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CC3rd:ARSENAL vs Nottingham Forest [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 5−0 Nottingham Forest
2019年9月24日(火)Carabao Cup, Emirates Stadium

Goal
 (31)35Martinelli(←21Chambers)
 (71)16Holding(←24Nelson)
 (78)28Willock(←2Bellerin)
 (84)24Nelson(←21Chambers)
 (90)35Martinelli(←21Chambers)
 

26Martinez

21Chambers 20Mustafi 16Holding 3Tierney

11Torreira  28Willock

32Smith Rowe   10Özil    24Nelson 

35Martinelli


(45)32Smith Rowe>>>77Saka
(71)10Özil>>>8Ceballos
(77)3Tierney>>>2Bellerin


Substitutes
 33Macey
 38Balogun
 40Bola
 41Burton


Arsenal 1.jpg今シーズンのカラバオ杯の初戦は
チャンピオンシップの
ノッティンガム・フォレストとの
対戦になりましたが
この試合に起用された若い選手達が結果を出し
怪我で長期離脱していた16ホールディング、
3ティアニー、2ベジェリンの復帰試合として
完璧な試合になったと思います。

先発はGKには26マルティネスが入り
DFラインは右SBには21チェンバース、
左SBには怪我から復帰した3ティアニーが
アーセナルデビューを飾り、
CBには20ムスタフィと共にこちらも怪我から復帰した
16ホールディングが起用されました。
中盤はCMFに11トレイラと28ウィロックが起用され
2列目に右に32スミス・ロウ、左に24ネルソン、
トップ下に10エジルが入り
1トップに35マルティネッリが起用された
4−2−3−1が組まれました。

9ラカゼットが怪我で離脱した事もあり
ここまで出ずっぱりだった14オーバメヤンに代わって
誰をCFに起用するかが注目されましたが
19ペペを起用する事も出来たかもしれませんでしたが
この試合で起用したのは35マルティネッリでした。
個人的には以前にも書きました様に
35マルティネッリはサイドでプレーするよりも
ゴール前に飛び込むタイミングや
ポジショニングセンスが優れていると感じていましたので
CFの位置でどの様なプレーを観せてくれるか
非常に楽しみにしていました。

試合は元々のチーム力の差通りに
アーセナルペースの試合でした。

6分過ぎ、相手が右サイドに展開したボールを
鋭い出足でカットした21チェンバースからの
縦パスを受けた35マルティネッリが倒されて
ゴール正面の位置でFKを獲得しました。

8分過ぎ、24ネルソンが蹴ったそのFKは
右ポストの外側を叩き惜しくもゴールならず。

8分過ぎ、右サイドから入れられた21チェンバースのクロスを
ファーサイドで受けた24ネルソンが肩で折り返し、
そのパスを受けた35マルティネッリが
ペナルティ内を持ち込んで左脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいゴールならず。

13分過ぎ、10エジル〜28ウィロックと
繋いだ所から入れられた縦パスを受けた
35マルティネッリが24ネルソンに繋ぎ
そこから入れられたクロスを
ファーサイドで21チェンバースが
ダイレクトボレーで合わせましたがヒットせず。

15分過ぎ、35マルティネッリの素早いプレスでボールを奪った所から
ショートカウンターが始まりました。
その35マルティネッリがドリブルで突き進んだ所からのパスを受けた
10エジルからのリターンパスを受けた35マルティネッリが
右脚を振り抜きましたがブロックされてしまいゴールならず。

16分過ぎ、24ネルソンが入れた左CKを
ニアサイドに走り込んできた20ムスタフィが
右足のアウトサイドのダイレクトボレーで合わせましたが
僅かに枠を捉えられず。

27分過ぎ、28ウィロックが24ネルソンに出したパスをカットされた後に
28ウィロックが粘ったボールを
24ネルソンが拾って強烈なミドルシュートを放ちました。
このシュートはGKのムリッチにセーブされてしまいましたが
開始早々のFKを撃ってから吹っ切れたのか
24ネルソンの積極性は上がり、
同時に周囲が観える様になった様に感じます。

そしてその勢いのまま先制点を奪う事に成功しました。

31分、その24ネルソンから送られた
サイドチェンジのパスを
右サイドに上がってきた21チェンバースが
ダイレクトボレーで折り返したクロスを
35マルティネッリがヘッドで合わせて先制ゴール!!

右サイドを駆け上がってきた21チェンバースを見逃さずに
サイドチェンジのパスを送った24ネルソン、
ダイレクトボレーで正確な折り返しを送った21チェンバース、
CB2人に挟まれながらも素早く一歩前に出て
ヘッドで合わした35マルティネッリ、
全てが完璧に繋がった綺麗なゴールでした。

その後もアーセナルの攻勢は続きました。

31分過ぎ、24ネルソンからのパスを受けて
左サイドをドリブルで深い位置まで切り込んできた3ティアニーの
マイナス方向のグラウンダーのクロスを
10エジルが合わせましたが
ブロックされてしまいゴールならず。

38分過ぎ、FKからの流れで
左サイドから入れた21チェンバースのクロスに対して
28ウィロックがゴール前に飛び込みましたが
僅かに合わず。

40分過ぎ、左サイドのライン際でパスを受けた3ティアニーが
マークに付いていたロリーをかわして送られたクロスに対して
ゴール前に飛び込んできた32スミス・ロウがヘッドで合わせましたが
ムリッチのファインセーブで防がれてしまいゴールならず。

しかしこの時に32スミス・ロウがロビンソンと交錯して
脳震盪を起こしてしまった事で
前半終了を待たずして77サカと交代する事になりました。

後半もアーセナルのペースで進みました。

50分過ぎ、28ウィロックからの縦パスを受けた10エジルが
スペースのない所を珍しく
ドリブルで切り込んでいった所で倒されて
ペナルティのすぐ外側でFKを獲得。

51分過ぎ、十分に直接狙える位置のそのFKでしたが
10エジルは一番左サイドで一人残っていた
77サカにパスを出すというサインプレーを仕掛けてきました。
そのパスを受けた77サカは
ワントラップしてシュートを試みましたが
ブロックされてしまいゴールは迫れず。

10エジルが蹴る前に77サカはスルスルと後ろに下がって
相手選手から離れて行きましたので
予めコーディネートされたプレーだったと思いますが
思いの外10エジルからのパスが鋭かったのか?
77サカはトラップをミスって
ボールを浮かしてしまったのは残念でした。
本当ならばゴールに向かう様に
トラップしたかったのかもしれませんが
いっその事ダイレクトで撃った方が
面白い場面だったかもしれません。

52分過ぎ、3ティアニーからのパスを受けた77サカが
左サイドからカットインしていき、
DFラインを背にした10エジルとのワンツーで
更に侵入した所から右脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいシュートは枠外へ。

62分過ぎ、3ティアニーからのパスを
2ラインの間のハーフスペースで受けた10エジルから
77サカ〜24ネルソンと繋ぎ、
その24ネルソンが右脚を振り抜きましたが
このシュートもブロッックされてしまいました。

とは言えこの試合通して10エジルと77サカは
しっかりとプレーイメージが共有され
息の合ったコンビネーションを観せていたと思います。

66分過ぎ、10エジルからのパスを左サイドで受けた77サカが
マークに付いてきたカストルをドリブルでかわして
深い位置まで侵入した所から送られた
柔らかいタッチの折り返しを
ファーサイドで28ウィロックがヘッドで合わせましたが
わずかに枠を捉えられず。

69分過ぎ、10エジルからのパスを左サイドで受けた24ネルソンが
マークに付いていたロリーをかわした所から入れた
鋭いクロスに対して
35マルティネッリがゴール前で飛び込みましたが
わずかに合わず。

惜しい所まで迫りながらも
中々次のゴールが生まれませんでしたが
遂にゴールネットを揺らす時が訪れました。

71分、24ネルソンが入れた右CKを
16ホールディングがヘッドで叩き込みゴール!!

怪我からの復帰試合で自らの復帰を祝う様に
豪快なヘッドが決まりました。

2−0になった事で勝敗がほぼ決まった事もあり
その後はアーセナルのゴールショーが始まりました。

78分、24ネルソンが入れた左CKのクリアーボールを収めた
2ベジェリンが右脚を振り抜きましたが
そのシュートはブロックされてしまいました。
しかしそのこぼれ球を収めた20ムスタフィが
間髪入れずに送ったパスでその2ベジェリンが裏に抜け出し
そこから折り返されたボールを
ゴール前で28ウィロックが押し込みゴール!!

3ティアニーに代わって入った2ベジェリンも
最初のチャンスをゴールに結びつけて
自らの復帰を祝いました。

84分、8セバージョスがドリブルで持ち込んだ所から送ったパスを
左サイドで受けた77サカが送ったパスで
大外から走り込んできた21チェンバースが
深い位置まで侵入し
そこから送られた折り返しを24ネルソンが合わせてゴール!!

86分過ぎ、24ネルソンが入れた左CKを
ペナルティの左の角辺りで受けた21チェンバースが
ワントラップして豪快に右脚を振りぬきましたが
ムリッチのファインセーブに阻まれ惜しくもゴールならず。

後半ロスタイム、21チェンバースからのパスを受けた
35マルティネッリがそのままドリブルで持ち込んで行き
ペナルティの外側からミドルシュートを放ちました。
そのシュートはロドリゲスの背中に当たり
少しコースが変わってそのままゴールに吸い込まれてゴール!!

試合はこのまま5−0で終わり順当に勝利を収めました。


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26マルティネス

 枠内シュートが1本だった様に危険な場面は殆ど無し。
 
21チェンバース

 3アシストを挙げて勝利に貢献する。 タイミング良く深い位置まで駆け上がりシンプルだが正確なクロスを供給してチャンスを作った。 一方で守備面では時々一歩目の出足が遅れて後手を踏む場面もあったが全体的に見れば冷静に蓋する様なディフェンスで相手の侵入を防いでいた。 そして試合終了間際でもカウンターを受けた場面では全速力で帰陣するスタミナと献身さを観せてくれたのは非常に良いポイントだった。 派手なプレーはないが一つ一つがシンプルで堅実なプレーが出来る分、15ナイルズよりも計算が出来る存在かもしれない。 そしてスピードと共にフィジカル的な強度がある所は15ナイルズよりも優れている所であり、2ベジェリンが復帰してきても重宝するだろう。

20ムスタフィ

 危険な場面はそれ程なくクリーンシートを達成する。

16ホールディング

 左膝前十字靭帯断裂の怪我からの復帰を果たす。 それ程危険な場面がなかったのでどのレベルまで回復しているかははっきりとしなかったが、相手に対して飛び込む様にチャージやブロックする場面で躊躇する様な所は観られなかった事を考えるとメンタル的には大丈夫そうだ。 そして怪我する前の好調時と同様に不要に飛び込まず冷静に流れを読み、自分の間合いに入った所で仕留める様な対応の仕方はこの試合でも出来ており、フィジカル的な問題が出なければすぐにでもレギュラー争いに加わってきそうだ。 豪快なヘッドを決めて怪我からの復帰を自ら祝う。

3ティアニー

 怪我から復帰してアーセナルデビューを果たす。 タイミングの良い切り返しと瞬間的に加速するスピードで独力で深い位置まで切り込んでいく得意のプレーを何度も観せてくれた。 そしてDFの頭を越して落ちてくる弾道のクロスも噂通り正確だった。 しかし、例えばサイドで77サカがボールを持っている時にそれを追い越す様に駆け上がってくればチャンスが広がる場面でも上がってこなかった様にまだ周囲との連携は整っていない様に感じるが、初戦としては十分に存在感を示しただろう。 

11トレイラ

 この試合の様にボールを支配して押し込む様な展開になればなるほど、ボールハント能力に優れる11トレイラが高い位置でボールを奪還して波状攻撃の起点となり、大きな存在感を示してくれる。 

28ウィロック

 攻守に広範囲をカバーしながら、常に前に押し上げる推進力を発揮した。 そしてこの試合では中盤だけではなく、フィニッシュの局面でも何度か顔を出して攻撃陣に厚みをもたらした。

32スミス・ロウ

 フランクフルト戦に比べればキレは出てきているが、まだまだ時間が必要だろう。 前半終了間際に頭部を強打しピッチを後にする。

10エジル

 キーパスがチーム最多の6本だった様に攻撃陣を牽引する。 特に77サカとの関係性が良かった様にパスの受け手が積極的に動いてくれると10エジルのプレーも冴える印象。 その一方で時折笑顔を見せる場面もあったが全体的に暗い表情だった10エジルが現在の起用状況をどの様に感じているかは心配だ。 
 
24ネルソン

 開始早々の惜しいFKの後からプレーは良くなった印象。 これまでの様な独りよがり感は減り、しっかりと流れの中でプレーが出来ており、その上で積極的に持ち味も出せていた。 ローンから復帰してから停滞していたがやっとひと山超えた印象。

35マルティネッリ

 2ゴールを挙げて勝利に貢献する。 先制ゴールの場面の様に持ち前のスペースに飛び込む感覚やポジショニングセンス、そして勝負どころを逃さない勝負強さはCF向きの様に感じる。 その一方でフィジカル的に軽量級な部分はPLの当たりの激しいDFの中に入ると厳しそうにも観え、実際消えている時間帯もあった。 とは言え、30エンケティアがローン移籍中の現状を考えると、CFのバックアッパーとしては上々の結果を出しただろう。

77サカ

 負傷した32スミス・ロウに代わり前半終わり間際に投入される。 この試合でも印象的なプレーを観せたが、細かのプレーは勿論だが、どの様な状況でも自分の得意なリズムやテンポでプレー出来てしまう所は特筆すべきポイントの様に感じる。 そして10エジルとはプレーイメージの共有が図られていた印象で完璧なコンビネーションを何度も観せていた。

