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ベン・ホワイトをブライトンから獲得!! [移籍情報]

ベン・ホワイト(23歳)をブライトンから獲得!!

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今シーズンブライトンでブレイクし、
この夏のユーロ2020の
イングランド代表にまで上り詰めた
ベン・ホワイトの獲得に成功しました。

移籍金:£5000万(推定)
契約期間:2026年夏まで(推定)
週給:£
背番号:4

Ben White
1997年10月8日生
185cm  80kg
イングランド代表


ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン通算

PL 36試合先発
FA杯 2試合先発
リーグ杯 1試合途中出場

公式戦通算 39試合先発


ブライトンの下部組織から2018年夏に
ファーストチームに昇格したホワイトは
2019年冬にピーターバラ・ユナイテッドへ
2019/20シーズンはリーズへローン移籍して
実績を積み重ねて行き
ブライトンに戻ってきた昨シーズンは
更に評価を高めて一気にイングランド代表にまで上り詰めて
この夏開催されていたユーロ2020の
イングランド代表にも怪我で離脱した
アレクサンダー=アーノルドに代わって召集されました。

ホワイトの特徴としてまず挙げられるのは
足下の技術の確かさだと思います。

長短変わらずフィードの精度は高く
スペースのない所でもそう簡単にロストする事のないキープ力、
そして隙があれば前線に向かって
ドリブルで一気に持ち上がるプレーも観せます。

その足下の技術レベルは十分にMFでも通用する高さであり
ブライトンでも起用されていた様に
中盤の底で起用しても面白いかもしれません。

ディフェンス面に関しても
ポジショニングと間合いの取り方が絶妙で
相手の仕掛けを読む鋭い洞察力と相手よりも早い出足で
ボールを的確にハントし、
状況によって繰り出される
確度の高い切れ味鋭いタックルも持ち味だと思います。

勿論、CBしては若干サイズが小さい所は気になりますが
前記の様な能力でそのフィジカル的な弱点を
しっかりと補っていると思います。

昨シーズンもD.ルイスが出場しているかいないかで
バックラインからのフィードの効果に
大きな差が出ていた事を考えますと
退団したD.ルイスに代わるバックラインからの
フィードの供給役としては
ホワイトは打って付けのタレントであり
状況によってアンカーに起用したホワイトが
2CBの間に下がってきて3CBを形成する様な
シティが観せていた様な
変則的なシステムも可能にするかもしれません。

獲得に£5000万(推定)と言う
高額な移籍金が必要になってしまいましたが
年齢的にも若く、向こう10シーズン近く
アーセナルとイングランド代表の
主軸を担う可能性があるタレントだと思いますので
後々安い買い物だったと
言える日が来る事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)

フラムから
 CF ミカ・ビエレス(18歳)イングランド フリー

ブライトンから
 CB ベン・ホワイト(23歳)イングランド代表 £5000万(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表

ヴィクトリア・ケルン(ドイツ3部)へシーズンローン
 CF ニコライ・モーラー(19歳)スウェーデン 手数料非公表

SKFセレヂ(スロバキア)へシーズンローン
 GK デヤン・イリエフ(26歳)北マケドニア 手数料非公表

ブラックプールへシーズンローン
 CF タイリース・ジョン=ジュールス(20歳)イングランドU-19 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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Friendly Match:ARSENAL vs Watford [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4−1 Watford
2021年7月28日(水)Friendly Match, London Colney

Goal
 (16)30Nketiah(←12Willian)
 (34)Zinckernagel
 (70)9Lacazette(PK)
 (77)3Tierney
 (86)35Azeez(←19Pépé)


1Leno

17Cédric  21Chambers  22Marí  20Tavares

23Lokonga  25Elneny

24Nelson    12Willian    30Nketiah

14Aubameyang



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後半から


13Runarsson

2Bellerin  16Holding  22Marí  3Tierney

5T. Partey  23Lokonga

 19Pépé    12Willian  30Nketiah

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
64分から


13Runarsson

2Bellerin  16Holding  31Kolasinac  3Tierney

5T. Partey  35Azeez

 19Pépé    10Smith Rowe  15Maitland-Niles

9Lacazette



Arsenal 1.jpg先日のミルウォール戦に続き
空いたスケジュールを埋める為に
昨シーズンのチャンピオンシップで2位になり
今シーズンPLへ返り咲いたワトフォードを
ロンドン・コルニーに迎えて
練習試合が行われました。

新加入の20タヴァレスと23ロコンガが
先発で起用され
24ネルソン、12ウィリアン、
30エンケティアが2列目に並んだ様に
新加入の選手の実力を試すと共に
現在スカッドに残すかどうかの当落線上の選手を
見定める為の前半だったのかもしれません。

まずミルウォール戦でデビューした23ロコンガは
良かったと思います。

まず特筆するべき所は常に落ち着いている所だと思います。
異なる国の異なるクラブに移籍し
周囲の選手は自分よりも名がある選手ばかりの所に
21歳の若者が入れば多少なりとも萎縮しても
おかしくないと思いますが
23ロコンガは落ち着き払ってピッチに立ち
既に何シーズンも在籍しているかの様に
違和感なく溶け込んでいると思います。

そしてプレーに於いてもバックラインからパスを引き出し
テンポ良くパスを捌く司令塔的な役割を率先して担っていて
実際コンビを組んだ25エルネニーも
パスを捌く役割を23ロコンガに任せていた場面もありましたので
チームやり方や戦術的な面に関しても
理解度が高い様に感じます。

又、多少プレッシャーが掛かっている場面でも
しっかりとボールを引き取る事が出来る
ポジショニングも気が利いており、
パスもシンプルに捌くだけではなく
パスコースが限られている状況でも
しっかりと通す事が出来る所も
安心して観ていられます。

そしてミルウォール戦では
自らボールを持ち上がるプレーは観せませんでしたが
この試合では何度かボールを持ち上がりながら
パスを捌く場面もあり
予想以上に早い段階から適応し
早い段階からポジションを掴むかもしれません。

一方の20タヴァレスは良くなかったと思います。

これまでの試合でも指摘している様に
まだ戦術的理解度が低く
何をするべきか全く分かっていない状態で
ピッチに立っている様に観えました。

実際、前にスペースがあっても
ドリブルで仕掛ける場面が少なく
30エンケティアがボールを持っても
追い越していく様なフリーランニングも少なく
常に30エンケティアの背後にいる様な状態で
ボールを持ってもセーフティーに後ろに戻すばかりでした。

守備面に関してもボールホルダーにアタックする訳でもなく
動きを止める様な距離感でもなく
周囲をカバーする様な動きでもなく
全てが曖昧だった様に感じます。

勿論、異なるスタイルのチームに合流したばかりですので
チーム戦術を理解するのに
時間が必要なのは仕方がありませんが
少なくともこの2週間では進歩が見られていませんので
自信を持って3ティアニーを休ませられる様になるには
まだまだ時間が必要かもしれません。

スカッドに残すのか、
それとも放出するのかの当落線上の2列目の選手は
明暗が分かれたと思います。

まず良かったのはこの試合でも左サイドに入った
30エンケティアです。
16分、12ウィリアンから送られた
左サイドのスペースへのパスで飛び出した
30エンケティアはそのまま持ち込み
戻ってきた相手DFをかわしてカットインした所から
右脚を振り抜きゴール!!
カットインした所からシュートまで
非常にスムーズで鋭く
シュートもファーサイドのポストの内側を叩く
完璧なシュートだったと思います。

このゴールの場面以外にでも
25エルネニーのサイドチェンジのパスを
右サイドで受けた17セドリックから
ハーフスペースに入ってきていた24ネルソンに繋いだ
24分過ぎの場面、
その24ネルソンからDFラインの前のスペースを横切るようなパスを
左サイドで受けた30エンケティアが
ノーステップの様な形で
ファーサイドにシュートを放ちました。
そのタイミングを外したそのシュートは
GKにセーブされてしまいましたが
非常に意欲的に映りました。

