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PL20:Tottenham Hotspur vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Tottenham Hotspur 0−2 ARSENAL
2023年1月15日(日)Premier League, Tottenham Hotspur Stadium

Goal

 (14)Lloris(og)
 (36)8Ødegaard(←7Saka)


1Ramsdale

 4White 12Saliba 6Gabriel 35Zinchenko

5T. Partey

8Ødegaard    34Xhaka

 7Saka             11Martinelli

14Nketiah


(79)11Martinelli>>>3Tierney
(85)35Zinchenko>>>18Tomiyasu
(90+2)8Ødegaard>>>21Vieira
(90+2)14Nketiah>>>10Smith Rowe


Substitutes
 30Turner
 16Holding
 72M. Smith
 23Lokonga
 27Marquinhos


Arsenal 1.jpg シーズンダブル!!

アウェイでのノースロンドン・ダービーも
力の差を見せつけて0−2で勝利しました!!

先発は前節のニューカッスル戦と同じ
現時点でのベストメンバーが組まれました。

試合は序盤こそは落ち着かない展開でしたが
徐々にボールを支配し始めてからの前半は
完全にアーセナルのペースで進みました。

アーセナルのテンポの良いパス回しは
スパーズのプレスを完全に無力化し、
アーセナルの素早いハイプレスは
スパーズを敵陣深くに押し込め、
バックラインから苦し紛れにパスを出しても
その回収率は圧倒的にアーセナルが高かった為に
多くの時間はスパーズ陣内でのプレーだったと思います。

最初の決定機もアーセナルの鋭いハイプレスからでした。

6分過ぎ、ロメロからロリスへパスが送られた時に
そのパスを追う様に仕掛けた11マルティネッリのプレスに
慌てたロリスがラングレの方へボールを蹴って逃れ、
そのラングレが前方へ蹴り出して逃げようとしたボールを
素早く寄せてきた8ウーデゴールがブロックして
ペナルティ内にルーズボールが跳ね上がりました。
そしてその跳ね上がったボールを収めた11マルティネッリから
自分の背後に送られた浮き球のパスを
14エンケティアがダイレクトで左脚を振り抜きましたが
前に出てきたロリスにブロックされてしまい
残念ながらゴールを奪う事は出来ず。

11マルティネッリのプレスが
ゼロの状態から決定機を作り出した場面でした。

その後もアーセナルのスピードに
スパーズが付いて行けないまま
先制点が生まれました。

14分、5トーマスが送った
右サイドの裏のスペースへのパスを収めて
深い位置にまで侵入した7サカが
セセニョンをかわした所から
右脚を振り抜く様に中に折り返しました。
その7サカが送った鋭い折り返しのボールが
セセニョンに当たって軌道が変わた事で
ロリスは弾き出す事が出来ずに
そのままゴールに吸い込まれて先制ゴール!

7サカに突破される事を恐れて
寄せきれなかったセセニョンが示す様に
スパーズを飲み込んでしまった様な
先制ゴールだったと思います。

その後も右サイドから崩す場面がありました。

19分過ぎ、ロリスがセセニョンに送ったフィードのこぼれ球を
4ホワイトがヘッドで前方に跳ね返したボールに対して
ラングレと何度も競り合った7サカと14エンケティアが
ボールを奪い返し、
そこから深い位置にまで侵入した7サカからの
マイナス方向の折り返しを受けた
14エンケティアが1タッチ目で更に深い位置にまで侵入し
そこからゴール前を射抜く様に
鋭いクロスが送られました。

そのクロスはクリアーされてしまい
シュートには繋がりませんでしたが
この場面でも泥臭くても
執拗にボールを奪い返そうとする姿勢が
チャンスを生み出しました。

21分過ぎ、自陣深い位置から35ジンチェンコ〜
11マルティネッリ〜14エンケティア〜35ジンチェンコ〜
14エンケティアと左サイドを展開し
その14エンケティアから右サイドの4ホワイトへ
サイドチェンジのパスが送られました。
そしてその4ホワイトから7サカ〜8ウーデゴールと繋ぎ
その8ウーデゴールがペナルティの外側から
豪快に左脚を振り抜きました。