8セバージョス

 10エジルに代わり後半途中から投入される。

2ベジェリン

 左膝前十字靭帯損傷から復帰を果たし、最初のプレーでアシストを挙げて自ら復帰を祝う。 15分間と限られた時間だった事もあり現状を評価する事は出来ないが、ファーストインプレッションとしては上々だろう。
 
 
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ここ最近のシーズンでは
リーグカップやFA杯において
下部リーグのクラブと対戦した時に
苦戦する試合が良くありましたが
今シーズンのカラバオ杯の初戦は
危なげなく勝利を収める事に成功しました。

勿論、この試合のノッティンガム・フォレストは
ベストメンバーではなかった様ですが
それでもノッティンガム・フォレストは
現在チャンピオンシップの首位争いをしているクラブですので
決して極端に弱い相手ではなかったと思います。

そのノッティンガム・フォレストに対して
この試合で起用された若い選手たちは全く怯む事なく
それどころか自らの存在価値を示そうと
非常に躍動していたと思います。

先制点を奪った35マルティネッリは
スペースに入り込むタイミングと
ポジショニングセンスに優れている所を発揮して
ゴール前での勝負強さを観せたと思います。
現状として30エンケティアがローンに出てしまった関係で
9ラカゼットと14オーバメヤンに次ぐ
バックアッパーの問題を
現在のスカッドは抱えていましたが
そのバックアッパーとして
35マルティネッリと言う選択肢がある事を
十分に示したと思います。
勿論、本当の意味でCFとして起用するならば
フィジカル的な強度をもっと上げる必要があると思いますが
以前にも書きましたが35マルティネッリには
CFでもプレー出来る資質がある様に感じます。

一方で開幕してからここまで低調なパフォーマンスを続けていた
24ネルソンはこの試合では大分良くなったと思います。
この試合の開始当初はパスもドリブルも
効果的なプレーを観せられていなかったと思いますが
ポストを叩いた序盤のFKで吹っ切れたのか
その後は時間が経つにつれて
効果的なプレーを繰り出せる様になってきていたと思いますので
若干先行された印象の77サカを
再び追撃する日も近いかもしれません。

反対に32スミス・ロウは
少しづつ良くなっている印象はありますが
この試合でもまだ期待しているレベルには
達していない印象を受けます。
その上、頭部を強打してしまった為に
また数週間欠場しなければならない可能性がありますので
現状としてはまた一から出直しという印象です。

又、ELフランクフルト戦とアストン・ヴィラ戦に
2戦連続して起用されていた77サカは
32スミス・ロウが負傷した為に
急遽起用される形になりましたが
この試合でも鋭いドリブルと共に
10エジルとプレーイメージを共有したコンビネーションで
十分にインパクトを示したと思います。
既にレギュラークラスの一員として
十分な結果を出している28ウィロックの次は
この77サカかもしれません。

実際問題としてこれらの若い選手達にとっては
ここ数シーズンのカップ戦の様に
ファーストチームの選手と共に
公式戦に出場するチャンスと言うだけではなく
先行している28ウィロックの様に
本当の意味で計算が出来るスカッドのメンバーに入る為に
猛然とアピールする為の場になっていた様に感じます。

残念ながら次はリバプールと対戦する事になってしまいましたので
この試合の様に若い選手達を
どれだけ起用出来るかは分かりませんが
前週のELの試合の関係上
PLクリスタルパレス戦が日曜日の開催になり
このカラバオ杯リバプール戦は
中1日あるいは2日と言うインターバルでの
開催になる予定になっている様ですので
出来る事ならば多少勝敗を度外視してでも
再び若い選手達を起用して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G0A EL:0G0A CC:0G1A
8セバージョス    PL:0G2A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:6G0A EL:1G0A
15ナイルズ      PL:0G2A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:1G1A EL:0G1A
21チェンバース    PL:1G0A EL:0G0A CC:0G3A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G0A CC:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A CC:1G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A 
31コラシナツ     PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:0G0A EL:0G0A CC:2G0A
77サカ        PL:0G0A EL:1G2A


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PL6:ARSENAL vs Aston Villa [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Aston Villa
2019年9月22日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (20)McGinn
 (59)19Pepe(pk)
 (61)Wesley
 (81)21Chambers
 (84)14Aubameyang

Sent off
 (41)15Maitland-Niles
 

1Leno

15Maitland-Niles 5Sokratis  23Luiz  31Kolasinac 

34Xhaka

29Guendouzi    8Ceballos 

19Pepe               77Saka

14Aubameyang


(46)77Saka>>>28Willock
(71)8Ceballos>>>11Torreira
(71)31Kolasinac>>>15Maitland-Niles


Substitutes
 26Martinez
 10Özil
 24Nelson
 35Martinelli


Arsenal 1.jpgホームにアストン・ヴィラを迎えたPL第6節は
1点リードされながら
前半に退場者を出す苦しい展開の中で
終盤逆転して意地を観せました。

先発はGKには1レノが入り
DFラインは15ナイルズ、5ソクラティス、
23ルイス、31コラシナツが並びました。
中盤はアンカーの位置に34ジャカが入り
インサイドハーフには29グエンドゥージと
8セバージョスが起用され
前線は右に19ペペ、
左にELで大活躍した77サカが抜擢され
トップに14オーバメヤンが入る
4−3−3を組んできました。

PLの為にELの試合には帯同しなかった10エジルが
この試合の先発に名を連ねていなかったのは
正直疑問が残る采配ですが
何よりもこのような状況が続くことで
今後エメリ監督と10エジルの関係に
問題を起こさないかどうか心配です。

試合は開始早々からビッグチャンスがありました。

1分過ぎ、左サイドで31コラシナツからの
スルーパスで抜け出した77サカが折り返したクロスを
ファーサイドから走り込んできた15ナイルズが
ダイレクトボレーで合わせました。
残念ながらそのシュートは枠を大きく外してしまいましたが
完全にフリーな状況だっただけに
せめて枠には飛ばして欲しかったと思います。

この後も簡単なボールをトラップミスする等、
メンタル的にひ弱な面を持っている15ナイルズは
このミスを引きずってしまった可能性があり
この後起こしてしまう大きな問題は
すでにこの時点で運命付けられてしまっていたのかもしれません。

その後はアウェイのアストン・ヴィラに
シュートチャンスを作られてしまいました。

2分過ぎ、34ジャカのパスをカットしたトレゼゲに
そのまま左サイドをドリブルで持ち上がられてしまい
そこから入れられたマイナス方向の折り返しを
マッギンにシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは1レノの正面で救われましたが
ここ最近の試合と同様に
高い位置でのプレスが全く効かず
深い位置まで簡単にボールを持ち込まれてしまう流れは
非常に心配です。

10分過ぎ、ゴール正面の位置からマッギンに
強烈なミドルシュートを撃たれてしまいました。
このシュートも1レノのファインセーブで防ぐ事が出来ましたが
この場面でもボールを保持していたマッギンに対して
組織で対応していると言うよりも個で対応していると言う印象で
非常に緩い対応だったと思います。

そしてこの試合の行方を大きく狂わす
15ナイルズへの1枚目のイエローが提示されてしまいました。

10分過ぎ、突破してきたエル・ガジに対して
後ろから追いかけていた15ナイルズの足が
エル・ガジの足と当たってしまった事で
相手を倒してしまいイエローが提示。
そのまま突破されていたら
1レノと1対1になる可能性もありましたので
イエローが提示されても仕方がなかったと思いますが
この場面での15ナイルズの表情は
すでに緊張と不安が入り混じった様な
表情をしていたのが印象的でした。

一方でアーセナルにもチャンスが巡ってきました。

15分過ぎ、右サイドでパスを受けた19ペペが
カットインしてきた所から豪快に左脚を振り抜きました。
そのシュートはマークに付いていたグリーリッシュに
ブロックされてしまいましたが
そのルーズボールに対して
ファーサイドから31コラシナツがヘッドで中に折り返しましたが
ゴール前の14オーバメヤンは合わせる事が出来ず。

17分過ぎ、29グエンドゥージからの
右サイドのスペースへのパスを受けた19ぺぺが
そのまま持ち込んだ所から切り返して
テーラーをかわした後に右脚を振り抜きましたが
ミングスにブロックされてしまいシュートは枠外へ。

18分過ぎ、左CKからの流れで15ナイルズからのパスを
右サイドで受けた14オーバメヤンが
カットインした所から左脚を振り抜きましたが
そのシュートはヒートンにセーブされゴールならず。

この後、先制点を奪われてしまいました。

20分、右サイドのライン際でパスを受けた
エル・ガジから送られたゴールに向かう様なクロスを
後方から走り込んできたマッギンに合わされてしまい失点。
29グエンドゥージと31コラシナツの間から
走り込んできたマッギンに対して誰も観ていない、
誰も反応していなかったのは
大きなミスと言わざる得ないと思います。

その後も何度かアストン・ヴィラゴールに迫りました。

22分過ぎ、34ジャカのミドルレンジのパスを受けた19ペペが
そのまま持ち込んで右脚を振り抜きましたが
そのシュートは力なくヒートンに防がれてしまいました。

25分過ぎ、19ペペからのパスを受けた77サカが
ゴール正面から右脚を振り抜きましたが
わずかに枠を捉える事が出来ず。

一方で危ない場面もありました。

37分過ぎ、左サイドのCKからの流れで
右サイドからマッギンが入れたゴール前へのパスを
ミングスにヘッドで合わされてしまいました。
そのシュートは1レノのファインセーブで防ぎ
ミングスの位置もオフサイドでしたので救われましたが
この場面でもゴール前に飛び出してきたミングスに対して
誰も付いていかなかったのは問題だったと思います。

そしてこの試合をさらに難しい物にしてしまった
大きな問題が発生しました。

37分過ぎ、ウェズレイからのパスを受けようとしていた
テーラーに対して15ナイルズが仕掛けた
スライディングタックルでテーラーの脚も刈ってしまい
2枚目のイエローを提示され退場。
イーブンのボールであり15ナイルズも傷付いた様でしたが
脚の裏を見せながら脚を振る様な
タックルを仕掛けてしまったのは非常に印象が悪く、
既に1枚イエローを提示された選手ならば
この様なリスクの高いプレーは普通はしないプレーだったと思います。

これで1点リードされた状況で
数的にも不利な状態にも陥り
非常に苦しくなってしまいました。

そこでアーセナルは後半の頭から77サカに代えて
21チェンバースを投入して右SBに入りました。

後半のアーセナルは
数的不利の状況でも手数を掛けずに
ゴールに迫ろうと言う姿勢を示していましたが
ゴール前をしっかりと固めていた
アストン・ヴィラのブロックは硬く
崩すのに苦労している中で
29グエンドゥージが遂に風穴を開けました。

57分過ぎ、エンゲルスからのパスを
左サイドでカットした29グエンドゥージが
そのままドリブルで強引に切り込んでいった所を
ペナルティ内でエンゲルスに倒されPK獲得!!

59分、そのPKを19ペペが決め同点ゴール!!

本来ならばアーセナルのPKキッカーは
14オーバメヤンでしたが
それを14オーバメヤンは19ペペへ譲りました。
以前にも怪我から復帰してきた後に
苦戦していた9ラカゼットにPKを譲って
調子を取り戻す切っ掛けを作ってあげた様に
同様に19ペペも移籍してから
まだゴールを奪う事が出来ていおらず
周囲からも批判の声が挙がり始めていた状況を危惧して
14オーバメヤンは譲ったと思われます。

そして19ペペが
ゴールのど真ん中に思いっきり強く蹴り込んで
このPKを決めたのも印象的で、
小細工をせずにここまでの呪縛を振り払う様な
力強さを感じました。

14オーバメヤンはワールドクラスの点取り屋である一方で
仲間を大切にする本当に素晴らしい人格者だと思います。
この様にして9ラカゼットとの間には
切る事の出来ない絆を築いた様に
19ペペとの間にも新たな絆が築かれ
今後苦しい時があってもお互いのプレーで助け合いながら
ゴールを生み出し続けてくれると確信しています。

しかしすぐに勝ち越しゴールを奪われてしまいました。

61分、右サイドをドリブルで持ち上がってきた
グリーリッシュからの折り返しを
ゴール前でウェズレイに合わされてしまい失点。

ドリブルで切り込んできたグリーリッシュに対する対応が
甘かったのは言うまでもないと思います。
そのグリーリッシュに対して
34ジャカと29グエンドゥージが並走していましたが
全くプレッシャーを与える事が出来ないまま
ペナルティに入られてしまい
そのまま5ソクラティスに任せてしまったのは
ちょっと責任感がないと思います。
そしてそもそも23ルイスからのフィードを
右サイドで受けた21チェンバースが
トラップをミスしてボールを奪われたのが
この失点の始まりであり
その21チェンバースももっと本気で追走していたら
また状況が変わったかもしれません。

どちらにせよここ最近のアーセナルの守備陣にはびこる
軽さや緩さが出てしまったのは残念です。

しかし再び1点リードされてしまいましたが
この日のアーセナルは前を向き続けたと思います。

65分過ぎ、34ジャカが倒されて得たFKを
23ルイスが蹴りました。
そのFKはヒートンにセーブされゴールは奪えませんでしたが
ゴール左上を狙った良いFKだったと思います。

68分過ぎ、8セバージョスからのパスを受けた
29グエンドゥージが強烈なミドルシュートを放ちました。
ゴール左下を狙った抑えの効いた
鋭いシュートでしたが
残念ながらポストに阻まれゴールならず。

70分過ぎ、29グエンドゥージが
深い位置までドリブルで切り込んで行って得た
左CKからチャンスが生まれました。
19ペペが蹴ったCKを
5ソクラティスがヘッドで流し
そのボールに対してファーに飛び込んだ
14オーバメヤンが合わせましたが枠を捉えられず。