そしてストライカーの役割以外でも
23ロコンガの縦パスをうまくスルーして
マーカーをかわして左サイドを突破した
35分過ぎの場面、
そのスピードに乗った状態から
一気にカットインして相手DFをかわして
走り込んできた25エルネニーにグラウンダーのクロスを入れるなど
サイドアタッカーとしての仕事も
それなりに観せれる様になっていたと思います。

一方でここまで好調だった24ネルソンは
これまでの様な存在感は観せられなかったと思います。
前記の24分過ぎの様に効果的なパスを出す場面もありましたが
同時にドリブルで仕掛けても突破出来ずに
ロストしてしまう場面も多く
右サイドからのクロスやラストパスの精度が十分ではない為に
チャンスを活かす事が出来ない場面も多くありました。
調子が良い時は可能性を感じさせるプレーを観せてくれる一方で
悪い時は攻撃陣のブレーキにもなってしまうなど
24ネルソンの課題は調子の波が大きい所だと思います。

そして12ウィリアンも良くなかったと思います。
先制ゴールをアシストした
30エンケティアへのパスは流石でしたが
それ以外の多くの時間では
本当にどこにいるのか確認出来ないくらい
消えていた時間も長かったと思います。
そしてスペースに飛び出していく選手に対して
タイミング良くパスを出す場面もありましたが
長さが合わずにそのままラインを超えてしまう場面も何度もあり
周囲とは未だに噛み合っていない印象だけが残りました。

同じく存在感がなかったのが14オーバメヤンでした。
シュートを撃つ、ゴールを奪うと言う
ストライカーとしての仕事の前に
とにかくボールタッチ数が少ない所が問題だと思います。
確かに前半の2列目にはチャンスメイク力に問題がありましたが
それを差し引いてもこれだけボールに絡めないと
周囲の選手だけの問題ではないと思います。

そして現在の14オーバメヤンの状況を
よく表していると思われたのが8分過ぎの場面でした。
25エルネニーから送られたスペースへのパスを
相手のCBの前に出て収めましたが
そのCBを振り切る事も出来なければ
軽微なプレッシャーにバランスを崩してしまい
そのままラインを越してしまいました。
この場面が表している様に現時点での14オーバメヤンは
相手を振り切るスピードもなければ
相手のプレッシャーに耐える強さも欠いていると思います。

ペナルティ内でボールを触る機会が極端に少なく、
フィジカル的な強みを失っている現状を考えますと
シーズン20ゴールは勿論の事、
シーズン10ゴールすら危ないのではないかと思ってしまいます。
開幕までのあと2週間、
改善に取り組んで欲しいと思いますが
もしも本当に改善する事が出来なければ
14オーバメヤンを1トップのファーストチョイスとして
起用するべきかどうかを
考える必要が出てくるかもしれません。

そういう意味では14オーバメヤンよりも
9ラカゼットの方が
今の攻撃陣は機能するかもしれません。

確かにフィニッシュの局面に顔を出す場面が少ないと言う
問題はあると思いますが
その一方で1トップに入った9ラカゼットが
下がってきてボールに絡む事で
前線の選手はより流動的な仕掛けが
出来る様になる利点があると思います。

9ラカゼットが下がってくる事で
トップ下の10スミス・ロウが右サイドに開いて行き、
右サイドの19ペペがハーフラインから中に入っていって
フィニッシュの局面に顔を出す。
同様にウイングストライカーとして左サイドに入ってる
30エンケティアも前半から
積極的にゴール前に顔を出していましたので
9ラカゼットに代わって
フィニッシュの局面はこの2人が担い
左サイドのワイドのエリアは3ティアニーが埋める。

10スミス・ロウが入る前の12ウィリアンも
右サイドに開いた位置でプレーする場面が多く、
この試合以外で左サイドに入った26バロガンも
積極的にゴール前に顔を出していましたので
9ラカゼットを偽CFの役割を担う形は
プランの一つなのかもしれません。

点取屋として機能しなくなってきた14オーバメヤンと
元々それ程ゴールは期待出来ませんが
偽CFとして機能する可能性を示している9ラカゼット、
開幕までの残りの2試合でどちらを使うのか?
はたまた新たなストライカーの補強を敢行するのか?
結論を出さなければならないと思います。

右SBに関しても疑念があります。
この試合は前半は17セドリック、
後半は2ベジェリンが起用されましたが
後半入った2ベジェリンの方が
攻撃面に関しては明らかに機能していたと思います。

この2人の違いは
基本的にワイドな位置に攻め上がる17セドリックに対して
ハーフスペースから中に向かって
攻め上がってくる2ベジェリンと言う所が大きな違いで
前半はウイングタイプの24ネルソンが右サイドに入り
後半は19ペペが入った違いがあるにせよ
前半の17セドリックはワイドな位置や深い位置に
効果的に攻め込む事が出来ていなかったと思います。

反対に2ベジェリンはハーフスペースの裏に積極的に入っていく事で
ワイドに開いた位置の10スミス・ロウからは勿論の事、
中にカットインしてきた19ペペや
5トーマスからも積極的にパスが送られていましたので
脅威を与えていたと思います。

その2ベジェリンはこの夏に退団する事が既定路線になっていますが
その穴を17セドリックが埋める事が出来るかどうかは
現時点では疑問に感じます。
勿論この試合ではCBで起用されていた
21チェンバースもいますが
3ティアニーがいる左SBに比べてしまいますと
右SBは迫力不足感は否めません。

ここまでCMFではインパクトを残せていない
15メイトランド=ナイルズが
この試合では左サイドで起用されましたが
残念ながら可もなく不可もなくと言う印象でした。

左サイドのウイング的な役割は3ティアニーが担いますので
15メイトランド=ナイルズは
その3ティアニー等を活かす為に
効果的なパスを送る事が役割の一つだったと思われ
実際良いパスも送っていたと思いますが
その一方でそれ以外のプレーは
殆ど印象に残っていなかったのが現状です。

勿論、元々ウイングの選手ではありませんので
自ら仕掛ける事を得意としている訳でもなく
フィニッシュの局面に存在感を出す選手でもありませんので
サイドで起用されても出来る事は限られていると思いますが
CMFでも機能せず、サイドでも起用しないとなると
更に立場は厳しくなるかもしれません。

それと共にこの試合でも28ウィロックは
起用されなかったのは非常に気になります。

昨シーズンはアルテタ監督のスタイルへの適応に
苦しんでいただけに
このプレシーズン中はそのスタイルに適応した姿を
観せなければならない時期だと思いますが
今の所、何のアピールもしていません。
アルテタ監督は重要な戦力の一人とコメントしていますが
これでは昨シーズンと同様に厳しい状況が待っていると思います。
怪我等のコンディションの問題かもしれませんが
ニューカッスルが獲得に動いているのは周知の事実であり
既にチームから心が離れていないか心配です。

試合の方は良い形から30エンケティアが先制点を奪いましたが
反対に失点の仕方は非常に良くありませんでした。

34分、ワトフォードの激しいハイプレスのプレッシャーに曝され
1レノの所まで戻ったボールを25エルネニーに渡しましたが
その25エルネニーがダイレクトで捌かずに1タッチした所で
激しいプレスに曝されてボールをロストし
そのこぼれ球を中へ送られたボールを
ジンカーナゲルにシュートを撃たれてしまいました。
1度目のシュートは21チェンバースの
体を張ったブロックで防ぎましたが
そのこぼれ球を押し込まれてしまい失点。

昨シーズンも何度かありましたが
ハイプレスに曝されている状況で
1レノからパスを受けた25エルネニーが
ダイレクトで捌かずに1タッチしてしまったのは
大きな誤りです。
この様な場面では例外なく必ずダイレクトでボールを
捌かなければならないのは基本中の基本であり
この場面で1タッチ入れてしまうのは
相手の選手がボール奪取をする所でミスをしてくれない限り
かなりの高率でロストする可能性がありますので
絶対にしてはならないプレーだったと思います。

一方で最終的なメンバーになってからは
攻撃陣は動きが活性化し
そこから3ゴールを奪いました。

70分、左サイドのペナルティの手前でファールを受けて
FKを獲得した9ラカゼットが
素早くリスタートし
ペナルティ内に侵入した15メイトランド=ナイルズが倒されて
PK獲得。

そのPKを9ラカゼットが決めてゴール!!

