非公表

ニューカッスルへ完全移籍
 CMF ジョー・ウィロック(21歳)イングランド £2500万(推定)

フィオレンティーナへ買取オプション付きシーズンローン
 DMF ルーカス・トレイラ(25歳)ウルグアイ代表 手数料£120万(推定)

ポーツマスへシーズンローン
 CMF ミゲル・アゼース(18歳)イングランドU-18 手数料非公表

契約解除
 サイドアタッカー ウィリアン(33歳)元ブラジル代表 フリー

フェイエノールトへシーズンローン
 サイドアタッカー リース・ネルソン(21歳)イングランドU-21 手数料非公表

OHルーヴェンへシーズンローン
 GK ルナル・アレックス・ルナルソン(26歳)アイスランド代表 手数料非公表

レアル・ベティスへシーズンローン
 右SB エクトル・ベジェリン(26歳)スペイン代表 手数料非公表

カーライル・ユナイテッドへシーズンローン
 CB ジョナサン・ディンゼイ(21歳)イングランド 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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