ここでエメリ監督は34ジャカと8セバージョスに代えて
28ウィロックと11トレイラを投入して
勝負に出ました。

ここまで数的不利を感じさせずに頑張っていましたが
更に攻勢を強める為に
中盤に28ウィロックと11トレイラを投入したのは
正解だったと思います。

確かに34ジャカは通常よりも高い位置にまで侵入して
攻撃に厚みをもたらそうと頑張っていましたが
スペースのない前線でプレーするには俊敏性が乏しく
又、前線に上がりすぎる事で生じる
広い範囲をアップダウンするだけの機動力も乏しい為に
これ以上の事を期待するのは
難しかったかもしれません。
一方の8セバージョスも
このオープンな展開の波に乗る事が出来ずに
押さえ込まれる場面が何度かありましたので
替え時だったのかもしれません。

そしてその28ウィロックと11トレイラが
早速期待通りにチームにエネルギーを注入して観せました。

71分過ぎ、ミングスの縦パスを
11トレイラがカットした所から始まりました。
そのカットしたボールを収めた
29グエンドゥージからのパスを受けた28ウィロックが
そのままドリブルで切り込んでいきシュートを放ちましたが
ブロックされてしまいゴールならず。
そしてそのこぼれ球を収めた31コラシナツが送ったパスを
14オーバメヤンがヘッドで中に折り返したボールに対して
ゴール前に入り込んできていた11トレイラが
トラップしてシュートを放ちましたが
残念ながらそのシュートもヒットせずに
枠を捉える事は出来ませんでした。

しかしこの2人が入った事で前に推し進める推進力は
更に強くなったのは明らかでした。

74分過ぎ、相手のクリアーボールを収めた23ルイスが
そのまま左サイドから深い所まで
ドリブルで切り込んでいった所で潰されたボールを
31コラシナツがクロスを入れました。
そのクロスをヒートンが外に弾き出そうとしたボールを
ファーサイドで収めた19ペペが14オーバメヤンに託し
豪快に右脚を振り抜きましたが
人の壁に阻まれゴールならず。

77分過ぎ、23ルイスからのパスを受けた28ウィロックのクロスを
ファーサイドで31コラシナツがヘッドで折り返し
そのボールを19ペペがオーバーヘッドで狙いましたがヒットせず。
しかしそのルーズボールを右サイドで受けた28ウィロックが
冷静に28チェンバースにつないだ所から
21チェンバースが豪快に左脚を振り抜きましたが
ナカンバにブロックされてしまいこれもゴールならず。

21チェンバースのシュートは
ナカンバにブロックされていなければ
完全にゴール右下を捉えていただけに残念でした。

そして遂に同点ゴールが生まれました。

81分、右サイドを上がってきた21チェンバースに向けて
29グエンドゥージから裏のスペースへパスが出され、
そのパスを21チェンバースはダイレクトで折り返しましたが
その折り返しはブロックされてしまいました。
しかしそのこぼれ球をミングスがヘッドで繋ごうとしたボールを
21チェンバースが再びカットし
そのボールを右脚のアウトサイドで押し込んで
同点ゴール!!

遂にアストン・ヴィラの守備網を押し切って
同点ゴールをもぎ取りました。

そしてその勢いのまま逆転ゴールが生まれました。

82分過ぎ、ボールを収めたエンゲルスに対して
19ペペがプレッシャーを与えた事で
苦し紛れに出したパスを28ウィロックがカットし
その18ウィロックからのパスを受けた14オーバメヤンを
そのエンゲルスが倒してしまい
ペナルティのすぐ外側の位置でFKを獲得しました。

84分、そのFKを14オーバメヤンが
ゴール右隅に突き刺し逆転ゴール!!

ヒートンが一歩も動けなかった
完璧なFKでした。
そして先程19ペペの為にPKを譲った
14オーバメヤンの行いに応える様に
勝利の女神は最高の舞台を
14オーバメヤンに用意してくれたのかもしれません。

試合はこのまま逃げ切り終演。

数的不利な状況に陥りながらも
残った選手達がその数的不利の状況を全く感じさせずに
反対にアストン・ヴィラを圧倒して見せました。
そしてピッチで戦う選手達を後押しする様に
エミレーツの熱量は画面からも感じられましたし
14オーバメヤンのFKが決まった時には
まさにエミレーツが揺れた様に観えました。

この勝ち点3は非常に大きな3点になったと思います。


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1レノ

 2つの失点はどうする事も出来なかっただろう。 それ以外はしっかりとゴールを守り続けた。 
 
15ナイルズ

 メンタル的な不安定さを露呈して早々に退場処分を受ける。 上手くいっている時は問題ないが、ミスを犯すとそのミスを引きずる傾向が強く、その後にミスを繰り返してしまう問題はまだ改善出来ていない。 この試合での切っ掛けは開始直後のシュートミスだったのか?その後も簡単なパスに対してトラップミスを犯すなど明らかに不安定だった。 この様な状況では2ベジェリンが復帰した後にはそのポジションを明け渡す事になるだろう。

5ソクラティス

 全体的に観れば悪くはなかったが、2失点目の場面ではドリブルで切り込んできたグリーリッシュに対してもっと何かが出来なかったのか?

23ルイス

 よく集中しており、勝とうとする気持ちが前面に出ていた。

31コラシナツ

 後半は殆どウイングの様に高い位置でプレーして攻撃陣に厚みをもたらしていた。

34ジャカ

 2失点目の場面ではドリブルで切り込んできたグリーリッシュに対してもっとプレッシャーを与えるべきだったろう。 又、この試合ではゴール前に顔を出す場面が多かったが、残念ながら選手の特質上、前線でのプレーはそれ程効果的ではなかった。

29グエンドゥージ

 勝利の為に戦い続けた。 その強い気持ちを前面に押し出したドリブル突破でPKを獲得する。 その後も決して足を止める事なく常にゴールに向かい続けた。

8セバージョス

 前半はチームが流れを掴めない展開に力を発揮できず、後半はPL特有の足が止まらないオープンな展開に対応出来ずに存在感を示せなかった。

19ペペ

 PKだったがPL初ゴールを挙げる。 14オーバメヤンの気持ちが詰まったこのPKを切っ掛けに実力を発揮してほしい。
 
77サカ

 ELでの活躍を受けてPL初先発を果たす。 大きなインパクトは残せなかったが要所要所でその能力の片鱗を観せた。

14オーバメヤン

 チームの勝利の為に最前線で戦い続け、魂のこもったFKで勝利を掴みとる。 チームリーダーと呼ぶに相応しい姿だった。 そしてPKを19ペペに譲った行いを讃える様に勝利の女神が14オーバメヤンに微笑んだ。 

21チェンバース

 トラップミスと、その後の帰陣の遅れが2失点目の切っ掛けとなってしまった。 一方でチームに勇気を取り戻させる同点ゴールを奪う。 

28ウィロック

 34ジャカに代わり後半途中から投入される。 34ジャカにはない機動力と推進力により数的不利の状況を払拭させた。

11トレイラ

 8セバージョスに代わり後半途中から投入される。 持ち前の気迫溢れるプレーとシンプルなパス捌きでチームに推進力を与え勝利に貢献する。
 
 
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2戦連続ボトム3のチームから勝利を逃すと言う
絶体絶命のピンチでした。
1点リードを許し、その上数的不利の状況に陥れば
幾らボトム3のチームが相手でも
そう簡単に勝てる訳ではありません。

しかし、10人になったチームは
一人少ない事を全く感じさせないだけの気迫とプレーで
11人のアストン・ヴィラを圧倒してみせたのは
今後の事を考えますと
非常に重要な試合になったかもしれません。

勝利を挙げる事を全く疑わず
勝利を掴む為に全てを出しきったこの日のチームは
これまでの様な苦しい状況に陥ると
そのプレッシャーに耐え切れずに
押しつぶされてしまう事が多かった
アーセナルとは全くの別のチームに観えました。

そして仮にこの日の様な戦いを常に観せる事が出来れば
トップ4への返り咲きは達成出来ると思いますし
最悪でも昨シーズン逃したEL制覇も
今シーズンは達成出来ると思われます。

この勝利を契機に我々のアーセナルが
本物の戦う集団に昇華する事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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8セバージョス    PL:0G2A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:6G0A EL:1G0A
15ナイルズ      PL:0G2A 
19ペペ        PL:1G1A EL:0G1A
21チェンバース    PL:1G0A
28ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A 
31コラシナツ     PL:0G1A
77サカ        PL:0G0A EL:1G2A


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EL1:Frankfurt vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Frankfurt 0−3 ARSENAL
2019年9月19日(木)Europa League, Frankfurt Stadion

Goal
 (38)28Willock(←77Saka)
 (85)77Saka(←19Pepe)
 (88)14Aubameyang(←77Saka)

Sent off
 (79)Kohr
 

26Martinez

21Chambers 20Mustafi  23Luiz   31Kolasinac

34Xhaka

11Torreira    28Willock

32Smith Rowe           77Saka

14Aubameyang


(60)32Smith Rowe>>>19Pepe
(72)28Willock>>>8Ceballos
(80)31Kolasinac>>>15Maitland-Niles


Substitutes
 1Leno
 29Guendouzi
 35Martinelli
 24Nelson


Arsenal 1.jpg今シーズンのELグループステージ初戦は
昨シーズンのELベスト4だったフランクフルトと
アウェイでの対戦になりました。

先発はGKには26マルティネスが
今シーズン初起用されました。
DFラインは右SBには21チェンバース、
左SBには31コラシナツ、
そしてCBには20ムスタフィが
23ルイスと共に起用され、
中盤はアンカーには34ジャカが入り
インサイドハーフには11トレイラと
28ウィロックが起用されました。
そして前線は右に32スミス・ロウ、左に77サカの
若い2人が起用され
CFに14オーバメヤンが入る
4−3−3が組まれました。

両チーム共に試合開始から積極的にゴールに迫りました。

3分過ぎ、右サイドをドリブルで上がってきた
コスティッチからのパスを受けた鎌田が
トラップをミスって後ろに逸らしたボールを
背後から走り込んできたソウに
シュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは26マルティネスの正面で
しっかりとキャッチして防ぎましたが
右サイドから仕掛けてくるコスティッチに
この後も何度か苦しめられてしまいました。

4分過ぎ、左サイドで細かくパスを交換した所から
31コラシナツが出したスルーパスで
77サカが裏に抜け出し
その77サカから送られたクロスを
ファーサイドに走り込んできた11トレイラが
ダイレクトで合わせました。
そのシュートは残念ながら枠を捉えられませんでしたが
先発で起用された77サカは
その期待に応える様に積極的なプレーが目立ちました。

10分過ぎ、ソウからのパスを受けたシウバに
ミドルシュートを撃たれてしまいましたが
枠は捉えられずにゴールは死守。

その後はここ最近のアーセナルの試合と同様に
徐々にフランクフルトのシュートの雨を
受け続ける時間帯が増えてきました。

17分過ぎ、トラップからのフィードを
シウバがヘッドで落としたたボールを
コスティッチがシウバに戻し
そのシウバから送られたスルーパスで
右サイドから走り込んできたコスティッチに
裏に抜け出されてしまいました。
そのコスティッチに対して
21チェンバースがプレッシャーを掛けながら
付いていった事もありましたが
26マルティネスもしっかりとシュートコースを切っていた事で
コスティッチのシュートは枠を捉えられず。

18分過ぎ、素早いリスタートからの速攻を受けてしまいました。
コスティッチから送られたパスを鎌田がシウバに繋ぎ
そのシウバがカットインしてきた所から
右脚を振り抜かれてしまいましたが
戻ってきた34ジャカがブロックしてゴールは死守。

20分過ぎ、右サイドのコスティッチからの鋭いクロスを
ゴール前でクリアーする事が出来ずに
抜けてきた所をペナルティの中から
ドストにシュートを撃たれてしまいましたが
これも枠を外して救われました。

その後は手数を掛けない速い攻めのアーセナルと
両サイドから積極的に仕掛けてくる
フランクフルトと言う展開で
積極的にゴールに迫る場面が続きました。

21分過ぎ、右サイドでパスを受けた
32スミス・ロウがドリブルで
ヒンターレッガーをかわした所から28ウィロックヘ繋ぎ
その28ウィロックからのパスを受けた14オーバメヤンが
ミドルシュートを放ちましたが
枠を捉えられず。

22分過ぎ、そうからのサイドチェンジのパスを
右サイドで受けたコスティッチの
巧みなトラップで21チェンバースが剥がされてしまい
そのままドリブルでペナルティ内に
切り込まれてしまった所から
シュートを撃たれてしまいましたが
26マルティネスのファインセーブでゴールを死守。

23分過ぎ、フランクフルトの攻撃を凌いだ後に
28ウィロックからのパスを受けた14オーバメヤンが
そのままドリブルで持ち込んだ所から送られたパスを
77サカが胸でトラップした所から
ゴールに向かって切り込んでいきましたが
戻ってきていたコールにブロックされてしまい
シュートを撃つ事が出来ず。

24分過ぎ、コールからのパスを
左サイドで受けたダ・コスタからの折り返しを
ゴール前に入り込んできた鎌田に
ダイレクトで合わされてしまいました。
幸い26マルティネスの正面で救われましたが
DFラインが下がった時に出来る
DFラインの前のスペースに対してのケアが
明らかに緩い為に
この場面でも鎌田をフリーにしてしまった
非常に危うい場面だったと思います。

28分過ぎ、34ジャカから送られた
ロングパスを受けた14オーバメヤンが
左サイドでタメを作った所から
切り返して深い位置まで侵入し、
そこからから送られた折り返しを
ゴール前に走り込んできた28ウィロックが
ダイレクトで合わせました。

残念ながらこのシュートも枠を捉えられませんでしたが
1本のサイドの深い位置に送ったロングパスから
ゴールに迫る形は
プレシーズンから何度も試していた形であり、
深い位置からペナルティスポットに向けて送られる
折り返しに対して走り込んできて合わせる形も
昨シーズンからのパターンでしたので
決めて欲しかった場面でした。

31分過ぎ、パスを受けたソウに対して仕掛けた激しプレスで
34ジャカがボールを奪い返し、
そこからのパスを受けた32スミス・ロウが
一気にゴールに迫って右脚を振り抜きましたが
トラップのファインセーブに阻まれゴールならず。

35分過ぎ、11トレイラがパスをカットしたボールを
すぐさま34ジャカが28ウィロックへ繋ぎ、
そこから送られたパスを
左サイドで受けた77サカが
ゴール前に走り込んできた14オーバメヤンに向けて
折り返しましたが
コールにカットされてしまい繋がらず。
28ウィロックからのパスが少し長かった為に
77サカはワンタッチしてから折り返さざる得ませんでしたが
もしもダイレクトで折り返せていたら
タイミング的には14オーバメヤンは
まだフリーでしたので
1点が確実な場面だったかもしれません。

そして先制ゴールが生まれました。

38分、31コラシナツのパスを
左サイドで受けた77サカが
マークに来ていたアブラハムをかわして入れ替わった所から
前方に走り出していた28ウィロックへパスが送られ、
そのパスを受けた28ウィロックが
ペナルティの中へカットインしてきた所から
右脚を振り抜きました。
そのシュートはアブラハムの脚に当たりディフレクトして
ゴール右側のバーの内側を叩き
そのままゴールの中に吸い込まれて先制ゴール!!