77分、5トーマスからのパスを右サイドで受けた
10スミス・ロウが送ったクロスのこぼれ球を
ゴール前に詰めていた3ティアニーが押し込みゴール!!

86分、19ペペからの右CKを
ペナルティの外側で受けた35アジーズが左脚を振り抜き
ゴール左隅に突き刺しゴール!!

後半途中からピッチに入った35アジーズは
メンタルの強い選手だと思います。

64分にピッチに入った35アジーズは
その直後に中盤でボールをロストしてしまい
カウンターを受ける切っ掛けになってしまいました。
普通ならばいきなりミスを犯すと
萎縮してしまう事も多いと思いますが
このゴールの場面では19ペペからのCKを受けた35アジーズは
中にボールを入れる事はせずに
自らシュートを撃つ選択をし
それを見事に決めてみせました。
全体的には5トーマスに気を使ってか
大人しいプレーに終始していましたが
メンタル的にはもうファーストチームでプレーする準備が
出来ている様に感じます。

フロリダカップを欠場して空いた期間の
2試合の練習試合は
ロンドン・コルニーのピッチで
1カメと言う制限の中の視聴でしたが
幾つかの問題点があった一方で
期待を抱かせる選手も出てきていたと思います。

次の「The Mind Series」の
チェルシーとスパーズとの2連戦は
より実戦的な試合になると思われます。

そろそろベン・ホワイトの加入が決まる頃だと思いますし
ユーロ2020に参戦していた7サカも
合流する頃だと思われますので
プレシーズン最後のテストマッチは
良い形で終わる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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Friendly Match:ARSENAL vs Millwall [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 4−1 Millwall
2021年7月24日(土)Friendly Match, London Colney

Goal
 (17)21Chambers
 (60)9Lacazette(←21Chambers)
 (65)19Pépé(←14Aubameyang)
 (73)26Balogun(←12Willian)
 (90)Mitchell


33Okonkwo

21Chambers  16Holding  22Marí  3Tierney

5T. Partey  25Elneny

19Pépé    10Smith Rowe    30Nketiah

14Aubameyang



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
後半から


49Hein

21Chambers  16Holding  22Marí  3Tierney

5T. Partey  23Lokonga

 19Pépé    10Smith Rowe  14Aubameyang

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
60分から


49Hein

17Cédric  21Chambers  16Holding  20Tavares

5T. Partey  23Lokonga

 19Pépé    10Smith Rowe  14Aubameyang

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
71分から


49Hein

17Cédric  21Chambers  16Holding  20Tavares

23Lokonga  15Maitland-Niles

24Nelson    12Willian    26Balogun

9Lacazette



Arsenal 1.jpg新型コロナウィルスの陽性者が出てしまった為に
フロリダカップへの参加が中止になったアーセナルは
空いたスケジュールを埋める為に
昨シーズンチャンピオンシップ11位だった
ミルウォールをロンドン・コルニーに迎えて
練習試合が行われました。

開幕前の重要なこの時期に
真剣勝負の機会を失った事もあり
この試合が練習試合だったと言えでも
現時点でのベストメンバーが組まれました。

元々のチーム力に大きな差がある事もあり
引いて守るミルウォールに攻めあぐみましたが
その様な状況でも試合開始から
3ティアニーは存在感を観せていたと思います。

6分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを受けた
3ティアニーが対峙する相手SBを
素早くかわしたt頃から送ったクロスを
ニアに飛び込んできた30エンケティアが
ヘッドで合わせましたが枠を捉えられず。

8分過ぎ、19ぺぺとのワンツーで
左サイドの深い位置まで
ドリブルで切り込んできた3ティアニーから
GK前に鋭いクロスが送られました。
そのクロスはGKに弾かれてしまいましたが
そのこぼれ球を25エルネニーがミドルシュートを放ちましたが
これも枠を捉えられず。

レンジャーズ戦ではまだコンディションが
整っていなかった印象でしたが
この試合ではかなりコンディションが上がってきている印象で
引いた相手に対してもストップ・アンド・ゴーで
相手を剥がして正確なクロスを入れられる3ティアニーは
今シーズンも大きな力を発揮してくそうです。

その3ティアニー以外でもコンビネーションで
シュートチャンスを作る場面がありました。

15分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを受けた19ぺぺが
中に向かってドリブルで入ってきた所から送られた楔のパスを
30エンケティアが5トーマスに繋ぎ
そこからミドルシュートを放ちましたが
GK正面でゴールならず。

33分過ぎ、5トーマスからの鋭い縦パスを受けた
10スミス・ロウが鋭いターンで前を向き
そのままドリブルで持ち込んだ所から
左脚を振り抜きましたがGKのファインセーブで
惜しくもゴールならず。

39分過ぎ、19ぺぺからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けた30エンケティアが
ジリジリとペナルティ内に入った所から送ったラストパスを
走り込んできた19ぺぺが左脚で合わせましたが
これもDFのプレッシャーを受けて枠を捉えられず。

結局前半の間でゴールを奪ったのはこの場面だけでした。

17分、19ぺぺが送った右サイドからのクロスを
ファーサイドで14オーバメヤンが
オーバーヘッドで合わせました。
そのシュートはバーを叩いてしまいましたが
その跳ね返ったボールを21チェンバースが押し込み
ゴール!!

とは言え、現時点でのベストメンバーを揃ながら
格下のミルウォールを相手に
1ゴールしか奪えなかったのは
仕上がり的にはまだまだと言うべきだと思います。

確かに人とボールが動きながら
ダイレクトなパスを繋いで
引いたミルウォールの守備網を
切り崩す場面もありましたが
全体的に観てもパスのタイミングが微妙に合っていない、
パスのコースが1〜2mズレる、
そしてパススピードが遅くて
テンポが上がらない場面も多く
前半の状況はPLの上位のチームと
張り合えるレベルではなかったと思います。

後半に入り1トップを14オーバメヤンから
9ラカゼットに変更してからは
2列目との連動性が高まって
攻撃陣は活性化したと思います。

実際、14オーバメヤンが1トップに入っても
ボールの収まりが悪く
そこから次への展開へのパスの精度も悪い為に
14オーバメヤンを経由した攻撃の形が
中々作れていませんでしたが
9ラカゼットが入ってからは前線でボールが収まる様になり
そこから2列目の選手との連携でリズムを作り
1本のパスでテンポアップする場面も増えたと思います。

10スミス・ロウの鋭いプレスバックで
自陣ペナルティ辺りでボールを奪い返した所から
5トーマスがドリブルで持ち上がり、
そこから送ったスルーパスで
19ぺぺが深い位置にまで侵入した所から
クロスを送った49分過ぎの場面、
前線の選手達の組織だった鋭いハイプレスで
ボールを奪い返した21チェンバースが送ったクロスを
10スミス・ロウがペナルティで受けた50分過ぎの場面、
10スミス・ロウの縦パスを9ラカゼットが19ぺぺに繋ぎ、
その19ぺぺからのスルーパスで
右サイドを抜け出した21チェンバースが
クロスを送った53分過ぎの場面、
しっかりとしたコンビネーションを築いた
良い仕掛けだったと思います。

そしてその良い流れの中でゴールが続きました。

60分、16ホールディングのフィードを受けた
21チェンバースが送った正確なクロスを
ファーサイドで9ラカゼットがヘッドで合わしてゴール!!

65分過ぎ、10スミス・ロウからのパスを左サイドで受けた
14オーバメヤンが送ったグラウンダーのクロスに対して
ゴール正面の9ラカゼットはスルーして
その背後に走り込んできていた19ぺぺが
左脚を振り抜きゴール!!

73分、12ウィリアンが送った縦パスを
9ラカゼットがヒールで走り込んできた12ウィリアンに戻し、
そこから送られたスルーパスで
飛び出した26バロガンがGKをかわして流し込み
ゴール!!

