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PL23:Aston Villa vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Aston Villa 1−0 ARSENAL
2021年2月6日(土)Premier League, Villa Park

Goal 
 (2)Watkins


33Ryan

2Bellerín  16Holding  6Gabriel  17Soares

18T. Partey  34Xhaka

7Saka    32Smith Rowe    19Pépé

9Lacazette


(59)9Lacazette>>>14Aubameyang
(65)17Soares>>>11Ødegaard
(75)18T. Partey>>>12Willian


Substitutes
 13Rúnarsson
 22Marí
 21Chambers
 25Elneny
 8Ceballos
 35Martinelli


Arsenal 1.jpg連敗です。

負けるべきではない試合を
2戦連続落としてしまいました。

先発は前節のウルヴス戦で
退場処分を受けた1レノと
23D.ルイスに代わって
33ライアンと6ガブリエウが
それぞれGKとCBに入った以外は
前節と同じメンバーが組まれました。

試合は開始早々に
ミスから失点してしまいました。

2分、マックギンから送られた前方へのパスを
6ガブリエウがカットし、
そのボールを受けた17ソアレスが
6ガブリエウへ戻しましたが
そのパスが弱かった為に
トラオレに奪われてしまい
そのトラオレからの折り返しを
ワトキンスに決められてしまい失点。

前節非常に悪い形で敗れただけに
この試合の立ち上がりは大事にして欲しかったですが
悪い流れを助長する様に
ミスから失点してしまったのは
非常に良くなかったと思います。

その流れが影響してしまったかどうかは分かりませんが
この日のアーセナルは寄せが速く、
一歩踏み込んだ対応をしてくる
アストン・ヴィラに苦しめられ
中々良いリズムに乗る事が出来なかったと思います。

特に前半は要所要所の鍵となる場面で
パスやクロスはカットされ引っかかる、
ドリブルで突破を図っても引っかかって突破出来ない等
ボールは持っていても
前を向いて点と点を結ぶ様なプレーが繋がらず
結果として良い形でシュートを撃てる状況を
作る事が出来ませんでした。

よって前半の間で本当の意味で
アストン・ヴィラのゴールに迫ったのは
マルティネスのファインセーブで防がれた
28分過ぎの34ジャカのFKの場面と
一度はブロックされながらも
もう一度右脚を振り抜いた
43分の19ペペのシュートの場面位でした。

しかし後半に入ると徐々にゴールに迫る場面は増えました。

51分過ぎ、18トーマスのパスを受けた
32スミス・ロウからパスを受けた19ペペが
ペナルティ内に侵入した所から右脚を振り抜きました。
しかしカーブを掛けようとした
そのシュートは曲がり切らずに枠外へ逸れてゴールならず。

54分過ぎ、9ラカゼットのパスを受けた32スミス・ロウが
自らドリブルで割って入った所からシュートを撃ちました。
そのシュートはミングスにブロックされてしまいましたが
32スミス・ロウにはこの位の
ゴールに向かう強引さがあった方が良い様に感じます。

55分過ぎ、7サカからのパスを受けた2ベジェリンが
左脚でシュートを放ちましたが
マルティネスにセーブされゴールならず。

56分過ぎ、2ベジェリンからのパスを受けた7サカが
そのまま右脚を振り抜きましたが
ターゲットにブロックされてしまいゴールならず。

バウンドを合わせようとした為に
ターゲットに寄せる時間を与えてしまったのは
失敗だったと思います。
この試合のアストン・ヴィラの寄せの速さを考えれば
多少強引にでももう1バウンド前のタイミングで
撃った方が良かった様に感じます。

その様な状況の中で
いつもより早く動いたアルテタ監督は
9ラカゼットに代えて14オーバメヤンを投入しました。

63分過ぎ、34ジャカの浮き球のパスで
裏に抜け出した19ペペからゴール前に折り返しましたが
ゴール前の14オーバメヤンは押し込めず。

34ジャカからのパスが高かった為に仕方がありませんでしたが
もしも19ペペがダイレクトで折り返す事が出来ていれば
決定機になっていたと思います。

そして17ソアレスに代えて11ウーデゴールを入れて
7サカを左SB、32スミス・ロウを右サイド、
そして11ウーデゴールをトップ下に配する形に変更されました。

68分過ぎ、7サカからのパスを受けた34ジャカが
ダイレクトで入れた縦パスを19ペペが受け
トレゼゲのチャージを物ともせずに
ペナルティ内を切り込んだ所から
左脚で折り返しが入れられました。
その折り返しのボールはコンサに当たって
ゴールに向かって行きましたが
マルティネスに阻まれゴールならず。

83分過ぎ、左サイドから7サカが
32スミス・ロウへ出したパスのリターンを受けて
ペナルティ内に侵入した所からの折り返しを
11ウーデゴールが左脚を振り抜きました。

そのシュートは枠を捉えられませんでしたが
7サカからの折り返しがもう少し強く出ていたら
11ウーデゴールはもっと余裕を持って撃てていた様に感じます。

結局あと一歩の所まで行くのですが
アストン・ヴィラの強固なブロックを崩し切る事が出来ず
落としていけない勝ち星をまた落としてしまいました。

この様に残念な結果に終わってしまいましたが
今後に向けて良かった所もありました。

まず一つ目は33ライアンです。

前節のウルヴス戦で退場処分を受けて
出場停止中の1レノに代わり
移籍後初めて起用された33ライアンは
予想以上のパフォーマンスで
危険な場面を何度となく救ったと思います。