若い2人が積極的に仕掛けたからこそ
奪う事が出来た貴重な先制ゴールでした。

一方で前半終了間際にも危険な場面がありました。

44分過ぎ、ダ・コスタからのパスを受けた
コールが送ったスルーパスで
シウバにハーフスペースに抜け出されてしまい
右脚を振り抜かれてしまいました。
この至近距離からのシュートも
26マルティネスのファインセーブでゴールは死守しましたが、
エアポケットに入った様に
ポッカリと穴が空いてしまいました。

この試合でも数多くの相手のシュートを受け続けながらも
手数を掛けずに鋭い速攻でゴールを挙げてしまう、
最近のアーセナルのパターンで
前半は0−1で折り返す事に成功しました。

後半も両チーム共に
積極的にゴールに向かう姿勢を示し続けました。

47分過ぎ、トラップからのロングキックに対して
ドストがヘッドで流したボールを鎌田が収め
そこから出された裏のスペースへのパスで抜け出したシウバに
鋭い折り返しを入れられてしまいました。
その折り返しに対してコールがゴール前に飛び込んできましたが
20ムスタフィがしっかりとブロックしてゴールを死守。

この夏に実質戦力外通告を受けた20ムスタフィは
移籍先が見つからなかった為に
アーセナルに残留する事になりましたが
残留したのならば他の選手と同じ様に扱うと
エメリ監督が話していた様に
この試合で今シーズン初出場を果たしました。
20ムスタフィはこの様な厳しい状況に置かれながらも
この試合では非常に集中したプレーを見せ
自らの存在価値をしっかりと示していたと思います。

48分過ぎ、トラップからのロングキックに対して
ヒンターレッガーが競り合ったボールを収めた
コールから送られたスルーパスで
シウバに抜け出されてしまい
左脚を振り抜かれてしまいましたが
幸い枠を捉える事なく救われました。

50分過ぎ、31コラシナツが折り返しをブロックした所から
カウンターが始まりました。
そのこぼれ球を収めた28ウィロックが
チェックに合いながらも
大きなストライドのドリブルで剥がしながら持ち上がり
そこから出されたスルーパスに対して
走り込んできた14オーバメヤンが
左脚を振り抜きました。
残念ながらそのシュートは
付いてきたヒンターレッガーにブロックされてしまい
ゴールは奪えませんでしたが
自陣のペナルティ辺りから一気に持ち上がってきた
28ウィロックのドリブルは迫力がありました。

55分過ぎ、21チェンバースが倒されて得た
右ライン際の角度のない所からのFKを
34ジャカが蹴りました。
狙ったのかどうかは分かりませんが
そのFKはそのまま直接バーを叩きゴールならず。

その後は時間が進むにつれて
オープンな展開になってきた事で
攻守の切り替えが更に早くなり
ゴールに迫る場面が増えていきました。

66分過ぎ、23ルイスから送られた
ロングフィードを左サイドで受けた
77サカからのスルーパスで
裏に飛び出した28ウィロックが左脚を振り抜きました。
至近距離から放ったそのシュートは
トラップのファインセーブに阻まれてしまいましたが
非常に効率の良い仕掛けだったと思います。

67分過ぎ、コールからのパスを右サイドで受けたコスティッチに
豪快に左脚を振り抜かれてしまいましたが
そのシュートはファーサイドのポストの僅かに外側で
救われました。

70分過ぎ、相手のCKの流れから
右サイドをボールを持ち上がってきた21チェンバースから
アーリークロスが入れられましたが
ゴール前に走り込んできた14オーバメヤンは
ヒットする事が出来ず。

77分過ぎ、相手のパスを21チェンバースがカットした所から
11トレイラ〜19ペペと繋ぎ
その19ペペから送られたパスを
走り込んできた8セバージョスがタッチしたボールを
14オーバメヤンがダイレクトでシュートを放ちました。
このシュートは長谷部にブロックされてしまいましたが
高々と跳ね上がったそのこぼれ球を
今度は77サカがダイレクトで合わせましたが
これもトラップにブロックされてしまいゴールならず。

この後試合の終盤を左右するアクシデントが発生しました。

79分、ドリブルで切り込んできた77サカを
コールが倒して止めてしまい
この試合2枚目のイエローを受けて退場。

これで数的有利の状況になったアーセナルは
更にゴールに迫っていきました。

82分過ぎ、8セバージョスが倒されて得た左サイドからのFKを
右サイドを駆け上がってきた21チェンバースがダイレクトで折り返し
ゴール前に走り込んできた14オーバメヤンが合わせましたが
枠を捉えられず。

そして遂に追加点が生まれました。

85分、相手のクロスを処理した所から
34ジャカ〜19ペペと右サイドへ展開され
その19ペペからのパスを受けた77サカが
ペナルティの外側から左脚を振り抜き、
そのミドルシュートはゴール左隅に突き刺さりゴール!!
ゴール正面の位置で前が完全に空いていた状況だったとは言え
冷静であり思いっきりの良い
正確なミドルシュートでした。

そして試合を終わらせる3点目もこの後すぐに生まれました。

88分、長谷部と11トレイラが競り合ったルーズボールを奪った
77サカが送ったスルーパスで
14オーバメヤンが抜け出し
トラップと1対1の状況を冷静に蹴りこみ
ゴール!!

1ゴール2アシストと大活躍した77サカは
その能力の高さを存分に発揮したと思います。
足元の技術の高さは勿論の事、
この試合では周囲の状況を読み取る冷静さも際立っていた事もあり
その技術レベルの高さをうまく活かせていたと思います。
同時に積極さと貪欲さも示していた所も非常に好感が持て
24ネルソンを差し置いて先発で起用された意味を
自ら証明したと言えます。

試合はこのまま0−3で終演。
グループステージFの最大のライバルと目されていた
フランクフルトとのアウェイでの試合を
勝利で飾った事で
今後はかなり有利に進める事が出来ると思われます。


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26マルティネス

 第2GKに昇格した事でELの初戦のゴールマウスを守る事になったが、完璧なゴールキーピングを観せて零封に貢献した。 シュートストップ能力の高さでファインセーブを観せると共にハイボールに対する処理もクロスのコースの予測、飛び出すタイミング、ポジショニング等全ての面で完璧なプレーを観せていただろう。 1レノのバックアッパーと言うだけではなく、ライバルとしてもこれから存在感を高めていくかもしれない。
 
21チェンバース

 右SBで起用されるも、フランクフルトの仕掛けの切り札だったコスティッチを抑えるのに苦労する。 とは言え、それで大崩れを起こさない所は21チェンバースの良い所で、常に淡々と冷静に仕事をこなしつつ、要所要所で印象の残るプレーも観せて右SBとしての役割を全うした。

20ムスタフィ

 実質戦力外通告を受けたが移籍先が見つからずに残留するという厳しい状況の中での今シーズン初先発。 この様な状況の危機感が良い方向に働いたのか、非常によく集中したプレーを観せていた。

23ルイス

 全体的に集中し零封に貢献すると共に、この試合の手数を掛けないカウンター寄りの戦術にとっては23ルイスの正確なロングフィードは非常に有効だった。

31コラシナツ

 後半途中に15ナイルズと代わって退く。 交代前に脚を気にする仕草を見せていただけに3ティアニーが完全に復帰してくるまでは故障に関しては十分に注意して欲しい。 

34ジャカ

 カウンターの起点としてロングレンジのパスが効いていた。

11トレイラ

 試合開始早々に決定機が巡ってきた様に攻守にアグレッシブさが戻ってきた印象。 

28ウィロック

 ラッキーな形だったが先制点を奪う。 試合を通して28ウィロックの推進力が重要な役割を担っていたが、やはり後半のある時間帯に入るときつくなる様に観え、実際8セバージョスと交代した。

32スミス・ロウ

 怪我から復帰する。 全体的にはプレーにキレが足りずフランクフルトの網に引っ掛かってしまう場面が多くまだまだ時間が必要な印象は否めなかったが、要所要所で決定機に顔を出す所は流石だ。
 
77サカ

 1ゴール2アシストを挙げチームを勝利に導く。 元々定評がある細かく繊細なボールタッチのドリブルは勿論の事、18歳になったばかりとは思えない周囲の状況を把握する冷静さと共に積極さと貪欲さが持っている能力を後押ししていた。 なぜこの試合で24ネルソンではなく77サカを起用したのかを証明した。

14オーバメヤン

 若い両翼を伴って攻撃陣を牽引する。 試合を終わらせる3点目を奪ったがこの場面以外でももう1〜2点奪うチャンスはあった。

19ペペ

 32スミス・ロウに代わり後半途中に投入される。 77サカのゴールをアシストするも本当の意味でゴールに直結するプレーは少なかった。

8セバージョス

 28ウィロックに代わり後半途中に投入される。 

15ナイルズ

 終盤31コラシナツに代わって投入され左SBに入る。 
 

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ELグループステージの初戦は
グループFの最大のライバルと目されていた
フランクフルトとアウェイの試合が組まれましたが
両ウィングに32スミス・ロウと77サカと言う
若い2人を配する布陣で
しっかりと勝ち点3を奪った意義は大きかったと思います。

メンバーの入れ替わりがあったとは言え
昨シーズンのELベスト4のチームとの
大事な初戦でしたので
ベストメンバーを揃えてくると思われましたが
10エジルや5ソクラティスをロンドンに残してきた様に
ベストメンバーを揃えなくても
勝利出来ると算段していた通りに
勝利を挙げる事に成功しました。

とは言え、この試合でも被シュートは
24本にも登ってしまったのは問題だと思います。
勿論24本の被シュートの内、
枠内シュートは7本だけでしたので
全てが全て危険な状況と言う訳ではありませんが
どんなにボールを支配されて押し込まれた状況でも
シュートさえ撃たれなければ失点する事はありませんが
一方で危険な状況ではないとしても
シュートを撃たれるという状況は
失点する危険性が発生している訳ですので
4試合連続これだけのシュートを撃たれる様な状況は
大いに問題があると思います。

個人的にはDFラインと中盤の底との
距離感と言いますか関係性があやふやに観える所があり
守備組織の修正が待たれます。

とは言え、最大のライバルである
フランクフルトとのアウェイでの試合で
勝ち点3を得られた事で
今後のグループステージは
かなり楽に進める事が出来ると思います。


C'mon Arsenal !!


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8セバージョス    PL:0G2A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:5G0A EL:1G0A
15ナイルズ      PL:0G2A 
19ペペ        PL:0G1A EL:0G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:1G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A 
31コラシナツ     PL:0G1A
77サカ        PL:0G1A EL:1G2A


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PL5:Watford vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Watford 2−2 ARSENAL
2019年9月15日(日)Premier League, Vicarage Road

Goal
 (21)14Aubameyang(←31Kolasinac)
 (32)14Aubameyang(←15Maitland-Niles)
 (54)Cleverley
 (81)Pereyra(pk)
 

1Leno

15Maitland-Niles 5Sokratis  23Luiz  31Kolasinac 

34Xhaka

29Guendouzi    8Ceballos

10Özil

19Pepe      14Aubameyang


(60)8Ceballos>>>28Willock
(67)29Guendouzi>>>11Torreira
(71)10Özil>>>24Nelson


Substitutes
 26Martinez
 21Chambers
 35Martinelli
 77Saka


Arsenal 1.jpg2試合連続ミス絡みの失点で
勝てる試合をミスミス手放してしまう流れは
非常に最悪です。

先発はGKには1レノが入り
DFラインは右SBに15ナイルズ、
左SBに31コラシナツ、
そしてCBは5ソクラティスと
23ルイスのコンビが起用されました。
中盤はアンカーに34ジャカ、
インサイドハーフに29グエンドゥージと
8セバージョスが入り
前線はトップ下に10エジル、
2トップに19ペペと14オーバメヤンが入る
4−3−1−2の布陣を組んできました。

この試合の布陣の注目ポイントは
足首の怪我で約1ヶ月離脱する事になった
9ラカゼットに代わって誰を起用するのかだったと思いますが
結果としては10エジルをトップ下で起用してきました。
CFに関しては純粋にフィニッシャーと言う部分だけで考えれば
9ラカゼットよりも中央でプレーする14オーバメヤンの方が
その能力は高いと思われますので
9ラカゼットが欠場してもなんら問題はないと思います。
その一方で前線のシステムをこのまま
3トップで続けるのならば
10エジルをサイドで起用するなり、
24ナイルズや35マルティネッリ等の
若い選手を起用する事も出来ましたが
結果的にはその様な形で3トップを維持よりも
10エジルをトップ下で起用する
2トップ+トップ下のシステムの方が
エメリ監督は有用と判断したと思われます。

