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PL37:Nottingham Forest vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Nottingham Forest 1−0 ARSENAL
2023年5月21日(土)Premier League, The City Ground

Goal

 (19)Awoniyi
 

1Ramsdale

5T. Partey  4White  6Gabriel  15Kiwior

20Jorginho

8Ødegaard    34Xhaka

7Saka              19Trossard

9Jesus


(63)34Xhaka>>>21Vieira
(63)15Kiwior>>>3Tierney
(70)19Trossard>>>14Nketiah


Substitutes
 30Turner
 16Holding
 97Walters
 41Bandeira
 10Smith Rowe
 85Cozier-Duberry


Arsenal 1.jpgこの敗戦によりシティの3連覇が
決まってしまいました。

先発はDFラインを代えてきました。

まず今シーズン右SBを務めていた
4ホワイトが右CBに入り
右SBには5トーマスが入りました。
これは35ジンチェンコが欠場し
3ティアニーには偽SBの適応がない為
5トーマスに偽SBの役割をさせる事で
偽SBシステムを成立させようとする
意図があったと思われます。

同時に偽SBとして振る舞う5トーマスが
右SBには入った関係で
左SBには3ティアニーではなく
CBの15キヴィオルを起用する事で
守備のバランスを取ろうとしたと思われます。

そして中盤から前は前節負傷した
11マルティネッリに代わって
19トロサールが左サイドに入った以外は
前節と同じメンバーが組まれました。

試合はゴール前をしっかりと固めて守る
ノッティンガム・フォレストに対して
80%以上のポゼッション率で
ボールを保持するアーセナルが
何とかこじ開けようとし続ける展開でしたが
結果としてはゴールを奪うだけの決定打を
最後まで見出す事が出来ず、
反対にミスからの失点が
そのまま決勝点になってしまいました。

19分、ルーズボールを収めた
20ジョルジーニョからのパスを受けた
8ウーデゴールが送ったバックパスが
そのままギブスホワイトへのパスになってしまい
そのミスパスを受けたギブスホワイトが
ドリブルで一気に駆け上がった所からのラストパスを
アウォニーに流し込まれてしまい失点。

味方が誰もいない所へ送ったパスでしたので
8ウーデゴールのミスパスは
言い逃れ出来ないミスだったと思います。

一方のアーセナルはボールを持っていても
攻め倦むと言う表現が正しかったと思います。

アーセナルのバックラインや
中盤の底で20ジョルジーニョや
5トーマスがボールを持っていても
ノッティンガム・フォレストの選手は
特別プレッシャーを掛ける事はなく
自陣に5−3−2のタイトなブロックを築いて
スペースを消す事に終始していた為に
そのブロックの中に中々入っていく事が出来ずに
サイドから仕掛ける場面が多かったと思います。

しかし左SBに入った15キヴィオルは
基本的に守備的な役割を求められていた事もあり
攻撃参加する事は殆どなく
その上、この日の34ジャカは
消えている時間帯が多かった為に
この試合の左サイドは
全く機能していなかったと思います。

これによりアーセナルの攻撃は
右サイドに偏重する事になりましたが
右SBに入った5トーマスは
偽SBとして中に絞ってプレーする事が多く、
試合途中からはバックラインや20ジョルジーニョが
自由にボールを持つ事が出来る状況もあり
偽SBとして振る舞う事を辞めて
よりSB的な動きをする様になりましたが
それでも4ホワイトの様に7サカ&8ウーデゴールをフォローし
サイドからの攻撃に厚みをもたらす様なプレーは少なく、
総じて効果的なプレーは少なかったと思います。

それでも7サカ&8ウーでゴールのコンビネーションに
9ジェズスが絡む形で
強引に切り込んで行く場面はありましたが
それも状況によって8人のフィールドプレーヤーが
ペナルティの中に入って守る
分厚い壁に阻まれ続けてしまい
最後まで決定機を作る事は出来ませんでした。

結局、シーズン途中もありましたが
引いて守るチームに対して
どの様に崩してゴールを奪うのかと言う課題は
来シーズンに持ち越しかもしれません。

例えば前線に高さがある選手がいれば
シンプルにクロスを入れても
ゴールに結び付ける事が出来るかもしれませんし、
ゴール前に壁があっても
それを超えてゴールに突き刺す事の出来る
精度の高いミドルシューターがいれば
どんなにゴール前を固められても
ゴールを奪う事が出来る様になります。

まぁ、ハーランドやデ・ブライネを
頭の中でイメージして
私はこの様な事を書いている訳ですが
この2人はある意味特別な選手ですので
実際はその『特別』が居なくても
ゴールを奪う術を考える事が必要であり、
コンビネーションの精度を上げ、
今以上にプレースピードを上げる事が
今出来る解決策かもしれません。

結局この試合に勝利すれば
PL残留が決まるノッティンガム・フォレストは
選手のみならずスタジアム全体が
最後まで集中力を切らす事なく守り切り
試合はこのまま1−0で敗戦。

この敗戦で自動的にシティの3連覇が決まってしまいました。


C'mon Arsenal !!


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3ティアニー     PL:0G1A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:2G5A 
5トーマス      PL:3G0A
6ガブリエウ     PL:3G0A
7サカ        PL:13G11A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:15G7A 
9ジェズス      PL:10G5A EL:0G1A 
10スミス・ロウ    PL:0G1A
11マルティネッリ   PL:15G5A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A EL:1G0A 
14エンケティア    PL:4G1A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:1G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G1A EL:0G1A 
19トロサール     PL:1G8A
20ジョルジーニョ   PL:0G1A
21ヴィエイラ     PL:1G2A EL:1G2A FA:0G2A
24ネルソン      PL:3G2A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:5G7A EL:2G0A  
35ジンチェンコ    PL:1G2A


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