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2023/24シーズンに向けて補強ポイント〜〜CB〜〜 [Arsenal F.C.]

2023/24シーズンに向けて補強ポイント〜〜CB〜〜

Arsenal 1.jpg


〜〜〜CB〜〜〜


マーク・グエイ(23歳):CB
Marc Guéhi
クリスタル・パレス
2000年年7月13日生
182cm 82kg
イングランド代表
移籍金 £5000万


フィカヨ・トモリ(25歳):CB
Fikayo Tomori
ACミラン
1997年12月19日生
185cm 79kg
イングランド代表
移籍金 £


マタイス・デ・リフト(24歳):CB
Matthijs de Ligt
1999年8月12日生
バイエルン・ミュンヘン
187cm 89kg
オランダ代表
移籍金 £


(年齢は2023年9/1現在)


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今シーズンの12サリバと6ガブリエウのコンビは
非常に強固だったと思いますが
12サリバが怪我で離脱したと同時に
チームも失速してしまった様に
バックアップを務める16ホールディングでは
その穴を完全に埋める事は出来ませんでした。

その為に残りの契約が1年になると言われる
この夏のタイミングで16ホールディングを
放出する可能性が出てきており
それに伴い新たなCBを獲得する可能性が囁かれていますが
実際、獲得候補として挙がる名前は
クリスタル・パレスのグエイくらいで殆ど挙がっていません。

しかし来シーズンはCLにも参戦する関係上
今シーズンの様にメンバーを固定し過ぎると
故障者が続出する可能性がありますので
信頼のおけるCBを4名揃えて
ある程度ローテーションをする必要性があると思います。

そこで注目されるのがシーズン終盤に
CBとして起用された
4ホワイトの再コンバートです。

このシーズン終盤に4ホワイトがCBで起用されたのは
35ジンチェンコが離脱した為に
5トーマスを右SBに配置して
偽SBシステムを機能させようとした
煽りを受けただけとも言えます。

しかし4ホワイトと18冨安がいる右SBに対しては
多くの補強候補の名前が挙がる一方で
CBの獲得候補の噂が増えてこない事を考えますと
右Sに新たな選手を獲得して
4ホワイトをCBに再コンバートする事で
補うプランの可能性は十分にあると思います。

とは言え、4ホワイト&6ガブリエウのコンビだった
昨シーズンに比べて
12サリバ&6ガブリエウのコンビにした
今シーズンの充実ぶりを考えれば
4ホワイトをCBに戻しても
今シーズンの様な十分な強度を維持できるとは
言い切れないのも事実であり
言うなればフィジカル的なサイズに問題がある4ホワイトで
ハーランドを抑える事が出来るのかどうか?
と言う問題に直面してしまうかもしれません。

そしてここに来て
12サリバの契約問題も騒がしくなってきたのも心配です。

来夏に切れる契約を延長する為に
話し合いが続いている様ですが
アーセナル側は現在£4万(推定)の週給を
£12万(推定)にする契約を提示している様ですが
サリバ側はこの提示を
大きく上回る週給を希望していると言われており
噂によれば昨夏にレスターからチェルシーに移籍した
フォファナの£20万(推定)クラスの週給を
要求していると言う噂もあります。

その週給£20万が高いかどうかに関しては
賛否が分かれると思います。

週給£20万と言うと
7サカの£30万(推定)、9ジェズス£26.5万(推定)に次ぐ
5トーマスと同額のチーム3位の週給ですので
他の選手との給与バランスは
明らかに崩れてしまいます。
一方で週給£12万(推定)と言う提示額は
4ホワイト、1ラムズデール、34ジャカと同額ですので
個人的には妥当のオファーの様に感じます。

実際問題として獲得に動いていると言われているパリSGから
アーセナルの条件を大きく上回るオファーを
非公式に受け取っていてもおかしくないと思いますので
アーセナル側が12サリバ側の要求に対して
どこまで歩み寄る事が出来るかどうかが
今後のポイントになると思われます。

仮に12サリバとの契約延長交渉が決裂した場合には
残りの契約が1年となっていても
£5000万クラスの取引きになると思われますが
£5000万クラスの移籍金で
12サリバの穴を完璧に埋めるCBを獲得するのは
かなり難しいミッションになると思われます。

前記の様に、今の所獲得候補に名前が挙がっているのは
クリスタル・パレスのグエイくらいですが
そのグエイは今シーズン目覚ましい活躍を観せた事もあり
この夏はビッグクラブのターゲットになると言われており
クリスタル・パレスは£5000万の移籍金を
要求していると言われています。

グエイはスピードがあり、
当たり負けしないフィジカル的強度と
上背はありませんが空中戦も苦にしていない
フィジカル能力に長けたCBで
同時にフィードの精度が高い所は
アーセナルの求めるCBのキャラクターに
合致していると思います。

それ以外では獲得の噂に挙がっている訳ではありませんが
イングランド人CBと言う事もあり
ACミランのトモリも良いかもしれません。

そのトモリは2021年冬に
チェルシーからのローン移籍で
ACミランへ加入した後
そのまま2021年夏には完全移籍し
ACミランの主力として活躍しています。

DFラインの背後に出来るスペースをカバー出来る
圧倒的なスピードと対人強度を誇る
フィジカル能力に長けたCBで
右利きですが左脚からもパスを出す事が出来る所が
一つのポイントだと思います。

そのトモリの契約は2027年夏まであると言われている為
チェルシーから獲得した時にACミランが支払った
£2500万を大きく上回る移籍金が
必要になると思われます。

仮に誰でも獲得して良いと言われれば
個人的にはバイエルンのデ・リフトが好みです。

圧倒的な対人強度と空中戦の強さ、
スピードは特別優れている訳ではない様に見えますが
それを補う状況判断能力と危機察知能力、
的確にボールをカットする守備技術、
絶対に負ける事を許さない強い闘争心とリーダーシップ、
そして最も高く評価されているフィードの精度の高さは
最後列の司令塔として呼ぶに相応しい精度があると思います。
もう少しスピードがあれば完璧だと思いますが
それでもアーセナルが求めている多くの能力を持った
CBだと思います。

とは言え仮にデ・リフトの獲得に成功したとしても
ユベントスからバイエルンに移籍した時の
€7〜8000万の移籍金以上の移籍金が
必要だと思われますので
現時点で獲得できる可能性は
殆どないと思われます。


この夏は12サリバのバックアッパーの再編が必要ですが
現状としてCBの獲得候補の噂が殆ど聞こえてこない事から
新たなCBを獲得せずに右SBを補強して
4ホワイトをCBに再コンバートする事で
賄う可能性があるのかもしれません。

一方で12サリバとの契約延長交渉が破談した場合には
新たなCBの補強が必要になりますが
現状としてそれなりの移籍金で
12サリバの抜けた穴を
埋める事が出来るCBを探すのはかなり難しく
反対に完全に穴を埋める実力者を獲得する為には
かなり高額な移籍金が必要になりますので
難しい交渉になると思われますが
12サリバとの契約延長をまとめ上げて欲しいと思います。


・・・つづく。


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