個人的な印象としてはエメリ監督のアーセナルでは
2トップ+トップ下よりも
両翼にサイドアタッカーを置いた3トップの方が
機能する様に感じていましたので
9ラカゼットが欠場したこの試合でも
3トップを維持するのではないかと思っていました。
しかし結果として3トップを組まなかった事を考えますと
10エジルに関しては本職のトップ下でしか
起用しない方針なのかもしれませんし
24ネルソンや35マルティネッリで穴を埋めるのも
まだ時期尚早とエメリ監督は考えているのかもしれません。

しかし3トップの一角が欠場すると
3トップが組めなくなると言うのは少なからず問題であり
やはり有事の際でも安心して3トップが組める様に
17イウォビと7ムヒタリアンの内のどちらかは
チームに残しておいた方が良かった様に感じます。

まぁ、実際は2トップと言っても
19ペペは右サイドに開いた位置を起点として
プレーしていましたので
CF+右サイドアタッカー+トップ下と言う
変則的な並びの様にも感じましたが、、、。

試合はホームのワトフォードに
先にシュートチャンスを作られてしまいました。

5分過ぎ、ドゥクレからパスを受けたデウロフェウに
右サイドからカットインしてきて
ミドルシュートを撃たれてしまいましたが
1レノがセーブしてゴールを死守。

10分過ぎ、ヒューズ〜カプエ〜クレヴァリーと繋いだ所から
ペナルティの外側からミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは1レノのファインセーブで死守しましたが
試合開始早々からDFラインの前のエリアが
スカスカな印象でした。

12分過ぎ、カプエからのサイドチェンジのパスを
右サイドで受けたデウロフェウに付いていた15ナイルズが
ドリブルでかわされて深い位置まで侵入を許してしまい
そこからのマイナス方向のラストパスを受けたホレバスに
フリーな状態から左脚を振り抜かれてしまいました。
幸いそのシュートは枠を外してくれて救われましが
この試合通して15ナイルズは
デウロフェウを抑える事が出来ずに
このマッチアップは大きな問題になっていたと思います。

一方でアーセナルがワトフォードゴールに迫ったのは
この場面が最初だったかもしれません。

19分過ぎ、29グエンドゥージからの
右サイドへのロングパスを受けた19ペペが
そこからカットインした所から
左脚を振り抜きましたが惜しくも枠を捉えられず。

手数を掛けずに19ペペのスピードを活かして
一気に相手ゴールに迫る良い形を作る事が出来ましたが
その一方でこの仕掛けの始まりは
非常に危うかったと思います。
自陣の深いエリアで奪い返したボールを
ペナルティ内の8セバージョスが浮き球のパスで
29グエンドゥージに繋ぎましたが
その29グエンドゥージに対してカプエが仕掛けてきた
素早いプレスで危うく奪われかけてしまいました。

自陣の深い位置からでも丁寧に繋ぐ形が
今シーズンのアーセナルの基本的な戦術ですが
この深い位置から丁寧に繋ぐ事に拘り過ぎるが故に
危うい状況に自ら陥ってしまう場面がこの試合でも何度もあり
この問題が後にこの試合の勝敗の行方を
大きく左右してしまいました。

その後、先制ゴールが生まれました。

21分、ヒューズに対する
8セバージョスの激しいプレスで奪い返したボールを
31コラシナツがそのままドリブルで持ち上がり
ペナルティの近くまで持ち上がった所から送られた
ラストパスを受けた14オーバメヤンが
反転してそのまま右脚を振り抜きゴール!!

ファールギリギリのタイミングで仕掛けた
8セバージョスのプレスからの
見事なショートカウンターだったと思います。

その後もサイドからの仕掛けで
ワトフォードゴールに迫りました。

23分過ぎ、8セバージョスとの細かなパス交換から
左サイドに流れていった19ペペからの
パスを受けた31コラシナツが
鋭いクロスを折り返しました。
そのクロスはゴール前に飛び込んできた
14オーバメヤンには合いませんでしたが
ライナーの折り返しではなく
合わせやすいグラウンダーの折り返しだったら
もう少しチャンスがあったかもしれません。

24分過ぎ、相手のミスパスを受けた
8セバージョスからのスルーパスで
右サイドに抜け出した10エジルから送られた折り返しに対して
14オーバメヤンが飛び込みました。
残念ながら10エジルからのクロスはカバセレの足に当たって
少しコースが変わった事もあり
ゴール前に飛び込んできた14オーバメヤンには
僅かに合いませんでしたが
この場面も非常に切れ味鋭いショートカウンターだったと思います。

この勢いのまま追加点が生まれました。

32分、34ジャカからのパスを受けた
10エジルから送られたスルーパスで
DFラインの裏に抜け出した15ナイルズの折り返しを
14オーバメヤンがゴール前で合わせてゴール!!
相手の中盤の底の脇に出来たスペースで
上手くパスを引き出し、
そこからサイドに下がってきていたクラヴァリーの外側を
インサイドキックで通すと見せかけた所から
その内側をアウトフロント辺りを使ってスルーパスを通した
一連のプレーはまさに10エジルらしいプレーだったと思います。

これで0−2となりこのままアーセナルペースで進むと思われましたが
DFラインから繋ぐスタイルの危うさを
再び露呈してしまいました。

34分過ぎ、1レノからのゴールキックのリスタートのボールを
ペナルティのすぐ外側中央の当たりで受けた
29グエンドゥージに対して
背後から激しいプレスを仕掛けてきた
デウロフェウにボールを奪われてしまい
シュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは1レノが冷静にセーブし、
そのこぼれ球を受けたグレイのシュートも
ポストの外側で救われましたが
この後の展開に大きな影を落とした場面だったと思います。

前半終了間際にも危ない場面がありました。

44分過ぎ、DFラインからのフィードに対して
グレイがヘッドで落としたボールを受けたデウロフェウに
そのままドリブルで切り込まれてしまい
23ルイスと1対1になりかけてしまいました。
そのデウロフェウに対して
不用意に突っ込んで行かずに
いつでもアタック出来る様な距離感を保ちながら
コースを切っていって押し出す様に対応した
23ルイスの対応は素晴らしかったと思います。

前半はこのまま0−2で終わり
後半も同様の流れで進んでくれる事を願っていましたが
残念ながらミスから窮地に陥ってしまいました。

54分、1レノからのゴールキックのリスタートを
ゴールの脇で受けた5ソクラティスが
前方の29グエンドゥージに繋ごうとしたパスを
デウロフェウにカットされてしまい
そのこぼれ球をクレヴァリーに蹴り込まれてしまい失点。

アーセナルのゴールキックからのリスタートを
丁寧に繋いで組み立てていくスタイルに対して
ワトフォードが仕掛けた高い位置でのプレスで
何度か危うい場面がありましたが
遂にそのプレスに引っかかってしまいました。
確かに一言で言ってしまえば
5ソクラティスのパスは安易なミスパスと言えると思いますが
一方でその5ソクラティスに迫ってきたデウロフェウは
5ソクラティスがパスを出そうとした瞬間に
素早くそのパスコースに入ってきた様に
5ソクラティスが出した29グエンドゥージへのパスは
完全に読まれていたと思われます。
その事からも後方から丁寧に繋ぐアーセナルのスタイルに対して
ワトフォードの組織的な対策は
完全に出来上がっていたと思われる一方で
5ソクラティスのミスパスと言ってしまえば簡単ですが
それだけでは片付けられない組織的な未熟さが
アーセナル側にはあるのも間違いなく
早急に対策を練る必要があると思います。

自らのミスによる失点で完全に流れを失ってしまったアーセナルは
完全に一方的な展開に陥ってしまいました。

63分過ぎ、デウロフェウからのラストパスを
ゴール前で23ルイスを背負いながら受けたサルーに
反転してシュートを撃たれてしまいました。
幸いそのシュートは枠を捉える事なく救われましたが
ゴール前のサルーに簡単にパスを入れられてしまったのは
非常に軽いディフェンスだったと言わざる得ないと思います。

そして再びミスから同点に追いつかれてしまいました。

78分過ぎ、ドゥクレからのパスを受けたペレイラが
ドリブルで切り込んできた所をペナルティの中で
23ルイスが倒してしまいPK献上。

81分、そのPKをペレイラに決められてしまい失点。

一言で言ってしまえば
余りにも簡単にPKを与えてしまったと言わざる得ないと思います。
ドリブルで突っ込んできた相手に対して
出した脚で相手を引っ掛けてしまう様な対応は
このレベルでは考えられない様なお粗末なファールであり
残念と言うよりも呆れてしまいます。

その後もワトフォードの攻勢に
押されっぱなしの展開が続きました。

82分過ぎ、ドゥクレからのパスを受けたヤンマートが
左サイドから入れたクロスをクレヴァリーに
シュートを撃たれてしまいましたが
このシュートは34ジャカがブロックしました。
しかし今度はそのこぼれ球を右サイドから
デウロフェウにシュートを撃たれてしまいましたが
これもポストのわずかに外側で救われました。

後半ロスタイム、カウンターを受けてしまいました。
ドゥクレからのパスを左サイドで受けたサルーの折り返しを
ゴール前に走り込んできたドゥクレに合わされてしまいました。
このシュートはそのコースを読みきった
1レノのセーブでゴールを死守しましたが
逆転ゴールを奪われてもおかしくない場面でした。

試合はこのまま2−2で終演。

良い流れだった前半から打って変わって
後半は全く良い所がなく
自らのミスで自滅した様な悲惨な後半であり
負けなかったのが不思議な位の試合でした。


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1レノ

 34分過ぎの場面や後半ロスタイムの場面ではファインセーブでチームを救う。 
 
15ナイルズ

 14オーバメヤンのゴールをアシストした以外は非常に良くなかった。 対峙したデウロフェウに翻弄され続け、ミスパスからピンチを招く。

5ソクラティス

 決定的なパスミスを犯す。 DFラインから丁寧に繋ぐスタイルを完全に消化出来ていないのか。

23ルイス

 お粗末なファールでPKを献上する。

31コラシナツ

 高い位置まで侵入する事でこの試合2トップだった前線に横の厚みをもたらした。 一方でディフェンス面に関してはやや不安な所もあり、結果的にファールを犯して止めざる得ない状況に陥る場面が多かった様に感じた。

34ジャカ

 34ジャカだけの責任ではないが、DFラインの前のスペースをカバーする事が出来ず。 

29グエンドゥージ

 34分過ぎの場面の様な軽率なミスは頂けない。 キープ力は高い方かもしれないが、自陣ゴールの近くで不要にキープするのは判断ミスだ。

8セバージョス

 インサイドハーフに入り先発から10エジルと共演を果たす。 前半はキープ力と推進力で前線との関係性は良かったが、後半の一方的に攻め込まれる流れの中では持ち味を出せなかった。 1点目の起点になった様に激しくてプレスを掛ける所や、泥臭く深い位置まで戻ってくる事もあったが、後半の様に攻め込まれる流れではやや物足りないか。

10エジル

 中盤の底の脇のスペースを上手く使ってチャンスを演出する。 特に2点目に繋がる15ナイルズへのスルーパスは10エジルらしいプレーだった。
 
19ペペ

 2トップの一角として先発したが、実際は右サイドに起点を置いてプレーする事が多かった。 独特のリズムと細かなボールタッチでかわすドリブルはアクセントになっており、チャンスメイクの場面では惜しいプレーもあったが、ゴールは生み出せず。

14オーバメヤン

 14オーバメヤンの能力を最大限に発揮させるためにはやはりCFの位置でフィニッシャーの役割を与えた時だろう。 

28ウィロック

 8セバージョスに代わり後半途中から投入される。 豊富な運動量で敵陣にボールを運ぶプレーで存在感を示したが、最後の仕上げの部分でのプレーの選択を誤りゴールに繋げられず。

11トレイラ

 29グエンドゥージに代わり後半途中から投入されるも、相手の攻勢を止める事は出来ず。 現状として確かに11トレイラは中盤の布陣の中では最も守備的な選手だが、その守備的な役割が最も発揮出来るシチュエーションは高い位置でプレスを掛ける様な状況であり、反対に押し込まれた状況で守備の強度を上げる必要があるシチュエーションではそれ程力を発揮出来ていない様に感じる。

24ネルソン

 10エジルに代わり後半途中から投入される。 何度か良い形でボールに絡んだが、プレーの選択を誤りチャンスを活かせない場面が目立った。 この辺りがこの試合で先発で起用されなかった理由なのか。
 

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最下位だったワトフォードに対してドローと言う結果は
決して受け入れる事は出来ない結果だったと思います。

勿論、この代表期間中に監督が代わった事で
ワトフォードの状況が変わったのは間違いありませんが
本来の力関係を考えれば
後半の様な展開に陥る事は
決して許されない状況だと思います。

特に失点の仕方が非常に悪く
スパーズ戦と同様にミス絡みの失点と
PKを献上していては
当然勝つ事は難しいと思います。

とは言え、個々のミスだけでは片付けられないのが現状であり
1レノからのゴールキックのリスタートのボールを
CB等が受けてそこからパスを繋いで組み立てていく形は
確かに現代フットボールの流れだと思いますが
そのスタイルに対する完璧な組織を構築して
相手が完全に待ち構えている状況でも
そのスタイルに固執する事が正解なのかどうか?
ロングボール等を絡めて
もっと臨機応変に対応するべきだったのではないか?
今一度考えなければならないと思います。