残念ながらそのシュートは
ロリスのファインセーブに阻まれてしまいましたが
スパーズのプレスをあっさりとかわして
左サイドを展開した一連の流れは
非常に美しかったと思います。

23分過ぎ、7サカが送ったクロスを
ファーサイドで11マルティネッリが
ダイレクトで合わそうとしましたがヒットせずに
丁度ゴール前へ折り返した様になったボールに対して
14エンケティアが飛び込みましたが
そのヘッドはゴールを捉えられず。
そしてそのこぼれ球をセセニョンがヘッドでクリアーしたボールに対して
5トーマスがペナルティの外側から
豪快なダイレクトボレーを放ちましたが
そのシュートもポストを叩きゴールを奪う事は出来ず。

もしも5トーマスのダイレクトボレーが決まっていたら
年間最優秀ゴールにノミネートされていたと思われる位
素晴らしいシュートだっただけに
決まって欲しかったです。

そして待望の追加点が生まれました。

36分、7サカがドリブルで持ち上がった所からの
パスを受けた8ウーデゴールが
豪快に左脚を振り抜きました。
ゴールから約22mの位置から放たれた
そのロングシュートは
ゴール右下を捉えてゴール!!

21分過ぎのミドルシュートが
良い予行練習になったかの様な
完璧なロングシュートだったと思います。

試合を完全に支配し
良い時間帯に2つのゴールを奪った
完璧な前半だったと思います。

一方でその前半の間でゴールに迫られたのは
この2つの場面くらいだったと思います。

ダイアーから送られたロングフィードを
右サイドからゴールに向かって走り込んで来た
セセニョンが収めた17分過ぎの場面、
そのセセニョンから送られたスルーパスで
裏に抜け出したソンに
至近距離からシュートを撃たれてしまいましたが
前に出た1ラムズデールがしっかりとブロックして
ゴールを死守。

前に出ようと踏み込んでから
1歩2歩と前に出て行き
3歩目のブロック体勢に入るまでの
1ラムズデールのスピードは
圧倒的に速く、そして鋭かったと思います。

35ジンチェンコからボールを奪い返したホイビュルクに
左サイドからクロスが入れられた前半ロスタイムの場面、
そのクロスに対してニアに走り込んできたケインに
ヘッドで合わされてしまいましたが
このシュートも1ラムズデールがしっかりとセーブして
ゴールを死守。

前半は完全にアーセナルペースの試合でしたが
後半に入ると圧力を強めてきたスパーズの
反撃が始まりました。

ケインからのパスを受けたクルセフスキーが
左サイドからカットインしてきた所から
左脚を振り抜かれてしまった48分過ぎの場面、
そのシュートは枠を捉えませんでしたが
前半にはなかったパスをしっかりと繋いで
シュートチャンスを作られてしまった場面でした。

上手く反転して34ジャカをかわした
クルセフスキーからのパスを受けたケインに
右脚を振り抜かれてしまった49分過ぎの場面、
そのシュートは1ラムズデールのファインセーブで
ゴールを死守。

12サリバのパスをカットした
セセニョンからのパスを受けた
ケインからのリターンパスで
一気に抜け出してきたセセニョンに
至近距離からシュートを撃たれてしまった
51分過ぎの場面、
このシュートも1ラムズデールのファインセーブで
ゴールを死守。

その後もボールを支配したスパーズに
流れを掴まれ続けましたが
アーセナルは集中力を切らさずに
しっかりと対応したと思います。

その様な流れの中でも
何度かスパーズゴールに迫る場面はありました。

57分過ぎ、11マルティネッリのクロスを受けた14エンケティアが
巧みなトラップでマークに付いていたサールをかわして
右脚を振り抜きましたがロリスにセーブされゴールを奪う事は出来ず。

68分過ぎ、6ガブリエウからのパスを受けた34ジャカが
ドリブルで持ち上がった所から
ファーサイドに逃げる様に駆け上がって行った
14エンケティアにクロス気味のラストパスが送られ、
そのパスを受けた14エンケティアは右脚を振り抜きましたが
そのシュートは前に出てきたロリスにブロックされてしまい
残念ながらゴールを奪う事は出来ず。