バークリーのパスを受けたワトキンスに
ミドルシュートを撃たれてしまった49分過ぎの場面、
マックギンがミドルシュートを放った53分過ぎの場面、
ワトキンスのパスを受けたグリーリッシュが
強烈なシュートを放った78分過ぎの場面
グリーリッシュのパスを受けた
ワトキンスが右脚を振り抜いた85分過ぎの場面等、
どれも危険なシュートでしたが
見事なセービングでゴールを守りました。

その様な中でも圧巻だったのはこの場面でした。

30分過ぎ、バークリーからのパスを受けたトラオレに
16ホールディングと17ソアレスの間を
ドリブルで抜け出されてしまい
そこから浮き球でゴールを狙われてしまいました。

それに対して前に出てきた33ライアンは
不用意に飛び込まずに
冷静にトラオレの動きを最後まで見定めてから
その浮き球に反応して
この決定的なピンチからゴールを守って見せました。

この様に先に動かずに相手の動きを見定める
駆け引きの妙も然り、
前記のセービングの場面でのファインセーブは勿論の事
ただセーブするだけではなく
弾いたボールをどこに弾き出すかまで
しっかりとコントロールされたセービング等、
33ライアンはGKとして基礎となる部分が
非常に高レベルのGKだと感じました。

約3シーズン半程の間、
ブライトンのゴールを守ってきたのは伊達ではなく
反対にこれだけのGKが
なぜブライトンで出番を失ってしまったのか?
そちらの方が不思議に思ってしまいます。

とにかく33ライアンの加入で
第2GK問題が解決したのは非常に良かったと思います。

そしてもう一つは11ウーデゴールです。

約7分だけだったユナイテッド戦に比べて
この試合では約25分程の出場時間が与えられましたので
11ウーデゴールが何をもたらしてくれるかが
少し分かった様に感じます。

まず左サイドから7サカからのパスを受けた
11ウーデゴールが走り込んできた19ぺぺに向けて
スルーパスを送った72分過ぎの場面の様に
スペースのない所でも苦にせず、
繊細なタッチのラストパスを送れる所は
やはり魅力に感じます。

そして枠を外してしまいましたが
7サカの折り返しに対して
左脚を振り抜いた83分過ぎの場面の様に
空いたスペースにタイミング良く入って来て
フィニッシュの局面に顔を出すセンスは
トップ下としては非常に重要な資質だと思います。

そして25分程の間ではありますが
PL独特の速く激しい状況に対しても
それ程苦にしていない様に観えましたので
今後連携面が築かれていけば
もっと良くなっていく様に感じます。

その一方で18トーマスが再びハムストリング?臀部?を
負傷してしまいました。

リーガに比べてPLは
フィジカル的な負担が多いリーグですので
その負担にまだ適応出来ていないだけかも知れませんが
その一方で元々体が硬いのではないかと
疑わしい部分もあります。

以前アップされたアーセナル公式のトレーニング動画の中で
列になって左右の脚を振り上げながら
ウォーミングアップする場面がありましたが
23D.ルイスなんかは胸の高さまで振り上げていたのに対して
18トーマスは90°も上がっていませんでした。

勿論、ただダラダラとウォーミングアップを
していただけかも知れませんが
こう何度もハムストリングや臀部を負傷する事を考えますと
根本的にそれらの筋肉が硬いのではないか?
反対に何度も負傷しているのならば
ストレッチ系のウォーミングアップは
もっとしっかりとするべきではないか?
と思ってしまいます。

18トーマスが中盤に入ればチームを変えるだけの力があるだけに
もう少しフィジカル的なケアに努めて欲しいと思います。

本来ならば落とすべきではない2試合を
良くない形で落としてしまいましたので
再びチームの中に悪い風が吹かないか
非常に心配です。

その様な状況にならない様にする為にも
次のリーズ戦は絶対に勝利しかないと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G2A EL:0G1A
3ティアニー     PL:1G1A EL:0G0A FA:0G1A
6ガブリエウ     PL:2G0A 
7サカ        PL:5G2A EL:0G1A CS:0G1A 
8セバージョス    PL:0G1A EL:0G0A
9ラカゼット     PL:8G2A EL:1G0A CC:1G0A FA:0G1A
12ウィリアン     PL:0G3A EL:0G0A
14オーバメヤン    PL:5G1A EL:1G0A FA:1G0A CS:1G0A
15M=ナイルズ    PL:0G0A EL:0G1A 
16ホールディング   PL:0G1A EL:0G0A
17ソアレス      PL:0G1A EL:0G0A
18トーマス      PL:0G1A EL:0G0A
19ペペ        PL:4G0A EL:3G3A
22マリ        PL:0G0A EL:1G0A
23D.ルイス      PL:0G0A EL:1G0A
25エルネニー     PL:0G0A EL:1G0A
24ネルソン      PL:0G0A EL:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:3G3A
30エンケティア    PL:1G1A EL:3G0A CC:1G0A
32スミス・ロウ    PL:0G3A EL:1G2A FA:1G0A
34ジャカ       PL:1G1A EL:0G0A
35マルティネッリ   PL:0G0A EL:0G0A CC:0G1A
38バログン      PL:0G0A EL:2G1A


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