実際、試合の途中では
1レノのすぐ脇でボールを受けた23ルイスが
そのまま前方にロングフィードを送る場面が何度かあった様に
完璧に対策を講じてきていた
ワトフォードの前線からの守備体型を
パスを繋いで突破するリスクを
ピッチ上でプレーしていた23ルイスは
感じていたのだと思います。
例えそれがゲーム前のエメリ監督の指示に
背く形になったとしても、、、。

現状のDFラインの4人がゴールラインに沿う様に並び
中盤の2人がペナルティの外側に並ぶと言う
型にはまった形では既に通用しなくなっている可能性があり
今後もバックラインから丁寧に繋ぐ形を続けたいのならば
更に1歩先、2歩先を行く様な
システム上の進化を観せる必要がある様に感じます。

それと共にこの試合では31本もの
被シュートを受けてしまったのも問題だと思います。
その内、枠内シュートは10本でしたので
全てが全て危険な状況だったかどうかは別ですが
それだけのシュートを撃たれてしまう状況に
陥っていたのは事実であり
しかもこの試合だけではなく
これで3試合連続で被シュート25本以上
受けた事になりました。

その事からもこれはミスを繰り返している
DFラインの不安定さだけの問題ではなく
根本的な守備組織全体に問題があるのは明確であり
抜本的な改善が必要だと思います。

CBのコンビが5ソクラティス&23ルイスで良いのか?
復帰してくる16ホールディングが改善の切り札になるのか?
中盤の構成がアンカー+2インサイドハーフの3センターで良いのか?
中盤の底に2人並べるダブルボランチの方が良いのか?
34ジャカにアンカーを任せても守備的な強度は保てるのか?
守備的な強度を得る為に21チェンバースをアンカーに置く策はないのか?
11トレイラの守備能力を活かす為にも引いて守る展開を避けて
常にハイプレスを維持する為の策略はないのか?
色々と根本的な改善や変化が必要だと思います。

とにかく、これで2戦連続ミスからの失点で
勝利を挙げるチャンスを自ら逃してしまいました。
しかし個々のミスに止まらず
守備組織全体として問題を抱えており
この試合は勝ち点3を奪えた試合で
ミスの為に勝ち点2を失ったと言うよりも
そのまま敗れなかったのが
ラッキーだったのではないかと感じるほどでした。

攻撃陣が好調なだけに
今後も大崩れをする事はないと思いますが
このままでは昨シーズンと同様に
取りこぼしを繰り返してしまう可能性は否定出来ません。

今シーズンは絶対にCL出場権を
奪還しなければならないシーズンだと言う事を考えますと
早急に打開策を講じる必要があると思います。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

8セバージョス    PL:0G2A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:5G0A 
15ナイルズ      PL:0G2A 
19ペペ        PL:0G1A 
29グエンドゥージ   PL:0G1A 
31コラシナツ     PL:0G1A


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28ジョー・ウィロック、契約延長!! [Arsenal F.C.]

28ジョー・ウィロック(20歳)の契約延長が発表されました。


willock_21.jpg

今シーズンから背番号が「28」に変わり
正式にファーストチームの一員に昇格した
28ウィロックの契約延長が発表されました。

契約期間:非公開
週給:非公開

アーセナル通算

PL 5試合先発+2試合途中出場
EL 5試合先発+3試合途中出場:1ゴール
FA杯 2試合先発:2ゴール
リーグ杯 1試合先発+2試合途中出場

公式戦通算 13試合先発+7試合途中出場:3ゴール

(2019年9月12日現在)


4歳の時にアーセナルのアカデミーに入団した
28ウィロックはその後も順調にステップアップを果たし
2017年9月20日、18歳の時に
リーグ杯ドンカスター戦の終盤に起用され
公式戦デビューを果たしました。
そして同年9月28日のELのBATE戦で
公式戦初先発も果たし
その後もカップ戦を中心に実績を積み上げてきました。

今シーズンはプレシーズンマッチから
非常に印象的なプレーを連発していた事もあり
PL開幕から3試合連続先発起用され
その期待に十分に応えていたと思います。

これまではどこに特徴があるMFなのか
はっきりとしない印象でしたが
今シーズンの28ウィロックは
攻守において非常に広範囲カバーする豊富な運動量と共に
試合の流れを読む力が向上した事で
守備面では危険なポイントに先回りして
相手の攻撃の芽を摘み
攻撃面ではテンポ良く中盤からパスを捌きながらも
積極的に前線にも侵入して
攻撃陣に厚みも加えられる様になり
「Box to Box」タイプのMFとして
1段も2段もレベルアップした印象を受けます。

以前アーセナルの未来を託された
「ブリティッシュ・コア」は
アーセナルの中心を担う事なく解体されてしまいましたが
28ウィロックと共に同い年の24ネルソン
現在リーズにローンに出ている一つ上の30エンケティア
そしてもうすぐ怪我から復帰してくる一つ下の32スミス・ロウ達が
同じく20歳の29グエンドゥージと共に
このままアーセナルの未来を担う「コア」に成長する事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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PL4:ARSENAL vs Tottenham Hotspur [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 2−2 Tottenham Hotspur
2019年9月1日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (10)Eriksen
 (40)Kane(pk)
 (45)9Lacazette(←19Pepe)
 (71)14Aubameyang(←29Guendouzi)
 

1Leno

15Maitland-Niles 5Sokratis  23Luiz  31Kolasinac 

34Xhaka

11Torreira    29Guendouzi

 19Pepe             14Aubameyang

9Lacazette


(63)11Torreira>>>8Ceballos
(67)9Lacazette>>>7Mkhitaryan


Substitutes
 26Martinez
 21Chambers
 28Willock
 10Özil
 24Nelson


Arsenal 1.jpgエミレーツで行われた
今シーズンの最初のノースロンドンダービーは
激しい打ち合いの末
2−2のドローで終わりました。

先発はGKには1レノが入り
DFラインは右SBには15ナイルズ、
左SBには退団した18モンレアルに代わり
31コラシナツが入り
CBは続いて5ソクラティスと
23ルイスが組みました。
中盤はアンカーに34ジャカ、
インサイドハーフに11トレイラと
29グエンドゥージが就き
前線は右に19ペペ、左に14オーバメヤン
そしてトップに9ラカゼットが入る
4−3−3をこの試合では組んできました。

一連の強盗未遂事件からの保安上の問題と
その後のコンディションの問題から
スカッドから外れていた10エジルも
ベンチに戻ってきましたが
残念ながら先発メンバーには入っていませんでした。

試合はホームのアーセナルが
序盤から積極的にスパーズゴールに襲いかかりました。

0分過ぎ、左サイドでのルーズボールを収めた
14オーバメヤンが送ったDFラインの裏への
ヒールパスで抜け出した31コラシナツが折り返しました。
そのクロスを受けた19ペペが
ワントラップしてから左脚を振り抜きましたが
枠を捉えられず。

4分過ぎ、ボールをカットした
23ルイスからのパスを受けた14オーバメヤンが
左サイドを侵入した所からクロスが入れられました。
ゴール前に入ってきていた19ペペの手前で
ローズにクリアーされてしまいましたが
続けて左サイドからゴールに迫りました。

5分過ぎ、19ペペが入れた左CKからのこぼれ球を
後方で受けた15ナイルズが
強烈なミドルシュートを放ちましたが
ケインにブロックされてしまいゴールならず。

9分過ぎ、ロリスのクリアーボールに対して
34ジャカがそのままヘッドで前方に送ったボールを
9ラカゼットが受けて、
前に出てきたフェルトンゲンをかわした所から
右脚を振り抜きましたが残念ながらヒットせず。

序盤のここまでは完全にアーセナルペースで進みましたが
ミスから先制点を奪われてしまいました。

10分、ロリスが蹴り出したロングキックに対して
ケインがヘッドで前方に流したボールをソンが受け
そのソンからのパスを受けて裏に抜け出した
ラメラに右脚を振り抜かれてしまいました。
ゴール右隅を狙ったこのコントロールショットは
1レノがセーブしましたが
そのこぼれ球を詰めてきたエリクセンに
押し込まれてしまい失点。

それにしても悔やまれる失点です。
ロリスのロングキックに対して
5ソクラティスも競りに行ってしまったのは
明らかにミスだったと思います。
エメリ監督も試合後何度となく言及していた様に
先に落下地点に入る事が出来る位置にいた
34ジャカに対して
遅れて飛び込む形になっていた5ソクラティスは
落下地点に入る事すら出来ていませんでしたので
飛び込んで行かずに
そこからこぼれてくるボールにに対して
カバーする事に集中するべきだったと思います。

そしてケインが前方に流したボールを収めた
ソンに対する23ルイスの対応も
相変わらずの軽い対応だったと思います。
良いか悪いかは別として
5ソクラティスが前に出て行ってしまいましたので
23ルイスが一人で中央を守らなければならない状況にも関わらず
ボールを持ったソンに対して
一か八かでヤマを張った様な対応で
簡単にかわされてしまったのは
理解に苦しむ対応だと言わざる得ません。

守備の要である2人のCBが
本来するべき仕事を全くしなければ
ゴールが奪われるのも当然の結果だと思います。

先制ゴールを奪われてしまった事で
一方的だったアーセナルの勢いは緩んでしまい
スパーズにゴールに迫られる場面が増えてしまいました。

14分過ぎ、ドリブルで持ち上がってきたエリクセンに
そのままミドルシュートを撃たれてしまいましたが
このシュートはしっかりと1レノがキャッチしてゴールを死守。

17分過ぎ、エリクセンからのパスを受けたソンに
そのままドリブルでの侵入を許してしまい
カットインしてきた所から
右脚を振り抜かれてしまいました。
ゴール左上を狙った鋭いシュートでしたが
1レノのファインセーブでこれもゴールを死守。

その後はスパーズゴールに向けて
積極的に攻め立てるアーセナルに対して
手数を掛けずに速攻で応戦するスパーズ
と言う図式が続きました。

22分過ぎ、34ジャカ〜31コラシナツ〜14オーバメヤンと
左サイドで繋いだ所から送られたクロスを
ファーサイドに飛び込んできた19ペペが
ヘッドで合わせましたが
カバーしていたローズにブロックされ
惜しくもゴールならず。

26分過ぎ、9ラカゼットがアルデルヴァイレルトに倒されて得た
ゴール正面からのFKを
19ペペが蹴りましたが枠を捉えられず。

35分過ぎ、エリクセンからのパスを受けたケインに
15ナイルズがかわされて
ペナルティの外側から
強烈なミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは1レノがセーブしましたが
そのこぼれ球をソンに拾われてしまい
そこから送られたパスが
ゴール正面のケインに繋がってしまいましたが
素早く寄せた29グエンドゥージがボールを掻き出して
ピンチを防ぎました。

ここで再びミスからゴールを奪われてしまいました。

37分過ぎ、プレスバックしてきた9ラカゼットが
ラメラを倒してしまいFKを与えてしまいました。
エリクセンが直接狙ったそのFKも
1レノのファインセーブで防ぎましたが
そのこぼれ球からパスがウィンクスに奪われてしまい
右サイドの深い所まで侵入してきた所からのパスを受けたソンを
34ジャカが仕掛けたスライディングタックルで倒してしまい
PK献上。

40分、そのPKをケインに決められてしまい失点。

またも34ジャカの悪い所が出てしまいました。
何としてでも止めようと思ってしまうと
後先の事や周囲の状況が見えなくなり
無謀のチャレンジを仕掛けてしまうのは
非常に良くない癖だと思います。
確かにイヤなポジションのソンに
パスが通ってしまったと思いますが
ソンの前には5ソクラティスもいましたので
そのまま挟み込む様な対応をすれば
十分に抑えられる状況であり
決してペナルティの中で
スライディングで突っ込んで行かなければならない様な
危機的な状況ではなかったと思います。

熱くなりやすいと言いますか、
熱さの中に冷静な部分を保てないと言いますか
ある意味キレやすいと言いますか
34ジャカのこのメンタル的な問題は
未だに改善していないと言わざる得ないと思います。

0−2にリードされてしまいましたが
残り少ない前半の間に反撃が始まりました。

42分過ぎ、29グエンドゥージからの
サイドチェンジのパスを受けた15ナイルズから
折り返されたボールをペナルティ内で19ペペが受け
そのまま左脚を振り抜きました。
そのシュートはロリスのファインセーブで防がれてしまいましたが
ここまで強振しすぎて
シュートがコントロール出来ていなかった19ペペが
持ち前のコンパクトで振りの鋭いシュートで
しっかりと枠を捉えられたのは
今後に繋がると思われます。

45分過ぎ、14オーバメヤンがシソコに倒されて得た
左斜め45度辺りからのFKを
9ラカゼットが蹴りました。
このFKはゴール右隅を狙った鋭いシュートでしたが
これもロリスのファインセーブで防がれてしまい
ゴールならず。

しかしここからの流れでゴールが生まれました。

前半ロスタイム、ルーズボールが落ち着かない中で
サンチェスが大きく蹴り出したボールに対して
素早い出足でカットした29グエンドゥージからのボールが
19ペペに繋がり
その19ペペからのラストパスを受けた9ラカゼットが
巧みなボールコントロールでフェルトンゲンをかわした所から
豪快に左脚を振り抜きゴール!!