34ジャカからのパスを受けた
14エンケティアのトラップが少し流れてしまい
シュートを撃つまでに1バウンド分
余計に時間を要してしまった為に
ロリスに前に出る時間を与えてしまったのは残念でしたが
一方でこの速攻の起点となった6ガブリエウのパスは
俊逸だったと思います。

ペナルティの手前でルーズボールを奪い返した6ガブリエウは
そのまま間髪入れずにダイレクトで
34ジャカにパスを出しました。
それまでの間、スパーズの攻勢を受け続けていましたので
試合を落ち着かせる為に
バックラインでボールをキープしても良い場面でしたが
前がかかりになっていたスパーズの陣形を見逃さずに
間髪入れずに34ジャカへパスを出す判断を下したのは
非常に良い判断だったと思います。

終盤もアーセナルゴールに迫られる場面はありました。

81分過ぎ、左サイドからのソンのFKに対して
前に飛び出した1ラムズデールがパンチングで弾き返し、
そこからソンのクロス、リシャルリソンのクロス、
クルセフスキーのクロス、ソンのシュート、
リシャルリソンのクロス、ソンのシュートと
波状攻撃が続きましたが全て弾き返し、
最後はリシャルリソンにシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートも1ラムズデールが
しっかりとセーブしてゴールを死守。

82分過ぎ、ロリスのフィードを
上手く6ガブリエウと入れ替わったケインが収め、
そのまま左サイドを侵入した所から送られた折り返しを
ソンにシュートを撃たれてしまいましたが
そのシュートは戻ってきた5トーマスがブロックして
枠を捉えさせず。

83分過ぎ、左サイドからのCKの流れから
深くまで侵入してきたクルセフスキーに
鋭いクロスが入れられてしまいましたが
そのクロスはニアに入ってきていた
ダイアーは合わせる事が出来ず
1ラムズデールが足でクリアーし
難を逃れました。

試合はこのまま逃げ切り
0−2で勝利!!

シーズンダブルを達成しました!!

そしてこの勝利は
スパーズとの力の差を見せ付けた勝利だけではなく
シティがユナイテッドとの
マンチェスターダービーで敗れた事を受けて
再び勝ち点差を8に広げる
非常に大きな勝利になったと思います。

そして次節はそのシティを敗ったユナイテッドとの対戦です。

今シーズンのPLで唯一の敗戦が
アウェイでのユナイテッド戦でしたので
その借りを返す試合になると共に
勝ち点差9の4位にまで順位を上げてきた
ユナイテッドの勢いを止める試合でもあり、
そして勝ち点差8に広がったシティとの差を
盤石にする為にも絶対に勝利が必要だと思います。

残念ながらムドリクの獲得が失敗に終わってしまった様に
未だにレギュラー組への負担は非常に大きいままですが
次のユナイテッド戦で勝ち点3を奪う事が出来れば
PL制覇に向けて一歩リードする事になると思いますので
しっかりとコンディションを整えて
ユナイテッド戦に挑んで欲しいと思います。


NORTH LONDON IS RED!!!!!!!


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3ティアニー     PL:0G0A EL:1G1A 
4ホワイト      PL:0G2A 
5トーマス      PL:2G0A
6ガブリエウ     PL:2G0A
7サカ        PL:6G7A EL:1G0A 
8ウーデゴール    PL:8G5A 
9ジェズス      PL:5G5A EL:0G1A 
11マルティネッリ   PL:7G2A FA:0G1A
12サリバ       PL:2G1A
14エンケティア    PL:2G0A EL:2G1A CC:1G0A FA:2G0A
16ホールディング   PL:0G0A EL:1G0A 
18冨安        PL:0G0A EL:0G1A 
21ヴィエイラ     PL:1G1A EL:1G1A FA:0G2A
24ネルソン      PL:2G1A EL:0G0A CC:0G1A 
25エルネニー     PL:0G0A FA:1G0A 
27マルキーニョス   PL:0G0A EL:1G1A 
34ジャカ       PL:3G4A EL:1G0A  
35ジンチェンコ    PL:0G1A


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