最後は地力の差を発揮して試合を決めましたが
守備面に関してはまだ不安定な所を
露呈してしまったと思います。

ますこの試合でも先発で起用された33オコンクォは
22マリが激しいプレスに曝されて
ボールをロストしてしまった所から送られたクロスのこぼれ球を
至近距離からシュートを撃たれてしまった
10分過ぎの場面ではファインセーブでゴールを死守しましたが
敵陣からのリスタートで
ゴール前に放り込まれた14分過ぎの場面では
そのボールに対して前に出た33オコンクォは
キャッチ出来ずに背後にこぼしてしまいました。
そして25エルネニーのバックパスを受けた19分過ぎの場面では
それほど厳しいプレッシャーに曝されていないにも関わらず
33オコンクォはもたついた挙句に
そのままゴールラインを割ってしまうと言う
失態を犯してしまいました。

これまでの2試合同様に
ミスを犯すとすぐに立て直す事が出来ずに
ミスの上塗りをしてしまうと言う
メンタルの弱さをこの試合でも観せてしまいました。

現状としての33オコンクォは
第3GKとして十分な力があるのかどうか、
残念ながら疑問に感じます。

そしてこの試合での22マリのミスも
よろしくなかったと思います。

前記の様に不用意にボールを持ちすぎた所で
プレスに曝されてボールをロストしてしまった
10分過ぎの場面は勿論の事、
後半でも同じ様に不用意にボールを持ちすぎた所で
プレスに曝されてボールをロストしまったのは
非常によろしくなかったと思います。

現状として現時点で稼動出来るCBは
16ホールディングと22マリの2人しかいない状況を考えれば
この様な不要なミスを繰り返すのは
開幕に向けて大きな不安要素になる可能性があります。

そしてまたも相変わらずセットプレーの守備で
不安定な所を観せてしまいました。

9分過ぎ、右サイドからのFKに対して
ゴール前で完全に競り負けてヘッドで合わされてしまいました。
ヘッドで合わせた選手は確かに長身の選手でしたが
それでも殆どプレッシャーを掛ける事が出来ずに
ヘッドで合わされてしまったのは
セットプレーの守備が改善されていない印象を受けます。

そして試合終了間際の失点の場面も
セットプレーからではありませんが
CKからの流れで失点してしまいました。

90分、CKからの流れで一度戻された所から
送られたフィードを
ファーサイドでヘッドで中に折り返されたボールを
ミッチェルに押し込まれてしまい失点。

ファーサイドでフィードに競ったのは
17セドリックだったとは言え完全に競り負けてしまい、、
折り返したボールに対してゴール前に選手は揃っていましたが
飛び込んできたミッチェルを捉える事が出来ずに
あっさりと押し込まれてしまったのは
淡白だったと言わざる得ないと思います。

現在のセットプレーに対する守備組織のままで
開幕を迎えてしまったら
かなり危険だと言うことだけは間違い無いと思います。

最後にこの夏に獲得した20タヴァレスは後半途中から、
23ロコンガが後半最初から起用されました。

レンジャーズ戦でも起用された20タヴァレスは
その試合と同様にまだ周囲とのコンビネーションが
築かれていない印象で
それ程効果的なプレーが出来ていなかったと思います。

一方の23ロコンガは
まだ加入して1週間も満たない状況でしたが
存在感を示せたと思います。

最初は5トーマスと組み、
後半途中からは15メイトランド=ナイルズと組みましたが
どちらの状況でも中盤の底からボールを捌く
ゲームメイクの役割を担っていました。
テンポ良くパスを捌くのは勿論の事、
リスクを冒す攻撃的な縦パスを送る場面もあり
本人が自分の事を『6』の選手だと
表現した通りのプレーを観せたと思います。

しかし23ロコンガのもう一つの特徴である
前に向かう強烈な推進力を観せる場面は殆どなく
PLのこのポジションで戦うには
フィジカル的に華奢に観える所は気になります。

しかしそのポテンシャルの高さには
偽りはなさそうですので
今後が非常に楽しみです。

次は「The Mind Series」のチェルシーとスパーズとの
2連戦になります。

この2連戦が開幕前の最後の試合になりますので
開幕を見越してより実践的な試合になると思われます。

ここまでの3戦の様な守備の問題を
修正する事が出来るか、
最高の布陣はどのメンバーなのか
注目されます。


C'mon Arsenal !!


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エミール・スミス・ロウ、契約延長!! [移籍情報]

エミール・スミス・ロウ(20歳)の契約延長が発表されました。

DSC_5727_2021071082030877.JPG
昨シーズン遂にブレイクした
スミス・ロウの契約が更新されると共に
背番号が『10』に変わる事も
同時に発表されました。


契約期間:2026年夏まで(推定)


アーセナル通算

PL 19試合先発+3試合途中出場
  :2ゴール4アシスト
EL 14試合先発+4試合途中出場:3ゴール3アシスト
FA杯 1試合途中出場:1ゴール
リーグ杯 3試合先発+1試合途中出場:1ゴール

公式戦通算 36試合先発+9試合途中出場:7ゴール7アシスト


18/19シーズンにファーストチームデビューを果たした後、
怪我などもありやや停滞していましたが
昨シーズン、チームがどん底の状況の中で起用された
15節チェルシー戦で観せたインパクトは
本当に圧巻だったと思います。

とは言え、レギュラーとしては
まだシーズンの半分しかプレーしておらず
本当の真価が問われるのは
今シーズンだと思います。

言うなれば、ハヴァーツやジエク等大型補強に踏み切り
その立場が危うくなりながらも
シーズン通してチームの中心に立ち続けた
チェルシーのマウントの様に
これから補強すると思われる
攻撃的MFを脇役に追いやる位のパフォーマンスを
シーズン通して続ける事が出来れば
本当の意味で10スミス・ロウの時代が始まると思います。

7サカや35マルティネッリ等と共に
10』を背負った10スミス・ロウが
新たなる時代の旗手になる事を期待しています。


C'mon Arsenal !!


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アルベール・サンビ・ロコンガをアンデルレヒトから獲得!! [移籍情報]

アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)をアンデルレヒトから獲得!!

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アンデルレヒトの生え抜きで
今シーズンはこの歳でキャプテンも務めていた
ロコンガの獲得に成功しました。

移籍金:£1800万(推定)
背番号:23

Albert Sambi Lokonga
1999年10月22日生
183cm  73kg
ベルギー代表


アンデルレヒト通算

ベルギーリーグ 58試合先発+3試合途中出場:3ゴール5アシスト
ベルギーリーグ・プレイオフ 6試合先発+2試合途中出場
EL 2試合途中出場
ベルギーカップ 7試合先発:2アシスト

公式戦通算 71試合先発+7試合途中出場:3ゴール7アシスト


コンゴ民主共和国にルーツを持つロコンガは
2018年1月にアンデルレヒトの下部組織から昇格した
生え抜の選手でベルギー国内でも注目の逸材の様です。

そのロコンガは中盤の底から
長短のパスを捌く役割と
的確なポジショニングと長いリーチを活かした
守備的な役割を担うCMF・DMFですが
その中でも一番目を引く能力は
自ら前方にボールを運ぶ推進力だと思います。

しなやかで躍動感のあるドリブルは
ステップを踏む毎に加速するようなダイナミックさがあり
相手の中盤の守備網を一気に切り開いてしまう鋭さは
大いなるストロングポイントだと思います。

そう考えますとアンデルレヒトでは
3センターのアンカーを務めている試合も多い様ですが
もう少し自由度のあるダブルボランチの一角の方が
ロコンガのダイナミックさはより活きる様に感じます。

PL特有の速く激しいスタイルの内の「速さ」に関しては
ロコンガのダイナミックさは非常に相性が良い様に感じますが
一方でPLの激しさにすぐに対応出来るだけの
フィジカル的な強度が備わっているかどうかに関しては
現時点では不透明な部分もあると思います。

とは言え、将来性を考えますと
大化けする可能性があるタレントであり
特にダイナミックさが不足している
現在のアーセナルの中盤には
必要なキャラクターである事は間違いないと思いますので
すぐに常時先発は難しいかもしれませんが
近い将来中盤の主軸を担う事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)