スペースのない所で切り込んでいき
ニアをぶち抜く9ラカゼットの得意の形からの
素晴らしいゴールでした。
それと共に忘れてはいけないのが
やはり29グエンドゥージの活躍だと思います。
この場面でもクリアーされたボールのコースに
いち早く入って19ペペに繋いだのは勿論、
35分過ぎの場面の様に
危険な場面を嗅ぎ分けていち早くカバーに入るなど
大袈裟に言えばボールのある所には
必ず29グエンドゥージがいると言う位に、
絶妙なポジショニングと流れを読む力を発揮していたと思います。
勿論、そのポジショニングの良さは攻撃面でも発揮されていて
攻撃を仕掛ける時には多くの場面で
29グエンドゥージを経由した様に
攻守の両面で居て欲しい時と場所には
常に29グエンドゥージがいる様に感じる程でした。

前半の間に1点返せたのは
非常に良かったと思います。
そして後半は時間が経つにつれて
前半以上にオープンな展開になり
非常にアグレッシブな試合になりました。

その後半も最初にゴールに迫ったのはアーセナルでした。

45分過ぎ、31コラシナツのクロスが流れたボールを
右サイドで収めた15ナイルズが送ったクロスを
9ラカゼットがヘッドで合わせましたが
ロリスに防がれてゴールならず。

一方でスパーズも手数を掛けないと速攻で
ゴールに迫ってきました。

51分過ぎ、ソンからのパスを左サイドで受けた
ラメラからのリターンパスを受けたソンに
左脚を振り抜かれてしまいました。
34ジャカの脚に当たり少しディフレクトしましたが
1レノのファインセーブでゴールを死守。

この辺りの時間帯からアグレッシブな流れが更に強まり
両チーム共にゴールに迫る場面が続きました。

55分過ぎ、15ナイルズからのクロスを受けた11トレイラが
繋げたボールを29グエンドゥージが
右脚でシュートを放ちました。
そのシュートはゴール右下を捉えた
鋭いシュートでしたがロリスのファインセーブで防がれてしまい
ゴールならず。

55分過ぎ、11トレイラが入れた右CKを
ニアで9ラカゼットがヘッドで流し、
そのボールに対してファーに
31コラシナツが飛び込みましたが
ゴールに押し込む事は出来ませんでした。
もしかしたら、目一杯左脚を伸ばして合わせようとした
31コラシナツよりも
その後方から走り込んできていた14オーバメヤンの方が
タイミング的には合わせやすかったかもしれません。

56分過ぎ、29グエンドゥージが
サンチェスとの空中戦に競り勝った?
ボールを収めた9ラカゼットが
ロングシュートを放ちました。
ドライブ回転を掛けたそのロングシュートは
僅かに枠の外でこれもゴールならず。

58分過ぎ、ラメラからの楔のパスを受けたケインに
エリクセンとのワンツーで抜け出されてしまい
豪快に右脚を振り抜かれてしまいました。
幸いそのシュートは
ファーサイドのポストを叩き救われましたが
1レノが動く事が出来ない程の強烈なシュートでした。

この後更に攻勢を強める為に
11トレイラに代えて8セバージョスを投入しました。
そしてその8セバージョスがゴールに襲いかかりました。

64分過ぎ、15ナイルズからのパスを受けた8セバージョスが
距離のある所から強烈なミドルシュートを放ちました。
そのシュートもロリスのファインセーブで防がれてしまいましたが
あの距離からも積極的にゴールを狙えるのは
8セバージョスの強みだと思います。

ここで9ラカゼットがハムストリングに問題が発生した為に
7ムヒタリアンと交代する事になりました。

そして遂に同点ゴールが生まれました。

71分、8セバージョスからのパスを受けた
29グエンドゥージが送ったピンポイントパスを
ゴール前に走り込んで来た14オーバメヤンが押し込み
同点ゴール!!
29グエンドゥージがボールを持って
前を向いた状態でタメを作った事で
14オーバメヤンが飛び出すタイミングを
見事に合致させる事が出来た
非常に綺麗なゴールだったと思います。

同点に追いついた事で湧きに湧いた
エミレーツスタジアムの後押しを受けて
更に勢いを増したアーセナルが
その後もスパーズゴールに迫り続けました。

74分過ぎ、右サイドで得たFKからのパスを受けた34ジャカが
豪快にロングシュートを放ちました。
そのシュートもロリスのファインセーブに阻まれてしまいましたが
抑えが効いていて外にキレて行く様な弾道の
強烈なロングシュートだったと思います。

76分過ぎ、8セバージョスが入れた右CKのこぼれ球に対して
19ペペが思いっきり左脚を振り抜きましたが
枠を捉えられず。

開幕からの印象として
19ペペは早く結果を出そうと焦っているのか
気負いすぎている様に観えてしまいます。
その気負いがシュートを撃つ時の力みになり、
力んで強振したシュートは悉く
枠の外に飛んでいってしまっている様に観えます。
前所属クラブのリールでは
左脚を強振してゴールを奪う場面よりも
左脚をコンパクトに振ってインパクトに集中した様な
鋭い弾道のシュートでゴールを奪う場面が
多かったと思いますので
その感覚を早く思い出して欲しいと思います。

そしてもう一度ゴールネットを揺らす場面が訪れました。

78分過ぎ、8セバージョスがサンチェスに倒されて得た
左サイドからのFKの場面でサインプレーを仕掛けました。
ゴール前から近寄ってきた7ムヒタリアンに向けて
8セバージョスから出されたボールを
7ムヒタリアンがダイレクトでDFラインの裏に流し
そのボールを裏に走り込んで来た31コラシナツが
ゴール前を横切る様な鋭いグラウンダーのクロスで
中に折り返しました。
そのクロスに対してファーサイドに飛び込んで来た
5ソクラティスが押し込み
ゴール!!と思われましたが
7ムヒタリアンのパスで裏に抜け出した
31コラシナツの所でオフサイドがあり
この逆転ゴールは幻で終わってしまいました。

その後もシュートチャンスを作りました。

82分過ぎ、31コラシナツからの
左サイドの裏へのパスで抜け出した
7ムヒタリアンが折り返したボールを
14オーバメヤンが受け振り向きざまにシュートを放ちましたが
フェルトンゲンにブロックされてしまいゴールならず。

84分過ぎ、34ジャカからのパスを右サイドで受けた
19ペペが切り込んだ所から左脚を強振しましたが
これも枠外。

両チーム共に最後までゴールを目指しましたが
ゴールネットを揺らす事は出来ずに
このまま2−2ーのドローで終演。

ミスから2点先制されながらも
アーセナルの誇る2人のエースのゴールで追い付きましたが
本当ならば勝つ事が出来た試合だったと思います。


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1レノ

 スパーズのロリスと共にファインセーブを連発してゲームを引き締めたが、1失点目はもう少しどうにか出来なかったのか?
 
15ナイルズ

 積極的に高い位置まで侵入して攻撃に厚みをもたらしていた。

5ソクラティス

 1失点目の対応は非常に良くなかった。 落下地点のケインに対して34ジャカが先に居たにも関わらず遅れて飛び込む判断は勿論、結果的に遅れて飛び込んだ為に全くボールに近寄る事すら出来なかったこの場面での対応は大きなミスだっただろう。 その後は持ち直してしっかりと対応していたが結果的には勝敗を左右する大きなミスだった。

23ルイス

 1失点目のソンに対する対応は疑問しかない。 ヤマを張った様な対応で簡単にかわされてしまったのは如何なものか? この場面以外でも前に出ていっても抑え込めない場面が何度かあった。 集中力の欠如なのか?それとも捕まえられるとイメージしていても実際には間に合わないと言う年齢的な衰えによるギャップが出てきているのか? 反対に前に出ずに待ち構える形での対応は非常に強固である事を考えると前に出る様な対応を捨てた方が良いのかもしれない。

31コラシナツ

 持ち前のDFラインの裏に飛び出す動きは効果的だった。 その一方でそこからのラストパスの精度が欠如していたのは非常に残念だ。 このラストパスのアイデアと精度がもっと上がればアシストマシーンになる事も十分可能だと思うが。

34ジャカ

 またして決定的なミスを犯してしまった。 熱くなると周囲が見えなくなる所はもう変わらないのか? 

11トレイラ

 攻勢を強める流れからゴール前にまで上がる場面が多かったが、残念ながらそれは11トレイラに求めているプレーではなかっただろう。

29グエンドゥージ

 攻守に非常に効いていた。 これまでの課題だった守備面に関しては、流れを読み絶妙なポジション感覚で危険な場面をしっかりとカバーして相手の攻撃の芽を摘み、また深い位置でも危険な場面を嗅ぎ分けて身を呈してカバーする場面も何度かあり守備陣を大いに助けていた。 またデュエルの場面でも簡単に当たり負けする場面が減った所も特筆出来るポイントだろう。 攻撃面においても多くの場面では29グエンドゥージを経由して組み立てられていた様に流れの中心にいた。 そして課題だったゴールに直結するパスを送り14オーバメヤンのゴールをアシストした。 獲得したMoMは誰も異論はないだろう。

19ペペ

 9ラカゼットのゴールをアシストする。 42分過ぎの様なコンパクトで鋭い振りのシュートは可能性を感じたが、それ以外の場面では不要に力んで強振する様なシュートは全くコントロール出来ておらず可能性を感じられなかった。 結果を求めて焦っているのかもしれないがそこは冷静に落ち着きを取り戻して欲しい。
 
9ラカゼット

 前半の多くの時間帯ではボールが足に付かず、反対にボールを持ちすぎる場面もあり全体的に流れに乗れていない印象だった。 しかし前半終了間際には9ラカゼットらしいスペースのない所を巧みなボールコントロールで切り込んで行って反撃の狼煙を挙げるゴールを奪う。 しかしハムストリングに問題が発生して後半途中に退く。

14オーバメヤン

 14オーバメヤンがMoMでもおかしくない程の働きを観せた。 サイドでは切り込み隊長として積極的に裏に仕掛け、後半途中から移ったCFのポジションでは同点ゴールを見事に奪う。 試合終了と共にピッチに倒れ込んだ様に全身全霊を掛けて最後まで戦い続けた。

8セバージョス

 11トレイラに代わって後半途中から投入される。 持ち前のキープ力とチャンスを見逃さない勝負強さで攻撃面に新たなリズムを呼び込んだ。

7ムヒタリアン

 9ラカゼットに代わって投入されるもボールに足が付かずにチャンスを繋げられず。
 

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今シーズンの最初のノースロンドンダービーは
残念ながらドローと言う結果に終わりました。
しかも2つの失点はミスからの失点だっただけに
十分に勝つチャンスはあったと思います。

「攻高守低」と言う状況は
今シーズンも変わらない大きな問題だと思いますが
シーズン中にそのバランスを変える事が出来るかどうかが
今シーズンを良い結果で終わらす事が出来るかどうかの
大きな鍵になると思われます。

一方でやはりアーセナルは引いて守るよりも
全開で前に出て攻め続ける姿の方が似合っていると思います。
前節完敗だったリバプール戦とのホームの試合では
このスパーズ戦と同様に
真正面から全開で挑んで欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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8セバージョス    PL:0G2A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:3G0A 
15ナイルズ      PL:0G1A 
19ペペ        PL:0G1A 
29グエンドゥージ   PL:0G1A 


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2019/20のスカッド:最終版 [Arsenal F.C.]

2019/20シーズンのファーストチームのスカッド最終版です。

Arsenal 1.jpg


1 ベルント・レノ(27)
2 エクトル・ベジェリン(24)(HG)
3 キーラン・ティアニー(22)
4 
5 ソクラティス・パパスタソプーロス(31)
6 
7 
8 ダニ・セバージョス(23)
9 アレクサンドル・ラカゼット(28)
10 メスト・エジル(30)
11 ルーカス・トレイラ(23)
12 
13 
14 ピエール=エメリク・オーバメヤン(30)
15 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(22)(HG)
16 ロブ・ホールディング(23)(HG)
17 
18 
19 ニコラ・ぺぺ(24)
20 シュコドラン・ムスタフィ(27)
21 カラム・チェンバース(24)(HG)
22 
23 ダヴィド・ルイス(32)
24 リース・ネルソン(19)(U-21)(HG)
25 
26 エミリアーノ・マルティネス(27)(HG) 
27 コンスタンティノス・マヴロパノス(21)
28 ジョー・ウィロック(20)(U-21)(HG)
29 マテオ・グエンドゥージ(20)(U-21)
30 
31 セアド・コラシナツ(26)
32 エミール・スミス・ロウ(19)(U-21)(HG)
33 マット・メイシー(24)(HG)
34 グラニト・ジャカ(26)
35 ガブリエウ・マルティネッリ(18)(U-21)
  

リザーブ登録

  
シーズンローン
4 モハメド・エルネニー(27)
7 ヘンリク・ムヒタリアン(30)
30 エディー・エンケティア(20)(U-21)(HG)
  ウィリアム・サリバ(18)(U-21)


ホームグロウン 6名
非ホームグロウン 14名
U-21 5名
ローン 4名

(年齢は9/2現在)


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GK
1ベルント・レノ(27)
26エミリアーノ・マルティネス(27)(HG) 
33マット・メイシー(24)(HG)

CB
5ソクラティス・パパスタソプーロス(31)
23ダヴィド・ルイス(32)
21カラム・チェンバース(24)(HG)
16ロブ・ホールディング(23)(HG)
27コンスタンティノス・マヴロパノス(21)
20シュコドラン・ムスタフィ(27)

右SB・右WB
2エクトル・ベジェリン(24)(HG)
15エインズリー・メイトランド=ナイルズ(22)(HG)
21カラム・チェンバース(24)(HG)

左SB・左WB
3キーラン・ティアニー(22)
31セアド・コラシナツ(26)
15エインズリー・メイトランド=ナイルズ(22)(HG)

CMF
34グラニト・ジャカ(26)
11ルーカス・トレイラ(23)
29マテオ・グエンドゥージ(20)(U-21)
28ジョー・ウィロック(20)(U-21)(HG)

アンカー
34グラニト・ジャカ(26)
11ルーカス・トレイラ(23)

インサイドハーフ
8ダニ・セバージョス(23)
29マテオ・グエンドゥージ(20)(U-21)
28ジョー・ウィロック(20)(U-21)(HG)
11ルーカス・トレイラ(23)

トップ下
10メスト・エジル(30)
8ダニ・セバージョス(23)
28ジョー・ウィロック(20)(U-21)(HG)
32エミール・スミス・ロウ(19)(U-21)(HG)

サイドアタッカー
14ピエール=エメリク・オーバメヤン(30)
19ニコラ・ぺぺ(24)
10メスト・エジル(30)
24リース・ネルソン(19)(U-21)(HG)
32エミール・スミス・ロウ(19)(U-21)(HG)
35ガブリエウ・マルティネッリ(18)(U-21)

CF
9アレクサンドル・ラカゼット(28)
14ピエール=エメリク・オーバメヤン(30)
19ニコラ・ぺぺ(24)


C'mon Arsenal !!