アンデルレヒトから
 CMF アルベール・サンビ・ロコンガ(21歳)ベルギー代表 £1800万(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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Friendly Match:Rangers vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Rangers 2−2 ARSENAL
2021年7月17日(土)Friendly Match, Ibrox Stadium

Goal
 (14)L. Balogun
 (23)20Tavares
 (75)Itten
 (83)30Nketiah


33Okonkwo

17Cédric  16Holding  22Marí  20Tavares

5T. Partey  25Elneny

19Pépé    32Smith Rowe    26Balogun

14Aubameyang



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後半から


49Hein

2Bellerín  21Chambers  16Holding  3Tierney

5T. Partey  25Elneny

 19Pépé    32Smith Rowe  14Aubameyang

9Lacazette



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
62分から


49Hein

2Bellerín  21Chambers  31Kolasinac  3Tierney

15Maitland-Niles  28Willock

24Nelson    12Willian    30Nketiah

9Lacazette



Arsenal 1.jpgプレシーズンマッチ第2戦は
昨シーズンのスコットランドリーグの覇者
レンジャーズと敵地での対戦になりましたが
セットプレー時の守備の危うさと
決定力の欠如を露呈した試合になってしまいました。

この試合はハイバーニアン戦とは変わって
GK以外はファーストチームのメンバーで
構成されました。

GKはハイバーニアン戦でミスを連発してしまった
33オコンクォが務め
DFラインは左SBには新加入の20タヴァレスが先発し
右SBに17セドリック、CBに16ホールディングと22マリが入りました。
中盤は5トーマスと25エルネニーが組み
2列目は右に19ペペ、左に26バロガン、
トップ下に32スミス・ロウが入り
1トップを14オーバメヤンが務める
4−2−3−1が組まれました。

この試合も前試合と同様に前線での鋭いプレスから
最初の決定機が生まれました。

9分過ぎ、GKのマクレガーからランドストラムへのパスを
鋭い出足でカットした14オーバメヤンが
シュートを放ちましたが枠を捉えられず、、、。
ペナルティ内で完全にフリーになっていただけに
絶対に決めなければならない場面だったと思います。

この場面以外でも14オーバメヤンは
決定機を逃し続けてしまいました。

29分過ぎ、17セドリックの右サイドからのクロスを
ファーサイドで14オーバメヤンがヘッドで合わせましたが
枠を捉えられず。
この場面でもゴールドソンとタヴァーニアーの間に
上手く入り込み殆どプレッシャーを受けていなかっただけに
決めなければならない場面だったと思います。

39分過ぎ、16ホールディングからのパスを
センターサークル辺りでパスを受けた32スミス・ロウが
相手をかわしてそのままドリブルで持ち込み
ペナルティの中に入った所で
右脚のコントロールショットを放ちました。
そのシュートはマクレガーのファインセーブで
防がれてしまいましたが
そのこぼれ球をゴール前に詰めていた14オーバメヤンが
押し込もうとしましたが
バシーにブロックされてしまいここでも決められず。

正直どの場面も難しい状況ではなかっただけに
決められなかったのは非常に残念であり心配です。
元々14オーバメヤンはメンタル的な部分に
非常に影響を受けやすい選手ですので
この場面の様なイージーなシュートを決められないと
そのまま自信を失い負のスパイラルに突入して
更に状況が悪くなる可能性があり、
この様な状況から速やかに抜け出せなければ
今シーズンも厳しいシーズンになるかもしれません。

この場面で自らドリブルで持ち込んで
シュートを放った32スミス・ロウは
昨シーズンに比べてシュートの意識が強くなった様に感じます。

この場面以外でも47分過ぎ、
3ティアニーのパスがパターソンに当たり溢れたボールを
9ラカゼットが32スミス・ロウに繋いだ所から
32スミス・ロウがダイレクトで左脚でシュートを放ちました。
コースを狙ったコントロールショットは
マクレガーのファインセーブで防がれてしまいましたが
非常に惜しいシュートを観せてくれたと思います。

とは言え、より高いレベルの試合で
ゴールを奪える様になる為には
コースを狙ったコントロールショットであっても
もう一段階鋭いシュートを放てる様にならないと
ゴールは奪えない様に感じます。

この32スミス・ロウと共に
この試合でも絶大な存在感を示していたのが
19ペペだったと思います。

32スミス・ロウとのコンビネーションで
右サイドを何度となく崩していたのは勿論の事、
浅い位置でボールを受けた所から
そのまま中に持ち込んで行き
そこから右サイドでフリーだった
26バロガンへ繋いだ6分過ぎの場面や
20タヴァレスに繋いだ42分過ぎの場面の様に
相手の急所を突く様なパスを出してチャンスを広げたり、
中盤の選手とコンビネーション等を絡めながら
ピッチを横断して行って左サイドにまで顔を出すなど
攻撃面で数多くの役割を担っていたと思います。

同時に非常に驚かされた場面が2つ程ありました。
その中に入って行く時に
ラグビー選手の様な体格のバシーに掴まれながらも
体勢を崩す事なくそのバシーを引きずる様に
ドリブルで突き進んで行く力強さを観せた場面は驚かされました。
PLの激しさに苦しみ実力を発揮できなかった19ペペが
反対に今では力強さを前面に出してプレー出来る様になるとは
正直思ってもいませんでした。

そしてもう一つはルーフェとのコンビネーションで
ペナルティの中に侵入してきたバシーに対して
一緒に戻ってきた19ペペが背後から強引に足を捻じ込んで
ボールを奪い返した場面です。
リスクを冒してボールを取りに行った責任感と
深い位置までサボらずにしっかりと戻ってきた献身的な姿勢は
以前の19ペペとはまるで別人の様であり
同時にチームの中心選手と言っても
差し支えないレベルに到達する日も近いと思います。

左サイドで先発した26バロガンも
実力の片鱗を見せたと思います。

19ペペのパスを受けてドリブルで持ち込んだ6分過ぎの場面では
シュートコースを探している間に
タイミングを逸してしまい
シュートを撃つ事が出来なかったのは
ストライカーとしては残念な場面でしたが
22マリからの楔のパスを受けた
14オーバメヤンから送られた
スルーパスで抜け出した32分過ぎの場面では
迫って来るレンジャーズのL.バロガンのタックルを受ける前に
膝から下だけの小さな振りのシュートを素早く放つ選択をした所は
ストライカーとして実力を感じる場面だったと思います。

新加入の20タヴァレスはゴールという結果で出しました。

23分、16ホールディングのロングフィードに対して
タヴァーニアーがトラップで弾いてしまったボールに
素早く反応した20タヴァレスが強奪し
そのまま角度のない所から右脚を振り抜いてゴール!!

深い位置にまで侵入した所からでも
自らゴールを奪う事が出来たのは
右脚でも利き足の左脚と遜色なく使える
20タヴァレスだからこそ奪えたゴールであり
アタッカーの様なこの攻撃力こそが
20タヴァレスの魅力だと思います。

一方でまだポジショニングが曖昧で
ビルドアップの時も守備の場面でも
いるべき所にいない場面が何度かあったと思います。
そして周囲とのコンビネーションも
まだ築かれていない印象で
このゴールの場面でも16ホールディングは
20タヴァレスが裏に向かって走り出すのを
待ち続けていましたが結局走り出さなかった為に
16ホールディングは半ばギャンブル的に
スペースに蹴り込まざる得ませんでした。
これは合流直後と言う事もありますので
仕方がないと思いますが
改善しなければならない部分はまだまだ沢山あると思います。

この試合でも後半からメンバーを大きく入れ替えて来ました。

まず中盤は15メイトランド=ナイルズと28ウィロックが
最終的に組みましたが
残念ながらあまり良くなかったと思います。

15メイトランド=ナイルズは前回も指摘しました様に
このポジションでプレーするにはゲームメイク力が低く
実際、ビルドアップの道筋がサイドから一辺倒になり
余り中央を経由しなくなっていた事実が
それを物語っていると思います。

一方の28ウィロックはさらに深刻で
殆どの時間帯で消えていたと思います。
ローン先のニューカッスルで観せていた様な
ダイナミックなプレーを期待していましたが
残念ながら何をすれば良いのか全く理解していない様に
ボールに関与する場面が少なかったと思います。
勿論、前試合を欠場した様に
コンディション的に整っていないだけかもしれませんが
このままでは仮にスカッドに残っても
昨シーズンと同様に出場機会を掴む事は難しいと思います。

昨シーズン後半、ローン先で結果を出した2人ですが
現状としてはアルテタ監督が求めるレベルのプレーは
出来ていないと言う印象であり
このままならば昨シーズンと同様に
厳しい状況は変わらないかもしれませんので
この夏に放出される可能性は十分にあると思います。

一方で24ネルソンと30エンケティアは
この試合でも良かったと思います。

鋭いドリブルで右サイドから仕掛ける24ネルソンは
レンジャーズ相手でも十分通用しており
攻撃陣のアクセントになっていたと思います。

若干ペナルティ内で持ち過ぎる場面もありますが
3ティアニーのクロスをペナルティ内で受けた24ネルソンが
走り込んで来た2ベジェリンにシンプルに繋いだ84分過ぎの様に
自分のドリブルを囮にして周囲を活かし、
周囲を囮にして自分のドリブルを活かす術を
観せる事が出来る様になっており
大化けする可能性も十分にある様に感じます。

巷ではPLのクラブが24ネルソンの獲得に動いている様で
実際、補強資金が必要なアーセナルの状況を考えますと
この夏に売却する可能性もあると思いますが
この2試合の調子をシーズン中も持続出来れば
今後市場価値は上がっていく可能性がありますので
今手放すと一番下値で手放す形になる可能性があると思います。

という訳で仮に移籍させるにしても
個人的にはシーズンローンに留め
そこでの成長を見届けてから
売却するかどうかを考えても良い様に感じます。

一方の30エンケティアはゴールという結果を出しました。

82分過ぎ、ゴールに向かって走り込んで来た24ネルソンに向けて
2ベジェリンからの送られたスルーパスが
カットされたボールを
素早い出足で奪い返した30エンケティアが
角度のない所から豪快にニアをぶち抜きゴール!!

このゴールの場面以外でも、3ティアニーのクロスを
9ラカゼットが落としたボールを
走り込んできて右脚を振り抜いた64分過ぎの場面の様に
良い所に良いタイミングで顔を出し、
シュートで完結する事を念頭にプレー出来ていた所は
成長を感じます。

実際、30エンケティアはずば抜けて優れた能力を有する
ストライカーではないかもしれませんが
この様なプレーが常時出来る様になれば
それだけで十分に脅威を与える事が出来る
ストライカーになる様に感じます。

ただ、サイドで起用されても
サイドでは脅威を与える事は殆ど出来ていませんでしたので
本当ならば2トップの一角か
前試合の様にセカンドトップの様な形の
トップ下での起用の方があっているのかもしれません。

その前試合で物足りなかった9ラカゼットと12ウィリアンの
ベテラン2人はこの試合でも物足りなさを感じました。

ポストプレーやラストパスの供給役としては
効果的なプレーを観せる一方で
フィニッシュの局面に殆ど顔を出す事が出来ない9ラカゼット、
相変わらずチャンスメイカーとして機能しない12ウィリアン、
現段階では30エンケティアや24ネルソンに見劣りしています。
このままの状況が続くのならば
30エンケティアや24ネルソンの伸び盛りの才能に賭けるか、
12ウィリアンや9ラカゼットのこれまでの実績に賭けるか
決断をしなければならない時が来るかもしれません。

攻撃面に関しては2ゴールしか奪えませんでしたが
全体的に良い形を作る事が出来ており
上々の仕上がりを見せていると思いますが
守備面に関してはセットプレーに対する守備に
大きな問題を抱えているのは明らかだと思います。

前試合の2失点目も実際はオフサイドであったとしても
ゴール前での空中戦に競り負け
同時にゴール前の選手を捕まえきれていませんでしたが
この試合のCKからの2つの失点も
ゴール前で相手選手を捕まえ切れずに
空中戦に競る事すら出来ないまま
簡単に決められてしまっていました。

勿論、6ガブリエウが合流したら
多少変わるのかもしれませんが
現状として個の力に頼っている様な
セットプレーに対する守備では
シーズン始まってからもこの様な失点が
続く恐れがあります。
本当に根本的に何かを変える必要がある様に感じます。

前試合で危うさを露呈してしまった33オコンクォは
この試合ではそれほど危険な場面がなかった事もあり
問題なくプレーしていたと思います。
同時に後半から入った49ヘインも
ファーサイドに抜けてきたクロスに対して
ケリーに至近距離からフリーで撃たれた
79分過ぎの場面でも冷静にセーブした様に
この試合でも安定していたと思います。

最後に新しいホームキットがお披露目されました。

ピッチ上での姿を見ますと
胴体脇の白い部分は若干目立ち過ぎる様にも感じますが
それ以上に気になったのが
どの選手もダブダブでサイズが合ってない様に見えた所です。
一時期流行っていた体にフィットするピチピチシャツではないので
元々のデザインがダブダブなのかもしれませんし
胴体脇の白い部分が
膨張感を出しているのかもしれませんが
そのダブダブ加減が更に胴体脇の白い部分を
強調している様にも見えます。

そういう意味ではパンツの中にシャツを入れているので
ダブダブ加減がなかった3ティアニーの姿では
胴体脇の白い部分は余り気になりませんんでしたので
もしかしたらパンツの中にシャツを入れる事を
前提にしたデザインなのかもしれませんし、
反対にもう1サイズ小さいシャツを着れば
もっと締まった印象を受けるのかもしれませんね。


次戦はロンドンに戻った後に
フロリダに飛んでインテルとのフロリダカップの試合です。

監督が交代したとは言え
昨シーズンのセリエAのチャンピオンチームとの試合ですので
現在のアーセナルの立ち位置や
スコットランドで躍動した若い選手達が
更に上のレベルでも通用するかどうかが
試される試合になると思われます。


C'mon Arsenal !!


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Friendly Match:Hibernian vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Hibernian 2−1 ARSENAL
2021年7月13日(火)Friendly Match, Easter Road

Goal
 (21)Boyle
 (69)Mackay
 (82)32Smith Rowe(←2Bellerín)


33Okonkwo

17Cédric  35Clarke  22Marí  31Kolasinac

  25Elneny  15Maitland-Niles

24Nelson    30Nketiah    12Willian

14Aubameyang



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後半から


49Hein

17Cédric  27Rekik  22Marí  31Kolasinac

5T. Partey  25Elneny

19Pépé    32Smith Rowe    26Balogun

9Lacazette



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最終形


49Hein

2Bellerín  27Rekik  22Marí  23Hutchinson

  5T. Partey  29Henry-Francis

19Pépé    32Smith Rowe    26Balogun

9Lacazette



Arsenal 1.jpg2021/22シーズンの幕開けの
プレーシンズンマッチ初戦は
スコットランドのハイバーニアンとの
アウェイでの試合になりました。

先日までユーロ2020が行われていた為に
大会に参加していた選手はまだ合流していませんので
主力選手とリザーブの選手の
混成チームが組まれました。

まず注目したのはゴールマウスを任された
33オコンクォです。

先日契約更新すると同時に
ファーストチームへの昇格が発表された33オコンクォは
今シーズンは第3GKを務める事になると思われますが
これまでファーストチームの公式戦で起用された事はなく
しかも昨シーズンはリザーブチームでも
8試合でしか起用されていませんので
33オコンクォのプレーを良く観た事がなかっただけに
非常に楽しみにしていましたが
残念ながら期待した様なプレーを観る事は出来ませんでした。

まず最初のミスは9分過ぎ、
左サイドから入れられたシンプルなクロスのハイボールを
ジャンプしてキャッチしようとした時に
ハンブルしてしまいました。

ハンブルしたボールの落ち所が良かったので
失点には繋がりませんでしたが
ファーサイドに相手の選手が飛び込んでいましたので
状況によってはこの場面で失点していても
おかしくなかったと思います。