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IN

イトゥアーノから
 CF ガブリエウ・マルティネッリ(18歳)ブラジル 移籍金£600万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF ダニ・セバージョス(23歳)スペイン代表 シーズンローン

サンテティエンヌから
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 移籍金£2700万(推定)

リールから
 右サイドアタッカー ニコラ・ペペ(24歳)コートジボワール代表 移籍金£7200万(推定)

セルティックから
 左SB キーラン・ティアニー(22歳)スコットランド代表 移籍金£2500万(推定)

チェルシーから
 CB ダヴィド・ルイス(32歳)元ブラジル代表 移籍金£800万(推定)


OUT

ユベントスへ
 CMF アーロン・ラムジー(28歳)ウェールズ代表 フリー

引退(チェルシースタッフ入り)
 GK ペトル・チェフ(37歳)元チェコ代表 引退

ワトフォードヘ
 ストライカー ダニー・ウェルベック(28歳)イングランド代表 フリー

アウクスブルクへ
 右SB ステファン・リヒトシュタイナー(35歳)スイス代表 フリー

トゥベンテへ
 CB フリオ・プレゲスエロ(22歳)スペイン フリー

コルチェスター・ユナイテッドへ
 左SB コーエン・ブラモール(23歳)イングランド フリー

ノリッヂ・シティへ
  CMF チャーリー・ギルモア(20歳)スコットランドU-19 フリー 

ボーフムへ
 右SB ジョルディ・オセイ・トゥトゥ(20歳)イングランド シーズンローン

スウィンドン・タウンへ
 CB ダニエル・バラード(19歳)北アイルランド代表 シーズンローン

ナポリへ
 GK ダヴィド・オスピナ(30歳)コロンビア代表 £360万(推定)

ドンカスター・リーヴァーズへ
 CMF ベン・シーフ(21歳)イングランド シーズンローン

サンテティエンヌへ
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 シーズンローン

ハンブルガーSVへ
 右サイドアタッカー ザビエル・アマエチ(18歳)イングランド 移籍金£225万(推定)

ダービー・カウンティーへ
 CB クリスティアン・ビエリク(21歳)ポーランドU-21 移籍金£1000万(推定)

パルチザン・ベオグラードへ
 サイドアタッカー 浅野拓磨(24歳)日本代表 移籍金£100万(推定)

ボルドーへ
 CB ローラン・コシールニー(33歳)元フランス代表 移籍金£460万(推定)

ノッティンガム・フォレストへ
 右SB カール・ジェンキンソン(27歳)元イングランド代表 移籍金£200万(推定)

ブレントフォードへ
 左SB ドミニク・トンプソン(19歳)イングランド 移籍金£300万(推定)

リーズ・ユナイテッドへ
 CF エディー・エンケティア(20歳)イングランドU-21 シーズンローン

エヴァートンヘ
 サイドアタッカー アレックス・イウォビ(23歳)ナイジェリア代表 移籍金£3500万(推定)

レアル・ソシエダへ
 左SB ナチョ・モンレアル(33歳) 元スペイン代表 移籍金£300万(推定)

ベシクタシュへ
 CMF モハメド・エルネニー(27歳)エジプト代表 シーズンローン

ASローマへ
 攻撃的MF ヘンリク・ムヒタリアン(30歳)アルメニア代表 シーズンローン


(年齢は開幕時)
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ヘンリク・ムヒタリアン、ローマへシーズンローンへ [移籍情報]

ヘンリク・ムヒタリアン(30歳)のローマへのシーズンローンが発表されました。


Arsenal 1.jpg他国リーグの移籍期限最終日である本日、
急遽ローマへのシーズンローンで
アーセナルを離れる事が決まりました。


アーセナル通算

PL 29試合先発+10試合途中出場
  :8ゴール8アシスト
EL 11試合先発+6試合途中出場
  :1ゴール4アシスト
リーグ杯 3試合先発

公式戦通算 43試合先発+16試合途中出場:9ゴール12アシスト


2018年1月にアレクシスとの
トレードという形で加入したムヒタリアンは
そのプレースタイル的には
マンチェスター・ユナイテッドよりも
アーセナルのスタイルに合致していましたので
非常に期待されました。

しかし、最近のムヒタリアンは
痺れる様なスルーパスやクロスで
シュートチャンスを演出したかと思えば
反対に決定機をつぶす様なプレーを観せてしまう所もあり
好不調の波が激しい印象でした。

そして今シーズンはウイングのポジションに
19ペペを獲得したのを筆頭に
トップ下での10エジルや8セバージョスとのポジション争い、
その上、28ウィロック、24ネルソン、32スミス・ロウ等の
若い選手達の台頭もありましたので
出場機会は限られた物になる可能性が高かったと思います。

しかし、常時先発とは行かなくても
バックアッパーとしては
安心して任せられるベテランだったと思いますので
チームにとっては少なからず痛手だとは思います。
そして何よりも、移籍金収支の問題や
高額給与をローマが持つ等の財政面は別としても
戦力的に考えればこの夏にムヒタリアンがチームを離れるのならば
イウォビを手放すべきではなかった様に感じます。

今回のムヒタリアンのシーズンローンが
ムヒタリアンにとってより多くの出場機会を得る事が出来、
若返りを図っている最中のアーセナルにとって
若い選手達に多くの出場機会を与える事が出来る事で
両者にとって幸せな結果が待っている事を願います。


C'mon Arsenal !!


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IN

イトゥアーノから
 CF ガブリエウ・マルティネッリ(18歳)ブラジル 移籍金£600万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF ダニ・セバージョス(23歳)スペイン代表 シーズンローン

サンテティエンヌから
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 移籍金£2700万(推定)

リールから
 右サイドアタッカー ニコラ・ペペ(24歳)コートジボワール代表 移籍金£7200万(推定)

セルティックから
 左SB キーラン・ティアニー(22歳)スコットランド代表 移籍金£2500万(推定)

チェルシーから
 CB ダヴィド・ルイス(32歳)元ブラジル代表 移籍金£800万(推定)


OUT

ユベントスへ
 CMF アーロン・ラムジー(28歳)ウェールズ代表 フリー

引退(チェルシースタッフ入り)
 GK ペトル・チェフ(37歳)元チェコ代表 引退

ワトフォードヘ
 ストライカー ダニー・ウェルベック(28歳)イングランド代表 フリー

アウクスブルクへ
 右SB ステファン・リヒトシュタイナー(35歳)スイス代表 フリー

トゥベンテへ
 CB フリオ・プレゲスエロ(22歳)スペイン フリー

コルチェスター・ユナイテッドへ
 左SB コーエン・ブラモール(23歳)イングランド フリー

ノリッヂ・シティへ
  CMF チャーリー・ギルモア(20歳)スコットランドU-19 フリー 

ボーフムへ
 右SB ジョルディ・オセイ・トゥトゥ(20歳)イングランド シーズンローン

スウィンドン・タウンへ
 CB ダニエル・バラード(19歳)北アイルランド代表 シーズンローン

ナポリへ
 GK ダヴィド・オスピナ(30歳)コロンビア代表 £360万(推定)

ドンカスター・リーヴァーズへ
 CMF ベン・シーフ(21歳)イングランド シーズンローン

サンテティエンヌへ
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 シーズンローン

ハンブルガーSVへ
 右サイドアタッカー ザビエル・アマエチ(18歳)イングランド 移籍金£225万(推定)

ダービー・カウンティーへ
 CB クリスティアン・ビエリク(21歳)ポーランドU-21 移籍金£1000万(推定)

パルチザン・ベオグラードへ
 サイドアタッカー 浅野拓磨(24歳)日本代表 移籍金£100万(推定)

ボルドーへ
 CB ローラン・コシールニー(33歳)元フランス代表 移籍金£460万(推定)

ノッティンガム・フォレストへ
 右SB カール・ジェンキンソン(27歳)元イングランド代表 移籍金£200万(推定)

ブレントフォードへ
 左SB ドミニク・トンプソン(19歳)イングランド 移籍金£300万(推定)

リーズ・ユナイテッドへ
 CF エディー・エンケティア(20歳)イングランドU-21 シーズンローン

エヴァートンヘ
 サイドアタッカー アレックス・イウォビ(23歳)ナイジェリア代表 移籍金£3500万(推定)

レアル・ソシエダへ
 左SB ナチョ・モンレアル(33歳) 元スペイン代表 移籍金£300万(推定)

ベシクタシュへ
 CMF モハメド・エルネニー(27歳)エジプト代表 シーズンローン

ASローマへ
 攻撃的MF ヘンリク・ムヒタリアン(30歳)アルメニア代表 シーズンローン


(年齢は開幕時)


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モハメド・エルネニー、ベシクタシュへシーズンローン。 [移籍情報]

モハメド・エルネニー(27歳)のベシクタシュへの
買取オプション付きシーズンローンが発表されました。


Arsenal 1.jpgエメリ監督から構想外になっていた
エルネニーの去就はベシクタシュへの
シーズンローンと言う形になりました。


アーセナル通算

PL 33試合先発+13試合途中出場:3アシスト
CL 1試合先発+5試合途中出場
  :1ゴール1アシスト
EL 14試合先発+5試合途中出場
  :1ゴール3アシスト
FA杯 7試合先発+1試合途中出場
リーグ杯 8試合先発+1試合途中出場:1アシスト
コミュニティー・シールド 1試合先発

公式戦通算 64試合先発+25試合途中出場:2ゴール8アシスト


2016年1月にバーゼルから加入したエルネニーは
当時中盤が崩壊していたアーセナルにとっては
まさに救世主でした。
しかし、その後は新たに加入した34ジャカ等との
ポジション争いに敗れ
貴重なバックアッパーという立ち位置が続いていました。
そして今シーズンは下部組織から昇格してきた
28ウィロックの台頭もあり
さらに序列を落とす事になっていましたので
今回のシーズンローンは避けられなかったと思います。

しかし、エルネニーは
中盤の貴重なバックアッパーと言うだけではなく
チームにとっては良いムードメーカーだった様ですので
寂しくなるかもしれません。

とは言え、プロの世界はピッチに立ってナンボの世界だと思います。
ベシクタシュでの活躍を祈っています。


C'mon Arsenal !!


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IN

イトゥアーノから
 CF ガブリエウ・マルティネッリ(18歳)ブラジル 移籍金£600万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF ダニ・セバージョス(23歳)スペイン代表 シーズンローン

サンテティエンヌから
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 移籍金£2700万(推定)

リールから
 右サイドアタッカー ニコラ・ペペ(24歳)コートジボワール代表 移籍金£7200万(推定)

セルティックから
 左SB キーラン・ティアニー(22歳)スコットランド代表 移籍金£2500万(推定)

チェルシーから
 CB ダヴィド・ルイス(32歳)元ブラジル代表 移籍金£800万(推定)


OUT

ユベントスへ
 CMF アーロン・ラムジー(28歳)ウェールズ代表 フリー

引退(チェルシースタッフ入り)
 GK ペトル・チェフ(37歳)元チェコ代表 引退

ワトフォードヘ
 ストライカー ダニー・ウェルベック(28歳)イングランド代表 フリー

アウクスブルクへ
 右SB ステファン・リヒトシュタイナー(35歳)スイス代表 フリー

トゥベンテへ
 CB フリオ・プレゲスエロ(22歳)スペイン フリー

コルチェスター・ユナイテッドへ
 左SB コーエン・ブラモール(23歳)イングランド フリー

ノリッヂ・シティへ
  CMF チャーリー・ギルモア(20歳)スコットランドU-19 フリー 

ボーフムへ
 右SB ジョルディ・オセイ・トゥトゥ(20歳)イングランド シーズンローン

スウィンドン・タウンへ
 CB ダニエル・バラード(19歳)北アイルランド代表 シーズンローン

ナポリへ
 GK ダヴィド・オスピナ(30歳)コロンビア代表 £360万(推定)

ドンカスター・リーヴァーズへ
 CMF ベン・シーフ(21歳)イングランド シーズンローン

サンテティエンヌへ
 CB ウィリアム・サリバ(18歳)フランスU-20代表 シーズンローン

ハンブルガーSVへ
 右サイドアタッカー ザビエル・アマエチ(18歳)イングランド 移籍金£225万(推定)

ダービー・カウンティーへ
 CB クリスティアン・ビエリク(21歳)ポーランドU-21 移籍金£1000万(推定)

パルチザン・ベオグラードへ
 サイドアタッカー 浅野拓磨(24歳)日本代表 移籍金£100万(推定)

ボルドーへ
 CB ローラン・コシールニー(33歳)元フランス代表 移籍金£460万(推定)

ノッティンガム・フォレストへ
 右SB カール・ジェンキンソン(27歳)元イングランド代表 移籍金£200万(推定)

ブレントフォードへ
 左SB ドミニク・トンプソン(19歳)イングランド 移籍金£300万(推定)

リーズ・ユナイテッドへ
 CF エディー・エンケティア(20歳)イングランドU-21 シーズンローン

エヴァートンヘ
 サイドアタッカー アレックス・イウォビ(23歳)ナイジェリア代表 移籍金£3500万(推定)

レアル・ソシエダへ
 左SB ナチョ・モンレアル(33歳) 元スペイン代表 移籍金£300万(推定)

ベシクタシュへ
 CMF モハメド・エルネニー(27歳)エジプト代表 シーズンローン


(年齢は開幕時)


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