そしてここで与えた右サイドからのCKに対しても
目測を誤ったのか、前に出ながらも
ボールがその頭上を通り過ぎてしまうと言う
ミスを繰り返してしまいました。

この2つのミスでテンパってしまったのか
決定的なミスを犯してしまい失点してしまいました。

21分、メイシーが蹴ったゴールキックに対して
相手選手と35クラークが競り合ったルーズボールを
17セドリックが33オコンクォに戻しましたが
そのバックパスを33オコンクォは空振りしてしまい
詰めていたボイルに無人のゴールに蹴り込まれて失点。

確かに猛然と迫ってくるボイルの姿が
視界に入っていたと思われますし、
17セドリックのバックパスは
難しいバウンドのボールだったかもしれませんが
そのボールに対して33オコンクォは
一瞬前に出て処理するか迷った挙句に
一番難しいバウンドの所で
処理する格好になってしまったのは
大きな判断ミスだったと思います。

その後はしっかりとしたセービングも観せて
持っているポテンシャルの片鱗を観せていましたが
ファーストチームの試合に初めて起用された事による
緊張があった事を差し引いても
そのプレッシャーに打ち勝つだけの
強いメンタルを観せられなかったのは残念です。

ファーストチームの第3GKの役割は
基本的には正GKのバックアップですので
先発したGKが怪我等でプレー続行出来なくなった時に
急遽ピッチに出て行かなければならない場面も多いと思います。
その様な状況に対して何の問題もなく
後を引き継ぐだけのメンタル的な強さが
この試合の33オコンクォに備わっている様には
残念ながら観えませんでした。

そう言う意味では同じくファーストチームの試合に
初めて起用された49ヘインは
落ち着いていたと思います。

まぁ、35オコンクォがやらかしてしまったので
その分、気は楽だったのかもしれませんが
実際、18歳の時にエストニア代表としてデビューし
既に8キャップを飾っていますので
場数を踏んでいる分、メンタル的なタフさは
49ヘインの方が上の様に観えました。

左サイドからのCKをファーサイドで
ハンロンにヘッドで折り返されたボールを
マッケイにヘッドで押し込まれてしまった
69分の失点の場面では
ゴール前のポジショニング争いに負けてしまう等
まだまだ改善の余地があると思いますが
66分過ぎのニスベットの危険なシュートに対しても
しっかりとセーブする等実力の片鱗は観せたと思います。

1レノがまだ合流前で13ルナルソンに移籍の噂がある現状を考えますと
次のレンジャース戦もこの2人が起用されるかもしれませんが
次こそは33オコンクォには第3GKとして抜擢された実力を
観せて欲しいと思います。

攻撃陣に関しては明暗がはっきりと別れた様に感じます。

アルテタ監督も指摘していた様に
トレーニングを開始してからまだ4日程しか経っていない事もあり
動きの悪い選手もいましたが
その中で30エンケティアと24ネルソンは
非常に良かったと思います。

30エンケティアはポジション的にはトップ下に入ったと思われますが
実際は横並びの2トップの様に観える場面もありましたので
縦に並んだ2トップと言うべきポジションだったのかもしれません。

その30エンケティアは試合開始早々に見せ場を作りました。

4分過ぎ、鋭いプレスを仕掛けてハンロンから
ボールを強奪した30エンケティアは
そのままボールを持ち込んで
メイシーと1対1になった所で
狙い済ましてシュートを放ちました。
残念ながらそのシュートは枠を外れてしまいましたが
試合開始早々の様子見の段階で
いきなりトップギアで仕掛けた30エンケティアの
やる気が観れた場面でした。

その後も30エンケティアは
2ラインの間を中心に活発に動き回りながら
前線での繋ぎ役を担い
チャンスがあれば14オーバメヤンを追い越していき
フィニッシュに絡むプレーは
前半のチームの良いアクセントになっていたと思います。

一方の24ネルソンはサイドを起点としていましたが
ハーフレーンをうまく突いて相手に脅威を与えていたと思います。

残念ながらメイシーのファインセーブでゴールこそ奪えませんでしたが
中に入ってきた12ウィリアンから送られたパスを
右ハーフレーンで受けた24ネルソンが
鋭い身のこなしでマーカーを外して
右脚を振り抜いた19分過ぎの場面は
非常に可能性を感じさせる仕掛けでしたし
17セドリックのクロスをファーサイドで31コラシナツが
ヘッドで折り返したボールを
ゴール前に入り込んできた24ネルソンが
ダイレクトボレーで合わせた31分過ぎの場面は
ゴール前にいた30エンケティアに当たらなければ
ゴールを奪えていたかもしれません。

26バロガンがファーストチームへ昇格する事で
自分の立場が危うくなりつつある30エンケティア、
昨シーズン後半は全く出番がなく
今も微妙な立ち位置の24ネルソン、
下部組織から上がって来たこの2人は
自らの存在価値を証明しようと
完全に仕上がった状態でこのプレシーズンに挑んで来たのが
はっきりと分かる出来だったと思いますし
「今シーズンこそはブレイクしてくれるのでは?」
と期待を抱くには十分の存在感を示したと思います。

一方で14オーバメヤン、9ラカゼット、12ウィリアンの
ベテラン勢は良くなかったと思います。

昨シーズンと同様にプレーにスピードとキレがない為に
得意の形に入った様に観えても
対峙したマーカーに簡単にブロックされてしまう14オーバメヤン、
ポストプレーやラストパスの供給役としては
流石と思わせる存在感を示す一方で
シュートの局面では殆ど存在感を示せなかった9ラカゼット、
前半のメンバーならばチャンスメイクの役割を
担わなければならなかったにも関わらず
相変わらず散発的に存在感を観せるだけの12ウィリアン。

まだプレシーズンが始動して
数日しか経っていませんので
本調子ではないのは当然と言えば当然ですが
一方で不振だった昨シーズンの姿を観ている様で
非常に心配です。

そういう意味では昨シーズン終盤の好調ぶりを
この試合でも持続して観せた19ペペは
今シーズンは更なる飛躍を観せてくれるかもしれません。

後半から右サイドで起用された19ペペは
自分が何をするべきかを良く理解している印象で
その右サイドから何度となくドリブルで仕掛け
カットインした所からゴールを狙うプレーは
相手を苦しめていたと思います。
まぁ、PKは決めなければならなかったと思いますが
7サカと共にこのポジションの主軸を担う事になりそうです。

それ以外ではこれまで中々中盤で起用される事がなかった
15メイトランド=ナイルズが中盤で起用されました。

結論から言えば悪くなかったと思いますが
序列を変える程のインパクトも示せなかったと思います。
要所要所では効果的なパスを出す場面もありましたが
同時にどこにいるのかわからなくなる場面もあり
これまでの課題通り中盤の選手としては
ゲームメイク力が足りない印象のままでした。

GKの2人以外でも何人かのリザーブの選手が起用されました。

まずCBの先発で起用されたのが35クラークでした。
生え抜きの35クラークは上背はありませんが
その上背のなさを感じさせないフィジカル的な強さを観せ、
昨シーズン途中からオールダム・アスレティックにローン移籍し
そこでレギュラーとしてプレーした経験が自信となっているのか
ファーストチームの試合に初出場したとは思えない程、
堂々とした振る舞いを観せて
このレベルの試合でも十分に通用する所を観せたと思います。

その35クラークに比べて後半からCBに入った27レキクは
決して悪かったわけではありませんが
存在感は希薄でリザーブの選手が
ファーストチームの試合に参加している様な印象は
否めませんでした。

25エルネニーに代わって後半途中から中盤の底に入った
29ヘンリー・フランシスも17歳と思えない
堂々としたプレーを観せていたと思います。

DMFとしてアグレッシブなチャージを観せたかと思えば
ボールの流れの中でプレー出来るのは勿論の事、
積極的にパスを要求する姿もあり
この歳でチームの一員としてしっかりとプレーしていたと思います。

一方で後半途中から左SBで起用された23ハッチンソンは
残念ながら殆ど見せ場を作る事は出来ませんでしたが
本職はサイドアタッカーの選手ですので
仕方がなかったと思います。

そしてこの試合のアーセナルのゴールは
82分まで待たなければなりませんでした。

82分、5トーマスのパスを受けた9ラカゼットから送られた
スルーパスで裏に抜け出した2ベジェリンが送ったクロスを
ファーサイドに走りこんできた32スミス・ロウが
ダイレクトで合わせてゴール!!

どうやら32スミス・ロウの背番号が「10」になる様ですが
その背番号に相応しいプレーを今シーズンも観せてくれそうです。

結局アーセナルのゴールはこの1つだけで
2−1で敗れてしまいましたが
2つの失点は33オコンクォのミスによる失点と
本当はオフサイドだった後半のセットプレーの失点であり、
反対に開始早々のチャンスで30エンケティアが決めていたら、
そして19ペペがPKを決めていたら
勝敗は逆になっていたかもしれませんので
プレシーズンマッチ初戦の敗北は
悲観する様な結果ではなかったと思います。

次は昨シーズンのスコットランドリーグの覇者である
グラスゴー・レンジャーズとの試合です。
宿敵のレンジャースを叩き潰す為に
休暇を切り上げて合流してきた
元セルティックの3ティアニーと共に
次はしっかりとした勝利を挙げて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2021/22シーズンNEW HOME KIT [Arsenal F.C.]

2021/22シーズンのHOME KITが発表されました。

Arsenal_21-22_Home_Jersey_White_GM0217_01_laydown.jpg


2021/22シーズンのHOME KITが遂に発表されました。

これまでにリークされていた画像では
胴体部の脇の所の『白』の面積が広く
アヤックス的なデザインになるのではと
心配の声が多く上がっていましたが
実際選手が着ている姿を見ますと
そこまで気にならないと言う印象を個人的には受けます。

反対に側面からの画像を見ますと
脇の白い部分は袖の白い部分から繋がる様に
同じ幅に設定されている様に見えますので
それ程違和感を感じないのでは、とも思います。
(白い部分が少し狭くなる様に撮影している様にも観えますが、、、)

反対に胴体部分が『赤』、袖が『白』と言う伝統的な配色は
ここ最近の肩の部分にやたらと白い部分が大きいデザインよりは
個人的には好きなバランスです。

肩の3本線は普通に『白』で良かったのでは?とも思いますが
リーク画像の印象よりはだいぶ良い印象を受けます。


C'mon Arsenal !!


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ウィリアム・サリバ、マルセイユへシーズンローン。 [移籍情報]

ウィリアム・サリバ(20歳)の
マルセイユへのシーズンローンが発表されました。

Arsenal 1.jpg今シーズンも再びローンに出ることになった
サリバの移籍先はマルセイユでした。


ローン手数料:非公表

アーセナル通算

 公式戦通算 未出場


2019年夏にサンテティエンヌから
18歳で加入したサリバは
初年度は契約上の兼ね合いで
古巣のサンテティエンヌにローン移籍という形で留まり
正式にアーセナルに加わった昨シーズンは
出場機会を掴む事が出来ずに
冬の移籍期間でニースへローン移籍していました。

古巣のサンテティエンヌでも昨シーズンのニースでも
しっかりと結果を出していただけに
アーセナルに戻ってきたサリバが
どこまで通用するのか楽しみでしたが
またローン移籍に出る事になったのは非常に残念であり
同時に疑問も感じます。

仮にサリバのレベルアップを求めてローン移籍に出すのならば
すでに結果を出しているリーグ1のクラブに移籍しても
それほど大きな意味があるとは思えません。
勿論、ローン先のマルセイユはニースよりも格上のクラブであり
来シーズンのELの出場権を持っていますので
これまでにない経験を積む事が出来るかもしれませんが
リーグ1で通用したからといって
PLで通用する様になるとは限リませんので
既に結果を出しているリーグ1でプレーさせるのは
「井の中の蛙」にならないか心配です。

今後もアーセナルでプレーする事を第一に考えているのならば
適応に難しいPLへの適応を促す為に
PLのクラブにローン移籍させる事が理想であり
最低でもブンデスリーガやセリエAやリーガ等の
異なるスタイルのフットボールを経験させると共に
異なる国で異なる文化に適応する術を
学ばさせるべきだったと思います。
このままならば半分子供の様な今の状況から抜け出す事が出来ずに
いつまで経っても真の大人の人間に
成長する事が出来ないままになってしまうかもしれません。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)

マルセイユへシーズンローン
 CB ウィリアム・サリバ(20歳)フランスU-20 手数料非公表


(年齢は9/1時点)


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ヌーノ・タヴァレスをベンフィカから獲得!! [移籍情報]

ヌーノ・タヴァレス(21歳)をベンフィカから獲得!!

DSC_5344_20210708123419312.JPG

ベンフェカで売り出し中だった
若手左SBのタヴァレスの獲得に成功しました。

移籍金:£680万+出来高£150万(推定)
背番号:20

Nuno Tavares
2000年1月26日生(21歳)
184cm  75kg
ポルトガルU-21


ベンフィカ通算

リーガNOS 17試合先発+8試合途中出場:1ゴール4アシスト
EL 3試合先発+2試合途中出場:1アシスト
タッサ・ダ・リーガ 4試合先発
タッサ・デ・ポルトガル 4試合先発+1試合途中出場:2アシスト
スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ 1試合先発+1試合途中出場

公式戦通算 29試合先発12試合途中出場:1ゴール7アシスト


ベンフィカの下部組織で育成され
2019年夏にファーストチームに昇格したタヴァレスは
昨シーズンも徐々に出場機会を増やしていた大型SBです。

スピードがあり左脚から放たれる正確なクロスが持ち味の
攻撃的な左SBですが
左利きでありながら左脚でのプレーに固執する事がなく
右脚でも鋭いクロスやロングレンジのパスを出す事が出来る所が
大きな強みだと思います。

その一方でまだ経験値が低い印象で
攻撃的な部分以外のプレーには改善の余地があり
実際ベンフィカでもバルセロナの下部組織出身のグリマルドの
バックアッパーと言う立ち位置から抜け出せておらず
現状としては3ティアニーと
ポジションを争うレベルではないかもしれません。

しかし来シーズンのヨーロッパの大会への出場権を失った
アーセナルが他のクラブのレギュラークラスの左SBを
3ティアニーのバックアッパーとして獲得するのは難しく
バックアッパーと言う立場を受け入れる事の出来る
若い選手がターゲットだったという事を考えれば
良い選択だったと思います。

今後どこまで成長するかはまだ分かりませんが
これから経験値を上げて行き
3ティアニーのポジションを脅かす様な選手に
成長する事が期待されます。


C'mon Arsenal !!


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IN

ベンフィカから
  左SB ヌーノ・タヴァレス(21歳)ポルトガルU-21 £680万(推定)


OUT

未定
 CB ダヴィド・ルイス(34歳)元ブラジル代表 契約満了

カーディフ・シティへ完全移籍
 CB マーク・マクギネス(20歳)アイルランドU-21 非公表

KVオーステンデ(ベルギー)へ完全移籍
 CB ゼック・メドレー(21歳)イングランド 非公表

FCローザンヌ・スポルト(スイス)へ完全移籍
 サイドアタッカー トレイ・コイル(20歳)イングランド 非公表

シュツットガルトへ買取オプション付きローン
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(23歳)ギリシャ代表 手数料£50万(推定)

ミルウォールへシーズンローン
 CB ダニエル・バラード(21歳)北アイルランド代表 手数料非公表

ブレントフォードへ完全移籍
 CB ダニエル・オイェゴケ(18歳)イングランドU-18 非公表

コベントリー・シティへ完全移籍
 DMF ベン・シーフ(23歳)イングランド 非公表

ドンカスター・ローヴァーズへシーズンローン
 CMF マット・スミス(20歳) イングランド 手数料非公表

マルセイユへ買取オプション付シーズンローン
 CMF マテオ・グエンドゥージ(22歳)フランスU-21 手数料£85万(推定)


(年齢は9/1時点)


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